エレン「なんだよ朝っぱらからうるせえなあ」ゴシゴシ
ジャン「どういうことだよ! 説明しろよ!」グイグイ
エレン「説明も何もそのまんまの意味だよ」フワァー
アルミン「朝起きたらそうなってたらしいんだ。 原因は分からない」
ジャン「マジかよ……俺のミカサが……」ガックリ
ミカサ♂「エレン、アルミン、着替え終わった。 行こう」サッ
ジャン(!! ミカサ♂……かっこいい//)ポッ
ジャン(って! これじゃ俺がホモみたいじゃねえか!!)
エレン「お、もうこんな時間か」
アルミン「朝食に遅れちゃうよ。 ジャンも早く」
ジャン「あ、ああ……」
ジャン(一刻も早く元の姿に戻してやらねーと!)
サシャ「ミカサの腹筋凄いですねー」サワサワ
ミカサ♂「……サシャ、くすぐったい」
コニー「ミカサ♂とか百人力だな! エレンの出る幕ねーかもな」ニヤニヤ
エレン「何だと!? ミカサには負けねえからな!」ムッ
ミカサ♂「勝ち負けなんて関係ない。 エレンは私が守る」キリッ
アルミン「♂バージョンで言われると説得力が凄いね」アハハ
ジャン「おいおい待て待てお前ら!! 何普通に順応してんだよ!?」
コニー「何だようるせぇなジャン。 ニンジン不足か?」ニャニヤ
ジャン「馬じゃねえよ! ……いや、だっておかしいだろ、こんなの……」
エレン「何がおかしいんだよ」
ジャン「ミカサが男になっちまったんだぞ!? お前ら……特にエレン! もっとショック受けろよ!」
エレン「ミカサは家族だし、性別が変わったくらいじゃ何も変わんねえよ」
ミカサ「エレン//」ポッ
ジャン「ぐぬぬ」
ジャン「ミ、ミカサは元の体に戻りたくないのかよ!?」
ミカサ♂「特に問題ない。 ……むしろ感謝している」
ジャン「え……?」
ミカサ♂「これで睡眠中や入浴時もエレンの傍にいられる//」アッカマーン
ジャン「ミカサ……さん……おっふ……」
ジャン(って、おっふしてる場合じゃねえ!)
エレン「えー、勘弁してくれよ……」ゲンナリ
ジャン「てめえこの野郎!! 羨まし……くない……のか?」
ジャン「今のミカサは男だし……でも……」ブツブツ
エレン「何ブツブツ言ってんだよ気持ち悪ぃ」
マルコ(ジャン、混乱してるな……)
クリスタ「おはよう! ミカサは♂でも♀でもかっこいいね!」
ユミル「相変わらずのイケメンっぷりだな」
クリスタ「ユミルだって負けてないよ//」
ユミル「ハハ、コイツぅ//」ヨシヨシ
ジャン(意にも介していないだと……!?)
ジャン「おいアニ! お前はどう思うんだよ!?」
アニ「……別にいいんじゃない。 元々男みたいなもんだし」
ミカサ♂「……どうも」
ジャン(いや、そこ感謝するところじゃねえだろ)
ライナー「お前はもうちょっと可愛げがあってもいいと思うがな」ハハッ
アニ「……うるさいよ」
ベルトルト「ぼ、僕は今のままのアニが素敵だと――
ジャン「だああもう!! 何なんだよお前ら!! 俺がおかしいのか!!?」ガタッ
アルミン(ジャンが錯乱した! 頼んだよマルコ!)サッ
マルコ(任せてくれ、アルミン!)コクッ
マルコ「ジャン、ちょっといいかな?」グイッ
ジャン「な、なんだよ……」
マルコ「ジャンはミカサのどういうところを好きになったの?」
ジャン「どこって……まず綺麗な黒髪だろ」
マルコ「男になってもそれは変わってないよ」
ジャン「うっ……強くて、クールで、凛としてて……」
マルコ「うんうん」
ジャン「気品があって、しなやかで、冷たいように見えるけど世話焼きで……」
マルコ「うんうん(ウザくなってきた……)」
ジャン「死に急ぎ野郎なんかより俺の世話を焼いてほしいつーか//」デレデレ
マルコ「ああもう!! それで? 君はミカサ♂についてどう思う?」
ジャン「どうって……そんなの問題ありまく……
~以下キルシュタイン氏の妄想~
ミカサ♂「ジャン、パンくずついてる」ヒョイッ
ミカサ♂「ジャンは私が守る」キリッ
ミカサ♂「ジャンは私がいないと早死にする……」
ミカサ♂「ジャンの幸せが私の幸せ//」ポッ
ミカサ♂「ジャン、結婚しよ」
アハハ……
ウフフ……
~妄想終了~
ジャン「……ないなwwwwwwwwwwwwwww」
マルコ「だよねwwwwwwwwwwwwwwwww」
~翌日~
マルコ「ミカサは元の姿に戻ったみたいだ。 良かったね、ジャン」
ジャン「……」ボー
マルコ「どうしたの、ジャン」
ジャン「……俺、ミカサ♂になら抱かれても良い//」ポッ
マルコ「oh……」
おしまい
勢いで書きなぐった
一部♂付け忘れた…
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