冬馬「目指せ!トップアイドルデュエリスト!」 (62)

この物語は

翔太「冬馬君、遊戯王って知ってる?」冬馬「遊戯王?」
翔太「冬馬君、遊戯王って知ってる?」冬馬「遊戯王?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417258711/)

の続編となります

なお、
・アドバンス召喚の可能性
・ご都合主義
・複雑すぎる展開
・卑劣な手
・天ヶ瀬戦隊トウマンジャー
などの要素が含まれているため苦手な方ブラウザバックを推奨します


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417951955

   、_>´/:::::::::::::/l:l::::i::::::::::::::::::ヽ
             フ:::,':::::;::::/ノハ:i、:::ト:::ト::::::::::::::',
              i::l::l:::/l:/  ´ /=ヽヾ ヾ 、::::::::::i 目指せ!トップアイドルデュエリスト!
              |::|::l/ '--‐''"    "''‐-- 、:i:::::}     ばい
            ∨rー‐‐‐‐´-,  r‐`‐‐‐‐‐、l::j
            ,-i| rチ死ネ`}‐‐{  'ヌ死ト、 }‐、
           {r ∧ `遺ン  j  t   遺ン´ノヾ}
            ∨ ! ''‐--‐''" , "'‐--‐''レ ノ
              `‐、   ト‐=‐ァ'   ,r ´
                 ヽ、 `ニニ´  /
               /ゝ、  . __ . イ 、

>>2
お前じゃねーよw
確かに名前似てるけどさwwwwwwwwwwwwwww
クソワロタwwwwwwwwwwwwwww

冬馬「えーと、このカードを使って相手のモンスターを除去できるついでに場に召喚できるから…」

北斗「やってるな冬馬」

冬馬「北斗か、ちょうどよかった」

北斗「どうしたんだ?」

冬馬「もうすぐ大会だからデッキをもう一度調整してるんだがどうも事故が起きてな…」

冬馬「事故を防ぐために攻撃封じやドロー系のカードを入れてるんだけど…」

北斗「どれどれ…?」

北斗「…ああ、なるほど 冬馬、回しているときリリース要因が足りないことってあるか?」

冬馬「ああ、それがこのデッキの事故となっている原因なんだ」

北斗「ならこれを入れるといい」

冬馬「H・C 強襲のハルベルト?」

北斗「そう、特殊召喚・貫通・サーチ…それらの要素を一つに詰め込んだハイスペックなカードだ」

北斗「一昔前、主にシンクロが活躍し初めたときなら確実に制限になっているな」

北斗「サイバー・ドラゴンですら制限になっていたんだ、昔ならこれが規制されてもおかしくない」

北斗「だがこのカードは無制限、それほど今の遊戯王はインフレしまくっているということだ」

冬馬「こりゃかなり強いな…、俺のデッキの欠点を補ってくれる」

冬馬「礼を言うぜ北斗、サンキュ!」

北斗「喜んでくれて俺もうれしいよ」

冬馬「さて、デッキもできたことだし、どっか飯でも食いに行くか」

北斗「そうだな、そうしよう 翔太にも後で声をかけないとな」

レストラン

翔太「ん~、おいしい♪」

北斗「冬馬、食事中にパフェは食わないほうがいい、太るぞ」

冬馬「別に良いだろ食いたいんだしさ」

翔太「ところで北斗君、何でこの店を選んだの?」

北斗「あ、そうそう、実は昨日電話があってね」

北斗「ここのレストランに来て欲しいと連絡があったんだ」

冬馬「ふ~ん、誰から?」

北斗「もうすぐ来ると思うけど…」

千早「プロデューサー、見つけました」

P「会いたかったぞ、冬馬」

冬馬「ん、あんたらは…765プロの…」

北斗「電話でここに来てほしいと言われてね」

冬馬「どうかしたのか?」

P「おとといの夜に俺たちのことを助けたお礼を言いたくて」

冬馬「おとといの夜? その時は北斗たちと一緒にいたぜ?」

千早「プロデューサー、やはり人違いでは? 髪も白かったですし」

千早「服のセンスもこれより遥かに優れていましたよ」

冬馬「さりげなくひどいことを言うなよ」

P「う~ん…、一体なんだったんだろうな…」

冬馬「一体何があったのか聞かせてくれないか?」

千早「ええ、実は…」

冬馬「シンクロを使った俺がおっさんをボコボコにしたって?」

千早「要約するとそんな感じね」

冬馬「悪い…、少なくとも俺じゃない…」

千早「それじゃあ別人だったのかしら? いやでも私たちのことを知っていたようですし…」

千早「おまけにカードを実体化させましたし…」

P「不思議なこともあるんだな…」

冬馬「あ、デュエルといえば俺最近遊戯王を始めることにしたんだ」

P「らしいな、北斗から聞いたよ」

冬馬「俺、実は今度の大会に出るんだ、よかったら応援しに来てくれ!」

P「そうなのか、時間があったらいくよ」

P「あっ、そうだ、せっかくだからこの本をあげるよ」

冬馬「これは?」

P「デュエルモンスターズのルールが細かく書いてある本だ」

冬馬「なんか辞書や電話帳並みの厚さだが…」

P「これを全部読まないとデュエリストとしてはやっていけないぞ」

冬馬「マジか…」

北斗「頑張れ、最初は誰もが通る道だ」

冬馬「最初で挫折しそうだぜ…」

マアデモヤレルダケヤッテミルカ

ガンバレ、オウエンシテルゾ

白冬馬「………」

店員「お客様、ご注文は?」

白冬馬「クリームソーダとストロベリーパフェ」

店員「かしこまりました」

夜の公園

白冬馬「どうやらここの冬馬は次に行われる大会に出るらしい」

白冬馬「尾行して話を聞いてわかった」

トマ冬馬「なるほど、ならタイミング的には大会で会ったほうがいいな」

トマ冬馬「だが誰が行くんだ? さすがに俺たち全員で行くのは目立ちすぎるぜ」

白冬馬「それなんだよなあ…」

赤冬馬「俺が行く」

トマ冬馬「お前が行くのか!? お前のデッキで大会に出たらブーイングの嵐だぞ!」

赤冬馬「だからこそだ…、あいつにデュエルの厳しさを教えてあげられる」

赤冬馬「それに罵声はもう聞きなれた」

トマ冬馬「…まあどうしてもと言うなら別に止めはしないが…」

白冬馬「決まりだな、それじゃあよろしく頼むぞ」

赤冬馬「任せろ」

大会当日

司会「さあ始まりました第10回デュエルモンスターズ大会!」

司会「今回も腕の立つのデュエリストが集まりました」

ワアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

司会「観客たちも大盛り上がりです!」

冬馬「まさかこんなに規模が大きいものだとは…、てっきりショップで十数人規模でやるものかと思ってたぜ」

北斗「すまんな冬馬、俺と翔太は仕事があって試合を見れそうにもない」

冬馬「気にするな、今度テレビで流れるからその時に見れば良いさ」

北斗「本当にすまない、それじゃあ俺はいくよ」

冬馬「じゃあな」

冬馬「…さて、あいつから貰った本の知識を生かすときが来たな」

冬馬「早速行くとするか」

※プレミやライフミス、効果ミス、手札ミスとかあったらごめんなさい

一回戦

トーマス「お前が俺の対戦相手か…、最初にファンサービスを与える相手にはふさわしいな」

冬馬「ファンサービスなら俺も与えることができるぜ」

トーマス「ならどっちのファンサービスが見事なのか勝負といこうじゃねえか!」

冬馬「おう!」

冬馬・トーマス「デュエル!」LP8000

冬馬「先攻は俺が貰うぜ、俺のターン!」

冬馬「手札から竜の霊廟を発動、青眼の白龍を墓地に送り伝説の白石を落とし効果により青眼を手札に加える」

冬馬「カードを一枚伏せ、カードカー・Dを召喚、カードカー・Dの効果でリリースして二枚ドロー」

冬馬「俺はこれでターンエンドだ」

トーマス「俺のターン、ドロー!」

トーマス「たっぷりと味わえよ…俺のファンサービスを!」

トーマス「俺は手札のギミック・パペット-ネクロドールを墓地に捨て、マシンナーズ・フォートレスを特殊召喚!」

トーマス「さらに自分の墓地のモンスターが機械族のみの場合、ネジマキシキガミを特殊召喚!」

トーマス「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」

トーマス「神竜騎士フェルグラント!」ATK2800

トーマス「バトル! フェルグラントでダイレクトアタック!」

冬馬「バトルフェーダーを手札から特殊召喚! よってバトルフェイズを終了する」

トーマス「姑息な真似を…、俺はこれでターンエン…」

冬馬「リバースカードオープン、手札断殺! 手札の超電磁タートルと青眼の白龍と超電磁タートルを墓地に送って二枚ドロー」

トーマス「くっ…、だがまあいい、いいカードを引いたぜ…」

冬馬「俺のターン、ドロー!」

冬馬「速攻魔法発動、銀龍の轟砲を発動!」

冬馬「墓地から青眼の白龍を蘇生! バトルだ! 青眼の白龍でフェルグランドを攻撃だ!」

トーマス「くっ!」LP8000→7800

冬馬「ターンエンド!」

トーマス「俺のターン、ドロー!」

トーマス「俺は墓地のネクロドールを除外してネクロドールを特殊召喚!」

トーマス「さらに手札からギミック・パペット ギア・チェンジャーを召喚!」

トーマス「ギアチェンジャーの効果発動! ネクロドールと同じレベルにする」

トーマス「俺は二体のギミックパペットでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」

トーマス「現れろ! No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス!」

トーマス「ヘブンズ・ストリングスの効果発動! ストリングカウンターを青眼の白龍とバトルフェーダーに乗せる!」

トーマス「さらにRUM―アーシェント・カオス・フォースを発動!」

トーマス「現れろ!CNo.40」

トーマス「人類の叡智の結晶で、悪魔よよみがえれ!ギミック・パペット-デビルズ・ストリングス!」ATK3300

トーマス「デビルズ・ストリングスの効果発動! ストリングカウンターが乗っているお前のモンスターを破壊する!」

トーマス「そして破壊した一番攻撃力の高いモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える!」

冬馬「…」LP8000→5000

トーマス「バトルだ! デビルズ・ストリングスでダイレクトアタック!」

冬馬「超電磁タートルを墓地から除外、バトルフェイズを終了する!」

トーマス「ムカつくぜテメェ!!俺のサービスをことごとく拒否りやがって!」

トーマス「なんで俺に気持ちよくデュエルさせねぇんだ!俺はお前が苦しむ姿を見ていたいんだよ!」

冬馬「ファンが苦しんで自分だけが楽しむサービスなんてファンサービスじゃねぇ!」

冬馬「俺が本当のファンサービスというのを教えてやる!」

冬馬「俺のターン、ドロー! 俺はオシリスの天空竜を墓地に捨てハードアームドラゴン特殊召喚」

冬馬「俺は簡易融合を発動! ライフを1000払い旧神ノーデンを特殊召喚!」

冬馬「ノーデンの効果で伝説の白石を特殊召喚」

冬馬「俺は3体のモンスターをリリース、オベリスクの巨神兵をアドバンス召喚!」ATK4000

オベリスクの巨神兵「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

トーマス「で、でけぇ…」

冬馬「バトルフェイズ! オベリスクでデビルズ・ストリングスを攻撃!」

トーマス「ぐうううううううううう!」LP7800→7100

冬馬「俺はこれでターンエンドだ」

冬馬 LP5000
トーマス LP7100

冬馬「俺はこれでターンエンドだ」

司会「すごい! すごいぞ! 初戦から高打点のモンスターが死力を尽くして戦っているぞ!」

司会「さあトーマス選手は相手の大型モンスターをどうやって対処するのでしょうか?」

トーマス(この状況…あいつの効果…、今の俺が持っているモンスターじゃやつを倒せるモンスターはあいつしかいねぇ…)

トーマス「俺のターン、ドロー!」

トーマス「ギミック・パペット-ギア・チェンジャーを召喚、さらにギミック・パペット-マグネ・ドールを特殊召喚」

トーマス「ギアチェンジャーの効果でレベルを8にして、No.22 不乱健をエクシーズ召喚!」ATK4500

冬馬「オベリスクより高い…だと…?」

トーマス「不乱健でオベリスクを攻撃! 不乱拳!」

冬馬「くっ!」LP5000→4500

トーマス「どうだ! お前のモンスターより俺のモンスターのほうが上回ったぜ!」

トーマス「次のターンで貴様の負けだ!」

冬馬「それはどうかな?」

トーマス「何?」

>>19はなしで

冬馬「俺はこれでターンエンドだ」

司会「すごい! すごいぞ! 初戦から高打点のモンスターが死力を尽くして戦っているぞ!」

司会「さあトーマス選手は相手の大型モンスターをどうやって対処するのでしょうか?」

トーマス(この状況…あいつの効果…、今の俺が持っているモンスターじゃやつを倒せるモンスターはあいつしかいねぇ…)

トーマス「俺のターン、ドロー!」

トーマス「ギミック・ボックスで断殺の効果で墓地に送ったシャドー・フィーラーを特殊召喚、さらにギミック・パペット-マグネ・ドールを特殊召喚」

トーマス「俺は二体のモンスターでエクシーズ召喚! No.22 不乱健をエクシーズ召喚!」ATK4500

トーマス「不乱健でオベリスクを攻撃! 不乱拳!」

冬馬「くっ!」LP5000→4500

トーマス「どうだ! お前のモンスターより俺のモンスターのほうが上回ったぜ!」

トーマス「次のターンで貴様の負けだ!」

冬馬「それはどうかな?」

トーマス「何?」

冬馬「俺のターン、ドロー!」

冬馬「俺はH・C 強襲のハルベルトを特殊召喚」ATK1800

冬馬「さらに帝王の烈旋を発動!このターン相手モンスターをアドバンス召喚の素材にできる!」

トーマス「なんだと!? ふざけるな! そんなことをさせるか!」

トーマス「不乱健の効果を発動! 手札を一枚墓地に送り守備表示にすることでカードの効果を無効にする!」

冬馬「危なかったな、その効果がなかったらお前は終わっていたぜ」

冬馬「俺は、ハルベルトで不乱健を攻撃だ!」

トーマス「…!」

冬馬「ハルベルトの効果で貫通ダメージを与える!」

トーマス「くっ…!」LP7100→6300

冬馬「さらにハルベルトの効果でハルベルトをサーチ、そしてターンエンドだ」

トーマス「俺のターン、ドロー!」

トーマス「死者蘇生を発動! ヘブンズストリングスを特殊召喚」

トーマス「さらに墓地のRUM-アージェント・カオス・フォースの効果でこのカードを手札に加える」

トーマス「俺は再びヘブンズ・ストリングスをランクアップ! カオスエクシーズチェンジ!」

トーマス「CX 熱血指導神アルティメットレーナーを召喚!」ATK3800

トーマス「アルティメットレーナーの効果発動!」

トーマス「このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる」

トーマス「デッキからカードを1枚ドローし、お互いに確認する」

トーマス「確認したカードがモンスターだった場合、さらに相手ライフに800ポイントダメージを与える!」

トーマス「俺が引いたカードは、ギミック・パペット-ギア・チェンジャーだ!」

冬馬「ぐう…!」LP4500→3700

トーマス「バトルだ!アルティメットレーナーでハルベルトを攻撃だ!」

冬馬「ぐ…があああああああああああああああああ!」LP3700→1700

トーマス「俺はターンエンドだ」

冬馬「へへ…、面白ぇじゃねぇか…、こんなにギリギリの緊張感が味わえるなんて…」

冬馬「やっぱデュエルはこうでなくっちゃな!」

トーマス「何笑ってるんだテメェ? 風前の灯だというのにその余裕は何だ?」

冬馬「楽しいんだよ、こんなデュエルが体験できるなんて…」

トーマス「何?」

冬馬「今度は俺がお前にファンサービスを与えてやる、ドロー!」

冬馬「俺は再びハルベルトを特殊召喚」

冬馬「さらにもう一枚の帝王の烈旋を発動、そしてアルティメットレーナーとハルベルトを生贄にささげ…」

冬馬「The tyrant NEPTUNE(ザ・タイラント・ネプチューン)をアドバンス召喚!」

トーマス「俺のモンスターを素材にしただと!?」

冬馬「帝王の烈旋は対象をとらない効果、よってアルティメットレーナーの耐性は無意味」

冬馬「さらにこのカードの攻撃力・守備力は、アドバンス召喚時にリリースしたモンスターの」

冬馬「元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値分アップする」ATK1800+3800→5600

トーマス「何なんだこれは!?」

冬馬「まだだ!このカードがアドバンス召喚に成功した時、墓地に存在するリリースした効果モンスター1体を選択し」

冬馬「そのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る! 俺はアルティメットレーナーを選択する!」

トーマス「馬鹿な…!?」

冬馬「俺はタイラント・ネプチューンで攻撃だ!」

トーマス「ぐわああああああああ!!!!!」LP6300→500

冬馬「ターンエンド」

トーマス「俺のターン、ドロー!」

トーマス「ギミックパペット マグネドールを除外してネクロドールを特殊召喚」

トーマス「さらにギミック・パペット-ギア・チェンジャーを召喚、二体のモンスターでエクシーズ召喚!」

トーマス「No.15 ギミック・パペット―ジャイアントキラー!」DEF2500

トーマス(これで何とか凌いでやるしかない…)

トーマス「カードをセットしてターンエンド」

冬馬「俺のターン、ドロー! 来たぜ来たぜ! 勝利のキーカード!」

冬馬「死者蘇生を発動、オベリスクの巨神兵を特殊召喚!」

トーマス「くっ…、そうはさせるか! 罠発動! 強制脱出…何!?」

冬馬「対象をとる効果を受けないからトラップは効かないぜ!」

トーマス「理不尽すぎるだろ…」

冬馬「ネプチューンでジャイアントキラーを破壊、そしてオベリスクの巨神兵でダイレクトアタックだ!」

冬馬「ゴッド・ハンド・クラッシャー!」

トーマス「ぐわああああああああああああああああ!」LP500→0 ピー

司会「決まったああああああ!勝者は、天ヶ瀬冬馬選手!」

司会「高い攻撃力同士の必死の攻防、お見事でした!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!

トーマス「ぐぅ…、俺のファンサービスが…」

冬馬「ファンサービスは一方的に押し付けるものじゃない」

冬馬「自分がされて嬉しいと思えることをすることが本当のファンサービスじゃないのか?」

トーマス「アイドルが言うと説得力あるな…」

トーマス「もう一度考え直すか…、ファンサービスについて…」

二回戦

旅行者ナッシュ「君が私の対戦相手か、よろしく願おう」

冬馬「ああ、楽しいデュエルをしようぜ!」

旅行者ナッシュ・冬馬「デュエル!」LP8000

旅行者ナッシュ「私のターン、光天使ウィングスを召喚!!」

旅行者ナッシュ「ウィングスの効果で光天使ブックスを特殊召喚!」

旅行者ナッシュ「ブックスの効果発動!手札の禁じられた聖槍を捨て光天使セプターを特殊召喚」

旅行者ナッシュ「セプターの効果で光天使スローネを手札に加える」

旅行者ナッシュ「私は3体の光天使で、光天使グローリアス・ヘイローをエクシーズ召喚!」

旅行者ナッシュ「そして光天使が特殊召喚したことで手札からスローネを守備で特殊召喚しカードを一枚ドローする」

旅行者ナッシュ「私はカードを2枚伏せてターンエンドだ」

冬馬「俺のターン、ドロー! 大嵐を発動!」

旅行者ナッシュ「何!?」

冬馬「さらに魔法カード発動、ブラックホール」

旅行者ナッシュ「なんて卑劣な!?」

冬馬「全て壊すんだ!」

旅行者ナッシュ「そうはいかない! ヘイローの効果で素材を取り除き破壊を防ぐ!」

冬馬「だがこれでお前の場には素材のないヘイローだけになったぜ」

冬馬「俺は手札から神縛りの塚を発動!そしてH-C 強襲のハルベルトを特殊召喚」

冬馬「さらに簡易融合を発動、エルシャドール・ミドラーシュを特殊召喚」ATK2200

冬馬「そして二体のモンスターをリリースして、The tyrant NEPTUNEをアドバンス召喚!」

冬馬「ネプチューンの攻撃力はリリースしたモンスターの攻撃力を足した数字となる」ATK1800+2200=4000

冬馬「ネプチューンの効果で対象はミドラーシュ、これでネプチューンはミドラーシュと同じ効果を持った」

冬馬「バトルだ! ミドラーシュと化したネプチューンでヘイローを攻撃!」

旅行者ナッシュ「うわああああああああああ!!!!!」8000→6500

冬馬「俺はこれでターンエンドだ」

旅行者ナッシュ「くっ…、ミドラーシュと同じ効果を持ったモンスター…」

旅行者ナッシュ「つまり打点の高いミドラーシュということか、しかもフィールド魔法のせいで対象をとる効果を受けない…」

旅行者ナッシュ「今の私は手札0・場0の絶体絶命ながけっぷちに追い込まれている…」

旅行者ナッシュ「だが、そこから必ず立ち上がる!そして最後には敵を圧倒し殲滅する!私のターン!!」カンコーン!

旅行者ナッシュ「バリアンズ・カオス・ドロー!」ゴオオオオオオオオ!!!

旅行者ナッシュ「私が引いたカードは、RUM―七皇の剣だ!」

旅行者ナッシュ「これでいつでも、ノーブルデーモンを呼び出すことができ…」

旅行者ナッシュ「ハッ!?」



Q:《エルシャドール・ミドラーシュ》が存在する時、《高等紋章術》《RUM-七皇の剣》《ゲイザー・シャーク》の効果を発動できますか?
A:いずれも発動できません。(14/05/26)



旅行者ナッシュ「そうか…、お前の本当の狙いは…」

冬馬(いや、ねらってねぇから…)

旅行者ナッシュ「…ターンエンド」

とりあえずここまで

冬馬「俺のターン、ドロー」

冬馬「もう一度簡易融合を発動、ノーデンを特殊召喚し、ハルベルトを特殊召喚」

冬馬「エクシーズ召喚、No.39 希望皇ホープをエクシーズ召喚」ATK2500

冬馬「バトル! 二体のモンスターで攻撃だ!」4000+2500=6500

旅行者ナッシュ「ぐわあああああああああああああああああ!!!!!」

司会「またまた勝者は冬馬選手!」

司会「理不尽な効果と打点を兼ね備えたモンスターを召喚するとは、お見事です!」

旅行者ナッシュ(やっぱ無理…なんで第9期のテーマは相手の展開を阻害する効果を持つカードが多いんだ…)

旅行者ナッシュ(すまないみんな…非力な私を許してくれ…)

冬馬「よっしゃあ! また勝ち上がったぜ!」

その後次々と現れる強敵を前にしても怯まず勝ち進んだ

冬馬「死者蘇生を発動! オシリスを特殊召喚し、攻撃力5000のオシリスでコマンダーを攻撃だ!」

本田「ぐわあああああああああああ!!!!!」

冬馬「青眼の白龍三体とオベリスクの巨神兵でダイレクトアタックだ!」

九庵堂栄太「ぎょえええええええええええええ!!!!!」

冬馬「ウォーター・ドラゴンをオベリスクで攻撃だ!」

  「うわあああああああああああああああ!!!!!」

冬馬「ここまで来たら優勝あるのみだ!」

マエストロの時代があったことを俺は忘れないからな

決勝戦

司会「さあ始まりました! いよいよ決勝戦です!」

司会「ここまで数々の熱いデュエルは見事なものでした!」

司会「果たして最後の試合は一体どのような展開で私たちを驚かせてくれるのでしょうか!」

司会「それでは、選手入場です!」

司会「赤コーナー、有名アイドルジュピターの一人、天ヶ瀬冬馬!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

冬馬「よし、一著やってやるか!」

司会「青コーナー、遠いところから遥々やってきた決闘者、ピピン板橋ィィィィィィィ!」

冬馬「ピピン?」

赤冬馬「…」

冬馬「え…、俺にそっくり…?」

ザワザワ ザワザワ

「なんだよ…、結局あいつが勝ち進んだのか」「つまんねーな…」

「決勝もあいつの勝ちなのかな」「クソゲー確定だな」「マジくたばればいいのに…」

冬馬「な、なんだ…? なんなんだこの反応は…」

冬馬「さっきまであんなに盛り上がっていたのに…どうして?」

赤冬馬「なんでこんな冷たい反応をしたのか? 戦えばわかるさ…」

冬馬「?」

赤冬馬「さあ、デュエルだ!」

冬馬「お、おう…」

赤冬馬・冬馬「デュエル!」LP8000

赤冬馬「俺のターン、カードを5枚伏せてターンエンドだ」

冬馬(ガン伏せ!? 手札事故か? それともアーティファクトか?)

冬馬(とりあえず何かあるのは間違いない…ここは大嵐で破壊しよう!)

冬馬「俺のターン、ドロー! 大嵐を発動、全ての伏せカードを破壊する!」

赤冬馬「トラップカードオープン、強欲な瓶発動、さらにチェーンして仕込みマシンガンを発動」

赤冬馬「さらにチェーンして和睦の使者を発動、さらにチェーンして積み上げる幸福を発動」

赤冬馬「最後に速攻魔法、連鎖爆撃を発動、連鎖爆撃はチェーンした数×400のダメージを与える」

赤冬馬「合計チェーンは6回、よって2400ダメージを与える」

冬馬「何!?」LP8000→5600

赤冬馬「積み上げる幸福の効果で二枚ドロー、和睦の使者でこのターン受けるダメージは0になる」

赤冬馬「さらに仕込みマシンガンでお前のフィールド上のカード×200のダメージ、つまり1200ダメージを与える」

冬馬「うぐっ!?」LP5600→4400

赤冬馬「最後に強欲な瓶の効果で一枚ドロー、これで処理を終了する」

冬馬「な、なんだあいつのデッキは…、一気にライフが削り取られた…」

観客たち「ほらまたチェーンバーンだよ」「萎えるんだよね、正直こういうのやってほしくないよ」

観客たち「マジつまんない」「クソゲー確定だよ、言ったとおりだ」「引っ込め臆病者!」

冬馬「なんでみんなそんなに詰まんなさそうに不平を…?」

赤冬馬「簡単な理由だ、みんなが見たいのはモンスター同士が力と力でぶつかり合うところだ」

赤冬馬「モンスターを駆使して戦うことがデュエルモンスターズの醍醐味だからな」

赤冬馬「だから終焉のカウントダウンやチェーンバーン、こういうモンスターをあまり使わず魔法罠を中心とした戦法は好まれない」

赤冬馬「気持ちはわかる、せっかく苦労して出した大型モンスターが攻撃できずになすすべもなくやられるというのは不快感が半端ねぇからな」

冬馬「わかるんだったらなんでそのデッキを使うんだ?」

赤冬馬「お前にデュエルの厳しさを教えてやるためだ」

冬馬「何?」

赤冬馬「本当のデュエルは遊びではなく一瞬で片がつく戦争だということをわからせてやる」

赤冬馬「さあ、あがいてみせろ!」

冬馬「くそっ…」

冬馬(和睦の使者の効果であいつにダメージが与えられない、ここはとりあえず…)

冬馬「手札からH・C 強襲のハルベルトを召喚、そしてターンエンド」

赤冬馬「俺のターン、ドロー」

赤冬馬「カードを二枚伏せてターンエンド」

冬馬「俺のターン、ドロー!」

冬馬「俺は手札からもう一枚ハルベルトを召喚」

赤冬馬「罠発動、自業自得、チェーンして仕込みマシンガンを発動、合計2000のダメージを与える」

冬馬「くっ…!」LP4400→2400

冬馬「バトルだ! ハルベルトで攻撃だ!」

赤冬馬「速攻のかかしを発動、攻撃を無効にする」

冬馬「…!」

赤冬馬「どんな気分だ? モンスターがいないのにライフを削れなくて悔しいか?」

冬馬「うっ…!?」

オクビョウモノオオオオオオオオ! マジメニタタカエエエエエエエ!

冬馬「…辛くないのか? これほどまでの罵声を浴びて、なんとも思わないのか?」

赤冬馬「いままでずっとヘイトというヘイトを受け続けてきた、もう慣れたさ」

赤冬馬「冬馬、お前がもし俺に勝つことができたら観客たちは今までにないくらいの歓声を上げるだろう」

赤冬馬「だが負けた場合は不平不満を撒き散らしながら帰っていくだろう」

赤冬馬「どうしてもトップアイドルデュエリストを目指すなら、俺に勝って観客たちのボルテージを最大にまで上げてみろ」

冬馬「…ターンエンド」

赤冬馬「俺のターン、ドロー!」

赤冬馬「カードを一枚セット、さらにカードカー・Dを召喚しリリース、二枚ドローしてエンドだ」

冬馬「俺のターン、ドロー!」

赤冬馬「罠発動、無謀な欲張、カードを二枚ドローする」

冬馬(この状況…、あいつの場はがら空きだがほぼ間違いなく手札から発動するモンスターがいる)

冬馬(このまま普通に攻撃したら間違いなく妨害される)

冬馬(だったら…!)

冬馬「俺は竜の霊廟を発動、デッキから青眼の白龍、伝説の白石を捨て、効果で青眼の白龍を手札に加える」

冬馬「トレードインを発動! 青眼の白龍を捨て、カードを二枚ドロー!」

冬馬「速攻魔法、銀龍の轟砲! 青眼の白龍を蘇生」

冬馬「さらに手札から死者転生、増殖するGを捨てて伝説の白石を手札に加える」

冬馬「調和の宝札を発動! 伝説の白石を捨ててカードを二枚ドロー!」

冬馬「さらに伝説の白石の効果で青眼の白龍を手札に加える」

冬馬「手札断殺で青眼の白龍二枚を捨て二枚ドロー!」

赤冬馬「威嚇する咆哮と自業自得を捨て二枚ドロー」

冬馬「…よし、これなら!」

冬馬「手札から死者蘇生を発動、青眼の白龍を特殊召喚」

冬馬「そしてハードアームドラゴンを通常召喚」

冬馬「ピピンといったな…、見せてやるぜ!」

冬馬「俺の決意を、俺の執念を、俺のデュエルを!」

冬馬「俺はハードアームドラゴンと二体の強襲のハルベルトで、エクシーズ召喚!」

冬馬「No.16 色の支配者 ショック・ルーラー!」ATK2300

赤冬馬「この土壇場でショック・ルーラーだと!?」

冬馬「ショックルーラーの効果発動! 素材を取り除くことで相手のエンドフェイズまで…」

冬馬「選択したカードの種類を無効にする、俺はモンスターを選択!」

赤冬馬「なるほどな…」

赤冬馬(確かにこれならバトルフェイズで発動する俺のかかしやフェーダーが効かない)

赤冬馬(短時間でここまで成長するとはな…、見直したぜ)

冬馬「バトルだ! 青眼の白龍二体とショックルーラーでダイレクトアタックだ!」

赤冬馬「…」LP8000→0 ピー

観客たち「………………………」

司会「………あっ…」

司会「か…勝ったのは…天ヶ瀬冬馬選手だアアアアアアアアア!!!!!!!」

司会「チェーンバーンを諸共せず、勝利を勝ち取ったぞおおおおおお!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

観客たち「チェーンバーンを倒したぞ!」「スカッとしたぜ!」

観客たち「見直したぜ冬馬!」「あまとうすごい!」「チェンバざまあw」

冬馬「…や…やったあああああああ!」

赤冬馬「冬馬、終わったら入り口の前に来い、合わせたい人がいる」

冬馬「え? お、おうわかった」

司会「優勝した天ヶ瀬冬馬選手には特製D―ホイール、クリムゾンブラックカラーを差し上げます」

司会「皆様、遥々大会にお越しいただいてありがとうございました!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

赤冬馬「待ってたぜ」

冬馬「それで、合わせたい人って誰だ?」

赤冬馬「着いて来い、この先にいる」

冬馬「この先?」




赤冬馬「ここにいる」

冬馬「ここって…、俺の家じゃないか」

赤冬馬「そうだ」ガチャ

冬馬「え、おい!? どうして俺の家の鍵を持ってるんだよ!?」

赤冬馬「ここは俺の家だからだ」

冬馬「はあ? 何言ってんだ? ここは俺の家だぞ」

赤冬馬「こっちの世界も俺の世界も部屋は同じだから鍵がそのまま使えるから便利だな」

冬馬「世界って何の話だ?」

赤冬馬「入ったらわかる」キイイイイイイ

赤冬馬「帰ったぜ」

白冬馬「お帰り」

黒冬馬「こいつがここの俺か」

青冬馬「だっせぇ服だな」

冬馬「………」

冬馬「はああああああああ!!!!!?」

赤冬馬「やっぱりそういう反応をしたか」

青冬馬「まあ俺たちも同じ反応をしたからな」

トマ冬馬「同じ顔をした人間がたくさんいるって結構不気味だよな」

冬馬「お前ら…、一体誰なんだ? なんで…なんで俺がたくさんいるんだ!?」

黒冬馬「どこから話したほうがいいんだ?」

白冬馬「話すとしたらまずこの世界の不可思議な現象について話さないとな」

冬馬「現象?」

白冬馬「冬馬、お前は北斗たちとどれくらい長い間一緒にいたかわかるか?」

冬馬「それはまあとても長く…」

白冬馬「どれくらいだ? 数ヶ月か? 1年か?」

冬馬「それは…とても長い…」

白冬馬「…はぁ、具体的な年数は答えられないか、なら質問を変えよう」

白冬馬「お前は今いくつだ?」

冬馬「17だが」

白冬馬「それじゃあアイドルをはじめた時の年齢は?」

冬馬「17」

白冬馬「じゃあどれくらいアイドルを続けたかわかるか?」

冬馬「それは……………あれ?」

白冬馬「気づいたか?」

白冬馬「お前は体感では年単位で長い間アイドルを続けていたのに成長もしていなければ時間もたっていない」

白冬馬「永遠に一年をループしながら生き続けているんだ」

冬馬「そんな馬鹿な…!?」

白冬馬「現にお前は長い時間をすごしてきたにもかかわらず全く変わってないじゃないか」

冬馬「確かにそうだが…でもどうして…?」

白冬馬「それはこの現象を作り出した元凶がいるからだ」

白冬馬「その名も黒井七皇!」

冬馬「黒井七皇!?」

白冬馬「幾度となく自分の計画が潰れ、嫌気を指した黒井社長は平行世界の黒井社長を集め…」

白冬馬「全並行世界の時を支配して絶対にアイドルがトップになれない世界を作り上げたんだ」

冬馬「ちょっとまて!? まるで意味がわからねえよ!」

冬馬「平行世界のおっさんってなんだよ!? なんでおっさんが時間を支配できるんだよ!?」

白冬馬「この世の中にはさまざまな世界がある」

白冬馬「アイドルがロボットだという意味を持つ世界に不思議な生命体がいる世界、おっさんはいるが俺たちがいない世界とかな」

白冬馬「世界がたくさんあることを知ったある一人のおっさんはある手段を使って平行世界のおっさんを呼び集めて自らの野望を果たそうと躍起になっている」

白冬馬「そしておっさんたちがそんな神に等しい力を手に入れた原因はこれ、デュエルモンスターズにある」

冬馬「デュエルモンスターズ?」

白冬馬「おっさんは765プロに敗れてからどうすれば妥当できるのか考えていた」

白冬馬「そんなある日、彼は宇宙のかなたから授かったある光の力でカードを具現化し、自分の力にするようにした」

冬馬「どこをどうやったらそんなことができるんだよ!?」

白冬馬「お前もできるはずだぞ、知らない間に見たことないカードがデッキに入ってあっただろ」

冬馬「あっ…、それじゃああのオベリスクはお前らの言う光によって…」

白冬馬「ああ、だがおっさんのとは違うものだ、おっさんの場合は全てを滅ぼす破滅の光、俺たちはそれを食い止めるための正義の光だ」

白冬馬「差し詰め、光で悪用しようとしているおっさんの暴走を止めるために光が俺たちが選んだんだろう」

白冬馬「破滅の光の力を手に入れたおっさんたちはカードの力を利用して時間と空間、運命を操る力を手に入れた」

白冬馬「そのせいで何年たっても町の見た目に変化がなかったり3周年といいながら年齢が全く変わらなかったり」

白冬馬「2年後が絶対に経つことなく約束を守れなかったり、輝きの向こう側へいけなくなったりする不可思議な現象が起こってしまった」

白冬馬「しかも一般の人にはこの現象に気づいていない、気づいているのは正義の光の力を持っているお前を含めた俺たち冬馬7人だけ」

白冬馬「そして黒井七皇に対抗できるのは俺たち7人だけだ」

白冬馬「奪われた時間を取り返すために俺と一緒に戦ってくれ」

冬馬「…正直そんな話、まだ理解できないんだが、おっさんがそんな悪いことをしているんだったら止めないといけないな」

冬馬「わかった、お前たちに協力するぜ! できることがあったら言ってくれ!」

白冬馬「助かる」

冬馬「後、さっきから気になってたけどなんで髪の色が全員ばらばらなんだ?」

白冬馬「もともとはお前と同じ色だったがデュエルをしているときに光の影響で髪の色とデッキが変わったんだ」

白冬馬「例えばシンクロが白、エクシーズは黒、儀式なら青とかな」

白冬馬「茶色のお前はメインに入る効果モンスターを軸にしているって所か」

白冬馬「区別しやすくて結構便利だが周りからはイメチェンとか染めたとかカラコンとか誤解されたな」

冬馬「そうなのか…ところでさっき7人といったが一人足りなくないか?」

白冬馬「紫は…」

トマ冬馬「紫は961プロに進入していろいろ調べていた時に原因がわからないけど凄い怪我を負ってな」

トマ冬馬「命からがら逃げ出したようで俺たちが救助の連絡を貰って駆けつけたときには安心して気絶して」

トマ冬馬「今病院で入院している、まだ意識不明だから何があったのかわからないけどな」

冬馬「そんなに危険なものなのか?」

黒冬馬「下手したら命にかかわるな」

冬馬「えっ……?」

黒冬馬「言葉を失ったか、そりゃそうか 普通ゲームで命かけることなんてないからな」

白冬馬「まあ危険が伴うがこれからよろしく頼むぜ、冬馬!」

冬馬「あっ………ああ、任せとけ…!」

白冬馬「それじゃあ俺たちは一旦戻るとするよ」

白冬馬「後一人じゃこれから何が起こったときに対応し辛いから黒をおいていく、何かあったら彼に頼ってくれ」

黒冬馬「よろしく」

冬馬「おう、よろしくな!」

白冬馬「それじゃあな」

青冬馬「しっかりやれよ」

赤冬馬「ふん…」

トマ冬馬「カレー作っておいたから食べろよ」

バタン

冬馬「…」

黒冬馬「びびってるのか?」

冬馬「んなわけねぇだろ! そんなんで怖気づく俺じゃねえよ!」

黒冬馬「ならいいけどな…さあ、腹減ったからカレー食おうぜ」

冬馬「ああ」

961プロ

黒井たち「フフフフフ…」

「我ら! 黒井の七つ星!」

黒井G「真の黒魔道師使い、黒井!」

黒井F「全ての運命はわが手の中、黒井!」

黒井E「唸る侵喰が神をも感染する、黒井!」

黒井D「フハハハハ! 私、黒井!」

黒井C「膨大な書物すら瞬間読破、知性の剣、黒井!」

黒井B「黒井の黒き黒井、黒井!」

黒井A「そして私が、黒井を統べる者、黒井!」

黒井B「冬馬の奴…、ついに最後の冬馬を仲間に引き入れたか…」

黒井C「冬馬共の妨害が邪魔であの冬馬を処分できなかったが…これはやっかいになった…」

黒井F「もううかうかしていられん、早めに片をつけよう、誰が行く?」

黒井E「私が行こう」

黒井A「ほう…、黒井E、お前がやるというのか?」

黒井E「私が本気を出せば冬馬の一人や二人、簡単に潰せる」

黒井E「もうあいつと遊ぶのも飽きたからな、遊び終わったおもちゃは捨てるのがいい」

黒井A「ならお前に任せよう」

黒井E「期待して待ってろ、冬馬の首を土産に持ち帰ってやる」

黒井G「待て、私も行こう」

黒井E「お前も来るのか?」

黒井G「私のブラック・マジシャンであいつらと遊びたくなった」

黒井G「それに今の私にはこのカードがある、これがあれば先行1ターンキルも可能だ」

黒井A「ならお前たちに任せよう、吉報を待ってるぞ」

黒井E・G「任せるがいい」

黒井A「冬馬どもめ…私たちに逆らったことを後悔させてやる」

終わり

今日のカード

The tyrant NEPTUNE(ザ・タイラント・ネプチューン)
効果モンスター
星10/水属性/爬虫類族/攻 0/守 0
このカードは特殊召喚できない。
このカードはモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は、アドバンス召喚時にリリースしたモンスターの
元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値分アップする。
このカードがアドバンス召喚に成功した時、
墓地に存在するリリースした効果モンスター1体を選択し、
そのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。


冬馬「あらかじめモンスターを特殊召喚して簡易でミドラーシュだしてリリースしておけば
打点の高いミドラーシュができてサレンダーの嵐が起きるぞ!」

冬馬「帝王の烈旋でダークロウをリリースしておけば打点の高いダークロウができて相手のカードが除外されまくるぞ
さらに神縛りの塚を張れば突破困難なモンスターに仕上がるぞ!」

冬馬「召喚するのには手間がかかるができた時は勝利を確信できるぜ!」

冬馬「ただ帝王の烈旋と簡易融合は同じターンには一緒に使えないから気をつけろよな!」

次回予告

突然冬馬の前に現れた黒井社長E
黒井社長Eは冬馬に襲いかかろうとするが黒冬馬がそれを阻止、代わりに社長に決闘を申し込む
黒冬馬は冬馬から借りた一枚の神のカード、ラーの翼神竜を使って黒井社長Eに対抗する
余裕を見せた黒井社長Eだが黒冬馬は信じられない方法でラーの翼神竜を使いはじめた!
一方別のところで白冬馬と黒井社長Gのデュエルが始まっていた

次回、『儚い希望の光! 解き放たれる神、ラーの翼神竜』お楽しみはこれからだ!

チェーンバーンを批判した内容を書いてしまいましたがこれは実際に自分が実際に起こった出来事をオーバーに表現したものです

デュエルはいろんな戦法を使って戦うものなのでその戦法を否定せずに対策を考えながら楽しくデュエルをしたら良いですね

ただし魔導と征竜、お前らはダメだ

次回はラーを使います


機械族にキメフォはやめてください死んでしまいます

ああ、また間違えた

>>21

×トーマス「ギミック・ボックスで断殺の効果で墓地に送ったシャドー・フィーラーを特殊召喚、さらにギミック・パペット-マグネ・ドールを特殊召喚」


○トーマス「ジャンク・パペットで断殺の効果で墓地に送ったシャドー・フィーラーを特殊召喚、さらにギミック・パペット-マグネ・ドールを特殊召喚」

>>15
マシンナーズフォートレスは☆7
>>17
アー『ジ』ェントカオスフォース
>>37
お前のフィールドの× お前の『手札』フィールドの○
>>39
ダメージはフィールドのハルベルト×2と手札4枚で2200
>>41
ブルーアイズ四枚あるぞ

>>16
断殺で冬馬が手札を3枚墓地に送ってる

乙でした
黒井ABDのデッキが予想できねぇ…

おつー

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