男「春休みだー…。開けたら高校生だー…。」

友「ああ、そうだなー…。」

友「開けたら、俺とお前で違う学校に通うもんなー…寂しくなるなー。」

男「なんだそれなんかキモいぞ？」

友「そうか？」

男「少なくとも僕にはキモく聞こえた。」

友「それはすまんな。」

男「謝ったのならいいよ。…ってか、寂しくなるっつっても、家そこまで遠くないじゃん。」

友「5分くらいか？」

男「そんぐらいじゃない？とにかくお前大袈裟過ぎ。」

友「おいおい、こちらとら心配してるんだぜ？」

男「僕がお前に心配されることがあると？」

友「…。」

男「…なんだよその目。」

友「…いや、中学でぼっちになりかけのやつがなに言ってんのかなって。」

男「う、うるさい！」

男「僕はあの時とはもう違うんだ。お前だって知ってるだろ。」

友「まあ自分で言うのもアレだが、そのきっかけを作ったのは俺だしな。」

男「…その折は本当に感謝してるよ。」


───────
────
──

友「じゃーなー。」

男「あ、うん。また今度ね。」

男「…。」

男「また今度っていつななるのかな？」

男「ただいまー…って誰もいないか。」

男「…ん？置き手紙？何々…」

『今日も遅くなるから、冷蔵庫のやつあっためて食べてね 母』

男「…今日も悲しい晩御飯だな。」

男「勉強やって寝よ。」

男「…寂しいな。」

翌朝。

男「ん…はぁ…。ああ、朝か。今日も休みだー…。」

男「母は結局帰って来なかったんだな…。」

男「…顔洗お。」

…………

男「ん…。」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

男「んんー！スッキ…リ…って誰だこれ？すごいかわいい女の子が…」

男「あれ？僕こんな声高かったっけ？」

男「え？あれ？」

男「…これ僕？」

男「」

男「ど、どどどどどうしよう!?こんなのラノベとかだけじゃないの!?」

男「まさか僕がこんな目に遭うなんて…。」

男「いやいや、悲観してる場合じゃない。どうにかして元に戻さないと…。」

男「えっと、母さんはもう仕事で、父さんは単身赴任…2人とも忙しいだろうから頼れない…。」

男「他の知り合い…そうだ、友！」

男「あいつなら今日も暇なハズ…いける！」

男「そ、そうと決まれば早速…。」

男「で、電話…！」ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

男「…。」ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

男「は、早く…！」

ｶﾞﾁｬｯ

男「!!」

友『もしもし、こちら友ですが。』

男「と、友！」

友『…？どなた様ですか？』

男「あ…ああ今僕女だった！とにかく友！今すぐ僕の家に来て！」

友『…えーと、僕の家と言われましても、あなたの家を知らないのですが…ってかあなた誰です？』

男「僕は男だよ！お前の親友の！」

友『またまたご冗談を…。俺の親友の男は女じゃないですよ。』

男「ああもう！とにかく僕の家、男の家に来て！」

こちらも中々面白そうだ

男「…。」ｿﾜｿﾜ

男「…。」ｿﾜｿﾜ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

男「友！」ﾀﾞｯ

友「お邪魔しまー…す!?」

男「友！ぅぅうう！」

友「男…ではないよな。もしかして妹さん？」

男「バカ言え！僕に兄弟姉妹がいないのはお前も知ってるだろう！」

男「電話に出たのも今ここにいるのも正真正銘僕だ！男本人だ！」

友「事情は読み込めんが…とりあえず中に入れてくれないか？」

男「う…うん。」

続きまだかな

友「んで？君が男本人ってのはどういうことだ？」

男「いや、どういうことも何も、そのままなんだけど。」

友「ってことはお前は男でいいのか？」

男「さっきからそう言ってるんだけど。」

友「…信じられないな。こんなことが現実で起きるなんて。」

男「それは僕のセリフだよ…。」

友「…じゃあ、お前の言うことを信じるぞ。」

男「ありがと、友。」

男「さて、これからどうしようかなぁ…。」

友「…ああ、住民票とか高校の入学とかどうすんだ？男が女になったって言っても何言ってんだこいつみたいに流されて、一昨日来やがれ状態になるのは目に見えてるぞ？」

男「…そうだよ忘れてた。」

友「忘れてたってお前…。」

男「じゃあお前は朝起きたらいきなり女なってて、そんな状況下で冷静に住民票どうしなきゃ朝ごはんどうしなきゃって考えられるの？」

友「…確かに無理だな。すまん。」

男「わかってくれたらいいよ。」

男「でもその２つは僕らじゃどうしようもないよ…。」

友「だよな…。お前のお母さん…は仕事で忙しいんだっけ？」

男「多分、今日も会議だったかな…資料整理だったっけ？どっちにしろ、今電話かけるのは迷惑だよ。多分。」

友「そうか…。そうだ、病院は？行かないよりは行っておいたほうがいいんじゃないか？」

男「それは友の言う通りだけど…さっき言った通り、意味わかりませんみたいな返しされるんじゃ？そも、病院の何科に行けばいいのかわからないじゃん。」

友「…産婦人科か…整形か…大穴で内科？」

男「そんな競馬みたいに言われても…。」

諸事情により一時中断。

お腹空きました。

============再開=============

再開ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!

男「でもさ、市役所で説明すればどこの科行けばいいよーとか教えてくれるんじゃない？」

友「朝起きたら女になってたとか間違いないく前例ないだろうから、職員さん困らせることになるだろうな。…アドバイスはくれるかもしれんが。」

男「それもそうかぁ…。」

友「で、一応これで現状の確認は終わりか？」

男「現状確認も何も、やれることがなさ過ぎて。ぶっちゃけ今できることなんかもうないんじゃないかな。学校の件だって多分無理だろうし、無茶して面倒事に発展したら嫌だし。」

友「そうか…。」

あれ…朝だ。
また夜更新にきます。

よるです。
続きいきます。

男「そう言えば、こうやって論議してるうちに落ち着いてた。」

友「さっきの焦り方半端なかったもんな。そりゃ、多分焦るだろうけど。」

男「取り敢えず、友、ありがと。」ﾆｺｯ

友「おう。頼って嬉しいぜ。」

男「さて、状態整理終わったらやることなくなっちゃったね。」

友「うーん…そうかもな。」

男「どうする？いつもみたいにゲームやって帰る？」

友「ゲームやってく？ってのは嬉しい誘いなんだが、お前弾幕STGとFPSしかやらねぇじゃん。しかもめっちゃうまいじゃん。」

男「…そうかな？」

友「俺その手のゲームでお前に勝ったことが一度でもあったか？」

男「いや、ないね。」

友「事実だけど即答はやめてくれ…悲しくなる。」

男「…ごめん。」

友「いやいいよ。…そういや、お前服とかどうしたんだ？」

男「男の時のままだけど…ってか何でいきなり服の話に跳んだのさ？」

友「げ、ゲームから…。男の時のままってことは下着もか？」

男「まあ、うん。」

友「大丈夫なのかそれ？なんかブラとかはつけておかないと胸が垂れるとか聞いたことあんだけど。」

男「前まで男だった僕にそんなこと言われても…。あとついでに言えば、つけるの恥ずかしいよ…なんか女装みたいで。女装じゃないんだけど。もう一つ言うと今の話題は中々デリカシーに欠けるからやめたほうがいいと思うよ。」

友「なんで好き好んでこんな話題振らねばならんのだ！そこらへんのマナーは心得てるつもりだ。」

男「わかってるならいい。胸垂れる云々はそれ大きい人のことじゃないの？」

友「いや…どっかで小さい人も結構変わってくるとか聞いた記憶が…。あとお前は小さい訳じゃないぞ。」

男「え、何が？」

友「お前の胸。」

男「…。」ﾁﾗｯ

男「…!?」ﾊﾞｯ

友「うわー顔真っ赤～。かーわいー。」

男「う、うるさい！大体お前がいきなり…そ、そういうことを指摘するからだろう!?」

友「うん、そうだけど…お前、そういう話そんなに敏感だったか？」

男「た、耐性は弱かったと思うけど…。」

友「じゃあ、俺の思い過ごしかな…。」

普通の男なら胸の話で真っ赤にはならないよねぇ……

男「…ほうがいいのか？」ﾎﾞｿｯ

友「…？ごめん聞こえなかった。」

男「だから、買いに行ったほうがいいのか、って聞いてるんだ！」

友「服とかか？」

男「そうだよ！」

友「…何もそんなカワイイ声で叫ばなくても。」

男「～～っ！」ｷﾞﾘｷﾞﾘ

友「痛い痛い嘘嘘！冗談！だからお願い離して！」

男「…。」ﾊﾟｯ

友「ぅ、けほ。話を戻すぞ。」

男「…ん。」

友「今日服とかを買いに行くかどうかってのは、ぶっちゃけお前次第だ。将来体が心配ーとか、誰かとお買い物したいーとかなら買いに行くべきだと思うぞ。」

男「…買いに行くべきかな。体悪くしたくないし。別に友とお買い物したいとかそういうのはないけど。」

友「別に俺とは言ってないけど。」

男「…は、嵌めたな。」

友「べっつにぃー？そういうつもりはなかったけどぉ？」

男「…もうお前の好きなように解釈すればいい。」

男「取り敢えず買い物には行くよ。さっきみたいな言い方するってことは、お前もついてくるつもりがあるの？」

友「連れてってくれるなら喜んで。エロ同人みたいな状況になる可能性も否定できないからな、今のお前は。」

男「そ…そんなことには…。」

友「第一、多分お前買ったもの持って帰れないだろ。」

男「…。」

TSとかｗｗ

──────────
─────
──

デパート。

男「えと、まず下着から…でいいんだよね？」

友「服買うとき困るだろ。」

男「え、なんで？」

友「お前試着しないの？」

男「…ああ、そうか。」

友「そういうことだ。ほれ、着いたぞ。」

男「ここか。派手な外見だよね。」

友「どの店も同じだと思うけどなぁ。まあ、一人で行ってこい。」

男「え、お前は来ないの？」

友「俺が入る訳にはいかんだろ…。お金はあるんだろ？それで2、3セットくらい買ってこい。」

男「う、うん。」

ｲﾗｯｼｬｲﾏｾｰ

男「…。」

男(下着が所狭しと並んでる。なんかこう…すごいな。)ﾊﾊ

店員「お客様、何かお探しでしょうか？」

男「ふぇ!?あ、ああ店員さんでしたか。」

店員「いえ、お気になさらずに。」

男「あ、あの…実はこういうお店、くるの初めてで…。」

店員「あら、そうなんですか。じゃあバストとかは一度測りなおす必要がありますね。どうぞこちらに来てください。」

男「は、はい…。」

久しぶり、人いるかな？
いないかもだけど少し更新。

いるよ ﾉｼ

ｱﾘｶﾞﾄｰｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

男「」ﾌﾟｼｭｰ

友「男、顔真っ赤だぞ。」

男「ほ、ほっといてくれ…。」

友「スリーサイズとか測ったんでしょ？」

男「なっ…なんでそれを…!?」

友「いやいや、別に覗いたとかいうわけじゃないからな？ラノベとかだと大抵そういう展開するよなぁってところから予想しただけ。」

男「そ、そっか。そうだよね。」

友「ところで…さっきから顔真っ赤だけど大丈夫？」

男「なっ、そ、そんなことない！別に赤くなんてなってない！」

友「…ま、まあそういうことにしとくよ。」

待ってたよ！

友「さ、次は服だな。」

男「う、うん。」

友「どうする？自分で選ぶか？」

男「そうしたいけど…そうしたいのは山々なんだけど。」

友「どーせ、自分のセンスに自信ない、とかそういうのだろ？」

男「…友すごい。エスパーみたいだね。」

友「何年お前の親友やってると思ってんの。ほらさっさと行くぞ。俺も手伝ってやる。」

男「…ありがと。」

男「服も下着のお店に負けないくらいたくさんの量が…選ぶの大変そうだなぁ。」

友「なに、すぐに選び終わるさ。それと、女の子が下着とかって口にするのはどうかと思うぜ？」

男「うるさい！僕は男だ、女じゃない！」

友「…目立つからやめとけ。」

男「…うん。」

友「さ、気を取り直して服選ぶぞ。格別似合うのを選ばなきゃな！」

男「…目立たないのがいい。」

──────────
─────
──

男「…恥ずかしかった。」

友「予想通りって言ったらあれだが、やっぱ何でも似合うな、男。」

男「心外だよ。」

友「顔真っ赤で言っても説得力ないぞ。」

男「～～っ！うるさいうるさいうるさい！」

友「あーはいはいそう怒るなって。また目立つことになるぞ？」

男「お前…自分から煽っておいてぇ…！」

友「ま、お前みたいなカワイイ娘が目立つってのも悪くないんじゃない？そのカワイさ、存分に見せつけてやったらどうよ？」

男「そ…それはいやだよ。」

友「ま、普通いやだわな。」

今日早くから用事があるので3時まで粘る

男「はあ…もういいや。なんか友って前からこんなのだった気がするし。」

友「ありゃ、許してくれちゃった？」

男「別に、そんなことは一言も言ってない！」

友「ははは…それまた手厳しい。」

男「当たり前だろう。僕だったらビンタ確定だよ。」

友「それは俺今からビンタされるってこと？」

男「お前が友じゃなかったら…ね。」

友「…え。」

男「…友は、今日買い物に付き合ってくれたから…特別に許す。」

寝ない！おやすみ！

乙

更新

再開！再開！

帰り道。

男「荷物、重くない？大丈夫？」

友「うん？大丈夫大丈夫。気にすんなって。」

男「ごめん…僕が女になったばっかりに。」

男「まさか、荷物が重くて1人で持ち切れないなんて。」

友「まあ仕方ないんじゃね？女になったらそりゃ筋肉は男の時よりも落ちてるはずだし。多分。」

男「以外なところで害があったな…っていうか害しかないな。」

友「メリットは可愛くなったことくらいか。」

男「…男に戻りたいって強く思ってる人に対して、よくもまあそんなこと言えるよね。」

男「だからお前はデリカシーがないって言われるんじゃないの。」

友「うっ…。」

男「ただいまー…。」

友「お前誰もいないのにただいまって言うよな。」

男「え、言わない？」

友「うん。」

男「そうなんだ…。普通言うものだと思ってたよ。」

友「うーん…まあいいんじゃね？」

男「そうだね。」

友「さて、これからどうする？服でも着る？」

男「…か、勘弁してくれないかな。」

男「ほら、多分そろそろ僕の母さん帰ってくるし。」

友「…え？まずくねそれ。」

男「…え？」

男母「ただいm…えと、友君に…誰その子。」

男「…あちゃー。」

友「あ、こんばんは、男のお母さん。」

男母「ええ、こんばんは…。」

男「母さん、おかえり。」

男母「え…か、母さん？突然どうしたの？」

友「えー、今の状況を端的に説明すると。」

友「こいつ、男なんです。信じられないかもしれませんが。」

男母「またまた、冗談はよしなさいよ友君。ウチのは息子よ？娘じゃありません。」

男「いや、母さん、信じてくれないかな。僕、元男の正真正銘男なんだけど…。」

男母「…信じがたいわね。でも、男じゃなかったとしたら男だって言い張る理由も見つからないし…第一、この辺では1度も見たことない子だし…。」

男母「…。」

男母「わかったわ。」

友「え!?」

男「信じてくれるの!?」

男母「いや信じたわけじゃないわ。まずは落ち着いて、簡単な証明問題でもやりましょう。」

男母「これが解ければ…多分正真正銘あなたは男よ。」

男「…。」

男母「じゃあ問題。私の夫は今何処に住んでる？」

男「…。」

男(これ確か知ってるの家族だけだよねぇ…。僕は誰にも漏らしてないし。かんがえるなぁ。)

男「たしか…山口県の山口市じゃなかった？」

男母「…。」

男「…。」

友「…。」

友(…俺いない方がいいんじゃね？)

男母「…はあ。あんた本当に男なのね。」

男「信じてくれるの!?」

男母「そりゃ信じるわよ。言い当てられちゃったし。市まで言えたってことは勘ってわけでもなさそうだし。」

男「…ありがと母さん！」

男母「いいのよお礼なんか言わなくても。多分家族なんだし。どういう経緯で男が女になったのかは知らないけど。」

男母「でも、そうなると、明日からめんどくさいわよ。」

男母「まずは病院。そこで検査を受けて。」

男母「次に市役所。住民票をとって…。」

男母「最後に高校ね。男、わかった？」

男「うん。」

また明日きます。

乙
待ってるよ

繋ぎが致命的にへたくそなのどうにかしたい。

──────────
─────
──

友「んじゃ、お邪魔しましたー。」

男母「うん、気をつけて帰ってねー。」

男「じゃーねー！」

男母「…。」

男「…。」

男母「友君がこの時間までいるってことは、あんた、色々お世話になったんでしょ？」

男「え、う、うん。」

男母「ちゃんとお礼しときなさいよ。その服のお代は私が出しとくから。」

男「ありがと、母さん。」

翌日。

男「…。」

男母「どうなんでしょう…？」

医者「…うーん、なんとも言えないね。突然男から女になったなんて事例、聞いたことがないよ。世界的に見たら一件くらいあるかもだけど。」

医者「僕らの技術じゃ戻す方法はちょっと…。」

男「…そう、ですか。」

医者「まあこっちも最善を尽くすつもりだけど、期待はあまり持たない方がいい、かもしれんね。」

医者「どうしてもって言うならいい整形の病院を教えるけど…。」

男「いえ…大丈夫です。」

医者「そうか…いや、力になれなくてごめんね。」

男母「いえ、ありがとうございました。」

乙
手術じゃ完全には戻せないもんな

コミケ。寒いです。

市役所。

男「そんなわけで。」

男母「ウチの息子…いえ、娘の戸籍を変えたいのですが…。」

職員「はぁ…。にわかには信じがたい話ですね。」

職員「まあ、性転換した方もいますから、変更は可能かと思いますよ。」

男「ああ…なるほど。なんか助かった気がする。」

男母「状況は悪化したまま変わらないけどね。じゃあそれで住民票変えておいてください。名前は男のままで大丈夫です。」

男母「あ、あと…。」

今日コミケか

やっぱり戸籍は変えないと不便だよね

学校。

事務員「ああ、市役所から話は聞いてますよ。既に手続きは完了してます。」

男母「ああ、ありがとうございます。」

事務員「こちらがご本人ですか。」

男「男です。」

事務員「…一応確認取れたということにしときます。」

家。

男母「たっだいま～！」

男「ただいま。母さんやけにテンション高いね。」

男母「そりゃ、何か用事があったし、性別変わっちゃったとはいえ、自分の子供と久々に1日中いられたんだもの。テンション上がらずにはいられないわ。」

男「母さん、ちょっとキモいと思うよそれ。」

男母「そうかしら？」

男「うん。」

コミケです。2日目です。

男母「…母さんにはよくわからないわ。」

男「その調子だったらずっとわからないままなんじゃないかな？」

男母「ええ…？」

男「でも、今日1日スムーズに終わってよかったなー！想像してたほどめんどくさくなかった。」

男母「半分くらい信じてなかった気がするけど。」

男「本人が信じてないんだもの。他の人が信じるわけないでしょ。」

男「事実、母さんだって半信半疑でしょ。」

男母「さすが我が息子…娘ね。」

男「息子でいいよ。」

男母「母さんの考えてること筒抜けね。」

男「まあ、息子だしね。」

男母「母さんのこの気持ち、伝わるかしら？」

男「キモイよ。」

男「…あー、なんか眠くなってきちゃったよ。」

男母「ん、ベッドは用意してあるけど。もう寝る？」

男「そうする…。おやすみー。」

男母「おやすみー。」

男母「…。」

男母「いったか。」

男母「じゃあ明日のことは…。」pipipipi

男母「あ、もしもし友君？夜遅くごめんねー？実は明日…」

翌日。

男「…ん、あ。朝かぁ。」

男「…。」

男「男に戻ってるわけもないかぁ…。はは…。」

男「…はぁ。」

──────────
─────
──

男「母さんおはよー。」

シーン…

男「…そうだよね。もう仕事行っちゃったもんね…。」

男「あー！今日どうすればいいんだぁー！」

男「…はあ。ご飯食べよ。」

男「…。」ﾓｯﾁｭﾓｯﾁｭ

男「…。」ｺﾞｸﾝ

男「…昨日一昨日に食べたのより美味しくない。」

男「なんでだろ。」

男「…わかんないや。」

男「…。」ﾁﾗｯ

男「これ食べたら昨日買ったの着てみようかな。

無駄のない簡潔的なSSでした
さすがッス

書くとこ逆になった...すんません
期待

母いいな

男「…。」ﾓｯﾁｭﾓｯﾁｭ

男「…。」ｺﾞｸﾝ

男「…昨日一昨日に食べたのより美味しくない。」

男「なんでだろ。」

男「…わかんないや。」

男「…。」ﾁﾗｯ

男「これ食べたら昨日男「…。」ﾓｯﾁｭﾓｯﾁｭ

男「…。」ｺﾞｸﾝ

男「…昨日一昨日に食べたのより美味しくない。」

男「なんでだろ。」

男「…わかんないや。」

男「…。」ﾁﾗｯ

男「これ食べたら昨日買ったの着てみようかな。暇だし。」

男「…。」

男「スカート履くとヒラヒラしてて落ち着かない、みたいなことよく聞くけど、これ本当にそうなんだね。確かにこれ違和感しかないや。」

男「ロングだからいいけど、これミニスカとか絶対寒いよね…。着てる人すごい。」

男「にしてもこれ似合うのかな？それこそ違和感ありまくりな気が…。」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

男「ん？誰だろ、こんな朝早く。まだ8:30だぞ？」

最近更新早くて嬉しいよ

男「どちらさ…ま……」

友「おっす、おらとm」

男「」ｶﾞﾁｬ

男「見られた、絶対見られた。」

友『ちょ、男、締め出さないでくれ！まだ外寒いんだよ！』

男「ちょっと待っててくれない？部屋片付けてくる！」

友『出来るだけ早く頼む！』

何かやらせたいことがあればご自由にどぞ。
拾えるだけ拾います。

戸籍変わったし友と同じ高校に転入するとか
男に惚れてた女が出てきて落ち込むとか
女子高校生の中に馴染めず孤立していた所を友に助けられてときめくとか
恋人が出来て女に慣れてきた所で男に戻る手段が見つかってどうするか悩むとか

言い出したの俺なのに全部拾えなさそうで泣いたすまん。
理由についてはわかりにくいと思うけど、>>58を見てくれ。
それっぽいのを書けるように頑張る。

男「は、早く着替えないと。友になんて思われるか…。」ﾜﾀﾜﾀ

友「よく考えたらまだ鍵開いてるじゃん。おはよ男…ってその格好…。」ｶﾞﾁｬｯ

男「うわっ、とっ友！入って来ないで！出てけー！」

友「ちょ、押すな！危ねーよ！一回落ち着け！」

男「見るな見るな見るなあああ！」

友「一回落ち着けって！」ﾁｮｯﾌﾟ

男「ぐえっ。」

男「いつつ…。」

友「落ち着いたか？」

男「うん…ごめん。」

友「いや大丈夫よ。とりあえずその格好…。」

男「お前また僕を暴走させるつもりか？」

友「自覚あるうちは大丈夫だろ。それより、すごい似合ってるぞそれ。」

男「あ…ありがと。」

男(何今の…すごい恥ずかしかった…？いやなんか違うなぁ。)

男(なんか心がムズムズするような？)

友「また顔真っ赤になってるけど…大丈夫？」

男「…多分大丈夫。」

>>74
気にせずテキトーに書いて下さい

年末年始どうせ暇なので。

友「とりあえずそれに着替える？」

男「…いや、いいや。似合ってないって訳でもないならね。それに服くらい早く慣れときたい。」

友「へ～…。いい心がけじゃなですか男さん？」

男「これといって他意はないんだけど…。」

友「それはそれでショックだな。」

男「これでも男だからね？中身。男を好きになるわけないじゃん。」

友「お前みたいな可愛い娘に告白されたら俺堕ちちゃうよ。」

男「少なくとも僕はお前なんかに告白なんかしないからな！」

年末年始暇だから執筆活動が捗るんですねわかります

男「そんなことより、今日何して潰すか考えようよ。暇だからさ。」

友「それもそうだな…。」

男「なんかあるかなー？」

友「お前の部屋には多分ゲームしかないだろ？」

男「し…失礼な。他の物もあるよ。」

友「例えば？」

男「う…べ、勉強道具とか、ゲームとか勉強道具とか…。」

友「じゃあ勉強するか？いい暇つぶしになるぜ？」

男「いや、勘弁してください…。」

友「となると、必然的に外にそれを求めなければならない。」

男「なんか厨二病っぽいよ。」

友「厨二病はどの世代も平等だ。」

男「…自重したほうがいいんじゃないかな。」

友「さて、男。何かしたいことはあるか？」

男「んー…。これといったことは…。」

男「…。」

男「そうだ。午前中街中ぶらぶらして、お昼ご飯食べて、またゲーセンっていうのはどう？」

男「そろそろ3面が攻略できそうなんだよね。」

友「お前すげえな…。まあいいや。それでいいならそうしよう。」

外。

男「…さぶい。」

友「まあ春始まったばっかだしな。気温は思うように上がらんだろ。」

男「まだ午前中っていうのもありそうだね…。中々の快晴でよかった。」

友「曇とかだったらそも外に出ねーよ。んなクソみたいな天気に散歩なんてしたくない。」

男「お前はもう少しオブラートに包めないの？」

友「次くらいから気をつける。」

男「曖昧な答えだなぁ…。」

乙
良いお年を

1日遅れであけましておめでとうございます。専ブラが動きませんでした。
ちょっとずつ更新してきます。

男「この公園…懐かしいなぁ。」

友「最近来てなかったからな。いつ振りだ？」

男「小学校以来じゃないかな…。中学年の。」

友「あー…なんかそんな感じがする。年数だと大体6、7年前か。」

男「…年数で表すと中々信じたくないっていうか、信じられないものがあるね。」

友「数えてみて自分でも驚いたわ…。」

男「また昔みたいにみんなと遊びたいなー。」

友「…そいや、あいつ今何してんのかな。公園とみんなで思い出したけど。」

男「あいつ…ああ、女ちゃんか。そういえば連絡も取ってないな…。」

友「あいつ変わり者だったよなー。」

男「そうだねー。またいつか会えるかな？」

友「運とか天が味方してくれりゃ、多分いつかどっかで会えるだろ。」

男「今日歩いてる人少ないねー。」

友「そりゃ俺ら学生は休みでも平日だからな。」

男「それもそうかー。」

友「でもそのお陰でまったり散歩できる訳で。」

男「申し訳ないとは思うけど、僕らにとったらありがたいね。」

友「全くだな。」

友「話しながらだらだら歩いてたら随分と遠くにきてしまった。」

男「街中の景色があんまり残ってないね。」

友「たまにはこういう景色も悪くないな。見ててスッキリする。」

男「うん…そう、だね？」

友「なんで疑問系なんだ？」

男「はは…。」

男(こいつ…殴られたいのかな？)

男「それはそうと、今何時くらい？」

友「んー、11時くらいだな。」

男「今から戻ったらちょうどお昼じゃん。そろそろ戻ろ？」

友「ああ、そうするか。」

あけましておめでとう
今年も読ませてもらうよ

友「まに戻ってきたぞ。」

男「こう言っちゃあれだけど、向こうの方が空気美味しかったなー。」

友「そう言ってやるな。」

男「まあいいや。今何時だっけ？そろそろお昼時じゃない？」

友「今13時だ。ちょい過ぎくらいだな。」

男「この時間帯だと中々混むよね…。いい感じにお腹減ったよ。」

友「歩ってきたからな。適当な店入ろうぜ。」

男「そうだね。どこがいいかな…。サイゼリヤがいいかな？」

友「こっから近いし、値段の割に美味いからそれでいいだろ。よし、行こうぜ。」

男「うん。」

ｲﾗｯｼｬｲﾏｾｰ

男「あれ、思ったより混んでない。」

友「おお、ラッキー。」

店員「何名様でしょうか？」

男「2人です。」

店員「喫煙席と禁煙席どちらにいたしましょうか。」

友「禁煙席で。」

店員「わかりました。ではご案内いたします。」

一応ここまで。生きてたらまたきます。

乙
生きろ

蘇った。まったり更新してく

男「さて…何にしようかな？」

友「俺は…そうだな。マルゲリータにするかな。」

男「え、ちょ、決めるの早すぎ…」

友「ああ、ゆっくり決めなよ。俺トイレ行ってくるから。」

男「あ、うん。わかった。」

友「んじゃ、後でな。」

男「ご、ごゆっくり…？」

男「…。」

男「何にしようかな…。ドリアにしようかな？」

友「あー…スッキリした。さっさと戻るか。可愛い幼馴染みを待たせる訳にもいかないしな。」ｶﾞﾁｬ

友「…ん？」

???「ふう…このタイミングで催すとは。早く済まさねば友人に迷惑をかけてしまうな。」ｶﾞﾁｬｯ

友「…今のは、いや気のせいか？」

──────────
─────
──

男「あ、友おかえり…ってその顔どうしたの？シゲキックス口に放り込まれたような顔してるけど。」

友「その例えだったら梅干しの方がいいんじゃないか…？」

男「いや程度の問題。でどうなの？」

友「考え事してただけだ。」

男「へー。珍しいね。明日は雨かな。」

友「失礼な。」

男「…んー。」ﾓｯﾁｭﾓｯﾁｭ

友「どうした、男？ピザ食うか？」

男「ｺﾞｸﾝ…ん、いや。なんかやけにお腹にたまるなって思って。」

友「…女になったからじゃねそれ。ラノベとかでよくある。」

男「うわぁ…嫌なところで再確認しちゃったよ。前から食べる量多くなかったからデメリットではないけど。」

友「より女の子らしさに磨きがかかっていいんじゃないか？」

男「ふざけんなよ！僕はっ…」

友(こいつ自制しやがった。結構学習するんだな。…まあ漫画じゃないからな。)

友「僕は…なんだ？」

男「お、男だっ…！」

友(かわいー。)

友「さて、飯が終わって会計するわけだが。」

男「友ぉ…。流石に全部お前に持たせるのはマズイよ。」

友「ん？何がマズイのさ。」

男「うっ…それはその…。」

友「とまあこんな可愛い奴と可愛いやり取りをしております。早く折れてくれると助かります。」

男「誰が可愛いやつだよ！後誰に話してんだよ！」

友「あ、あそこに例のあいつが。懐かしいなー。」ﾊﾞｯ

男「え、うそ、ホント？」ﾊﾞｯ

友「お支払いお願いします。」ﾁｬﾘﾝ

男「え、あちょっ!?」

可愛いな羨ましいぞ

外。

男「ひどいよ友…。」

友「いやすまんって。」

男「許さない。絶対許さない。」

男「たかだかサイゼリヤのお金全部払うのに僕らの親友使うってどういうこと!?信じられない！」

友(んー…さっき言ったこと強ち間違っちゃいないと思うんだけど…どうなんかな。)

男「ちょっと友！聞いてるの!?」

友「あ、すまんすまん。あいつには後でちゃんと謝っとくから。」

男「…ん。それなら許す。」

友(絶対ってなんだろな。)

男「たーだーしー！」

男「約束破ったら承知しないから。」

男「後、次は僕に奢らせてよね。」

ゲーセン。

友「さ、飯食った後は運動だ！」

男「体を局所的に酷使するだけだけどね。」

男「友は音ゲーやるんだっけ？」

友「ん？ああ、そうだな。」

男「じゃあここでお別れだね。」

友「おう。頑張れよ。」

男「今度お前のやってるゲーム教えてよ！」

友「時間があればなー！」

男はなにが得意なんだろ？

再開します

男「さあ、僕もやるぞ。今日はなんだかクリアできる気がする。」

男「この『イカるが』って弾幕シューティング、すごい面白いんだよなぁ。」

男「黒いイカの黒いスミと白いイカの白いスミを躱しながらこっちも色を入れ替えて戦うっていうシステムは今までのにはなかったからね。」

男「すごい新鮮。」

男「さあ、今日は4面を突破するぞ！」

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ﾁｭﾄﾞｰﾝ

男「おお、やった！倒した！」

男「今までノーミスでここまで来れなかったからなぁ…。心から湧き上がるものがあるというかなんというか。」

男「んー、上手く言葉にできない。」

男「まあいいや。さあ、ラストだ！5面だ！」

男「多分死ぬけど！」

ｶｺﾝｯ

男「…ふう。やっぱ弾幕シューやった後はマウンテンデューが1番だなー。」

男「僕がマウンテンデュー好きなだけなんだけど。」ｶｼｭｯ

男「んっ…。」ｺｸｯ…

男「ふー、んー！やっぱ美味しい。」

男「さて、これ飲んだらどうするかな？」

男「またイカるがに戻ろうかな。今度は5面の攻略あるし。」

男「あー…でも友の方に行ってみようかな。音ゲー教えてもらいたいし。」

男「面白いのかなあれ？」

いかるがにマウンテンデューとは中々…

男「…。」ﾝｰ

男「よし、友のとこに行こう。」

男「音ゲーコーナーは向こうか。なんの機種やってるのかな。」

男「音ゲーって中々難しいイメージがあるからなぁ…友とか気持ち悪い動きしてるんだろなー。」ﾃｸﾃｸ

男「友どこだろ？」

友「ん？男じゃん。どしたの？」

男「いや、目標のところまで行けたから、友に音ゲーを教えてもらおうかなと。」

男「友はなんの音ゲーやってるの？」

友「俺はbeatmaniac・7鍵寺ってのやってる。これがまたムズイんだよなー。」

男「あーやっぱり？」

友「そうは言ってるがな、俺らからしたらお前のやってんのはムズイとかいうレベルじゃないからな？」

男「うん…なんとなくわかった気がする。」

友「やってみる？」

男「え、いいのって言いたいとこだけど、僕やってもクリアできないだろうしなぁ。」

友「気にしなくていいんじゃない？」

友「俺だって2年前、始めたばっかの頃はクリアができないだのっていうところまで行かなかったし。」

男「えー…。」

友「そんな俺だって9段までこれたんだし。一回やってみれば？癖になるかもよ？」

男「う、うん。」

さらばっ

乙

インフルって結構きついですね
後で来ます

まだかなー

そこそこ復活ぼちぼち再開
死ななくてよかった

男「うう…ズタボロだよぉ…。」

友「んー、まあそんなもんだよ。手元見えないし、基礎的なところすら入ってないじゃん。」

友「弾幕シューよりは覚えんの時間かかるよ。」

男「そっかー…。やっぱり難しいね、音ゲー。友すごいや。」

友「よせやい、照れるぜ。」

友「でもそれ言ったら、俺からしてみたらお前の弾幕シューの技術はスゲーぞ？」

男「いやいや、そんなことないよー。」

友「っていうその意見、さっきの俺のと同じだからな？」

男「…そう言えばそだね。」

友「ところで、もっかいやってみる？後3回位ならお金出すよ？」

男「何その微妙な数…そんなんだから微妙にモテないんじゃないのお前。」

友「…うるせー。」

男「それは置いといて…今日はもういいや、音ゲー。」

友「あら、そう？」

男「それより、ちょっとトイレ行ってきていいかな？さっき飲んだジュースが…。」

友「あー…別に俺に許可とんなくてもいいんじゃないかそれ。」

男「ほら、一応礼儀。」

友「…早く行ってこい。」

男「じゃ、行ってくる！」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ…

友「おー。」

友「…。」

友「そういえば今何時だ？結構経ったと思うが…。」ﾁﾗｯ

友「もう4時か。いい時間だな。」

友「…ん？あれは確か…」

友「結構ここ出禁になってるDQN軍団じゃん。あいつらもう出禁解除されたのか？」

友「うーん…なんとも言えんな。」

男「う…。」

男(困った。とても困った。)

男(これ…男子トイレと女子トイレ…どっちに入るべきか…。)

男(いや、多分僕は女子トイレに入るべきなんだろう。)

男(でも！でもでも！)

男(僕の理性が！それをはっきりと拒絶してる！)

男(僕はどうすべきなんだ、一体…。)

男「はうっ…!?」

男(…うあー！第二波がぁぁぁぁ…。)

男(も、もういいや、プライドなんか捨ててやるー！)

リハビリがてら今日はここまで
いつもにも増して分量が少ないのは勘弁してください

乙、元気になってよかった

一ヶ月経ったな

てす