女「朝起きたら女になったぞ、親友」男「女だな、親友よ」【恋愛・エロ無し】 (22)

※あくまで自分の解釈であり、フィクションの話です
余り本気になさらないで下さい

男「一体どういう事だ」

女「解らない、が信じるのか?」

男「信じろ、信じないが延々と続いてなかなか話の本筋に入らないのが嫌いなのは知っているだろう」

女「ああ、君はそういう男だったな」

男「ところで聞いておきたいのだが『俺、実は男の時からお前が……』みたいのはないな?」

女「無いな、君が可愛らしい容姿で無い事も俺が男の裸体を想像しただけで吐く男なのは知っているだろう」

男「そうだな、確認しただけだ」

女「他に聞く事はあるか?」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417482341

男「『女の脳に作り替えられてるから男性の事を意識してしまう』とかは」

女「ないな」

男「ないか」

女「考えてもみろ、脳が変わっても人格が保たれているということは人格は脳依存では無く魂依存という事だ」

男「そうだな」

女「脳依存なら考え方が変わるのも納得出来るが別の脳になったら根本的に全く別人格になっている筈だ」

男「いや、人格が魂依存だとしても女性の脳に影響される事もあるだろう」

女「女性の脳だから絶対に男性が好き、だというのなら同性愛や男性恐怖症は存在し得ない事になる」

男「それは特殊なケースだろう」

女「特殊なケースじゃないとでも」

男「なるほど、まあこの話は置いておこう」

女「今度は俺から質問させて貰おう」

男「請けよう」

女「君こそ『お前が男だったときから好きだったんだ!』というのは」

男「ないな」

女「それは良かった、もう一つ」

男「まだあるのか、解った」

女「『なんだか妙にドキドキする……落ち着け!こいつは男で親友だぞ!』というのは」

男「有り得ないな」

女「というのは」

男「考えてもみてくれ、君と私はそれなりの付き合いだ、勿論恋愛的な関係ではなく」

女「そうだな」

男「その中で君への認識は『恋愛的な意味での感情は全く持たないが気兼ねなく話せる大切な男性の友人』だと言った手合いに固定化している」

女「俺も同じだ」

男「『人間は第一印象が八割』だとよく言うだろう」

女「言うな」

男「人間は認識の際にイメージが先行するという事だ」

女「そうだな」

男「私達は第何十印象までお互いを知っていると思う?」

女「数え切れないな」

男「つまりはそういう事だ、幾ら姿形が変わろうともお前はお前だ、認識が変わることは無い」

女「それは良かった」

男「ああ、良かった、全く悔しくもなんとも思わない」

女「ところでだな」

男「なんだい」

女「君はTSFが好きじゃあないか」

男「…………」

女「…………」

男「何故それを」

女「熱く語った事があったじゃないか」

男「そうだったな、忘れてくれと言ったはずだが」

女「生憎だが、俺には特定の記憶だけを意識的に削除する能力は無い」

男「そりゃそうだ」

女「君は俺に発情しないのか」

男「……はぁ」

女「なんだい」

男「君だって幼女モノの漫画やアニメが好きだったじゃないか」

女「そうだが」

男「男性だった時に道行く幼女に発情したか?」

女「酷い質問だな、現実と虚構の区別くらい付く」

男「つまりそういうことだ」

女「すまなかった」

とりあえず一旦終わり
ネタが思いついたりポジティブな感想があればつづき書くかもです

一応過去作
女「実は男だったんだ」周囲「知ってた」女「えっ」
女「実は男だったんだ」周囲「知ってた」女「えっ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409102353/)

面白いけど発展させるの難しそうだな

あさおんいいよね...

続き書いてるので後で投下しますね

女「更に一つ聞きたいが」

男「なんだい」

女「俺の容姿はどうなんだ」

男「…………」

女「…………」

男「それはどういう意図だ」

女「どういう意図とはどういう事だ」

男「まさかラブコメ時空にしたいのか」

女「まさか(モノローグでも否定しておこう)」

男「じゃあどういう意図だ(私も恋愛的感情を持っていない)」

女「朝起きて自分の変化に気付いたのは良いのだが、鏡を見ても『女になった自分』としか感じなかったんだ」

男「そういう事か、で、男性の視点から評価して欲しい、と」

女「そうだ、で、どうなんだ」

男「まぁ、フツメンの君にしては良い見た目になったな、黒髪セミロングでビューティーと言うよりかはキュートだ」

女「ほうほう」

男「私が初めて見た時は君の女兄弟かと思ったが君の姉上とは面識があったからな、君だと認識するのはさほど難しく無かった」

女「俺の姉はキュートよりはビューティーだからな、というかだな」

男「なんだ」

女「仮にも女性に対してその言葉選びは不粋じゃないかな」

男「…………」

女「どうした」

男「それは女性として誉めろという事なのか」

女「そうなるな」

男「どうしてまた、やはりラブコメ時空に」

女「違う、言われてどう感じるか、感性まで女になっているか試したいだけだ」

男「なるほど」

女「理解したのなら頼む」

男「…………」

女「どうした」

男「覚悟を決めさせてくれ……よし」

女「さぁ、来い」






男「……可愛いよ、女」キリッ





女「…………」

男「…………」

女「…………オウェ」


男「…………か、仮にも女だろう、は、吐くな、……オウェ」

女「き、君が言うな、仮にも女の前だぞ」



男「…………」

女「…………」



男「……まあ、これでラブコメ時空には成り得ない事は解ったな」

女「そうだな」

とりあえず今日はここまで

感想あると励みになります

この距離感イイネ

恋愛は明示しませんが妄想で照れ隠しやツンデレだと解釈したりくっつけて貰ったりするのは結構です

面白いつまらなさがあって良い

すいません、行き詰まってます

なんか固いわ~

赤の他人同士がテキスト読まされてる感じ

すいませんデータ飛んだので依頼出してきます

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