~俺の部屋~
JK「今日の夕飯は鍋です」
男「おー」
男「肉入ってる?」
JK「心なしか」
男「やった!」
男「いただきます」
JK「いただきます」
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男「鍋うめぇ」
男「JKちゃんは料理上手ね」
JK「出汁と具材入れて火つけただけだけど」
男「それでも上手だよ」
男「一人で作る鍋よりも遥かに美味しい」
男「JKちゃんの愛情が良いスパイスになってるんだな、きっと」
JK「ふーん」
男「ふーんて。他にないのか」
JK「ないかな」
男「そう…」
JK「そんなことより聞きたいことがあるんだけど」
男「うん?」
JK「お弁当のピーマン、また残したでしょ」
男「………」
JK「なんで残すかな」
男「………」
男「ピーマン嫌い」
JK「ふーん」
男「そして、椎茸も嫌い」
男「この椎茸食べて」
JK「………」
JK「早起きして作った人間としては」
JK「残されると少し悲しくなるよね」
JK(じーーっ)
男「………」
男「はい」
JK「はいって、何が?」
男「すみませんでした。明日からはちゃんと残さず食べます。
いつも美味しいご飯をありがとうございます」
JK「まぁ、いいんだけどね。別に」
男「いつもありがとうございます。ほんと感謝してます」
JK「いいって。もう怒ってないから」
男「そうか。良かっ…」
JK「でも明日のお弁当にはピーマンしか入れない」
男「…それだけはなんとか、なんとかならんでしょうか」
JK「ならない」
JK「椎茸、そこの取り皿に置いておいて」
男「はい…」
次の日の朝
男「ふわぁ…」
男「眠い」
ピンポーン
男「お…きたか」
ガチャ…
トットットッ…
男「おはよう」
JK「あら?」
JK「今日は一人で起きられたんだ。珍しいね」
男「そうね」
JK「お弁当ここに置いとくね」
男「おう。ありがとな」
JK「うん」
JK「それじゃ、また学校で」
男「おう」
トットットッ…
ガチャ…
男「ふわぁ…眠い」
男「あと五分だけ寝よう…」
情報屋のJK?
どんな関係だよ。
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