――――――――――朝の事務所
雪美「おはようございます……」
桃華「ごきげんよう雪美ちゃま、こちらにおいでなさって」
雪美「う、うん…………」
桃華「雪美ちゃま」
雪美「…………?」
桃華「呼んでみただけですのっ♪」
雪美「ふふっ…………桃華…………いたずら…………ね」
桃華「あら、雪美ちゃま髪の毛がはねてますわ」ナデナデ
雪美「……………ありがとう」
桃華「雪美ちゃまの髪はとても美しくて吸い込まれてしまいそうですわ」ナデナデ
雪美「桃華の髪………輝いてる………綺麗……」
桃華「ふふっ、触ってもよろしくてよ♪」ナデナデ
雪美「ふふっ……………」ナデナデ
桃華「雪美ちゃま…もっと…」ウットリ
雪美「…………うん」モフモフ
桃華「あっ…そんな…両手でなんてっ…素敵ですわ…」
雪美「ふふっ…………」
桃華「あっ…………私ったらはしたないところを見せてしまいましたわ」
雪美「そんなことない………可愛かった……」
桃華「雪美ちゃまったら///」
雪美「ふふっ……」
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桃華「今日も透き通るように白いほっぺが素敵ですわ」ツンツン
雪美「桃華も…………」ツンツン
桃華「雪美ちゃまのほっぺはとても美味しそうですわ」ツンツン
雪美「食べちゃダメ…………ダメだよ………」
桃華「ごめんなさい、我慢できませんわ」ペロッ
雪美「ひゃっ…………」
桃華「お、驚かせてしまってごめんなさい」
雪美「大丈夫…………」
桃華「雪美ちゃまのほっぺ、とっても甘いですわ」
雪美「お返し……」ペロッ
桃華「そう来ると思ってましたわ」ギュッ
雪美「……!?」
桃華「ふふっ、もう逃しませんの」ギュゥ
雪美「桃華………暖かい………」
桃華「確かに、雪美ちゃまは少し手も頬も冷たいですわ」
雪美「…………うん」
桃華「私が温めて差し上げますわ!」
雪美「ありがとう……」
桃華「雪美ちゃまは本当にいい匂いがしますわ」
雪美「そう……?」
桃華「えぇ、なんだか石鹸のようなさわやかな匂いがしますわ」
雪美「桃華は……薔薇の匂い……」
桃華「少しだけ香水をつけて来ましたの、お気に召しまして?」
雪美「うん…………いい匂い…………」
桃華「もっと嗅いでくださいませ」ギュゥ
雪美「ふふっ……いい匂い……」
桃華「雪美ちゃまもとってもいい匂いですわ」クンクン
雪美「なんだか………暖かくて………眠い……」
桃華「いいですわ、このまま私の腕の中で眠ってくださいな♪」
雪美「ありがと……う…………」
これは良いね
これはいいものだ...(魂が浄化される音)
なにこれ心がふかふかする
――――――――――お仕事終わり
雪美「撮影……お疲れ様……」
桃華「お疲れ様。」
雪美「P……遅れるから……楽屋で待機……だって……」
桃華「えぇ、渋滞に引っかかってしまったようですわ」
雪美「P……大変そう……」
桃華「雪美ちゃま、ここに居ても退屈ですわ」
雪美「…………?」
桃華「お出かけしましょ?」
雪美「ダメ……ここで待機…………」
桃華「あら、それなら私一人で参りますわ」
雪美「……………………私も」
桃華「ふふっ、きっと一緒に来てくれるって思ってましたわ」ギュッ
雪美「…………うん」ギュッ
桃華「参りましょう」ガチャッ
雪美「どこ行くの……?」
桃華「この建物の下に素敵なクレープ屋さんがありますの」
雪美「クレープ………食べたい…………」
桃華「参りましょう」
―――――
店員「いらっしゃいませ~。あら~二人で買いに来たの? お父さんやお母さんは?」
桃華「えぇ、二人ですの」
店員「ふふっ、それじゃぁ秘密のデートですねー」
雪美「デート…………ふふっ………」
店員「どれにします~?」
桃華「私はこれで…雪美ちゃまは?」
雪美「いちごの…………」
桃華「それではこのいちごのクレープと2つくださいな」
店員「かしこまりました。700円です」
桃華「これでおねがいしますわ」
店員「はい、300円のお返しです」
雪美「クレープ……楽しみ……」
店員「ちょっと待っててね~」
本家P「あっ!居たぞ!」
桃華「?」
本家P「あずささん何やってるんですか!」
あずさ「プロデューサーさん、どうしてここに?」
本家P「あずささんがいつまでたってもレッスンに来ないから探しにきたんです!!」
あずさ「ごめんなさい……道に迷ってしまって疲れたからここで休憩してたら成り行きでこの御店の人が休憩してる間にお店任されちゃって……」
本家P「いやそれおかしいですよ!! 普通そんなことあります??」
あずさ「はぁい、クレープお待ちどうさまで~す」
桃華「ありがとうございます……あのもしかして、765プロの三浦あずささんですか?」
あずさ「そうよ、今はクレープ屋のおばさんだけど」
雪美「おばさん……違う………お姉さん……綺麗な……お姉さん……」
桃華「やっぱり…テレビで観るよりお綺麗ですわ」
あずさ「うふふっ、ありがとう」
本家P「ちょっと無視しないでくださいよ!」
あずさ「ごめんなさい……お店の人がどうしても代わって欲しいって言うから断りきれなくて……」
本家P「でもそういうのって客に頼みます!? でも上手くできてる。 器用なんですね」
あずさ「ふふっ、あずさの意外な一面ですっ」
本家P「もう疲れました……ともかく帰りましょ」
あずさ「でもお店が……」
本家P「お店より自分の心配をしてください!!」
あずさ「そうですね……今日もプロデューサーさんに迷惑をかけてしまいました……ごめんなさい」
本家P「これからは気をつけてください。さぁ行きましょう」
桃華「クレープ、ありがとうございました」
雪美「あずさ……またね……」
あずさ「ばいば~い」
桃華「…………なんだか、おっとりしてるのに嵐のような人でしたわね」
雪美「桃華……あずさのこと……ずっと見てた……」
桃華「もちろんですわ。私達の大先輩ですのよ?」
雪美「うん…………」
桃華「あら、もしかして嫉妬なさっているの?」
雪美「違う……」
桃華「ふふっ」ペロッ
雪美「…!?」
桃華「失礼、お口にクリームがついておりましたの」
雪美「…………バカ」
桃華「心配しなくても私の中では雪美ちゃまが一番のアイドルですわ」
雪美「ありがとう…………」
百合豚先輩が珍しく来ないな
百合[ピーーー]先輩はスレが終わるまで書き込まない好い人だから
今日のいいにおいの発生原はこ↑こ↓?
甘いな、奴さんはスレの初っ端にも来るのだ
待ってる
――――――――――
雪美「ただいま………」
ちひろ「おかえりなさい」
雪美「ふわぁ………」
ちひろ「雪美ちゃん眠いの?」
雪美「うん………………」
ちひろ「次のお仕事までまだ時間あるから寝てていいよ。起こしてあげるから」
雪美「ありがとう………ふわぁ………」
ちひろ(眠い時の雪美ちゃんは、なんだかこずえちゃんみたい)
桃華「ただいま戻りましたわ」
ちひろ「おかえりなさい」
桃華「………」キョロキョロ
ちひろ「どうかしたの?」
桃華「ど、どうもしていませんわ」
桃華(雪美ちゃまはどこかしら……)
ちひろ(雪美ちゃんを探してるのかしら?)ちひろ(あれ、どこかへ行っちゃったわ……)
小鳥(ひょっとして仮眠室で二人であんなことやこんなこと……キャー!キマシピヨー!!)
―――――
桃華(普段ならお仕事までの間は事務所のソファで猫を撫でているはずなのですが……)
桃華(外出するとも思えませんし……)
ペロ「ンギャァ」
桃華「この娘は……雪美ちゃまの飼猫ですわ」
ペロ「にゃにゃっ」
桃華「着いて来くるように言ってるのかしら」
ペロ「にゃぁ」
桃華「……参りましょう」
――――
桃華「ここは仮眠室?」
桃華(ここに居るのね)
桃華(ふふっ、寝ている雪美ちゃまも素敵ですわ)
桃華(他には誰もいらっしゃらないのかしら)
桃華(少しだけ……少しだけですわ……)プニッ
桃華(なんて柔らかいほっぺなのかしら)
雪美「んっ……………」
桃華(はっ、もしかして起こしてしまったんじゃ……)
雪美「…………………」
桃華(起きてないようですわ)
桃華(もう我慢できません!)
桃華(こうなったら一緒にお昼寝ですの!)
ちひろ「雪美ちゃん、そろそろお仕事の……あれ?桃華ちゃん?」
桃華「ちっ、ちひろさん……」
ちひろ「もしかして…雪美ちゃんを起こしに来てくれたの?」
桃華「そ、そうですわ! 雪美ちゃまを起こしに来ましたの」
ちひろ「ありがとう」
桃華「雪美ちゃま、起きてくださいまし」
雪美「んっ……起きた…………」
桃華「お仕事の時間ですわ」
雪美「わかった……ありがとう…………」
桃華「そ、それでは私はこれで!」タタタッ
小鳥「ここにキマシタワーを建てましょう」
ちひろ「誰だ今の」
―――――
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