トップをねらえ2!のSSです。ダラダラした感じになると思うので注意
ノノ「ノノもはれてお姉さまのおそばにいられることになりました!」
ノノ「これからはノノもお姉さまのように一流の宇宙パイロットになるために、ノノリリになるために努力と根性でがんばります!」
ラルク「・・・」
ノノ「というわけでお姉さま、ノノがノノリリのようになるためには何をすればいいんでしょうか」
ラルク「知らないよ」
ノノ「お姉さまはどのようにしてトップになったのですか?」
ラルク「わかんない」
ノノ「ノノもお姉さまみたいになりたいんです!正義の味方になりたいんです!なにかごきょうじゅを!」
ラルク「何もないから」
ノノ「ッは!もしかしてムガのキョーチというヤツですか!?さっすがお姉さま!」
ラルク「めんどくさいなぁ」
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ノノ「お姉さまー。洗濯物たたんでおきました」エヘン
ラルク「お、ありがと。わざわざ悪いね」
ノノ「いえ!お姉さまはノノのお姉さまですから、ノノがお姉さまの身の回りを整えるのは当然です」
ラルク「なんだかそれだとお姉さまっていうより相撲部屋みたい」
ノノ「スモーベヤ?ああ、聞いたことあります。ずぅーっと昔からある格闘技の」
ラルク「アンタは私なんかより相撲取りのとこに弟子入りすべきだね」
ノノ「っは!それは暗にトップレスになれと激励してくれてるんですね!わっかりました!でもさすがにフンドシ姿ははずかしすぎますぅ~」
ラルク「そっちのトップレスじゃないって」
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ノノ「お姉さま~!昼食買ってきましたぁ~!」タタタ
ラルク「買ってきてなんて言ってないのに」
ノノ「フフン、ノノは言われる前に先に行動できる優等生なんです」フンス
ラルク「なんかパシらせてるみたいで気が引けるな・・・」
ノノ「はい、サテライトチーズバーガーとダイエットミネラルコークですっ」ガサ
ラルク「まあいっか。ありがとノノ」ガサ
ノノ「・・・」ジー
ラルク「?・・・ノノの分は?」
ノノ「あっ、いえ、ノノはダイエット中ですので」
ラルク「本当は?」
ノノ「・・・じ、実は・・・今月ピンチなんです・・・」チャリーン
ラルク「なんで自分のじゃなくて私のご飯なんか買うんだよ!」
ノノ「そ、それはノノのやるべきことと言うかやりたいことと言うか・・・」
ラルク「まったく。じゃあコレ食べな」ス
ノノ「いいえ!それはノノがお姉さまのために買ったものですのでもらうわけにはいきません!ノノのポリシーです!」
ラルク「・・・じゃあ半分コ。半分ずつ食べるなら文句ないでしょ?そうじゃないと私の気がすまないよ。私のポリシーだ」
ノノ「っは!・・・・・・あ、あ、ありがとうございますお姉さまァ!」ウワーン
ラルク「本当めんどくさいなぁ」
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ノノ「お疲れさまでしたチコさん!」
チコ「うん。またラルクにトップスコア持ってかれたけどね」
ノノ「でもチコさんもキャトフヴァンディスに乗り換えてからはずいぶん調子いいですよ。やはりチコさんとはいいライバル関係を築けそうですね」
チコ「はいはい、言ってな」
ノノ「ノノもすぐにバスターマシンパイロットになってチコさんの成績を追い抜いて、お姉さまと並んでトップになります!」
チコ「さぁて、本当にトップレスになれるのかね?」
ノノ「いいなぁバスターマシン・・・ノノもバスターマシンに乗りたいなぁ・・・」
チコ「・・・」
ノノ「いつかはノノもバスターマシンに乗りたい・・・」
チコ「・・・・・・あー・・・キャトフヴァンディス乗ってみる?」
ノノ「!いいんですかぁ!」パア
チコ「乗るだけだからね。動かしたりしないから!」
ノノ「はい!チコさん優しいですね!ありがとうございます!」
チコ「っ・・・もう」
・
ノノ「カシオさんってお姉さま以前にディスヌフのパイロットだったんですよね?」
カシオ「ああそうさ。いわば先輩ってやつよ」
ノノ「とってもすごいバスターマシンパイロットだったって聞きましたけど本当ですか?」
カシオ「自分で言うのもなんだけどね。そりゃあそれなりに凄かったもんだよ」
ノノ「ど、どれくらいすごかったんですか!?」
カシオ「ブースターを切って風に乗る技『竜鳥飛び』で宇宙を飛び回り」
ノノ「おおー!」
カシオ「エースパイロットの証のユング・フロイト勲章を3度も受賞し」
ノノ「おおおー!」
カシオ「暴走する巨大戦艦を止めるために中枢につっこんで地球を救ったり」
ノノ「おおおおー!」
ラルク「ノノに嘘教えないでよカシオ」
トップ2とは珍しい
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ノノ「お姉さまー。何もない所からディスヌフを呼びだすのって量子化させるトップレスの能力なんですよね?」
ラルク「そうだよ」
ノノ「カッコイイです!わぁーぷですね!ノノもやってみたいですわぁーぷ!ノノも量子化して呼びだしてみてください!」
ラルク「ええ?やだよ、何かあったらどうすんのさ」
ノノ「前にディスヌフと一緒に量子化された時はなんともありませんでした!」
ラルク「そうは言うけどさ」
ノノ「いいじゃないですか!いつでもどこでもお姉さまの所へ駆けつけられるんですよ!距離など関係ない絆の力!それがわぁーぷですよ!燃えです!」
ラルク「でもねぇ」
ノノ「お姉さまがお財布落として困ってる時でも、トイレで紙がなくて困ってる時でも、いつでもどこでもお姉さまをお助けできます!便利じゃないですか!」
ラルク「なんだかノノを物みたいに扱う感じがしてやだ」
ノノ「っは!」
・
ノノ「861・・・862ッ・・・863ッ・・・」グイグイ
ラルク「何してるの?」
ノノ「特訓・・・ですっ・・・宇宙パイロットにっ・・・なるためにっ・・・努力と・・・根性ですっ・・・870っ・・・」グイグイ
ラルク「腹筋鍛えてもトップレスになれるわけじゃないよ」
ノノ「それでもっ・・・努力と根性でっ・・・がんばって・・・・・・ああっ!何回目だったか忘れちゃいましたぁ!」
ラルク「じゃ、もっかい1からやり直したら?」ニヤニヤ
ノノ「ううっ・・・さ、さすがにまた最初からはキツイです・・・」
ラルク「努力と根性でしょ?そんなんじゃノノリリになれないぞノノ」
ノノ「っは!・・・わかりました!が、がんばりますっ!フン!」グイグイ
ラルク「ていうか、そもそもロボットなのに筋肉つくのアンタ?」
ノノ「・・・」ピタ
ラルク「・・・」
ノノ「・・・・・・ど、努力と根性です!」グイグイ
ラルク「わかんないんだ」
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ラルク「ノノってあのレストランでバイトする前はどこで何してたんだ?」
ノノ「上京する前のことですか?」
チコ「上京って・・・アンタどこ産よ」
ノノ「火星はマリネリス渓谷育ちでさぁ!宇宙パイロットになるために一念発起して都会に出たんですよ」
ラルク「都会に出る前は?」
ノノ「お師匠様の所で暮らしてました」
ラルク「お師匠?」
~~~
師匠「何をしているノノ!足をふんばり、腰をいれんかぁ!そんなことでは悪党のわし一人倒すことはできんぞ!この馬鹿弟子がぁ!」
~~~
チコ「師匠?」
~~~
師匠「まったく!青春してるなぁー!お前らー!」
~~~
ラルク「強そう」
チコ「暑苦しそう」
ノノ「寒い所ですよ?」
・
ノノ「お姉さまー、ディスヌフと話ができるんですよね?」
ラルク「まあね」
ディスヌフ<・・・
ノノ「でもノノには聞こえません」
ラルク「トップレスにしかバスターマシンの声は聞こえないからね」
ノノ「ノノもディスヌフとお話ししたいです」
ディスヌフ<・・・
ラルク「じゃあ私が通訳してやるよ」
ノノ「本当ですか!ヘイ、ディスヌフ。はうあーゆー?」
ラルク「普通でいいよ」
ノノ「ディスヌフー、お姉さまはどうですかー?」
ディスヌフ<・・・
ラルク「なにその質問っ。答えようがないって」
ノノ「えーっと、じゃあノノをディスヌフのパイロットにしてくださーい」
ラルク「ダメ」
ディスヌフ<・・・
ノノ「じゃあ・・・えっと・・・これからもよろしく、だんけしぇーん」ビシッ
ディスヌフ<・・・
ノノ「お姉さま!ディスヌフはなんて返事してくれましたか?」
ラルク「何言ってんだってさ」
ノノ「っは」
・
・
ノノ「お姉さまー、お風呂いきましょー」
ラルク「はいはい。えーっと着替えと銭湯セットは・・・」ゴソゴソ
ノノ「フッ・・・案ずるなかれお姉さま!お姉さまの着替えとお風呂装備一式はすでに準備済みです!」カポーン
ラルク「ちょっ!勝手に荷物あさんないでよ!」
ノノ「大丈夫。ちゃんと歯ブラシも新品に変えてあります。服も綺麗に畳んでありますよー」
ラルク「そういうことじゃなくて!服とか下着とか勝手にいじるなって言ってるの!」
ノノ「でも普段から洗濯物を出したりしてますし・・・」
ラルク「だから!そういうのをやめろって言ってるの!」
ノノ「だ、だけどお姉さまの身の回りのお世話をするのがノノの・・・」
ラルク「そんなのしなくていい!もう私にかまうな!」
ノノ「っは!・・・」
ラルク「・・・・・・っは・・・」
ノノ「・・・ノノは・・・・・・邪魔ですか?」
ラルク「・・・・・・風呂は一人で行くっ。ノノは来るな」グイ
ノノ「あっ・・・」
チコ「・・・で、アホウドリとケンカしたってわけ」
ラルク「フン・・・ノノが悪いよ。人の服も下着も勝手に触ってさ。何も言ってないのに食べ物持ってきたり、ベッドのシーツ替えたり、掃除したり」
チコ「ふーん」
ラルク「・・・子供扱いされてるみたいで何かムカつくんだよ」
チコ「っま、トップレスだから子供だけどね」
ラルク「うるさい」
チコ「おねーさまーっていっつもついて周ってるもんね。それがイヤなんだ?」
ラルク「そうだよ。私はアイツの姉でも何でもないのに。私のこと持ちあげてばっかりでさ・・・」
チコ「要するに、対等の関係になりたいってこと?あの子と友達になりたいんだ」
ラルク「っ・・・」
チコ「まあ、あの様子は友達というにはちょっと違うかもしれないね~。もっと砕けた感じだったらいいわけ?」
ラルク「それは・・・」
チコ「お姉さまなんかじゃなくて、友達でいれればそれでいいんだ」
ラルク「・・・」
ノノ「と言うわけでお姉さまに嫌われてしまいましたぁ~!チコさぁ~ん!」ウワーン
チコ「こっちもこっちで面倒だなぁ・・・」
ノノ「どうすれば仲直りできるでしょうかぁ~!」
チコ「アンタは姫に気をつかいすぎなのよ。お姉さまって言っても王様でも御主人様でもなんでもないんだから、身の回りの世話なんかしなくったっていいの」
ノノ「ですが・・・お姉さまはノノのお姉さまなので・・・」グスッ
チコ「お姉さまって呼ぶのはいいけどさ、自分のお金で姫の物を買ったり家事とか全部やらなくてもいいじゃない。もっと姫を・・・ラルクを普通の女の子として見るべきなんじゃない?」
ノノ「・・・普通の女の子」
チコ「姫はああ見えてあんまり友達いないからさ、アンタのこと大事に思ってるんじゃないかな」
ノノ「っは!・・・」
チコ「きっとノノリリって人にお姉さまがいたら、アンタみたいに炊事洗濯家事掃除なんかしないんじゃないかな」
ノノ「そうですね・・・ノノリリのお姉さまはご自分で全部やる方なので、ノノリリが付け入る隙などありません」
チコ「えっ、ホントにノノリリにもお姉さまいるの」
ノノ「わかりましたチコさん!ノノはお姉さまの召使いなどではありません。お姉さまと仲直りしてきます!」タタタ
ラルク「・・・」
ノノ「お姉さまーーー!」ダダダ
ラルク「わ!ノノ!?」
ノノ「お姉さま!ノノが馬鹿でした!お姉さまはノノのお姉さまですがお姉さまはノノにお姉さますぎる接し方はしてほしくないのですね!それがお姉さまの気持ちなんですね!」ギュウ
ラルク「わ、わけわかんないって!なに言ってんだ!」グググ
ノノ「これからはノノはお姉さまの洗濯物を勝手に出したりお風呂セットを準備したりご飯代を自分の懐から出したりしません!」ギュウ
ラルク「・・・わ、わかればいいけどさ・・・」
ノノ「もう歯ブラシやシーツを勝手に替えたりニコラさんとのお話を観察したり人知れずディスヌフをねぎらってあげてる所をジーッと見たりしません!」ギュウ
ラルク「ちょっと!何それ!」
ノノ「お姉さまも普通の女の子なんですよね!お姉さまも友達がほしいんですよね!」ギュウ
ラルク「なっ・・・」
ノノ「安心してください!ノノはお姉さまの友達でもあります!これからはノノのことを友達と思ってくれていいんですよ!ノノは普通のお姉さまの大事な友達です!」ギュウ~
ラルク「~っ!」
ドワオ
ノノ「いたた・・・ディスヌフの腕に殴られました・・・・・・」シュゥ~
チコ「姫なりのてれ隠しかな」
・
ノノ「お姉さまー!朝ですよー!起きてくださーい。それに洗濯物がたまってますよー」
ラルク「うぅん・・・・・・も少し寝る・・・」
ノノ「ダメですよ!早く起きないと三文の損をしちゃいますよ!洗濯物はノノが出してきましょうか?」
ラルウ「うん・・・任せた」
ノノ「はーいっ。ノノが戻るまでに起きて顔洗って歯みがいておいてくださいねー」タタタ
ラルク「・・・なんか前と変わったような変わってないような・・・」フワア
ラルク「まあ・・・まだしばらくはお姉さまでいいか」
ノノ「すみませんお姉さま・・・洗濯物・・・カゴごと割っちゃいました・・・」ボロッ
ラルク「なんで服を割るんだノノー!」
おしまい
乙乙
トップ2はいい作品。いつの間にかノノとラルクの仲が深まってたので描かれてない部分で交流があったんだろうなーって思って書きました
しかしエヴァでラルクの声の人が姫って言ってたのは何かの皮肉なのか
トップ2はいい作品。いつの間にかノノとラルクの仲が深まってたので描かれてない部分で交流があったんだろうなーって思って書きました
しかしエヴァでラルクの声の人が姫って言ってたのは何かの皮肉なのか
トップ2いいね
早くスパロボにでてくれないかな
うん
いいね
ロボットってわかってるってことは、木星急行後くらい?
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