男は小さな村の貴族であった。
次男であるが故に自由気ままな生活をしていたが、そんな彼にも専属のメイドがいる。
―――男の部屋
男(最近忙しくてメイドにほとんど構っていなかったな。久々に何かしてもらおう)
男「メイドよ、ちょっと来てくれないか」
メイド「はい、男様、お呼びでしょうか?」
男「今日はちょっと、>>3をしてくれないか」
膝枕で耳掃除
おっさんカリスマニート参上ンゴ
安価だったらおっぱいでビンタンゴ
エロとは何か分かっていないなおっさん
メイド「え・・・?今なんとおっしゃいました?」
男「だから、おっぱいでビンタをして欲しいんだ」
メイド「それってメイドの仕事なんですか!?」
男「そうだ、だからそのたわわに実ったEカップで俺の頬を・・・!」
メイド「そこまで仰るなら・・・・服の上からで構わないのでしたら大丈夫です」
男(いきなり全裸にさせるよりは小さな幸せを半永久的に享受するべきか)
男「ああ、それで大丈夫だ」
メイド「では失礼して・・・」
メイドは顔をほんのりと紅に染めて胸を強調するポーズを取る
メイド「えいっ!」
男「グハッ」エイチピーカイフク
メイド「これで満足いただけましたか?」
男「あぁ、ありがとう、お陰で元気になったよ」
メイド「それはよかったです、それでは失礼します」
――翌朝、男の部屋
男(なんだか早く起きてしまった)
男(今から思えばメイドに恥ずかしいことをしてしまった・・・)
何を隠そう、彼はメイドが自分の専属になってからというもの、一度たりともエロティックなお願いをしたことがなかったのだ。
男(もうすぐメイドが起こしに来る時間だが、どんな顔をすればいいものか)
――20分後
男(メイドが起こしに来ない。これまで一度も寝坊なんてなかったのに)
コンコン ガチャ
料理長「男様、食事ができておりますが、いかがなさいますか」
男「今行くよ。それより、今日はメイドがまだ部屋にきていないんだが、どうかしたのか?」
料理長「それが、メイドから男様を起こしてくるよう頼まれまして・・・」
――昼、男の部屋
男(朝のことをメイドに聞こう)
男「メイドよ、ちょっときてくれないか」
メイド「失礼します、今朝は起こしに伺えなくてすみませんでした」
男「別に構わないんだが、どうかしたのか?」
メイド「その、少々昨晩のことを思い出すと恥ずかしくなってまいりまして」テレテレ
男「昨日はすまなかったな、でも嬉しかったよ」
男「そこで、またお願いしたいことがあるんだ。今日は>>9をしてくれないか」
いっしょにお出かけ
男「今日は一緒にお出かけをしよう」
メイド「外出ですか?いいですね!どこに行きましょう?」
男「>>13だ!」
メイド(男様と二人でお出かけ・・・・)
ファッションショー
大型ショッピングモール
>>12
服とか中心に
男「大型ショッピングモールだ!」
メイド(男様と二人でお出かけ・・・・)
男「となり町にショッピングモールができたらしいから一緒に行こう」
メイド「では、準備をしてきます!」ルンルン♪
――隣町、ショッピングモール
メイド「着きましたね!大きいですね!」
男(初めてメイドの私服姿を見た)
メイド「・・・?男様、どうかしましたか?」
男(ここは可愛いメイドに何か気の利いた言葉を言おう)
男「今日のメイド、>>15だね」
すっごいcoolだぜ旦那ぁ!!
男「今日のメイド、すっごいcoolだぜ旦那ぁ!!」
メイド「オウ、アリガトヨォ!」低い声で
メイド「そういうあんちゃんも・・・・そうとうcoolだぜ」
男「」
メイド「・・・・恥ずかしいです////」
男(まさか乗ってくるとは思わなかった)
――ショッピングモール一階
男「じゃあまず、洋服を見に行こう」
――洋服屋
メイド「たくさん洋服ありますね」
男(確かにやたらと種類が豊富だ。コスプレみたいな服も売ってるし)
男(そうだ、いつも頑張っているメイドに何か買ってあげよう)
男「メイドよ、何か欲しい服は無いのか?」
メイド「私は普段洋服なんて着ませんので大丈夫ですよ」
男「まぁそういうなって。またデートする機会もあるかもしれないからな」
メイド(・・・・デート/////)
メイド「じゃあ、男様が選んでさい!」ニコニコ
男「そうかー。じゃあ>>20を試着してもらおうかな」
ミニスカ
チャイナ服
真っ白なワンピース
男「そうかー。じゃあ真っ白なワンピースを試着してもらおうかな」
――試着室前
メイド「……それじゃあ、開けます」シャー
そこには真っ白なワンピースをきたメイドの姿
メイド「……どうですか?」
男「素晴らしい、もう、可愛いとか超越して美しいよ」
メイド「そんな、私には勿体無いお言葉です////」
男「それに決まりだな」
チャリーンアリガトウゴザイマシタ-
メイド「ありがとうございます、大事にしますね!」
男「次はどこに行こう」
メイド「私、>>23に行ってみたいです」
1、ゲームセンター
2、本屋
3、ペットコーナー
ペットコーナー(お前は俺のペット的な意味で)
メイド「私、ペットコーナーに行ってみたいです」
――ペットコーナー
ワンワンキャンキャン
メイド「可愛いですね~。男様は犬派ですか、猫派ですか?」
男「俺は犬派だな。これはもう絶対だ」
メイド「えー。猫も可愛いじゃないですか」
男「だが、犬の可愛さには敵うまい」
メイド「じゃあ、今から男様を絶対に猫派に変えてみせます。ちょっと待っててください」
――数分後
男「なにか策は見つかったかね」
メイド「いきいますよー!」
よく見るとメイドの手には何処から持ってきたのか、猫耳カチューシャが。
男「待て、早まるな、待つんだ!」
メイド「えい!」メイドネコミミソウチャク
男「うわあぁぁぁぁ!」
その瞬間から、男は猫派、というより猫耳派になった。
男(まだだ、まだ死んではいけない、あの言葉を伝えるまでは)
男「メ…メイドよ」
メイド「リタイアですか?」ネコミミルンルン
男「周りを見てみろ、恥ずかしいから今すぐ外せ」
一際美人の女の子が猫耳をつけてルンルンしている姿は、言うまでもなく注目の的だ。
メイド「////」
メイド「ごめんなさい////」
メイドは急いでカチューシャを外し、『お花を摘みに』といって走って逃げてしまった。
言うまでもなく、メイドが持ってきたカチューシャを、私は色違い3種類をすべて購入した。
――お花畑前、もといトイレ前
メイド「さっきはすみませんでした///」
男「正直メイドとの付き合いは長いけど、俺の中でのメイドのイメージがどんどん変わっていく」
メイドは、館の8名のメイドの中でも一番真面目で働き者だと評判だ。
メイド「そ…そんな」
男「今までは真面目なメイドだと思っていたからな」
男「でも、メイドのこんな一面は俺くらいしか知らないと思うと、なんだか嬉しいよ」
メイド「/////」
このメイド、赤面してばかりである。
男「次は何処へ行こうか」
ショッピングモールはやはり広い。
男「そうだ、>>30へ行こう
映画館
ゲームセンター
男「そうだ、ゲームセンターへ行こう」
――ショッピングモール、ゲームセンター
メイド「面白そうな機械がいっぱいですね。男様、あれはなんですか?」
男「あれか?あれは>>32だよ、やってみよっか」
脱衣麻雀
男「あれか?あれは脱衣麻雀だよ、やってみよっか」
――ゲームセンター、脱衣麻雀
男(脱衣麻雀って今でもあるんだな)
男「メイドよ、麻雀のルールは知っているのか」
メイド「ひと通りは存じていますよ?旦那様が麻雀お好きですし」
男(俺も親父から麻雀教わったんだったな)
男「どっちがプレイしよう」
>>34 ― >>36
で多い方
1.メイド
2.男
1
1
じゃあ、1でいきます
男「ではメイドよ、プレイしてくれ」
メイド「えっ、私がやるんですか? こういうのは殿方の遊びなのでは……」
男(安価は絶対)
男「大丈夫、隣でサポートするから」
――脱衣麻雀
ジャンジャラジャンジャラ
男「うむ、最初の手持ちの牌もそんなに悪くないじゃないか」
メイド「やるからには徹底的にやりましょう」
――――――
男「ここは字牌を切るべ……」
メイド「いえ、まだです、もう少しです」
男(大丈夫なのか……あれ、字牌揃ってきてる)
男(うわ、みるみる揃ってきてる、なんだこれ)
メイド「あとすこし…!…きました、ツモ、四暗刻です」
男「」
男(初回で全員を飛ばすとか、しかも役満って……)
メイド「勝ちましたよ、男様!」
男「おめでとう」
メイド「やりましたっ!……ってちょっと/////」
不意に勝利したプレイヤーのご褒美である映像が流れ始めた。
メイド「ちょっと、男様、もう開放してください、恥ずかしです」
男はその初々しい反応を楽しまずにはいられなかった。
映像がひと通り流れ終わった。
メイド「もう……////」
メイドはすっかり顔を赤く染めている
メイド「男様は、さっきの女の子たち、どの娘が好みなんですか?」
男「やっぱり黒髪ロングかな」
と、黒髪ロングのメイドを見ながら言う。
メイド「く、黒髪でロングがいいんですか……よかった」ボソッ
男「ん?……あと猫耳がついてるとなお良し」
メイド「もう言わないでください////」
男「もう夕方だし、そろそろ帰ろうか」
メイド「そうですね」
――館、メイドの部屋
メイド(楽しかったな……楽しい時間がすぐに終わるというのは本当だったのですね)
メイド(男様に買ってもらったワンピース、大切にしよっと♪)
――夜、男の部屋
男(さて、今日はメイドのいろんな姿が見れてよかった)
男(今日の締めとして、最後になにかしてもらおう)
男「メイドよ、ちょっときてくれ」
メイド「あ、男様、どうかなさいましたか?」
男「今日は最後に>>45をしてもらおうと思うのだよ」
ちょっと遠いような…
耳かき
買ってきた猫耳カチューシャ着けて膝枕しながら耳掻き
耳かき
ちょっと遠かったので、耳かきでいこうとおもいます
男「今日は最後に膝枕をしながら耳掻きしてもらおうと思うのだよ」
メイド「耳掻きですか?いつも自分でされるのに珍しいですね」
男「今日は特別だからだよ、これをつけてもらう」
男「猫耳カチューシャ」テッテレー
メイド「あれ買ったんですか?////]
男「猫耳……買わずにはいられないったのだ……!」
男「ということで装着してくれ」
猫耳メイドの完成
メイド「男様は結構じわじわいじめてくるタイプです////」
男「メイドの反応が可愛いからな」
男「では、膝枕してくれ」
メイドはベッドに腰掛け、そのメイドの膝を枕にする体勢となった。
メイド「お……思っていたより顔が近いです」
男「嫌か?」
メイド「……いや……じゃないです////」
男(可愛い)
――男の部屋、メイドの膝枕
メイド「男様は意外と甘えん坊さんなのですね」
男「こんなことしてもらうのはメイドだけだよ」
メイド「いろんな人にしてもらってたら怒ります」
男「そうはいっても俺にはメイドしかいないんだけどな」
――耳掻き開始
メイド「始めますが、痛かったら言ってくださいね」
男「そうするよ」
カキカキ
男「あぁ……気持ちいいよ」
メイド「……////」
男「メイドは、必要以上に俺のために働いてくれるよな」
メイド「そうでしょうか?」
男「メイドにも人権はあるわけだから、断ることもできるんだぞ?」
男(安価は絶対だが)
メイド「私が、好きだからやってることですから」
男「………?」
メイド「ま……間違えました、好きでやってることでした///」
男「好きだからって、まさか、俺のこと好きなのかと思ったじゃないか」ハハハ
メイド(……男様……)キュン
メイド「たとえ話をしてもいいですか?」
男「言ってみなさい」
メイド「主従関係がある二人の間には、恋愛感情があってもいいものなのでしょうか?」
男「>>53だと思うよ」
>>53
1、あっても構わない
2、あってはならない
3、恋愛感情はダメだが、肉体関係はあり
1
あっても構わないし、夫婦になってもいいんじゃないか?
1
男「あっても構わないと思うよ」
メイド「そうでしょうか」
するとメイドは耳掻きをやめ、ワナワナと震えている。
メイド「私、ずっと我慢してきたことがあるんです」
男「……なんだい?」
メイド「私、自分の主様に恋をしてしまったんです」
男「……」
メイド「男様、好きです。主としてではなく、一人の男性として」
男「俺は……>>56だ!」
ガンダム
愛してる
男「俺は……」
男「俺も、メイドのことを愛している」
男「これからは、メイドとしてではなく、妻としてそばに居てほしい」
メイド「////」ポッ
メイド「こんな私で良ければ、貰ってください」
こうして、男とメイドには新しい関係が生まれた。
――――それからしばらく―――――
男とメイドは、館とは別の場所で二人で暮らすようになった。
メイドが、男と結婚することをメイド長に報告したところ、男が怒られてしまった。
メイドに手を出すな、それも一番の働き者を自分だけのものにするとは、と。
それからメイドと男は仲良く暮らしましたと……
これで終わり。
ありがちな展開になってしまって申し訳ない。
そして、もっとメイドSSが増えるといいと思いました。
以上。
乙
乙であった
よかったよかった。次作も期待してるよー
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