百合子「……点P?」【ミリマスSS】 (34)
百合子(ふあぁ……数学の時間って、なんたか眠く……)
「点Pは1/2の確率で左右どちらかの点に動いて」
百合子(…………点Pが動くのがどう社会に役立つって…………P?)
百合子(P……P……プロデューサーさんが動くのかぁ)
百合子(例えば、こんな風に?)
-
---
-----
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1415714166
P「マズいぞ百合子、分かれ道だ」
百合子「くっ……やっとここまで来れたのに……プロデューサーさん、何か分かりませんか?」
P「何も感じない……いや、この気配……CIAだ!……でも、どっちの道かは分からない」
百合子「何てこと……もし間違えた道を行ったら、風の精霊を狙うCIAの手中に落ちてしまうのね!」
P「どっちだ……どっちが正しい道なんだ……」
百合子「精霊の力もここじゃ使えない……万事休す、ですか」
P「…………なあ、百合子」
百合子「どうしました?」
P「…………俺の勘に、任せてみないか?」
百合子「プロデューサーさんに、ですか?」
P「あぁ、右に進むか左に進むか、どちらにしても正しい道の確率は1/2だ……それなら、うだうだ悩んでいても変わらないだろ?」
百合子「なるほど」
P「それに、ここで時間を食ってしまうと何にしたってタイムリミット、目的の『囚われの兎騎士の解放』……さらには『饂飩王国の奪還』までも不可能になる」
百合子「確かに……でも、CIAに出会ってしまったら、今の私たちには戦う手段が」
P「大丈夫だ、百合子」
百合子「えっ」
P「何があっても……何が起ころうと、必ず、俺はお前を……百合子を守りきって見せる」
百合子「プロデューサーさん……」
P「百合子……」
百合子「プロデューサーさん、私、プロデューサーさんのことが」
P「百合子……その台詞は、俺に先に言わせてくれ」
百合子「……分かりました」
P「百合子……俺はお前を、あi」
…………りこ、百合子!
-----
---
-
百合子「プロデューサーさん…………へ?」
昴「百合子、次の授業体育だぜ」
百合子「えっ……あっ、もうこんな時間!どうして誰も起こしてくれなかったんですか!」
昴「余りに幸せそうな寝顔してたから、先生も起こすの躊躇ってたぞ」
百合子「どうして、昴さんもこんな時間まで起こしてくれなかったんですか……」
昴「いや、オレは一番乗りでグラウンド行ったんだけどさ、そういえば百合子いないなーって思って」
百合子「……で、帰ってきたら私が一人寝ていた、と、そういうことですか」
昴「そーいうこと」
キーンコーンカーンコーン
昴「あ、やべっ、行くぞ百合子!授業始まる!」
百合子「えっ、ちょっ、昴さん、まだ私着替えて」
昴「いいから行くぞ!」ズルズル
百合子「あぁぁ……」
~~
美奈子(炒飯、麻婆、ラーメン、今日は何を作ろっかな……プロデューサーさん、喜んでくれるといいなぁ)
「よって、ここを因数分解して割れば項が消えるから、関数P(n)の極限は120になって……」
美奈子(あっ、ノートとらなきゃ……えっと、Pが120に…………Pが120?)
美奈子(P……プロデューサーさんが、120?)
-
---
-----
昴と百合子同じ学校なのか、いいね!
支援だよ
>>1
七尾百合子(15) Vi
http://i.imgur.com/TDqbP5m.jpg
http://i.imgur.com/n4jKYJV.jpg
>>5
永吉昴(15) Da
http://i.imgur.com/WUkTtg9.jpg
http://i.imgur.com/cg1pNdK.jpg
P「やっぱり美奈子のご飯は美味しいなぁ」デップリ
美奈子「はいっ、まだまだありますから、いっぱい食べてくださいね♪」
P「おっ、ありがとうな、美奈子」
美奈子「いえいえ、足りなかったらまだたくさん作りますから!」
P「ははは、こんなにいいお嫁さんを持てて、俺は幸せだよ」
美奈子「えへへ、私もこんなに食べっぷりのいい人が夫になってくれて、とっても幸せです!」
P「そういえば美奈子、俺の体重、120kgを超えたみたいだ」
美奈子「わっほーい!本当ですか!今日はごちそうにしましょうね♪」
P「あっはっは、いつでも美奈子のご飯はごちそうだし、いつもと変わんないな」
美奈子「えへへっ、もう、照れるじゃないですか!」
P「本当だよ、美奈子」キリッ
美奈子「……プロデューサーさん?」
P「俺は、もうお前無しじゃ生きていけない体なんだ」
美奈子「……」
P「……愛してるよ、美奈子」
美奈子「…………」
P「……美奈子、泣いてるのか?」
美奈子「だって……だって、プロデューサーさんが、愛してるって」
P「ああ、俺は美奈子が大好きだ、愛してる」
美奈子「プロデューサーさん……」
P「子供は何人欲しい?」
美奈子「……プロデューサーさん!」
美奈子「プロデューサーさん!動いたらカロリーが逃げちゃいますから、動いちゃダメですよ!」
P「ああ……というより、俺はもう、自分じゃ動けないからな……美奈子、よろしくな」
-----
---
-
美奈子「わっほーいっ!」ガタッ
シーン……
美奈子「……あれ?」
「…………佐竹ー、次の家庭科の時間がそんなに楽しみか」
美奈子「えっ、あっ、あのっ」
「楽しみなのは分かるが、数学の時間は数学に集中しようなー」
美奈子「はい、すいません……」
「あ、それと、家庭科で作ったからって料理の差し入れは必要ないからなー」
美奈子「えっ」
~~
まつり(講義が暇すぎるのです)
まつり(どうせ教科書をただ読むだけの講義、存在意義が疑われるのです、単位のために出席はしてても、いっそのこと寝てやるのです)
「そこで、政府はPKO協力法によって……」
まつり(全世界のまつり王国民よ、ぐっない…………PKO…………P……KO……)
-
---
-----
P「プロレスやろうぜ」
まつり「ほ?のり子ちゃんとやればいいのです」
P「いやいや、俺はまつりとやりたいんだ」
まつり「……それじゃあ、負けた方が勝った方の言うことを何でも聞く、という約束をしてくれるなら、プロレスしてあげるのです」
P「望むところだ!」
P「負けまし……いだだだだ!」
まつり「予想以上の雑魚だったのです」
P「あっ、そこの関節はそっちには曲がらなっ……なんだか、段々気持ちよくなってきたかも……」
まつり「うわっ……」
P「冗談だからガチでひくのやめて」
まつり「冗談に聞こえないのです」
まつり「というわけで、プロデューサーさんを軽くKOしてやったのです」
P「俺は誰になら勝てるんだ……そうだ、星梨花とプロレス」
まつり「ほ?」
P「冗談でございますまつり様」
まつり「それならいいのです、ね?」
P「アッハイ」
まつり「というわけで、プロデューサーさんにはまつりのお願い事を聞いてもらうのです」
P「なんだ?肩ならいくらでも揉んでやるぞ」
まつり「いらないのです」
P「そっか」
まつり「そうなのです」
まつり「プロデューサーさんには、ずっとまつりのそばにいて欲しいのです」
P「……え?」
まつり「まつり王国の忠実なる国民の一人として、まつりをキラキラした所まで連れていくのです、ね?」
P「…………それくらい、言われなくてもやってやる予定だよ」
まつり「ほ?」
まつり姫が講義を受けてて草
みたいようなみたくないような
P「俺のプロデュースするアイドルとして、絶対にトップアイドルになるまで離れない……約束する」
まつり「……そうなのです?」
P「そうだ」
まつり「……それなら、お願いは変えるのです」
P「あ、変えるのか」
まつり「これから、姫とショッピングに付き合ってもらうのです♪」
P「えっ、でも俺まだ仕事が」
まつり「ほ?負けた人は何でも言うことを聞いてくれるのです、ね?」
P「あー、はいはい分かった行くよ」
まつり「もちろん、お金を出すのは男の人の義務なのです」
P「えっ、ちょっと今月はお金が……」
まつり「冗談なのです」
まつり(トップアイドルになるより前に……プロデューサーさんの心をノックアウトしてやるのです!)
-----
---
-
つり……まつり!
まつり「……うーん…………千鶴ちゃんなのです?」
千鶴「……講義、終わってますわよ?というより、あと10分で次の講義が始まりますわね」
まつり「ほ?」
千鶴「驚きましたわよ?教室に入ったら、見知った顔が真ん中で一人寝ているんですもの……一体いつから寝ていたんですの?」
まつり「寝ている人の顔が見えるのです?ちょーのーりょくなのです」
千鶴「ものの例えですわ!」
まつり「ふむ……千鶴ちゃんの受ける講義、一人くらい多くても分からないものなのです?」
千鶴「まあ、そこそこ人が入る講義ですし、一人くらい多くても誰も気づかないですわね」
まつり「それじゃあまつりはこのまま夢の世界にエスケープし直すのです」
千鶴「は?」
まつり「その講義が終わったら改めて起こして欲しいのです、それではぐっない♪」
千鶴「ちょっ、まつり!?いくらなんでもそれは……はぁ、仕方ないですわね」
>>15
徳川まつり(19) Vi
http://i.imgur.com/0OYqXf4.jpg
http://i.imgur.com/oeyQYmh.jpg
>>24
二階堂千鶴(21) Vi
http://i.imgur.com/L8wKCNV.jpg
http://i.imgur.com/xA0TLW5.jpg
まつり姫が大学生とか妄想が止まらねえ
~~
琴葉「ここでPがこう動いて……」
P「お、琴葉、勉強中か?……しかし、どうして点は大体Pって置くんだろうなぁ」
琴葉「いえ、昨日のプロデューサーさんの足取りを追っています」
P「!?」
【おしまい】
【おまけ】
琴葉「ちなみに、動点をPとおくのは、『点』を英語にすると、その頭文字が『P』になるからですね」
P「ごめん、今それよりもっと気になることがある」
【おまけおしまい】
終わりだよ~(o・∇・o)
授業中に寝る、ダメ、絶対……なぁ、杏奈?
琴葉はぶれないなぁ
>>30
おつおつ
杏奈だけ怒るのはおかしい
乙,琴葉さん恐い・・・・・
田中琴葉(18) Vo
http://i.imgur.com/J6n19IJ.jpg
http://i.imgur.com/g5mULHA.jpg
>>30
http://i.imgur.com/Mi9Tys6.jpg
みんなのスクールライフの妄想が捗る
おつかれさま~
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません