デレステのイベント終わったら書いてく
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473329140
P「まさか1周年のフェスが終わったと思ったら、女子寮が燃えてたなんて…」
ちひろ「私も未だに信じられません…第1棟と第2棟が全焼…」
P「でもフェスで全員寮にいなかったおかげで負傷者が出なかったのはほんとに幸いだったよ」
ちひろ「本当ですね。とりあえず現在美城常務が状況の報告をしてくれています。君たちは今日は各自部屋を探してひとまず休め。とのことです」
P「常務も今手一杯で宿の手配までは手が回らないっぽいな」
ちひろ「先ほど役所に連絡してみたのですが、公営住宅はあるにはあるが、数十人分を用意することはできないそうです。最終手段として近隣の学校の体育館を借りることになるみたいです」
P「マジかよ…疲れてる上に火事のショックを受けてるアイドルもいるってのに、体育館で寝かせるなんて…」
ちひろ「ですが…これ以外に私たちの選択肢は無いですよ…」
P「くううう…これだけは何としても避けたかったが、仕方ない!」
ちひろ「何かあるんですか?」
P「みんなを、俺の家に泊める!」
ちひろ「…は?」
ちひろ「あ、あの…第1棟と第2棟に住んでるアイドルの子たちは40人くらいいるんですけど」
P「一人一部屋は無理だけど生活する分には申し分ないよ。多分」
ちひろ「もしかして、プロデューサーさんの家って…豪邸…?」
P「うん豪邸。だと思うなぁ」
ちひろ「言った後に自信無くすのやめて下さいよ…とにかく、沢山の人を泊めるくらいの大きさはある。という事ですね?」
P「それは大丈夫。多分俺の家10部屋以上あるから一部屋3~4人のシェアで問題ないと思う」
ちひろ「えっ、私の想像以上に大きそうな家ですね…」
P「ま、まぁいろいろあって…それより、できれば今夜ひちろさんも泊まって欲しいんだけど」
ちひろ「え、えぇ?!私がプロデューサーさんの家に?!」
P「うん。女の子の気遣いとか自身ないし、アイドルの子達も不安がる子もいるかもしれないしさ。いてくれると助かる」
ちひろ「は…はひ!わかりました!」
アイドル達をバスで送迎後
ちひろ「いやいや、プロデューサーさん?いくらなんでもこれはちょっと…」
P「え、何?なんかまずかった?」
ちひろ「………家、大きすぎませんか?」
P「うん。俺もそう思う」
ちひろ「悪い事してませんよね?」
P「するかっ!ほらアレだよ。宝くじ当たって嬉しさと酔いの勢いで建築会社やってるツレに凄いの頼むーって言ったらほんとに凄いの建てられちゃったんだよ」
ちひろ「うそぉ!?ち、ちなみにおいくらまんえん当たったんですか?」ハァハァ
P「それは内緒。つーか目怖いってちひろさん」
ちひろ「この家絶対1億円以上しますよね!?ってことはそれ以上!?」ハァハァ
P「だから目怖いって!」
P「ふー、布団も人数分あるな。飯は今大人組が買いに行ってくれてるし後は…と」
みく「Pチャン。お風呂沸かし終わったニャ。次は何したらいいニャ?」
P「おーみく、疲れてるとこ悪いな手伝ってもらって。って、意外とケロっとしてるな」
みく「んー女子寮が燃えちゃったのはショックだったけど、そんなに荷物とか置いてなかったし、大事なものは楽屋に置いてたからダメージはそこまでニャ。というかむしろ初めてのPチャンの家にちょっと興奮気味ニャ!みんなも大体そんな感じみたいニャ」
P「まぁ、やりすぎだよなこの家。なぁーにが「どうよ!?これで50人家族でも余裕だな!ハッハッハ」だよあのバカ…」
みく「まぁでもみく達はそのPチャンのお友達の粋な計らいに助けられたワケだし。いろーんな意味で感謝感謝ニャ!」
P「なんだよいろんな意味って」
みく「それは内緒ニャ!」
P「やれやれ、それよりもお風呂順番に入っていってくれ。あと出たらみんなにも伝えてくれ。11時から俺が入るからそれまでに入っておいてくれって」
みく「わかったニャ。んじゃーみく一番風呂もらっちゃうにゃ!お先ニャ!」ガチャ
P(良かった…みんな滅茶苦茶落ち込んでいる感じではないみたいだ…それだけでも救いだな)
P(それはそうと、何か…凄く大事な事を忘れている気がする…)
P「…大事な事を忘れていた」ボソッ
杏「…なに?」
P「お前ら着替え…ないよな?」
杏「そういえばそうだね」
P「今みくが風呂入ってるんだが」
杏「あらら…」
P「服とか下着とかって、適当に買ったらまずいよな」
杏「杏はそこまでこだわりはないけど、他の子は気にするんじゃないの?」
P「だよなーこれも大人組に頼むしかないか…」
杏「それがいいと思うよー。んじゃお先ー」ガチャ
P「…オイ」ガシッ
杏「もぉー何?杏は早くおふろ入って寝たいんだよう」
P「今の話を聞いてなかったのか?」
杏「服がないんでしょ?いいよ、杏はプロデューサーの服着るから。そこにおいといて。んじゃ」バタン
P「おいおい!まずいってそれ!おい!杏!」ガチャ
みく「ンニャアァァァァ!!Pチャン!?それ以上開けたら通報するニャ!」
P「くそ、やられた…杏め…」ハァ
ちょっと休憩
みく「……うー…Pチャン…」モジモジ
杏「ふーさっぱりしたー。ご飯まだ来てないのー?」スタスタ
P「すまんみくよ、悪気はないんだ。当たり前の事すぎて気づかなかったパターンだ」
みく「ううぅ、なんかスースーするにゃぁ…」
P(そりゃノーパンにぶかぶかの短パンで裸Yシャツの上からLサイズのTシャツだもんな…つーかエロい…)
P「すまんが大人組が帰って来るまでもう少しだと思うから、我慢してくれ」
みく「…うん」スンスンスン
P「ちゃんと洗ってるから心配すんなって」
みく「そっかぁ…」シュン
P(コイツ今なんで落ち込んだんだ?)
杏「ねぇプロデューサー。冷蔵庫どこ?」
P「ああ、そこのダイニングキッチンの右端」
杏「ん」スタスタ
ゴソゴソ オッ コーラアルジャン!プロデューサーハワカッテルネー
P「杏にとってここはもうマイホームと化したのか…適応力半端ねぇな…」
早苗「ただいまー。P君ー袋運ぶの手伝ってー!」
P「ああ、ごめん早苗さん。女性だけでおっきい買い物させて」
早苗「いいのいいの。P君も大変だろうしね!それに………」ピタ
P「ん?」
早苗「……Pくーん?みくちゃんになんて恰好をさせてるのかな?返答次第でシメる★」
P「いやいやいや、待って待って、俺が服お願いした時にはもう入ってたんだって!これほんと!だから仕方なく早苗さんが帰って来るまでの間着てもらってたの!」
早苗「アハハ、そんなに焦らなくても冗談よ。冗談。それにお使い料はもうもらったから!それ中に持ってってくれる?」
P「はいよ」(もうもらった?)
美優「ただいまですー。プロデューサーさん。ここに置いて置き……」ピタッ
P(またか)「みくのこと?アレは事故です」
美優「あら、そうなんですね。私てっきりプロデューサーさんの趣味かと…」
P「趣味と思われるのは心外だが、アレはなかなか破壊力がある」
美優「もう…プロデューサーさんったら…私は貴方のアイドルなんですから言ってくれればいいのに」ボソッ
P(こっちも破壊力がヤバい…)
P「よいしょっと」
心「はぁーい♪あなたのハァトをシュガシュ「おう、そこおいといて」
心「ってオイ!扱いが雑だぞ☆泣いちゃうぞ☆泣かすぞ☆とうっ☆」
P「おいコラ!乗っかるな!うわ重!腰が砕ける!まるで巨大な岩を背負っているようだ!!」
心「…オイ☆本当に腰砕くぞ☆」
P「嘘ですすんませんした」
心「よし、じゃあ車までもっかいはぁとを運んで☆」
P「ええー」
心「いいからいいから☆オイ、わざと重そうに歩くなよ☆」
美穂(プロデューサーさんにおんぶ…いいなぁ…)
P「どっこいしょ」ヒョイ
心「あーん♪ありがとー☆はぁと感激ー☆」ガサゴソ
P「……ナニソレ?」
心「何って、はぁとのおやつだよー☆プロデューサーも欲しいの?」ガサッ
P「うーわ…何?ねるねるねるね?お前、ゲテモノ嗜好だったの?」
心「オイ☆メーカーと全国のねるねるねるね好きに謝れ☆土下座しろ☆」ヒュンッ
P「うお!あっぶな、お前いつもそのハートどっから出してんだよ?つか冗談だって危ないって!」ヒョイ
心「避けんなよ☆ってか、そこのお酒全部運んどいてね☆お・ね・が・い」ウインク
P「りょーかい」
P「っつーかお使い料ってこの酒のことか…買いすぎだろ…」
また夜来ます
帰ってきた。
1周年イベント終わってなんかちょっと寂しい気持ちなのは俺だけか?
P「つーことでだな、料理班を決めたいのだが、どうしよう?ちひろさんは誰が適任だと思う?」
ちひろ「うーん、そうですねぇ…柚ちゃんと、早苗さんと泉ちゃんとかどうでしょう?」
P「そうだな、木場さんとかもアリだがまぁそんなところかな」
ありす「あの、料理なら私もできます!」
ちひろ「あ、あり…橘さん…」
P「ありがとな、ありす。でも今日はイチゴは切らしてるんだ。今度また頼むな」
ありす「そうですか…イチゴがないのならしょうがないですね…」
ちひろ(助かりましたプロデューサーさん!)アイコンタクト
まゆ「うふふ、じゃあまゆはプロデューサーさんの為にお料理つくっちゃいますねぇ」
ちひろ(出たー!)
P「まゆ。今日はカレーの食材しかないんだ。また今度作ってくれよ」
まゆ「そうなんですかぁ…うふ、じゃあ明日から作りますね」
P「え?お、おう…」
ちひろ「えっ、おうとか言っちゃってよかったんですか?多分本気ですよまゆちゃん…」
P「まぁ、ここにいる間だけだろうし断るのもこえーしなぁ」
ちひろ「確かに」
P「えーと、皆。今日のフェスはお疲れ様。皆最高の舞台だった。それと、女子寮が火事でショックを受けている子もいると思う。専務によると警察の現場検証やらが終わり次第ただちに立て直し工事を始めるらしいから、しばらくの間は我慢してくれ。あとは空いてる部屋は自由に使ってくれていい。部屋分けも自由にやってくれ。じゃあいただきます」
アイドル「いただきまーす」
ガヤガヤ
フレデリカ「ねぇねぇ、なんだかこういうのって学校の合宿みたいだよねー!なんかワクワクするなぁー」
李衣菜「ま、まぁわからなくもないけど…」
さくら「これいずみんが作ったんだよね?えへへ、おいしいなぁ~」
泉「そうなんだけど、ルー入れて野菜入れただけなんだけどね」
亜子「アタシとさくらなんかはそれすらできへんからなぁー」
さくら「私はカレーくらい作れるもん!作れないのはアコちゃんだけだよ!」
亜子「ほんまかぁ~?また強がってへんかさくらー」
さくら「ほんとだってば!」プクー
泉・亜子(かわいい)
友紀「おいしそうなカレーだねぇ!ビール飲みたくなっちゃう!」
亜季「ビールはともかく、確かに美味しそうでありますな!みんなで食べると尚更であります!」
友紀「だよねぇ!カレーといえばやっぱりアレだよね!」
亜季「アレでありますな!」
友紀「イチロー!」
亜季「サバゲ―!」
友紀・亜季「…」
帰ってきた
ちひろ「学校の合宿って言ってますよ?ふふ、じゃあ私たちは女子高の先生ってところですかね?」
P「そうだなぁ、この場合俺が担任でちひろさんは副担任って感じかな」
ちひろ「そうでしょうね」
P「こんなかわいい子だらけの女子高の男担任は幸せだな。俺なら過ちを犯しまくりそうだわ」
ちひろ「ちょっと…危ないこと言わないでくださいよ…でも今までそういうのはなかったじゃないですか」
P「まぁ、教師と生徒、アイドルとPじゃリスクが違いすぎるしなあ。って、なんでないって言いきったんだ?」
ちひろ「えっ、じゃああるんですか?」
P「いやまぁないけど…胸張ってキッパリとはちょっと…」
ちひろ「えぇぇ…どういう意味ですかそれ」
P「んー…なんつーか、こういう仕事上どうしても現場のハプニングとかがあったりするんだよな。しかも少女漫画かよっってくらいのシチュエーションとか。で、俺も男なワケだし、ましてやその相手が可愛いアイドルってんだから、変な気分にならないほうがおかしいと思うんだよな」
ちひろ「でも手は出してないんでしょ?」
P「今の所はな」
ちひろ「今後は出すかもしれない…と?」
P「世の中何が起きるかわからんからな…」
奏「とても興味深い話をしているわね。私も混ぜてもらえるかしら」
P「奏か、今日はお疲れ様。自由に座ってくれ」
奏「お邪魔するわね」スッ
P「って空いてるソファあるのになんで隣に座るんだよ!しかも近ぇよ!」
奏「あら、自由に座れって言ったのはプロデューサーさんよ?もしかして照れているの?ふふっ」
P「食べにくいんだよ!まったく」
奏「もう、いけずね。それで?プロデューサーさんが女の子に手を出すとか出さないとか」
P「もうその話は終わった。って、待て待て待て!なんで奏がここにいるんだよ!お前家近いだろ!」
奏「ふふふっ、バレちゃった。私もプロデューサーさんの家に行きたくてついてきちゃったの。夜にはちゃんと帰るわ」
菜々「あのぅー、空いてるテーブルがないんで菜々達もお邪魔していいですか?」
P「菜々とノアか。今日はお疲れ様。空いてる所座ってくれ」
菜々「お邪魔しまーす」
ノア「お邪魔…します」
奏「こんなに沢山の美人に囲まれてプロデューサーさんは幸せ者ね」
P「それは否定できないな」
奏「じゃあプロデューサーさん。この中で今一番キスをしたい人は?」
P「奏」
菜々・ちひろ「うわぁー即答ですね」
奏「…っ」
P「お前自分から聞いておいて顔真っ赤じゃねえか」
菜々「じゃあ好みのタイプは誰ですか?」
P「のあかな」
のあ「……!」
菜々「へ、へぇー」シュン
P「でも、嫁にするなら菜々」
菜々「えぇっ!?ほんとですか!?もらって下さい!今すぐに!」
うふ、うふふふふ
P「待て、まゆがめっちゃこっち見てる。聞こえない音量で頼む」
P「それでも、やっぱり一番大切にしたいのはちひろさん」
ちひろ「へっ?」///
奏「なんだか節操がないわね」
P「そりゃ仕方ねーよ。奏はミステリアスで煽情的で、思わず唇を奪いたくなる。のあは透き通るような肌に日本人離れした綺麗な顔とセクシーさ」
菜々「ほうほう」
P「で、菜々はこう見えてユニット活動でもずげえしっかりしてて頼りがいあって、家事全般もソツなくこなす。こんな優良物件はそうそうねぇって」
菜々「はうぅ…面と向かって言われるととても恥ずかしい…」
P「そんでちひろさん。346のアイドル科創設時から一緒にいて、仕事の効率化もまともにできない状態でお互いフォローし合いながら。喧嘩とかもしまくって、それでも俺と一緒にこの仕事を続けてくれてる。今でこそ事務仕事の能率化と効率化が両立してるけど、それは今までの俺たちがあってこそなんだ。だから俺にとってちひろさんはかけがえのない存在なんだよな」
ちひろ「プ、プロデューサーさん……」ウルウル
P「まぁ、要するに人にはそれぞれの魅力があるんだよ。それは見た目もそうだし、中身もそうだし、今までの付き合いで生まれた絆とか友情とか愛情とかそういうのも全部ひっくるめてな。だから、いろんな人間がいろんな一番を持ってるっつーことだ」
奏「…」ポカーン
菜々「ま、まさかプロデューサーさんが…」
ちひろ「そ、そんな台詞を吐くなんて…信じられません」
P「どういう意味だよ…ってまぁ、ガラじゃなかったな」
のあ「……私、貴方のそういうところ、…とても好き」
P「ほんとにこの辺でいいのか?」
奏「ええ、構わないわ。わざわざ送ってくれてありがとう。カレーもごちそうさま」
P「まぁ、家もバレちまったことだし、近いからまた遊びにきてくれ」
奏「あらアイドルを自宅に誘うなんていいのかしら?スキャンダルになっちゃっても」
P「ゴシップやらそっち系は既に根回ししてるから、十中八九記事になることはないと思うぞ」
奏「マスメディア関係に根回しできるって貴方何者なのよ…」
P「まぁいろいろあってな」
奏「そう。それじゃあそろそろ行くわね」
P「ああ、今日はゆっくり休んでくれ。お疲れ様」
タタッ ダキッ
奏「さっきのプロデューサーさん。惚れ直したわ。私、貴方の中のいろんな一番になれるように頑張るわ、本気でね」チュッ
P「…っ!」
奏「それじゃ、おやすみなさい」
P「……」ポカーン
また夜きますん
帰ってきた
P「やれやれ…マセてるよなぁ…」
P(っと、そういや携帯サイレントにしっぱなしだった)ゴソ
P(不在着信31件!?しかも全部凛かよ)
プル
凛「もしもし?」
P「速ぇな!?もしかして待ってた?」
凛「別に待ってないよ、たまたまだよ。それより、女子寮が火事になったんだって?皆大丈夫なの?」
P「ああ、心配してくれてたんだな。大丈夫、みんなピンピンしてる」
凛「みんな寝る場所とか大丈夫なの?」
P「それは大丈夫。しばらく俺の家で泊まることになったから」
凛「……………」
P「ん?あれ?…おーい…凛?もしもーし」
凛「うそ…でしょ…」
P「いやほんとだけど」
凛「奈緒とか未央も?」
P「そう」
凛「美嘉とか蘭子も?」
P「そうだな」
凛「……どこ」
P「なんだって?」
凛「家…どこ?」
P「知ってどうするんだよ」
凛「いいから!教えて」
P「まぁ、お前だけ教えないってのもアレか…お前の花屋の通りから(中略)みりあの集合住宅を左に曲がった通りのつきあたりの家だ」
凛「……わかった」
P「なんか納得いかないって感じだな」
凛「なんでプロデューサーにそんなこと解るわけ?」
P「お前と何年付き合ってきてると思ってんだ。大体そんな感じがするんだよ」
自宅 夜中
P「夕飯のシステムとかどうすっかなー」
ちひろ「毎日夕食の担当チームをローテーションで回して、名前の書いたマグネットとかで午後5時までに夕食が必要の子はマグネットを上に上げるとかどうでしょう?」
P「あ、いいなそれ。はい採用~」
ちひろ「か、軽いですね。いつもの正反対…」
P「だって仕事じゃねぇし」
ちひろ「そういうものですか…で、お風呂ですけど、女の子の入浴時間を6時~10時に限定してはどうでしょうか?ここのお風呂広いし、4~5人くらいなら同時使用も問題ないでしょうし」
P「はい採用~」
ちひろ「もう!ちゃんと聞いてますか!?」
P「アッハッハッハ、ごめんごめんちゃんと聞いてるって」
ちひろ「もぉーーー!私もう寝ますよ!?………あ……」
P「どうした?」
ちひろ「そういえば私はどこで寝れば…」
P「あっ……」
P「じゃあちひろさん俺のベッド使っていいよ。俺ソファで寝れるし」
ちひろ「えっ、えっ?そ、そんな!私がソファで寝ますよ」
P「それはダメ。俺が呼んだのになんでちひろさんがソファで寝て俺がぬけぬけとベッドで寝てんの。おかしいって」
ちひろ「いえいえ、プロデューサーさんは今日あちこち走り回って大変だったじゃないですか」
P「いやいや余裕だしこんくらい」
ちひろ「いやいや…」
P「いやいやいや…」
ちひろ「ハァ―わかりました。じゃあ、そそそその…ベッドもおっきい事ですし、い、い、い、い…」
P「い?」
ちひろ「い、一緒に…寝ま…しょう…」もじもじ
P「お…おう、わかった」(やっべ可愛すぎて襲いかけそうになった)
ベッド
ちひろ(プ、プ、プロデューサーさんと一緒に寝てる!夢じゃない!?)ペチペチ
P「ちひろさん」
ちひろ「…」(プロデューサーさんの匂いがする…この匂い…好きだなぁ…)スンスンスン
P「ちひろさん?寝た?」
ちひろ「へっ?は、はひっ!?」
P「なんでびっくりしてんの…っていうか、今日はありがとう。助かったよほんと」
ちひろ「い、いえ…」
P「その、ちひろさんさえ良ければだけど、また来てほしい。今度は遊びに」
ちひろ「い、いいんですか…?」
P「……うん………今度は…………2人で…………な…zzz」
ちひろ「はい。…デート、しましょう」もじもじ
P「zzz」
ちひろ「ね、寝ちゃいましたか?」
P「zzz」
ちひろ(やっぱり疲れてたんですね…強がりな所はありすちゃんにそっくり…)
スススス
ちひろ(プロデューサーさんの背中、おっきいな…)ピト
深夜
P「zzz」
ちひろ「zzz」
ギィ....
コソコソ モゾモゾ...
P「んん…ぅ…ぅん…?」
ありす「ぁ…」
P「んぉ…あり…す…?……ありす!?っとと、ちひろさん寝てるんだった…って近っ!」ヒソヒソ
ありす「あの…あの…今日は不安で眠れなくて…その…プロデューサーさんの傍だったら安心するかなって…」
P「…そっか。そりゃあ火事なんて不安になるよな…お前を一人にはさせないから安心してくれ。今日は疲れただろ?しっかり寝ろよ」ナデナデ
ありす「ん……」
P・ちひろ・ありす「zzz」
俺「zzz」
朝
キャアアアアア!
P「なんだ!?どうしたちひろさん!?…うわあああああああ!!」ガバッ
ありす「んん…なんですかぁ…どうしたんです……きゃああああ!!」
まゆ「うふ、おはようございます。プロデューサーさん。あと、ありすちゃんとちひろさんも」
P「ま、まゆ?その包丁はなんだ!?何をする気だ!?」ガタガタ
まゆ「あ、これはその…サンドイッチを作ってて、そろそろ出来上がるのでそのままプロデューサーさんを起こそうと…」
ちひろ「それで丁度私が起きたところに遭遇しちゃったんですね…てっきり刺されるのかと…ホッ」
まゆ「えぇ…さすがにそんなことしませんよぉ…」
ありす「こ、怖かったです…下手なホラーよりも」ガタガタ
まゆ「ご、ごめんなさいありすちゃん…」
P「なんだよ焦ったじゃねぇか…男のくせに「うわあああ!」とか叫んじまったよ…ともかく、おはようまゆ」
まゆ「はい。おはようございます。あなた…」
P「あ…あなた…?」
まゆ「うふ。言ってみただけですけど…ああ、なんて甘美な響き。あなた…あなた…うふふ…」
P「おーい、先にキッチン行ってるぞーまゆ」
また夜きます
P「ふぁ~~~。あ、ちひろさん後ろパンツ見えてる」(ピンクか)
ちひろ「えっ?ちょっ///プロデューサーさん!普通に言わないでくださいよ!」
ありす「今のはデリカシーないです。プロデューサーさん」
凛「ふーん。随分仲いいんだね。3人とも」
P・ちひろ・ありす「うわっ!」
凛「うわって3人揃って酷くない?」
ちひろ「ど、どうして凛ちゃんが…?」
ありす「昨日はいませんでしたよね?」
P「昨日俺が教えた。おはよう凛。昨日はお疲れ様。」
凛「うん。プロデューサーもお疲れ様。台所どこ?」
P「ん?そこだけど?何するんだ?」
凛「プロデューサーにサンドイッチ作ってあげようと思って…その…昨日は大変だっただろうし…」
P「あ、ああ、すげー嬉しいんだけど…な…」
凛「…何?」
P「そのー…まゆがもう作ってくれてるみたいなんだ」
凛「う…うそ…やられた」ガクッ
まゆ「うふふ、美味しいですかぁ?プロデューサーさん?まゆが愛情たっぷり込めて作りました」
P「やべぇ、滅茶苦茶うめぇ…」
ありす「…すごく…美味しいです…」
ちひろ「お、美味しい…!」
凛「悔しいけど…美味しい…」
P「まゆ、お前は良い奥さんになれるぞきっと!」
まゆ「はい。良きアナタの妻になれるように頑張りますねぇ」
ちひろ(私ももっとお料理勉強しよう…)
凛「そういえばなんでちひろさんいるの?っていうかさっきの緑のふかふかした服、寝間着だよね?」
P「ああ、俺だけじゃ不安だったから手伝ってもらったんだよ」
凛「そうなんだ…で、どこで寝たの?」
ちひろ「えっ!?えーと…えっと…」(プロデューサーさん!助けてぇぇ)
ありす「私たちプロデューサーさんと3人で一緒に寝ました!」ドヤァ
凛「」
っしゃ!投下
ちひろ(ドヤ顔でそんなこと言わないでえぇぇぇ!)
莉嘉「えーっ!?ありすちゃんP君と一緒に寝たのー!?ずるーいアタシも一緒に寝たーい!」
P「お、莉嘉か。おはよう」
莉嘉「P君も皆もオハヨー!ねーねーアタシもP君と寝たいよー!ねーいいでしょP君!」
P「ン…それはだな…」(どうしよう昨日ありすとちひろさんと寝てるからダメだって言えねぇ…)
ちひろ「アハハ…」
凛「ちょっと莉嘉。プロデューサー困ってるよ」
まゆ「莉嘉ちゃん?じゃあ今日はまゆと3人で寝ましょうかぁ、うふ」
P「え…」
まゆ「昨日ちひろさんとありすちゃんと寝たんですからまゆ達もいいですよね?ねぇ?」
P「だあああ!わかったよ!あんまり言いふらすなよ」
莉嘉「やったー!まゆちゃん、楽しみだねー!」
まゆ「うふふ、楽しみだねぇ。莉嘉ちゃん」
凛「そ…そんな…」
美穂(あの凛ちゃんがさっきから打ちのめされてる…)
莉嘉「あ、梨紗ちゃん、唯ちゃん!オハヨー!ご飯食べた?じゃあP君のお家探検しよーよ!」
唯「おー、面白そうだね!いこいこ」ドタドタドタ
P「はぁ~~なるほどな。それで今日怒ってこなかったワケだ。まゆ?」
まゆ「うふ」
凛「…」ぶっすー
P(なんかめっちゃ機嫌悪いなこいつ)
ちひろ「……あ、プロデューサーさん?ちょっと買い出しお願いしてもいいですか?よかったら凛ちゃんも付き添ってあげて下さい」
P「そ、そうか。わかった。ついて来てくれるか?凛」(ナイスだちひろさん!)
凛「うん。わかった」
まゆ「じゃあまゆも―」
ちひろ「まゆちゃんとありすちゃんにはプロデューサーさんの服のお洗濯と部屋のお掃除を手伝って欲しいんですけど」
まゆ・ありす「やります!!!」
P「……しゃーねぇか…あ、ベッドの下は絶対に見るな。いいな?ベッドの下は絶対に見るなよ?」
凛(フリにしか聞こえないよ…)
外出
P「なぁ、なんで怒ってんだよ。サンドイッチの件は悪かったって」
凛「別に…プロデューサーは何も悪くないじゃん」
P「いいや、お前は俺に対して怒ってるな」
凛「なんでそんなことわかるの?」
P「わかるって。俺とお前の仲だし。こう、感覚的なモンだけどな」
凛「…ふふ、なにそれ」
P「とにかくわかるんだよ」
凛「…そっか、未央とおんなじ事言うんだね」
P「ま、そういう所まで来てるってことだ。俺と、未央や他のアイドルの子達との関係はな」
凛「そうなのかな」
P「じゃあ凛。あそこの犬の散歩してる青いボブカットの母性溢れてそうな女性いるだろ?」
凛「結構遠いけど、いるね」
P「俺が何考えてるか当ててみ?」
凛「プロデュースしたい」
P「大正解」
凛「今しないでね?」
P「わーってるよ。で、なんでわかった?」
凛「まぁ…今までのプロデューサー見てたら…ね?」
P「だろ?要するにそういうことだよ」
凛「そっか…そうだね、ふふ」
P「話は戻るが、俺になんで怒ってる?俺も鈍感な自覚があるから、言ってくれなきゃわからん」
凛「鈍感すぎる自覚を持ってほしいね。プロデューサーにはさ。でも、理由は言わない。まだ…ね」
P「えぇー」
凛「あそこのパンケーキ屋さんで今日の分は許してあげる」
P「お前さっきサンドイッチ食ったじゃん!?」
凛「パンケーキは別腹だよ」
P「へいへい、何でも頼みやがってくだせえよ」
P宅
まゆ「…」(こ、これが…プロデューサーさんの…今朝まで来てた服…)ゴクリ
キョロキョロ
まゆ「…」(まゆ…いきます!)スゥーー
まゆ「…」(プロデューサーさんの匂い…!!この匂い好きぃ…)スンスンスンスンスハ
ありす「ちひろさん。覚悟はいいですか?プロデューサーさんのあの見るなと言う言葉は、きっと何かのメッセージです。そのメッセージに答えられずして何が担当ですか!」
ちひろ「そ、そうなのかなぁ…私は事務員ですけど」(本気で言ってた気がするけど…でも、気になる。凄く…)
ちひろ・ありす「…」コク
ありす「3…」
ちひろ「2…」
ありす「1…」
バッ
美嘉「プロデューサー?いるー?莉嘉見なかったー?…いないのかな…」キィ...
ありす・ちひろ「…」ゴソゴソ
美嘉「2人共何してるの?プロデューサーの部屋で」
ありす・ちひろ「ひっ!?」
美嘉「何その箱…はっ!?も、も、も、もしかして…え、えろ、えろ…本?」//////
ちひろ「静かに」しー
美嘉「ぁ…ごめん…」ゴクリ
ありす「いきます…」パカッ
ありす・ちひろ・美嘉「…………えっ?」
テラス席
P「あ、甘ぇ…」
凛「そうかな?」
P「俺、生クリーム少なめって言ってたよな?」
凛「言ってたね。私より少ないからそれで少なめなんじゃないの?」
P「パンケーキのこの生クリームとパン生地の割合おかしいよな。生クリームパンに改名するべきじゃないか」
凛「すごくどうでもいいよ…」
じぃ~~~
P「…なあ凛。後ろ。子供に柵越しに超見られてるぞ」
凛「え?」
じぃ~~~ キラキラキラ
凛「えっと……た、食べる…?」スッ
パク はわぁーーー キラキラキラ
凛「ど…どう?」
ンーーーーおいし~~~~!
P・凛(超かわいい!)
「コラーかすみ!何してるの!放っていくよ!」
「あっ!…ありがとう美人なお姉ちゃん!」スタタタタ
P「美人なお姉ちゃんだってよ」
凛「もう…からかわないでよ。やっぱり女の子って、こういう生クリームの乗ったケーキ、好きなんだね」
P「なのかねぇ、すっげー目キラキラさせて見てたもんな」
P宅
美嘉「何これ…写真?」
ありす「赤ちゃんの写真…ですね…かわいい」
ちひろ「かーわいいー!これ、プロデューサーさんじゃないですかね!?」
美嘉「か、か、かかわいいー!!この興味深そうにう○こ持ってるプロデューサーとか、すっごいかわいい」
ちひろ「う○こ持ってるのがまた可愛いですね!」
ありす「あの…う○こう○こ言うのはちょっと…」
ちひろ・美嘉「はっ!?」///
笑美「なんやー?皆して何しとんの?」ヒョイ
ちひろ「あ、笑美ちゃん。見て下さい!これ、プロデューサーさん!」
笑美「うーわ!ものごっつかわいいやん!アハハハ!めっちゃう○こ見つめてるやんこのプロデューサー!」
未央「んん?皆何してんのー?おや?それ、プロデューサー?アハハ!う○こ持ってる!アハハハ」
マキノ「あら?貴方達プロデューサーの部屋で何をしているの?」
未央「あ、まきのん見て見て!プロデューサーの赤ちゃんの時の写真!かわいいよね!」
マキノ「今の彼からは想像できない程に可愛いわね。う○こを持ってるのに、う○こが更に可愛さを引き立てているかのような。不思議だわ」
ありす(あとでコピーしよう)スッ
帰路
P「―でな?う○こう○こ言ってゲラゲラ笑ってくれるのも、小学生までだろって話をしてたんだよ」
凛「いやぁどうかな、今時なら小学生でも寒がられるんじゃない?」
P「今時の子はマセてるよなぁ」
凛「奈緒や加蓮もあんまりそういう汚い言葉使わないね。あ、未央とか言いそうだね」
P「いやぁー流石に未央といえどう○こう○こ言わねーだろ」
凛「着いたね。っていうかなんでこんな滅茶苦茶家大きいの?最初間違えてるのかと思ったよ」
P「まぁいろいろあんだよ」
ガチャ
P「ただいまー」
凛「ただいま。なんか騒がしくない?」
わいのわいの
P「オイコラ!お前ら俺の部屋で何してやがる!」
未央「あ、プロデューサー!おかえり!ねぇねぇこのう○こ持ってる赤ちゃん、プロデューサー?」
P「…」
凛「……ね?」
P「……ああ」
P「ふー。もう昼過ぎだな」
ちひろ「あ、ところでプロデューサーさん。今日もお泊りしてもいいですか?」
P「いいけど、どうかした?」
ちひろ「その、今週一杯アイドル科はお休みで、仁奈ちゃんを引き取ることになったんです。だから私一人よりみんなのいるここの方がいいかなーって思って」
P「仁奈…わかった。ならもういっそちひろさんも仁奈もここで生活したら?」
ちひろ「ええっ!?、いいんですか?」
P「うん。俺としても仁奈やちひろさんが一緒にいてくれると楽しいし」
ちひろ「は、はいっ!」///
P「でも、せっかくのオフなのにいいのか?何なら俺がこっちで面倒見るけど…」
ちひろ「大丈夫です!!むしろいさせて下さい!」ガタッ
P「お…おう」
ちひろ「じゃあ私仁奈ちゃん迎えに行って、ついでに荷物取ってきますね」
P「はいよ」
ちひろ(キャァーー!なんだか夫婦みたい!!)
ドタドタドタ
莉嘉「P君!!!庭にプールあるじゃん!!なんでもっと早く言ってくれないの!?」
P「いや、昨日までバタバタしてたじゃねえか…」
莉嘉「ねーねー!プール入ろうよ!!水入れてー?お願いー!」
美嘉「コラ莉嘉!まーたプロデューサー困らせて!ごめんプロデューサー、気にしないで」
莉嘉「えーっ!だってプールあるんだよお姉ちゃん?まだ暑いしさー」
P「それもそうか、仁奈も来ることだし。水入れるか!よし、水溜まるまでしばらくかかるしお前らその間に水着取ってこいよ」
莉嘉「やったぁ!!P君大好き!いこいこお姉ちゃん!はやくー!」
美嘉「はいはいわかったから押さないで。プロデューサー、ありがとね」
庭 プール
P「―で、イカなんだ…?」
ちひろ「はい。濡れてもいい衣装がこれしかなくて…」
仁奈「久しぶりにイカの気持ちで泳ぐですよー!」
P「だぁー!仁奈はかわいいなぁちくしょー!」ウリウリウリ
仁奈「えへへへーくすぐったいでごぜーますよプロデューサー」
P「さ、泳いで来い仁奈。あんまりお姉さん達から離れて泳ぐなよー?」
仁奈「うん!泳いでくるですよー!」テテテテ
ニナチャーン カワイー! キャー
P「眼福でござるよ…」
周子「何キャラなん…それ…あ、コーラもーらいっ」
P「お、周子か。気にするな」
周子「まさかプロデューサーがこんな家に住んでるとか思ってなかったわぁ…アイスもーらいっ」パク
P「まぁ普通は思わねーよな」
周子「こんなことならアイドルのスカウト断って家出少女として養ってもらっても良かったなーなんて…」パク
P「ぬかせ…そんなことになったら俺和菓子屋開業してお前をコキ使ってやるからな」
周子「……シューコちゃん。やっぱりアイドル頑張りまーす」パク
P「よろしい」
美嘉「ねぇ、プロデューサー?そのアイス。ちょーだい?」ズイッ
P「お、おう…近いな…」
美嘉「えー?どこ見てんのー?」
P「いいから早く食えよ…」スッ
美嘉「…」まじまじ
周子「プロデューサーを困らせようとしたけど、予想以上にすんなり渡されて逆に自分が心の準備できてなかったパターンやね」
P「ちなみにそのアイス、ほぼ周子が食ってたからな?俺全然食ってないぞ?」
周子「さっきプロデューサーの好きな色とかリサーチして、若干季節も遅いのに新しい水着まで買ってきたって莉嘉ちゃん言うてはったわぁ」
美嘉「しっ…しゅっ、しゅっ、しゅう~~~ッ!!!」パクパク
周子「プププ……汽車かな♪」
P「そういえば周子はさ、オフの間京都には帰らないのか?」
周子「んー、そう思ってたんだけど、なーんかこの家、妙に居心地いいっていうか…わかるかなーこう…」
P「ああ、なんかわかる。説明できないんだけど、やたら落ち着く。みたいな」
周子「そーそー!なんか、帰る気無くなっちゃった」
P「おいおい、そんなんでいいのかよ親孝行」
周子「いーのいーの。お盆に帰ったし、年末にも帰るしね」
P「そうか」
周子「プロデューサーは?」
P「俺はこう見えて結構帰ってる。俺が有給なかなかとらないから、常務が無理やり有給ブチこんでくる時があって、そん時にな」
周子「何故君は有給を取らない?それでは我々が困るのだ。今月中に3日以上は希望を出しておくように」キリッ
P「アッハッハッハ、上手い上手い!」
周子「結構思い切りなとこあるもんね。常務は」
P「まぁ、346くらいになると厚労省とかから結構うるさく言われるんじゃねーかな」
周子「ふぅーん。その辺のことはシューコちゃんにはよくわかんないけどねー」
周子「でもさー、それならアイドル部門の社員増やせばいいのにねー?」
P「それがさぁ、最初の頃って結構いたんだよ。まだ美城常務がこっちに就任してないくらいの頃な。そんときゃそれぞれグループで担当分けしてたりとか、事務員も各Pで分けられてたんだけどさ、今西部長があんまりにも出来過ぎるから、みんなついてけないって辞めていってさ、結局俺とちひろさんにしわ寄せが来てそりゃもう大変だったよ」
周子「そうなんだ?」
P「んで、あれこれ工夫しまくって、ミーティングもしまくって、やっと2人で色々効率よくできるようになってさ、常務に言ったワケよ。少しでいいから社員入れませんかってな」
周子「そしたら?」
P「新たな社員を配属させて、社内に新たな風を入れる事は大いに賛成だが、今のアイドル科があまりにも完成されすぎててな、もしかするとそれを壊してしまうのではないかと思うこともある。私はそれが最も怖いのだ。だってさ」
周子「えー。それって逃げてるんじゃないの?」
P「そうかもしれないが、言いたい事はすごい解るんだよな。今の事務所に常務の言う新しい風を入れて、もしかするとなんの刺激にもならない微弱な風かもしれないし、もしかするとアイドル科をぐちゃぐちゃにかき回すような嵐かもしれない。それはやってみなきゃわかんねーし、一度やっちまうと取り返しのつかないこともあるだろうしな。ま、ギャンブルみたいなところがあるよな。それが怖くないかと聞かれれば、俺も怖いって答えるだろうよ」
周子「へえーいろいろあるんだね」
P「いろいろあんだよな」
周子「でも、今凄い楽しいそうな顔してるよ?」
P「わかるか?俺、今すげえ楽しいんだよ。お前らと一緒に仕事するのがさ。そりゃもうお前らをプロデュースするために生まれてきたんじゃねーかってくらいには」
周子「アハハ、大げさだな~」
周子「……やっぱ、あたしプロデューサーに会えてよかったな…」
P「そう言ってもらえるとプロデューサー冥利に尽きる」
周子「家出少女としてプロデューサーの家で奉仕するのもアリだけど。それじゃ今の笑顔は見れなかっただろうし、ねっ」
P「周子…」
周子「…まゆちゃんじゃないけど、あたしも運命感じてたりするんだ…プロデューサーに拾ってもらうために家を出たんじゃないかって」
P「…そ、そうか…」
周子「…ね…」じー
P「…っ」
周子「……プッ。ックク…アハハハ!プロデューサー、顔赤いって!もしかして照れてる!?」
P「~~~~っ。お前はぁぁぁぁぁ!!」ガシッ ヒョイ
周子「えっ!?ちょっ!」
P「そりゃああああ!」ポーイ
ドボオォォォン!
P「大人をからかうからだ!周子!」
周子「ちょっ!」バシャバシャ
P「フン…………おい?」
周子「あっぷ…はっ…がぼ」バシャバシャ
P「オイ…周子?……オイ!大丈夫か!」ドボン
周子「あっぷ…」
P「周子!周子!俺に捕まれ!泳げないって知らなかった!悪い」
ガシッ むぎゅうぅぅ
周子「…クスクス…えへへー!やーい引っかかったんだーっ!」
P「おっ、おっ、お前なぁ~…マジで今のはダメだろぉ…死ぬかと思ったわ…」へなへな
ぎゅううう
周子「でも、さっきのは嘘じゃないよ。あたし、プロデューサーのこと…ねっ」ボソッ
書いてて思ったけどクールばっかりでごめんよ
夜 庭
P「まさか急遽バーベキューをすることになるとはな…」
ちひろ「大人組の方々は学生組以上にパワフルなところありますからねぇ」
P「まさか物理的に囲い込んでゴリ押しされるとは思わなかったわ」
ちひろ「おしくらまんじゅうみたいになってましたもんね」
P「多分あの人等、飲める人全員集めて飲みたかったんじゃねーかな…ほら、普段の飲み面子って決まってるし…しかもここは家だからなんの遠慮もなく呑めるしな」
ちひろ「確かにこういう機会。この先あるかもわかりませんしね」
P「まぁな。火事は決していい事ではないけど。こういう機会は貴重だったりするもんな」
ちひろ「そうですね。はい、仁奈ちゃん。ふーふーしてから食べてね」
仁奈「いただきやがるでごぜーます!ふーふー」
P「仁奈はかわいいなー。パパに立候補してえわ」
ちひろ「ふふ。じゃあ私はママに立候補しようかなーなんて…」
P・ちひろ「…」///
こずえ「ぷろでゅーさー?……こずえはぁ…かわいぃ…?」
P「ああ、こずえも仁奈もみーんな可愛いぞ」ナデナデ
こずえ「ふわぁ…ぷろでゅーさーに…なでなでされるのぉ……すきぃ…ふわぁ」クテー
P「あ、寝ちまったよ…かわいいなぁ」
投下
P「んじゃあ、ちょっとこずえ寝かせて来る」
ちひろ「あ、わかりました」
P「こずえは~っと…もう俺のベッドでいいか…」スッ
バサァッ
P「…」
杏「zzz」
P「なんでコイツがここで寝てんだ…」
鼻ギュッ
杏「………ンゴッ…」
P「っぷ…くく…んごっ。だって…プクク…」
杏「…~~~っ」パチッ
P「おはよう。杏。飯食うぞー」
杏「~~ぷはっ。……なんだよぅ~」
P「みんなで飯食ってるから早くこねーとなくなるぞー」
杏「さっきのは殺人未遂だぞーっ!慰謝料請求してやるー!5億くらいとってやるぞー!」
P「そんな大金ありませーん!ってか、なんでここで寝てんだ」
杏「プロデューサーだけこんなおっきいふっかふかのベッドなんてずるい!担当である杏にも使用権限があるはずだー!」
P「わかったわかった。ほら、起きろ。ってお前よだれでべっちょべちょじゃねーか!」
杏「杏のよだれは抗菌作用があるんだよ」
P「…何ワケのわかんねーこと言ってんだ。ほら、いくぞ」ヒョイ
杏「あっ」
P「お前軽いなー。たかいたかーい」
杏「杏をバカにしてるでしょ?そんなんで喜ぶと思ってんの?」
P「じゃあ飛行機。ブーーーーン」
杏「やめろよー!」
P「ブーーーーン」
杏「やーめーろーよー」
……
…
キャッキャッ
>P「ブーーーーン」
>杏「やーめーろーよー」
少年の心(精神年齢)を持つ大人と、少女のような少女(合法ロリその1)が戯れる図
キャッキャ キャッキャ
ちひろ「あ、おかえりなさい。って…杏子ちゃん?どうしたんですか?」
P「俺の部屋で寝てたんで、ついでに起こしてきた」
杏「杏、プロデューサーに殺されるところだったよ」
ちひろ「ええっ?」
P「ちょっと鼻つまんだだけじゃねーか。ンゴッっつってたもんな…ププ…」
杏「杏が起きてなかったらどうするつもりだったんだー!杏が楽して生きていけるくらいの慰謝料を請求するー!」
P「残念だったな、杏。証拠も証人もいないんじゃあ。その容疑も立証できないぜ。ハーッハッハッハ」
杏「くそう……鬼、悪魔!ちひろ!」
ちひろ「……何か、言いましたか?」ニッコリ
杏「あ、噛んじゃっただけだよー。ほんとは鬼畜って言おうとしたんだよー」サーッ
ちひろ「そうでしたか」ニッコリ
P「おい、お前やめとけ殺されるぞ」ヒソヒソ
ちひろ「もう!聞こえてますよ!全く…杏子ちゃんの分も焼きますからね!プロデューサーさんはビール飲みますか」
P「ん、じゃあ1杯だけもらおうかな」
ちひろ「はーい。ちょっと待っててくださいね」
句点と読点の使い方がおかしなことになったりするけど気にしないでくれ
P「ありがとうちひろさん。いただきます。……なあ杏。俺の肩から降りてくんね?食べにくいんだけど」
杏「杏靴はいてないし。きらりもいないし。今からはきに行くのも面倒」
凛「杏…プロデューサーが困ってるよ。降りてあげたら?」
杏「い、嫌だ!杏は絶対おりないぞ…」
凛「ほら、プロデューサーが食べにくそうじゃん…かっ」グッ
杏「何をするんだ!やめろよぉ」ガシッ
グイィィィ
P「ぐえっ!?痛い痛い!首…絞まって…る!……グギ…ギ…」
杏「杏は絶対に…絶対に降りないぞ…!」ギュウウウ
凛「ハァ…ハァ…し…しぶといなぁ…杏…」
杏「ハァ…ハァ…凛ちゃんこそ杏を疲れさせるのやめてよね…」
P「ゲホッ…ゲホ…これこそ殺人未遂だぞ杏!」
P「まぁ落ち着け凛。食べにくいけど、杏は重くないしいいよ」
杏「ほーはらはひひってほへ」モグモグモグモグモグモグ
P「食ってから喋れ!何言ってるかわからん」
凛「ふぅん…ダイエット…しよっか…な…」ボソ
P「お前それ以上痩せてどうすんだ」
凛「しっかり聞かれてる!?」
P「俺にはお前ら女子の理想体型の水準がわかんねぇな。骨と皮になるまで痩せる気かよ」
凛「骨と皮って…私これでもまだ痩せたほうがいいと思うんだけど」
P「十分細いだろ。若いうちからダイエットなんてしなくていいんだよ。レッスンとライブで十分燃やしてんだから」
凛「まぁ…プロデューサーがそう言うなら…」
杏「コーラ取って」
P「ん。勿論アイドルとしての体型管理は大事だが。細いと不健康そうに見えてしまう。かな子くらい食に貪欲でいいんだよ」
凛「今のかな子ちゃんが聞いてたらめっちゃ怒るよ?」
杏「お肉とって」
P「杏、お前食いすぎじゃないか?さっきからどんだけ食ってんだ」
杏「今さっきプロデューサーがかな子ちゃんくらい貪欲でいいって言ってたじゃん」
P「いや言ったけど、さっきから網の上に肉ほとんどお前食ってんじゃん…いつもこんくらい食ってんの?」
杏「いつもはこんなに食べないよ。たまにだけ」
P「たまにこの量食っててその体重なのお前?いつもゴロゴロしてんのに?」
凛「う、羨ましい…」
杏「杏は来るべき時の為にエネルギーを蓄えているのだぁ!」ドヤッ
凛「その来るべき時って何時?」
P「杏が早く仕事終わらせて帰りたい時」
杏「さすがプロデューサー。よくわかってるじゃん」
P「こいつ、心構え以外はハイスペックだからな。しかも俺がハズしたくない仕事の時は完璧にやってくれる。お前ほんとは優しいんだよな」
杏「まぁ、杏はなんだかんだでプロデューサーのこと大好きだからね」
凛「!?」
P「あ、あ、あ、杏ぅ~~!お前は…お前はなんていい子なんだ…!俺も大好きだぞーー!」スリスリスリ
杏「プロデューサー。それ、普通にセクハラだよ?」
凛(あ、そういうのじゃないっぽい…)ホッ
食後
凛「杏、行こう。未央達が呼んでるよ」
P「ふー。ごちそうさまでした」
ちひろ「おそまつさまでした」
P「見てみ、ちひろさん。凜が杏を肩車してるところとか超激レアだよな」
ちひろ「ふふふ、ほんとですね」
P「仁奈もみんな可愛がられて楽しそうだし…よかった」
ちひろ「あっ…!あれ…」
P「ん?…おっ?流れ星か…?すげえ」
ちひろ「わあぁ!流れ星っていうかもう流星群みたいになってませんか?こんなのニュースでやってたかしら…」
P「俺とちひろさんが入れ替わったりしてな…アッハッハ」
ちひろ「それはちょっと笑えませんね…」
P「おーい!お前ら空見てみろー!」
わぁ! すごーい! 綺麗…
ちひろ「……」お祈り
P「おぬしの願いを叶えてしんぜよう…」ボソ
ちひろ「ひゃああぁぁぁ!」ガタガタン
P「…そ、そこまで驚かれるとは思わなかった…悪い…」
ちひろ「ハァ…ハァ…え?声に…出てましたか…?」//////
P「いや、出てないけど?願い事してたっぽいからちょっかいかけただけ」
ちひろ「……もぉ~~~~!プロデューサーさんのバカッ!」
P「わ、悪かったって…」
ちひろ・P「……っく、はは、はははは」
P「で、どんなお願いしたんだ?」
ちひろ「それは…秘密です」
P「えー」
ちひろ「でも、そうですね…この願いが叶った時は、教えてあげますね!だからプロデューサーさん?これからも仲良くしましょうね!」
P「ちひろさん…」
ちひろ「…」///
P「その…俺…」
早苗「なになに~?青春の匂いがするな~!?よし!ここは早苗お姉さんがいっちょ…」ドカッ
P「うおっ!?何だよ早苗さん?」
早苗「お~これがP君の膝かぁ~苦しゅうない!」
P「うわっ、早苗さん酒くさっ!飲みすぎだろ」
ちひろ「…プロデューサーさん。貴方の事は忘れません…行こ?仁奈ちゃん。怪獣が現れたから避難しようね」ススス
P「ま、待ってくれ!ちひろ!置いてかないでくれ~~!」
心「ちょっとノってんじゃねーか☆んねープロデューサー。はぁとも構ってーん☆」ギュウウ
P「心さん重いんでやめてもらえませんか」
心「真顔で重いとか言うなよ☆ほらほら、はぁとのおっぱいだぞー」ギュウウ
P「ねぇ、マジでやめて。まゆがニコニコしながらこっち見てるから。マジで」
夜中
P「ウォェェ…飲ませすぎだろ今日のあいつらマジヤバい…もうアイドルじゃなかった…」ブツブツ
P「もう0時半かよ…寝よ…」
ギィ...
P「ん?まゆと莉嘉…?あぁ、そういやそうだったな」
莉嘉・まゆ・仁奈・ちひろ・こずえ「zzz」
P「さすが特注のキングサイズベッドだけあってこんだけ寝てても余裕なのか…」
ゴソ モゾモゾ
P「フワァァァ………ぉん?足元に何かあるな…」
さわさわ...
P「なんか…解っちまったわ…」
スボッ
杏「zzz……んん…」
P「…」(やっぱりかよ!ドンピシャだよ!)
P「と、あそこも妙にもっこりしてるけど、もう一人いるのか…」
ペラ
P(り、凜!?おいおいこいつちゃんと両親に連絡してんだろな…?)
P(にしてもすげえ寝汗。布団に埋もれてたから息苦しそうだし…しゃーねぇか…)
スッ ヒョイ
凛「ん………うん?…プロデューサー…………」
P「あ、起こしちまったか、悪い悪い」
凛「え…夢…?………じゃ…ないっ!?……えっ?…ちょっと」///
P「こらこら動くな。後皆寝てるから静かにしろ」
凛「う、うん…」(う、うそ…私プロデューサーに抱っこされてる…)/////マッカッカ
P「ったく、泊まるなら泊まるってちゃんと言え。あと親御さんに連絡してんだろな?」
凛「うん…それは大丈夫…」
P「ほら、アクエリ飲め。お前寝汗でビショビショだぞ。脱水したらどうすんだ」
凛「あ、ありがと…ってちょっと!?なにしてるの?」
P「いやお前寝汗かいたままクーラーに当たると風ひくぞ」フキフキ
凛「き、汚いからいいって…」
P「お前の汗なら全然嫌じゃねーよ」
凛「…っ。バカ…ヘンタイ…」////
P「俺はヘンタイじゃないぞ、スケベだけどな。…っと。ほら、もう寝ろ」
凛「あ、ありがと…ほんとそういうとこズルいよ…」ボソボソ
凛「zzz…」
P「よっし。もう限界…寝る」
のっし
P「…………………なぜ起きてやがる…」
まゆ「うふふ、プロデューサーさぁん。ほらほら、まゆのおっぱいですよ~」ムニュムニュ
P「…………ああ、最高だよまゆ…」
まゆ「うふ、もう、プロデューサーさんったら、えっちなんですから…」
P「まゆ。恥ずかしいから目をつぶってくれないか?」
まゆ「は、はい…」キュッ
バチコーン!
まゆ「いっ!?~~~~~~~~っ…っ!」ジンジンジン
P「バーカ。なぁーにが「まゆのおっぱいですよー」だ。酔っぱらった心に感化されてんじゃねぇ」
まゆ「~~~っ~~~~っ!」ジンジンジン
P「す、すまん。割と加減してデコピンしたつもりだったんだが…」
P「悪かったって。ごめんごめん」ヨシヨシ
まゆ「うぅ~…嫌です。許しません」ぐす
P「じゃあどうしたら許してくれるんだ?」
まゆ「まゆも抱っこしてください」
P「さっきの見てやがったか…。というかお前既に俺の上でがっつり抱き着いてんじゃん…」
まゆ「プロデューサーさんにギュってしてもらわないと意味ないですもん」
P「……わかったよ…ほら。これでいいのか?」ギュ
まゆ「はあぁ…これがプロデューサーさんの抱擁…まゆ、幸せすぎて死んじゃいそう…」
P「んな大げさな…」
まゆ「大げさじゃありませんよぉ。最近プロデューサーさん、他の女の子とばっかりイチャイチャしてまゆのこと見てくれないですし…」
P「イチャイチャ…ねぇ…ま、確かにそう見られても仕方ないっちゃないか…。悪かったな…。って、なんか俺とお前が付き合ってるかのような会話だな!?」
まゆ「将来的には夫婦になるんですから、遅かれ早かれ、ですよ。うふふ」
P「いや、そんな断言されてもな…」
まゆ「プロデューサーさんはまゆの事、嫌い?」
P「嫌いなワケないだろ?」
まゆ「じゃあいいじゃないですかぁ」
P「あのな、好き嫌いはともかく、俺とお前はアイドルとプロデューサーの関係だ。好意を寄せてくれるのは俺としても嬉しいが、今現在お前がアイドルという立場である以上節度を持ってだな…」クドクド
まゆ「…zzz」
P「この野郎俺の上で寝てやがる」
ナデ
P「…でも…お前は俺が本当に困るような事は絶対にしないんだよなぁ…ありがとな…まゆ。おやすみ」ナデナデ
まゆ「zzz」
朝
美嘉「プロデューサー?莉嘉知らない?あの子部屋で寝てないっぽいんだよねー」ギィ...
莉嘉・P・まゆ・仁奈・ちひろ・こずえ・杏・凜「zzz」
美嘉「!!!!!?????」
美嘉「う、うそ…なによ…この光景…。莉嘉がプロデューサーの腕に抱き着いて寝てる…。い、妹に先を越されるなんて…」ガクッ
P「何一人でぶつぶつ言ってんだ」
美嘉「ひえっ!?」
P「ひえっ。ってなんだよ。というかおはよう。…頭いてぇ…」のそっ
フラフラ~
美嘉「プロデューサー大丈夫?体調悪いの?」
P「ああ、大丈夫。アルコールちょっと残ってるだけだから。そのうち治る。莉嘉ならそこで寝てるから適当に起こしてやってくれ」
美嘉「う、うん…」(っていうかなんでみんなで一緒に寝てるのプロデューサー…)
P「ふあぁぁ~~~」
楓「おはようございます。プロデューサー」
P「楓か、おはよう。昨日結構飲んでたっぽいけど、大丈夫なのか?」
楓「それが、大丈夫だと思ってたんですがどうやら軽い二日酔いみたいで…」
P「ほぇー。楓がか?珍しい事もあるもんだ」
楓「私もちょっと驚きです」
P「んじゃ、ちょっとそこいら歩いて酔い覚ましでも狙ってみるか?」
楓「…」
P「どうした?」
楓「いえ、まさかプロデューサーからそういう風に誘われるとは思ってなくて…」
P「あ~そういやそうか?いつも飲みとかも誘ってもらってばっかりだったもんな…」
楓「そうなんです。だから結構新鮮な感じが…します…」
P「じゃあ、改めて。俺と付き合ってくれよ。散歩」
楓「ふふ。なんだか告白みたいですね。喜んで!」
外
P「ところで楓はこのオフで実家帰ったりしないの?」
楓「私はお盆に帰ったので、しばらくは…。プロデューサーは?」
P「俺もお盆に帰ったよ。っていうか、そういえば俺たち出身同じだよな。芽衣子もだけど」
楓「そうですよ。とはいえ、和歌山って何もないのに結構広いですからねぇ…市内とそれ以外じゃ結構な差がありますね」
P「市内も大概田舎だけどなぁ…でもこう、なんか和歌山に帰るとやっぱ落ち着くっつーか、安心するんだよな」
楓「そうなんです!何もないのが逆に安心するんですかね」
P「ほんとに何も無いけどな!俺は実家帰ったら絶対梅食うわ」
楓「ふふっ。私もですよ」
P「こっちだと紀州南高梅とかめっちゃ高いよな!こっち来た時に売値見てビビったのを覚えてる」
楓「高いですよねぇー。私もビックリしちゃいました」
P「楓はそういえば温泉めぐりとか好きなんだろ?和歌山の温泉は結構行ったか?」
楓「あ、行きました。龍神温泉とか白浜温泉とか勝浦温泉とか…」
P「お、結構行ってんなー。川湯温泉とか行った?」
楓「あの、川が温泉になってる所ですか?それなら行ったことありますよ」
P「そうそう、水着着用の混浴温泉。っつっても川だからしゃーねえけどな。俺がガキの頃なんかは野生のニホンザルとかも普通に温泉つかってたぞ」
楓「そ、そうなんですか?私の時はいませんでしたね」
P「俺の中学校とかさ、山の麓みたいなとこに立ってたから、鹿とか狸とか普通に出てくんの!そりゃもう中坊の俺たちは野生の動物が出るたびにギャーギャーはしゃいでたなぁ…」
楓「ふふ、昔から全然変わってませんもんね。プロデューサー」
P「えっ?それってどういう…」
みりあ「あー!プロデューサーだー!あと楓さんだー!」
P「お、みりあ!おはよう。ゴミ捨てのお手伝いか?偉いなみりあは」ナデナデ
みりあ「えへへ、ゴミ捨てはみりあのお仕事なんだー」
楓「おはよう、みりあちゃん」
みりあ「おはようございまーす!こんな早くから2人で何してるのー?あーっ!もしかしてデート!?いいなぁーみりあもデートしたいなー!」
P「みりあ、デートじゃなくて散歩な。二人でぶらぶら歩いてたんだ」
みりあ「へぇーそーなんだー!あ、じゃあねじゃあね!みりあのおうちで朝ごはん一緒に食べようよ!ママとパパもきっと喜ぶと思うなー!」
P「おいおい、急に押しかけたらママが困るって」
みりあ「えーっ!?そんなことないよきっと!みりあがママに聞いて来てあげる!」タタタタ
P「あっ、おーいみりあー!」
バタン
楓「あらら…」
ガチャ
みりあ「ママがいいって言ってるから一緒に食べようよ!はやくはやくー!」
P「マジか…」
Windows10から頻発する謎のエラー再起動で書溜め消し飛んだのでもしもしからちまちま投下
みりあ宅
P「なんか緊張してきた?」
楓「私もです?」
みりあ「2人ともあがってあがってー!」
P「お、お邪魔しまーす」
楓「お邪魔しまーす?」
P「あ、おはようございます!いつもお世話なっております!なんか、お忙しい所お邪魔する事になってすみません?」
みりあママ「あら、プロデューサーさん。おはようございますー。気にしないでね。どうせみりあが無理言って呼んだんでしょう?ふふ、みりあったらいつもプロデューサーさんのお話ばっかりするから、よっぽど好きなのね」
P「あ、アハハ?」
みりあパパ「みりあはやらんぞ!」じろっ
みりあママ「コラ!いきなり失礼な事言わないで!すみませんねぇ、この人ったらみりあを取られたと思って妬いてるのよ」
P「お、お父さんもおはようございます!お邪魔させて貰ってます!」(パパ怖ぇー)
みりあパパ「お前にお父さんと呼ばれる筋合いはーー」
楓「?失礼します?」
みりあパパ・ママ「????」唖然
楓「?あの、私が??何か??」
みりあパパ・ママ「?たっ??たっ??たか?」
みりあパパ・ママ「高垣楓ええぇぇぇ!!!!????」ガタン ガタタ
P「お父さん!?大丈夫ですか!?初めて死神を見た時のLみたいになってますよ!?」
みりあパパ「?ほ、本物?なのか??」
みりあ宅
P「なんか緊張してきた?」
楓「私もです?」
みりあ「2人ともあがってあがってー!」
P「お、お邪魔しまーす」
楓「お邪魔しまーす?」
P「あ、おはようございます!いつもお世話なっております!なんか、お忙しい所お邪魔する事になってすみません?」
みりあママ「あら、プロデューサーさん。おはようございますー。気にしないでね。どうせみりあが無理言って呼んだんでしょう?ふふ、みりあったらいつもプロデューサーさんのお話ばっかりするから、よっぽど好きなのね」
P「あ、アハハ?」
みりあパパ「みりあはやらんぞ!」じろっ
みりあママ「コラ!いきなり失礼な事言わないで!すみませんねぇ、この人ったらみりあを取られたと思って妬いてるのよ」
P「お、お父さんもおはようございます!お邪魔させて貰ってます!」(こ、怖ぇー)
みりあパパ「お前にお父さんと呼ばれる筋合いはーー」
楓「?失礼します?」
みりあパパ・ママ「????」唖然
楓「?あの、私が??何か??」
みりあパパ・ママ「?たっ??たっ??たか?」
みりあパパ・ママ「高垣楓ええぇぇぇ!!!!????」ガタン ガタタ
P「お父さん!?大丈夫ですか!?初めて死神を見た時のLみたいになってますよ!?」
みりあパパ「?ほ、本物?なのか??」
もしもし使えねーなマジで
帰ったら投下します
改定版
みりあ宅
P「なんか緊張してきた…」
楓「私もです…」
みりあ「2人ともあがってあがってー!」
P「お、お邪魔しまーす」
楓「お邪魔しまーす…」
P「あ、おはようございます!いつもお世話なっております!なんか、お忙しい所お邪魔する事になってすみません…」
みりあママ「あら、プロデューサーさん。おはようございますー。気にしないでね。どうせみりあが無理言って呼んだんでしょう?ふふ、みりあったらいつもプロデューサーさんのお話ばっかりするから、よっぽど好きなのね」
P「あ、アハハ…」
みりあパパ「みりあはやらんぞ!」じろっ
みりあママ「コラ!いきなり失礼な事言わないで!すみませんねぇ、この人ったらみりあを取られたと思って妬いてるのよ」
P「お、お父さんもおはようございます!お邪魔させて貰ってます!」(パパ怖ぇー)
みりあパパ「お前にお父さんと呼ばれる筋合いは―――」
楓「…失礼します…」
みりあパパ・ママ「……」唖然
楓「…あの、私が…何か……?」
みりあパパ・ママ「…たっ…たっ…たか…」
みりあパパ・ママ「高垣楓ええぇぇぇ!!!!????」ガタン ガタタ
P「お父さん!?大丈夫ですか!?初めて死神の存在を知った時のLみたいになってますよ!?」
みりあパパ「…ほ、本物…なのか……」
みりあ「アハハ!パパ変なのー!楓さんは楓さんだよー?」
P「俺が言うのもなんですけど、本物ですね」
スク スタスタ ガシッ
みりあパパ「これからもみりあをよろしく頼む!また楓君と2人でいつでも遊びに来てくれ!君がみりあのプロデューサーで本当に良かったっ!」ブワッ
P「えっ?ちょっ!?どうしたんですかお父さん!どうして泣いてるんですか!?」(手のひらクルックルじゃねーか…)
みりあママ「貴方ちょっとやめてよね恥ずかしい!ごめんなさいプロデューサーさん。この人高垣楓さんの大ファンなんです。だから本人が自分の家に来るなんて思ってなかったから、感動しちゃったんです。」
みりあ「お父さん…恥ずかしいからほんとやめてよ…」
楓「あのー…私なんかでよければまたみりあちゃんと遊びに来させてもらいますから、落ち着いてください…」
みりあパパ「うわあぁあぁぁん!!なんて優しいんだ!まるで女神のようだ!!!」ブワァーーー!
P「火に油を注いだか…」
P・楓(みりあパパ…超濃い……)
更に訂正
みりあ「お父さん…恥ずかしいからほんとやめてよ…」
↓
みりあ「パパ…恥ずかしいからほんとやめてよ…」
赤城家の食卓
P・楓・みりあ・パパ・ママ「いただきまーす」
みりあママ「大した料理じゃなくてごめんなさいね」
P「いえいえ、とんでもないですよ!すごくおいしそうです」
楓「わぁ…おいしそう」
みりあ「ねぇねぇプロデューサー。このマッシュポテト、みりあが作ったんだよー!食べて食べてー!」
P「おお!おいしいなこれ!さすがはみりあだな!将来いいお嫁さんになれるぞきっと!」
みりあ「えへへー!もっともっと上手になって、将来は毎日プロデューサーにお料理作るからねー!」
P「アッハッハ。俺は幸せ者だなぁ~……………え?…」チラ
楓・みりあママ・パパ「…」チラ
P「……あは、アハハ……」(それって嫁じゃね?)ヒソ
楓(お嫁さんですね。毎日お料理を作るという事になんの躊躇いも疑問もありませんでしたね)ヒソ
P「…えーっと…」チラ
みりあママ「みりあはプロデューサーさんみたいな人が好みなの?」ニコニコ
みりあ「うーん…みたいなじゃなくて、プロデューサーが好きかなー!」
P「…」(これはアカン)
みりあママ「じゃあ、将来はプロデューサーさんのお嫁さんになりたいの?」ニヤニヤ
みりあ「なりたい!……じゃなくて、絶対なる!」
みりあママ「へぇ~~~へぇ~~そーなんだー?そーなんですか?プロデューサーさん?」ニヤァー
P「……え、ええ…そうですね…。ですがそれはみりあが立派な大人になって、トップアイドルになって、それでも尚俺を好きでいればの話ですがね!」(これでどや!)
http://i.imgur.com/zqI2Qlo.jpg
先原直樹・ゴンベッサ
都道府県SSの痛いコピペ「で、無視...と。」の作者。
2013年、人気ss「涼宮ハルヒの微笑」の作者を詐称し、
売名を目論むも炎上。そのあまりに身勝手なナルシズムに
パー速、2chにヲチを立てられるにいたる。
以来、ヲチに逆恨みを起こし、2017年現在に至るまでヲチスレを毎日監視。
バレバレの自演に明け暮れ、それが原因で騒動の鎮火を遅らせる。
しかし、自分はヲチスレで自演などしていない、別人の仕業だ、
などと、3年以上にわたって稚拙な芝居でスレに降臨し続けてきたが、
とうとう先日ヲチに顔写真を押さえられ、言い訳ができなくなった。
2011年に女子大生を手錠で監禁する事件を起こし、
警察に逮捕されていたことが判明している。
先原直樹・ゴンベッサ まとめwiki
http://www64.atwiki.jp/ranzers/
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