男「あー、もう12月も半ばか。はえーなぁ」
男「今年もなんもなく虚しく過ぎてくのかぁ」
男「彼女ほしーなぁぁ…」グス
男「ま、とりえのない俺なんかじゃムリか…」
男「いつものことさ、気にしない気にしない」
女「男くん、素材は悪くないんだからさ」
男「そうか?」
女「うんうん。男くんはけっこうかっこいいほうだと思うよ」
男「そりゃ照れますな」
女「でもねぇ……ひとつだけ、言っちゃってもいい??」
男「何?」
女「良いヒト止まりなの!ただの友達ではいしゅーりょーっ」ビシッ
男「うぐっ」
女「ところで男くん…」
男「ん?」
女「私…アンドロイドなの」
男「え?」
女「でもそれは男くんが悪いのよ」
男「え?」
女「だって、友達以上の関係になろうとしてないじゃない」
男「だって、何すりゃいいのかよくわかんないし…」
女「だーもうッ!それよそれ!!その優柔不断なとこっ」
男「……」(まーた始まった)
女「ん…?現実の女の子が…」ブツブツ
男(別に俺はいまのまんまでいーけどなぁ)
女「そうよっ!私ってあったまいー♪」ピコーンッ
男「え、…え??」ポカーン
女「現実の女の子がダメなら、ウソの女の子、ダミーの女の子で
シュミレーションすればいいのよ!」
男「え、シュミレーション!??」
男(いつもながら、いきなり何言い出すんだーっ!!)
女「そうよ!人間じゃなくても、人間の女の子らしい反応を返してくれる
ものがあればいいのよっ」
男「 」
男「そ、それはどーいう…」
女「つまり、女の子のロボットで恋愛の練習でもしなさいってこと」
男「ええぇぇぇえぇえぇぇっ!?」(ろ、ロボットとー!?)
女「大丈夫よ。今は人型ロボットと一緒に歩いてる人なんか街中で
いっぱい見るじゃない」
男「まぁ、そっすね…」(んなこといったって…)
女「だから安心しなさい!しかも、今月は男くんの誕生月でもあるじゃない!
私がプレゼントとして全額負担してあげるわ」ドーンッ
男「……変なとこでいつも太っ腹なんだよなぁ」
女「なんか言った??」ニコォ
男「ひっ…なんでもないです」(いつもは食事も払わされてるのにーっ)
女「でも、友達としてはサイコーの友達だから!」
男「え…」ドキ
女「恋愛にも見かけにも気を配って、
練習して1人前の男になってみなさいよ!」
男「お、女がそんなに言うならやってみるよ…」
女「じゃ、来週の水曜日の講義が終わったら、またココで待ち合わせね~」
男「え…俺その日ゲーム買いに行くんだけd…ゴフッ」
女「あ け て お い て ね ♪」ニッコリ
男「ひゃっ、ひゃいいぃぃぃぃぃいーーっ」(怖いよおおおお)
男「た…大変なことになってしまった…」
男「た、誕プレがロボットって、メチャクチャ情けねぇよ…」ハハ
男「後になって金欠になっても知らねーからな、あいつ」
男「さて……女と喋ってたらすっかり暗くなってしまった」
男「コンビニで晩メシ買って帰るか」
男「ゲームはもう再来週でいいや……」ハァ
女「さて…男くんにはどんな女の子が似合うかしら」キョロキョロ
女「いっぱいあってよくわかんないわ…」
店員「どうなさいました?」
女「あ、友達のプレゼント用の女の子のロボット探してるんですけど、
いいのが見つからなくて…」アセアセ
店員「あら、それでしたらこちらの女の子はどうですか?」
女「うわーー……キレー」ポー
女(はっ 女の私が見とれてどーすんのよっ)
女「でも…ちょっとキレーすぎるというか…もうちょっと人間らしい
感じのコ……いませんか?」
店員「そうですねぇ、人間らしいといいますと?」
女「うーん…その、プレゼントする男の子がいるんですけど、
なーんかいつも芋っぽいんで」
店員「その男の人、ラッキーですわね。そんなに好かれてらして」ニコ
女「そ、そんなことないです!私は、あいつのタメを思ってッ」アセアセ
店員「あら、ごめんなさい」フフ
店員「だったら…この子なんかどうですか?ちょっと型が古いんですけど…」
女「あ…このコ、6年前に造られたんですか!??」
店員「ええ。売れ残りの子なんですけど…とってもやさしい子ですよ。
そのほうが奥手な男性には向いていると思いますよ」
女「へぇー…」
店員「お値段も張っちゃうんですけど…どうですか?やっぱり、
新しい子にします?」
女「いいえ…このコでお願いします!」
女(なんかこのコには、何かを感じるわ……)
店員「ご購入有難うございます…その子、なかなか売れなくて」
女「いいんです。ずっとここでほこり被ってるのはかわいそうですわ」
店員「お大事に…」
女「はい。どうもありがとう」ニコッ
女「っく…」(お、重ッッ……!!人の重さって感じだわ…) ズシッ
女「お金すっからかんになっちゃったけど…まぁいっか」
女「男くん大事にしてくれるといいなあ」
女「うぅ…そのままお店でウチに直送してもらえばよかった…」ズッシリ
女「まぁもうどうすることもできないわ…そのまま電車乗るしかないか…」ウゥ…
幼女「ねぇママー、あのおねーちゃん女の子のロボット持ってるー」
幼女母「まぁ……ッ!!み、見ちゃいけません!!」バッ
男「おいレズかよ、あの子」
男「勇気あるわなー」
女「……うぅぅ…」グスン
支援
女「ハァハァ…お、重かったわーー」バタンッ
女「あ、あとは…水曜日にこのコを男に渡せばいいだ、け……」グースカピー
少女「……」フゥフゥ
女「おとこー、しっかり、いいおとこに、なるのよ…」スピースピー
少女(女さん…とってもいい人なんですね…)
そして水曜日
女「男ーーーーッ」タタタタッ
男「あ、女」
女「あ、じゃないわよーっ、ほら、これっ」バッ
男「え???何なに??!」アセッ
女「誕生日プレゼントッ」
男「あぁぁぁ!!先週約束したっけかーっ!!」
女「忘れてたのかよ!!」ガーン
男「あはは、ゴメン…忙しくてつい」
女「誕生日おめでとう…」カァァ
男「お、おぅ。ありがとう」
女「このコ重いけど…スッゴクかわいいから!!」ピース
男「マジで買っちゃったの!?」
女「散財したんだから、大事にしてよねー」
男「おいおい…俺なんかのためにガチで買ったのか」
女「いーの!男は黙って受け取りなさい!」バシッ
男「うぉっ!お、重ェ…」ズシーッ
女「それじゃ、ばいばーい」ヒラリン
男「ヲいーーーーッ!!」
今日はもう寝るわ
読んでくれてる人もしいたらありがとう
今日の夜か明日続き書きます でわ
支援
ほう
期待
ロボット娘って謎の魅力に溢れてるよな
男「うぅ…家に持ってきてしまったものはもうしょうがないよな…」
女『あ、パッケージの中に説明書とか大事なものとかいろいろ入ってるから
しっかり見といたほうがいいよー』
男「ふぅん…開けてみるか」ゴソゴソ
少女「……!」(きゃっ…この人があたしの…?)ドキドキ
少女(でも、まずあたしを起動させてくれなきゃ…なにもできないよ…)
男「うわーー……かわいい…」
男「メチャクチャリアルだ…」
男「街歩いてても思うけど、こういうのってすごい精巧なつくりなんだろうなぁ」マジマジ
少女(そ、そんなに見つめないでぇぇぇ…!!)カァァァ
男「肌も柔らかいし…ホント、もう人間って感じだ」プニプニ
男「も、もしかして…このヒラヒラの中の…」ピラッ
少女(ひぃぃぃっ!!)ビクーンッ
男「はは…白パンだwww」
男「おっと、やべッ」カチャカチャ
少女(ひゃぁぁ!!どうしてズボンを脱ぐのぉぉっ!??)
男「こんなロボットの女の子のパンツ見て勃起なんて…
俺って最近シケてんなぁ」ハァ
男「いっちょヌくか」
少女(え……)ガーン
男「ふぅ」ジャー
少女(て…手を洗ったとはいえ…)グスン
男「大幅時間ロスしてしまった!説明書説明書っ」バッ
男「えーっと…この子が造られたのは…2006年!??」
男「6年も前じゃねーか」
男「スペック大丈夫か!?」
少女(やっぱり、新しい子の方がいいんですよね…)グスン
男「ま、いーか。せっかく女が買ってくれたんだし」
男「起動すりゃあ問題ナッシングだ!」ペカーン
少女(え……)パァ
少女(女さんが店員さんとお話してたとおりの人だ…)クス
男「んーと、そいで…身長、体重、性格や好きな食べ物の設定だァ?」
男「んなめんどいことできっかっ」
男「一晩中かかってしまうわ」
男「起動方法は……と」
少女(話してた、とおりの人…だ…)ズーン
男「えーと…起動ポイントがあって…って…」
男「っ!!」ブハッ
男「く、口だと!!」
男「な……な!??」オロオロ
男「口を、どうすりゃいいんだ!?」
『起動方法…このロボットの粘液部分になんらかの方法で熱を齎してください
例)口など』
男「はは…な、何も口に熱をもたらせばいいんだ」
男「お湯を舌にたらせばいいかもしれない…ん?」
『なお、起動させる際には熱湯などの過度な温度を持つものには
触れさせないで下さい。故障の原因となり兼ねます』
男「そんな……」
男「今はボタン押すだけで起動とかあんのに…」ズーン
男「6年といえど…ロボットの時代の差は激しいようですね~…」
男「まぁいいか…じゃあ、どうすりゃいいんだ?」
男「熱すぎなくて、適度にあったかいもの、か…」
男「まったく思いつかねぇ」
男「明日、女に聞いてみるか」
男「何だか難しい子だなあ。いろいろ時間かかりそうだ…」
男「今日はもう遅いし、寝るか」
男「おやすみー」
少女(うぅ…今の機械慣れしてる人でも、あたしの扱いは難しいのですょ…)
少女(ゆっくりゆっくり、焦らない…)
少女(今度の人はあたしを捨てませんように…)ギュッ
次の日
男「なぁ、女~」
女「あ、男ー。ごめん、ちょっと抜けるね」
女友「相変わらずの仲ですかあー」ヒューヒュー
女「うるさいっ!もう、私ちょっと話してくるね」タタッ
女「んで、あの子もう起動した?」ワクワク
男「それがさ、なんか一昔前のでいろいろ今のロボットと違うんだよ」
女「あら、そう…」ハハ (やっぱり、てこずっちゃうかぁ…)
女「今のロボットは、ボタンひとつで起動するらしいけど…そのコは?」
男「調べてみたんだけど、ちょうどその起動するのがボタンが主流になったのが
2009年だったんだよ」
女「3年前でもそうなんだ…意外だわね」
男「だろ?んでそれまでは…どうしてたと思う?」
女「んー…ちょっと想像つかないわ」
男「それがさ…」ゴニョゴニョ
男「……という方法なんだよ」
女「ふ、ふーん……」(なんか、かわいそうなことしちゃったかなぁ…)ハハ
男「その熱すぎないものってなんだろう?なんももおもいつかねえ」
女「あ、アレじゃないかしらっ??」アセッ
男「思いついたのかっ?」
女「ひ、ひとはだ……」
男「人の肌ァ!??」
女「だ、だって…熱くもないけど、ちょっとはあったかいし…」
男「そうかもしれねーけどさ…」
女「ゴメン、コレくらいしか思い浮かばないわよ…」ハァ
男「そう言われてみれば、それしかないかもな…」
2人「うーん…」
女「まぁ、あのさ…あのコの操作、いろいろ難しいかもしれないけど…
だからあえて選んだの」
男「え?」
女「今のロボットって、キレーでかわいいし、家事も何でも完璧にこなす
タイプのものが多いでしょ?」
男「たしかにそうだなぁ」
女「人間らしくないっていうか…それなら別に奴隷や家政婦と変わりないじゃない?」
女「あたしは、あのコが男くんの恋人をつくるための練習って言ったけど…」
女「ヒトと一緒にすごすってコトを…思い出して欲しかったんだ」
女「だから、かわいいけど、よく笑ってよく泣いて、ときには反論もしてきてくれたり。
そんな人間みたいなコいないですかって聞いたの」
女「そしたら、このコがいちばんそうですよって、出してきてくれたの」
男「へぇー…」
女「あの店員さん、テレビでも何度も出てるヒトだし、お墨付きってことは
それだけ良品質ってコトだよ!」マルッ
男「あ、その人なのか?そりゃすげーな」
女「うん!たまたまだけど」
男「 」ズルッ
女「でも大丈夫大丈夫!!男ならできる!」
女「男機械強いほうだし…きっとあのコもステキなコになるよ」
男「そう言ってくれるのはうれしいけどさwww」
女「時間がかかっちゃってもいいから、そのコが生活に支障がないくらいに
この世界に慣れたら、学校に連れてってみたら?」
男「学校?」
女「今や人型ロボットには人権もあるじゃない!だから、ちょうどいいわっ」
男「学校ねぇ……ま、ぼちぼち考えてみるわ」
男「今日はいろいろ質問に答えてくれてありがとなー」
女「いいえいいえー」
男友「おーい、男ー」
男「やべっ、いかねーと!じゃなっ」ビシッ
女「じゃあねー」フリフリ
女友「あんたさー、過保護すぎなのよ~」
女「なんで??」
女友「もし男君がそのロボット娘にゾッコンになっちゃったらどうするの~?」
女「いいよそんなの…どうせロボットだもの」
女友「ロボットって、妊娠することもできるんだよぉ??それでも??」
女「だいじょぶ、そのへんは…男くんの好きにさせてあげて…」
女友「ったく、あんたってヤツは~~」ウリウリ
女「きゃぁぁっ、女友っ!やめてぇぇ」ヒー
ええな
続けて
妊娠したら何が生まれるんだろ
男「はー疲れたっ」ガチャッ
少女(あ、帰ってきましたっ)
少女(昨日の夜、あたしの起動方法を女さんに聞くっ言ってたけど…)ドキドキ
男「んじゃ早速やってみるか」
男「あ、その前に手洗いうがい」バシャバシャ
少女(変なとこでまめなんですね)
男「さて……と」
男「女は人肌が一番いいって言ってたけど……」
少女(そうそう!それですよ!!女さんすご…え?)
少女(ひ…人肌ですか!?)
少女(く…口に……)ドキドキ
男「うぅ…しょうがないけど…他に粘膜なんてどこにあるのかわかんねーし…」
男「他にあったかそうな物なんてこのボロアパートにはねぇしなぁ」キョロキョロ
男「うぅ…くそっ…ちょっと嫌かもしれないけど、我慢して下さい…」チュプ
少女(んんっ……)
少女(お…男さんの指があああぁぁっ…)ドキドキドキドキ
男「うぉっ…口ん中…メチャクチャ熱くなってきた…」
少女「ん…く…」ピクンッ
男「え!?」バッ
少女「ぷはっ…」
男(しゃ、喋ったッ……!)
少女「ん、しょ…」ムクッ
少女「は、はじめまして……っ」
男「うあぁあぁ……」(お、女の子だあぁァ…)
少女「き、起動してくれて、ありがとうございます…」ニコッ…
男「あ、あは、は…どうも…」
男(うあぁぁぁ女の子だ女の子だメチャクチャ緊張する)
少女「え、と…いろいろ起動する前に設定することがあったのですが…」
男「あ……」(やべぇいきなり起動してしまった)
少女「いま、お時間よろしいですか…??」
男「時間なら、あります……」(暇人なんで…)
少女「名前は、どうしますか?」
男「あ…えーーと…」
店員「ちわーす出前でーす」ガチャ
男「ひゃいいいいいぃッ!?」
少女「あははは……」(出前の人、なんで今来るのぉーーっ!)
店員「ありがとうございましたーっ」バタン
男「どもー…」
男(とりあえず、緊張してはいけない!)
男(知らない女の子と話すのは久しぶりだが、緊張せずにいこう)
男(妹と話すような感覚で……)
少女「ど…どうしますか??」
男「えーと…」チラッ
男(宅配ピザ シャーリ・ナイトピッザ…)
男(しな…)
男(シナじゃちょっとな…)
男「し…シーナ、とか??」
少女「し、シーナ…ですか…」
少女「……」イラッ
少女「だっ、ださすぎます!人間の程度が知れるですっ」バタンッ
男「ええええぇぇっ」
男(そんな…確かに安易なネーミングだと思ったけど…)チーン
男(押入れに篭ってしまった)
男(気難し屋なのね…)
男「お、おーーい」
男「で、出ておいでよ…」
男「ケーキあるよ~」
少女(ケーキですかっ!?)
少女「…」チラッ
少女「…」チラリッ
男「あはは…ほら、うまいよー」
少女「た…食べてあげてもいいですけど…」モゾモゾ
男(やっぱりロボットとはいえ女の子だ、甘いものには弱かったなー…)
男「はは、ごめんね、変な名前にしちゃって」
少女「べ、別に…今思うとなかなかよいなまえでしたかもです…」
男(ツンデレですかーーーっ)
少女(うぅ…またこんな態度をとってしまったのです…)
少女(こんな態度、ほんとはとりたくもないのに…ぐすん)
少女「……」モグモグ
男「お、おいしい?」
少女「お、おいしいです…」カァ
少女(な、なかなかいけてるめんず?というやつですね…)ドキドキ
支援
起動ボタンがあそこの奥じゃないだけ良心的じゃね?
久々にちょびっツ見たくなるなぁ
まだか?
少女「むぐむぐ…」モシャモシャ
男「あ、食いもん食べても、平気なんだ…?」ホッ
少女「6年前といっても、そこまでちょっとしたことで壊れるなんてことは
ないですっ」カタンッ
男「まぁ、まぁ…そう怒らないで」ドウドウ
少女「ぷいっ」
男「ケーキは全部食べるのか…」
男(なんか、あの子の最初のやさしーい態度はどこへ行ってしまったんだァ!!)
少女「~♪」(まんぷくまんぷく♪)
男(ツンデレ設定…だったりして)
少女「ではっ、おなかもいっぱいになったところで!!」
少女「他にもたくさん設定することがあるです」
少女「ちょーっとお時間欲しいんですけど…☆」ニッコリ
男「ひっ!?」
少女「今晩は眠れませんよおおおおーッ」
男「いやああああーーっ」ヒー
男「で、ま、まず何をすればいいの…」
少女「あたしの誕生日を決めてください…」カァ
男「誕生日ィー?」(えらいしょっぱなからだな)
少女「なんです、その態度は…」ゴゴゴゴゴ
男「はいっ、はい、分かりやした!!喜んで決めさせて頂きます!!」
少女「ほんとですかっ」パァ
男「ほっ」
男「明日、女に聞いてみるか」
男「何だか難しい子だなあ。いろいろ時間かかりそうだ…」
男「今日はもう遅いし、寝るか」
男「おやすみー」
少女(うぅ…今の機械慣れしてる人でも、あたしの扱いは難しいのですょ…)
少女(ゆっくりゆっくり、焦らない…)
少女(今度の人はあたしを捨てませんように…)ギュッ
男「えーっと…じゃ、俺の誕生日で、いいかい?」(忘れちゃうと困るし…)
少女「いいですね!!」ピョン
男「おわああぁぁ!」(ぱ、パンツっ…)
少女「ひゃあっ」カクシカクシ
男「んで、他にも色々決めなきゃならないんだよな…」
少女「そうです、好きなものとか嫌いなものとか」
男「あ゛ーーー…寝てえよお…」ガックシ
少女「」ギロッ
男「何でもありません!!」
少女「ぷはっ…」
男(しゃ、喋ったッ……!)
少女「ん、しょ…」ムクッ
少女「は、はじめまして……っ」
男「うあぁあぁ……」(お、女の子だあぁァ…)
少女(うぅ…またこんな態度をとってしまったのです…)
少女(こんな態度、ほんとはとりたくもないのに…ぐすん)
少女「……」モグモグ
男「お、おいしい?」
少女「お、おいしいです…」カァ
少女(な、なかなかいけてるめんず?というやつですね…)ドキドキ
そして深夜
男「ああーーーー…終わったぁっ」
少女「ふあぁぁ…どうもありがとです…」
少女「バッテリーが切れそうなので、そろそろ寝ますぅぅー」グピー
少女「コンセントはムニャムニャ…」
男「おいっ!!寝ちゃったーー」
男「コンセントを差さないといけないのか」
男「また…変な設定になってないだろうな…」
男「うぅ…くそっ…ちょっと嫌かもしれないけど、我慢して下さい…」チュプ
少女(んんっ……)
少女(お…男さんの指があああぁぁっ…)ドキドキドキドキ
男「うぉっ…口ん中…メチャクチャ熱くなってきた…」
少女「ん…く…」ピクンッ
男「え!?」バッ
少女「ところで男くん…」
男「ん?」
少女「私…アンドロイドなの」
男「え?」
男「どれ」
少女『このタイプの型にコンセントは、ありません。』
男「どわッ!!喋ったっ」ビクッ
少女『指示に従って、充電を開始してください』
男「……」
男「従わないと、ヤバい事になりそうだな…」
男「とりあえず、この人の言うとおりにやってみるしかないか…」
男「うぅ…くそっ…ちょっと嫌かもしれないけど、我慢して下さい…」チュプ
少女(んんっ……)
少女(お…男さんの指があああぁぁっ…)ドキドキドキドキ
男「うぉっ…口ん中…メチャクチャ熱くなってきた…」
少女「ん…く…」ピクンッ
少女『まず、私の服を脱がしてください』ピシャリ
男「はい!?」ドキーン
少女『早く充電しないと、故障しますよ』
男「え、ええぇぇぇ…マジですか…」
男「うわああああぁくそおおお」バリバリバリーッ
少女『……』ジー…
男「あああ服があぁ!!」
男「すんません…」シューン
少女『もうしょうがないので、私が起きたら何とか工面してください』
男「ハイ…」(女もんの服なんてねぇよお…)
少女『時間をロスしてしまいました』キッ
男「ぐ…」
少女『さっさと進めますよ』
少女『次は…そうですね、私の…』
男「……」カァァーー
男(ち、直視できない…)
男(成長過程なとこがまた…)チラ
少女『何モタモタしてるんですか、殺しますよ』
男「こ、こわーーーーッ!?」
少女『さっさと始めますよ!!』イライラ
男(別人格まであるのか…)
少女『私の ピーーー に充電用のカードリーダーを挿してください』
男「」
男「」
男「マジですかああああああああ」ブフーーッ
少女『マジですよ』
少女『は、早く…早くしてください…』ムズムズ
男「……わかりましたッ」シュタッ
男(うわあああマジかよ…ハダカだけでも十分強烈なのに…)
男(いきなり挿入イベですかあああッ)
男(やべぇ…勃起してきた…)コソコソ
男「え…、えっと…そのカードリーダーって…」
少女『右下の戸棚の上にありますよ』
男「おお、わりい…」
男(やるなこの子…)
男「……えーと、なんか、丸い…ですね…」
男「ツヤツヤしとる…」ゴクッ
少女『……』(この変態野郎が…)ジト
男「ひゃいっ、まじめにやります!!」
男「これをどうすりゃいいんだ…」
少女『早く、充電して下さいぃぃ…』ウズウズ
男「ーーーーーーーーーっ」ズギューン
男(いかんっ…これは充電、充電だ…)ドキドキ
少女『ん…』クパァ
男「ぐっはあああッ」ドキーーーン
男「メチャクチャ肌白いな…」(すべすべだし…)
男「ぴ、ピンク…だああァ…」マジマジ
少女『…っ』
少女『そんなに、見ないで下さい…ッ』ギリ
男「いたッ」
男「うぅ…い、いれ、ま、す…」ドキドキドキドキ
少女『……』カァァァァ
グチュ…
少女『んぁっ…』ビクン
少女『お、奥、まで…ちゃんと、挿して下さいッ…』ハァハァ
男「むおおおおお……」ドキドキ
男「めちゃくちゃ入り込んで…r…」プシュウゥゥゥ
男「」
少女『なっ!?お、男さ…!?』
少女『し、失神ですか!?』
少女『もう…どうしてこんなときに…』
少女『この予備充電モードも…もうすぐ切れちゃうのに…』ふえ…
男「はっ!!」
男「ご、ごめん…」カァ
少女『ほっ…』
少女『全部、入ってないです…』
男「よっ…」ズプ
少女『んんんんっ……くぅうぅ…』ビクッ
男「くはぁぁぁっ…」
男(反応がヤバい…そして俺の股間もヤバい…)
少女『ぁんっ…』
カチッ
男「あ、なんか音が…」
少女『じゅ、充電かんりょ、う…』パタッ
少女「ん…あ、れ…?」ムクッ
男「も、戻った…?」
少女「……なんか、寒いですね…」ブルッ
少女「……」
少女「きゃあああああああああああああああああぁぁぁぁぁっっっ」
少女「一体、あたしに、何したですかあぁっ…」
男「なっ…な!?誤解だああぁぁっ…!?」
男(記憶にないのかよー!?)
夜間学校なんで行ってきます
ほう
次はいつや?
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