冬馬「いいから俺のカレーを食いやがれ765プロォ!!」 (9)

P「なっ!?何故元ジュピター現ぷーの天ヶ瀬冬馬がここに!?」

冬馬「ぷーじゃねぇ!まだフリーでやってんだよ!」

春香「そうですよプロデューサーさん。ぷーとフリーターは違いますよ」

冬馬「アイドルやってんだよ!フリーでやってんだよ!」

P「そうか。ぷりーの冬馬。悪いが我らは忙しい。貴様に構っている暇はない」

冬馬「いいから俺のカレーを食いやがれ!!」スッ

P「もぐもぐ」

P「っ!!!!」

冬馬「……どうだ?うめぇだろ……?」

P「」ポロッ

P「……?な…んで……涙……が…………?」

冬馬「最近忙しいからって余裕をなくしてたんじゃねぇか…?」

冬馬「仕事を優先して、アイドルとの交流を疎かにしてはいねぇか…?」

P「はっ……!!」

やよい「プロデューサー……」ウルウル

P「やよい……っ……!」

P「すまない……栄養がつくからってサプリメントばかり食わせてすまない……」

やよい「……いいんです。プロデューサーが喜んでくれるなら私はそれで……」

やよい「でもっ…プロデューサーだけじゃなく……「私たち」がみんな笑顔になるためには……」

やよい「もやしが必要なんです……」

P「あぁ……しばらく忘れていたな……もやしの味を……」

冬馬「……今日だけ特別だ。もやしをトッピングしてやったぜ」スッ

P「こ、これは……!」

冬馬「お代はいらねぇ……いや、もう貰っちまってるぜ」

冬馬「……絆って奴をな」

やよい「えへっ……プロデューサー!」

P「あぁ。それでは、おててを合わせて」

Pやよい「「いただきまーすっ!」」

冬馬「……ふっ……さっそく新メニューが出来ちまったな」

てのひらぴったんこもやしカレー

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「ちょっと!」

冬馬「ん?」

伊織「あずさ!あんたまた私が買っておいたゴージャセリティセレブリティプディング食べたでしょっ!?」

あずさ「そ、そんな!」

冬馬「待ちな。いったいなにが起きてんだ?」

伊織「うるっさいわね!あんた嫌いよ!死んだらいいのだわ!!」

冬馬「な、なんて酷いことを瞬時に言い放ちやがる奴なんだ……呆気に取られて言葉も出ねぇってもんだぜ」

あずさ「伊織ちゃん。私に怒るのは一万歩譲って構わないわ。だけど私たちに関係ない、言わば765プロにまったく関係のない……そもそももはや私たちとなんの接点もない尼崎くんのことを悪く言うもんじゃないわ」

伊織「なによ!大体人の会話に首を突っ込むような育ちの悪いチンピラ風情になんだかんだと言われたくないって心理は万国共通意識でしょ!?格下にいちゃもんつけられたら私のプライドに触るのよ!ほんと死んだらいいのだわ!!」

冬馬「まてまてお前たち。そんなに興奮してちゃ解決するもんも解決しねぇだろう」

伊織「だからあんたみた」

冬馬「うるせぇ!!いいから俺のカレーを食ってみやがれ!!」スッ

伊織「はむんぽ」

伊織「なっ……なんだというの……!?」ガクッ

あずさ「伊織ちゃん……?」

伊織「うっうっ……ごめんねあずさ……数々の謂われのない罵詈雑言をmachine gunして……」

あずさ「まぁ……」

冬馬「……プライドが高いのは誉められたもんだけどな……時には素直になるっていうことを覚えた方が人間ランクあがるんだぜ」

伊織「そもそもあんたがゴージャセリティセレブリティプディング食べたって証拠はないのに……なんで決めつけてかかっちゃったのかしら……」

伊織「……ほんと、私って醜いアヒルの子……」ポロッ

あずさ「……伊織ちゃん。今だから言うけど、伊織ちゃんが私だと決めつけたのは私の口の周りにゴージャスセレブプリンの食べかけがついてたからよ」

伊織「あずさ……」

あずさ「でも信じて……!私は……食べてないっ!!」

伊織「……うんっ」

冬馬「……ふっ。女の友情ってのも……美しいもんだな」

冬馬「そうだな……まるで……」

今をときめく花も恥じらう乙女カレー

カレー(下痢気味

冬馬…貴様のう○こカレー食らわされた。許さない

冬馬ってスレタイだとホモにならないと違和感ハンパない
悪習だな

わりと好きだわ

「ぎゃあああああ!!!!」

冬馬「!?なんだこの醜い化け物を見たような悲鳴はっ!?」

冬馬「どうした!今駆け付けるぜっ!」

雪歩「いやぁぁぁ!こないでください!」

冬馬「どうしたんだ!今俺が駆けつけたぜっ!」

雪歩「こないでって言ってますぅ!」

冬馬「どうしたってったられば!今俺が駆けつけたんだっ!俺がなんとかしてやるぜ!」

真「雪歩を泣かせるな!」ポコロン

冬馬「ぐわぁぁぁぁあ!!」

真「大丈夫?雪歩」

雪歩「うぅ……こないでって言ってるのに……あの醜い化け物は耳がないんですか?それとも知性がないんですか?」

冬馬「醜い化け物だと!?どこだそれは!今俺が駆け付けてなんとかしてやるぜ!」

雪歩「ひぃぃ!」

真「雪歩を絶叫させるな!」ポコロン

冬馬「ぐわぁぁぁぁあ!!」

真「あと雪歩、一応失礼だよ。この人一応元アイドルだったはずだよ一応」

雪歩「ごめん……私、男の人はプロデューサーか醜い化け物かの二択でしか認識できないから…」

真「なるほど。雪歩の弱点をつかれての奇襲だったわけだね」

雪歩「そうとおりなの」

真「雪歩の弱点をつくな!」ポコロン

冬馬「同じ手が三回も通じるかよ!いいから俺のカレーを食ってみろってんだ!!」スッ

雪歩「はぷひゅん」

雪歩「ふ、あっ……!」

真「雪歩!」

雪歩「あぁっ……わ、私の……絶対の固定概念に……一筋の光が射していく……っ!」

雪歩「そう……プロデューサーと……醜い化け物と…………新たなるOTOKONOHITO……っ!」

冬馬「穴がいっぱいあるぜ」

雪歩「その名も……ニートの人ですぅ!」

真「結構いっぱい認識する機会はあったはずだよ雪歩。ボクたちのライブとかで」

雪歩「ニートの人と醜い化け物は両立してる割合が多いからね」

冬馬「ふっ……人ってのはいろんな経験して自らの価値観を形成していくもんなんだぜ」

冬馬「人はそれを……「成長」と……そう呼ぶのさ」

革命のニュージェネレーションカレー

これあまとうニートって呼ばれてね?

あまとうはニートだろ好い加減にしろ!

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