さやか「杏子に>>2しよう」(24)
さやか「安価で決めよう」
這いつくばって足を舐める
さやか「おっ、安価が決まったね」
さやか「さてと。なになに?」
さやか「『這いつくばって足を舐める』?」
さやか「…………」
さやか「…………」
さやか「変態だぁーっ!?!」
さやか「なによこれ? 足を舐めるって」
さやか「アタシが杏子の足を舐めて、誰に何の特があんの……」
さやか「…………」
さやか「……でも」
さやか「味とかするのかな? 杏子の足」
さやか「うーん」
さやか「でも足を舐めるって……」
さやか「…………」
さやか「恭介にもした事ないのに」
さやか「…………」
さやか「…………」
さやか「いや、アタシは何を言ってるんだ」
さやか「普通は這いつくばって足なんか舐めない……」
さやか「…………」
さやか「でも、安価は絶対だし……」
さやか「しかたない。舐めるか」
さやか「杏子の足を……」
さやか「…………」
さやか「……変態っぽいけど」
さやか「…………」
さやか「まぁ、杏子のなら、別にいいか」
さやか「変態は>>2だし。私は被害者だよね。うん」
深夜vipの>>2には変態が多いな!
さやか「よし。杏子に会いに行こう!」
さやか「…………」
さやか「いや……」
さやか「その前に歯磨きかな」
さやか「……舐めるんだし……」
さやか「……コホン」
さやか「女の子だもんね。さやかちゃんは」
さやか「…………」
シャカシャカ シャカシャカ……
シャカシャカ シャカシャカ ブクブク……
…………
……
さやか「おーい。杏子ぉーっ」
杏子「よう。さやか」
さやか「ごめんね。呼んでおいて遅刻しちゃって」
さやか(歯磨きに、15分ほどかかっちゃったんだよね……)
杏子「いや、別に気にしないよ。これくらい」
さやか「あははっ。ありがとう」
杏子「それで、今日は何の用なんだ?」
さやか「うん。えーとね……」
さやか(いや。ここでいきなり「足を舐めさせてよ」とか言ったらマズイか……)
さやか(ただの変態だと思われるし)
さやか(下手すりゃ逃げられるよね)
さやか(うーん……。よし、ここは!)
杏子「……?」
さやか「>>11」
一緒にカラオケ行かない?
さやか「一緒にカラオケ行かない?」
杏子「カラオケ?」
さやか「うん。行こうよ、カラオケ」
杏子「まぁ、別にいいけど」
さやか「よし。決定! 善は急げだ!」
杏子「ん? 二人でか?」
さやか「え?」
杏子「二人でカラオケって、ちょっと寂しくないか?」
さやか「いや、普通だよ? 二人でカラオケは」
杏子「そうか?」
さやか「うん。寂しいのは一人カラオケだけだよ」
杏子「……でも、アタシはそんなに歌わないしな」
さやか「いや。でもね……(二人じゃないと足を……)」
杏子「マミとか誘ったら、喜ぶんじゃねぇか?」
さやか「え? マミさんを……」
杏子「おぅ」
さやか(マミさんの目の前で……)
さやか(這いつくばって、杏子の足を舐めるアタシ……)
さやか(……なんだろぅ。このドキドキは……)
さやか(何だか、新しい世界の……)
杏子「さやか……」
さやか「えっ?」
杏子「どうした? ぼーっとして」
さやか「いっ、いや、別に……」
杏子「ふぅん?」
さやか「…………」
杏子「どうする? 誘ったら、たぶん大喜びするぞ。マミ」
さやか「えーと……(でも、さすがにマズイよね。うん)」
杏子「…………」
さやか「えーと、ごめん。今日は二人だけって事でさ」
杏子「そうか? まぁ、別にいいけど……」
さやか「うん。じゃあ決定」
杏子「でも、お前。何か隠してないか?」
さやか「え?」
杏子「今日のお前。何か変だぞ」
さやか「きっ、気のせい気のせい。気のせいだよ。アハハハハ」
杏子「……気のせいなぁ……」
さやか「うんうん。全然変じゃナイデスヨー」
杏子「…………」
さやか「…………」
杏子「まぁ……」
さやか「(……バレたか?)」
杏子「さやかが変なのは、今日に始まった事じゃないしな……」
さやか「アハハハハ……(おい!)」
杏子「…………」
さやか(よし。杏子をカラオケボックスに誘い込む事に成功した!)
さやか(これでもう、まな板の上の鯉だよ。杏子)
さやか「えーと。飲み物はコーラで、二時間コースで……」
杏子「さて。歌うか……」
さやか「うん……(でもまぁ、いきなりはマズイよね……)」
杏子「えーと……」
さやか(作戦も考えないと……)
さやか(えーい。落ち着けアタシ。とりあえず、今は歌おう)
杏子「おい、始まるぞ。さやか」
さやか「はいはい。分かってるって……(あっ、そうだ……)」
ええいはやくなめろ
さやか「かわしたやーくそくーわすれーないー♪」
杏子「わーわー」
パチパチ パチパチ
さやか「ふぅ。歌った歌った」
杏子「ははっ。おつかれさん」
さやか「あははっ。ありがとう」
杏子「さて。次はアタシだな……」
さやか(よし。チャンスだ!)
杏子「んっ?」
さやか「あーっ! うっかり手がすべって杏子の足にコーラをかけちゃったーっ!」
杏子「うわっ! なにすんだよ!」
ばしゃっ
さやか「いやー。失敗失敗」
杏子「さやかテメェ……」
さやか「ごめんごめん」
杏子「さやか。飲み物を粗末にすんな!」
さやか「だからごめん。今のは事故だよ」
杏子「すげぇ、わざとらしかったぞ……」
さやか「気のせいだって。それに粗末にはしないよ」
杏子「え?」
さやか「ふふっ。杏子が自分で言ったんだし、怒っちゃダメだよ?」
杏子「おい……。さやか?」
さやか「とりゃーっ!」
杏子「わっ!? さやかっ!?」
ぴちゃっ ぺちゃっ ずずっ
杏子「ひゃっ!?」
さやかが、素早く杏子の右足に飛びつき、その白い肌に舌を這わせた。
杏子「さっ、さやか……」
ぺちゃっ ぴちゃっ
さやか「ごめんね杏子。でも、粗末にしちゃダメだもんね」
ずずっ ずずずっ
さやかは、杏子の足下に這いつくばるかたちで、彼女の足に溢れたコーラを舐めとっていく。
さやか(やった。目標達成だ)
杏子「バカ。やめろ!」
さやか「うふふっ。甘いね杏子の足は……」
杏子「アホ! それはコーラの味だ!」
ドカッ!
さやか「ぐはっ!?!」
杏子「ハァハァ……ゼェゼェ……バカさやかが……」
さやか「……ちょっと楽しかった……」
おわり
もっとあんこちゃんの足がすり減るレベルまで舐め尽くしてほしかった
乙
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