モバP「俺と椿と早苗さんと」 (28)

書き溜めなしでアイディアだけのSSです。
濃厚な新潟スレとなりますので苦手な方はご注意ください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1412161797

これは期待せざるをえない

モバP(以下P)「そういえばちひろさんって東京出身でしたっけ?」

ちひろ「なんですかいきなり」

P「いや、綺麗な標準語話すもんで。俺の生まれは田舎ですから大学の都合でこっちに来たときにはそりゃあ苦労したんですよ」

ちひろ「え? プロデューサーさんも東京出身だと思ってましたよ。訛りはありませんよね?」

P「大学の時に『何言ってんだこいつ』みたいな目で何度見られたか……あの目が怖くて矯正したんですよ。でも、たまに地元に帰ったりするとふと方言が出たりしますけど」

ちひろ「プロデューサーさんのご実家はどこなんですか?」

P「俺の生まれ――」

ガチャ

早苗「おはよーございます!」

椿「おはようございます、プロデューサーさん、ちひろさん」

P「おぉ、2人とも丁度良いタイミングだな。怖いくらいに」

P「俺の生まれも育ちも新潟ですよ。こいつらと同じ」

早苗「何、何の話?」

椿「プロデューサーさん、新潟の生まれだったんですね……ふふ、案外私たちの地元の近くだったりして」

ちひろ「早苗さんと椿ちゃんはお互いの地元知ってるの?」

早苗「そういえばお互い話したことないわね。この機会だし、より親睦を深めるためにお話でもしましょうか」

早苗「じゃあ、まず初めに私の出身地クイズ! 質問にYes Noで答えるからガンガン質問してね」

ちひろ「えぇと、米どころ?」

早苗「イエス!」

椿「……豪雪地帯?」

早苗「イエスイエス!」

P「上越地方出身?」

早苗「ノウッ!」

ちひろ「なんですか上越地方って」

椿「新潟を大まかに3等分したときの富山県側の呼び方です。上手い説明ができないですけど……」

P「県民でも大雑把にしか理解してないんであんま気にしないでください」

早苗「でも私の地元は絶対に上越地方じゃないよ!」

椿「じゃあ下越ですか?」

早苗「ノウッ!」

P「じゃあ中越じゃないか」

早苗「そういう絞込みやめてよ、楽しみが薄れちゃうじゃない。中越イエス!」

椿「もしかして、長岡市ですか?」

早苗「あぁー、惜しい!」

P「米どころ……豪雪地域……中越……」

P「小千谷市か?」

早苗「……」

P「小千谷だろ?」

早苗「……」

P「長岡の隣の小千谷出身だろ?」





P「おめさんも小千谷(『お』ぢや)出身けぇ!?」

ちひろ「えっ? えっ?」

P「……とりみだしました、忘れてくださいちひろさん」

早苗「懐かしいわねその方言! 私たちの世代だとあんまり使ってなかったけどおじいちゃんとかおばあちゃんは使ってたわ!」

P「俺は山ん出身だけえ仲間はこの言葉使っとったよ」

ちひろ「……椿さん、翻訳を……」

椿『私は小千谷市のなかでも地方の出身だから同世代の子たちはこの方言を使っていました』

早苗「なんでそんなに正確に意味が取れるの……まさか!」




P「おめさんも小千谷(『お』ぢや)出身けぇ!?」


 とりあえず思いついたのはここまでです。久しぶりに方言を思い出しながらなのでいろいろと間違ってるとこがあります。すいません

翻訳なくてもわかるわ
熊本弁よりは

新潟出身の俺を呼ぶスレはここですか

新潟弁講座でも聴くかな

500円で日本酒飲み比べ出来るのは新潟駅?

小千谷は最近?の妙な合併でやたら市ができる前から市だったのか

グリとのクロスかと思ってしまった
これじゃ千鶴の件を笑えないわ

江上さんの活躍に期待

小千谷は冬場に行ったことがあるけど、確かに半端じゃない雪の積もり方してたなあ

小千谷は蕎麦が旨いがあんまり知られてないイメージ
俺も中越だが当ててみな

小千谷は蕎麦が旨いがあんまり知られてないイメージ

椿「あ、いえ、私は長岡出身です」

P「あぁ……そーいが……」

ちひろ「(意味はわかんないけどプロデューサーさんが露骨にがっかりしてる……)」

P「長岡(なごーか)も今はどんどん大きくなってるよな。川口も取り込まれたし」

早苗「小千谷を挟んで合併しちゃったのよねー」

P「椿は長岡のどこ出身なんだ?」

椿「長岡駅から少し外れたところです」

P「街んしょけぇ!」

ちひろ「(会話についていけない……)

P「……よし決めた、新潟ツアーしよう」

ちひろ「はいっ!?」

P「仕事です、根回しもします。ちひろさんは何もしなくても良いです。なので新潟ツアーやらせてください! お願いします!!」

ちひろ「無理に決まってるじゃないですか! 大体新潟からのお仕事もほとんどありませんよ!?」

P「今からとるんですよ!! まあ見ててください!」

プルルルル……

P「お忙しいところ失礼いたします。私CGプロのモバPと申します。片貝部長はいらっしゃいますか? えぇ、モバPと伝えていただければ……」

ちひろ「本当に電話かけ始めたけど、二人はこのお仕事やる気?」

早苗「私は悪い案じゃないと思うわよ? 未開拓な地域での足掛かりにできるわけだし」

椿「単純な帰省もかねられれば、と思っています」

ちひろ「変なところで行動が早いんだから、プロデューサーさんったら……」

P「おう片貝! 仕事やるから段取り組むの手伝えてぇ!」

P「アイドルツアーだて! ツアー! 何、どうでも良い? バカ言うなや」

P「詳細け? 佐渡から新潟市に行って南下して最終的に妙高で締めるて。会場の手配と時間の管理は旅行代理店に勤めてる山谷にやらせればいいて。これから山谷にも連絡するっけぇ」

P「鉄道の関係で大人数は動員できない? 上越線なんていくら遅らせようが誰も困らねえて! 新幹線遅らすとあれだども」

P「ほいよ、そんじゃあ企画まとめたら詳細を連絡するけぇそっちでは物品の手配してくれや! おお! そんじゃあの!」

ガチャン!

P「仕事とれそうです」

ちひろ「この有能さをなんでほかの場面で発揮してくれないのかしら……」


 こんなところで今日はおしまい

書けよ

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