女「二人でできるゲーム、ない?」(172)
男「は?」
女「テレビ見ててもさ、つまんないからさ」
女「なんか二人でできるゲーム考えてよ」
男「つったってなあ、そんなもん都合よく……」
女「難しくないのでいいからさ」
男「んー」
ただただ二人で、たまに三人で、
部屋でぐだぐだ喋るだけの話です
【制限しりとり】
男「じゃあ、しりとりしよう」
女「えーそんなのつまんない」
男「制限付きで」
女「制限?」
男「そ」
女「例えば?」
男「んーとね、じゃあ、五文字の単語のみ」
女「うえっ」
男「もちろん同じ単語なし、『ん』がついたら負け」
女「ほほー」
男「よっし、おれからな」
男「しりとりの『り』から……」
女「うん」
男「じゃあ、リサイクル」
女「『る』かー」
女「ルーマニア」
男「うんうん、いい感じ」
男「アルタイル」
女「また『る』かよ!!」
男「ふっふっふ」
女「る、る、る……」
男「ふふふ」
女「ルックス、だめだ、ルーズベルト、6文字か」
女「えー?」
男「ふふふ」
女「ルイヴィトン……」
男「6文字」
女「うあー」
男「しかも『ん』ついてるし」
女「うあー」
女「あ!! ルネサンス!!」
男「おお、セーフ」
女「あー難しかった」
男「す、す、す……」
女「んー」
男「スリランカ」
女「はいはい」
男「『か』だよ」
女「かー、かー、かー」
女「カメレオン!!」
男「……」
女「……は、なしの方向で」
女「カメラ小僧、寛太郎」
男「誰だよ」
女「寛太郎!!」
男「微妙な人名は不可!!」
女「カレーライス!!」
男「6文字!!」
女「かまいたち!!」
男「んっ……ok」
女「よっしゃー」
ンッフフフフフフwwwwww
君たちもせっかくこんな夜遅くに来てくれたんだ、どうだい?一緒に遊んでいかないか。とっても気持ちいい遊びをしようよ…
フッフフフフフ…セックス…セックス…みんなセックスし続けろ…!激しく、もっと激しく!
ペニスとヴァギナを擦りあって!愛液と精液を混ぜ合って、肉と肉がとろけ合うまで交わり続けろ…!
いずれは学校中の生徒たちも参加させてやる、善人面した教師達もだ!学校中の女達の穴という穴全てに、精液を流し込んでやる…!
学校の次は、この町全て巻き込んでやる…ただすれ違っただけの見ず知らずな奴ら同士をいきなりセックスさせてやる…!
例えそれが親子であろうと…兄妹であろうと…女同士だろうと、男同士だろうと、子供だろうと、老人だろうと、赤ん坊だろうと!
セックス…セックス!セックス…どいつもこいつもセックスさせてやる。
膣やペニスが擦りきれて、血塗れになっても、腰を振り続けてやる!血と精液と愛液に塗れながら…
喉が渇けばそれを啜らせ、腹が減ったら、互いの肉を噛みちぎらせる。そして延々続けさせてやる。セックスを…!
ふっんふふふふふふ…セックスだ…!
男「『ち』かー」
女「ハラハラするねえ、これ」
男「ち……りめんじゃこ」
女「長い」
男「ちっ、ち、ち……」
男「血まみれ」
女「4文字ー」
男「塵まみれ」
女「それずるくね?」
男「チワワ飼う」
女「単語じゃないじゃん!!」
男「乳首吸う」
女「ば、馬鹿野郎!!」
ゲシッ
男「チンドン屋」
女「ん……okかな」
男「ふぅ」
女「『や』ねえ」
女「流鏑馬……」
男「4文字」
女「ヤクザ医師……」
男「ん?」
女「薬剤師!!」
男「ん、ok」
女「『し』ですよう」
おもろー
男「し、し、シクラ……」
女「ん?」
男「は、なしで」
女「志村けん?」
男「シクラメン、志村けん……」
女「?」
男「なんでもない、シーラカンス」
女「ぶぶー」
男「シーフード!!」
女「ほほー」
女「ど、ど、土鍋、道産子」
男「だめー」
女「泥……泥仕合!!」
男「ふむ」
男「居合抜き!!」
女「即答かよー」
男「『き』でございます」
女「九州!!」
男「? し、四国!!」
女「北海道!!」
男「ん……本州!!」
女「沖縄ー!!」
男「なんだこれ」
女「なんだっけ」
男「『き』でございます」
女「じゃあ金曜日!!」
男「土曜日!!」
女「だめー」
男「び、び、び」
男「微生物」
女「『つ』かー」
女「つまようじ」
男「ほう」
男「じ、じ、じ?」
女「ふふふ」
男「じー、じ、じ、じ、ね」
女「ふっふっふ」
支援!
男「んーと、じ、じ……」
女「ちっちっちっちっち」
男「ちょ、急かすな」
女「ちっちっちっちっちっちっちっち」
男「んーじ、じ、じ」
男「じ?」
女「はい、ぶぶー!!」
男「うあー」
男「『じ』って、なんかある?」
女「縄文時代!!」
男「長いよ」
女「縄文!!」
男「『ん』ついてるよ」
女「ジョーカー!!」
男「あ、それはありだな」
女「女子校生!!」
男「うはー!!」
男「いや、長いだろ」
女「あんま女子高生らしい遊びじゃなかったなー」
男「女子高生らしい遊びってなんだよ」
女「女子力の高い感じの……」
男「お前のどこに女子力が?」
女「ん?」スルスル
男「ちょ、こら、脱ぐな馬鹿」
女「女子力?」スルスル
男「馬鹿、やめろって」アセアセ
女「ほらほらー」スルスル
男「じょ、冗談やめろって!!」アセアセ
女「じょ・う・だ・ん」
女「はい、『ん』付いたから負けー」
男「……え?」
【制限しりとり:おしまい】
こんな感じで
もう一個投下します
【制限しりとり2】
女「今度はどんな制限?」
男「単語内に、同じ文字が2つ以上入っていること」
女「……?」
男「つまり、『ゲーム』はだめだけど、『しりとり』はok」
女「ん?」
男「『り』が二回出てくるから」
女「あー、あー、そういうことか」
男「ふっふっふ、じゃあお前から!!」
女「なにから始めようか?」
男「じゃあ、『あ』」
女「あ、あ、アイデンティティ」
男「おお、ok」
女「ふむふむ」
男「い、い、い、イカリング」
男「だめか」
男「イ・ス・カ・ン・ダ・ル」
男「だめだな」
女「むう」
男「インターポール」
女「?」
男「伸ばし棒、二つ」
女「ああ、そうか」
男「『る』だよ」
女「ルール」
男「うむ」
男「ルーズベルト」
女「ほほう」
男「『と』だよ」
女「鳥取!!」
男「『り』かー」
男「リンキンパーク」
女「ちょ、やらしい!!」
男「やらしくねえって!!」
女「り、淋菌とか!!」
男「バンド名だよ馬鹿」
女「淋菌くぱぁとか!!」
男「黙りなさい」
女「く、く、クーデター」
男「伸ばし棒か」
女「最期が伸ばし棒だったらどうしようか」
男「『た』でいいかな」
女「異議なし」
男「『た』から始まる……」
女「……」
男「タタラ場」
女「なんだっけそれ」
男「もののけ姫の……」
女「あーあー、なんか踏んでるやつ」
男「そうそう」
女「バンバンジー!!」
男「早いな」
女「コツ掴んできたよー」
男「ジャック・バウアー」
女「?」
男「あ、同じ文字なかった」
男「じ、じ、じゃ、じゃ、じゅ?」
女「ふふふ」
男「ジューンブライド……」
女「だめー」
男「ジェームズ・ボンド……」
女「だめー」
男「『じ』きついわ」
女「ちっちっちっちっちっち」
男「やめて!! それやめて!!」
女「ちっちっちっちっちっちっちっち」
男「じ、じ、時事問題!!」
女「……セーフ」
男「ほっ」
女「い、い、異性」
男「ほほう」
男「威勢」
女「……」
男「ふっふっふ」
女「遺影」
男「イエーイ!!」
女「……『い』だよ」
男「あれ? イエーイはだめ?」
女「だめだろ」
男「い、い、十六夜」
女「カッコイイ」
男「ふっふっふ」
女「入れ食い」
男「いやらしい……」
女「なんでよ」
男「また『い』だよ」
女「あ、しりとりか」
女「『い』地獄やばいね」
男「終わるかな」
女「い、い、委員会!!」
男「忙しい!!」
女「言い争い!!」
男「息苦しい!!」
女「命乞い!!」
男「命拾い!!」
女「意識不明!!」
男「命拾いしてねえじゃねえか!!」
女「ほれ、『い』だよー」
男「意地汚い!!」
女「陰気臭い!!」
男「いけすかない!!」
女「でもそんな君が好き!!」
男「あれ、これおれのことなの?」
女「『い』地獄はそろそろ抜け出さないとね」
男「うむ」
女「いいちこ」
男「うむ、ok」
女「酒の名前だけど……」
男「ま、いいでしょ」
女「『い』攻めはなかなか面白かったなあ」
男「はは」
女「さて、次は『こ』だよ」
男「コツコツ主義」
女「なんかずるくね?」
男「おれの信条」
女「知らないよ!?」
男「じゃあ高校」
女「ふむ」
男「『う』だよ」
女「運動」
男「また『う』か」
女「『う』地獄なるか!?」
男「ういろう」
女「きたー!!」
男「ほれ、『う』」
女「うりぼう」
男「きたー!!」
女「運動場!!」
男「運行!!」
女「宇宙!!」
男「運用!!」
女「右脳!!」
男「左脳!!」
女「ぶぶー!!」
男「いかん、ノリでつい」
男「右京!!」
女「左京!!」
男「ぶぶー」
女「わかる、それわかる」
男「『う』地獄ですなあ」
女「羽毛!!」
男「産もう!!」
女「ん?」
男「羽毛を産もう、っていう」
女「おもんねー」
男「うるさいな」
女「ウルトラマンタロウ!!」
男「宇宙戦争!!」
女「宇宙旅行!!」
男「うまい棒!!」
女「鬱病!!」
男「やべー『う』地獄やべー」
女「そろそろ地獄からの脱出をはかりましょう隊長」
男「うむ」
男「うつつ」
女「ん?」
男「夢うつつ、とかの」
女「うつつってなに?」
男「知らんけど」
女「あるの?」
男「ある」
女「んじゃいいか」
女「つくつくぼうし」
男「ほう」
女「『し』で」
男「信用金庫」
女「ほほう」
男「『こ』で」
女「虎穴に入らずんば虎児を得ず」
男「長い!!」
女「この木なんの木?」
男「気になる木!!」
男「却下!!」
女「子ども店長」
男「こ・ど・も・て・ん・ちょ・う」
男「だめじゃん!!」
女「コリコリ漬け」
男「ありそうだけど却下!!」
女「ココナッツミルク!!」
男「ほほう、ok」
女「『く』!!」
男「九九」
女「むむ、ずるい」
男「2文字は結構いけるかも」
女「クッキーモンスター」
男「『た』か」
女「タタラ場はだめよ」
男「祟り」
女「むう」
男「『り』でどうぞ」
女「リュックサック!!」
男「ほう」
女「『ック』が2回!!」
男「上手いね」
男「また『く』じゃねえか」
女「ふふふ」
男「く、く、く」
女「笑い声禁止」
男「違うって」
女「はよはよ」
男「待て待て、く、く……」
女「ほれほれー」
男「苦楽」
女「……むむむ」
男「また『く』」
女「むむむっ」
男「ほれほれ」
女「腐った豆腐!!」
男「だめー」
女「腐った納豆!!」
男「腐ったシリーズ却下です」
女「くきわかめ!!」
男「だめ」
女「食いしんぼう!!」
男「だめー」
女「くま!!」
男「全然だめー」
女「……」
男「ん?」
女「……」ススス
男「んん?」
女「く……くっついていい?」ススス
男「!?」
男「……い、いいよ」ドキドキ
女「よ、よ、よろしくお願いします」ピトッ
男「……」
女「『す』だよ」
男「……」
女「『す』だよー」
女「ほれほれ、言っちゃいな?」
女「雰囲気に流されて言っちゃいな?」
男「す、す、好きだよ」ドキドキ
女「はい私の勝ちー!!」
男「畜生!!」
【制限しりとり2:おしまい】
続きはよ
3つ目いきまーす
【辞書ごっこ】
女「辞書?」
男「そ、電子辞書がいいね」
女「ほい」スッ
男「携帯って便利だ」
女「で、それでどうするの?」
男「よく知らない単語を探す」
女「ふうん」
男「で、その意味を知ったかぶる」
女「二人で?」
男「二人で」
女「ふふふ、面白そう」
男「で、実際の意味に近かった方の勝ち」
女「へえ」
男「やってみる?」
女「やる!!」
男「じゃあおれから」
女「わくわく」
男「んー」
男「じゃあこれ、『パーコレーター』」
女「!?」
男「これはあれですわ、あれ」
女「あれってなんだよ」
男「あのほら、潜水艦についてるレーダー」
女「レーター? レーダー?」
男「そんな感じ」
女「適当だなあ」
男「適当でいいんだって」
男「次お前の番」
女「パーコレーターねえ」
男「……」
女「あの、欧米で話題の、ほら」
女「欧米で話題のファッション」
男「はっはっは」
女「それっぽい?」
男「それっぽい」
女「え、で、どうすんの?」
男「正解を見る」カチカチ
女「……」
パーコレーター
[名]
ろ過装置のついたコーヒー沸かし機。
男「……」
女「……」
男「全然違う!!」
女「引き分け!!」
女「え、これ勝負つかないんじゃない?」
男「いいから次だ次!!」
女「じゃあ……『たまゆら』」
男「なにそれ?」
女「『玉』に『響く』で『たまゆら』だってさ」
男「……」
女「これはあれだね、トランクス履いてて落ち着きのないときのチンポジのことです」
男「お前女だろうが!!」
女「はいあんたの番」
男「むむむ」
男「たまゆら……たまゆら……」
男「だめだ、勝てる気がしねえ……」
女「ふっふっふ、私の勝ちかな?」
男「玉だけど魂とかけてるとか……?」
女「おお、新事実」
男「魂がゆらゆら現世に残っていること!!」
女「おお、それっぽい!!」
男「正解は?」
女「えーっと」
たまゆら【玉響】
[名]
[雅] ほんのしばらくの間。わずかの間。
男「全然違う!!」
女「またも引き分け!!」
男「これ面白い?」
女「面白い!! 大喜利みたい!!」
男「そういう目的ではないんだが……」
女「ほら、次行こう!!」
男「ううむ、えーっと」
男「じゃあこれ、『くうくう』」
女「へんなの」
男「『空』二つで『くうくう』」
女「うーむ」
男「これはね、あれだ、めっちゃ腹へって空っぽの状態」
女「ほほう」
男「お前は?」
女「空と海、じゃなくて空と空、だから……」
男「ほう」
女「世界が一つになるってこと!!」
男「ほほう、いい感じ」
女「では正解は!?」
男「正解は……」
くうくう【空空】
[形動(トタル)]
[文]
①何もないさま。
②ぼんやりとして、何も考えないさま。
③煩悩を捨て去り、物事に執着しないさま。
女「お」
男「おれの近いんじゃね」
女「じゃああんたの勝ち!!」
男「いえー!!」
女「じゃあ次私ね」
男「ふふふ」
女「んーと、えーと」
女「なにこれ可愛い!! 『ねこぐるま』!!」
男「なにそれ!?」
女「まんま『猫』に『車』」
男「……」
女「……」
男「今同じものを想像してるよな」
女「うん、絶対」
女「これはもう、あれでしょ」
女「ベビーカー的なものに乗ったねこ!!」
男「可愛い!!」
女「よだれかけつけてね」
男「可愛い!!」
女「ガラガラ持っててね」
男「可愛い!!」
女「私の勝ちだね!!」
男「いやいやまだわからんよ」
男「あ、そうだよ、あれがあるじゃん」
女「え?」
男「猫の形したバスだよ!!」
女「うわあ!! それがあったか!!」
男「猫バス!! 猫電車!! 猫車!!」
女「語感が良い!!」
男「これはおれの勝ちだろー」
女「さあ、正解は……」
ねこぐるま【猫車】
[名]
一輪の手押し車。
土砂などを運搬するのに使う。
ねこ。
男「うおおい!! これ工事現場で使ってるやつじゃん!!」
女「あれ猫車っていうのかー」
男「……」
女「……」
男「っていうか最後の『ねこ』ってなに!?」
女「『ねこ』=『猫車』なの!?」
【辞書ごっこ:おしまい】
あと辞書で遊ぶゲームが一つと、上手く書けそうだったら動物将棋を考えてます
カードゲームとかは書きにくいかなあ
頭使う系が好きです
辞書ごっこ面白いな。今度彼女とやるわ。
携帯さえあればできるのでお勧め
しりとりも制限次第でいくらでも面白くできると思います
【漢字集め】
男「漢字は得意か?」
女「ん? まあ苦手ではないけれど」
男「ほんじゃ紙と鉛筆があればできるゲームがあるぞ」
男「勉強にもなるしな」
女「ほほう」
男「じゃあ早速……」
ガチャリ
妹「お兄ちゃん、お菓子ですよー」
妹「こんにちは、いつも兄がお世話になってます」
女「あ、どうもどうも、お邪魔してます」
男「お前、ヒマだったら混ざれ」
妹「ん?」
妹「お邪魔じゃない?」
男「そんな気は遣わなくてよろしい」
女「三人でやるの?」
男「二人より三人の方が面白い」
女「へえ」
妹「なになに、なんの話?」
男「まずお題を決めて3分間ひたすら漢字を書きます」
女「ほう」
男「お題は……『き』と読む漢字」
女「き、ね」
妹「それをたくさん書いたら勝ちだね?」
男「そう、まあそれだけじゃないんだが……」
妹「?」
男「とりあえず一回やってみよう」
……
女「き、き、き」カリカリ
男「んー」カリカリ
妹「うはははは」カリカリ
女「妹さん、中学生だっけ?」
男「ああ、でもおれよりも賢いよ」
女「まじでかー」
男「漢検何級だっけ」
妹「2級」
女「まじでかー」
……
男「さて、では結果発表です」
女「どうするの?」
男「一人一つずつ言っていって、被ったらバツで消す」
妹「被らない方がいいの?」
男「そ、被らなかった漢字が多いやつの勝ち」
女「にゃるほど」
男「じゃあおれから」
男「気持ちの気」
女「あるー」
男「だよな」
女「次私ね、希望の希」
妹「ありまーす」
女「くそう」
……
男「亀!!」
女「お、それはないな」
妹「お兄ちゃんやるじゃん」
女「姫!!」
男「あ、あれって『き』って読むんだっけ」
女「読むはず」
妹「合ってますよ」
女「やった!!」
……
男「というわけで……被ってないのは」
女「3個!!」
妹「5個!!」
男「おれは4個……お前の勝ちかあ」
妹「やたー」
女「中学生に負けた……」ガクッ
男「人が思いつかないのをうまく探すゲームだからな」
女「なるほど」
男「第2戦!!」
女「いえー」
男「お題は……うーん……」
女「ねえねえ、お題って私が考えてもいい?」
男「おう、いいよ」
女「読み方に関わるお題じゃないとだめ?」
男「いや、そんなことないよ」
男「画数とか形とかでも」
妹「お題を考えるのも面白そうですねえ」
女「じゃあね、じゃあね……漢字の中に『大中小』のどれかが入ってるもの!!」
男「なるほど、面白そうだ」
妹「むう」
女「形縛りだよ」
男「ok」
妹「難しいですね」
女「よーいどん!!」
……
女「奈良の奈!!」
男「ある!!」
妹「あります!!」
女「くそう」
男「これ、大も小も入ってるよな」
女「そうそう」
男「次お前だよ」
妹「じゃあ、貴族の貴!!」
女「ある!!」
男「おお」
妹「むう」
男「『申す』!!」
妹「え、それっていいの?」
女「ほほう」
男「あり? なし?」
女「んん~ありで!!」
男「よっしゃ!!」
妹「なるほど、奥が深いですね」
女「奥!!」
男「ある!!」
妹「あります!!」
妹「橋!!」
女「橋……うわ、ほんとだ」
男「すげえな」
妹「ふふーん」
男「『少ない』!!」
妹「ある」
女「あるよね」
男「むむう」
……
女「結果は……」
妹「3個!!」
男「1個……」
女「3個!!」
妹「同点ですね」
女「ふふふ、コツ掴んできたよ!!」
妹「お兄ちゃんだめだったね」
男「くそう」
女「じゃあ次、お題は妹さんね」
妹「えーと、えーと」
妹「じゃあね、左右対称図形!!」
男「むむ」
女「また形縛りだね?」
妹「はい、ただし『はね』とか『はらい』は若干甘めに、ということで」
男「つまり?」
妹「『小さい』とかはok」
男「なるほど」
……
女「大!!」
男「あるな」
妹「ありますね」
男「中」
妹「あるね」
妹「小」
男「全部あるな」
女「結構かぶってるねえ」
妹「金!!」
男「ある」
女「中央の央!!」
妹「あ、ないです」
女「ふふん」
男「王様の王!!」
妹「あるよー」
女「むむむ」
男「空!!」
妹「ほほう」
女「やるね」
男「よっしゃ」
妹「青」
女「あー」
男「それもありか」
妹「ふふふ」
女「じゃあ赤!!」
男「じゃあってなんだよ」
妹「今考えるのはだめですよ」
女「ちゃんと書いてたもん!!」
男「結果は……」
妹「6つ!!」
女「5つ!!」
男「3つ……」
妹「お兄ちゃん負けっぱなしじゃん」
女「妹に負け続ける兄……」
男「……」
妹「ど、どんまい?」
女「あんたも漢検受けな?」
男「……そうする」
【漢字集め:おしまい】
漢字集め昔やったなあ
支援
面白すぎワロタ
【漢字集め2】
男「漢字集め第二弾!!」
女「ほう」
男「まずはこの絵をご覧ください」
女「……ふむ?」
http://up3.viploader.net/ippan/src/vlippan307255.jpg
女「蜘蛛の巣みたい」
男「この絵の中に隠れている漢字を探すゲームです」
女「……なるほど」
男「ちなみに少々強引でもok」
女「例えば?」
男「一個だけ例を言うとだな……」
男「『油』はok」
女「油!? 油なんてどこに隠れてるの?」
男「よーく見て」
女「……あ」
男「という感じ」
女「よっしゃ、やろうか」
……
男「さて、二人勝負なのでとりあえずがんがん言っていって」
女「一!! 二!! 三!!」
男「あるね」
女「ダー!!」
男「あ、御免、乗れなかった」
女「なんだよ、もう」
女「四は無理だよね」
男「うん」
女「五は?」
男「ギリギリアウトかな」
女「むう」
男「六もあるよ」
女「はいはい」
男「八もあるよな」
女「はいはい」
女「十、千」
男「あるね」
女「千は、この、右側のここね」
男「はいはい」
男「『干す』もあるよな」
女「真ん中ね」
男「うん」
女「ここまで全部かぶってる?」
男「だな」
女「万は?」
男「ギリギリokかな」
女「おお~」
男「田んぼの田」
女「あるね」
男「日、口、大、中、小」
女「あ、中なかった」
男「よっしゃ、1ポイント」
女「むむう」
女「木、本」
男「あー木はあったけど本がねえわ」
女「よしゃー、1ポイント!!」
男「米!!」
女「基本だね!!」
男「うむ」
女「米よりパン派だけどね」
男「おれは米派だ」
女「むむむ」
男「人」
女「あるぜ!!」
男「『入る』」
女「あるぜ!!」
女「犬、『太い』」
男「んん~」
女「?」
男「『太い』はいいけど犬はギリギリアウトかな?」
女「そかー」
男「上、下、土」
女「あ、下はokなの?」
男「下半分で、こういう感じで」
女「ああ~そっか」
女「じゃあ王は?」
男「あ、やべ、王なかった」
女「中央の央は?」
男「うお、それもなかった!!」
女「よしよし」
……
男「結果は!!」
女「4ポイント!!」
男「4ポイント!!」
女「引き分けかあ」
男「雪辱!!」
女「いや引き分けだからね?」
男「リベンジ完了!!」
女「いや引き分けだからね!?」
【漢字集め2:おしまい】
面白いな
他に方と申があるような気がした
それにしてもこの画像だけでこんだけ漢字見つかるとは
>>102
昔やったとき、確か47個だった気が
無理すればかなり出てきて面白いんですよね
【動物将棋】
男「将棋は好きかな」
女「……よくわかんない」
男「うむ、そういう人のための簡単将棋、その名も『動物将棋』だ!!」
女「わ、かわい……くない」
男「なに!?」
女「これなに? 毛玉?」
男「こ、これはライオン……」
女「この雑巾みたいなのは?」
男「ぞ、ゾウ……」
女「これスクランブルエッグ?」
男「ヒヨコです!!」
女「絵心ないね」
男「うるさい!!」
男「え、えーと、盤は3マス×4マスです」
女「絵心なくても、あんたはいいとこいっぱいあるよ?」
男「あ、もう、慰めは良いから……」
女「ははは」
男「で、まずライオンね」
●●●
●ラ●
●●●
隣接する8マスのいずれかに進むことができる。
将棋の王将に相当する。
女「ふむふむ、無敵じゃん」
男「うん、これを取られると負け」
女「ほほう」
男「次、ゾウ」
●○●
○ゾ○
●○●
斜めの4マスのいずれかに進むことができる。
将棋の角行に似ているが一度に1コマしか移動できない。
女「斜めが得意なのね」
男「そう、ただし縦と横には動けない」
女「ふむふむ」
男「それからキリン」
○●○
●キ●
○●○
縦・横の4マスのいずれかに進むことができる。
将棋の飛車に似ているが一度に1コマしか移動できない。
女「今度は縦タイプね」
男「そ、斜めには移動できない」
女「これヘビだっけ?」
男「キリン!!」
男「で、これが」
女「スクランブルエッグ」
男「ヒヨコ!!」
○●○
○ヒ○
○○○
前の1マスにのみ進むことができる。
将棋の歩兵に相当する。
女「あら、全然動けないじゃん」
男「ただしこいつは敵陣の一番奥まで進むと!!」
ババーン!!
女「血まみれに!?」
男「裏返ってニワトリになります!!」
男「ニワトリになると強いよー」
●●●
●ニ●
○●○
縦・横の4マスと斜め前の2マス(合計6マス)のいずれかに進むことができる。
将棋のと金に相当し、金将と同じ動きである。
女「おお、やるじゃん」
男「ただし敵陣に入り込むのはなかなか難しいけどね」
女「コマはこれで全部?」
男「うん、で、こういう風に並べます」
キラゾ
□ヒ□
□ひ□
ぞらき
女「ふむふむ」
男「で、先攻後攻を決めて、1枚ずつ動かしていくの」
女「相手のコマは取れるの?」
男「うん、それで取ったコマはまた使うことができる」
女「ライオンを取ったら勝ち?」
男「あと、自分のライオンが相手の陣地の一番奥に入っても勝ち」
男「ただしその次の手でライオンを取られたらだめだけど」
女「ほうほう」
男「あと、まあ本当の将棋と違う点がちょいちょいあるけど、とりあえずやってみようか」
女「おう!!」
男「では、じゃんけんで先攻後攻を決めよう」
女「ジャン!! ケン!! ほい!!」
女「あたしからいくよ!!」
男「おう」
キラゾ
□ヒ□
□ひ□
ぞらき
女「まずはやっぱヒヨコちゃんかなー」
女「ヒヨコいただきー」
(ヒ)←持ち駒
キラゾ
□□□
□ヒ□
ぞらき
男「ふむ」
女「これが定番の手じゃない?」
男「まあ、そうだろうね」
男「じゃあゾウ進出!!」
(ヒ)
キラゾ
□□□
□ぞ□
□らき
(ひ)
女「むむ」
男「さて、こっからだ」
女「じゃあライオンちゃん発進!!」
(ヒ)
キ□ゾ
□ラ□
□ぞ□
□らき
(ひ)
男「おお、攻めるなあ」
女「がんがんいくよー」
男「じゃあキリン!!」
(ヒ)
キ□ゾ
□ラ□
□ぞき
□ら□
(ひ)
女「む?」
男「まあ王手にはならないけど、とりあえず進路を防ぐ感じで」
女「ふむふむ」
女「ではここで満を持して……ヒヨコちゃん召喚!!」
キ□ゾ
□ラ□
ヒぞき
□ら□
(ひ)
男「ほうほう、なんか筋がいいなお前」
女「ふふん、初心者は突っ走るのみなのだ」
男「さて、どうしようか」
女「これ、私のヒヨコちゃんは次にニワトリに進化するんだよね?」
男「うん」
女「よしよし、楽しみ」
男「しかしその瞬間、ゾウに喰われる運命なのだ」
女「なな、なんと」
男「うかつに飛びこまない方が身のためだぜ……」
女「ぶるぶる」
男「よし、キリンgo!!」
キ□ゾ
□ラき
ヒぞ□
□ら□
(ひ)
女「おお!?」
男「王手!!」
女「え? え? これどうしたらいいんだろ」
男「ライオン逃げるしかないね」
女「むむむ」
女「下がるしかないよね、これ」
キラゾ
□□き
ヒぞ□
□ら□
(ひ)
男「そこしかないよな」
女「くそう、ライオンちゃん撤退か……」
男「さて、攻めるよ攻めるよー」
男「ヒヨコ召喚!!」
キラゾ
□ひき
ヒぞ□
□ら□
女「むむむむ!!」
男「さあどうする?」
女「むむむむ!!」
女「これしか無理かな?」
(ヒ)
キラ□
□ゾき
ヒぞ□
□ら□
男「そこをキリンがいただくぜ!」
(ヒ)
キラ□
□き□
ヒぞ□
□ら□
(ぞ)
女「ああ、ゾウがぁ!!」
男「ふふふ」
女「くそう、キリンをもらうぞ!!」
(ヒ、キ)
キ□□
□ラ□
ヒぞ□
□ら□
(ぞ)
男「むむ、ではゾウで」
(ヒ、キ)
キ□□
□ラ□
ヒぞぞ
□ら□
女「んー、また撤退しかないかなあ」
女「じゃあ、ここで」
(ヒ、キ)
キラ□
□□□
ヒぞぞ
□ら□
男「ふふふ、ここまで生かしてきたが貴様ももう終わりだあ!!」
(ヒ、キ)
キラ□
□□□
らぞぞ
□□□
(ひ)
女「ヒヨコちゃぁーん!!」
男「あと一歩なんだよなあ」
女「ううむ」
(ヒ)
キラ□
キ□□
らぞぞ
□□□
(ひ)
女「キリンちゃん召喚!!」
男「むぐぐ」
男「下がらんぞ!!」
(ヒ)
キラ□
ぞ□□
ら□ぞ
□□□
(ひ、き)
女「なんの!!」
(ヒ、ゾ)
□ラ□
キ□□
ら□ぞ
□□□
(ひ、き)
男「むうう」
女「王手だよ!!」
男「どこに逃げるかなあ」
男「ううむ」
(ヒ、ゾ)
□ラ□
キ□□
□□ぞ
□ら□
(ひ、き)
女「攻めるよー」
(ヒ、ゾ)
□□□
キ□ラ
□□ぞ
□ら□
(ひ、き)
男「ここでヒヨコ……とかどうだろ」
(ヒ、ゾ)
□□□
キひラ
□□ぞ
□ら□
(き)
女「にわとり狙い!?」
男「それもある」
女「むむう」
(ヒ)
□□□
キひラ
ゾ□ぞ
□ら□
(き)
男「ぎゃー」
女「ゾウさん突進だよ!!」
男「んん~逃げるしかねえかなあ」
(ヒ)
□□□
キひラ
ゾ□ぞ
ら□□
(き)
女「ふははは!! そっちでいいのかな!?」
女「ライオンちゃんばく進!!」
(ヒ、ゾ)
□□□
キひ□
ゾ□ラ
ら□□
(き)
男「ゾウがあ!!」
女「囲んだよー!!」
男「き、キリン……頼む……」
(ヒ、ゾ)
□□□
キひ□
ゾきラ
ら□□
女「むむ」
男「あ」
女「ん?」
男「やべえ」
女「ん?」
女「あ、これでいいんじゃない?」
(ヒ、ゾ)
□□□
キひ□
ゾき□
ら□ラ
男「うあああああああああああ」
女「ね? ね? これ勝ちだよね?」
男「負けたあああああああああ」
女「やったー!!」
【動物将棋:おしまい】
これ、こんど友達とやってみよう
これき→ゾじゃだめ?
ライオンが一番奥へ進み、次の手でライオンが取られなければ勝ち
というルールがあったはず
【ウミガメのスープ】
男「さて、今日ご紹介するのはこちら」
女「ほう」
男「その名も『ウミガメのスープ』!!」
女「……?」
女「美味しいの、それ」
男「食べ物じゃなくてね、ゲーム」
女「よくわかんない」
男「でしょうな」
男「まず出題側が、あるストーリーを話す」
男「しかし不完全なストーリーで、それだけだと謎があるわけだ」
男「それに対して回答側は、出題者がyesかnoで答えられる質問をしていく」
女「ふむふむ」
男「それによって得られた推理を当てはめ、謎を解く、と、こういった流れだ」
女「クイズなの?」
男「まあそういう感じかな」
女「面白そう」
男「とりあえず一題やってみようか」
女「おう!!」
男「問題です」
女「ジャジャン!!」
男「ある男がバーに入り、『水をくれ』と言いました」
女「ふむ」
男「バーのマスターはピストルを取り出し、男に突きつけました」
女「なんと」
男「すると男は、『ありがとう』と言って帰っていきました」
女「……?」
男「さて、どういう状況でしょう」
女「yesかnoで答えられる質問だよね?」
男「yes」
女「何回質問してもいいの?」
男「yes」
男「っていうか回数制限あったら、すでに2個無駄にしてるぞ」
女「ほんとだ」
男「さあ、頑張って」
女「むむむ」
女「男はのどが渇いていた?」
男「no」
女「あれ、そうなの」
女「『水をくれ』はなにかの暗号だった?」
男「no」
女「バーに水はなかった?」
男「no」
女「マスターは出せるのに出さなかった?」
男「yes」
女「ふむう」
女「ピストルは本物だった?」
男「yes」
女「弾は入っていた?」
男「yes、かな」
女「マスターは撃つつもりがあった?」
男「no」
女「威嚇した?」
男「no」
女「むう」
女「男は怖くなって逃げた?」
男「no」
女「え、違うの?」
男「うん、それがこの話のミソ」
女「男は本当に水がほしかった?」
男「yes」
女「酒でもよかった?」
男「んーまあ、yesかな」
男「でもまあ、水がベター」
女「周りに客はいた?」
男「yes」
男「でも関係ないかな」
女「真夏だった?」
男「季節は関係ない」
女「むう」
男「男の状況がポイント」
女「喉渇いてないんだよね?」
男「うん、渇いてない」
女「でも水がほしかったんでしょ?」
男「うん」
女「あ、暑かったから水がほしかったけど、ピストルにびっくりしてヒヤっとした」
男「no」
男「でも近い!!」
女「近いの!?」
男「もう少し」
女「え、え、え?」
男「喉は渇いてなかったけど水はほしかった」
女「えーと、えーと」
女「飲みすぎで気持ち悪かった」
男「no」
女「服の汚れを落としたかった」
男「no」
女「水は飲むためにほしかった?」
男「yes」
女「ええ~でも喉は渇いてない……のに……」
男「頑張れ頑張れ」
女「口の中に血が溜まってた」
男「no、こええよ!!」
女「薬を飲みたかった」
男「no」
女「わっかんないなあ」
男「ヒント、マスターがピストルを出したのは威嚇じゃないって言ったよな」
女「うん」
男「マスターがピストルを出したことで、男の問題は解決したんだよ」
女「ええ?」
男「つまり、マスターは善意でやったことなんだよ」
女「うーんと」
男「いきなりピストルを出されたら、どう?」
女「びっくりする」
男「そう、yes」
女「男はびっくりしたかった?」
男「うん、まあyes」
女「あ!! わかった!! 男はしゃっくりをしていた!!」
男「はい正解!!」
女「やったー!!」
女「ああこれ、すっきりする」
男「こんな感じのゲームです」
女「面白い!!」
男「質問者が多数でもできるよ」
女「ねえ、なんで『ウミガメのスープ』っていう名前なの?」
男「それは、一番有名な出題が『ウミガメのスープ』っていうから」
女「それはどういう問題?」
男「ある男が海沿いのレストランで『ウミガメのスープ』を注文しました」
男「男は一口食べたあと、シェフを呼び『これは本当にウミガメのスープか』を聞きました」
男「シェフは『その通りだ』と答えました」
男「その男はそれを聞くと、化粧室にこもり首を吊りました」
女「!?」
男「さて、なぜでしょう」
女「え、全然わかんない」
男「これはまあ、派生解答がいくつもあるから、知ってる人でも面白いかもね」
女「いくつも解答があるってこと?」
男「そう」
男「まあ、最も有名な解答を教えようか」
女「うん、お願い」
男「男は船乗りで、過去に海で遭難したときにシェフが作ったウミガメのスープを食べてたんだよ」
女「ふむ」
男「で、その味を懐かしんでレストランで食べてみたが味が違う」
女「むむ」
男「しかしシェフに聞くとちゃんとウミガメだという」
男「すると男は気づくわけだ」
男「あのとき食べたスープは、いなくなった乗組員の肉を使ったスープだったんだと」
女「きゃあ!!」
男「仲間を食って生き延びたことに罪悪感を感じた彼は、自ら命を絶った、という話」
女「怖ッ」
男「まあ、こういうグロイ話も多いのが特徴」
女「やだなあ、健全なのが良いなあ」
男「ネットを探せばたくさん問題が転がってるから、興味があったら探してみて」
女「グロくないのが良い」
男「そういうのもたくさんあるよ」
【ウミガメのスープ:おしまい】
面白いわー。乙!
「間違いなく面白いゲームだけどシチュエーショントークを上手く広げられないもの」
をいくつかルールだけ紹介していきます。
【17ポーカー】
各マークの10、j、q、kとジョーカー1枚を合わせた17枚でポーカーをする。
数字が偏っているため大きな役が作れる。
通常のポーカー同様、役は弱い方からワンペア、ツーペア、スリーカード、ストレート、
フルハウス、フォーカード、ロイヤルストレートフラッシュ、ファイブカード。
札が17枚しかないので、フラッシュ、ストレートフラッシュは自動的にロイヤルストレートフラッシュとなる。
出典:liar game(漫画)
本編ではシャッフルの癖を見抜いたりジョーカーの位置を動体視力でとらえたり
すごいことしてましたけど、運ゲーとしてみても面白いです。
【eカード】
皇帝カード、市民カード、奴隷カードの3種類を使う、心理戦系カードゲーム。
皇帝セットは皇帝カードが1枚と市民カードが4枚。
奴隷セットは奴隷カードが1枚と市民カードが4枚。
トランプでやる場合は以下のような形で代用できます。
皇帝セット:k1枚、数字カードを適当に4枚の計5枚
奴隷セット:ジョーカー1枚、数字カードを適当に4枚の計5枚
皇帝セットと奴隷セットをそれぞれ持ち、1枚ずつ裏返して出す。
皇帝側は1、3枚目で先に出し、奴隷側は2、4枚目で先に出す。
kは数字に勝ち、数字はジョーカーに勝ち、ジョーカーはkに勝つ。
数字同士は引き分け。これを5枚全部出すまで続けて、1戦が終わる。
これを3戦やるごとにカードを交換し、計12戦を戦う。
kとジョーカーの出しどころが鍵。
出典:賭博黙示録カイジ(漫画)
皇帝側は絶対有利、だからこそ負けられない
奴隷側は一発逆転をいかに狙うか
本編では1戦ごとにレートを設定できました。
まああんな極限状態でギャンブルなんて絶対したくありませんが。
【2人麻雀】
十七歩、地雷ゲーム、地雷麻雀などとも言う。
通常の山を作り、先手、後手を決める。
先手が左右の山の好きなところをめくりドラを決める。
自分の目の前の山(34牌)から手牌(13牌)を作る。
先手が捨て牌用の21牌から1牌捨てる。
それが後手のアガリ牌だった場合ロンし、後手の勝ちとなる。
通しの場合、次は後手が1牌捨てる。
これを17巡繰り返す。
※満貫縛り(四翻縛り)
※テンパイ状態で始めるがダブルリーチ(二翻)ではなく通常のリーチ(一翻)。
リーチで一飜は確定なので、手作りでは残り三飜以上を作る。
※最初の捨て牌でロンした場合“一発”は付くが人和にはならない。
※表ドラもテンパイ時の翻数に数えて良いが、裏ドラはロンアガリのあとでしか加算できない。
※風牌は両者とも東と西(東場の西家の立場)で固定。東の南の場合もある。
※先手後手はあるが親と子の差は無い。
出典:賭博黙示録カイジ(漫画)
マージャンは好きだけどメンツが揃わない、というときに最適。
役作りの勉強にもなります。
【オンリーワン】
進行一人、参加者多数でやるゲーム。
以下は10人程度の場合のゲームです。
参加者は1~10のうち、一つ番号を決める。紙に書くと不正防止で良い。
進行役が1から10まで順にコール、自分の数字が来たら挙手。
▼1回勝負▼
誰かと被ったらドボン、誰とも重ならなかったら暫定1位。
最終的に最も大きい数、かつ被らなかった人の勝ち。
▼複数回勝負▼
誰とも被らなければその数がそのまま得点になる。誰かと被ったら0点。
何戦か繰り返し、合計得点の多い人の勝ち。
30人程度なら数字を1~30にすると良い。
できるだけ大きい数にしたいが、被ると勝てない、というジレンマ。
他のメンバーの傾向も見ながらやれる複数回勝負が楽しい。
アイスブレイクとかで使えますね。
ただしスレタイに反して二人だとできないゲームです。
【ヌメロン】
1~9までの数字が書かれたカードのうち3枚を使って、3桁の番号を作る。
トランプの10を0の代用として、1~10を並び替えると良い。
「300」「494」などの同じ数字を使った番号は作れない。
「086」などの0から始まる番号は可。
先攻のプレイヤーは相手の番号を推理してコール。
後攻のプレイヤーはコールされた番号がどの程度一致しているかを答える。
数字も桁も合っている場合はeat(イート)、数字だけ合っている場合はbite(バイト)。
例えば「345」に対して「350」とコールされた場合、「1eat、1bite」となる。
これを先攻、後攻が繰り返し、先にすべての数字を言い当てたプレイヤーの勝利。
3桁の場合なので「3eat」になったプレイヤーの勝利。
番組では様々な「アイテム」が存在し、それを組み合わせることでさらに面白いゲームとなる。
出典:numer0n(テレビ番組)
ゲーム名のナメクジ感に反して、脳汁の出る面白いゲームです。
アイテムを使用可能にすればぐっと難易度が上がります。
>>104からの動物将棋に関して
本当は将棋の駒に関連した動物のコマが他にもあるのですが、
いくつかオリジナル(?)のコマを導入したら面白かったので参考までに。
◆カメ
○○○
○カ○
○○○
動けない代わりに、相手に取られることもない。
壁として重宝するコマ
◆ウサギ
●
○○○
○ウ○
○○○
ジャンプのみ。
相手や味方のコマを飛び越えて進める。
カメも飛び越えられる。
◆ヘビ
○▲○
○ヘ○
○○○
将棋でいう香車。
本家ではイノシシがこれに当たるらしい。
◆カニ
○○○
▲カ▲
○○○
横のみの移動。
将棋でいう飛車の動きから縦の移動をなくしたもの。
とりあえず終了です。
ありがとうございました。
他にもなにか面白いゲームがあったら教えてくださいね。
ウサギとウサギ(本家)のコンビネーション攻撃!!
おっと、本家にもうさぎがあったのですね
勉強不足ですみません
乙 面白かった
でもまあ、こういうのもいいけど>>1のssはシリアスな感じのほうが
個人的には好きかな
ありがとうございます
シリアスも着々と書き溜めております、遅いけど
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