P「春香のセールスポイントね」 (51)
春香「はい!」
P「んー」
春香「えへへ…私としては、ちょっとリーダーシップがあるとか…家庭的だとか、そういうところかなーって思うんですけど」
P「超どうでもいいな」
春香「あれー!?超どうでもいいんですか!?」
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春香「プロデューサーさーん」トテテテ
P「んー」
春香「今日はオシャレしてきたんですけど、どうですかっ」
P「おぉ。綺麗だな」
春香「ほ、本当ですか!?えへへー…」
P「でも中身と服の釣り合いがとれてないな…別の中身は持ってこなかったのか?」
春香「私マネキンじゃないです!」
P「同じようなものだと思うが」
春香「どれだけ無個性ですか!?」
P「春香ーこーい」
春香「はーい」トテテテ
P「今日の仕事は撮影な」
春香「はい!頑張ります!」
P「ちゃんと木に擬態するんだぞ」
春香「私背景!?」
P「よーし、いよいよ明日は新曲のレコーディングだ」
春香「楽しみですね!」
P「そうだな」
春香「明日のためにすごい頑張って覚えちゃいました!」
P「それはなによりだ。さて、春香が明日どうするかだが」
春香「はい!」
P「自宅でゆっくり英喜を養ってくるといい」
春香「はい!明日のレコーディングに備えて明日はゆっくりと過ごしたいと思います!」
春香「あれ?」
P「春香」
春香「なんでしょうか?プロデューサーさん」
P「明日から朝早くに電話をくれないか?」
春香「えっ!?そ、それは…いわゆるモーニングコールという…」
P「ああ」
春香「わ、私がですか?」
P「春香じゃなきゃだめなんだ」
春香「いいですけど…その、それはどういう……///」モジモジ
P「春香からの電話がくるってわかったらそれよりも早く起きようとするだろ?」
春香「あれ!?電話には出てはくれないんですか!?」
P「春香ーこーい」
春香「はーい」トテテテ
P「これを食べてくれないか?」
春香「わー!おまんじゅう!いいんですか?」
P「ああ」
春香「ありがとうございます!いただきまーす!」
春香「はぷん!もぐもぐ…」
P「どうだ?」
春香「ふわぁ…甘くてふわっふわな食感で……とてもおいしいですぅ…」
P「よし。食べられるみたいだな」
春香「……え!?毒見!?」
春香「プロデューサーさんプロデューサーさん!」トテテテ
P「んー」
春香「この写真集ですよ写真集っ!」
春香「全ページに私が映ってる写真が掲載されてるなんて!」
P「ああ。俺が頼んだんだ」
春香「本当ですかっ?うわぁ…!」
P「一枚春香の写真があると他の写真が映えるからな」
春香「私ってみんなとの調和が取れてるんですね!?」
P「そうそう。女子グループに1人ブスがいるのと同じ理論だな」
春香「んっ……?」
P「おーい、お前たちー。ファンが待ってるんだから早く準備しろー」
春香「もうちょっとだけ待っててください!今メイク直しを……!」
P「春香。問題です」
春香「え、あ、はいっ」
P「なにを掛けても0になる数字ってなーんだ?」
春香「えと、0ですよね……?」
P「わかったらさっさとしろ」
春香「今その問題を出した意味を教えてください!?あ、やっぱり教えないでくださいぃぃぃぃ……!!」
春香「ぷえぇっ」
P「どうした」
春香「プロデューサーさぁーん……今日作ってきたおにぎり、お塩とお砂糖を間違えて作ってきちゃったみたいでぇ……」
P「それは災難だったな。台所で新たに味付けしてこい」
春香「ふぁい…」トテテテ
春香「プロデューサーさーん!?」トテテテ
P「んー」
春香「台所になにやら怪しげな緑の粉やら紫の液体やらが置いてあるんですけど!?」
P「ちゃんと間違えてきたか?」
春香「それ災難どころじゃすみませんよぉ!」ガタガタ
P「今度、アイドルの福笑いって商品が出るらしくてな」
春香「私たちの顔が福笑いになるんですね!うふふ、面白そうだなぁ…」
P「ちょうどここに春香のやつのサンプルがあるんだ」
春香「わぁ!やってみてもいいですか!?」
P「ああ」
春香「プロデューサーさんプロデューサーさん」
P「んー」
春香「福笑いするためのパーツがないんですが……」
P「お、見事にできてるじゃないか。上手いぞ」
春香「私まっさら状態でもそっくりなほど顔の特徴ないですか!?それって逆になにかに利用できそうなレベル!?」
春香「プロデューサーさん…」グスッ
P「どうしたんだ春香。泣いてるのか…?」
春香「うぅ…ぐす……さっき道を歩いてたら…変な人がいて……」
P「それで?」
春香「い、いえ……でもちょっと追いかけられて…怖くて……」
P「今もついてきてるのか?」
春香「なんだか周りの人が通報してくれたみたいで…警官の人に捕まりました……」
P「そうか…大変だったな…」
春香「ふぇぇぇぇん……怖かったですよぉプロデューサーさぁぁん……」
P「ところで、警官に捕まったのになんでここにいるんだ?」
春香「えー!?プロデューサーさんの中では私のほうが変質者だったんですかーっ!?」
ミス
春香「プロデューサーさん…」グスッ
P「どうしたんだ春香。泣いてるのか…?」
春香「うぅ…ぐす……さっき道を歩いてたら…変な人がいて……」
P「なにかされたのか…?」
春香「い、いえ……でもちょっと追いかけられて…怖くて……」
P「それで…?」
春香「なんだか周りの人が通報してくれたみたいで…警官の人に捕まりました……」
P「そうか…大変だったな…」
春香「ふぇぇぇぇん……怖かったですよぉプロデューサーさぁぁん……」
P「ところで、警官に捕まったのになんでここにいるんだ?」
春香「えー!?プロデューサーさんの中では私のほうが変質者だったんですかーっ!?」
春香さんはディスっとけばイイという風潮は良くない
P「見ろ。春香」
春香「はい……」
P「見事だろ」
春香「そうですね……」
P「これほどに山のようだとさすがに圧巻だよな」
春香「そのとおりです……」
P「それに比べて」
春香「ふぇっ」
P「…………」
春香「すみません……私のファンレター少なくてしゅみません……」グスッ
P「春香。見ろ」
春香「すみません……すみません……見せつけるのやめてくだしゃい……」グスッ
春香「コマ回しやりましょう!」
P「いいよ」
春香「お、おやめになってぇぇぇぇ……」
P「コマ回し楽しいな」
春香「私コマじゃないれすぅぅぅぅ……」
P「すまん。コマ顔してるから」
春香「コマ顔ってなんれすか……」
春香「きゅう」
春香「コマ回しやりましょう!」
P「いいよ」
春香「いたはははは!?」
P「コマ回し楽しいな」
春香「プロデューサーさんっ!?コマがっ!コマが私の足の上でくるくるとー!?」
P「すまん」
春香「どれだけコマ回し得意なんですか!?いたたいたたた!?」
ギャグなのかdisってるのか判断がつかない
春香「コマ回しやりましょう!」
P「いいよ」
春香(にふふ…今度は私の方がプロデューサーさんの上でコマを回してやります!)
春香「えーい!」ブンッ
春香「ふわわっ!?す、すべるっ!?」ツルッ
春香「きゃー!?」ドテーン
P「そいっ」
春香「ふわぶー!?私の顔面でくるくるとー!?」
P「春香が転ぶから」
春香「わたひが転んでからまわひませんでひたっ!?いたたいたたた!?」
ツンデレだろ(確信)
P「……わかった」ガチャ
春香「プロデューサーさん、さっきから何度も電話してますけどどうしたんですか?」
P「新しい衣装が届いたから試着してほしいから今から来てくれないかって電話をな」
春香「断られたんですかっ?」
P「予定があるらしい。たまのオフだしな」
春香「へぇ…あの、試着って誰ならいいんですか?」
P「全員分きてるから誰でもオーケーだ」
春香「でしたら私が!」
P「いや、一応アイドルの衣装だからさ」
春香「私っ!プロデューサーさんの担当アイドルです!思い出してっ!」
P「春香ーこーい」
春香「はーい」トテテテ
P「出張先のお土産があるんだ」
春香「わーい!ありがとうございます!」
P「有名店のバウムクーヘンと甘酒、どっちがいい?」
春香「え、えーと……私個人としては…バウムクーヘンの方が好きかなーって…えへへ…」
P「じゃあ春香には甘酒を」
春香「今の質問の意味は!?」
P「ある」
春香「じゃあそういうことなんですねっ!?」
P「餅つきしたいな」
春香「あ、わかります。こう、えいやっ!そいやっ!ってやりたいですよね」
P「水をパシャってやるんだよな」
春香「タイミングが重要っぽいですよね。えいやっ!のあとにほいさっ!って」
P「ほいさっ」
春香「ひゃむぷむ!」パシャッ
春香「プロデューサーさんプロデューサーさん。なんで今私の顔にかけたんですか…」
P「すまん。春香って餅っぽいから」
春香「…………」
春香「あ、もち肌ってことですね!ありがとうございますプロデューサーさん!」
P「で、タイミングよくそいやっ!だよな」
春香「どこから杵をっ!?」ガタガタ
P「」カタカタ
春香「プロデューサーさんプロデューサーさん!」チョンチョン
P「んー」クルッ
P「!」プニッ
春香「えへへっ!引っかかりましたねー!肩に手をのせたまま振り返るとほっぺたに指が!ってやつー」
P「春香。後ろ向け」
春香「っ!…はい♪」クルッ
P「春香」チョンチョン
春香「はぁい」クルッ
春香「ってあいたー!?指じゃなくて鉛筆ー!?」
P「あ、すまん。今書類書いててさ」
春香「カタカタって!さっきカタカタって!」
P「春香ってさ」
春香「はーい?」
P「好きな人とか、いるのか?」
春香「ふわはっ!?な、なな、なにをっ!?///」
P「どうなんだ?」
春香「え、えーと……き、気になりますか……?」
P「ああ。知りたいな」
春香「えー…どうしようかなー…えへへ……///」
P「頼む」
春香「もー……ど、どうしてそんなに…気になっちゃうんですか……?///」
P「いやな、女の子って恋をすると綺麗になるっていうじゃないか」
P「その理論だと春香は恋をしていないということになるから、確かめたくてな」
春香「プロデューサーさんが確かめるべきなのは乙女の純情っ!!」
春香「プロデューサーさんプロデューサーさん」
P「んー」
春香「聞いてくださいよぉ…今日も私の友達がうるさくてー」
P「はは、どんな話なんだ?」
春香「その友達の彼氏
P「春香には縁のない話だな」
春香「彼氏というワードだけで判断された!?」
春香「……まぁしばらくは縁がないのは本当なんですけど……るるーらー……」
春香「プロデューサーさんプロデューサーさん」
P「んー」
春香「相談があるんですけど…」
P「なんだ?」
春香「昨日…告白
P「春香には縁のない話だな」
春香「告白ってワードだけで判断された!?」
春香「って私の話ですよっ!」
P「ああ、そうなのか…」
春香「……その、昨日…告白されちゃって……」
P「ふむ」
春香「ど、どう…思いますか……?」
P「…………」
P「まぁ…春香の意志次第としか……」
春香「あっ、も、もちろん断るつもりなんですよっ!?」アタフタ
春香「ただ…どうやって断ればいいのか……」
P「なるべく傷つけないように断るのがいいだろうな」
春香「で、ですよね…」
P「……それで」
春香「!」
P「誰と間違われたんだ?」
春香「人違いで告白されたわけじゃありませんよ!?」
Pひでえww
春香「おはようござ……」ガチャ
春香「…………」
春香(ゆ、床に……バナナの皮が……っ!!)
春香(これは……!私への…挑戦状!?)
春香(試されている…私、プロデューサーさんに試されているっ!!)
春香「…………」
春香「おっはようございまーすっ♪さあて、今日のお仕事はなんでしたっけー?プロデューサーさーん」
春香「きゃっ!?」ツルッ
春香「ひゃぁーんっ!?」ドテーン
春香「いたた……うわーん!転んじゃいましたー!なんでこんなところにバナナの皮があるんですかー!もー!」
春香「もしかしてプロデューサーさんのイタズラですねー?ひどいじゃないですかーっ」
春香「」チラッ
シーン
春香「………………」
春香「えっ?」
たるき亭
P「よーし、事務所にいたみんなー。今日は俺の奢りだ。じゃんじゃん食べてくれ」
春香さん悲鳴がいちいちあざとい
P「春香ーこーい」
春香「はーい」トテテテ
P「突然だが、春香にはお笑いの才能があると思うんだ」
春香「お笑い、ですか?」
P「練習してみないか?春香がボケで俺が突っ込み」
春香「プロデューサーさんがレッスンしてくれるんですかっ?えへへ、じゃあお願いしますっ!」
P「任せておけ」
春香「ふふー…私が大爆笑間違いなしのボケをへぷんしっ!?」
春香「プロデューサーさんプロデューサーさん。私まだボケてないのに突っ込まないでくだしゃい」
P「いや、ボケてるボケてる。ほら今も」
春香「存在がですか!?そういうことなんですねっ!?」
春香「るんるんるーん♪」
春香「ふふっ♪お花って綺麗だなー♪」
春香「くんくん…いい香りー♪」
春香「そういえば事務所に飾ってるお花も増えてきたなー。贈ってくれるファンのみんなに感謝だねー♪」
春香「るんるんるーちゅべたひっ!わ、私の脳天から白い液体がっ!?」ジャバババ
P「ん?花から声が聞こえる」
春香「プロデューサーさんプロデューサーさん。私天海春香です。お花というのは誤解ですのでかけないでください…」ジャバババ
P「え?だってこのリボン」
春香「たしかに花柄ですけどっ!え、もしかしてリボンしか私を認識してないっ!?」ジャバババ
春香「って白いのやめてください!なんですかこれぇっ!」ジャバババ
P「米のとぎ汁」
春香「プロデューサーさんってばお花思いですねっ!」ジャバババ
春香「にふふ……今回はプロデューサーさんにささやかな復讐です…」
春香「プロデューサーさーん!」
P「んー」
春香「お疲れでしょう?よかったらガム食べませんか?」スッ
P「悪いな」
春香「いえいえ♪このガムとってもおいしいんですよー♪」
P「そうなのか…こっちもかなりいけるぞ」スッ
春香「え、あ…本当ですね。おいしそう…」
P「よかったら一枚どうぞ」
春香「いいんですか?ではいただきまーす!」
パッチーン!!!!
春香「ふひゃはわっ!?」ビックゥ
P「フフッ」
閣下をここまで弄るとは、このP命が惜しくないらしい。
P「むむ……」
春香「どうしたんですか?難しい顔をしてますよ」
P「いやな、アイドル達がもっと売れるためにはどうしようかと」
春香「プロデューサーさん…いつも私たちのことを考えてくださってありがとうございます」
春香「ちなみに今は誰のことを考えてましたか?」
P「春香だ」
春香「本当ですか?…えへへ……///」
P「春香が辛うじてアイドルをやれているという現実」
春香「ん?」
P「なのに春香のセールスポイントが思いつかないという矛盾」
春香「んん?」
P「……よし、リボンだな」
春香「い、いろいろ言いたいことありますけれど!一番言いたいのは!」
春香「やっぱり私をリボンとしか認識してないんですかっ!?」
春香「それだけじゃないですからねっ!?私のセールスポイント!それだけじゃないですからっ!!」
P「いっそ全員にリボンつけさせてみるか……」
春香「すみません……っ!それだけは勘弁してください……っ!それだけはっ……!」
期待
P「………………」
春香「あ、あのう……プロデューサーさん……」
P「………………」
春香「そんなに仕事も手につかないほど考えこんで……もしかして、悩みとか…あるんですか……?」
P「………………」
春香「もう一週間くらい経ちますよね……プロデューサーさんの元気がなくなってから…」
P「………………」
春香「あの、もし私にできることがあったらなんでも言ってください!」
P「………………」
春香「たしかに私じゃなにもできないかもしれませんけどっ……それでも力になりたいんです!」
P「………………」
春香「…ですから、いつものように構ってください…私…プロデューサーさんの元気がないと……」
春香「……えへへっ!私まで落ち込んでちゃだめですよねっ!私の方がプロデューサーさんを元気にしないといけないのにっ!」
春香「さぁ!言ってくださいっ!私、なんでもしちゃいますからっ!さぁさぁ!!」
P「春香のセールスポイントってなんだろうな……」
春香「私のせいだったあぁぁぁー!?きゃぁぁぁぁぁぁんっ!?」ドテーン
春香「ひてて……そんなに悩んでも出てこないんですかぁ……?」グスッ
P「今まで出会ったことのないほどの難問だ」
春香「ふぇーん!」
P「その春香に告白したって男子は春香のどこが気に入ったんだか…」
春香「くすん……もういいですよーだ!どうせ私には魅力はありませんよーだっ!」ベー
P「……ま、俺にしか感じないセールスポイントがあるように…人それぞれなのかもしれないな……」
春香「そうですっ!これでもいろんな人から…………」
春香「プロデューサーさんプロデューサーさん」
P「んー」
春香「今、俺にしか感じないセールスポイント……って」
P「んー」
春香「え?えっ!?それってプロデューサーさんが私に魅力を感じてるってことですかっ!?ですよねっ!?」
春香「えへへへ!もうプロデューサーさんったらっ♪ほんとは私のこつべちゃわわっ!?」ジャバババ
春香「プロデューサーさんプロデューサーさん」ジャバババ
P「米のとぎ汁だ」
春香「春香思いにもなってください!ふぇーん!」ジャバババ
終わり
えっ
なんか似たものを前に見た記憶あるけど同じ人?
うん…うん?
続きは?
酷すぎ
ここまで>>1くたばれと思ったSSは初めてだ
落ちは?
こういう仲の良い感じは割と好き
よっぽどお互い信頼してないとできないから
まだ続くんですよね?
あたしこういうの好きよ
何時もの人か?と思ったけど違うかな
おつおつ!
さすが春香さんあざとい
は?
最後はおふざけも何もない真面目なPのやり取りを期待した
結局はるるんの片想いで終わってるんじゃないのこれ
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