・3人の魔法少女がファミレスでダベるだけのSSです
・深夜のテンションで見ると面白いと思います
・一部キャラ崩壊しています、注意してください
・元々VIPでやっていましたが、今度はこちらで書かせてもらいます、よろしくお願いします
・VIPで書いたものと内容がダブるものもあります、ご了承ください
・元ネタがわかるとさらにお楽しみ戴けると思います、よろしくお願いします
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410335122
深夜 ファミレス
マミさん「・・・」紅茶ズズー
マミさん「・・・」
マミさん「ハア」
さやか「・・・」
さやか「・・・」ポテトモグモグ
さやか「・・・」
さやか「・・・ケフッ」
まどか「・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
まどか「・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
さやか「・・・」
さやか「・・・」ポテトモグモグ
さやか「・・・」モグモグ
さやか「・・・」ゴクン
さやか「・・・」
さやか「あの・・・マミさん」
マミさん「・・・えっ?」
さやか「・・・UFOってあるじゃないスか」
マミさん「・・・あるわね」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「えっ・・・で・・・?」
さやか「・・・信じますか・・・マミさんは・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「は?」
さやか「・・・」
マミさん「なに・・・急に・・・」
さやか「・・・」
さやか「いや・・・この前・・・テレビでやってたんスよ・・・討論番組」
マミさん「・・・」
マミさん「あー・・・」
マミさん「いるんじゃないの?」
さやか「・・・」
マミさん「いや・・・知らないけど・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
まどか「・・・」
まどか「マミさん・・・」
マミさん「・・・?」
まどか「その言い方・・・おかしくないですか?」
マミさん「・・・」
マミさん「え?」
まどか「・・・」
マミさん「・・・何よ・・・?」
まどか「・・・」
マミさん「・・・鹿目さん・・・?」
まどか「・・・」
マミさん「・・・」
まどか「・・・」
まどか「マミさん・・・UFOはいるって言ったじゃないですか・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「言ったわね・・・」紅茶ズズー
まどか「・・・」
まどか「変ですよ・・・その言い方・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「変?」
まどか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「変って何よ・・・」
まどか「・・・」
まどか「いや・・・」
マミさん「・・・」
まどか「・・・UFOは・・・乗り物じゃないですか・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「だから・・・?」
まどか「・・・」
まどか「だから・・・いるって言い方は・・・」
まどか「・・・変じゃないですか・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
いい加減しつこい
マミさん「いや・・・でも・・・」
まどか「・・・」
マミさん「UFOって・・・別に乗り物って決まった訳じゃないでしょ・・・」
まどか「・・・」
まどか「いや・・・決まってますよ・・・」
マミさん「・・・」
まどか「だってすごい速いじゃないですか」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
さやか「ま・・・まあまあ♪」
まどか「・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・まあ・・・別にどうでもいいわ・・・」
まどか「・・・」
マミさん「UFOとか・・・」
まどか「・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」紅茶ズズー
まどか「・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
さやか「・・・」
さやか「あっ・・・まどかって・・・UFO見たことある?」
まどか「・・・」
まどか「・・・」コップコトッ
さやか「・・・」
まどか「・・・」プルプル
さやか「・・・」
さやか「まどか?」
まどか「・・・」ブルブル
さやか「まっ・・・まどか?・・・」
まどか「・・・」ガクガク
さやか「・・・まさか・・・アンタ・・・」
まどか「・・・」
まどか「・・・」スクッ
さやか「!?」
マミさん「!?」
まどか「ゲッフー」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
まどか「・・・」
まどか「・・・見たことあるよ」
さやか「うそっ!?」
まどか「うそ」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
まどか「・・・」
まどか「ウェヒィ!」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
3人の夜は更けていく
今日はここまで
関西弁ナルトss思い出す
前のやつ貼ってくれ
深夜 ファミレス
マミさん「あっ・・・やっちゃった」
さやか「・・・」
さやか「どしたんスか」
マミさん「・・・」
マミさん「いや・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・来週って・・・3連休じゃない?」
さやか「・・・そうッスね・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「そこのど真ん中の日にね」
さやか「・・・」
マミさん「魔女退治の予定いれちゃってたの」
さやか「・・・」
さやか「あー・・・」
さやか「そこ入れちゃうと・・・よっぽどのことない限り抜けられないんスよね・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・ハア・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
マミさん「・・・ていうか」
さやか「・・・」
マミさん「なにも魔女探索を・・・シフト制にしなくてもいいわよね・・・」
さやか「・・・」
さやか「まあ・・・仕方ないッスよ・・・」
さやか「・・・」
さやか「契約のとき・・・QBと・・・そういう取り決めしちゃいましたし・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「ダルいわー・・・」
マミさん「ねえ美樹さん・・・」
さやか「・・・え?」
マミさん「・・・」
マミさん「シフト・・・代わってくれない?」
さやか「・・・」
さやか「嫌ですよ・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「鹿目さんは・・・?」
まどか「嫌です」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・ハア・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
さやか「マミさん・・・」
マミさん「・・・」
さやか「そんな行きたくないんスか」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」コクッ
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「あっ、そうだ」
さやか「・・・」
マミさん「魔女退治はダルいし・・・アナタたちがシフトを変わってくれないのなら・・・サボるしかないじゃない!」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「となれば・・・あとは言い訳よね・・・」
マミさん「QBになんて言おうかしら・・・」
さやか「・・・」
マミさん「何かいい案ない?」
さやか「・・・」
さやか「うーん」
まどか「・・・」ジンジャーエールズズー
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
さやか「・・・アレはどうすか?」
マミさん「えっ」
さやか「・・・」
さやか「いや・・・マミさん恒例の・・・」
さやか「いつものウソッスよ・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「なに?紅茶でベロ火傷?」
さやか「あっ・・・それッス」
マミさん「・・・」
マミさん「ダメね・・・」
さやか「えっ」
マミさん「・・・」
マミさん「いや・・・だって・・・」
マミさん「わたし・・・今年だけで8枚ベロ火傷したことになってるもの・・・」
さやか「・・・」
マミさん「そんなにベロないのに」
さやか「・・・」
さやか「えっ」
マミさん「・・・」
さやか「マミさん・・・今のってどういう・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「何でもないわ・・・」
まどか「・・・」ストローネジネジ
さやか「消えてもらったらどうスか・・・身内に・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「えっ」
さやか「いや・・・」
マミさん「・・・」
さやか「親戚の葬式があるんで、その日は・・・とか」
マミさん「・・・」
マミさん「OLっぽくない・・・?なんか・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」ポテトモグモグ
さやか「まどか昔よく使ってたよね」
まどか「・・・」
まどか「うん・・・」
まどか「もうできないけどね・・・」
さやか「・・・」
さやか「なんで?」
まどか「いや・・・一族全滅したことになってるから・・・」
さやか「・・・」
まどか「ハトコのハトコまで使ったもん・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」紅茶ズズー
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」カチャン
マミさん「・・・」
マミさん「何かいい口実ないかしらねえ・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
まどか「ねえ・・・さやかちゃん・・・」クイクイ
さやか「ん?」
まどか「新メニュー、新メニュー」
さやか「・・・どれ・・・」
【新メニュー】
ベビーフード 150円
(1歳半未満のお子さま限定)
・キャロット味
・リンゴ味
・プルーン味
・QB味
さやか「・・・」
まどか「食べたくない?」
さやか「・・・まあ・・・安いしね・・・」
マミさん「・・・」紅茶ズズー
まどか「噛まなくていいしね・・・」
さやか「ねっ、楽だよね・・・子供は・・・」
まどか「・・・」
マミさん「ねえ」
まどか「わたしプルーン味にする!」
マミさん「・・・」
さやか「いろいろ味あるんだねー・・・」
まどか「ねっ、わたしQB味なんて最近しったもん」
さやか「・・・」
さやか「アタシはリンゴかなー・・・」
まどか「・・・」
まどか「じゃあ注文するね」
まどか「・・・」ポチッピーンポーン
店員「ハイタダイマー」
さやか「・・・」
マミさん「ねえ、ちょっと」
さやか「えっ」
マミさん「この手帳ね・・・」
さやか「・・・」
マミさん「私が作ったの!」
さやか「・・・」
マミさん「QBの皮で作ったの!」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「・・・」
店員「失礼いたしまーす」
3人の夜は更けていく
あっちでも見てた
この空気好きだなwwww
深夜 ファミレス
マミさん「腹立つわー・・・」
さやか「・・・」
マミさん「ホントに・・・」
さやか「・・・」
さやか「何かあったんスか?」
マミさん「・・・」
マミさん「警察よ・・・警察!」
さやか「えっ」
マミさん「さっき自転車でここ来る途中にね」
さやか「・・・」
マミさん「また止められちゃったのよ・・・」
さやか「・・・」
マミさん「無灯火でもないのに!」
さやか「・・・」
さやか「あー・・・」
まどか「・・・」水ズズー
マミさん「あの警官ね・・・」
さやか「・・・」
マミさん「ベテラン魔法少女のこの私に向かってね?」
マミさん「ちょっとお嬢ちゃん?止まってくれる?」
マミさん「っていうの!」
さやか「・・・」
さやか「まあ・・・ムカつきますよね」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」紅茶ズズー
マミさん「・・・」
マミさん「私の方が魔女倒したりしてて偉いのに・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」氷カラカラ
さやか「でもアレですよね」
マミさん「・・・」
さやか「あーゆー職質とかって・・・」
さやか「芸能人とか声優とかが相手だったら・・・警察も止めないですよね」
マミさん「・・・」
マミさん「逆でしょ」
さやか「・・・えっ」
マミさん「・・・」
マミさん「だって・・・自慢になるじゃない」
さやか「・・・」
マミさん「例えば・・・」
マミさん「オレ、喜[スペランカー]英梨のチャリ止めたぜ、とか」
さやか「・・・」
マミさん「無灯火の悠木碧に説教タレてやったぜ、とか」
まどか「・・・」
マミさん「なるでしょ?自慢・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「・・・」紅茶ズズー
突然のスペランカーにワロタw
メール欄にsagaを入れとくといい
ちなみにsageを使うとスレがどんどん下がっていく
マミさん「で、その人・・・婦警さんの人気者になるのよ」
さやか「・・・」
さやか「そんなもんスか?」
マミさん「・・・」
マミさん「そんなもんでしょ」
まどか「・・・」ストローネジネジ
マミさん「でもね、私ね、ここ最近でね?」
さやか「・・・」
マミさん「グッとこう・・・大人っぽさ?みたいなの・・・出てきたと思うのよ」
さやか「・・・」
マミさん「だって紅茶もお砂糖なしで飲めるようになったし」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」ミルクたらー
マミさん「・・・」紅茶ズズー
さやか「・・・」
マミさん「ノンアルコールだけど・・・梅酒だって飲めるし」
さやか「・・・」
マミさん「お、おっぱいも・・・その・・・成長してきたし・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・チッ」
マミさん「ていうか・・・私っていくつに見える?」
マミさん「実際のところ・・・」
さやか「・・・」
さやか「15歳」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」カルピスズズー
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
さやか「いや、だって知ってますもん・・・ホントの歳」
マミさん「・・・」
まどか「ハア」
さやか「てか・・・フツーそういうのって初対面で聞くじゃないスか」
マミさん「・・・」
さやか「合コンとかで」
マミさん「・・・」
マミさん「美樹さん行ったことあるの?」
さやか「・・・え・・・」
マミさん「合コン」
さやか「・・・」
さやか「いや・・・」
さやか「まだ無いスけど・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「そう・・・」
さやか「・・・はい」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
さやか「マミさんは・・・あるんスか」
マミさん「・・・」
マミさん「いや・・・」
マミさん「まだ無いけど・・・」
さやか「・・・」
さやか「そうスか・・・」
まどか「・・・」
さやか「・・・まどかある?」
まどか「え」
さやか「合コン行ったこと・・・」
まどか「・・・」
まどか「・・・」フルフル
さやか「・・・」
さやか「そっか・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・ハア」
マミさん「大人っぽさかー・・・」
まどか「・・・」
まどか「マミさん」
マミさん「・・・ん?なあに?」
まどか「・・・」
まどか「今のマミさんが大人っぽく見られたいってのはちょっと」
まどか「ムリがあると思いますよ」
マミさん「・・・」
まどか「何だかんだ、マミさんまだ中3だし」
マミさん「・・・」
マミさん「じゃあどうしたらいいのよ」
マミさん「この生まれつきのロリ顔を・・・」ハア
まどか「・・・」
まどか「1つ方法があります」
マミさん「・・・」
マミさん「えっ」
まどか「修羅場ですよ」
マミさん「・・・」
マミさん「修羅場?」
まどか「・・・」コクッ
まどか「くぐってきた修羅場の数が多い人ほど」
まどか「カッコいい大人になれるそうです」
マミさん「・・・」
まどか「ウチのママがいい例ですよ」
マミさん「・・・」
マミさん「いや・・・」
マミさん「わたし鹿目さんのお母さん知らないし」
まどか「・・・あ」
まどか「ケータイに画像ありますよ」スッ
マミさん「・・・」
まどか「この前とった家族写真ですけど」
マミさん「・・・」
マミさん「家族写真・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「いや・・・いいわ」
まどか「・・・そうですか・・・」サッ
さやか「でもさ、そうそうある訳じゃあないじゃん・・・修羅場」
まどか「・・・」
さやか「魔女だって・・・マミさんいっつも速攻で終わらせちゃうし」
マミさん「・・・それは・・・そうね・・・確かにね」
まどか「・・・」
マミさん「わたしベテランだし?超強いし?」
まどか「・・・」
まどか「じゃあ作ります」
マミさん「・・・え?」
まどか「修羅場」
マミさん「・・・」
マミさん「は?」
マミさん「鹿目さん・・・?それってどういう・・・」
まどか「・・・」
さやか「・・・まどか?」
まどか「さやかちゃんゴメン」ガシッ
まどか「へ?」
まどか「えいっ!」フェイスロック
さやか「むぐう!?」
まどか「・・・」ギリギリ
さやか「痛っ・・・ちょっ・・・なんでアタシ・・・」
マミさん「・・・」ボーゼン
まどか「・・・」ギリギリ
さやか「ちょ・・・まっ・・・まど・・・か・・・」
まどか「・・・」ギリギリ
さやか「・・・く・・・う・・・」
まどか「・・・」ギリギリ
さやか「・・・」
さやか「オイって!!!」ドンッ
まどか「きゃっ!?」ドサッ
さやか「フーッ、フーッ、フーッ、フーッ、フーッ!」
マミさん「・・・」ボーゼン
まどか「・・・」チラッ
さやか「フーッ、フーッフーッ、フーッ、フーッ・・・」
まどか「あ・・・あ・・・」
さやか「フーッ、フーッフーッ、フーッ、フーッ・・・」
まどか「・・・あぁ・・・」
さやか「フーッ、フーッフーッ・・・」
まどか「ごめん・・・なさい・・・」ガタガタ
さやか「・・・」
まどか「さやかちゃん・・・ごめんなさい…」ガタガタ
さやか「・・・」
まどか「ごめんなさい・・・」ポロポロ
さやか「・・・」
マミさん「・・・」ボーゼン
まどか「・・・」ポロポロ
さやか「・・・」
さやか「・・・ハア・・・」
3人の夜は更けていく
今日はここまで
>>31
スペランカーはミスった、喜多村英梨で補完よろしく
sagaってのがいいのか!
サンキュー!
これ完全に二十代入ってるわwww
糞定期
深夜 ファミレス
マミさん「やっぱねー」
さやか「・・・」
マミさん「やっぱそうよねー」
さやか「・・・」
マミさん「よっし!わかったわ!」パン
さやか「・・・何がスか」
マミさん「・・・」
マミさん「え・・・」
さやか「・・・」
マミさん「聞きたいの?美樹さん」
さやか「・・・」
さやか「いや…」
さやか「どっちでもいいスけど・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「あのね・・・わたしね・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
マミさん「褒められたら伸びるタイプみたいなの!」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「スゴくない!?」
さやか「・・・」
さやか「あー・・・」
さやか「え・・・てか・・・」
さやか「いま気づいたんスか?」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」ズズー
マミさん「・・・」
マミさん「まあね!」
さやか「・・・」
まどか「・・・」ズズー
さやか「まあ、でも・・・あんま居ないッスよね・・・今の時代・・・」
マミさん「・・・」
さやか「褒められて伸びる人なんて・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「まあ居ないわねー・・・星飛勇馬の世代で終わったわよ・・・そんなの」
さやか「・・・」
さやか「めっちゃ古いの出してきますね・・・」
マミさん「・・・」
さやか「今のこ知らないスよ・・・普通・・・」
マミさん「・・・」
さやか「巨人の星とか・・・」
マミさん「・・・」
まどか「・・・」ズズー
マミさん「アニマックスで見たのよ・・・」
さやか「・・・」
マミさん「巨人の星・・・」
さやか「・・・」
さやか「アニマックス・・・?」
マミさん「・・・」
マミさん「アニマックス・・・」
さやか「・・・」
さやか「アニマックス・・・って何スか・・・」
マミさん「・・・え」
マミさん「知らないの・・・美樹さん・・・」
さやか「・・・」
マミさん「スカパーの有料チャンネルよ・・・」
マミさん「アニメ専門のやつ・・・」
さやか「・・・」
さやか「あー・・・」
まどか「・・・」ストローネジネジ
さやか「アタシの家・・・そっち系のやつ見れないんスよ」
マミさん「・・・」
さやか「CSとかBSとか・・・」
マミさん「・・・あー」
さやか「・・・」
マミさん「そうなんだ・・・」
さやか「・・・」
さやか「そうなんスよ・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
マミさん「まあ・・・ウチもスカパーは・・・最近入ったばかりだから・・・」
さやか「・・・そうスか」
マミさん「・・・ええ・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
さやか「てか・・・」
マミさん「・・・」
さやか「もともと何の話でしたっけ・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「何の話だったかしら・・・」
まどか「・・・ハア」
マミさん「あっ、そうよ・・・巨人の星の話よ!」
さやか「・・・あー!」
まどか「・・・」
まどか「いや・・・」
まどか「マミさん褒められたら伸びるタイプって話でしょ」
マミさん「・・・」
マミさん「だったわ・・・」
さやか「・・・」
さやか「でしたね・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
マミさん「じゃあ・・・話戻すけど・・・」
さやか「・・・」
マミさん「褒められたら伸びるタイプなのよ・・・わたしは・・・」
さやか「・・・」
さやか「さっき聞きましたよ・・・それ・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「そうね・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」カルピスズズー
マミさん「ていうか・・・そもそもね?」
さやか「・・・」
マミさん「褒められなくない・・・中学生にもなったら・・・」
さやか「・・・」
さやか「あー・・・」
マミさん「・・・ましてや私なんて中3だし」
さやか「・・・」
さやか「そうスね」
マミさん「・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
さやか「誉められたっつーか・・・」
さやか「この前BOOK・OFFで100円のCD買って恭介にあげたんスよ」
マミさん「・・・」
さやか「そしたら・・・廃盤?だかのレア物だったらしくって・・・神仏を崇めるような目で見てきましたけど・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「まあ・・・病人は自分を優しくしてくれる人を神扱いするらしいしねえ」
さやか「・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
マミさん「・・・鹿目さんはどう?」
まどか「・・・」
まどか「えっ」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・いや・・・」
マミさん「最近褒められたこと・・・ってある?」
まどか「・・・」
まどか「・・・」
まどか「一応ありますけど・・・」
さやか「えっ、なんて褒められたの?」
まどか「・・・」
まどか「この前・・・QBにね・・・」
さやか「うんうん」
まどか「もし君が魔女になったら、1週間で地球上の全ての生物を死滅させる史上最悪の魔女になるだろう・・・って言われて・・・ハシャイジャッタ♪」
さやか「・・・」
まどか「ウェヒィ!」
マミさん「・・・」
まどか「ウェヒィ!」
マミさん「・・・」
マミさん「あっ・・・いいこと思い付いたわ・・・」
さやか「・・・」
さやか「何スか・・・」
まどか「ウェヒィ!」
マミさん「褒め合わない?」
さやか「・・・えっ?」
マミさん「いや、何て言うの?まずはこう・・・3人で褒め合ってね?」
さやか「・・・」
マミさん「お互いどんどん高めていきましょうよ!」
さやか「・・・まあいいッスよ」
まどか「・・・」コクッ
マミさん「・・・じゃあまずは美樹さん・・・わたし褒めて」
さやか「・・・」
さやか「えっと・・・そうッスね・・・」
マミさん「・・・」
さやか「あっ、髪が黄色くて」
マミさん「あっ、ちょっと待って!ストップ!ストップ!」
さやか「・・・え」
マミさん「それもいいんだけど・・・」
さやか「・・・」
マミさん「ここは山手線ゲーム的にいきましょうよ!」
さやか「・・・」
マミさん「そっちの方がゲーム的にも楽しめるし、なおかつ気持ち良くなれるじゃない?」
さやか「・・・」
さやか「いや・・・山手線ゲームったって・・・」
マミさん「・・・」
さやか「マミさん褒めるゲーム何スよね?」
さやか「アタシとまどかだけじゃ・・・」
まどか「・・・」
マミさん「いや・・・私も参加するから」
さやか「えっ!?・・・自分で自分のこと褒めるんスか?」
マミさん「・・・そうよ?」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「まあ…そんな考えることじゃないから!」
さやか「・・・はあ・・・」
マミさん「じゃあもう始めるわよ・・・鹿目さんもよ・・・いい?」
まどか「・・・」コクッ
マミさん「・・・よしっ」
マミさん「・・・テーマは私の長所!みんな行くわよ!せーの!」
パンパン
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「・・・」
眠いんでここまで
乙
シュールだなあ
いいね
乙
いいね
マミさん「・・・」パンパン
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「ちょっとあなた達」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「何で誰も言わないのよ!」バンッ
さやか「・・・」
さやか「いや・・・その・・・」
マミさん「・・・」
さやか「あの順番・・・どういう順番なのかなって」
マミさん「・・・」
マミさん「それは・・・」
さやか「・・・」
マミさん「そこは時計回りでしょ普通」
さやか「・・・」
マミさん「そこは美樹さん→鹿目さん→わたしの順でしょ普通・・・」
さやか「・・・」
さやか「あっ、アタシからだったんスか・・・」
マミさん「そうよ・・・しっかりしなさいよ」
さやか「・・・」
さやか「すんません」
マミさん「ったく・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「じゃあもっかいやるわよ!」
さやか「うす」
まどか「・・・」
マミさん「テーマはマミさんの長所!せーの!」
パンパン
さやか「・・・」
さやか「えっと・・・」
さやか「・・・」
さやか「年上」
マミさん「・・・」
パンパン
まどか「独り暮らし」
マミさん「・・・」
パンパン
マミさん「強くてかっこよくて気品あふれる憧れの先輩!」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
パンパン
パンパン
さやか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「うーん」
さやか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「あっ、ちゃんとタイツはいてる」
マミさん「・・・」
パンパン
まどか「パスで」
マミさん「・・・」
パンパン
マミさん「名実ともに最強で完璧だけど実はか弱い美少女の一面も併せ持つ男が守ってあげたくなるなる魔法少女部門第1位!」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
パンパン
さやか「・・・」
さやか「・・・えっと」
さやか「・・・」
さやか「えー・・・」ボソッ
さやか「・・・」
さやか「あとー・・・」ボソッ
さやか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「えっと・・・」
さやか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「うーん・・・」
さやか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「パスで」
マミさん「・・・」
パンパン
まどか「パスで」
パンパン
マミさん「ちょっと待って」
マミさん「・・・」
マミさん「何よアナタ達」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「そんなダメなの?」
マミさん「・・・私って」
さやか「・・・」
さやか「いや違うんスよ」
マミさん「・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
まどか「じっくり考えたら・・・」
さやか「あ、それ!」
さやか「じっくり考えたら、ちゃんと出ますよきっと!」
マミさん「・・・」
マミさん「何よ鹿目さん・・・独り暮らしって・・・」
まどか「・・・」
マミさん「その次パス?」
まどか「・・・」
マミさん「私の長所ってそれしかないの?」
まどか「・・・」フルフル
マミさん「ねえ?アナタ私をバカにしてるんでしょ?」
まどか「・・・」フルフル
マミさん「そうでしょ実際・・・」
さやか「・・・」
さやか「いや違うんスよマミさん・・・」
まどか「・・・」ポロポロ
マミさん「・・・」
さやか「やっぱりこう・・・ゲームにしちゃうとさ!」
さやか「ねえ、こう・・・アレなっちゃうよね!まどかね!」
まどか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「まどか・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「ハア」
まどか「マミさん・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「何かご用かしら?鹿目まどかさん?」
さやか「・・・マミさん」
まどか「・・・」
まどか「ごめんなさい…」
マミさん「・・・」
まどか「わたし・・・あたま弱い子で・・・」
まどか「ごめんなさい…」ポロポロ
さやか「・・・まどか・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「まあ・・・私も強く言い過ぎたわ・・・」
まどか「・・・」ポロポロ
マミさん「ゴメンね、鹿目さん」
まどか「・・・」ポロポロ
まどか「ごめんなざい…マミさん」ポロポロ
マミさん「・・・」
マミさん「もう・・」
マミさん「止めてよ・・・」ポロポロ
マミさん「なんか・・・私まで・・・」ポロポロ
さやか「・・・」
まどか「わたしぃ・・・マミさんの気持ちも考えないでえ・・・あんな酷いこと言っちゃってえ・・・」ポロポロ
マミさん「違うの!・・・鹿目さんは悪くないの・・・私が悪いの・・・」ポロポロ
まどか「マミさんは悪くない!」ポロポロ
さやか「・・・」
さやか「なにこれ」
まどか「マミさんごめんなさいいいい!」ポロポロ
マミさん「鹿目さんごめんなさいいいい!」ポロポロ
店員「あの・・・どうかされましたか?」
さやか「あっ、違うんです」
さやか「あの・・・コレ劇の練習なんです・・・」
店員「・・・」
まどか「マミさああああん!」ポロポロ
マミさん「鹿目さああああん!」ポロポロ
店員「・・・」
店員「あの・・・回りにもお客様がいらっしゃいますので、なるべく・・・」
さやか「あっハイ、気つけます・・・すんませんしたホント」ペコペコ
店員「失礼します」スタスタ
さやか「・・・」ペコペコ
マミさん「魔法少女コンビ・・・再結成ね!」
まどか「はいマミさん!」
さやか「・・・」
さやか「ハアアアアアアアアア」
マミさん「あら、美樹さん」
さやか「・・・」
マミさん「どうしたの?ため息なんて吐いて」
さやか「・・・」
さやか「何でもないッス」
マミさん「・・・」
マミさん「そう?」
さやか「はい」
マミさん「ため息ばっかり吐いてると」
マミさん「幸せが逃げちゃうわよー?」
さやか「・・・」
マミさん「キャッキャ」
まどか「ウフフ」
さやか「・・・」
さやか「ハアアアアアアアアア」
3人の夜は更けていく
とりあえずここまで
前と違う流れになったけど気にすんなー
ふみ
乙
マミさんうぜええええええ
深夜 ファミレス
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」紅茶ズズー
さやか「・・・」
さやか「・・・」ポテトモグモグ
まどか「・・・」
まどか「・・・」ストローネジネジ
マミさん「・・・」
マミさん「流行ってるらしいわねー」
さやか「・・・」ポテトモグモグ
さやか「・・・」ゴックン
さやか「・・・」
さやか「何がですか?」
マミさん「・・・」
マミさん「魔女化よ・・・」
マミさん「魔法少女の・・・」
さやか「・・・」
さやか「あー・・・」
マミさん「ていうか・・・そもそもね?」
さやか「・・・」
マミさん「魔女って何よって話じゃない」
さやか「・・・」
さやか「あー」
マミさん「・・・」
さやか「まあ、そっスね」
マミさん「・・・」
マミさん「やっぱり魔女って名前がダメだと思うのよ」
まどか「・・・」
まどか「・・・」ウンウン
さやか「・・・」
マミさん「いや、だってね?」
マミさん「カッコいいじゃない『魔女』って」
さやか「・・・」
さやか「・・・うーん?」
マミさん「・・・」
マミさん「じゃあ美樹さん・・・この自己紹介どっちがカッコいい?」
さやか「・・・」
マミさん「まずはケース1ね」
さやか「・・・」
マミさん「わ・・・わたし・・・中学生です・・・」
マミさん「部活は・・・その・・・」
マミさん「・・・園芸部です・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「続いてケース2ね」
さやか「・・・」
マミさん「わたし!魔女やってます!」
マミさん「人類根絶やしにするんでヨロシク!」
マミさん「救済という名の破滅をくれてあげる!」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「ねえコレどっちがカッコいい!?」
さやか「・・・」
さやか「いやっ・・・言い方じゃないスか完全に」
マミさん「いやっ、実際カッコいいじゃない!コレ!」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「だってね?」
マミさん「あなた今なにしてるの?って言われたとき」
さやか「・・・」
マミさん「わ・・・わたしい・・・魔法少女やってますう・・・」
さやか「・・・」
マミさん「ジェムの汚れに気を使って生きていますう・・・」
まどか「・・・」
マミさん「って言うのと!」
マミさん「わたし!魔女やってまあす!」
さやか「・・・」
マミさん「今日も絶望を振り撒きまあす!」
まどか「・・・」
マミさん「・・・ねえコレどっちがカッコいい?」
さやか「・・・」
マミさん「魔女じゃない?」
さやか「・・・」
さやか「確かに・・・」
まどか「・・・」コクコク
まどか「・・・」携帯カチカチ
マミさん「・・・」紅茶ズズー
マミさん「・・・フウ」
マミさん「・・・」カチャン
マミさん「・・・」
マミさん「いると思うけどねー・・・偽魔女」
さやか「・・・」
さやか「え、」
さやか「偽魔女?」
マミさん「・・・」
マミさん「偽魔女」
さやか「・・・」
さやか「偽魔女・・・って・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「いやっ、何ていうかこう・・・」
さやか「・・・」
マミさん「魔法少女なのに魔女の振りしてね?」
さやか「・・・」
まどか「・・・」携帯カチカチ
マミさん「他の魔法少女を襲ったりだとか」
さやか「・・・」
マミさん「善良な市民をわざと使い魔に襲わせて魔女にさせたりとか」
まどか「・・・」
マミさん「本当は立派な魔法少女なのに・・・」
マミさん「魔女みたいな酷いことして・・・平然としてたりね」
さやか「・・・」
さやか「そんな子居ないッスよね?」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・本当に困った子たち・・・」
さやか「えっ?」
マミさん「あっ・・・いや・・・」
マミさん「何でもないわ・・・」
さやか「・・・」
さやか「・・・?・・・」
さやか「そうスか・・・?」
マミさん「・・・」
マミさん「ええ!」
まどか「・・・」携帯カチカチ
マミさん「まあ・・・とにかく・・・」
さやか「・・・」
マミさん「ダメなのよ・・・魔女って名前は」
さやか「・・・」
マミさん「カッコいいから」
さやか「・・・」
マミさん「もしかしたら・・・なろうとする子も出てくるかもしれないし・・・」
さやか「・・・」
さやか「あー・・・」
まどか「・・・」
まどか「・・・」携帯カチカチ
まどか「あの・・・」
さやか「ん?」
マミさん「なにかしら?」
まどか「・・・」
まどか「二人とも・・・」
まどか「魔女探索って面倒?」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
さやか「まあ・・・」
マミさん「ね・・・」
まどか「・・・」
さやか「・・・えっ、で?」
まどか「あっ、いや・・・」
さやか「・・・」
さやか「そう」
まどか「・・・」携帯カチカチ
マミさん「まあ・・・だから・・・」
マミさん「変えるべきなのよ・・・名前を」
さやか「・・・」
マミさん「だっさい名前に」
さやか「・・・」
マミさん「聞かれても答えづらいような名前に」
さやか「・・・」
さやか「あー」
マミさん「・・・」
マミさん「鹿目さん何かある?アイディア」
まどか「・・・」携帯カチカチ
まどか「・・・」
まどか「・・・」フルフル
マミさん「・・・そっか」
マミさん「・・・」
マミさん「美樹さんは?」
さやか「・・・」
さやか「うーん・・・」
さやか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「えっと」
さやか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「あっ」
マミさん「・・・なに?」
さやか「・・・」
さやか「ジョマ」
マミさん「・・・」
マミさん「いや、ひっくり返しただけじゃない・・・」
マミさん「それにちょっと可愛いし」
さやか「・・・」
さやか「うーん」
まどか「・・・」携帯カチカチ
まどか「あの・・・」
マミさん「あっ、鹿目さん何かある?」
まどか「いや・・・」
マミさん「・・・」
まどか「二人とも・・・」
まどか「日常生活でも魔法をよく使う?」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
さやか「まあ・・・遅刻しそうなときとか結構・・・」
マミさん「・・・私も」
マミさん「魔法で高いとこ登ったり・・・喉乾いたら紅茶を出したりするわ・・・」
まどか「・・・」
まどか「・・・」携帯カチカチ
さやか「あっ」
さやか「ヴァルプルギスの夜祭ってのは?」
マミさん「・・・」
マミさん「いや普通にカッコいいわよ」
マミさん「それに強そうだし」
さやか「・・・」
マミさん「ラスボス臭ハンパないじゃない」
さやか「・・・」
さやか「ッスね・・・」
まどか「・・・」
まどか「将来の夢は?」
マミさん「・・・」
マミさん「最強の魔法少女とか?」
さやか「あっ、同じく」
まどか「・・・」
まどか「・・・」携帯カチカチ
さやか「・・・」
さやか「魔女・・・魔女・・・使い魔・・・使い魔のママ・・・」
さやか「使いママ」
マミさん「・・・」
マミさん「優しい感じしかしないわね」
さやか「・・・」
さやか「使いママン」
マミさん「いやっ・・・もっと優しい感じじゃないの・・・」
さやか「・・・」
さやか「うーん・・・」
まどか「・・・」携帯カチカチ
さやか「魔女・・・使い魔・・・絶望・・・絶望・・・」
さやか「ぜっつ・ぼー」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「ぐりーふ・たね」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
さやか「マジョ・・・ジョマ・・・ジョマ・・・ジョママ・・」
さやか「マカオとジョマ」
マミさん「・・・」
さやか「・・・絶望・・・ぼう・・・棒・・・スティック・・・魔女・・・マジョ」
さやか「・・・」
さやか「マジョスティック12」
マミさん「ダメだわ!」
さやか「・・・」
マミさん「ダメダメダメダメ!」
さやか「・・・」
マミさん「こんなんじゃ魔女たちを駆逐できないわよ・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」携帯カチカチ
まどか「今月倒した魔女って何体ですか?」
マミさん「・・・」
マミさん「1体かな」
さやか「・・・アタシも」
マミさん「・・・」
マミさん「何か今月調子悪いのよねー」
さやか「ですよねー」
マミさん「まあ本気出したらもっと行けるけどねー」
さやか「アタシもッスよー」
まどか「・・・」
まどか「・・・」携帯カチカチ
マミさん「・・・」紅茶ズズー
さやか「・・・」
まどか「・・・」携帯カチカチ
さやか「・・・」
さやか「イヌカレーは?」
マミさん「・・・」
マミさん「えっ」
さやか「・・・いや」
さやか「意味はないんスけど・・・造語で」
マミさん「・・・」
さやか「イヌカレー」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・イヌカレー」
マミさん「・・・」
マミさん「ああ・・・」
マミさん「いいじゃない・・・」
マミさん「いいじゃない!美樹さん!イヌカレーいいじゃない!」
さやか「あっ、ありがとうございます!」
マミさん「いやー、これは答えたくないわねー」
まどか「・・・」携帯カチカチ
さやか「アンタ今なにやってんの?」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・イヌカレーやってます」
さやか「ぷふぅwwwwwwwwww」
マミさん「フフっwwwwww」
さやか「あはっはははははははwwwwwwwwwwwwww」
マミさん「ウフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフwwwwwwwwwwww」
まどか「・・・」携帯カチカチ
さやか「はー・・・」
さやか「笑ったあ・・・」
マミさん「あー・・・お腹痛い・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「いやー・・・これは答えたくないわねー」
さやか「ですねー・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「もう・・・フフっ・・・」
マミさん「ざまあ見なさい魔女!・・・って感じよね」
さやか「・・・」
さやか「ホント・・・フフっ・・・」
さやか「・・・」
さやか「イヌカレー・・フフっ・・・」
まどか「・・・」
まどか「・・・」パチパチパチパチ
マミさん「・・・え」
まどか「・・・」パチパチパチパチ
マミさん「あ・・・・」
マミさん「ありがとう鹿目さん」
まどか「・・・」パチパチパチパチ
さやか「・・・」
さやか「・・・エヘッ」
さやか「まどかありがと!」
まどか「・・・」パチパチパチパチ
まどか「二人ともAランクおめでとう」パチパチパチパチ
マミさん・さやか「・・・」
マミさん・さやか「え?」
まどか「携帯で調べてたの」パチパチパチパチ
まどか「イヌカレー化診断テスト」パチパチパチパチ
マミさん・さやか「・・・」
まどか「二人ともAランク」
マミさん・さやか「・・・」
まどか「イヌカレーになる確率」
マミさん・さやか「・・・」
まどか「ウェヒィ!」
3人の夜は更けていく
今日はここまで
また見てくれ
これ何が面白いの?
こういう女の子深夜のファミレスに居るよなー
終電逃して帰れないけど寝てると追い出されるから取り敢えず駄弁ってるヤツ
深夜 ファミレス
マミさん「してないわね最近・・・」
さやか「・・・」ポテトもぐもぐ
さやか「・・・」ゴックン
さやか「・・・」
さやか「何をですか」
マミさん「・・・」
マミさん「涙よ」
さやか「・・・」
さやか「えっ?」
まどか「・・・」コーラズズー
マミさん「いやね?最近わたし魔女退治に受験勉強に忙しいじゃない?」
さやか「・・・はあ・・・」
マミさん「だから何ていうか・・・涙する事?涙の仕方?」
マミさん「・・・忘れちゃってるなあって・・・」
さやか「・・・」
さやか「あー・・・」
まどか「・・・ハアー」
さやか「・・・貸しましょうか?・・・クラシックのCD」
マミさん「・・・」
さやか「いや、壮大な音楽って・・・けっこう涙腺に来るんスよ」
マミさん「・・・」
マミさん「クラシック・・・」
さやか「・・・」
さやか「まあ・・・ぶっちゃけ曲によりますけどね」
マミさん「・・・」
さやか「恭介に借りて1回も聞いてないやつあるんで・・・」
さやか「今度来たとき貸してあげますよ」
マミさん「・・・」
マミさん「いやいやいや」
マミさん「・・・そうじゃないでしょ美樹さん?」
さやか「・・・」
さやか「えっ?」
マミさん「尊敬する先輩が目の前で涙したいって言ってるのよ?」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「そこは自分でイイ話の1つや2つ・・・披露するのがフツーでしょーが」
さやか「・・・」
マミさん「何かない?」
さやか「・・・」
さやか「んー・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「何かあるでしょー・・・感動的なエピソードー・・・」
さやか「・・・」
さやか「えっとぉ・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
さやか「・・・うーん・・・」
マミさん「・・・」紅茶ズズー
マミさん「・・・フゥ」
マミさん「・・・」カチャン
マミさん「・・・何かない?」
さやか「・・・」
さやか「あっ、じゃあハイ」
マミさん「ハイ美樹さん」
さやか「・・・」コホン
さやか「あの・・・むかしジャンヌダルクって偉い人がいて・・・ホントは人を殺したくなかったんだけど、戦争では仲間の指揮を高めるために、自分から前に出て、泣く泣く人を殺してたんですって」
マミさん「・・・」
マミさん「いや・・・ダメだわ美樹さん・・・」
さやか「・・・」
マミさん「わたし・・・ちょっとでも学問の臭いがするとダメなの」
さやか「・・・」
マミさん「感情が入っていかないのよ」
さやか「・・・」
さやか「はあ。」
まどか「・・・ゲッフ」
さやか「じゃあ・・・アレ」
マミさん「・・・」
さやか「あの・・・ウサギ以外でも・・・QBも寂しいと死ぬんですって」
マミさん「・・・」
マミさん「適当なこと言ってない?」
さやか「・・・」
さやか「すいません」
マミさん「・・・」
まどか「はあーあ・・・」
まどか「さやかちゃん・・・」
さやか「・・・」
まどか「ドナドナでも歌ってあげなよ」
さやか「・・・」
さやか「いや・・・」
マミさん「カマーン、涙トークカマーン」クイックイッ
さやか「・・・」
まどか「・・・」
さやか「何か今日は・・・そこまでしてあげたくないんだよね」
まどか「・・・あー」
マミさん「カマーン、カマーン?」クイックイッ
さやか「できたら童話とかの手軽なヤツで・・・」チラッ
さやか「・・・」
さやか「あっ、マミさんあれ・・・」
マミさん「ん?」チラッ
店員「・・・」スタスタ
マミさん「・・・」
さやか「あの店員さん見てれば・・・生でイイもの見れるんじゃないスか」
マミさん「・・・」
マミさん「人と接することが多い分、そういう系のエピソードも多いッスよ、きっと」
マミさん「・・・」
マミさん「なるほどね」
店員(・・・え?)
さやか「きっと何か見せてくれますよあの人なら!」
店員「・・・」
店員「い、いらっしゃいませー!」
マミさん「・・・」ジィィィ
店員(な・・・なんだあの視線・・・)
マミさん「・・・」ジィィィ
さやか「何か見せてくれますよ絶対!」
店員(・・・)
マミさん「・・・」ジィィィ
マミさん「やるかしら?そろそろ・・・」
さやか「大丈夫ですって!やってくれますって!」
店員(・・・)
マミさん「見せなさいよ!早く!」
店員(・・・何をすればいいんだ・・・)
店員(・・・)
店員(・・・)カチャカチャ
店員(トレンチにお皿とコップをうまく重ねて・・・)カチャカチャ
店員(それを片手で持って・・・)スッ
店員「・・・」プルプル
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
店員「・・・」プルプル
店員「・・・」
店員「・・・」スタスタ
店員「・・・」
店員「・・・」スタスタ
店員「・・・あっ」ツルッ ガッシャーン!
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
店員「・・・」
店員「・・・」カチャカチャ
3人の夜は更けていく
今日はここまで
店員いいやつだな
深夜 ファミレス
まどか「じゃあ、行きますよ・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「まーゆげじゃんけん・・・」グッ
マミさん「・・・」グッ
さやか「・・・」グッ
まどか「・・・」
まどか「ぽんっ!」ブチブチィ
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」ブチィ
さやか「・・・」ブチィ
さやか「・・・」
さやか「アタシ2本・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「1・・・」
まどか「・・・」
まどか「8」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「よしっ!」グッ
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「まーゆげ、じゃんーけーん」グッ
マミさん「ちょっ、ちょっと待って鹿目さん!」
まどか「・・・?・・・」
マミさん「あの・・・何て言うか・・・」
マミさん「やっぱり私たち凡人にはちょっとキツいわ・・・このゲーム・・・」
まどか「・・・」
マミさん「せっかくの鹿目さんの企画なのに悪いんだけどね・・・」
まどか「・・・」
まどか「・・・」ブチブチィ
まどか「5・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・あっ、じゃあアレやらないスか?」
マミさん「・・・」
マミさん「なに?」
さやか「ドリンクバーヘヴィーユーザー決定戦」
マミさん「・・・」
マミさん「何よそれ」
さやか「・・・いや、ホラ・・・今もドリンクバーに人群がってるじゃないスか」
マミさん「・・・」
さやか「あの中でおかわり王を予想するんスよ」
マミさん「・・・」
マミさん「なるほどね」紅茶ズズー
まどか「・・・」コーラズズー
マミさん「じゃあ私は左の・・・眼帯つけた貴族っぽい格好した女の子にグリーフシード2個ね」
さやか「じゃあアタシは右の・・・白髪サイドテール少女にグリーフシード1個!」
まどか「・・・」ズズー
さやか「・・・」
さやか「まどかは誰にすんの?」
まどか「・・・」
まどか「さやかちゃんにグリーフシード3個」
さやか「・・・」
まどか「頑張ってね、さやかちゃん」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」紅茶ズズー
マミさん「・・・」カチャン
マミさん「・・・フゥ」
さやか「・・・」
さやか「・・・」ポテトもぐもぐ
さやか「・・・」ゴックン
さやか「・・・ハア」
まどか「・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
まどか「・・・」コーラズズー
まどか「・・・ケフッ」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
3人の夜は更けていく
ここまで
深夜 ファミレス
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「・・・」ジィィ
マミさん「・・・」
さやか「・・・」ジィィ
マミさん「・・・」
マミさん「どしたの美樹さん・・・」
さやか「・・・あっ」
マミさん「さっきからメニュー見つめて・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・またメニューと実物のポテトの数・・・比べてたのぉ?」
さやか「・・・」
さやか「いや・・・違うんスよ・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「何よ・・・じゃあ・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
さやか「あの・・・ちょっと・・・恥ずいんスけど・・・」
マミさん「・・・何よ」
さやか「・・・」
さやか「実はこの・・・」スッ
さやか「お子さまランチセットが・・・食べたくてですね・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「え」
さやか「いやっ・・・なんつーかその・・・」
マミさん「・・・」
さやか「無いんスよ・・・あたし」
マミさん「・・・だから、何が!?」
さやか「・・・」
さやか「お子さまランチ食べた事・・・」
マミさん「・・・」
さやか「実はウチって・・・あんま外食しない家でして・・・」
マミさん「・・・」
さやか「お子様ランチ食べるの、子供の頃から結構・・・夢でして・・・」
マミさん「・・・」
さやか「でも・・・結局ユメで終わっちゃったみたいッスね・・・」
マミさん「・・・」
さやか「さすがにこの歳ではもう・・・アレですしね・・・」
マミさん「・・・」
まどか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「スイマセン何か・・・こんな事ユメとか言っちゃって・・・」
さやか「やっぱ女のユメはハリウッド女優とか・・・そっちですよね!」
マミさん「・・・いや!」
さやか「・・・えっ」
まどか「・・・」
まどか「・・・ちょっとトイレ」
さやか「あっ」スッ
まどか「・・・」 ガタッ
まどか「・・・」スタスタスタ
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「アナタのそのユメ大きすぎて・・・QBでも叶えきれないわ!」
さやか「・・・」
さやか「マミさん・・・」
マミさん「・・・というかね・・・」
さやか「・・・」
マミさん「叶えましょうよそのユメ!・・・つかみましょうよその手で!」
さやか「・・・」
さやか「え」
マミさん「私に任せて!」
さやか「・・・?」
マミさん「・・・」ポチッ ピーンポーン
さやか「ちょっ」
店員「ハイタダイマー」
さやか「・・・」
さやか「マミさん!・・・お子さまランチは・・・6歳未満の子しか注文出来ないんスよ!?」
マミさん「・・・」
マミさん「美樹さん・・・私はこう見えてね・・・」
マミさん「ハリウッド女優という大きいユメ・・・抱いている女よ!」
さやか「・・・」
さやか「?・・・」
マミさん「あのクラスの女優たちはね・・・50歳でも・・・20歳の役を演じることが可能なの!」
さやか「・・・」
さやか「・・・いや・・・でも6歳は・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「私にだってできるはずよ・・・」
さやか「・・・」
さやか「いやー・・・」
店員「・・・」スタスタ
店員「お待たせしましたー」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
店員「ご注文をおうかがいしまーす」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「アタチね」
さやか「あ!・・・あの!!・・・水くださいっ!」
店員「はい、かしこまりましたー」スタスタ
マミさん「・・・」
マミさん「ちょっと美樹さん!なんで私の芝居をっ!」
さやか「いっ・・・いや!だって・・・」
さやか「・・・」
さやか「・・・」チラ
さやか「!」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」チラ
マミさん「!」
まどか「・・・」
ゆま「・・・」グスッグスッ
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
店員「・・・」スタスタ
店員「お待たせしましたー」
店員「こちらお水でござ・・・いま・・・」
まどか「・・・」
ゆま「・・・」グスッグスッ
店員「・・・」
まどか「ほら・・・言いなよ」
ゆま「・・・」
ゆま「お子さまランチ・・・ください・・・」
店員「・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
店員「・・・」
店員「・・・」チラ
店員2「ど・・・どうなさいました!?お客様!?」バタバタ
杏子「あ・・・アタシがトイレに行ってる間にツレが・・・ゆまが!」バタバタ
店員「・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
ゆま「ランチ・・・ください・・・」
店員「・・・」
まどか「もう1回・・・」
杏子「ゆまあああああ!どこなんだああああああ!」
店員「・・・」
ゆま「お子さまランチ・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
3人の夜は更けていく
ここまで
パソコンの方がやりやすいな
真夜中の群馬のヤンキー怖すぎwwww誰あれwwwwww
この子にお子様ランチを食わせてやりたいんですが構いませんねっ!
つまんね
投下する
深夜 ファミレス
【貼り紙】
節電にご協力ください
・店内照明、空調を節電モードに設定しております
マミさん「・・・」ダラダラ
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「・・・」ダラダラ
マミさん「・・・」ダラダラ
マミさん「・・・暑いわ・・・」ダラダラ
さやか「・・・」
さやか「残暑厳しいっスもんね」
マミさん「・・・」ダラダラ
さやか「暑さもお彼岸までって言いますけどね」
マミさん「・・・」ダラダラ
マミさん「ね…」ダラダラ
さやか「…」
さやか「でもアレですよね」
マミさん「・・・」ダラダラ
マミさん「・・・え?」ダラダラ
まどか「・・・」カルピスズズー
さやか「BGMまで消さなくてもいいですよね・・・」
マミさん「・・・」ダラダラ
マミさん「まあねえ・・・」ダラダラ
さやか「・・・」
さやか「なんか・・・他のお客さんに話聞こえちゃう感じで・・・やじゃないですか?」
マミさん「・・・」ダラダラ
マミさん「・・・」フキフキ
マミさん「・・・」
マミさん「声も小さくなるわよね・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
さやか「つーか・・・してます?」
マミさん「・・・」
さやか「節電」
マミさん「・・・」ダラダラ
マミさん「・・・」ダラダラ
マミさん「・・・」フキフキ
マミさん「・・・」
マミさん「・・・ハァ」
マミさん「いや・・・してるもしてないも・・・」
さやか「・・・」
マミさん「私のライフスタイル自体、電気そんな使わないもの・・・」
さやか「・・・」
マミさん「だって…基本、魔法少女姿でいれば、暑さも寒さも凌げるし・・・」
さやか「・・・」
マミさん「電気なんて魔法で出そうと思えばいくらでも出せるし・・・」
さやか「・・・」
さやか「・・・」ウーロン茶ズズー
マミさん「…もしもよ?」
さやか「・・・」
さやか「・・・え?」
マミさん「地球そのものが地球に優しい人間ランキングをつけてたらね・・・」
さやか「・・・」
マミさん「わたし、下手な活動家より上位に食い込んでると思うの・・・」
さやか「・・・」
さやか「あー・・・」
マミさん「・・・」紅茶ズズー
さやか「・・・」
さやか「じゃあ・・・アタシは、下の方かなー・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「え?」
さやか「いや・・・その・・・」
さやか「気を付けてはいるんスよ・・・」
さやか「クーラーも・・・前より2度くらいあげたりしましたし・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」ズズー
マミさん「・・・」
マミさん「何度なの?それ」
さやか「・・・」
さやか「20度・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「嫌われるわよ・・・地球に」
さやか「・・・」
さやか「ダメスかねー・・・20じゃ・・・」ハァ
まどか「・・・」コーラズズー
さやか「・・・」
さやか「まどかは?」
まどか「・・・?」
さやか「してる?節電・・・」
まどか「・・・」
まどか「いや・・・まあ…」
さやか「・・・」
まどか「わたしのケータイ・・・だいぶ前から止められてるし・・・」
さやか「・・・」
さやか「・・・そうなんだ」
まどか「・・・」
まどか「あと、わたしの部屋も・・・電気つかないし」
さやか「・・・」
さやか「えっ」
まどか「・・・まあ、わたしが悪いんだ」
さやか「・・・」
まどか「前わたしの部屋に蚊が入ったときね・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・なかなか退治できなくて・・・仕方ないから魔法少女に変身してね、やっつけようと思ったの」
さやか「・・・」
まどか「それで変身して・・・部屋中に矢を射ちまくってたら・・・なんか部屋中めちゃくちゃになってて…」
さやか「・・・」
まどか「結局ママに怒られて・・・罰としてブレーカー落とされちゃったんだ・・・」
さやか「・・・」
さやか「・・・じゃあ、夜とかどうしてんの?」
まどか「・・・」
マミさん「・・・そうよね、夜は電気ないと暗いじゃない」
まどか「・・・」
まどか「夜は・・・」
まどか「蝋燭を置いているの」
さやか「・・・」
マミさん「暗くない?」
まどか「・・・」
まどか「・・・いや」
まどか「床とか机とかに・・・たくさん置いてるから、大丈夫です」
マミさん「・・・」
まどか「百物語してるみたいで・・・楽しいですし」
さやか「・・・」
マミさん「・・・そう」
マミさん「クーラーどころか・・・電気そのものを使わないなんて・・・」
まどか「・・・」
マミさん「てことは・・・私より上じゃないの・・・地球にやさしい子ランキング」
まどか「・・・」
さやか「ですよね・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「流石だわ・・・」
店員1「・・・」
店員2「・・・」
店員2「あのお客様だけですね・・・」
店員1「・・・」
店員1「え?」
店員2「・・・今、ホールにいるお客様・・・」
店員1「あー・・・」
店員2「・・・」
店員2「マニュアルでは、お客様がいないときには」
店員2「照明、空調をMAXまで下げていいって書いてありましたよね」
店員1「・・・」
店員1「だ、だね・・・」
店員2「・・・」
店員2「お客様ですかね・・・?」
店員2「あの人たち」
店員1「・・・えっ!?」
マミさん「エエ子ねー、美樹さんー」
さやか「ハハハ」
店員2「アレ、お客様ですかね?」
店員1「いや・・・まー・・・」
マミさん「エコだからエエコねっ」
さやか「わかってますってー」
店員2「・・・」
店員1「・・・」
店員2「判断はチーフの中沢さんに任せます」スタスタ
店員1「・・・あっ・・・え・・・」
店員1「・・・」
店員1「・・・」チラ
マミさん「私たちを環境のエライ人にしなさいよねー、政府も」
さやか「ホントッスよねー」
店員1「・・・」
マミさん「節電ライフを教えてあげるってのよ!」
さやか「エエコね~マミさん~」
電気「」フッ
マミさん・さやか「あっ」
マミさん・さやか「・・・」
マミさん・さやか「・・・」
マミさん・さやか「アレ・・・?」
3人の夜は更けていく
ここまでー
夜遊びする場所にも不自由するような土地はこうなる
深夜 ファミレス
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「やっぱ・・・落ち着かないッスね・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「まあね・・・」
さやか「・・・」
マミさん「狭いソファーに3人並んでるもの・・・そりゃあ落ち着かないわよ」
さやか「・・・」
マミさん「でも・・・恥ずかしさもあるからだと思うのよ・・・」
さやか「・・・」
マミさん「だって私たち・・・いま魔法少女の格好なわけだし」
まどか「・・・」
客「ナニアレヤバクナーイ?」
さやか「まあ、普通の人たちには・・・相当奇抜な光景ですよね」
客2「エッメッチャヤベエ」
客「マジヤバイヨネー」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」カアアア
マミさん「は・・・恥ずかしい・・・私もうムリよ美樹さん・・・やっぱり止めましょうよ」カアアア
さやか「・・・」
さやか「いや・・・もうちょっと頑張りましょうってマミさん・・・」
マミさん「でも・・・私こんな目にあうくらいなら・・・出会いなんていらないわよ・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
さやか「ていうかマミさん・・・めっちゃ顔赤いッスよ・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「そりゃあ」
さやか「暑いなら・・・顔ふいたらどうスか・・・はいおしぼり」スッ
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・あのね、美樹さん・・・あまり私を見くびらないでもらえるかしら」
さやか「・・・」
さやか「え?」
まどか「・・・」ズズー
マミさん「私だって女の子なのよ?」
マミさん「・・・いくら暑いからって・・・おしぼりで顔を拭くなんて・・・できるわけないじゃない!」
さやか「・・・」
さやか「でも・・・マミさんの顔、脂汗まみれだし・・・」
マミさん「・・・」
さやか「それで拭いたらかなりサッパリすると思いますし・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「いや・・・でも流石にそれは・・・」
さやか「・・・」
さやか「今なら誰も見てないッスよ」
マミさん「・・・」
マミさん「本当?」
さやか「はい・・・ていうか・・・今フロアにはお客さんはいないです!」
マミさん「・・・」
さやか「やるなら今ッスよマミさん!」おしぼりスッ
マミさん「・・・」
マミさん「う・・・あ」
マミさん「・・・う・・・うあああああああああああああ!」バッ
マミさん「ティロ・フィナーレ(おしぼり顔ふき)!」ゴシゴシゴシゴシゴシィィィ
さやか「すごい・・・一瞬でおしぼりの袋を開けたと同時に・・・丸まったおしぼりを両手で開き、そのまま顔にすごい勢いで擦りつけているっ!」
さやか「ていうか飛び散るッ!マミさんの脂汗がめっちゃ飛び散る!マミさんちょっと自重してくださいッ!」
マミさん「ああああああああ気持ちいいわあああああああああ!」ゴシゴシゴシゴシゴシィィィ
さやか「いや聞いてねえしッ!マミさん顔拭くのに夢中すぎてアタシの話、聞いてねえしッ!」
マミさん「こんな気持ち初めてえええええええええええええ!」ゴシゴシゴシゴシゴシィィィ
さやか「つーか何この笑顔ッ!マミさんすごい笑顔ッ!なんて幸せそうな顔をしているんだあああマミさああああん!」
マミさん「ああああああああ!」ゴシゴシゴシゴシゴシィィィ
まどか「・・・」
店員「・・・」
店員2「・・・」
マミさん「あああああああああああっ」ゴシゴシゴシゴシゴシィィィ
店員「イラッシャイマセー」
なぎさ「ひとりなのですー」
さやか「あっ!ヤバい!・・・なんとお客さんが来てしまったッ!」
さやか「このままじゃ!このままじゃあ居酒屋のオッサンを見るような目でマミさんを見られてしまうううう!」
マミさん「あああああああああああっ!」ゴシゴシゴシゴシゴシィィィ
まどか「・・・」
店員「・・・」
店員2「・・・」
なぎさ「・・・」
さやか「早くなんとかしないと手遅れになる!」
マミさん「あああああああああああっ」 ゴシゴシゴシゴシゴシィィィ
さやか「でもどうしようッ!マミさん顔ふくのに夢中すぎてアタシの声は聞こえていないっぽいしッ!」
さやか「まどかどうしよう!?」
まどか「…」
まどか「揺さぶれば」
さやか「…」
さやか「そっ…その手があったかああああああああ!声が届かないなら触覚に訴えろと!さっすがまどか!さっすが期待の大型ルーキー!」
まどか「…」
まどか「うるさい…」
マミさん「すっきりいいいいいいいいいいいい!」ゴシゴシゴシゴシゴシィィィ
さやか「マミさあああああんっ!お客さんが来ましたよおおおおお!顔ふくの止めてくださいいいい!」ユッサユッサユッサユッサ
マミさん「あああああああああああっ」 ゴシゴシゴシゴシゴシィィィ
さやか「だめだ・・・マミさん夢中すぎて全然気づいてくれなああああああああああああい!!!」
マミさん「あああああああああああっ」ゴシゴシゴシゴシゴシィィィ
まどか「・・・」
店員「・・・」
店員2「・・・」
店員2「こちらへどうぞー」スタスタ
なぎさ「・・・はいなのですー」 スタスタ
さやか「このままじゃ確実にお客さんに見られてしまう!マミさんの醜態を見られてしまあああああうッ!」
マミさん「あああああああああああっ」 ゴシゴシゴシゴシゴシィィィ
さやか「でもどうしようッ!マミさん顔ふくのに夢中すぎてアタシの揺さぶりにもリアクションくれないしッ!」
さやか「まどかどうしよう!?」
まどか「…」
まどか「殴れば」
さやか「…」
さやか「そっ…その手があったかああああああああ!」
さやか「言って聞かせてわからねえ!揺すってもわからねえバカが相手なら!もう殴るしかねえと!もうヤっちまうしかねえとッ!さっすがまどか!後輩のものとは思えない大胆な提案だあああああああああッ!」
まどか「…」
まどか「耳痛いんだけど…」
マミさん「シュっきりいいいいいいいいいいいい!」ゴシゴシゴシゴシゴシィィィ
さやか「・・・」
さやか「これは・・・マミさんの体裁を守るため‥・」
さやか「…」
さやか「マミさんごめん!スクワルタトーレっ!」ビシッ
マミさん「痛い!」
マミさん「何するのよ!」
さやか「・・・ハア」
さやか「良かったあ、正気に戻ったんだあ・・・」
マミさん「あっアレ・・・私はいったい何を?」
さやか「・・・」
さやか「マミさん・・・危ないところだったんですよ?」
マミさん「・・・え?」
さやか「マミさんおしぼりでアクティブに洗顔しすぎちゃって・・・危うく周りに醜態さらす所だったんですよ!」
マミさん「そ・・・そうだったの・・・ごめんなさい、迷惑かけたわ」
さやか「そんなの気にしなくてイイッスよ!」
マミさん「ありがとう・・・美樹さん・・・」
まどか「・・・」
マミさん「何か一気に疲れがきたわね・・・」
さやか「・・・」
さやか「アタシもッスよ・・・」
さやか「・・・」
さやか「さっきのアタシとマミさん・・・だいぶテンションおかしかったですもん」
マミさん「・・・」
さやか「やっぱ深夜のテンション・・・怖いッスわ・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「そうね・・・」
マミさん「・・・・」
マミさん「ところで・・・わたし何故か頭が痛くって・・・ここ数時間の記憶がないのだけれど・・・」
さやか「・・・」
さやか「えっ・・・マミさん・・・頭痛いんスか?」
マミさん「うん…なんか後頭部が…」
さやか「・・・」
さやか「たぶん風邪ですよそれ!」
まどか「・・・」
マミさん「・・・かなあ」
さやか「熱あるんじゃないっスか?」
マミさん「・・・」
マミさん「ちょっと暑いかも・・・」
さやか「ほらあ・・・完全に風邪っスよ!それ!」
まどか「・・・」
マミさん「・・・かなあ」
さやか「・・・まあ、お大事にしてくださいよ」
マミさん「…」
マミさん「そうするわ・・・」
さやか「・・・ふう」
まどか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「ところで・・・」
マミさん「何で私達魔法少女に変身した状態で・・・3人並んで座ってるのかしら・・・」
さやか「・・・ああそれは・・・」
さやか「占いナンスよ・・・風水の」
マミさん「・・・」
マミさん「風水?」
まどか「・・・」ズズー
さやか「はい・・・ドクター何とかっていう人の占いを・・・QBが魔法少女にも当てはまるように応用して、新しい占いを作ったんですって」
マミさん「・・・」
マミさん「あらそう」
さやか「・・・で、QBが言うには・・・今日は東側に吉あり」
マミさん「・・・」
さやか「・・・さらに魔法少女姿でいると、素敵な出会いがあるんですって!」
マミさん「・・・」
マミさん「あー・・・それでなのね・・・」
まどか「・・・」ズズー
なぎさ「チョコレートパフェ1つと、チーズピザ1つなのですー」
店員「はい、かしこまりましたー」
途中だけどここまで
続き はよ
見てくれてありがとう!投下する!
10月からちょっと書けなくなるかも
マミさん「それで?」
さやか「・・・えっ」
マミさん「・・・」
マミさん「いや・・・だからその・・・占いよ!」
さやか「・・・」
マミさん「何人くらいに当たるの?」
さやか「・・・」
さやか「え・・・?何人くらい・・・?」
マミさん「・・・」
マミさん「いや・・・だからその・・・あるじゃない例えば・・・なに型の人ーとか、なに座の人ーみたいなの」
さやか「・・・」
さやか「あー・・・」
さやか「・・・」
さやか「わっかんないッスね・・・多分みんなじゃないッスか?」
マミさん「・・・みんな!?」
まどか「・・・」
マミさん「みんなに当てはまっちゃう占いなの!?」
さやか「・・・あーでもQBそのものがまず評判悪いですし・・・あまりみんな聞いてないと思いますよ?」
マミさん「・・・」
マミさん「えっじゃあ・・・なに?」
さやか「・・・」
マミさん「今回たまたまその情報をゲットした・・・私達がラッキーってこと?」
さやか「そーナンスよ!」
マミさん「・・・はあ~・・・」
店員「お待たせしましたー、チョコレートパフェと、チーズピザでございまーす」コトッ コトッ
なぎさ「やったー!なのですー!」
まどか「・・・」
さやか「よーし出会うぞー!」
マミさん「・・・」
まどか「・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・こないわね」
さやか「・・・」
さやか「そうっスね」
まどか「・・・」
まどか「・・・」チラ
まどか「ウェヒィ!?」ビクッ
さやか「・・・」
さやか「まどか・・・どうしたの?」
まどか「・・・」ガタガタ
まどか「さやかちゃあん・・・」
さやか「どうした、まどか?」
まどか「さやかあちゃん・・・」
さやか「どうした、娘よ?」
まどか「さや母ちゃん・・・」
さやか「どうした、娘よ!」
まどか「・・・」
まどか「ひっ・・・」
まどか「一人パフェを発見しましたあ・・・」
さやか「!?」バッ
マミさん「!?」バッ
なぎさ「パフェの中にチーズピザを入れてー・・・」ぐいぐい
なぎさ「かき混ぜてー」にちゃにちゃ
なぎさ「食べるのですっ!」もぐもぐ
なぎさ「…」
なぎさ「これはまるで、スイーツ界の…あの…」
なぎさ「…」
なぎさ「…」
なぎさ「おいしいのです~!!!」くちゃくちゃ
なぎさ「…」もぐもぐ
マミさん「あ・・・ああ・・・」ガタガタ
さやか「ひ・・・ひいいいいいいいいいいいいいいい!」ガタガタ
まどか「・・・」ガタガタ
マミさん「ありえない・・・ありえないわ!」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」目コシコシ
マミさん「・・・」
マミさん「そんな・・・」
マミさん「こんな深夜に・・・少女が一人パフェですって!?」
なぎさ「…」もぐもぐ
なぎさ「…」もぐもぐ
さやか「なんスかあれ!?なんスかあれ!?なんなんなんなんなんスかあれ!?
マミさん「お、おおおおち着いて美樹さん!」
さやか「なんで一人でパフェ食べてんスか!?しかもパフェとピザって食い合わせ的にどうなんスか!?かき混ぜて食べる必要はあるんですか!?」
まどか「・・・」ガタガタ
さやか「ねえマミさん!」
マミさん「わ・・・私がわかるわけないでしょう!?」
マミさん「・・・わ・・・私ですら・・・こんな光景・・・初めてだもの・・・」
まどか「・・・」ガタガタ
なぎさ「宝石箱なのですー♪」むしゃむしゃ
さやか「なんか言ってますけど!?なんか宝石箱とか言ってますけど!?」
マミさん「・・・」ガタガタ
さやか「もうアレ宝石箱の要素ないっスけど!?ぐちゃぐちゃの黄色い何かっスけど!?」
まどか「・・・」ガタガタ
まどか「ま・・・マミさん・・・」クイクイ
マミさん「・・・」
まどか「マミさんてばあ・・・」
マミさん「・・・なによっ・・・私だって・・・」
まどか「逃げましょうよぉー・・・」
マミさん「・・・ダメよ・・・少しでもこの席を動いたら・・・命はないわ・・・」
まどか「・・・」ガタガタ
なぎさ「・・・♪」パクパク
なぎさ「なぎさ特製チーズピッツァパッフェーはとってもおいしいのですー♪」パクパク
なぎさ「・・・」
なぎさ「ん?」チラ
マミさん「!ヤバい目があった!みんな伏せて!」バッ
さやか「おわっ!?」バッ
まどか「ひっ・・・」バッ
なぎさ「・・・」
なぎさ「・・・」ムスッ
なぎさ「・・・」ムシャムシャムシャムシャ
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」ガタガタ
マミさん「食べる速さが・・・加速したっ!?」ガタガタ
さやか「見られてるからなんですか!?ねえアレ逆に見られてるからなんですか!?」
まどか「もう・・・嫌だあ・・・」ガタガタ
なぎさ「・・・」ガツガツムシャムシャガツガツムシャムシャ
さやか「うっぷ・・・アタシ、なんか・・・気持ち悪いかも」
マミさん「!?・・・美樹さんダメ!美樹さんそれはダメ!!」
さやか「・・・アタシ・・・無理かも・・・」ほっぺぷくー
マミさん「美樹さんこらえて!!!」ガバッ
さやか「くっ・・・うぅ・・」
マミさん「美樹さんダメ!!!ここ出禁になっちゃうから!!!」
さやか「・・・むぐぐ・・・」
マミさん「頑張って美樹さん!!!こらえて!!!」
まどか「・・・」ガタガタ
なぎさ「・・・」ガツ・・・カラン
なぎさ「・・・」カラン
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「食べ・・・終わった・・・?」
さやか「・・・フゥー」
まどか「・・・ハァー」
店員「・・・」スタスタ
マミさん「・・・えっ」
店員「お待たせしました」
まどか「・・・あ・・・ああ・・・」
さやか「うっ・・・ぷ」
店員「・・・」
店員「フルーツジャンボパフェとチーズピザでございます」
まどか「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」ガタガタ
さやか「オロロロロロロロロロロオロロロオロロロロロロロロ」としゃとしゃとしゃとしゃ
マミさん「あああああああああああああああああああああああああ!!!」びちゃびちゃびちゃびちゃ
なぎさ「・・・」バクバクバクバクバクバク
マミさん「は・・・はは・・・」
さやか「うっ・・・ひっく・・・」
まどか「・・・」ふきふき
さやか「ひっく・・・ひっく・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「私も・・・」ふきふき
まどか「・・・」ふきふき
~5分後~
さやか「ごめん・・・まどか・・・マミさん・・・」
マミさん「いや・・・いいのよ・・・」
まどか「・・・」ふるふる
さやか「・・・」
なぎさ「・・・」もぐもぐもぐもぐもぐ
マミさん「・・・」
さやか「・・・あの・・・ちょっと思ったんスけど・・・」
マミさん「なっ・・・なに?」
さやか「あのパフェ食べてる子・・・あたし達が向いてる方角・・・東側にいますよね・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「そうね・・・」
さやか「・・・確か東側に吉ありで、魔法少女姿になれば素敵な出会いがあるんですよね」
マミさん「・・・」
マミさん「まさか・・・素敵な出会いって・・・」
なぎさ「・・・」モリモリ
さやか「・・・だって・・・運気上がってる感じしません!?」
マミさん「いっいや・・・そんな気はしないけど・・・」
まどか「・・・」
なぎさ「・・・」カラン
マミさん「まさか・・・もう食べ終えたというの!?」
マミさん「次は・・・何パフェ・・・!?」
まどか「助けて・・・ママ・・・」ガタガタ
なぎさ「・・・」チラ
なぎさ「・・・」
なぎさ「・・・」プイッ
なぎさ「・・・」伝票スッ
なぎさ「・・・」スタスタ
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「帰った・・・」
さやか「はあ・・・」ヘナヘナ
まどか「・・・」ステン
マミさん「何よ・・・ただのパフェ好きの少女じゃないの・・・」
さやか「・・・かなり変わった味覚の子でしたけどね・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「そうね・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
マミさん「・・・」
さやか「・・・あの」
マミさん「えっ?」
さやか「・・・」
さやか「こっち本当に東ですかね?」
マミさん「・・・」
まどか「・・・」
店員「ありがとうございましたー」
3人の夜は更けていく
ここまで!
もやもやするww
乙
青春の無駄遣いというかなんというか
なんちゅーオチwwwww
投下する!
深夜 ファミレス
マミさん「世知辛いわあ・・・」
さやか「・・・」
マミさん「世知辛いわあ本当・・・」
さやか「・・・」
マミさん「世知辛いわよねえ美樹さん・・・」
さやか「・・・なんスか」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」紅茶ズズー
マミさん「・・・」
マミさん「オレオレ詐欺」
さやか「・・・」
さやか「ちょい前ですよね・・・」
まどか「・・・」メロンソーダズズー
マミさん「まあとにかくね・・・」
さやか「・・・」
マミさん「オレオレ詐欺って・・・悪いことでしょ?」
さやか「・・・そりゃあ・・・」
マミさん「・・・お年寄りにとっては魔女みたいなものでしょ?」
さやか「・・・」
さやか「確かに・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・お年寄りにとってオレオレ詐欺師って」
さやか「・・・絶望を振り撒く存在でしかないですからね・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「だから私、考えたの!」
さやか「・・・え」
マミさん「考えたの!」
さやか「・・・」
マミさん「そのオレオレ詐欺を利用してね!」
さやか「・・・」
マミさん「みんなに希望を振り撒く方法を!」
さやか「・・・」
さやか「へー・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「知りたい?」
さやか「・・・」
マミさん「知りたいでしょ!?」
さやか「・・・まあ、どっちでもいいスけど」
マミさん「・・・」
マミさん「その名も・・・」
さやか「・・・」
マミさん「オレオレ奉仕!」
さやか「・・・」
まどか「・・・」ズズー
さやか「オレオレ・・・奉仕?」
マミさん「ええ!」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「まあ・・・実際どんなものか見せてあげるから!」
さやか「・・・」
マミさん「美樹さん電話に出てね!」
さやか「・・・」
さやか「・・・え?」
マミさん「プルルルルッ!プルルルルッ!」
さやか「・・・え」
まどか「・・・」ズズー
マミさん「プルルルルッ!プルルルルッ!」
さやか「・・・」
さやか「あの」
マミさん「プルルルルッ!プルルルルッ!」
さやか「・・・?」
マミさん「プルルルルッ・・・ガチャ、ツーツーツー・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・えっと・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「ちょっと美樹さん!」
さやか「・・・えっ」
マミさん「何で出ないのよ!」
さやか「・・・出るって・・・何にスか・・・」
マミさん「はあああああ!?」
さやか「・・・えっ」
マミさん「電話よ!電話!」
さやか「・・・」
さやか「電話?」
マミさん「もー、私がずっと真似してたでしょお電話の真似え!」
さやか「・・・」
さやか「あー・・・電話・・・」
マミさん「ワンコールで出なさいよ!そんなんじゃ社会じゃ通用しないわよ!」
さやか「・・・うす」
まどか「・・・」ストローネジネジ
マミさん「プルルルルッ!プルルルルッ!」
さやか「ガチャ、もしもしマミさんっスか?」
マミさん「・・・」
さやか「・・・マミさん?」
マミさん「・・・ガチャ、ツーツーツー」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・ちょっと・・・違うでしょ美樹さん!」
さやか「・・・なんスか・・・」
マミさん「オレオレ詐欺みたいなものって言ったでしょお?」
さやか「・・・」
さやか「え・・・」
マミさん「お年寄り役で来るでしょ普通!」
さやか「・・・」
さやか「あー・・・」
マミさん「もう!巻き舌って結構つかれるんだから!」
さやか「・・・はい」
まどか「・・・」ズズー
マミさん「ラスト行くわよ!」
さやか「・・・」
さやか「うす」
まどか「・・・」ズズー
マミさん「プルルルルッ、プルルルルッ」
さやか「あれあれ、電話じゃのう・・・ガチャ」
さやか「はいぃ、暁美でごぜえますだぁ・・・」
マミさん「あっ、おばあちゃん?私、私・・・」
さやか「・・・えぇと・・・どちらさんですかえ?」
マミさん「ちょっと・・・私よ、私!」
さやか「あっ・・・もすかすて・・・」
さやか「見滝原のほむらだがあ?」
マミさん「そっ・・・ほむらよほむら・・・」
まどか「・・・」
さやか「あやしかたねぇなぁ・・・まんつ・・・久しぶりちゃねぇ!」
さやか「どないしてはるー?元気にやっちょるかえ?」
マミさん「・・・うん・・・私がんばってるよ・・・」
さやか「そうかー、ほむらはがんばり屋さんじゃけえのう・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「ところで・・・おばあちゃん・・・」
さやか「・・・んー?」
マミさん「長生きしてねガチャ」
さやか「・・・」
マミさん「ツー・・・ツー・・・ツー・・・」
さやか「・・・」
さやか「・・・まどか!いまの聞いてた!?」
まどか「・・・」
まどか「聞いてるフリはしてたよ」
マミさん「・・・」
さやか「まどか!いまマミさんが凄いこと考えたんだよ!」
まどか「・・・」
さやか「普通オレオレ詐欺って、電話でお年寄りを騙してお金を振り込ませる・・・」
さやか「すっごく悪いことなんだけどね!?」
まどか「・・・」
さやか「マミさんが考えたのは逆に・・・」
さやか「電話で暖かい言葉をかけて、お年寄りの心に・・・幸せを振り込んであげるんだよ!」
まどか「・・・」
さやか「その名もオレオレ奉仕だって!」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」紅茶ズズー
マミさん「・・・」
マミさん「オレオレ詐欺が周りに絶望を振り撒く魔女なら・・・」
マミさん「オレオレ奉仕はさしずめ・・・そうね」
マミさん「・・・周りに希望を振り撒く、私たち魔ほ」
照明「ブツンッ」
マミさん「!?」
さやか「!?」
まどか「・・・」
マミさん「ちょっ・・・何!?」
まどか「ウェヒヒ」
さやか「てっ、停電!?」
まどか「ウェヒヒ」
マミさん「真っ暗で見えないんだけど!何も!」
まどか「ウェッヒィ!」
さやか「・・・」
さやか「・・・ていうかまどか・・・何さっきから笑ってんのよ」
まどか「ウェヒヒ・・・ヒヒ・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
まどか「ごめん・・・」
まどか「なんか・・・テンションあがっちゃっティヒヒヒヒィ!」
さやか「・・・」
店員「あー、あーマイクのテスト中ー」
さやか「・・・」
さやか「おっ?」
店員「マイクの・・・ちょっ・・・何!?」
店員2「何やってるんですか・・・」
店員「だって・・・マニュアルにないもんこんなの・・・」
マミさん「・・・」
店員2「ちょっ貸して・・・」
店員「はい」
さやか「・・・」
店員2「えー・・・お客様にー・・・お伝え申し上げます・・・」
さやか「・・・」
店員2「ただいま停電によりー・・・停電しました・・・」
マミさん「・・・」
店員2「えー・・・停電の原因といたしましては・・・その・・・」
店員2「・・・電気が止まったという・・・感じでございます」
さやか「・・・」
店員2「もうしばらくお待ちください・・・失礼します」ブツッ
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「ウェッヒヒ!ウェッヒヒ!」
マミさん「お待ちくださいって・・・真っ暗で何も見えないじゃない!」
まどか「ウェヒヒィ」
さやか「なんか明かりになるもの・・・」ゴソゴソ
まどか「ティヒヒィ」
さやか「・・・アタシらライターなんて持ってないし・・・」ゴソゴソ
マミさん「灯りになるもの・・・灯りになるもの・・・」ゴソゴソ
さやか「・・・」ゴソゴソ
さやか「・・・あっ・・・これ・・・」
まどか「ウェヒヒィ!ウェヒヒィ!ウェヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒィ!」
ソウルジェム×3「パアアア」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・これがあったわね」
さやか「・・・ですね」
マミさん「・・・」
マミさん「なんかボンヤリとした明るさね・・・」
さやか「・・・」
さやか「でもちょっと・・・ムーディーじゃないッスか?」
マミさん「・・・」
マミさん「そーお?」
まどか「・・・」
まどか「ハアアアアアアアアアアア・・・」
客「・・・」ライター カチッ
客2「・・・」マッチ シュボッ
客3「・・・」ソウルジェム パアアアア
客4「・・・」ソウルジェム パアアアア
マミさん「・・・」
マミさん「何かお店の雰囲気・・・ガラッと変わったわね・・・」
さやか「・・・」
さやか「てか・・・なんかキャンドルサービスみたいで・・・よくないですか?」
まどか「・・・ハア」
まどか「・・・」
まどか「・・・」
まどか「あっ・・・そうだ・・・」
さやか「・・・」
さやか「どした?まどか?」
まどか「わたし今日・・・誕生日だった・・・」
さやか「・・・」
さやか「えっ!?」
まどか「・・・」
さやか「今日だっけ?」
まどか「・・・」
まどか「・・・」コクッ
マミさん「・・・」
マミさん「そう言えば・・・うん・・・」
マミさん「今日だったわね・・・確か・・・」
さやか「・・・」
さやか「でしたっけ・・・」
まどか「・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「ハッピーバースデートゥーユー♪」
まどか「!」
さやか「ハッピーバースデートゥーユー♪」
まどか「!!」
周りの客「ハッピーバースデーディアー♪」
まどか「!!!」
マミさん・さやか「まーどかー♪」
まどか「・・・」
周りの客・マミさん・さやか「ハッピーバースデートゥーユー♪」
まどか「・・・」
まどか「・・・」テレテレ
マミさん「鹿目さんおめでとう!」パチパチ
まどか「ウェヒィ!」
さやか「おめでとうまどか!」パチパチ
まどか「ウェヒィ!」
周りの客「おめでとー!」パチパチ
まどか「ウェッヒィ!」
マミさん「なんか良いわね・・・こういうの・・・」
さやか「・・・」
さやか「なんか暖かい気持ちになれたっスね・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「本当ね・・・」
まどか「・・・」
マミさん「とにかく・・・良かったわね!鹿目さん!お誕生日おめでとう!」
さやか「おめでとう!」
まどか「・・・」
まどか「・・・」
まどか「まあ・・・」
まどか「嘘なんですけどね・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
周りの客「・・・」
まどか「・・・」
まどか「今年はもう少し信じてみようかな・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・人・・・」
周りの客「・・・」
まどか「・・・」
まどか「ウェヒィ」
3人の夜は更けていく
深夜 ファミレス
マミさん「・・・」テクテク
マミさん「・・・」
マミさん「どもどもー!」
マミさん「・・・」
マミさん「テーブルには・・・誰もいないわね・・・」
マミさん「…」
マミさん「トイレかしら・・・2人とも・・・」
マミさん「…」
マミさん「…」チラッ
チーズピザ「たべのこしー」
パフェ「たべのこしー」
マミさん「…」
マミさん「美樹さんの席の前に・・・食べ残し・・・」
マミさん「…」
マミさん「ご飯たべてたんだ…珍しいわね」
マミさん「…」
マミさん「鹿目さんもトイレかしら…」チラッ
マミさん「!」
ノート「…」
マミさん「…」
マミさん「鹿目さんの席に…ノートが…」
マミさん「…」
マミさん「なになに?」ジィィィ
ノート「2年 鹿目まどか 計画9」
マミさん「…」
マミさん「計画…9?」
マミさん「…」
マミさん「…」そー
店員「いらっしゃいませー!」
マミさん「っ」ビクッ
マミさん「…」
ノート「計画9」
マミさん「…」
マミさん「そ、そうよ!」
マミさん「…」
マミさん「…」ケータイ ピッピッ
マミさん「…」プルルルルルッ プルルルルルッ
乙!
後4日だし許容範囲じゃないかなぁ…
マミさん「…」プルルルルルッ プルルルルルッ
さやか『はあああああい?』
マミさん「…」
マミさん「あっ、美樹さん?」
さやか『…はあああい…』
マミさん「…」
マミさん「今どこ?」
さやか『…トイレー…』
マミさん「…」
マミさん「そっか…」
さやか『…』
さやか『…なにー…』
さやか『つきましたーー?』
マミさん「あっ…うん、今さっき…」
マミさん「…」
マミさん「あの…美樹さん、鹿目さんは?」
さやか『…』
さやか『ハァ…ハァ…』
マミさん「…」
マミさん「美樹さん?」
さやか『…』
さやか『まどかも…トイレ…』
マミさん「…」
マミさん「えっ…なに?二人で?」
さやか『…』ガタッ ガタッ
マミさん「…」
マミさん「えっ、美樹さん?」
さやか『…』
さやか『あ…ごめん、まどか…』
さやか『…背中お願い…』
まどか『…うん』
マミさん「えっ…美樹さん、あの」
さやか『オロロロロロロロ」ブチッ
電話「ツー…ツー…ツー…」
マミさん「…」
マミさん「…」チラッ
ノート「計画9」
マミさん「…」スッ
マミさん「…」
マミさん「…」ページ パラパラ
ノート「さやかちゃんを使って働かなくても生きていける方法」
マミさん「…」
ノート「まずさやかちゃんを太らす…恐ろしく太らす」
ノート「カロリーの高そうなものを手当たり次第に与えて、まるまる太って召し上がれ状態にさせる」
マミさん「…」
ノート「そしてTVに出す⇒あまりの巨体のため話題になる」
ノート「その後ごはんを一切与えず、元の体型に戻させる⇒あの巨体が痩せた!と、話題になる」
マミさん「…」
ノート「どうやって痩せたかに話題は集中する」
ノート「そこでさやかちゃんがテキトーに考えた、痩せるダンスをTVで発表させる」
ノート「※本当はただ食べてないだけ←ここポイント!」
マミさん「…」
ノート「痩せるダンスのDVDはバカ売れ…」
ノート「私たち3人は一生、働かずに生きていけることになる」
マミさん「…」
マミさん「なによコレ…」
さやか「…」
さやか「チーッス…」
マミさん「あっ…美樹さん!」
さやか「…」
さやか「いやっ…スンマセン…」
さやか「まどかが…なんかパフェとピザおごってくれたんスけど…」
まどか「…」
さやか「やっぱ…無理っスわ…」
さやか「…この時間帯にコレ食べるの…」
マミさん「…」
まどか「…」
さやか「うっぷ…」
さやか「ゴメン…トイレ…」
さやか「…」テクテク
まどか「…」
まどか「…はあ…」てくてく
マミさん「…」
マミさん「計画10…」
3人の夜は更けていく
深夜 ファミレス
マミさん「…」紅茶ズズー
さやか「…」
まどか「…」
店員「お待たせいたしましたー」
店員「こちらステーキでございます」
マミさん「…」
マミさん「ありがとう、ボーイさん」ニコッ
店員「…失礼しまーす」スタスタ
マミさん「…」
ステーキ「じゅーじゅー」
マミさん「…」涎だらだら
さやか「…」涎だらだら
まどか「…」涎だらだら
マミさん「…すっごく…おいしそうね…」じゅるるっ
さやか「…」ごくり
さやか「…マミさん…マジでやっちゃいましたね…」
マミさん「…」
マミさん「言ったでしょ?…魔女を一体倒したらね…」
マミさん「自分へのご褒美に、ステーキを注文するようにしてるって!」
まどか「…」涎だらだら
マミさん「…」チラッ
窓の外「ザーーーーーーーーーーーーーー」
マミさん「…」
マミさん「この大雨で視界の悪い中…」
マミさん「よく頑張ったわよ…私も…」
さやか「…スね」
まどか「…」涎だらだら
まどか「こっ…ここで…一番高いメニューですもんね…」
マミさん「…」
マミさん「…もー!ビビらないのー!鹿目さん!!」
まどか「…」
マミさん「私たちピュエラ・マギ・ホーリー・トリオが有名になったら…」
マミさん「ここでステーキ3人分注文しようって…約束したでしょ…?」
さやか「だっ…ダイナミックすぎて想像できないっスよ~!」だらだら
マミさん「…じゃあ、頂きましょっかねー」
マミさん「…」
マミさん「…」手こしこし
まどか「…」
マミさん「…」手こしこし
さやか「…」
マミさん「…」手こしこし
さやか「…」
さやか「マミさん…なにやってんすか?」
マミさん「…えー?」
店員「イラッシャイマセー」
マミさん「これはー、外国のー、貴族の人たちがー、食事前にー、手を洗うやーつー?」手こしこし
さやか「…」
マミさん「…なんだっけ…フィンガー…」
さやか「…」
マミさん「フィンガー…」
マミさん「…」
まどか「ファイブ?」
マミさん「そっ!…フィンガーファイブそれっ!」
さやか「…」
店員「ニメイサマハイリマース」
マミさん「…はい、フィンガーファイブ終わりましたーっと…」パッパッ
さやか「‥・」
マミさん「じゃっ、いっただっきまーす!」
マミさん「…」
さやか「…?」
マミさん「…」
さやか「どうしたんすか?」
マミさん「…いや…」
マミさん「ステーキに、飲み物が紅茶って…ちょっと変よね…」
さやか「…」
マミさん「…」
マミさん「あっ、わたしハーブティーを取ってくるわ!」
マミさん「…」ガタッ テクテク
さやか「あっ、アタシも!」
まどか「じゃあ、私も!」
ピーンポーン
店員「ハイ、タダイマー」
マミさん「…」てくてく
~ドリンクバー~
マミさん「…」
マミさん「…えっと、ハーブティー…」
マミさん「…」
マミさん「これね…」スッ
マミさん「…」ぺりぺり
マミさん「…」ぺりぺり
マミさん「ティーパックを取りーの…」スッ
マミさん「カップに入れーの…」すとん
マミさん「お湯をそそぎーのー」とぽぽ
マミさん「混ぜーの…」すっすっ
マミさん「…」
マミさん「よしっ!」カップ すっ
マミさん「…」
マミさん「ちょっとお湯入れすぎたわね…」
マミさん「こぼさないように…そーっと…そーっと…」
マミさん「…ゆっくりー…」そろそろ
マミさん「…」そろそろ
~テーブル~
マミさん「…よしっ、こぼさずに着いた!」
マミさん「…」
マミさん「美樹さんたちはまだなのね…」
マミさん「…」
マミさん「いただきまーす!」
マミさん「…」チラッ
マミさん「…」
マミさん「…」
マミさん「…いっ…」
マミさん「いやああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
マミさん「あ…ああ…」
さやか「マミさん!どうしたんすか!?」ササッ
まどか「!?」ササッ
マミさん「…」ぷるぷる
マミさん「…見て…これ…」すっ
さやか「なっ!?」
まどか「!!」
さやか「ステーキが…」
さやか「なくなってる!?」
まどか「!?」口元ソースたらー
さやか「でも、なんで!?」口元ソースたらー
マミさん「ていうか、誰よ!食べたの!」
さやか「いやっ…知らないっすよ…」たらー
まどか「…わたしも」たらー
マミさん「…」
マミさん「私がドリンクバーに席を外したほんのちょっとの間に…」
さやか「…」
さやか「マミさん…あの時計見てください!」
マミさん「…っ」バッ
時計「1時5分」
マミさん「…」
マミさん「ステーキが来たのは…」伝票スッ
伝票「1時3分」
マミさん「…」
マミさん「ステーキが来てから…2分か…」
さやか「…てことは…その間に!?」
マミさん「…いや…」
マミさん「すぐにドリバに行ったわけじゃないわ…その後のフィンガー談義で1分はだべってたから」
さやか「…」
さやか「でしたね…」
マミさん「一通りだべった後、私がハーブティーを取りに席を立ち、戻ってきたのが1分とすると…」
さやか「…」
マミさん「誰かが…たった1分の間にこのステーキを食べたことになるのよ!」
さやか「…なるほど…」
マミさん「…」
マミさん「それにしても、この衆人環視の中…」
さやか「…店はガラガラですけどね」
マミさん「白昼堂々と犯行に及ぶだなんて…」
さやか「…いま夜中っスけどね」
マミさん「…」
マミさん「ちょっと黙っててくれるかしら」
さやか「…」
さやか「さーせん」
マミさん「…」
マミさん「…」コホン
マミさん「…」
マミさん「…なんて大胆な犯行なのかしら」
マミさん「…というわけで美樹さん!」
さやか「…」
さやか「えっ」
マミさん「犯行当時…このテーブル付近にいた人を…ここに集めてちょうだい!」
さやか「はっ…はい!」ダッ
さやか「…」
さやか「ま、マミさん…」
マミさん「…何かしら」
さやか「…全員ここに集まっています」
マミさん「…」
さやか「…」
まどか「…」
マミさん「…」チラッ
なぎさ「やっぱりピザとパフェはおいしいのですー!」くちゃくちゃ
マミさん「…」
マミさん「…後ろのテーブルのあの子も呼んでちょうだい」
さやか「…」
さやか「はい…」
なぎさ「~♫」くちゃくちゃ
なぎさ「いきなり何なのですか!!!」口元ソースたらー
マミさん「…」
なぎさ「いったい何の権利があって…なぎさとパフェの逢瀬を邪魔するのですか!!!」バンッ
マミさん「…」
なぎさ「なぎさはパフェを食べてただけなのです!!!」バンッバンッ
マミさん「…」
なぎさ「なぎさはなんにも知らないのです!!!悪いことなんてしてないのです!!!怪しくなんてないのです!!!」
バンッバンッバンッ
マミさん「…あの…ちょっと‥・落ち着いて…ね?」
なぎさ「フーッ!フーッ!」
眠いからここまで
続きは今度!
ぼんやりヤンキー臭がたまらない
ほむら(なにしてるのかしらあの3人・・・・
)
ほむら(なにしてるのかしらあの3人・・・・
)
この駄目トリオ結構好きだわ
じわじわとクセになってくる
だらだら書きまーす
なぎさ「・・・」
マミさん「落ち着いたかしら?」
なぎさ「・・・」
なぎさ「取り乱してごめんなさいなのです・・・」ペコッ
マミさん「いや、いいのよ・・・」
なぎさ「・・・」
さやか「あたしらもアレ・・・」
さやか「急にでしたし・・・」
マミさん「・・・そうね」
なぎさ「・・・」
なぎさ「で、話ってなんなのです?」
マミさん「・・・」
なぎさ「くだらない事だったら許さないのです」
まどか「・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「実は・・・」
なぎさ「・・・」
マミさん「私がちょっと席を離した隙に・・・」
なぎさ「・・・」
マミさん「誰かが私のステーキを食べちゃったみたいなのよ」
なぎさ「・・・」
まどか「・・・」
なぎさ「・・・」
なぎさ「そっ・・・」
なぎさ「それは事件なのです!」
マミさん「・・・」
なぎさ「人の食べ物を盗むなんて許せないのです!」口元ソースたらー
まどか「・・・」
さやか「・・・」
なぎさ「なぎさも一緒に犯人を捕まえてやるのです!」
なぎさ「捕まえてぶっ倒してやるのです!」
マミさん「・・・」
マミさん「頼もしいわね・・・」
なぎさ「なのです!」
マミさん「・・・」
マミさん「じゃあ、早速なんだけどね?」
なぎさ「・・・」
待ってました!
マミさん「アナタのアリバイを聞かせてくれるかしら」
なぎさ「・・・」
なぎさ「え・・・」
マミさん「・・・」
なぎさ「・・・ひょっとして、なぎさは疑われてるのですか?」
マミさん「・・・」
マミさん「いや、形式的なものだから」
なぎさ「・・・」
マミさん「大丈夫だから!」
なぎさ「・・・」
なぎさ「はあ・・・」
マミさん「・・・」
なぎさ「じゃあ話すのです」
マミさん「・・・」
まどか「・・・」
さやか「・・・」
なぎさ「なぎさは・・・10分前に入店したのです」
マミさん「・・・」
なぎさ「いつものメニューを注文して・・・その間は席に座ってたのです」
マミさん「・・・」
マミさん「いつもの?」
なぎさ「パフェとピザなのです」
さやか「・・・」
なぎさ「いつも、ぐちゃぐちゃにかき混ぜて食べるのです!」
さやか「・・・」
なぎさ「とっても美味しいのです~」
さやか「・・・ウップ」
まどか「・・・」サスサス
マミさん「・・・」
マミさん「えっ、それで・・・注文して?」
なぎさ「・・・」
なぎさ「・・・それで」
なぎさ「5分後に頼んだメニューが来たのです」
マミさん「じゃあ・・・その間は・・・」
マミさん「トイレとか行かなかったのかしら?」
なぎさ「なのです」
マミさん「・・・」
なぎさ「で、メニューが来て・・・」
なぎさ「夢中になってずっと食べてたら、耳に障る悲鳴が聞こえたのです」
マミさん「・・・」
なぎさ「まあでも、なぎさには関係のないことなのです」
なぎさ「無視してパフェピザとの一時を楽しんでたのです」
マミさん「・・・」
マミさん「悲鳴が聞こえたのに何もしないなんて・・・」
マミさん「けっこう薄情ねアナタ・・・」
さやか「・・・」
なぎさ「そんなことないのです!現にこうして手伝ってるのです!」
マミさん「・・・」
マミさん「まあ・・・」
マミさん「確かにそうね・・・ごめんなさい」
なぎさ「・・・」
なぎさ「別にいいのです」
マミさん「・・・」
なぎさ「・・・」
なぎさ「ザッとまあこんな感じなのです」
マミさん「・・・」
なぎさ「なぎさのアリバイは完璧なのです!」
マミさん「・・・」
マミさん「じゃあ・・・」
マミさん「今言ったことを証明してくれる人はいるのかしら」
なぎさ「・・・」
なぎさ「え」
なぎさ「あの・・・それってどういう・・・?」
マミさん「・・・」
マミさん「飲み込みが悪いのね」
マミさん「今の話を裏付ける証人はいるかって聞いているの」
なぎさ「・・・」
なぎさ「なぎさは一人で来たのです・・・
なぎさ「証明してくれる人はいないのです」
マミさん「・・・」
なぎさ「でも!これを見てほしいのです!」スッ
マミさん「・・・」
マミさん「これは・・・?」
何という生殺し
ごめんやっぱ別の書くわ
長くなるから
深夜 ファミレス
マミさん「昨日ねー…」
さやか「…」
さやか「なんすか」
マミさん「…」
マミさん「昨日ねー…」
マミさん「カフェでお茶してたらねー…」
さやか「…」
マミさん「急に…隣からバタフライが聞こえたのよ」
さやか「…」
さやか「ばた…ふらい?」
マミさん「…」
マミさん「知らないの?曲よ、曲…」
さやか「…」
さやか「あー…」
マミさん「…」
さやか「木村カエラでしたっけ」
マミさん「…」
マミさん「…いや、デジモンの方の」
さやか「…」
さやか「あー…」
マミさん「…」
さやか「そっちスか…」
マミさん「…うん」
さやか「…」
マミさん「…」
マミさん「まあ、そこはどうでもいいのよ」
さやか「…」
まどか「…」コーラずずー
マミさん「問題なのはね、その音は隣の人のケータイから鳴ったことなのよ」
さやか「…」
さやか「…」
さやか「あー…」
さやか「着メロ…」
マミさん「…」コクッ
マミさん「…次の瞬間、その人はなぜかドヤ顔でケータイ電話に出てたわ…」
さやか「…」
マミさん「いかにも、自分90年代のアニソン知ってますよーって顔してたわ…」
さやか「…」
さやか「…そうスか」
マミさん「…」
マミさん「あれはイラっとしたわ…」
さやか「…」
マミさん「若干ジェム濁ったし」
さやか「…」
さやか「はあ…」
まどか「…」ガムくちゃくちゃ
さやか「そうスか」
マミさん「…」
さやか「…」
マミさん「…」
マミさん「…だから私思うわけよ」
さやか「…」
さやか「えっ?」
マミさん「着メロで個性アピールする人って痛いなあって」
さやか「…」
まどか「…」くちゃくちゃ
マミさん「私こんなの聴いてますけどー?話しかけるなら今ですよー?」
マミさん「…って言ってるようなもんでしょ?」
さやか「…」
さやか「あー…」
マミさん「けっきょくただの構ってちゃんじゃない」
さやか「…」
まどか「…」ごっくん
さやか「まー…」
マミさん「…」
さやか「確かに…そーゆーのって、ちょっと自重して欲しい感はありますよね」
まどか「…」コクコク
マミさん「…」
マミさん「…友達とかいなさそうよねー」
さやか「…」
さやか「まあ…」
さやか「無理して話題作ろうとしてる感ありますよね…」
マミさん「ねっ、それ!ホントそれ!」
さやか「…」
マミさん「あなた達も気をつけなさいよー?」
さやか「…はい」
まどか「…」こくこく
マミさん「…」
マミさん「…」紅茶ズズー
マミさん「…はぁ」
マミさん「…」
ケータイ「サーティーローヤリー」
マミさん「あっ、メール」ぱかっ
まどか「…」
さやか「…」
マミさん「誰よ…こんな時間に…」カチカチ
さやか「…」
まどか「…」
マミさん「…」カチカチ
さやか「…」
さやか「どーせ、めいわくメールか何かじゃ…」チラッ
マミさん「…」ぷるぷる
さやか「…」
さやか「どしたんすか…?」
マミさん「…」ぷるぷる
さやか「…」
さやか「マミさん…?」
まどか「…」ガムくっちゃくっちゃ
マミさん「呪いのメール…だ…」
さやか「…」
まどか「…」
マミさん「…」
マミさん「…」カチカチ
マミさん「…3時間以内にこのメールを10人以内に転送しないとアナタは魔女化する…」
マミさん「だって…」
さやか「…」
まどか「…」
マミさん「…」
さやか「…」
さやか「つーか…かなり今更じゃないすか?」
マミさん「…」
マミさん「そ、そうよねえ!」
まどか「…」ぷくー
さやか「ケータイが普及しだした頃のアレですよね?」
さやか「呪いのメールって」
マミさん「…ねっ!」
マミさん「それも、中高生の間ででしょ?」
さやか「…いや、アタシら中高生ですけどね」
マミさん「…」
さやか「…」
まどか「…」ぷくー
まどか「…」ぷくー
さやか「まあ…どうせ送り主は自称霊能者の女子とかですってー」
マミさん「そ、そうよねー?」
さやか「そうっすよー」
マミさん「そかそかー♪」
さやか「そすそすー♪」
マミさん「…」
マミさん「送っていい?美樹さん」
さやか「えっ」
マミさん「…」
さやか「…」
マミさん「…」
まどか「…」パンッ
さやか「…ちょ…ちょっと」
マミさん「…」
さやか「なに気にしちゃってんすかー!マミさーん!」
マミさん「…」
さやか「中学生っすよー?相手はどうせー」
マミさん「…」
さやか「それも…きっと転校生みたいな女子っすよー?」
マミさん「…」
マミさん「だったら送っていいでしょ」
さやか「…」
マミさん「送り主が…」
マミさん「QBを見るたびに『あれはお化けだ』、『わたしの鹿目さんに手を出すな!』って言っちゃったせいで」
マミさん「鹿目さんから地獄少女ほ~む~ってあだ名付けられた上…」
マミさん「全校生徒から霊が見えるキャラ扱いされてしまった暁美さんみたいな女子だったら…」
さやか「…」
まどか「…」くっちゃくっちゃ
さやか「い…いや…何ビビっちゃってんすかマミさ~ん…」
マミさん「…」
さやか「嘘っすよ~そんなメール~…」
マミさん「嘘なら受け取りなさいよ」
さやか「…」
まどか「…」くちゃくちゃ
まどか「…」ごくん
まどか「…」
まどか「魔女化したらしいですよ、ほんとに」
さやか「…えっ」
マミさん「…」
まどか「…」
まどか「10年くらい前かな…」
さやか「…」
まどか「呪いのメール無視した子…4、5人コロッとね…」
マミさん「…」
まどか「グッロイ姿に変わったらしいですよ…」
マミさん「…」
まどか「みんなみーんな…」
さやか「…」
まどか「うぇ…てぃひひひ…」
マミさん「…」
さやか「…」
さやか「と…とりあえずマミさん!」
マミさん「!?」
さやか「い、一応!一応、念のため!」
マミさん「…」
さやか「遠い縁の人から10人送ってこっ!?転送していきましょっ!」
マミさん「…」
マミさん「あ…あー!」
まどか「…」
マミさん「遠い縁…遠い縁…」かちかち
さやか「…」
マミさん「…」かちかち
マミさん「…」
マミさん「まずは…ファミレス・サニーデイライフお客様クラブ!」かちかち
さやか「…」
さやか「送っちゃえ!マミさん!」
マミさん「…」かちかち
マミさん「…」
マミさん「ティロ・フィナーレ(送信)!」カチッ
マミさん「…」
さやか「…」
マミさん「…よし、次は…」カチカチ
さやか「…」
マミさん「…」カチカチ
マミさん「…」
マミさん「次は…タツヤ会員クラブと…」カチカチ
さやか「…」
マミさん「ゲロ会員クラブも行くわ!」カチカチ
さやか「…」
さやか「っし!どっちもいっちゃえマミさん!」
マミさん「…」カチカチ
さやか「…」
マミさん「…」カチカチ
マミさん「…」
マミさん「ティロ・デュエット(送信)!」カチッ
さやか「…」
まどか「…」
マミさん「よっし、次は…」
・
・
・
さやか「あ…あと5人!」
マミさん「…」
さやか「次はどこの会員クラブっすか!?」
マミさん「…次は…」
マミさん「…っ」
マミさん「…」
さやか「…」
さやか「だ…誰?」
マミさん「あっ…いや…」
さやか「…」
マミさん「…」
マミさん「鹿目さん…」
まどか「…」
さやか「…も、もお?」
マミさん「…」
マミさん「いっ、いや違うのよ…」
さやか「…」
マミさん「違うのよ美樹さんそうじゃないの、あのね、実はね、この前ね、機種変したのよ機種変、ケータイショップ行ってね、で、そのとき連絡とってない人とかの全部消しちゃったのよ」
さやか「…」
マミさん「いや、前のケータイはスゴイもう、それはもういっぱい登録してたんだけどね?ほら私って結構つきあう人選ぶタイプの人間じゃない?薄い付き合い止めようと思っての行動だったのよ、だから前のケータイはいっぱい登録してたのよ、性別年齢人種問わずたくさんほんとマジで、証拠見せよっか?あーでも前のケータイ返しちゃったからちょっとそれは」
さやか「まどか!どーかな!?メール送ってもいいかな!?」
まどか「…」
まどか「…」ふるふる
マミさん「…」
マミさん「…」こほん
マミさん「…」
マミさん「お願いよ鹿目さん…」
マミさん「鹿目さんお得意の救済的なアレで受け止めてくれないかしら」
まどか「…」
マミさん「鹿目さん…」
まどか「…」
さやか「まどか…そこをなんとか…」
まどか「…」
まどか「いや…というか…」
マミさん「?」
まどか「わたしの方が遠いんだね…さやかちゃんより…縁…」
マミさん「…」
さやか「…」
まどか「…」
3人の夜は更けていく
ここまでー
乙
すごいダメ人間っぷりである
天才だな
遅くてすまねえ・・・
書きまっせー
キタ!
更新はよ
深夜 ファミレス
マミさん「…」
さやか「…」ポテトもぐもぐ
まどか「…」ミルクぺこぺこ
マミさん「…」
さやか「…」ポテトもぐもぐ
まどか「…」ミルクぺこぺこ
マミさん「…」
マミさん「…」
マミさん「私ってさー…」
さやか「…」もぐもぐ
さやか「…」もぐもぐ
さやか「…」
さやか「…えっ」
まどか「…」ミルクぺこぺこ
まどか「…」
マミさん「…」
マミさん「私ってさー…」
さやか「…」
さやか「なんスか…」
マミさん「…」
マミさん「私って、ベストオブなんだと思うー?」
さやか「…」
さやか「え…?」
マミさん「…」
まどか「…」ミルクぺこぺこ
マミさん「ねえ」
さやか「…」
さやか「いやっ、あの…」
マミさん「…」
さやか「それって、どーゆー…?」
マミさん「…」
マミさん「ほらー、あるじゃないこの時期ー」
さやか「…」
マミさん「ベストオブジーニストだの、ダディだのって」
さやか「…」
さやか「あ、あー…」
まどか「…」
さやか「ありますね…」
マミさん「でしょ?」
さやか「はい」
マミさん「で、そーゆーのでね?」
さやか「…」
マミさん「今年の私は、ベストオブなんだと思う?」
さやか「…」
まどか「…」
マミさん「ベストオブ…?」
さやか「…」
まどか「…」
まどか「…」ミルクぺこぺこ
さやか「…」
マミさん「なんだと思う?」
さやか「…」
さやか「えっと…」
まどか「…」ミルクぺこぺこ
さやか「ベストオブー…」
マミさん「…」
さやか「…」
さやか「被害者」
マミさん「…」
まどか「…」
さやか「被害者」
マミさん「…」
マミさん「は?」
まどか「…」
さやか「いやっ、ほら…」
さやか「マミさんこの前、店員にハンバーグカレーこぼされたり…」
マミさん「…」
さやか「街灯から飛び降りたとき足首捻挫したり…」
マミさん「…」
さやか「ヤンキーにプリキュアと間違えられて、変身ポーズ強要されたりしてたから…」
マミさん「…」
さやか「なんか…」
さやか「被害者の印象強くて…」
マミさん「…」
まどか「…ふあ」
眠いからここまでー
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」紅茶ズズー
マミさん「・・・フゥ」
マミさん「・・・」カチャン
マミさん「・・・」
マミさん「・・・美樹さんは」
マミさん「ベストオブアレよね・・・」
さやか「・・・」
さやか「えっ」
まどか「・・・」ミルク重ね重ね
マミさん「消火器」
さやか「・・・」
さやか「へ!?」
まどか「・・・」ミルク重ね重ね
マミさん「・・・だって・・・アナタいっつもアレじゃない・・・」
マミさん「消火器・・・武器にして戦ってるじゃない」
さやか「・・・」
さやか「いやっ・・・いつもじゃないし・・・」
さやか「まだ2回だけだしアレ・・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「えっ」
さやか「・・・えっ」
マミさん「・・・」
マミさん「まだってことは・・・」
さやか「・・・」
マミさん「これからも・・・使っていくってことでいいのかしら~?」
さやか「・・・」
さやか「いやっ・・・」
さやか「別にそーいうんじゃないスけど」
まどか「・・・」ミルク重ね重ね
マミさん「それじゃあ・・・」ミルク重ね重ね
さやか「・・・」
マミさん「はいっ、コレっ」ミルクスッ
さやか「・・・」
さやか「?」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
さやか「なんスか、これ・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「決まってるじゃない・・・」
さやか「・・・」
マミさん「ベスト・オブ・消火器ストのトロフィーよ!」
さやか「・・・」
さやか「いや、要らないっすよ・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・ウフフ」
さやか「・・・」
さやか「・・・ハア」
まどか「・・・」ミルクぺこぺこ
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」紅茶ズズー
マミさん「・・・」カチャン
マミさん「・・・フゥ」
マミさん「・・・」
マミさん「まあ・・・」
さやか「・・・」
マミさん「私はアレかなー・・・」
さやか「・・・」
マミさん「ベスト・オブ・クラークニスト」
さやか「・・・」
さやか「なんスか・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「いや・・・今年の私ってね?」
さやか「・・・」
マミさん「クラーク博士級の名言をね?」
さやか「・・・」
マミさん「結構・・・残してると思うのよ」
さやか「・・・」
さやか「はあ・・・」
まどか「・・・」コーラズズー
さやか「ありましたっけ・・・」
さやか「名言なんて・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「あったわよ・・・」
さやか「・・・」
さやか「あー・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「思い出した?」
さやか「・・・はい」
マミさん「・・・」
さやか「確か・・・」
マミさん「・・・」
さやか「円環の理に導かれるなら、もうみんなイジメられっこの発想になるしかないじゃない」
マミさん「・・・」
さやか「でしたっけ・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「いや・・・そんなの言ってないけど・・・」
さやか「・・・」
さやか「でしたっけ・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「てかそれ・・・私の名言をごっちゃにしただけじゃない」
さやか「・・・」
さやか「あっ・・・そっか・・・」
マミさん「・・・ハア」
まどか「・・・」ミルクペコペコ
マミさん「他にもいろいろ言ってたじゃない・・・」
マミさん「私オリジナルのやつ・・・」
さやか「・・・」
マミさん「例えば・・・ほら・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「オンリーワンよりナンバーワンとか・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「時は時なりとか・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
マミさん「・・・いっぱい言ってるじゃない」紅茶ズズー
さやか「・・・」
さやか「そっスね」
まどか「・・・」首ポリポリ
さやか「まあ・・・」
さやか「ぶっちゃけ・・・覚えてないすけどね」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
マミさん「まあ、まあ、いーじゃない」
さやか「・・・」
マミさん「美樹さんは・・・消火器ストのトロフィーがあるわけだし」
さやか「・・・」
さやか「まっ・・・」
さやか「別にいーすけどね・・・そんなの・・・」
マミさん「・・・」
さやか「あたし、小3のとき・・・」
マミさん「・・・」
さやか「そろばんで、市から銀賞もらってる人間なんで・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「は?何?」
さやか「・・・」
まどか「・・・」ミルク重ね重ね
マミさん「話、そっちにもっていくの?」
さやか「・・・」
マミさん「別にいいけど、負けないわよ?賞なんてすごいいっぱいもってるんだから!」
まどか「・・・」ミルク重ね重ね
さやか「何あるんすか、じゃあ!」
マミさん「・・・」
さやか「言ってみて下さいよ!さっきから口ばっかりじゃないッスかマミさんはあ!」
マミさん「・・・」
マミさん「は?」
まどか「・・・」
マミさん「誰に向かって口利いてるのよ」
さやか「マミさんっすよ!」
さやか「つーか、どうせ賞なんてないくせに!」
マミさん「あるわよ!」
さやか「じゃあ言ってみてくださいや!」
マミさん「そんなのいっぱいありすぎて、挙げてったら日が暮れちゃうでしょ!?」
さやか「はあ!?今、夜中だから日が昇るの間違いでしょうが!」
マミさん「間違いじゃないわよ!日が登ったあと、そのまま夕方になるって意味で・・・」
まどか「・・・」ガタッ
マミさん「!」
さやか「!」
まどか「・・・」
まどか「・・・」ミルク二人にスッ
まどか「これ、わたしから二人に・・・トロフィー」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
まどか「ベスト・オブ・フレンド」
マミさん「・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
さやか「・・・」
さやか「ゴメン・・・」
まどか「・・・」
さやか「なんか・・・」
さやか「市から賞もらうより・・・」
さやか「こっちの方が、嬉しいかな・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「そうね・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
さやか「マミさん・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「えっ?」
まどか「・・・」
さやか「さっきは・・・その・・・」
さやか「さっきは・・・ひどいこと言ってすみませんでした!」
マミさん「・・・」
マミさん「いやっ、私もっ・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
マミさん「ごめんなさい、美樹さん・・・」
さやか「・・・」フルフル
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・えへっ」
さやか「・・・あはっ」
まどか「・・・」
さやか「あはははは!」
マミさん「えへへへへ!」
まどか「・・・」ミルクペコペコ
まどか「・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
さやか「マミさん」
マミさん「・・・」
マミさん「そうね・・・」
まどか「・・・」
さやか「・・・」ミルク重ね重ね
マミさん「・・・」ミルク重ね重ね
まどか「・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
マミさん「・・・」チラッ
さやか「・・・」コクッ
さやか「・・・」
さやか「あっ、まどか・・・」
まどか「・・・?」
さやか「・・・」
さやか「これ、あたしとマミさんから!」
まどか「・・・」
マミさん「ベスト・オブ・フレンドのトロフィーよ!」
まどか「・・・」
マミさん「・・・」
さやか「・・・」
まどか「・・・」
まどか「いや、いらないけど」
マミさん・さやか「・・・」
マミさん・さやか「・・・えっ」
まどか「・・・」
まどか「こんなの、ただのミルクだし・・・」
マミさん・さやか「・・・」
マミさん・さやか「えええ・・・」
マミさん・さやか「・・・」
マミさん・さやか「・・・」ショボーン
まどか「・・・」
まどか「ウェヒヒ♪」ミルクツンツン
3人の夜は更けていく
ここまでー
深夜 ファミレス
マミさん「はぁぁぁぁぁぁあ」ゴロゴロ
さやか「…」
まどか「…」
マミさん「あとなんぷーん?」
マミさん「年明けまでー」
さやか「…」
さやか「えっと」パカッ
さやか「…」
さやか「あと1時間1分っスね」
マミさん「…」
マミさん「はぁぁぁぁぁあ…」ごろごろ
さやか「…」
マミさん「1分前になったら起こしてねー」
さやか「…おっす」
まどか「…」コーラずずー
マミさん「…」ごろごろ
さやか「…」かちかち
まどか「…」ずずずー
さやか「…」
さやか「…」ぱたん
さやか「…」
さやか「…」きょろきょろ
さやか「…」
さやか「それにしても不気味にすいてるよね、今日…」
まどか「…」
まどか「紅白でしょ」
マミさん「…」
さやか「あっ、それだ!」
まどか「…」ずずー
さやか「日本の風物詩、こたつにみかん!」
まどか「…」
まどか「は?」
さやか「…」
さやか「え?」
マミさん「…」ごろごろ
まどか「風物詩?」
マミさん「…」
さやか「いや、だってお決まりじゃない…」
さやか「紅白観ながらこたつにミカンって」
まどか「…」
まどか「決め付けないでよ」
まどか「わたしの家おかき派だし、ヒーターだし」
さやか「…」
さやか「いや…でもそうなんだって…」
まどか「…」
さやか「…」
マミさん「…」
マミさん「フッ」
さやか「…えっ?」
まどか「…」ずずー
マミさん「昭和じゃないんだから…」
さやか「…」
さやか「え…」
マミさん「…」むくっ
マミさん「…」
マミさん「不況よ!不況!…いま平成は大不況、真っ只中なの!」
さやか「…」
マミさん「世の中が未だにこれじゃあ、新年も喜んでいられないわよ…」
さやか「…はぁ」
マミさん「…」
マミさん「あなた達は社会の厳しさを知らないから、」
マミさん「そんなのんきな事を言っていられるのよ…」
さやか「…」
さやか「いや、マミさんも知らないですよね?」
マミさん「…」
さやか「うちら中学生だし」
マミさん「…」
マミさん「まぁね…」
さやか「…」
マミさん「まぁ、いずれね…」
さやか「…」
さやか「…すね」
まどか「…」ごろごろ
マミさん「ワルプルギスの夜も…ね」
さやか「…」
さやか「…あー」
マミさん「…」
マミさん「まぁ…いずれね…」
さやか「…」
さやか「すね…」
マミさん「…」
まどか「…ふぁ」ごろごろ
マミさん「…」
マミさん「まぁ…なんとかするでしょ」
さやか「…」
さやか「えっ?」
マミさん「…」
マミさん「いや、ほら…不況はね…」
さやか「…」
マミさん「多分、政治家とかが…なんとかするでしょ?」
さやか「…」
さやか「あー…」
マミさん「…」
マミさん「私たちが大人になる頃には…さすがに回復してると思うし」
さやか「…」
さやか「ですよね…」
マミさん「…」
マミさん「それに、ワルプルギスの夜は…ほら…」
さやか「…」
マミさん「私たち魔法少女の…」
さやか「…」
マミさん「中の誰かが、倒してくれるでしょ多分…」
さやか「…」
まどか「…」
さやか「ですよねー」
まどか「…」
マミさん「そうよー」
まどか「…」
さやか「転校生あたりがなんとかしますよねー」
マミさん「ねー、ほんとそれねー」
まどか「…」
マミさん「だから私たちが心配するような事は…?」
さやか「実は何ひとつないと!」
マミさん「…」指パチン
さやか「…」指パチン
マミさん「…」
さやか「…」
さやか「…」にやにや
マミさん「…」にやにや
まどか「…」
まどか「…はぁ」
マミさん「それにしても、思い返してみたら私たちも、」
マミさん「今年はいろいろあったわよねー…」
さやか「ありましたねー…」
マミさん「…」
さやか「…」
まどか「…」
マミさん「…例えば…」
さやか「…」
さやか「えっと…」
まどか「…」
マミさん「…」
マミさん「…まぁ…」
さやか「…」
マミさん「いろいろあったわよね…」
さやか「…」
さやか「すね…」
まどか「…」ごろごろ
マミさん「…」
マミさん「…」ごろごろ
さやか「…」
さやか「…」ごろごろ
まどか「…」
マミさん「…」
さやか「…」
まどか「…」
マミさん「…」
さやか「…」
まどか「…」
マミさん「あと何分?」
さやか「…」
さやか「5分くらい」
マミさん「…」
マミさん「1分前になったら起こしてー…」ごろごろ
さやか「…」
さやか「ういす…」ごろごろ
マミさん「…」
さやか「…」
マミさん「…」
マミさん「zzzzz…」
まどか「…」
まどか「…」チラッ
さやか「zzzzzz…」
まどか「…」
まどか「…」
まどか「はぁ…」
まどか「…」
まどか「良いお年を…」
マミさん・さやか「zzzzzzz…」
3人の年は明けていく…
今年はここまでー
そば食べてくる
乙。
間髪入れず新年のダラダラを。
乙ー
さすがにその時間に年越し蕎麦はまにあわねぇだろww
年越えちゃうよww
深夜 ファミレス
さやか「…」てくてく
さやか「…」キョロキョロ
マミさん「…」
まどか「…」
さやか「あっ、いたいた」
さやか「…」てくてく
マミさん「…」
さやか「明けましておめでとうございます、マミさーん!」
マミさん「…あっ、美樹さん」
マミさん「明けましておめでとうっ」
さやか「えへへ、今年もよろしくお願いしまっすー!」
マミさん「…ふふっ、今年もよろしくね!」
さやか「えへへ」とさっ
まどか「…」
さやか「明けましておめでとう、まどか!」
まどか「…」
まどか「おめでとう、さやかちゃん…」
さやか「…えへへ」
まどか「…」ジンジャーエールずずー
マミさん「あっ、ドリバ汲んどいたわよ」
さやか「…えっ、マジすか!」
マミさん「…」こくっ
さやか「うおお、ありがとうございます!」
マミさん「…やっぱり、年明けの一口目はね…」
マミさん「みんな揃って同時に…がいいと思ってね?鹿目さんと話してたの!」
まどか「…」
さやか「おおうっ、てことはさやかちゃん待ちだったと!じゃあ、もうあとは乾杯だけってことっすね!」
マミさん「ふふっ…そうね」
まどか「…」
まどか「…」ジンジャーエールずずー
マミさん「…無難にメロンソーダとコーラのハーフで大丈夫だった?」
さやか「あっ、全然、大丈夫っす!てかむしろ、スゲーおいしそうっすよ!」
まどか「…」
さやか「さっすがマミさん!わかってる~!」
マミさん「ふふっ、伊達に長くつきあってないわよ」
さやか「たはは、マミさんにはかなわないな~」
マミさん「もう…うふふ…」
まどか「…」ジンジャーエールずずー
さやか「…そんじゃあ、乾杯いっときますか?」
マミさん「あら、いいわね」
まどか「…」こくっ
さやか「…よしっ、それじゃあ」
さやか「…」
さやか「新年に」すっ
マミさん「…」
マミさん「私たち、ピュエラ・マギ・ホーリートリオに」すっ
まどか「…」
まどか「ジンジャーエールに」
さやか「…」
マミさん「…」
まどか「…」
さやか・マミさん「かっ、カンパーイ!」ちん
まどか「…かんぱい」ちん
マミさん「…」アイスティーずずー
さやか「…」メロンコーラずずー
まどか「…」ジンジャーエールずずー
マミさん「…」
さやか「…」
まどか「…」
まどか「…」ジンジャーエールずずー
さやか「あっ、そーいえばまどか」
まどか「…?」
さやか「やっぱり、あれ届かなかったよ…」
さやか「住所もあぶり出しの年賀状」
まどか「…」
まどか「そっか…」
さやか「…うん」
まどか「…」
まどか「…」チラッ
まどか「…」
まどか「さやかちゃん、アレ…」
さやか「…?」
さやか「どした?」チラッ
マミさん「…」自前のティーカップゆらゆら
さやか「…」
まどか「…」
さやか「マミさん…その高そうなティーカップ…どうしたんすか?」
マミさん「…」
マミさん「うふふ…」ティーカップゆらゆら
まどか「…」
さやか「…」
さやか「アレ…てか…」
マミさん「…」ゆらゆら
さやか「カップの中に飲み物入ってなくない…」
マミさん「やっぱりね…」
さやか「…」
マミさん「2015年?新年じゃない、やっぱりこー…毎年毎年?前へ前へ?常に変化していきたい訳なのよ、私は…」
さやか「…」
まどか「…」
マミさん「昨年より今年、今年より来年…私は年々大きくなっていこうと思うわけなのよ…胸も実力もカリスマ性もね…」
さやか「…」
まどか「…」
マミさん「…」スッ
マミさん「…」カップのふちずずー
マミさん「…ふぅ」
マミさん「…」かちゃん
さやか「…いや、入って無いっすからね、飲み物…」
マミさん「…」
マミさん「ちょっと、ちょっと、ちょっと美樹さん…」
マミさん「今年の私のペースで味あわせてもらえないかしらホント…」
さやか「…」
マミさん「ティーカップはこうしてまず、重さとか見た目とかをゆっくり楽しむのがレディーじゃないのかしら?」
さやか「…」
まどか「…レディー?」
マミさん「それなのに…いきなり新品のティーカップに紅茶を注ぐですって!?」
さやか「…」
さやか「まぁ、紅茶とは言って無いっすけどね…」
マミさん「…」
マミさん「違うでしょ?物事には順番があるでしょちゃんと!」
さやか「…」
さやか「まぁ…」
マミさん「いきなり紅茶注ぐとか…そんなの…例えるならアレじゃないのまるで、ねえ、あの、アレ…」
さやか「…」
マミさん「えっと…」
さやか「…」
マミさん「あっ、そうだ」
マミさん「そんなのまるで、アレじゃない」
マミさん「まずはストレートでって書いてある紅茶にミルク注ぐようなものじゃない!」
さやか「…」
さやか「いや、例え近くないっすか」
マミさん「…」
さやか「紅茶ダブってるし」
マミさん「…」
マミさん「いや別にダブってないし」
まどか「…」ジンジャーエールずずー
さやか「えっ、そこ否定するんすか」
マミさん「…」
マミさん「それにダブってたらダメってことないでしょ」
さやか「…」
マミさん「同じワードを使っている分、逆に分かりやすいと思うし」
さやか「…」
さやか「まぁ…」
まどか「…」メロンコーラずずー
マミさん「わかったわよ、じゃあ、アレだわ…」
さやか「…なんすか」
マミさん「…」
マミさん「…」
マミさん「そんなの、まるでアレじゃない‥」
マミさん「正体不明の魔女相手に、いきなり必殺技をぶつけて一気に決めようとするものじゃない」
さやか「…」
まどか「…」
マミさん「…これなら、どう?」
さやか「…えっ」
マミさん「いい例えでしょ?」
さやか「…」
さやか「はい」
マミさん「…ふふっ」
まどか「…」メロンコーラずずー
マミさんの下ネタ聞けるかと思ったのに・・・
マミさん「…」ゆらゆら
さやか「…」ジィィィ
マミさん「…」ゆらゆら
さやか「あっ…あの、ちょっとティーカップ見せてもらえないっすか…」
マミさん「…えっ?」
さやか「あの、アタシもちょっと触って見たくなってたりして…」
マミさん「…」ゆらゆら
マミさん「…ふぅ」
マミさん「…」
マミさん「まっ、可愛い後輩の頼みとあっちゃあねえ…」すっ
さやか「あっ、ありがとうございますー!」すっ
マミさん「…」
マミさん「大事に扱いなさいよー?なけなしのお年玉で買ったんだからねー?」
さやか「わかってますってー!」さわさわ
マミさん「…」
さやか「おー、すげー!よくわかんないけど、なんか高級感あるう!」ゆらゆら
マミさん「…で、でしょ…?」
さやか「はーい…」さわさわ
マミさん「だから、壊さないでね…」そわそわ
さやか「了解!了解…」さわさわ
マミさん「…」
さやか「へー…」さわさわ
さやか「…」さわさわ
さやか「…わっ!」
マミさん「…え?」
まどか「…」ごろごろ
さやか「…」ティーカップことっ
マミさん「…な、なによ美樹さん…どうしたの?」
さやか「湿ってる…」
マミさん「…」
マミさん「え…」
さやか「ここ!このカップふちのトコが湿ってる!すごく!」ユビサシ
マミさん「…」
マミさん「あ…」
マミさん「当たり前でしょう!?…私がそこに口つけたりしてたんだもの!」
さやか「…」
マミさん「返してもらうわよ!そんなこというなら!」
さやか「ハイ」指先でわたし
マミさん「…ちょっと!人にモノ借りといてその返し方は…」バンッ
ティーカップ「」ふわっ
マミさん・さやか「あっ」
ティーカップ「」パルィィィン
マミさん「」
さやか「…」
さやか「あっ…せっ…」
さやか「接着剤…接着剤!」
マミさん「いーわよ!」
さやか「…」
さやか「えっ?」
マミさん「…」
マミさん「いーわよ、もお…」ごろん
さやか「…」
マミさん「変化しない…もお…」ごろごろ
さやか「…」
店員「オキャクサマ!ダイジョウブデスカー!?」
まどか「zzzzz…」
3人の夜は更けていく
眠いからここまでー
ちなみに年越し蕎麦は間に合いませんでした!お休み!
>>295
おつー
てか、残り1分切って間に合わないよwwwwwwww
また少し書けなくなるかも
もし見てる人いたら待っててくれー
ダラダラ待ってます
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the3名様のパクリか