「果てしなく仁義ない戦い 頂上ねらいM@S!」広域関東圏アイドル抗争二年間の記録 (202)












                       アイドルの戦いは、とるかとられるか二つしかないんです・・・・













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なの

三浦宅

応接間

貴音「・・・・」

真「・・・・」

千早「・・・・」

ガララ

あずさ「遅くなってすまんのう」

貴音「・・・」シュタッ

真「・・・」ガタッ

千早「・・・」スクッ

あずさ「・・・まぁ楽にしてや」ボフ

真「親父!これはどうゆことですかい!」

千早「兄貴」

真「お前は黙ってろ!」

真「親父が引退するってそれは貴音「真」

貴音「まずはあずさの話を聞きましょう」

真「・・・・」

あずさ「すまんのう貴音」

あずさ「お前らも分かってると思うが俺ももう歳や」

あずさ「そろそろ次を見据えねえといけねえ」

あずさ「この三浦組・・・・人生迷い道の看板を背負って行けるやつは」

あずさ「お前ら三人を置いて他にはいないと思っとる」

あずさ「それに俺の力不足がたたって真お前には萩原真「済んだことですけん」

真「気にしちょりません」

貴音「では我々三人の中から頭を・・・ということですか」

貴音「本来ならあずさあなたが決めるべきでは」

あずさ「俺の意見なんてもう聞かへんやつがいっぱいおる」

あずさ「これが一番角が立たん方法なんや」

貴音「それなら年長者であり盃を分けた舎弟の私が真「待って下さい叔父貴さぁ」

真「叔父貴ももう歳です、遠慮せずこの期に引退したらどうでっしゃろ」

貴音「なっ!?」

千早「・・・・」

あずさ「千早・・・お前はどうや」

千早「私は・・・・興味ありませんから」

あずさ「そうか・・・・お前らしい」

あずさ「今日はもうお開きや」

あずさ「よう考えて行動せいよ・・・マッポも最近うるさいのが居るけいのう」

千早手記

そろそろなにかが起こる・・・・

お互いが牽制し合っているがもう限界だろう

誰の血も見ないで解決したい

これは甘えだ

私は最期まで親父のそばにいたいと思う

???「なっなぁ本当にやるのか・・・?」

???「ああ・・・・お前はあいつらを許すことができるのか?響」

響「ぜっっっったい許せないぞ!」

???「なら簡単だ・・・やらなきゃこっちやられる」

???「響・・・俺はな三浦組がバラバラになるのなんか見たくねーんだ・・・」

響「それは自分も同じだぞ」

響「なぁ・・・???・・・帰ってきたら御褒美くれるか?」

???「ああ、いくらでもしてやる・・・お前は本当にナデナデが好きだな」

響「うぎゃーはっきり言わないでほしいぞ・・・」

響「じゃぁ・・・行ってくるさー」

???「響」ギュッ

響「・・ふぁ・・」ヨロ・・ポフッ

???「信じてるからな」

響「・・・まかせるさー自分カンペキだからな!」

響「覚悟して待っててねー」タタタタ

???「・・・・果たしてあいつにこの戦いを生き抜くだけの力があるのかな・・・」ボソ

響「四条の野郎はたしか今日は会合のはずさー」タタタ

響「そこへこのハジキをぶち込んで・・・」タタタ

響「・・・ごめんな・・・貴音・・・しかたないんだよ」タ・・ッタ

響「逝くときいっしょさ・・・貴音」

夕方 首相官邸前 小雨

亜美「いやー姉貴あめぇ降ってきやしたぜー」

真美「ふん、これくらいどうってこない・・・それより姫はなぜこんなところに・・・」

亜美「きっと協力を求めるんすよ・・・菊地の兄貴をやる・・・」

真美「おい!めったなことをいうんじゃねー」

亜美「でも姉貴だって姫が頭取った方がうれしいっしょー」

真美「その口のきき方は何だ・・」

亜美「あ・・・」

真美「だれが見てるかもわからねーんだ・・・きぃつけろ」

亜美「へっへい」

真美「それよr響「ぬああーーーッ!とったるーーーッ!」ダダダダ

亜美「おどりゃなにもんじゃ!?」

響「どけー」バンバン

真美「ぐっ!?」ヨロ

亜美「真美!?・・・この!」バンバン

ガラッ

貴音「何事です」

亜美「姫!?いけねぇ」

響「・・・・」ハァハァ

響「・・・・」チャキッ

貴音「響・・・・」

響「・・あ・・う・・」プルプル

亜美「・・・・ほいっと」バン

響「うがっ!?」

貴音「響!?」

響「うぅ・・・この借りは今度かえすsグハッ・・・」ポタポタ

響「う・・・」タ・・ッタタタタ

支援だぞ!

亜美「真美!大丈夫!?」バッ

亜美「きゅーきゅーしゃ・・・きゅーきゅーしゃ呼ばないと!」

真美「おりゃ大丈夫や・・・姫も幸い無事や」

真美「せやからあの鉄砲玉の始末付けてこんかいっ!」

真美「このまま無事に帰しちまっちゃぁ沽券にかかわる・・・はよいけ」

亜美「・・・・わかった・・・」

貴音「・・・・血の跡を追いなさい」

貴音「・・・・私は戻ります」ガララ

亜美「・・・・すぐ戻るから・・・お前ら頼んだぞ!」ダッ

首相の応接間

貴音「騒がしくてすみません首相殿」

首相「いやいや気にしないでくれたまえ四条君」

首相「それに我々もできるかぎりバックアップするからね」

貴音「かたじけのうございます」

貴音(ばっくあっぷ?)

ガチャ

亜美「姫少々お時間を」

首相「いやもう話は終わったよ・・・ではまた」

四条邸

貴音「そうですか・・・」

亜美「はい真美の姉貴は無事であの野郎も片付けました」

貴音「その者をここへ」

亜美「は!?」

貴音「・・・」

亜美「分かりました」

響「」

貴音「響」スッ

貴音「冷たい」

貴音「やはり真でしょうか」

貴音「響・・・つらかったでしょうね」

貴音「いつからこんな・・・・」

貴音「しかし私は泣きません」キッ

貴音「涙はもう流さないとあの日決めましたから」

貴音「そうですね・・・沖縄ではありませんが海の見えるところにお墓を作りましょう」

貴音「一段落したら・・・逢いに行きますよ」

亜美「手配終了しやした」

貴音「そうですか」

亜美「・・・」

亜美「あの知り合いで?」

貴音「古き友人でした」

亜美「・・・・」

亜美「あいつ最期に なんくる って自分の血で書いてました」

亜美「何か意味があるので?」

貴音「ふふ・・・響らしい」ボソッ

亜美「あの」

貴音「私にもわかりません・・・さぁ真美の病院に行きましょう」

亜美「はい!」

千早手記

我那覇さんが死んだ

ここまで考えなしで動くとは思わなかった

それとも誰かに焚きつけられたのだろうか?

どちらにせよこのままでは収まらない

私だけでもお傍にいなければ

登場人物及び配役

如月千早役――――如月千早(765プロ所属アイドル)

         指定ぼうr・・・アイドル団三浦組若頭補佐

         要は実質的なNo.4

         次期組長候補であるも辞退する

         中立派


三浦あずさ役―――三浦あずさ(765プロ所属アイドル)

         三浦組組長つまりNo.1(?)

         引退を考えているがこれは組を試すためか

         中立派

菊地真役―――――菊地真(765プロ所属アイドル)

         三浦組若頭

         No.3

         次期組長最有力候補
        
         菊地派


四条貴音役――――四条貴音(765プロ所属アイドル)

         三浦組舎弟頭兼最高顧問

         No.2

         あずさと盃を分けた仲

         舎弟には珍しく継承権を有する

         次期組長候補

         なぜ舎弟である彼女が三浦組を継ぎたがるのか・・・

         四条派(日本画は関係ないですぅ)

双海真美役――――双海真美(765プロ所属アイドル) 負傷中

         貴音を姫と慕う若中(子分)

         捨て子だったが貴音に拾われる

         四条派


双海亜美役――――双海亜美(765プロ所属アイドル)

         真美の妹分

         この世界では珍しく女であり本当に双子の姉妹

         貴音の凛とした佇まいにあこがれあずさより貴音に命を賭ける覚悟

         四条派

我那覇響役――――我那覇響(765プロ所属アイドル) 死亡

         過去に貴音と何かがあったか

         何者かに焚きつけられ鉄砲玉となるも失敗して死亡

         最期の言葉 なんくる これの意味とは

         菊地派


???役―――――???(???????)

         謎の人物・・・一体誰なのか(棒)

         響を焚きつけたその人

         菊地派か?

首相―――――――社長(765プロ社長)

         四条派

用語

三浦組――――――三浦あずさを頂点に置く組

         近年少数精鋭から新規組員の補充を経て巨大組織へ

         三浦あずさ・四条貴音・???によって旗揚げ

         人生迷い道


政府―――――――首相は四条派か


警察―――――――正義(?)

         面倒な奴がいるらしい

階級―――――――組長(あずさ)がトップ

         それ以下の位置づけは組によって違うが

         この場合組長と盃を分け直した舎弟(貴音)が二番目

         そのため子分(若頭(真)など)から見ると親父(組長)の

         兄弟分の舎弟は叔父貴となる

         普通は舎弟は継承権を持たないが旗揚げメンバーであったことなどから

         例外的に認められている

         別に実家を参考に決めたわけじゃないです

初SSなので拙いところもあると思いますがよろしくお願いします

ではまた

また面妖なSSが出てきましたね…貴音はどうなってしまうのでしょう?

おつなの

でもミキが出てきてないの…

前にキサラギ書いてた人かと思ったが違ったか
でも期待してることに変わりはない

とりあえず乙

おつおつ

期待

前にやってた映画を思い出したぞ
期待。乙

始めたいと思います

よろしくお願いします

はいなの

貴音「よいですか!」

貴音「勝手に行動してはいけません・・・」

貴音「私はまだ真・・・菊地殿とは仲良くやっていきたいと思っています」

貴音「勝手な行動は許しません」

貴音「・・・・今日はそれだけです」

亜美「かいさんー」

ザワザワ ザワザワ

春香「・・・・」

春香「・・・・!?」

春香(これはおいらがのしあがるチャンスでねーか!?)

春香(ここで手柄をあげれば・・・)

春香(三浦組に泣き落としで無理やりお情けで入ってから)

春香(どんぐらい経っただがわがんねえ)

春香(・・・あの頃の組員で生きてるのはおいらと組長と貴音さんぐらいだー)

春香(そもそもおいらは旗揚げメンバーと言っても過言はないでねーか)

春香(それなのにこんなとこでくすぶってるのはおかしいぞ!)

春香(ぐふふ・・・春香さんの時代の到来ですよ到来!)

「おい!天海コラ天海!」

春香「へっへい!」

「とっとと庭の掃除せんかい!」

春香「たっただいま」

「ったく・・・貴音の姫君はなんでこんなやつをいつまでも・・・」

春香(ちきしょう・・・今に見てろよー)

貴音「・・・・」クスッ

翌日 深夜未明

都内某所 路地裏

春香「ふひひ・・・」ガタガタ

春香「真・・・いや菊地の野郎は情報通りならここを通るはず・・・」

春香「お前のタマァとったるさかいなー」ガチャ

春香「・・・こんな狭いとこ車・・・通るのかな」

ザッザッザッ

春香「!」

???「・・・・?誰かいるのか!」タッタ・・・・

春香「うわあああああ」バンバンバンバン

???「ぐはっ・・」ドサッ

春香「・・・ア・・・ァ・」フルフル バタン

春香(誰この人・・・)

春香「ひっ…ひぇぇぇぇ~~~~っ!!」スタタタタ

???「グア・・・・せめて甘納豆・・・・」

???「また食いたかったな・・・グハッ」

同時刻 四条宅

貴音「はて・・・?甘納豆屋ですか?」

亜美「あいつなにを考えて・・・」

貴音「・・・・」ムスッ

貴音「もうよい・・・別の手を打ちましょう」

亜美「わかりやした!」ビシッ

貴音「・・・・・・」

貴音「天海春香・・・・」

―――

―――――――

―――――――――――

―――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――

三浦組創設黎明期

あずさ「さむいのう」

貴音「まこと・・・そうですね」

春香「おいらはそんなことないですぜー」ポカポカ

春香「なぜならー・・・・・」

春香「お手製腹巻をしてるからですー」ババーン

あずさ「・・・・・」

貴音「ほう・・・・」

春香「ぐふふ、心配はいりませんぜ」

春香「お二人の分も作ってありやす」

春香「どうぞお納めください」ススー

あずさ「あの―――」

春香「どうぞ」

貴音「あずさ・・・ありがたく頂戴いたしましょう」

春香「へへ」

―――

―――――――

―――――――――――

―――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――

三浦組過渡期

「てめーなんで逃げやがった!」

春香「わっわるか――――」

「古株だからって調子乗っ取るんやないで!」ドガ

春香「ゴフッ」

「ったくブツの売買をやらせてもだめ」

「肝も据わってない・・・」

「てめーは庭掃除でもしてやがれ!」

春香「・・・・うぅ」

貴音「・・・・」ジー

―――

―――――――

―――――――――――

―――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――

現在

春香「へへただいま」

「掃除ぐらいしっかりやれよ!」

春香「わかっておりやす」

「じゃあな」

春香「いってらっしゃい」

春香「・・・・・」ギリッ

貴音「・・・・・」ジー

―――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――

―――――――――――

―――――――

―――

貴音「・・・ふふ」

貴音「皆・・・仲良くやっていた頃が懐かしいですね」

貴音「されどそれも過去」

貴音「もはやこれからは振り返る暇(いとま)もないでしょう・・・・」

貴音「気を引き締めねば」

東京郊外

やよい「うっうー!もう血ィ見んことには、納まりつかんですよ!」

真「・・・・」

真「これは身内の問題だ」

真「これ以上首ィ突っ込まんでもらいたい」

やよい「関係あるんですよ!」

やよい「甘納豆屋さんは売れ残りをうちに分けてくれるんです!」

やよい「仇とらんことには取引もできないです!」ギラッ

真「・・・・」タジ

やよい「とにかく一枚噛まさせてもらいますけん」

やよい「よろしく頼みますよ・・・・未来のくみちょーさんっ」

真「わかった」

真「俺も乙女だ」

真「腹・・・括らせてもらう」

真「だができるだけ穏b―――」

やよい「うっうー!ヤル気がメラメラーってわいてきたかもー」キャッキャ

真「恐ろしい奴だ・・・腕っぷしのやよい」

千早手記

貴音の叔父貴さんがコソコソと何かをしこんでいるらしい

月夜に紛れていよいよ真の兄さんになにかしかけるつもりかしら



傘下からのブツの上納が滞ってるらしい

可能なら早く再開してほしい

わたしには少しストックがあるけれど

いまのままじゃいずれ・・・・

いずれにせよ早く終わらせたい・・・・この醜い争いを

登場人物及び配役

如月千早役――――如月千早(765プロ所属アイドル)

         指定ぼうr・・・アイドル団三浦組若頭補佐

         要は実質的なNo.4

         次期組長候補であるも辞退する

         手記をつけている

         中立派


三浦あずさ役―――三浦あずさ(765プロ所属アイドル)

         三浦組組長つまりNo.1(?)

         引退を考えているがこれは組を試すためか

         中立派

菊地真役―――――菊地真(765プロ所属アイドル)

         三浦組若頭

         No.3

         次期組長最有力候補
        
         菊地派


四条貴音役――――四条貴音(765プロ所属アイドル)

         三浦組舎弟頭兼最高顧問

         No.2

         あずさと盃を分けた仲

         舎弟には珍しく継承権を有する

         次期組長候補

         なぜ舎弟である彼女が三浦組を継ぎたがるのか・・・

         四条派(日本画は関係ないですぅ)

双海真美役――――双海真美(765プロ所属アイドル) 負傷中

         貴音を姫と慕う若中(子分)

         捨て子だったが貴音に拾われる

         四条派


双海亜美役――――双海亜美(765プロ所属アイドル)

         真美の妹分

         この世界では珍しく女であり本当に双子の姉妹

         貴音の凛とした佇まいにあこがれあずさより貴音に命を賭ける覚悟

         四条派

我那覇響役――――我那覇響(765プロ所属アイドル) 死亡

         過去に貴音と何かがあったか

         何者かに焚きつけられ鉄砲玉となるも失敗して死亡

         最期の言葉 なんくる これの意味とは

         菊地派


天海春香役――――天海春香(765プロ所属アイドル)

         三下

         三浦組構成員の最下層

         旗揚げ時から名を連ねてはいるが

         危ない時はすぐに逃げるので助かっているだけである

         現在、四条宅庭掃除係

         お手製腹巻着用

高槻やよい役―――高槻やよい(765プロ所属アイドル)

         通称腕っ節のやよい

         怪力により腕相撲で無敗

         がちゃがちゃのケースもいとも簡単に開けて見せる

         元三浦組構成員

         現在独立して???会を設立

         三浦組と頻繁に取引をしている模様

???役―――――ピピン板橋(友情出演) 死亡

         町の人気者

         甘納豆を売って生活をしている

         元ぼうr・・・アイドル

         勘違いで射殺される

         彼の死が図らずも抗争を激化させることに

         彼があの路地を通ったのは偶然か否か

???役―――――???(???????)

         謎の人物・・・一体誰なのか(棒)

         響を焚きつけたその人

         菊地派か?


首相―――――――社長(765プロ社長)

         四条派

用語

三浦組――――――三浦あずさを頂点に置く組

         近年少数精鋭から新規組員の補充を経て巨大組織へ

         三浦あずさ・四条貴音・???によって旗揚げ

         人生迷い道


政府―――――――首相は四条派か


警察―――――――正義(?)

         面倒な奴がいるらしい

ブツ―――――――やよい達からの上納品


腹巻―――――――春香さんのお手製

         茶色でジジ臭い

         物語ラストで意外な活躍が・・・


階級―――――――組長(あずさ)がトップ

         それ以下の位置づけは組によって違うが

         この場合組長と盃を分け直した舎弟(貴音)が二番目

         そのため子分(若頭(真)など)から見ると親父(組長)の

         兄弟分の舎弟は叔父貴となる

         普通は舎弟は継承権を持たないが旗揚げメンバーであったことなどから

         例外的に認められている

         別に実家を参考に決めたわけじゃないです

終わりです

読んで下さり有難うございます

ではまた

おつなの

翔太と北斗の攻め、冬馬の受け……ジュピターの3Pは大正義ピヨ

盛大に自爆したピヨ
板違いピヨ
すまんピヨ

縦読みワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

ちーちゃんェ

ちょっと!高槻さん可愛いとか普通きづかないわよ

始めたいと思います

よろしくお願いします

はいなの

首相官邸


首相「なぜ四条君を支援するのかって?」


首相「キミィそんなこともわからないのかね・・・」

首相「あんな厳しい世界に若き身を踊りこませ」

首相「明日をも知れぬ日々を」

首相「身をすり減らして戦っている」

首相「実にすばらしい」

首相「それに四条君は話がわかる人だからね」

首相「馬鹿な奴らを一掃するのにはちょうどいい旗頭になるだろう・・・」

首相「・・・・もちろんだ」

首相「それはすべてが終わった後だ」

首相「これからの世に ア イ ド ル などいらない」

やよい「えっほえっほ」トコトコ

やよい「うっうー大繁盛や!」

やよい「これも三浦のあずささんのおかげやなー!」

やよい「次は・・・二丁目の双海さんかー」ピラッ

やよい「ちょっと遠いけど・・・がんばるぜー!」

二丁目 路地裏

やよい「たしかここを通ると近道に・・・」トコトコ

ドンッ

やよい「ごっごめんな―――」

やよい「なっなんだお前らか気ィつけろ!」タッタッ

亜美「待ち―や」ガシッ

やよい「なっなに!?」ビクッ

真美「おりゃぁー!」ドゴッ

やよい「ぐふっ」グシャ

やよい「な・・・ん・・・」

亜美「三下がぁ!」

真美「・・・」ドゴ

やよい「あ・・・ぅ・・」

真美「粋がってんちゃうぞー?」グイ

亜美「これはおしおきが必要やな」

やよい「やめろー」バシ

やよい「オメーラ歳上に向かってその口のきき方はなn―――」メッ

亜美「年上だとよー」ヘラヘラ

やよい「うぅ・・・」

真美「腕っぷしのやよいも」

亜美「我々双子には方なしですなー」

亜美「ククク」

真美「あばよぉ」ドスッ

三浦組事務所

千早「今日も私一人・・・」

千早「親父が健在だったときとは比べ物にならないくらい閑散としてるわね」フフ

千早「このまま終わってしまうのかしら」

千早「バラバラになったまま・・・・」

千早「んん・・・・・それにしても電話番をひとりでするのも暇ね・・・」

prrrrrrrrr prrrrrrrrrrrrrrrr

千早「はい・・・三浦組」

千早「・・・・・?」

千早「申し訳ないけれどもう一度よろしくお願いします」

千早「・・・・・」

千早「そうですか・・・」

千早「わざわざありがとう・・」

千早「律子」

律子『いいのよ別に』

律子『それじゃこっちも捜査があるから』

千早「ええ」ガチャン

千早「・・・・・」

―――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――

―――――――――――

―――――――

―――

千早「・・・いけないわね」

千早「これはごくd・・・アイドル道ではよくあること」

千早「私まで私情で動くことはできません・・・」

千早「くっ」ギリ

千早「・・・・・!」

ピッポッパ

千早「お前たちに調べてもらいたいことが―――」

高槻宅 門前

千早「ここね・・・」

千早「・・・」ゴクリ

千早「おじゃまします」ガラッ

長介「どうも」ペコ

千早「この度はどうも・・」

長介「いえ・・・来てくれてありがと・・・うございます」

長介「姉ちゃんもきっと喜んでくれてると・・・グスッ」

千早「・・・・」

千早「これを・・・少なくて申し訳ないけれど」スッ

長介「ありが!?」

長介「こっこんなに!?」

千早「彼女にはお世話になったから・・・・では」クルッ

長介「あ・・・お名前を」

千早「別にいいわ」

長介「でも・・・・それなら焼香だけでも」

千早「・・・私には資格がないわ」クスッ

長介「え?」

千早「それからそのお金があれば当分困らないでしょうから」

千早「高槻のやっていた仕事の事は気にしないでいいから」

千早「私たちとは関係なしに普通に商売しなさい」

千早「また来るわ」タッ

長介「・・・・」

かすみ「どうしたのー」タタタタ

長介「なんでもないからあっち行ってろよ」

かすみ「もー」

長介(ありがとうございます・・・)

長介(ほんとは突き返したいけど今のウチにはそんな余裕がありません)

長介(でもいつかこの恩は返します・・・)

長介(・・・・・・・・千早さん)

千早「こんなのただの自己満足ね」スタスタ

千早「こんな醜い争いいつでも止められたかもしれない」ピタ

千早「でも誰かが上に立たなくてはいけない」

千早「・・・・親父」ウエヲミル

千早「明日にでも会いに行きましょう」

腕っぷしのやよい・刺殺事件対策本部

律子「なぜですか!」ダン

「いやだからね秋月君」

律子「実際に殺しがあったんです!」

律子「先月の鉄砲玉の響 殺害事件で射殺された我那覇響に続いて二人目です」

律子「それ以外にも不審死も多数報告されています」

律子「だかr―――」

「秋月君」ポン

「我那覇は三浦組の内部抗争での犠牲者だ」

「知っているだろう?」

「アイドルの争いに我々は首を突っ込んではならん」

「不審死は我々の管轄外だ」

「一課が鋭意捜査中だ」

「そして高槻の殺害は容疑者不明d―――」

律子「おかしいですよ!」

律子「ろくに捜査もしないで容疑者不明で迷宮入りなんて・・・」

律子「それにアイドルの争い?」

律子「そんなもの私の知ったことじゃありません」

「なっ!?」

律子「・・・・・上層部がいくら汚い金をもらってるか知りませんが」

律子「私は一人でも徹底的にやりますよ」

律子「止めても無駄ですからね」

「・・・・・秋月巡査部長」

「どうやらとは巡査部長とは相いれないようだね」

律子「ええ・・・残念ながら」

律子「失礼します」ペコリ

タッタッタ ガチャ バタン

「・・・・・」

「小娘が」ギリッ

警視庁組織犯罪対策部 組織犯罪対策第四課 広域アイドル団対策係

ガチャン

律子「ただいまもどりました」

律子「はぁ・・・言っちゃった・・・」ボスン

律子「やっぱりはずさせられちゃうのかなー」

「はいコーヒー」

律子「あっありがとうございます」

律子「音無係長」

小鳥「やめて下さいよそんな呼び方」

律子「すみません」

小鳥「それで・・・どうなの実際」

律子「それがどうもわからないんです」

律子「部長がああなのはいつも通りなんですが・・・組員の動きがどうも・・・」

律子「なにかあるのは確実なんですが・・・なかなか」

小鳥「そう・・・・」

小鳥「なら私も協力するわ」

律子「係長自らですか!?」

小鳥「私だってまだ出世諦めてないもの」クスッ

律子「係長!」グスッ

登場人物及び配役

如月千早役――――如月千早(765プロ所属アイドル)

         指定ぼうr・・・アイドル団三浦組若頭補佐

         要は実質的なNo.4

         次期組長候補であるも辞退する

         手記をつけている

         非情になりきれないでいる

         彼女が情を捨てたときに・・・

         中立派


三浦あずさ役―――三浦あずさ(765プロ所属アイドル)

         三浦組組長つまりNo.1(?)

         引退を考えているがこれは組を試すためか

         (空気)
          
         中立派

菊地真役―――――菊地真(765プロ所属アイドル)

         三浦組若頭

         No.3

         次期組長最有力候補
        
         やよいに焚きつけられたが・・・

         菊地派


四条貴音役――――四条貴音(765プロ所属アイドル)

         三浦組舎弟頭兼最高顧問

         No.2

         あずさと盃を分けた仲

         舎弟には珍しく継承権を有する

         次期組長候補

         なぜ舎弟である彼女が三浦組を継ぎたがるのか・・・

         春香になにやら思い入れがある模様

         四条派

双海真美役――――双海真美(765プロ所属アイドル) 

         貴音を姫と慕う若中(子分)

         捨て子だったが貴音に拾われる

         戦線復帰

         このケガを負ったことで亜美に借りができたと感じている

         四条派


双海亜美役――――双海亜美(765プロ所属アイドル)

         真美の妹分

         この世界では珍しく女であり本当に双子の姉妹

         貴音の凛とした佇まいにあこがれあずさより貴音に命を賭ける覚悟

         四条派

我那覇響役――――我那覇響(765プロ所属アイドル) 死亡

         過去に貴音と何かがあったか

         何者かに焚きつけられ鉄砲玉となるも失敗して亜美に射殺される

         最期の言葉 なんくる これの意味とは

         菊地派


天海春香役――――天海春香(765プロ所属アイドル)

         三下

         三浦組構成員の最下層

         旗揚げ時から名を連ねてはいるが

         危ない時はすぐに逃げるので助かっているだけである

         現在、四条宅庭掃除係

         お手製腹巻着用

高槻やよい役―――高槻やよい(765プロ所属アイドル) 死亡

         通称腕っ節のやよい

         怪力により腕相撲で無敗

         がちゃがちゃのケースもいとも簡単に開けて見せる

         元三浦組構成員

         現在独立して???会を設立

         甘納豆が好き

         三浦組と頻繁に取引をしている模様

         双海姉妹により刺殺


秋月律子役――――秋月律子(765プロ所属アイドル)

         警視庁の巡査部長

         元キャリア組

         曲がったことが大嫌い

         警視庁組織犯罪対策部 組織犯罪対策第四課 広域アイドル団対策係 所属

         通称マルボウならぬマルアイ所属

         生ぬるい取り締まりを変えたい

         千早と顔見知り?       

音無小鳥役――――音無小鳥(765プロの美人で有能な完璧事務員)

         律子の所属する係の係長

         年齢の割に出世している

         上昇志向が強い

         基本的には正義感が強い


???役―――――ピピン板橋(友情出演) 死亡

         町の人気者

         甘納豆を売って生活をしている

         元ぼうr・・・アイドル

         勘違いで射殺される

         彼の死が図らずも抗争を激化させることに

         彼があの路地を通ったのは偶然か否か

???役―――――???(???????)

         謎の人物・・・一体誰なのか(棒)

         響を焚きつけたその人

         菊地派か?


首相―――――――社長(765プロ社長)

         悪人か?社会正義か?
          
         四条派

用語

三浦組――――――三浦あずさを頂点に置く組

         近年少数精鋭から新規組員の補充を経て巨大組織へ

         三浦あずさ・四条貴音・???によって旗揚げ

         人生迷い道


政府―――――――三浦組を利用したい


警察―――――――面倒な奴(律子?)がいるらしい

         上層部は金を受け取り、取り締まりを緩くしている

         

マルアイ―――――警視庁組織犯罪対策部 組織犯罪対策第四課 広域アイドル団対策係

         日本の警察組織のうち、

         主にアイドル団、銃器・ブツ対策・オバーランク・国際犯罪対策を目的とする内部組織の一つ

ブツ―――――――やよい達からの上納品


腹巻―――――――春香さんのお手製

         茶色でジジ臭い

         物語ラストで意外な活躍が・・・


階級―――――――組長(あずさ)がトップ

         それ以下の位置づけは組によって違うが

         この場合組長と盃を分け直した舎弟(貴音)が二番目

         そのため子分(若頭(真)など)から見ると親父(組長)の

         兄弟分の舎弟は叔父貴となる

         普通は舎弟は継承権を持たないが旗揚げメンバーであったことなどから

         例外的に認められている

         別に実家を参考に決めたわけじゃないです

終わりです

ありがとうございました

やっと律子さんが登場しましたね

おつなの

ミキがまだ出ないの…

お疲れさまです!
そろそろ登場人物とかは毎回わざわざ書かなくても大丈夫だと思います!

その時点での追加情報、更新情報(新キャラ、死亡情報、組内部の動きetc)だけにとどめるくらいでOKだと思います!

あとわた春香さんのキャラが不憫すぎゲフンゲフン

ごめんなさい

やっぱりちょっとくどかったですよね

寝る前に穴掘って来ます

リッチャンハカワイイデスヨ

きっとそろそろなの

えっと始めたいと思います

よろしくお願いします

腕っぷしのやよい・刺殺事件 の翌日

三浦組事務所

あずさ「あっ・・・ん・・・んん」モミモミ

あずさ「あっ・・・ああ・・・・」グッグッ

あずさ「・・・」

あずさ「なんか手ぇ打たんと話しつける糸口もなくなってまう」

あずさ「ああ~そこやそこや・・・ええわぁ」グリグリ

千早「アイドルの戦いは・・・・とるかとられるか」

千早「二つしかないんです―――」

あずさ「ん・・・そうやなぁ」

あずさ「あとは・・・お前次第・・・・」

あずさ「まだ・・・どうとでもできる」

千早「わかってます・・・」

千早「あの・・・・」

あずさ「なんや?」

千早「なぜ私の前でわざわざ按摩(あんま=マッサージ)を?」

あずさ「そりゃぁ―――」

萩原宅

雪歩「よし・・・そろそろ行こうかな」

雪歩「準備を・・」

「「「へいっ」」」

雪歩「ひぅ」ビクッ

移動中

雪歩「えへへ楽しみだなぁ」

雪歩「四条さんにお呼ばれしちゃった・・・」

雪歩「よしっ」グッ

雪歩「気合入れて行かないと」

雪歩「うちと三浦組の協力関係は私にかかってるんだもんね」ゴクリ

「着きやした」

雪歩「はっはい!今下ります」

四条宅門前

貴音「雪歩殿・・・よういらして下さりました」ペコ

雪歩「あ・・・こっこちらこそ」ペコ

貴音「ふふ・・・ではこちらへ」

雪歩「お邪魔しますぅ」

貴音「ただいまでよいのですよ、雪歩殿」ニッコリ

雪歩「えっと・・・あの」アタフタ

雪歩「たっただいま?」

貴音「おかえりなさい・・・ここはもうあなたの家でもあるのですよ?」

雪歩「しっ四条さん!?」ジーン

客間

貴音「さぁこちらへ」

雪歩「わっ私はこっちで」

貴音「しかし」

雪歩「四条さんの方が歳上で・・・目上なんですから!」

雪歩「こっこれは譲れません」ポスッ

貴音「では失礼して」ポフッ

貴音「これ・・・茶のほうを」

「らじゃー」

雪歩「あ!私お茶の葉持ってきましたよ?」ゴソゴソ

貴音「ではそれに合うお茶菓子を用意させましょう」

「おけおけー」

「ちょっとなんて口のきき方してんのさ」

「だってー」

雪歩「えへへ」

雪歩「あ・・・そういえば玄関先まで迎えに来てくれるなんて本当に申し訳ないですぅ」

貴音「ふふ、雪歩殿は―――――雪歩「ゆっ雪歩で!」・・・?」

雪歩「昔みたいに雪歩って呼んでください!」

雪歩「雪歩殿って呼ばれる度に四条さんがなぜか遠くに感じて・・・」

雪歩「ダメですか?」

貴音「・・・・どうやら私の方が考えなしだったという訳ですね」

貴音「さみしい思いをさせていたようですね」

貴音「すみません、雪歩」

貴音「ですが私は変わってなどいませんよ?」

雪歩「四条さん!」ガタッ

貴音「それに雪歩は私にとって姪となったのです」

貴音「だから今まで以上の付き合いをしたいかと」

雪歩「・・・・・」

貴音「雪歩?」

雪歩「はぅ~~~」ペタン

亜美「お嬢!大丈夫ですかい!」

真美「とりあえず濡れたタオル持ってくる!」

亜美「おい!人肌の暖かさだぞ!」

真美「わーってる!」ドタドター

貴音「・・・」ジー

貴音(矛盾しておりますね・・・)

貴音(我ながら愚かしいことを)

貴音(雪歩はあの者の伴侶となります)

貴音(その者をこれから蹴落とそうとゆうのに)

貴音(なぜ雪歩とまた旧交を深めてしまったのでしょうか・・・・)

貴音(いずれにせよ今日で最後でしょう)

貴音(もう・・・雪歩と会うことは叶いませんね)

貴音(あぁ・・・・)

雪歩「うーん・・・はっ!?」

真美「お目覚めだ!」

貴音「大丈夫ですか?」

貴音「突然倒れたのですよ?」

雪歩「えっと私・・・」

ドカーン ウワー ナグリコミダー マッコマッコリーン

貴音「・・・・!?」

亜美「誰や?」

真美「じゃがしい!飛んで火に入る夏の虫とはこのことよ!」

真美「行くぞ!」ドタドタ

亜美「おうよ!」ダダダダ

貴音「雪歩はここに」

雪歩「はっはひ」プルプル

貴音「・・・・では」スクッ

貴音「何奴!?」キッ

真「おっとここにいやしたか、叔父貴」

真「探しやしt―――――」

雪歩「真ちゃん!?」

真「ゆっ雪歩!?なんでここに!?」

真「まさかお前ぇ」ギロッ

貴音「ふふ・・・どうでしょう」

雪歩「あの・・・」オロオロ

貴音「雪歩・・・すみませんが例のお茶を入れていただいても」

雪歩「わっわかりました」

貴音「それと亜美達にあとで仕置きが待っているとそう伝えてください」

雪歩「はっはい!」

雪歩「・・・・」チラッ

真「・・・・」ムスッ

雪歩「・・・・」ガラッ トトトト

貴音「さて・・・・なにようでしょうか・・・真」

真「言いたいことはたくさんありやすが・・・」

真「まずはこれや」パサッ

貴音「・・・封筒」

真「中を見て見ぃ」

貴音「では失礼して・・・・」ペラ

貴音「こっこれは!?」

―――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――

―――――――――――

―――――――

―――

ガラッ

雪歩「おっおいしいお茶が入りましたよー」

真「・・・・」

貴音「・・・・」

雪歩「えっと・・・」

真「もらうよ雪歩」

貴音「ええ、有り難く」

貴音「・・・・・」ゴクッ

真「・・・・」ズズッ

貴音「このほのかな甘み・・・」

貴音「玉露ですか?」

雪歩「さっすが四条さんです!」

貴音「まこと美味ですよ」

雪歩「えへへ、喜んでもらえてうれしいです」

雪歩「貰い物ですけど」

貴音「ふふ」

真「・・・・」

雪歩「あ・・・真ちゃんはどう?」

雪歩「おいしくないかな?」

真「大丈夫・・・雪歩のお茶はいつもおいしいよ」

雪歩「真ちゃん?」

真「・・・・」

貴音「ではそろそろお開きに―――」

真「・・・・」ダンッ

雪歩「・・・」ビクッ

貴音「真・・・・行儀が悪いですよ」

真「たとえ・・・・」

真「たとえ叔父貴さんじゃろうと」

真「遠慮のう首貰いますけぇ」

貴音「・・・フフ」

真「覚悟して下さい」

真「本気で行かせてもらいやす」

真「・・・・・」

貴音「・・・・」

真「さっ雪歩!帰ろっか」

雪歩「え!?あの・・・」

貴音「そうですね」

貴音「真・・・雪歩“殿”」

貴音「ではまた」

雪歩「え・・・・」

ガラッ

移動中

真「・・・・」

雪歩「・・・・」グッ

雪歩「あの・・・真ちゃん?」

真「なんだい?雪歩」

雪歩「さっきの・・・・さっきの四条さんとの―――」

真「あぁ・・・気にしなくてもいいよ」

雪歩「でっでも―――」

真「大丈夫」

真「大丈夫だから」ヨシヨシ

真「雪歩が心配するようなことには絶対にないから」ギュッ

雪歩「まっ真ちゃん」

萩原雪歩役――――萩原雪歩(765プロ所属アイドル) ←new

         萩原組のご令嬢

         萩原組は三浦組とは抗争を近年まで続けていた
          
         この物語のキーパーソン

         彼女が三浦組若頭の元へ友好の証として輿入れが最近決まった

終わりです

読んでくれてありがとうございました


>>102

よくわかりましたね!

すごいです

おつなの

たまたまという事にしておくの

ゆきまこ最高ピヨ

貴音と真とは・・・・両手に花やね

お久しぶりです!

今日はいつもよりほんの少し長めです

よろしくお願いします

我那覇響通夜会場

「やっと通夜が開けてよかったな」

「あぁ、我那覇の奴も無念だったろうな・・・・」

「四条の野郎は俺達で片して仇ぃ討ってやりましょう」

「おいおい今日くらいはそんな血なまぐさい話は抜きにしようや」

「「「真の親父!?」」」

真「どうした、そんなに驚いて」

「あの・・・・」

「そっそれがさっき雪歩さんと・・・・美希ちゃんが」

真「・・・・」

―――

―――――――

―――――――――――

―――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――

我那覇響通夜会場 門前

雪歩「あっここまででいいですぅ」

雪歩「まだあなた達はここに入らないほうがいいと思うんで」

雪歩「すっすみません」

「いえではここで」

雪歩「それとお花は・・・」

「すでに届けて有ります」

雪歩「はひっ」

雪歩「ありがとうございますぅ」

雪歩「・・・・」ガチャ バタン

雪歩「・・・・」トコトコ

雪歩「こんばんは・・・この度は真に・・・」

「こっこれは雪歩さん・・・わざわざすみません」

雪歩「いえ」

「我那覇の奴もきっと喜びます」

雪歩「・・・・」ナマエカキカキ

雪歩「では・・・」ペコリ

雪歩「・・・・」テクテク

雪歩「・・・・?」キョロキョロ

雪歩(真ちゃんはまだいないのかな・・・・)

雪歩(うぅ・・・知らない人ばっかりだよぉ)モジモジ

雪歩(うちの若い衆一人ぐらい連れてくればよかったかなぁ)

雪歩(とりあえずご焼香して・・・)

「・・・・・」ジー

雪歩(わぁー綺麗な人ですぅ・・・)

雪歩(とってもきらきらしてて水商売風な・・・?)

雪歩(こっちを見て?・・・でも知らない人のはずだけど・・・)

雪歩(ひーん私忘れちゃったのかな・・どっどうしよ)

雪歩(とりあえずお辞儀をして)ペコッ

「・・・・」ギリッ

雪歩(早く終わらせて席に戻らないと)オドオド

雪歩(まずは抹香を摘・・・)

「・・・・」ザッザッザ

雪歩(こっちに来r)

「んっ」バチーン

雪歩「あぁ・・え・・・」ヒリヒリ

美希「泥棒猫なの!」

シーン

雪歩「あう・・・あう」パクパク

美希「はぁ・・・はぁ」

ザワザワ アレッテ シュラバ? キタコレ

「あの・・・美希ちゃん?この方はね」ダダダ

美希「分かってるの!!」

美希「分かってるからどっか行ってて欲しいなって美希思うな」ギロリ

「あの」タジ

雪歩「えっと・・美希s―――」

美希「萩原・・・・雪歩」

雪歩「はっはい」

美希「真君の婚約者・・・・」

雪歩「・・・・」

美希「美希から・・・美希から真君を・・・」

美希「美希たちの・・・グス・・大事な大事な・・・ヒック・・日常を・・・」

美希「・・・」ゴシゴシ

美希「・・・・」キョロキョロ

美希「ここじゃなんだからちょっと来てほしいの」トットット

雪歩「・・・・」

美希「早く!」

雪歩「・・・・すみません、少し・・・出ますね?」スーッ

「ですが・・・」

雪歩「申し訳ありませんが真c・・真さんには遅れると連絡があったとお伝えください」キリッ

「はい」

雪歩「それと門前のうちの者にも遅くなると・・・・伝えていただけますか?」

「わかりました・・・・なにかあったらすぐに・・」

雪歩「ありがとうございます」ニコッ

「!」ポケー

―――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――

―――――――――――

―――――――

―――

「それっきりお二人とも御戻りになられなくて・・・」

「どういたしやす?」

真「心配いらないやろ」

真「二人とも・・・いい子や」

真「それにかしこい・・・」

「はぁ・・・そうでっしゃろか」

真(雪歩・・・・美希・・・)

我那覇響通夜会場 裏手

美希「美希とね真君はねとーっても仲良しなの」

美希「ほんといつもみんなに言われるの」

美希「お前たちは仲良しだなーって」

雪歩「・・・・」

美希「だから美希もっと仲良くなれるようにがんばってるの」

美希「真君怖い時もあるけどすぐにそれを反省してくれるし」

美希「誰かさんみたいにどっか行っちゃたりしないし」

美希「・・・・とにかく美希は・・・・真君が・・・」

雪歩(やっぱり真ちゃん・・・・)

美希「今度は雪歩から話を聞きたいの」

美希「なんでもいいから話を聞きたいの」

雪歩「えっと・・・私と真c・・・真さんは」

美希「じれったいから真ちゃんでいいの」

雪歩「え・・・でも・・・?どうして知って」

美希「細かいことは後でいいから早く!」

雪歩「真ちゃんとはいわゆる政略結婚ですぅ!!」プルプル

美希「・・・・」

雪歩「うち―――萩原組と真ちゃんの三浦組の友好の証として私が嫁ぐことになったの」ハァハァ

雪歩「だから・・・」

雪歩「美希さんが心配するようなことはないk―――」

美希「あんまり」ボソ

雪歩「え?」

美希「あんまりふざけたことばっかり言ってると」

美希「その脳天ぶち抜くよ?」ニコッ

雪歩「は・・・え?」

美希「もし本気で言ってるんだといたらとんだおバカさんなの」

美希「美希がほんとに道化になっちゃうからいい加減にしてほしいなって思うな」ギロリ

美希「・・・・美希ね」

美希「ほんとは全部わかってたの」

美希「だってお店に来るときいっつも雪歩の話するんだもん」

雪歩「え?」

美希「だからね・・・今日初めて見たけどすぐわかったよ?」

美希「あなたが雪歩だって」

美希「真君・・・雪歩の話をするときが一番楽しそうだった」

美希「もちろん美希とお話をする時も楽しそうにしてくれるけど・・・」

美希「やっぱり・・・」ウルッ

雪歩「美希さん・・・」

美希「だからね確かめたかったの」

美希「雪歩がほんとはどんな人なのか・・・」

雪歩「・・・・」

美希「予想どうりのへっぽこだったの」

雪歩「へっぽ!?」

美希「あれは大チャンスだったけど」

美希「美希・・・ズルは嫌いだから」

美希「ちょっと出遅れてるけど・・・勝負は最後まで分からないから・・・」

美希「そこんところよろしくなの」

雪歩「えと美希さん?」

美希「美希の名前は星井美希なの」

美希「美希って呼んでいいよ?」

雪歩「・・・じゃぁ美希ちゃん・・・あのこれって」

美希「いわゆる宣戦布告ってやつなの」

雪歩「!?」

美希「まぁ真君かっこいいから他にもライバルはいるんだけど・・・・凸ちゃんとか・・・」ボソッ

雪歩「え?」

美希「まっ気にするななの」

美希「あふぅ・・・いっぱいしゃべったらお腹すいたの」

美希「雪歩ー夕飯まだでしょ?」

雪歩「うっうん」

美希「それじゃ高級おにぎり料亭にれっつらごーなの!」

雪歩「えー!?通夜がまだ」

美希「あーもう飽きたからいいの」

雪歩「飽きた!?」

美希「はーやーく行ーくーの―」グーグー

雪歩「ちょっと美希ちゃーん!」ズルズル

翌日 菊地宅

真「ちょっと出てくる」

「お供致しやす」

真「いや一人で行きたいんや」

真「あんな往来で俺を狙うアホはおらんやろ」

真「それにそう簡単にやられるたまやないで」ククッ

「それは・・・」フフッ

真「いってくる」

「「「いってらっしゃい」」」

商店街 花屋


「いらっしゃいませー綺麗なお花と可愛い店員があなたを待ってますよー」キャルーン

プックスクス

「む・・・なによ!」

イエイエ

真「・・・」スタスタ

ア! マコサンダ カックイー

真「今・・・・ええか?」

伊織「あ・・・はい」

オニアイヤネ ヤメロッテ 

真「今日も綺麗な花がこんなにあるのう」ガサッ

真「これだけあると迷ってまうな」

真「伊織・・・今日のおすすめはどれや?」

伊織「えーっとこれなんてどうですか?」

真「これは・・・・」

伊織「百合の花です」

伊織「百合の花言葉は

          「純粋」「無垢」「威厳」      


                           なんです」

真「純粋・・・」

伊織「それで特に白い百合の花言葉は

                   「純潔」「威厳」

                               なんです」

真「・・・・」

伊織「こっこの花は真さんに合うかと思って」

伊織「えっとさらにこの品種はカサブランカって言って

                           「威厳」「純潔」「高貴」

                                          という花言葉があるんです」

真「ふふ」

伊織「?」

真「詳しいんだな」

伊織「あ・・・すみません私ったらいらないことばかりえっとつまり」

真「花言葉は純粋・無垢・威厳・純潔・高貴ってことだな?」

伊織「そう!・・・あ、そうです」

真「ちょうどいいや」

伊織「え?」

真「叔父貴さぁは凛としててこの花が似合いそうだね」

伊織(叔父貴?)

真「うーんでもこれじゃ生け花にできないが・・・床の間にでも飾ってもらうか」

伊織「プップレゼントですか?」

真「ああ、仲直りのための」

伊織「へーいいなー」

真「・・・・それじゃこの花を見つけてくれたお礼に今度なにか贈らせてもらおう」

伊織「え!?ほんとですか!」

真「あぁ」

伊織「やった」ボソッ

真「ははは」

伊織「ふふっ」

「死ぃーにさらせぇ―」

真「!?」

伊織「え」テイシ

真「くっ」グイ

伊織「あ」ドン

ズガガガガガガガガガ 

真「ウア・・アア・・・」ババババ

真「グフッ」

真「おじょう・・・・・さ・・・・ま・・」ドサーン

伊織「う・・・・そ・・・」

伊織「私をかばっ・・・て・・・」

伊織「いや・・・いやいや・・・いやいや・・・・」

伊織「イヤァァァァァァァァァァァー」

キャー ヒトゴロシダー マコサマガー ウアワー

「姉貴・・・逃げやしょう」

「・・・・」

「てめーらみせもんやないぞー」ズガガガガ

ニゲロー サイテー アレッテ ミウラグミノチュウゲン フタミ

「チィッ」タッタッタ

「待ってって」タッタッタ

伊織「お願い・・目を開け・・うぅ」ポロポロ

「伊織ちゃん・・・もう彼は・・」

伊織「うるさいうるさい!」

「これはさすがに警察も黙ってないよ・・・」

「そうだ心配ないよ仇は警察が」

「さすがにマシンガンはな」

「許せねーよな・・・しかも真さんを」

伊織「・・・・じゃない」

「え?」

伊織「警察が動くわけないじゃない!!」キッ

伊織「警察はいっっつもそう・・・」

伊織「汚い金で正義を捻じ曲げて・・・どうせこれもただの抗争で片付けられるわ」

伊織「私は・・・・近くで見てきたから・・・わかるわ」キッ

「いっ伊織ちゃん?」

伊織「・・・」

伊織「・・・・決めた」

伊織「みんな!話があるの・・・私についてきてくれる?」

路地裏

「ふいー大成功大成功」

「・・・・・」

「どったん?これで姫が三浦組の頭を・・・・」

「・・・・・」プルプル

「真美?」

真美「やっぱり・・・・これってまずかったかな」ブルッ

亜美「あー大丈夫大丈夫」
  
亜美「警察はなにも出来やしないから」

亜美「それに真美は目ぇ瞑って撃ってたから一発も当たってないよ?」

真美「嘘っ!?」

亜美「ほんと、ほんと」

亜美「だからほんとは手柄は亜美のモンなんだからね」

真美「えー」

亜美「それに菊地の野郎は悪い奴だってもっぱらの噂じゃん?」

亜美「昔の兄貴はどっか行っちゃったんだよ」

亜美「街の人も嫌ってるって言うし・・・むしろ救世主だYO」

真美「そう・・・・だよね」

亜美「うん・・・だから早く帰ろ」
         
真美「うん!」ゴシゴシ

真美「早速報告するぞ!」タッタッタ

亜美「・・・へい!姉貴ぃ」タッタッタ

我那覇響役――――我那覇響(765プロ所属アイドル) 死亡

         過去に貴音と何かがあったか

         何者かに焚きつけられ鉄砲玉となるも失敗して死亡

         最期の言葉 なんくる これの意味とは

         菊地派

         遺体がやっと発見され葬儀が行われた

         響を慕う者は多く四条派の人間も訪れた


星井美希役――――星井美希(765プロ所属アイドル) ←new

         菊地派の御用達のバーのNo.1嬢

         自由気ままであり気に入った客にしかつかない

         そこがまたいい

         真とは非常に深い付き合い(本人談)

         悪女になりきれない

水瀬伊織役――――水瀬伊織(765プロ所属アイドル) ←new

         真の行きつけの花屋の店員

         商店街の人気者

         普段はネコを被っているつもりだが真の前ではかたなし

         言動の節々に感じられる気品は・・・・?         


菊地真役―――――菊地真(765プロ所属アイドル) 死亡

         三浦組若頭

         No.3

         次期組長最有力候補
        
         菊地派

         双海姉妹の襲撃で死亡する

         本来であればヤられることはなかったが

         伊織と自分の命を天秤にかけ伊織をとった

         町の人に慕われていた

         天然ジゴロ

         彼は誰に花を届けたかったのか

         通夜で彼は何を考えたのか・・・・

         その真相は闇の中へ・・・・・

今日はここまでで

ありがとうございました

またよろしくお願いします

おつなの

やっとミキが出たの

乙です

たくさん投下うれしい乙

やっぱSSLはクソ

始めます

今日で完結しますのでよろしくお願いします

市民は立ち上がった

自分たちの日常を守るために・・・・・・・・・・・

市民にも慕われる三浦組の看板だった真の暗殺

そして

市民の往来での襲撃

伊織の呼びかけ

様々なことが原因ではあったが

結果反アイドル勢力は強大な物になった





もはやかつてのアイドル界にあった矜持や美学は失われつつあった

商店街 大通り

「アイドルは今すぐ出て行け!!」

「アイドル反対」

「人権侵害!」

「町は皆のものです。」

「アイドルはぼくめつ」

「ダメ、ぜったい」

「暴力反対」

「諸君!立ち上がれ!」

伊織「・・・・」キッ

伊織「みんなっ!声・・・出していくわよ!」

「「「おー!!」」」

警視庁組織犯罪対策部 組織犯罪対策第四課 広域アイドル団対策係

スピーカー「緊急入電!!」

スピーカー「繰り返す!緊急入電!!」

スピーカー「水瀬商店街にて銃撃戦」

スピーカー「死傷者一名、軽傷者複数」

スピーカー「現場はパニック状態である」

スピーカー「組対四課マルアイは全員現場に急行せよ」

スピーカー「繰り返す―――」

小鳥「秋月!一班を頼むわ!現場に先に行って!」

律子「了解!一班!拳銃の所持を許可します」

律子「それから防弾チョッキも来なさい」

律子「三分後再集合!」

律子「散れ!」

ザッ ダダダ

律子「特殊車両の使用許可・・・・下りますかね?」

小鳥「ふふ、試してみる?」

律子「いえ・・・・」

小鳥「あなたは着ないの?チョッキ」

律子「着るだけ無駄です・・・・あんなもの気休めにしかなりませんよ」

律子「くっ」ギリッ

小鳥「あとで合流するから・・・・それまで持ちこたえて」

律子「・・・・善処します・・・・では」バッ

小鳥「健闘を」

律子「・・・・モシモシ?チハヤ?」タッタッタ

商店街 大通り

ワーワー ケイサツモアクダー イオリンコウコクー バンザーイ

「班長!ダメです・・・とても現場まで・・・」

律子「チッ」

「しかし妙ですよね・・・こんな突然」

「班長・・・係長から無線連絡が」

律子「?」

律子「私です・・・・」

小鳥『・・・私たちは出れないわ』

律子「は?」

小鳥『そこにいる一班と交番所属の地域課で対応してください』

小鳥『応援は・・・・出ません』

ワーワー コンナクニイヤダー ヒトガシンデモ ムシスルナンテー

律子「・・・・」

小鳥『・・・・ごめんなさい・・・上の決定なのよ』

小鳥『私じゃどうにも・・・わかるd―――』

律子「では現場の最高指揮官は私ですね」

小鳥『えっええ』

律子「ではこちらの判断で動かせていただきます!」ガー

小鳥『・・・・』

律子「はぁ・・・はぁ・・・・」

律子「現場では血が・・・・血が流れてるんですよ!」

小鳥『その言葉が聞きたかったわ』

小鳥『・・・・・はぁ』

小鳥『しょうがないわね』ヤレヤレ

小鳥『こんな手・・・・使いたくなかったんだけど・・・・』

律子「係長・・・・なにを?」

小鳥『五分・・・・いえ二分で応援を送るわ』

律子「あの・・」

小鳥『私の首を賭けてでも送るから・・・』ボソ

小鳥『ありがとう・・・・律子さん・・・あなたのおかげでまた見失いかけてた物を見つけられたわ』

小鳥『ほんと・・・助けられてばかりね』

小鳥『後の事は・・・頼んだわ』ブツン

律子「・・・・」

律子「・・・・」ケイレイ

三浦組事務所

ガチャン

千早「・・・・知らせてくれてありがとう律子・・・」ボソッ

千早「こんな馬鹿なことをするのはたったひとr・・・二人しか思いつかないわ」ギラッ

千早「すこし・・・家に戻ります」

「へい・・・しかしこれは四条の叔父貴がやっぱり・・・」

千早「そんなことどうでもいいです」タッタッタ

三浦宅 千早の部屋

千早「・・・・」ガラッ

千早「・・・・フゥー」

千早「・・・・・」ゴソゴソ

千早「・・・・・くっ」ギュッ

千早「さらしをきつく締めて・・・・」

千早「・・・・この・・・・背中の紋を汚すことだけは許さない」

千早「三浦組の・・・面汚しは・・・・私が」

千早「獲物は・・・六連のハジキと・・・」ガシャン

千早「この刀で・・・」

千早「親父・・・・すみません・・・」レイ

千早「この親不孝者をお許しください」

千早「今まで・・・育てて下さり・・・感謝しています」

千早「三浦組を離れることになっても御恩は忘れません」

千早「・・・・」ガラッ タッタッタッタ 

三浦宅 あずさの部屋

あずさ「・・・・・」

あずさ「行ったか・・・」

路地裏

亜美「はやく姫にご報告しねーと」

真美「きっとすごい褒美があるに決まってらぁ」

「あっあの」

亜美「あぁん?」

真美「てめー!?」

春香「ひーっ」

亜美「今までどこ行ってやがった!」

春香「ごめ―――」

真美「もう全部終わったんだよ!」ドカッ

亜美「ったくのこのこ出てきやがって」グリグリ

春香「ゆるしてくだせー」

真美「んだt―――」










                          「そこまでにしたら?」







亜美「あ?」

真美「だれだって・・・如月の兄貴でしたか」

亜美「すいやせん・・・なんの御用で?」

千早「・・・・・・」

千早「ごめんなさい」

千早「どうやら私が間違っていたようね」

亜美「?」

千早「んっ」ファサッ

真美「肩を・・・?」

千早「ここで貴方達には死んでもらうわ」チャキッ

亜美・真美「なっ!?」

バーン キーン

真美「うひゃあ!」ポロッ

真美「マシンガンが!」

亜美「そんなのいいから!」

春香「ひえー」

亜美「逃げるで!」ダッ

真美「とっとりあえず物陰に!」ダッ

春香「~~~っ!」パクパク

千早「外した・・・・」

千早「ふふ、私にもまだ甘さが残っているようね」

千早「・・・・」フゥー

千早「くっ」ダッ

亜美「自販機や!」ザッ

真美「おら!天海!はよ来い!」

春香「はぃ」ゼェハァ

亜美「来た!」

千早「・・・・」タッタッタ

亜美「撃って撃って撃ちまくれ!」ダダダダダダ

真美「うん・・・」バンバン

千早「・・・・」タッタッ

春香「ぜんぜん止まる気配ありませんぜー」

真美「てめぇもなにk―――」クルッ

真美「うぐっ」バーン

亜美「真美っ!」

真美「大丈夫・・・・掠っただけや・・・うぅ」

亜美「チィッ」ダダダダ

千早「・・・・」バンバン

亜美「うわあーあ」ドターン

春香「もうだめだー」タタタタタ

真美「え?・・・・・亜美?」ヨロヨロ

亜美「」

真美「あ・・・あ・・・起きてよ・・・・亜美」ユサユサ

千早「・・・・」スッ

真美「あっ」

千早「ふんっ・・・・」ドガッ

真美「あぅ」ドサッ

バーンバーンバン

千早「・・・・・ふふ」

千早「あら・・・・雪?」

千早「季節はずれもいいとこr・・・」

千早「いや・・・叔父貴」

四条宅

貴音「・・・・・」ピクッ

貴音「皆の者!」

貴音「すぐに支度を」

貴音「今こそ事を為す時です」

貴音「皆、都下の暴動をとめつつ皇居へ行きなさい」

貴音「されど民草に手荒なまねをしてはなりません」

貴音「あくまで穏便にされで俊敏にことを運ぶのです!」

貴音「さあ行くのです!」

「「「おう!!」」」

「姫はどうされるので?」

貴音「ふふ、私ですか?」

貴音「どこぞで遊んでいる亜美と真美をつれてあとで合流します」

貴音「遅き場合は貴方が指揮を」

「はい、わかりやした・・・・お気をつけて」

「獲物・・・鎖鎌置いておきやす」

貴音「・・・・・」

イクゾー ドタドタ

貴音「・・・・・来なさい如月千早」

貴音「その骨の髄まで食らい尽くしてあげましょう」

四条宅 門前

千早「人の気配がしない・・・・」ザッ

千早「罠・・・・か」

千早「お邪魔します」キィー

千早「・・・・・」タッタッタ

千早「・・・・・・!」

貴音「お待ちしておりました如月千早」

千早「叔父貴」

貴音「・・・・・」

貴音「はて・・・亜美と真美は一緒ではないのですか?」

千早「っ」ゾワッ

貴音「真が死んだ今」

貴音「次期頭は私のはずですが?」

貴音「今になって名乗りを上げるのですか?」

貴音「さすが卑怯者・・・臆病者のすることは違いますね」

千早「私は・・・・ただ護りたかっただけなのに」

千早「・・・・」

千早「こんなやり方では支持は得られません」

千早「三浦組は・・・・終わりです」ギリッ

千早「そんなこと分からない叔父貴ではないはずなのに!・・・どうして!」

貴音「・・・・上に立つ者は下々のしたことにまで責任を取るものです」

千早「当然です」

千早「でも正当化してはいけない!」

貴音「・・・やはり相容れないようですね」

貴音「・・・・」ヒュン・・・ヒュン

千早「ふっ」バンバン

貴音「・・・・」ヒュンヒュンヒュン ピシピシ

千早「くっ・・・やはり効かないか」

貴音「どうしたのです・・・己が腕を賭けてかかってこないのですか?」

貴音「臆したか!如月千早!」

千早「・・・・」スラッ

貴音「それでよいのです」

千早「・・・・」ダッ

貴音「・・・・」ジッ

千早「ふん」ブン

貴音「・・・」ヒュン

ガキン ブンッ 

千早「うっ」ツツー

貴音「どうしたのです?そんなものですか?」

千早「うわあっ」ダッ

千早「これで!」

貴音「っ」ドス

貴音「あ・・・ふふ」

貴音「・・・・成長し・・まし・・・t・・・」ズルズル・・・ドサッ

千早「・・・・」

千早「・・・・」


千早「群れを離れた鳥のように・・・・」

千早「明日の行先など・・・・しらない」

千早「・・・」ドスッ

千早「グフッ」プルプル

千早(何が・・・?)

「ひっひえ~」ダッ

千早「・・・・」ドサッ

千早「・・・・よかった」

千早(これで良かったのかもしれない)

千早(こんな私を受け入れてくれる所などどこにもないのだから)

千早(唯一心残りなのは親父を残して先に逝くこと)

千早(しかし親父は私の心配が必要なお方ではない・・・か)

千早(親父・・・・先立つ不孝をお許しくだ・・・さ・・・・い)

ファンファンファン ウーウーウー キキー

三浦宅

スイマセーン

あずさ「・・・・」

スイマセーン

あずさ「誰もおらんのか」

あずさ「なんでしょうか?」

「あ・・・おっおr―――私は高槻長介って言います」

あずさ「あぁ・・・高槻んとこの」

長介「今日は千早さんに会いに来て」

あずさ「・・・今ちょうど千早は出かけとるんや」

長介「あっ・・・そうなんですか・・・」

長介「じゃぁ言伝頼めますか?」

長介「俺たち違法もやし栽培から足を洗って真面目に生きることにしたって」

長介「あのとき貰ったお金で合法もやしの料理屋さんやろうって思ってるって」

長介「だから今度ぜひ皆さんで来てほしいって」

長介「そう・・・・伝えてもらえますか?」

長介「ほんとは自分で言いたいけど開店準備で忙しくなるから・・・・・」

あずさ「わかった・・・・伝えておく」

あずさ「せやけど・・・・たぶん千早もこれから忙しくなるからのう」

あずさ「出張から帰ってきたら伝えとくわ」

長介「お願いします」ペコッ

長介「それじゃ!」

ガラッ

あずさ「・・・・」

あずさ「!雪か・・・・」

あずさ「今夜は冷えるな・・・・」

あずさ「あの腹巻でもするか・・・・」



終わり

ありがとうございました

これで完結です

初SSでしたが完結出来てよかったです

おっつー


とてもおもしろかったわ

少し話したいことがあるので
piyopiyo@765.comまで連絡をもらえないかしら
待っているわ
貴方にとってもいい話よ

乙です

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