にこ「素直な私」 (29)
凛「折角夏休み残り二日だって言うのに何で学校にお泊りなのー?」
花陽「しょうがないよ凛ちゃん、真姫ちゃんちの別荘は下水道の修理してるっていうし……」
穂乃果「うわーーー!! 終わんないよ!」
海未「だからあれ程計画的にやれと言ったでしょう!!」
穂乃果「ことりちゃん! ノート写させて!」
海未「駄目です!!」
ことり「あはは……だってよ、穂乃果ちゃん」
穂乃果「ぶー意地悪……」
にこ「夏休みの宿題如きに手間取ってちゃアイドル失格よ」
穂乃果「いいなー三年生は宿題少なくて」
希「ぷぷっ、宿題少ないのに昨日泣きついてきたのはどこの誰やったっけ?」
にこ「ちょ、ちょっと!」
真姫「はぁ……夏休みの宿題くらい七月中に終わらせときなさいよ」
穂乃果「あぁ、エリートの台詞が聞こえる……」
絵里「何にしても次期生徒会長になろうあなたがそんなんじゃ示しがつかないわ」
穂乃果「だよね~絶対終わらせなきゃだめだよね……はぁ~」
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海未「因みに終わらせないと練習も禁止ですからね」
穂乃果「海未ちゃんの鬼! 悪魔!」
海未「何ですって!!」
凛「また始まったにゃ……」
にこ「にしても凛がちゃんと宿題やってるなんて意外ね」
凛「かよちんと真姫ちゃんと一緒にやったからね! ふふんっ!」
にこ「そこ威張るとこなのかしら……?」
――
穂乃果「はぁ~~終わった~~~」
ことり「穂乃果ちゃん、お疲れ様!」
海未「やればできるじゃないですか、最初からこうしていれば……」
絵里「ふふふっ、まあまあ……いいじゃない、無事に終わったんだし」
希「おーい、みんな~ご飯出来たよ~」
穂乃果「やったー! ご飯だー!」
真姫「……途端に元気になったわね」
――
穂乃果「あー美味しかった!」
にこ「当ったり前でしょ! このにこにー手作り料理なんだから!」
凛「凛も手伝ったんだよ!」
穂乃果「凄いね凛ちゃん!」
にこ「にこは!?」
穂乃果「あ、にこちゃんお茶~」
にこ「自分でやんなさいよ……よいしょっと……はい」コトッ
穂乃果「ありがと、にこちゃん」
にこ「……あんたって自由でいいわね」
凛「にこちゃんに言われたくないにゃ」
にこ「何ですって!」
凛「うわー! にこちゃんが起こったにゃー!」
穂乃果「穂乃果、自由じゃないよ? 勉強もしなきゃいけないし、お店の手伝いもしなきゃいけない……食べ過ぎたらダイエットしなきゃいけないし、かと言って大好きなパンがいつでも食べられるわけでもないし……」
にこ「そういうことじゃないわよ……そうね、あんたは素直だってことよ」
穂乃果「素直?」
にこ「アイドルをやろうと思ったのだって、ことりを空港まで止めに行ったあの時だって……あんたが色々考えるより素直に行動を起こしたからできたことでしょ?」
穂乃果「そういわれると……うーん、そうなのかなぁ……?」
凛「にこちゃんは素直になりたいのかにゃ?」
にこ「そうね……できることなら」
凛「確かににこちゃんは強情で意地っ張りだもんね」
にこ「誰がよ!」
穂乃果「でも、にこちゃんはそれでいいと思うけどなぁ……いろいろ考えて、何かを決めるのも……穂乃果にはできないけど、それも大事なことじゃないのかな?」
にこ「……そうかしら」
にこ(それがまた私の面倒なところ……よね)
にこ「はぁ……私は素直になりたいわ、そしたら……」
凛「あ、流れ星!」
穂乃果「どこどこ!?」
にこ「ちょっ、人の話を最後まで聞きなさいよ!」
穂乃果「もぉ~にこちゃんの話聞いてたから見られなかったじゃん!」
にこ「何でにこのせいなのよ! それに今日はまだ見られるわよ、今日は何とか座流星群の日でしょ?」
凛「ニュースでやってたにゃ!」
にこ「ていうかピークはもう終わってるわよ?」
穂乃果「ええー……じゃあもう流れないの?」
にこ「まあ、おそらく」
凛「もっと見たかったな」
穂乃果「やっぱり高い山とかの上とかじゃないと見えないのかな」
にこ「そんなことないと思うけど……よく注視しとかないと、まあ駄目でしょうね」
穂乃果「そんなぁ……」
海未「まだ起きていたのですか? 明日も朝から練習しますからもう寝てくださいね」
にこ「分かったわ」
穂乃果「もう流れ星見られないんならしょうがないね」
凛「今日も疲れたにゃ」
――
花陽「凛ちゃん、もう朝だよ」
凛「にゃ……」
真姫「早く起きなさいよ……あの穂乃果ですらもう起きてるわよ」
穂乃果「あのってなにさ! 酷いよ真姫ちゃん!」
海未「ほら凛、布団を畳んで顔を洗ってきてください」
凛「うぅ……面倒くさいにゃ……にこちゃん代わりにやっといて」
絵里「凛、そのくらい自分で……」
にこ「分かったわ」スタスタスタ
パタンッ……
凛「!? ほんとにやってくれた……」
穂乃果「あのにこちゃんが!?」
にこ「あら……? なんか体が勝手に……」
海未「にこ、それでは凛のためになりませんよ?」
にこ「う、うん……」
――
海未「それでは今日はまずグラウンドを軽く5周した後……」
穂乃果「ええっ! 朝から5周も……!?」
海未「何ですか? 文句があるなら穂乃果には特別メニューも有りますけど?」
穂乃果「うわー! 海未ちゃんの鬼! 誰か海未ちゃんを止めて!」
にこ「……」
タッタッタッタッ……ギュッ
海未「わわっ、どうしたんですか、にこ? 急にしがみついて……離してください……」
にこ「分かったわ」パッ
穂乃果「にこちゃん朝からなんか変だよ?」
希「まるで誰かに命令されたら必ず従ってしまうみたいやな」
真姫「にこちゃんが? そんなわけないでしょ……にこちゃん、お手」サッ
にこ「はい」チョコン
真姫「ヴぇえええ……ちょっと、ふざけないでよ」
にこ「ふざけてないわよ! 手がなんか勝手に……」
絵里「にこ、お手をやめなさい」
にこ「……あ、治った」
希「……にこっち、ことりちゃんにわしわし攻撃や!」
にこ「うん」
ことり「えっ、えっ? ……ひゃあ! や、やめてにこちゃん~」
にこ「分かった」パッ
真姫「命令するのは誰でもよくて、誰でもその命令を解除できるようね」
凛「なんか面白そうにゃ! にこちゃん、かよちんの物真似して」
穂乃果「穂乃果にもお手して!」
希「……にこっち、猫の鳴き真似して」
にこ「……にゃん」チョコン
凛「何で凛の命令だけ聞いてくれないの!?」
絵里「これは……」
海未「同時に可能な命令は実行し、不可能なものは後でされた命令が上書きされるようですね」
穂乃果「よーしよしよしよし、いいこだねー」ナデナデ
にこ「ちょっ、やめなさいよ!」
凛「どういうことかにゃ?」
絵里「にこ、こっちに来なさい」
にこ「うん」トコトコトコ
穂乃果「あっ、やめちゃった……」
絵里「穂乃果にお手しながらこっちに来るのは無理……だから後から命令を出した私の方を聞いたの」
希「つまり、他の命令と競合しない持続性のある命令以外は後から出される命令に上書きされてしまうっちゅうわけや」
凛「ますますわかんないにゃ~」
にこ「そ、そんな……にこの体が知らないうちにそんなことに……」トボトボ……
真姫「ちょっとにこちゃん、どこいくのよ?」
にこ「ちょっと一人にしてほしいにこ……」
海未「にこ……」
ことり「にこちゃん……」
期待
期待
全力で愛でよう
にこっち、股を開いてボクのちんちんを自分から導け
挿入!うー~~気持ちいい…♪ドピュツ
O
o と
。 ,. -ー冖'⌒'ー-、 思
,ノ \ う
/ ,r‐へへく⌒'¬、 ヽ キ
{ノ へ.._、 ,,/~` 〉 } ,r=-、 モ
/プ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―}j=く /,ミ=/ オ
ノ /レ'>-〈_ュ`ー‐' リ,イ} 〃 / タ
/ _勺 イ;;∵r;==、、∴'∵; シ 〃 / で
,/ └' ノ \ こ¨` ノ{ー--、〃__/ あ
人__/ー┬ 个-、__,,.. ‐'´ 〃`ァーァー\ っ
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絵里「さて、これからどうしましょうか……」
花陽「にこちゃん大丈夫かなぁ」
海未「放っておくと大変なことになりそうですしね」
凛「大変なこと?」
穂乃果「大変なこと……大変なこと……例えば……」
~~
にこ「ただいま」
ココア「あ、お姉ちゃんおかえり! プリン買ってきてくれた?」
にこ「あ、ごめん……忘れちゃったわ、また今度ね」
ココア「ええ~お姉ちゃんなんて嫌い! もうどっか行って!」
にこ「分かったわ」
アナウンサー『本日未明、都内に住む女子高生が行方不明になるという事件が発生しました』
~~
穂乃果「なんてことに……」
真姫「考え過ぎ……でもないかも……」
にこっち、僕のムスコを口に含んでよ
絵里「急いでにこを引き留めるわよ!」
全「「おー!」」
――
にこ「はぁ……」
海未「にこぉぉぉおお早まってはいけませんよ!」
穂乃果「穂乃果はまだにこちゃんと離れ離れになりたくないよ!」
にこ「えっ? えっ?」
凛「とりあえず部室に連れていくにゃー!」
全「「おー!」」
にこ「な、何なのあんた達!?」
全「「えっほ!えっほ!」」
にこ「うぁああああ!! 下ろしなさいーーーー!!!!」
――
にこ「……で、どういうつもりよ?」
ことり「にこちゃんをみんなで守ろうと思って」
にこ「守る? 何からよ?」
絵里「プリン行方不明事件に決まってるわ!」
にこ「は?」
にこっちのプリンみたいにプルプルした唇、僕のムスコに吸い付いて…ウッ
希「学校ではうちらが様子見れるからいいとして」
花陽「問題は家での行動だね」
海未「では私がにこを連れて帰って面倒を見ます」
穂乃果「あ、ずるいよ海未ちゃん! 穂乃果のうちに泊まって? ね?」
にこ「うん……」
海未「命令を使うのは反則です! それに穂乃果は今日の昼からお店の手伝いをするようにと言われていますよね?」
穂乃果「な、何故それを……」
ことり「雪穂ちゃんが言ってたよ?」
凛「凛もにこちゃんと一緒がいいにゃ! ね、かよちん!」
花陽「うん! 真姫ちゃんもだよね?」
真姫「わ、私は別に……」
希「うちは一人暮らしだから自由やで?」
絵里「あー、そういえば亜里沙がにこに会いたがってたわねー」
――
海未「……えー、話し合いでは解決しないようですので公平を期してくじにしたいと思います」
にこっち、くじ引きや
当たりがでたら僕のフランクフルトをにこっちが舐める
外れがでたら僕がにこっちのオマメさんをペロペペロ~
穂乃果「よーし、負けないよ!」
希「うちのスピリチュアルパワーみせつけたるわ!」
花陽「えーっと、花陽はこれにするね」
絵里「じゃあ私はこれ」
真姫「私はこれでいいわ」
ことり「ことりはこれ!」
凛「凛が当てちゃうにゃー!」
海未「みんな引きましたね?」
穂乃果「じゃあ『せーの』で見るよ! ……せーのっ!!」
凛「……やった! 当たりだにゃ~!」
穂乃果「くぅ~、後から引けばよかったよ……」
海未「では、にこは今日は凛のうちに泊まるということで」
にこ「ちょちょちょ、なんであんた達だけで話が進んでるのよ!?」
凛「駄目なの……?」
にこ「うっ……だ、駄目じゃないけど……」
凛「じゃあ決まりだね!」
にこっち、凛ちゃを縛れ!
一緒に犯してあげるね
おつ
期待
待ってる
はよ
ほ
期待
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