― 第一艦隊 『正妻連合艦隊』の場合 ―



長門「連合艦隊による提督攻略作戦か・・・胸が厚いな！」

陸奥「一夫多妻制って良い響きよね」

大和「作戦を確認するわね・・・まず一航戦により提督の位置を確認」

武蔵「その後我々戦艦により確保、拘束、移送を行う」

加賀「そして既成事実を作ってしまえば私たちの物ね」

赤城「提督ってどんな味なのでしょうか・・・」ｼﾞｭﾙﾘ

陸奥「ちょっと涎でてるわよ！」

武蔵「カニバリズムも程ほどにしておけよ・・・」

長門「まぁ提督は私の虜になるがな！」

加賀「それは断じてありえません」

長門「なに！？」

大和「仲間割れは止めてください！」

赤城(お腹が空きました・・・)ｸﾞｰ･･･


提督(ヒ、ヒェェェェ！？！？！？)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ﾌﾞｰﾝ････

ｶﾞﾗｯ

赤城「提督発見しました！」

提督「ヒ、ヒェェェェ！？！？！？」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

加賀「みんな優秀な子達ですから」

武蔵「確保ー！！」



・
・・
・・・
・・・・
・・・・・

時雨「よ、よく逃げ出せたね・・・」

提督「謎の美少女戦士『ダイヤモンド仮面』と『仮面グンマー』に助け出されたからな」

レーベ(だ、誰なんだろう・・・・)

時雨「だから最近第一艦隊と会おうとしないんだね」

提督「もう奴らの眼が野獣そのものだからな・・・」

レーベ「次の話を聞くよ」

― 第二艦隊 『やっぱり駆逐艦は最高だぜ』の場合 ―

響「司令官、今日は私と寝てくれないかい？」ｸﾞｸﾞｸﾞ･･･

電「駄目なのです！今日は電と一緒に寝るのです！」ｸﾞｸﾞｸﾞ･･･

提督「ちょっ！？両方から腕を引っ張るな！外れるから！！」ﾒﾘﾒﾘ･･･

暁「ちょっとあなた達止めなさい！司令官が困ってるじゃない！」ﾊﾞｯ

雪風「しれぇをいじめちゃ駄目だよ！」ﾊﾞｯ

雷「司令官、大丈夫？」ｻｽﾘｻｽﾘ

提督「まだ腕はくっついているみたいだな・・・」ｽﾞｷｽﾞｷ

不知火「皆で一緒に寝ればいいのでは？どうせ目的は同じですし」

響「それは名案だ」

電「なのです！」

不知火「と言うわけで夜戦のご指導ご鞭撻をこの私たちにお願いします」ｶﾞｼｯ

提督「！？」

雷「大丈夫よ司令官！私も居るじゃない！」

暁「そうね、立派なレディの嗜みを教えてもらうわ！」

雪風「雪風のおかげでしれぇがハッピーみたいです！」

提督「や、止めろよぉ！まだ憲兵に捕まりたくないんだよ！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

響「そういえばこんな伝令がきていたよ」



― ワレワレハ イッコウニ カマワンッッッ！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ケンペイ―


提督「な、なん・・だと・・・」




・
・・
・・・
・・・・
・・・・・

時雨「それで？不知火たちと何をしたんだい？」ﾆｺｫ

提督「な、何もしてないぞ！」ｱｾｱｾ

時雨「ナニをしたんだい？」ﾆｺﾆｺ

提督「ニュアンスを微妙に変えるなよ！」ｱｾｱｾ

レーベ「時雨、落ち着いて」

時雨「こんなの落ち着いてられないよ！」ﾄﾞﾝｯ!!

提督「ほ、ほんとに何もしていないんだよ！！」

レーベ「多分提督は嘘をついてないよ」

時雨「・・・・わかった、信じるよ」

提督「信じて貰えて良かったよ・・・次の話をしよう」

― 第三艦隊 『重巡の胸に抱かれて眠り隊』の場合 ―



高翌雄「ねぇ愛宕、その袋何？」

愛宕「ぱんぱかぱーん！今日は素敵なゲストをお招きしました！」ﾊﾞｯ

提督「ん"ー！！ん"－！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

高翌雄「！？」

鈴谷「あれ？提督じゃん！どしたの？」

熊野「いつもの女子会ではいささか侘しいのでお誘いしたのですわ」

利根「我輩が誘えば快く来てくれたわい！」ﾊｯﾊｯﾊｯ

足柄「流石は提督ね！」

高翌雄「ちょっと！？どこからどう見ても快く来てくれた様には見えないわよ！！」ﾊｽﾞｼﾊｽﾞｼ

提督「熊野！！てめぇ夕食に何か盛っただろ！！」

熊野「何のことだか分かりませんわ」ｼﾗｰ

愛宕「こらっ！そんな汚い言葉を吐く悪いお口は塞いじゃいましょう」ｻﾙｸﾞﾂﾜｼﾒｼﾒ

>>8 sagaを入れ忘れていました




― 第三艦隊 『重巡の胸に抱かれて眠り隊』の場合 ―



高雄「ねぇ愛宕、その袋何？」

愛宕「ぱんぱかぱーん！今日は素敵なゲストをお招きしました！」ﾊﾞｯ

提督「ん"ー！！ん"－！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

高雄「！？」

鈴谷「あれ？提督じゃん！どしたの？」

熊野「いつもの女子会ではいささか侘しいのでお誘いしたのですわ」

利根「我輩が誘えば快く来てくれたわい！」ﾊｯﾊｯﾊｯ

足柄「流石は提督ね！」

高雄「ちょっと！？どこからどう見ても快く来てくれた様には見えないわよ！！」ﾊｽﾞｼﾊｽﾞｼ

提督「熊野！！てめぇ夕食に何か盛っただろ！！」

熊野「何のことだか分かりませんわ」ｼﾗｰ

愛宕「こらっ！そんな汚い言葉を吐く悪いお口は塞いじゃいましょう」ｻﾙｸﾞﾂﾜｼﾒｼﾒ

鈴谷「提督がゲストと言うことは今日はオールナイトでパーティじゃん？」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

足柄「ええ、そうね」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

利根「英雄色を好むと言うしの、楽しみじゃな」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

熊野「せいぜい私を楽しませて下さいまし」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

愛宕「あらあら、うふふ・・・」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

高雄「ちょっ！？おまっ！？一体なんのパーティをする気なの！？」

熊野「何と言われましても・・・」

鈴谷「何って、ナニじゃん」

足柄「乱交？」

愛宕「でも高雄も期待してるんでしょ？」ﾇｶﾞｼﾇｶﾞｼ

高雄「！？」

足柄「さぁみんなで楽しみましょう！！」




・
・・
・・・
・・・・
・・・・・

時雨「もう言い逃れは出来ないね」ｼﾞｬｷﾝｯ

提督「主砲を向けるな！！何もしとらん！！」

レーベ「でも今の回想では完全に・・・」

提督「回想をよく見ろ！！途中から俺は何も喋ってないだろ！」

時雨「それがどうかしたのかい？」ｳﾁｶﾀﾖｰｲ

提督「全員が脱ぎ始めた辺りでこっそりと抜け出したんだ！」

レーベ「そう言われてみればそうだね」

時雨「はぁ・・・もう最後の話に行こう」

― 第四艦隊 『ノットオリョクル』の場合 ―




提督「はぁ・・・風呂は唯一の楽しみだよ・・・」

ｻﾞﾊﾞｧ!!

提督「！？」

58「お風呂の中からコンニチワー！！」

19「提督中々の魚雷を持っているのね！」

168（初めて見たけどすごかったわ・・・）

8「はっちゃんもびっくりです・・・」

401「なかなかイケてるね！」

提督「この風呂の中に5人もどうやって！？」

19「この中にはハッチがあって潜水艦の入渠ドックとつながってるのね！」

58「妖精さんたちの力作でち！」

まるゆ「待ってぇ、置いてかないで下さいー・・・」ﾑﾆｭ

提督「はうわ！？」

168「あの子やるわね・・・」

8「恐ろしい子・・・」

401「提督の魚雷にクリティカルって・・・」

まるゆ「はわわわわ！？」

58「ずるいでち！」

19「イクにも触らせるのね！！」

提督「ちょっ！？止めろ！！」

168「はっ！？出遅れた！？」

8「はっちゃん！いきまーす！！」ﾊﾞｯ

401「しおいも行くよ！！」ﾊﾞｯ



・
・・
・・・
・・・・
・・・・・


時雨「この話の結末は知ってるからいいよ・・・」

レーベ「それであの日、提督はボク達の部屋に逃げ込んできたんだね・・・全裸で・・・」

提督「パンツ履く暇も無かったんだから仕方無いだろ・・・」

提督「以上だ。俺はもうこの鎮守府でやっていく自信がないよ・・・」

時雨「無駄に好感度を上げすぎた提督の自業自得だね・・・」

レーベ「ボクもそう思うよ・・・」

提督「何か名案は思いつかないか？」

レーベ「うーん・・・」

時雨「・・・いい事を思いついたよ！」

提督「時雨！教えてくれ！！」

時雨「それはだね・・・・・」


ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ



提督「それだ！すぐに手配しよう！ありがとうな！時雨！レーベ!」ﾀﾞｷｯ

時雨「ちょっと提督いきなり抱きつかないでよ」///

レーベ「びっくりするじゃないか」///

こうして提督は時雨とレーベをつれて海を渡り、ある国へ亡命を果たしたのである



同性婚が認められているオランダへ・・・



あの時、時雨が提案したのは三人でオランダに渡り



農園を開き静かに暮らそうと言うことであったのである



しばらくして三人が居なくなった鎮守府では提督を連れ戻そうと言う動きが見られた



ヨーロッパ諸国を巻き込んだ奪還作戦は後に第三次正妻戦争と名づけられるのだが



それはまた別のお話である・・・・・





【おしまい】

>>1の駄文をここまで読んでいただきありがとうなのです！


日付が変わる位にヲマケを投下するのです！

乙
と言いたいところだがまだ軽巡が書かれてないじゃないか

軽巡も軽空母もないやん

>>17、>>18
軽巡編と軽空母編はまた別のお話と言う事でどうか一つ・・・


取りあえずヲマケ投下なのです！

【ヲマケ】




― 数ヶ月前 ―



？？「忙しい中に各艦隊の代表であるキミ達に集まってもらって申し訳ない」

長門「気にするな」

8「はっちゃんも大丈夫・・・」

不知火「それで？重要な話とは一体なんでしょうか？」

愛宕「もしかして提督の事かしら？」

？？「そうなんだ・・・実は提督の昇進と別の鎮守府に転属する噂を聞いたんだ」

艦隊代表「！？」

長門「じ、冗談言うなよ！」

不知火「司令は私たちを見捨てるような事は出来ませんから」

愛宕「そうよねぇ」

8「・・・・・」ｼｯｼﾝ

？？「冗談と思うかもしれないけどかなり信頼できる出所の情報なんだ」

不知火「う、嘘です！」

長門「くっ・・・しかし昇進ともあれば軍人としては栄誉だからな・・・」

8「提督なら受けるかもしれないと・・・・」

愛宕「何か引き止める良い案は無いかしら？」

？？「そこでボクに良い考えがあるんだ」

？？「キミ達の魅力で提督を骨抜きにしてしまえば良いんだ」

長門「私たちの魅力で？」

不知火「ふむ、色仕掛けですか？」

愛宕「それなら私たちの得意分野ね！」

8「はっちゃんも頑張ります！」

？？「キミ達の奮起に期待するよ」ﾆﾔﾘ


・
・・
・・・
・・・・
・・・・・

なぜ最上はいないんだ……

― 現在 ―


？？「しかし、この作戦がここまでうまくいくなんてね・・・」






？？？「まったくだよ。まさかあそこまで直球勝負を挑んでくれるとはね・・・」






？？「完璧な計画通りだったよ」ﾆﾔﾘ






？？？「ところで提督にはなんて言って唆したんだい？」





？？「それはだね・・・・」






『オランダと言う国は同性でケッコンが出来るらしいんだ
　ならいっそのことボク達とそこで暮らそう』

？？「ってね」





？？？「なるほど・・・そして提督は行動したんだね」





？？「本当にボク達の立てた作戦がここまで目論見どおりに進むなんて思わなかったよ」





？？？「キミの計画に乗って正解だったよ・・・・・時雨」ﾆﾔﾘ




時雨「キミの方こそボクの作戦をより完璧に仕上げてくれてありがとう・・・・・レーベ」ﾆﾔﾘ




レーベ「これからはボク達が提督を支えていくから・・・・」



時雨「ボク達だけを愛してね・・・・提督・・・・」





【おわれ】

これでおわりなのです！

軽巡編と軽空母編は気が向いたら書くのです！

乙ー
時雨、……恐ろしい子っ！（いいぞもっとやれの意