提督「冬月を拷問する」 (16)

大淀「提督、大変ですっ!! 涼月ちゃんを始めとした秋月型駆逐艦のみなさんが襲撃を受けましたっ!!」

提督「ほぅ……被害状況は?」ピクッ

大淀「はい。全員かぼちゃを口に詰め込まれておりまして、今もなお咀嚼中で動けないとのことです」

提督「くっ、厄介なことをしてくれる。生のかぼちゃは固いというのに……」

大淀「いえ、煮つけにされ、ねっとりと濃厚な甘味を持っていたのでもっと味わっていたいと」

提督「なに? 濃厚……」

大淀「提督、いかがされましたか?」

提督「いや、もしかしてそれは皮がオレンジというか朱いかぼちゃではなかったか?」

大淀「はい、その通りです。正確に判別するため、今解析にまわそうと明石が回収を試みているのですが、初月ちゃんに噛みつかれて難航している様です」

提督「くくくっ、さすがは初月犬と言われているだけのことはあるな。一度口に入れた物は決して出さんとは」

大淀「今なにかしら別の物で気を引く方法を試しており――」

提督「明石に諦めろと伝えろ」

大淀「はい?」

提督「聞こえなかったか?そのまま食わせてやれと言ったのだ」

大淀「で、ですが……!」

提督「なに、構わん。犯人の見当はついている」

大淀「えっ!?」

提督「冬月を呼んで来い。話はそれからだ」

大淀「そんな……まさか……」

提督「聞こえなかったか?早くしろっ!」

大淀「は、はいぃっ!!」ガチャンッ

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冬月「秋月型防空駆逐艦、八番艦・冬月。命令に従い参上した」ガチャリ

提督「うむ、ご苦労」

冬月「…………」チラッ

冬月「……提督、私になにか用か?」

提督「いや、貴様に少し尋ねたいだけだ。この……」ドスンッ

冬月「うっ」

提督「カボチャのことでな」

冬月「カ、カボチャか。それならば私よりも涼の方がいいだろう。確かそれと同じ物を畑で作っていたはずだ」

提督「その通り、よく知っているではないか。このカボチャは涼月が作ったものだ」

冬月「なら――」

提督「その涼月が今使い物にならなくてな。だから『唯一』襲われていないお前に聞いたのだ」

冬月「ふ、ふーん、そうか。だがあいにく私では力になれない。さして知識が無いからな」

提督「そうか?これを涼月が育てているカボチャと同じだと一目で見抜いたのにか?」

冬月「そ、それは……」

提督「皮が朱いカボチャなんていくらでもある。形が多少歪なものもな。なのに理解した」

冬月「…………」ゴクリ

提督「それはお前がこのカボチャが打木赤皮甘栗かぼちゃだと気付いていたからだ」

冬月「だ、だとしてもそれがどうしたというのだ。私が知っていてなにか問題でもあるのかっ」

提督「ある」

冬月「――っ」

提督「何故ならお前が秋月たちを襲撃した動機になるからだ」

冬月「なぜそんなこと――」

提督「打木赤皮甘栗かぼちゃは戦前に生まれたかぼちゃだ。このカボチャは畑が痩せていてもある育つ上に栄養価が高い。当時はとても重宝されて国が作ることを奨励するほどであった」

提督「冬月、貴様も懐かしかろう」

冬月「……否定は、しない」

提督「それが理由だよ。涼月が作る『和食』のカボチャ料理が大好きだった秋月型防空駆逐艦八番艦の冬月」

冬月「なっ」

提督「打木赤皮甘栗かぼちゃの煮つけを食わせれば当時の質素な生活を思い出せるのでは、そう思ったのだろう?」

冬月「…………」

提督「確かに、我が鎮守府の秋月たちは多少食に対する思い入れが強いからな」

冬月「多少なものかっ!」

冬月「この世界のありとあらゆる贅を尽くした食事を毎食毎食……。いい加減にしろっ!」

提督「ふん、この程度でありとあらゆるとはな」

冬月「そんな態度だから……!」

提督「だったらどうする?」

冬月「……まずは、提督に反省を促そう」ナラナイコトバヲモウイチドエガイテー

提督「それでも駄目だったら?」

冬月「粛清してやるっ」ダッ

吹雪「させませんっ!!」がばっ

冬月「なっ!? 今までどこに――」

提督「やってしまえ、そのような偽物なぞ」

吹雪「はいっ!」


吹雪「司令官、無事カボチャテロリストを確保いたしました!」

冬月「くっ、放せっ!」

提督「ご苦労。後ほど虎屋の破れまんじゅうをくれてやろう」

吹雪「よろしいのですかっ! ありがとうございます、司令官っ!!」

提督「もちろんだ。そのぐらいの功績は上げたからな」

吹雪「やったぁ!!」

冬月「自分の意に沿わないだけの私を廃させておいてなにが功績だっ。食で艦娘を洗脳しているだけの外道めっ!」

提督「よくぞ吠えたっ! ならば貴様にも味わわせてやろう、私の功績をなっ!」

冬月「貴様ぁぁぁっ!」

提督「ハハハッ! 貴様にはたらふくイモを食わせてカボチャのことなど忘れさせてやろう」

吹雪「わぁっ、新しい芋宇徒が出来るんですね! 嬉しいですっ!!」パァッ

冬月「な、なにを言っているんだ吹雪! 私は涼のカボチャを……じゃない! 秋月型であり、吹雪型では――」

提督「ではイモをたらふく食わせる前に、素晴らしい提案をしよう」ズイッ

吹雪「冬月ちゃんもイモになりませんか?」ズイ₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾ズイ

冬月「な、ならないっ」

提督「イモはいいぞ。カボチャと同じようにやせた土地でも育ち、栄養価も高い。そしてなにより主食になる。ご飯の代わりの主食に」

提督「なにせ世界四大主食のひとつだ。イモがあったから飢饉を乗り切れたなんて話だってある」

提督「日本でだって戦時中には飯に混ぜて食べられていた」

提督「なあ、いいだろう? イモは」

冬月「…………」

提督「だからイモになれ、冬月」

冬月「こと……わるっ」

提督「ならば――」

提督「――貴様の内からカボチャを消してやろう」ニヤリ

冬月「な……提督、貴様……!!」

提督「貴様の中からカボチャの一片までも消し去り、全てをイモにしてくれる!!」

冬月「この私は、沈まないっ!! 舐めるなぁっ!!」

提督「くっ……はっはっはっ! せいぜい足掻け!!」

提督「――吹雪」

吹雪「はいっ。おにぎりですね」ゴソゴソ

冬月「ぐっ。そんなもの……! どうせ金にあかせた悪趣味な代物だろうっ」

提督「ふっ。いいや、そんなことはせんさ。貴様が嫌がる様な事は特に、な。これはただの麦を混ぜた握り飯だ」

吹雪「そうですよ~。お米も麦も、それから具のカボチャのお漬物も、スーパーで買って来た普通のものを使ってます」

提督「ど、いうわけだ。安心して喰らうがいい」ア~ン

冬月「ん……はぐっ」

冬月「んぐっ、むぐむぐ……」

提督「……どうだ?」

冬月「…………んくっ」

冬月「……た、たしかにこれは……高級食材は使っていない」

提督「だろう? さあおかわりだ」

冬月「もぐ……塩味で……お米がほろりと口の中でいい具合に解けて……」

冬月「ああ、具も美味いな。カボチャがハリハリとしていい具合に固く、それでいて漬け過ぎず、きちんと味が染み込んでいる」カリッカリッ

冬月「甘い……懐かしい味だ」

冬月「心が安らぐ……」

提督「んっん~~? 今なんと言った?」

冬月「はっ! ち、違うっ!!今のはただ……」

提督「いいや、違う。そこではない。お前は勘違いしている」

冬月「なにっ!?」

提督「言っただろう。私の目的は貴様をイモに染め上げることだと」

冬月「まさか……」

提督「美味かったんだよなぁ」ニチャァ

提督「懐かしい味だったんだよなぁ」

冬月「ま、惑わすようなことを言うなっ! これはカボチャだっ! 間違いなくカボチャで出来ている漬け物であって、イモなんて入る余地はないっ!! 麦飯にだって、イモはひとかけらも入っていなかった!!」

提督「ああ、その食材自体にはイモは使われていないさ」

冬月「なら私の体にイモの汁どころか細胞ひとつたりとて侵入させてはいない! ふざけたことを――」

提督「そのカボチャの漬物は、ぬか床ならぬイモ床の漬物だからなぁ!!」

冬月「なにぃぃっ!?」

提督「福島県会津地方の郷土料理でな。麹が手に入りにくかった時代に廃棄されるようなジャガイモを使って床を作ったのだ」

提督「すると乳酸菌発酵をしないからか酸味が少なく、でんぷんの淡い甘さが沁み込んだ、なかなかどうして味わい深い漬物に仕上がったというわけだよ」

冬月「そんな……そんな……」

提督「確かにお前はジャガイモをまったく侵入させてはいないかもしれない」

冬月「やめ、いわないでくれ……」

提督「だがお前は間違いなくジャガイモ翌料理を食って、しかも美味いと言っていたのだぁぁぁっ!!」

冬月「いやぁぁぁっ!!」

冬月「違うっ!! 私が美味しいと思ったのはカボチャだったからであって、断じてジャガイモのおかげではないっ! だけど……だけど……」

提督「だけど、なんだ?」

冬月「――くっ」

吹雪「司令官、次の料理をお持ちしました! どんどんお芋さんで染め上げちゃいましょう!!」ドーゾ

提督「うむ」

提督「では冬月よ。次なる食を堪能するがいい!」がばっ

冬月「――っ」

提督「……くくっ。歯を食いしばって拒絶するとは愚かな」

吹雪「抵抗するだろうと思って持ってきて正解でしたね」

提督「うむ」ガチャッ

冬月「バ、バーナーなど……。例え拷問されたとしても私は痛みなどに屈しはしないからな!」

提督「ふんっ、冬月の丸焼きなど食えたものか。せめてサシが入ってから出直してこい」

冬月「……くっ、なぜか敗北感を覚える」

提督「このバーナーはな、こう使うのだ……!!」ガタンっ

冬月「それは……ホットサンドメーカー!!」

提督「良く知っているではないか。ならばこの恐怖も知っているであろう」

冬月「うぅ……」

提督「まずは火にかけて両面をしっかりと温める! その間にパンと……!!」

冬月「そ、それはぁぁ……」

提督「ポテトサラダではないぞ! 貴様のために、カボチャサラダにしておいた!!」

冬月「ふきゅぅぅっ!」ゴクリ

提督「この特性カボチャサラダをパンにたっぷりと塗り……いや、乗せるっ!!」

冬月「あああああ……そんなに……山になってへぇ……」、

提督「更にビスマルクが輸入したニュルンベルガーを(ニュルンベルク地方で作られた小ぶりのソーセージ)直火で炙ったものも積み上げる!!」

冬月「いやぁぁぁぁっ!! 脂が……匂いだけで絶対美味しいって分かる脂が垂れてぇぇぁぁぁぁっ!!」

提督「フハハハハッ! まだ完成していないのにそのザマか、冬月ぃっ!!」

冬月「くぅぅぅっ! こ、この程度……」ぎりっ

提督「トドメをくれてやる。ここにチーズを乗せる!!」

冬月「アッアッアッ!!」

提督「しかもモツァレラチーズ(いわゆるとろけるチーズ)ではないぞ。カボチャサラダに合う様に、クリームチーズだ!!」

冬月「チーズの酸味とカボチャの甘味、それにソーセージの塩味が加わって……!! ひ、卑怯ものっ!!」ダラダラ

提督「なんとでも言うがいい! さあ、ホットサンドメーカーも温まった頃合いか。これに先ほどのパンを乗せて……その上にもう一枚パンを被せる」

提督「この上にかぶせたパンは、少し奥にズラしておくのがポイントだ。こうすると挟むときにパンがズレてちょうどピッタリ二つが合わさるのだ」マタカミノハナシシテル

冬月「隙間から具がこぼれない完璧なサンド……!!」

提督「具がこぼれて少し焦げるのも、それはそれで美味いがな」ジュウジュウ

提督「さて……しばらく焼いたのちにひっくり返して……また焼く」

提督「こうして焼いていると……気づくか、冬月」

冬月「にお、におひっがっ!!」

提督「そう、変わって来ただろう! これがホットサンドの醍醐味というやつだ!! 蓋をされ、中で閉じ込められていた匂いが熱されて熱されて完成直前に吹き出して来る」

提督「たまらんだろう!!」

冬月「ああ!!」

提督「さあ、これを食いたくば何を言うべきか分かっているな!!」

冬月「――――っ」ギシッ

提督「どうした? 欲しくないのか?」

冬月「だ、ダメだっ。貴様の術中にはまるわけにはいかない! どうせサラダにジャガイモでも混ぜているのだろうっ。そうして私をイモで染め上げるつもりなんだ! 分かっているぞ、私を舐めるなっ!!」

提督「冬月、貴様こそ私を侮るなっ。カボチャにジャガイモを混ぜてサラダなど作らん。それはグラタンやパイの時にするつもりだっ」

吹雪「結局混ぜるつもりなんですね、司令官……」

提督「このサラダには混ぜ物などしておらん。カボチャによるカボチャだけのマッシュサラダだ」

冬月「カボチャ……100%中の100%……ごくり」

提督「さあ、貴様に耐えられるかっ」パカリ

冬月「――あああぁぁぁぁぁっ!!!」ガツガツガツ

冬月「あふっ……ほひっ……んぐっもぐっ」

冬月「外は黄金色に焼けていて、パリッとしている。その下にはパンが持つモチモチとした食感が……!」

冬月「具もカボチャの甘味とソーセージの塩味が混ざり合っていい具合に甘じょっぱく、それをクリームチーズの酸味が引き立てていて……!」

冬月「なんだこれは……! なんだこれは……!! 沁みる……!!」

冬月「さすが、さすがカボチャの――」

提督「クククッ……それはどうかな?」

冬月「なにっ!?」

提督「それはどうかな、と言ったのだ」

冬月「き、貴様……嘘をついたのかっ!」

提督「いいや? 私は言っただろう。サラダには、と」

冬月「ま、まさか……」サーッ

提督「そう、貴様が食べたのは……ジャガイモパンだぁぁぁぁっ!!」

冬月「ばか……な……。この冬月が……騙されたと……いうのか……」ヨロッ

提督「ヒントは与えたはずだ。言ったろう、ビスマルクが輸入したと。ドイツはソーセージとビールが美味い。そして――」

冬月「ジャガイモも美味く、主食とされている国……だ……」

提督「その通りっ! ドイツ語ではカルトッフェルブロート呼ばれ、比較的メジャーなパンだっ!」

提督「普通のパンよりもモチモチしていて、焼くとカリッと香ばしい! 冬月。貴様の言った通りになぁぁぁっ!!」

冬月「いやぁぁぁっ!! イモが……ジャガイモが私の中にぃぃぃっ!」

吹雪「…………」


冬月「わた、私は……違うっ! 私はまだイモに汚染されていないぃぃっ」

冬月「体は涼のカボチャで出来ている……。血潮は味噌汁、心は煮つけ……。幾たびの冬を越えて豊作……」ブツブツ

吹雪「やりすぎです、司令官っ」

提督「む?」

吹雪「こんな、冬月ちゃんが壊れる寸前にまで行ってるじゃないですかっ!」

提督「……そこまで芋が強烈だったか? 軟弱な。まだだ、まだイモをたらふく――」

吹雪「司令官っ!」

冬月「……私が一番涼のカボチャを美味しく食べられるんだ」ブツブツ

吹雪「…………」

吹雪「冬月ちゃん、どちらかじゃないといけないなんてことはないんじゃないでしょうか」

冬月「…………」

吹雪「おイモさんもカボチャさんも、どちらも私たちを過去支えて来た食べ物です」

冬月「あ――」

吹雪「そんなに、嫌わないであげてください。おイモさんは私たちのお友達ですよ!」

冬月「イモ……トモダチ……」

吹雪「はいっ! 私たち、おイモさんだとかカボチャさんだとか、そういう考え方の差を越えて仲良くなれると思うんです!」

冬月「ふ、吹雪……お前は……」

吹雪「冬月ちゃんにスパ――すぱらしいスイーツを食べさせてあげたいんですがかまいませんね!」

提督「…………」スッ

吹雪「冬月ちゃん、このスイート・ポテトを食べて」

冬月「こんな……これはイモじゃないか。さっきの言葉は嘘だったんだな!」

吹雪「…………」ふるふる

吹雪「冬月ちゃん、もっとよく見て」

冬月「…………このスイートポテト、黄色い?」

吹雪「そう、これはサツマイモとカボチャを使ったスイートポテトなんです」

冬月「どちらも……使った……」ぱくっ

冬月「あま、い……」

冬月「……うまい」

冬月「サツマイモの甘さとカボチャの風味が口の中で混然一体となって……至高の味わいへと消化されていくようだ」

吹雪「そうなんですっ。この美味しさは、カボチャさんだけじゃ出来ません。もちろんおイモさんだけでも」

冬月「二つの食べ物が混じり合ってこそこの美味しさが生まれる……」

吹雪「はいっ!」

吹雪「ね? カボチャも悪くありませんけれど、おイモさんも悪くないと思いませんか?」

冬月「…………」

吹雪「司令官も!」

提督「ふむ」

吹雪「お二人ともが協力し合って、分かり合っていけばいいと思います!」

提督「だ、そうだが?」

冬月「……わかった。私の態度が強硬であったのは謝る」

提督「そうか。ではイモで染め上げることは無しにしてやろう。もちろん、お前の意見も考慮に入れることにする」

冬月「すまない」

提督「和解したところで……冬月よ。貴様にはまずやるべき仕事があるだろう」

冬月「?」

提督「秋月たちに謝罪をしてくるんだ」

冬月「ああっ。そうか、そうだったな」

提督「吹雪、貴様もついて行ってやるがいい」

吹雪「はいっ!」

吹雪「じゃあ、行きましょう冬月ちゃんっ」

冬月「分かった」ガチャリ

提督「ああ、吹雪。少し待て。貴様にはまんじゅうをくれてやる約束だったな」

吹雪「そうでしたっ。冬月ちゃん、一緒に食べよう」

冬月「いい、のか?」

吹雪「もちろんだよっ。あ、先に行ってお茶の準備してもらえる?」

冬月「ああ、ありがとう。美味い菓子は楽しみだ」パタリ

吹雪「こちらこそありがとー」

提督「…………」

吹雪「…………」

提督「よくやった、吹雪」

吹雪「ありがとうございます、司令官」

提督「お前がこれからやるべきことは、当然分かっているな?」

吹雪「もちろんですっ」

吹雪「じわじわと、少しずつ芋に染め上げて行けばよろしいのですよね」ぎゅぴーん

提督「ふっ。なんのことだか分からんなぁ」

提督「そら、破れまんじゅう――いや、吹雪まんじゅうの名前を使えば冬月も安心するだろう」

吹雪「司令官もワルですねぇ……」

提督「クックックッ、なんのことだ?」

吹雪「虎屋の吹雪まんじゅう、その皮に山芋を使っています。つまり……」

吹雪「おイモ、入ってますよね?」ニヤリ

提督「そういえば、芋餡入りなんてものもあったなぁ……」

吹雪「ふふっ。和解する気なんて無かったんですね、悪い司令官さん」

提督「いやいや、そんなことはないさ。良い警官どの」

吹雪「そうですか」

提督「クックックッ……」

吹雪「ふっふっふっ……」


※良い警官と悪い警官(優しい刑事と怖い刑事とも)は、まず悪い警官が攻撃的な態度で詰め寄り、よい警官がそれを宥めて譲歩してみせることで犯人から信頼を得る。そうやって信用させたところで自白を引き出す手法
平たく言えばマッチポンプである

読んでいただきありがとうございました
お久しぶりの駆逐ライフはいかがでしたでしょうか
前回からだいぶ時間が開いてしまいましたこと、申し訳なく思っております

ただ……ようやく駆威 命(かけい みこと)という名義で小説家になることが出来ました
これも全て、読まれる嬉しさということを私に教えて下さった皆様のおかげであります
本当にありがとうございました!

ちなみにペンネームは、駆逐ライフ(駆逐艦とイチャエロするライフ)を転じて『駆』逐艦と『威』チャエロするライフ=『命』となっております
出す作品とペンネームの実態がかけ離れているとか言ってはいけない()
いずれ公認の艦これ小説を書けるようになるまで頑張ろう…!

ちなみにタイトルは分かりやすさを優先しまして

「妹がいじめられて自殺したので復讐にそのクラス全員でデスゲームをして分からせてやることにした」

という、デスゲームの皮をかぶった何かになっておりまして、高校生が29人ほど〇しあったりする内容になっていまして……
SSと作風違いすぎひんって自分でも思いますww
も、妄想じゃないからねっ!
こ、こちらでも別の意味で駆逐ライフを送っているだけですからぁ!

それではみなさまもよい駆逐ライフを~(もちろんイチャエロの方)

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