ヨミ「お前もう転生したのか？」

アーク「どうなんだろうな……そうだ！エルは？エルはどこにいるんだ！？」

ヨミ「エルってお前のガールフレンドだろ？」

アーク「おれ、約束したんだ！地表のエルに……絶対、絶対帰るって！」

アーク「ヨミ！エルが何処にいるか分かるか？」

ヨミ「よし、まずは箱の中に入れ！」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
霊夢「ふぅ、境内の掃除もここで終わりね」

霊夢「全く、落ち葉が大量ね、焼き芋でも作ろうかしら？……あら？何かしらこの箱？」

パンドラの箱「……」

霊夢「ゴミかしらね？……ん？宝石？」

霊夢「……うちの境内で拾ったんだから私の物よね」

霊夢「ふふん、今日は良いものを拾ったわ」

魔理沙「おーい、霊夢ー」

霊夢「げ、魔理沙」

魔理沙「げ、とはなんだよ……ははーん、何か隠してるな？」

霊夢「うん？そんなことないわよ？」

魔理沙「じゃあその手を前に出してもらおうか？私には知る権利がある」

霊夢「……何の事かしら？」

魔理沙「なあなあ、見るだけだ、お前の手にあるうちは触らないぜ、神に誓う」

霊夢「あら、残念ね、八百万の神全員に聞いてもあなたの信頼性は無よ」

魔理沙「……やるか？」

霊夢「……」

パンドラの箱「ｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝ！」

霊夢・魔理沙「！？」

アーク「クソッ！エルの居場所どころかここがどこかも分からねぇのかよ！」

ヨミ「しょうがないな、足で探すしかないぜ？」

アーク「まったく……ん？誰だ？お前ら？」

霊夢「あんたこそ誰よ、この箱から出てきたけど」

アーク「俺か？俺はアークって言うんだ、で、お前らは？」

霊夢「私は博麗霊夢、ここの神社の巫女よ」

魔理沙「私は霧雨魔理沙、普通の魔法使いだ」

アーク「そうか、じゃあな、俺は人を探しに行かなきゃ行かなくちゃいけないからな」ｶﾞｼｯ

霊夢「ん？どうかした？」ｶﾞｼｯ

アーク「離せよ、この箱は俺のだ」ｸﾞｯ

霊夢「あら、私が拾ったから私のよ」ｸﾞｯ

アーク「何言ってんだ！だから俺のだって！」ｸﾞｸﾞｸﾞ

霊夢「私だって霖之助さんにツケ返そうと思ってるのよ！」ｸﾞｸﾞｸﾞ

アーク「てめぇ、まさかジジィの手先か！」

霊夢「ジジィって誰よ」

アーク「あのジジィ……！死んでからも俺の邪魔をする気かよ！」

霊夢「なによ、やろうっての！」

アーク「あぁ、やってやる！幸い、プライムブルーは使えるみたいだからな、電子のリング！」

霊夢「ちょ、いきなり！？」

アーク「食らえ！」

霊夢「この、霊符『夢想封印』！」

アーク「なっ、消えた！？おい、ヨミ！どうなってんだ！」

霊夢「よそ見してる暇はないわよ！夢符『二重結界』！」

アーク「うおっと！なんだこりゃ！よけきれねぇ！」

霊夢「ふん、そのままやられればいいのよ！」

アーク「……なぁんて、言うとでも思ったか？」

霊夢「！？」

アーク「こんな攻撃、屁でもねぇよ」

霊夢「ちょっと、ルールは守りなさいよ！」

アーク「……へ？」

なつかしいものを見た

霊夢「ちゃんとスペルカードルールに則って……」

アーク「何だよスペルカードルールってよぉ」

霊夢「あなたそんなことも知らないの？ずいぶん長い間寝てたみたいね」

アーク「……取りあえず、ジジィが絡んでる訳じゃないんだな」

霊夢「ジジィって誰のことよ」

アーク「あー……話せば長くなるけどよ……」

英雄説明中……

天地創造とか俺の少年時代の大切なメモリーだわ
頑張ってくれ

アーク「……て事なんだ」

霊夢「なるほど、つまりあなたは神なのね」

ヨミ「ま、そう言うことだな、なんせ世界を復活させて崩壊も防いだ奴だからな」

魔理沙「しかし、聞いたことがある名前が聞こえた気が……」

アーク「本当か！」

魔理沙「メイリン、確かに知ってるぜ」

アーク「頼む！連れて行ってくれ！」

魔理沙「連れて行ってもいいが、条件次第だ」

アーク「何だよ、条件って」

魔理沙「お前さんが持ってる青い水晶……プライムブルーだっけか？そいつを私に分けてくれ」

魔理沙「なに、奪おうって訳じゃない、ただ借りるだけだ」

アーク「……いいぜ」

魔理沙「よし、交渉成立だな！さぁ、後ろに乗って！」

ー霧の湖ー

アーク「へぇー、すげぇ霧だな」

魔理沙「２人も乗ってるとバランスを取るのも大変だな、暴れないでよ？」

チルノ「出たな白黒！ここで会ったが百年目、氷漬けにしてやる！」

魔理沙「めんどくさいのが来たな～、私は操縦するのに忙しい、アーク！迎撃してくれ！」

アーク「何でだよ！」

魔理沙「目的地に着くまで護衛もするのが契約内容だ、今決めた」

アーク「なんだよそれ……仕方ねぇ、おいそこの！このアーク様が相手してやるぜ！」

チルノ「お、新顔だね！でも手加減は出来ないよ！」

魔理沙「あ、あんまり暴れんなよ？」

アーク「はぁ？無茶苦茶すぎるだろ！」

アーク「くっそぉ、もうちょっと近くに寄れねぇのかよ！」

魔理沙「いいけど、被弾確率も上がるぜ？」

アーク「こうなったら、炎のリング！」

チルノ「うおっ！あたいの氷が溶けた！」

アーク「よし、このまま突っ込め！」

魔理沙「言われなくても！」

チルノ「う、ウワァァァァ！」

>>1今気づいた、ダークガイアだorz

魔理沙「……よっと、着いたぜ」

アーク「へぇ、でっけぇ屋敷だな、ここにメイリンがいるのか？」

魔理沙「ここの門番が確かそんな名前だったぜ」

アーク「そうか、しかしあいつが門番かぁ、そりゃあ随分厄介そうだな」

魔理沙「そうか？私が本を借りるために忍び込んだときは寝てばかりだけどなぁ」

アーク「？」

魔理沙「？まぁいいや、おっ、門が見えてきたぞ」