穂乃果「三角関係」 (19)
穂乃果「三角関係かぁ」
ことり「うん、この漫画みたいに三角関係って色々大変そうだよね」
海未「はぁ…。まぁ、そうですけど実際にはありえないですよね?」
穂乃果「ふふ、甘いよ?海未ちゃん。意外とすぐ近くにそういうのがあるかもよ」
海未「怖いこと言わないでくださいよ…」
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穂乃果「にこちゃんって誰と付き合ってるか知ってる?」
海未「にこ…ですか?聞いたことないですね。ことり、知ってますか?」
ことり「>>5ちゃんじゃないかな?」
穂乃果「へー…。そっか」
希
真姫
かよ
「かよちゃんじゃないかな?」
ふーん?かよちゃんかぁ…
本当に意外で穂乃果びっくりしちゃったよ。
でも、かよちゃんで良かったよ。これが絵里ちゃんや希ちゃんだったら大変だと思うからね。
「…穂乃果、大丈夫ですか?」
「え?全然大丈夫だよ?」
やっぱり海未ちゃんって鋭いね。
期待
やっぱり、二人が付き合ってると知ってからは、いつも通りに接する事は出来なくなってしまったかもしれない。
練習が終わって、いつも通り皆が帰る準備を始めるのだけれど、さりげなく花陽ちゃんとにこちゃんが一緒にいるのをつい見てしまう…。本当は駄目だって分かってるだけどね。
「穂乃果ー」
「何?にこちゃん?」
「今日あんたの家に行っていい?」
ふふ、あんただってさ。にこちゃんは気づいたら穂乃果の事を名前で呼ぶ事も最近では無くなっていた。悶々と考える穂乃果を尻目に、にこは言葉を続ける。
「何か用でもあるの?」
「えーとね、ほら>>9だからさ」
アルバイトの件
「ほら、アルバイトの件よ」
はて、アルバイト?何だっけなあ…
あ、そういえば前にお母さんが最近忙しくなってきたからアルバイトを募集するって言っていたからその事かな?
「あれかぁ…。にこちゃんうちでバイトするの?」
「ええ、そのつもりよ」
「雪穂も受験だし、人手が足りなかったから助かるよー」
そういえば、こうしてにこちゃんと一緒に帰るのも久振りだなぁ…。
にこちゃんが花陽ちゃんと付き合う前はよく一緒に帰っていたんだけどね。
「ねぇ、にこちゃん」
「何よ?」
「…手、繋いでもいいかな」
「>>12」
当たり前でしょ
ほう
「当たり前でしょ。いいわよ」
「やった」
やっぱり、にこちゃんの手って小さいけど、でも温かいんだよね。
今は花陽ちゃんがその権利を独占してるって思うと…なんだろう穂乃果嫉妬そちゃってるのかな。本当はそういう事思っちゃいけないと思うんだけどね。
「もうすぐ、着くね」
「あ、今回のバイトは夏休み中の住み込みだって知ってた?」
「そうなの?まぁ、でもママも夏休みだから妹達の心配はしなくていいから大丈夫か…」
「ただいまー」
「おかえり、おやつは冷蔵庫にあるから食べておいてね。あら?お友達?」
「はい、μ’sで穂乃果さんと一緒に活動している矢澤にこといいます」
「ふふ、穂乃果からよくにこちゃんのお話は聞いてるわ」
「…穂乃果からですか?」
「もうっ、お母さん今その話はいいでしょ!にこちゃんはうちでバイトしたいって言って今日来たの!」
まったく、いつもお母さんは一言多いんだから…。
「あ、そうなの?じゃあ、お願いするわね」
「即採用!?」
やった、これでしばらくはにこちゃんと一緒にいる事が出来る…。
期待
どうでもいいけどにこちゃんも受験だよね
AOがあるから……
アイドルになるから……
ほ
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