穂乃果「穂乃果、なんか変なこと言った……？」ｵﾛｵﾛ


海未「はぁぁぁぁ……」ﾀﾒｲｷ


穂乃果「ひっ」ﾋﾞｸｯ

海未「いいですか？　穂乃果」

穂乃果「は、はひっ」ﾋﾞｸﾋﾞｸ



海未「穂乃果は私のこと好きですか？」



穂乃果「大好き、です……」



海未「うわぁ……」

穂乃果「だ、だめかな……？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

海未「……いいのですよ、穂乃果」


海未「たとえあなたがガチレズであろうと」

海未「私はあなたの幼馴染です。ずっと親友です」


ぎゅっ


穂乃果「ありがとう、海未ちゃん」ｼﾞﾜｯ

穂乃果「大好きだよ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

海未「……」ｷﾞｭｳ




海未（ああああ穂乃果いいにおいですううううう）ｽｰﾊｰｽｰﾊｰ

ことり「穂乃果ちゃん」



穂乃果「こ、ことりちゃん」ﾋﾞｸｯ

ことり「ことりのこと、好き？」

穂乃果「うん、大好き……」



ことり「うわぁ……」

ことり「いい？　穂乃果ちゃん」

ことり「女の子がね、女の子のこと好きっていうのは、レズなの」

ことり「ましてや、大好き、だなんて……」

ことり「それはガチレズだよ……」


穂乃果「そ、それでも穂乃果は……」ｼﾞﾜｯ

穂乃果「……ことりちゃんが大好きだもん」ｸﾞｽｸﾞｽ


ことり「ふぅぅぅぅ……」


穂乃果「っ」ﾋﾞｸｯ

穂乃果「ご、ごめんね……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ


ことり「いいんだよ、穂乃果ちゃん。ことりも幼馴染なんだから」

ことり「ほら、涙拭いてあげる」ｽｯ



穂乃果「ありがとう、ことりちゃん……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ことり「……」ﾌｷﾌｷ




ことり（ふわあああ穂乃果ちゃんのほっぺたやわらかいいいいい）ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

花陽「穂乃果ちゃん……」



穂乃果「な、なにかなっ？」ﾋﾞｸｯ

花陽「花陽のこと、好きですか……？」

穂乃果「うん、とっても……」



花陽「うわぁ……」

花陽「本物でしたか……」


穂乃果「ご、ごめんね……」ｼﾞﾜｯ

穂乃果「好きになっちゃって、ごめんね……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ


花陽「いいんですよ……例えガチレズであろうと……」

花陽「穂乃果ちゃんを尊敬していますから……」

花陽「花陽はそんなことで人を差別したりしません……」


穂乃果「ごめんね……ほんとにごめん……」ｸﾞｽｸﾞｽ


花陽「でも言葉だけでなく行動で誠意を見せて欲しいです……」

穂乃果「うん……穂乃果なんでもするよ……」ｸﾞｽｸﾞｽ

花陽「じゃあ花陽の頭をなでて下さい……」



穂乃果「こうかな……？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

花陽「……」



花陽（ぴゃああああ穂乃果ちゃんに頭なでなでしてもらってますうううう）ｽﾘｽﾘ

幼馴染トリオはガチレズが一匹と、ホノキチが二匹かぁ

真姫「穂乃果」



穂乃果「ま、まきちゃん……」

真姫「私のこと好き？」

穂乃果「す、好き……」ｵﾄﾞｵﾄﾞ



真姫「うわぁ……」

真姫「……ほんとに？」

穂乃果「ほんとに好き……」

真姫「……誰が誰のことを好き？」

穂乃果「穂乃果が、まきちゃんのことを好き……」

真姫「……どれくらい好き？」

穂乃果「まきちゃんがとっても大好き……」



真姫「っ……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

真姫「わ、私は……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

真姫「穂乃果のことなんてちっとも好きじゃないからあああっ！」ﾀﾞｯ！


ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ


穂乃果「あっ……」ｼｭﾝ

穂乃果「避けられちゃった……」ｸﾞｽｸﾞｽ



真姫（きゃあああああああああっ！）ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

いいぞ

にこ「穂乃果」


穂乃果「にこちゃん……」

にこ「にこのこと好き？」

穂乃果「大好きなの……ごめんなさい」


にこ「うわぁ……」

にこ「アイドルが実はガチレズでした、とか」

にこ「スキャンダルよそれ」


穂乃果「にこちゃんごめんね……」ｸﾞｽｸﾞｽ

穂乃果「でも好き……」ｸﾞｽｸﾞｽ


にこ「強情ね」

にこ「わかったわ」

にこ「ガチレズ系アイドルとして生き残る道を、にこが探してあげる」


穂乃果「ありがとう……とっても嬉しい」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ


にこ「とりあえず資料用の写真を撮るから適当にポーズとって」ｽｯ

穂乃果「こうかな……？」ｵﾄﾞｵﾄﾞ

にこ「……」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ



にこ（あああカメラ越しに映る穂乃果もかわいいいいいいい）ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

凛「穂乃果ちゃん」


穂乃果「凛ちゃん？」

凛「凛のこと、好き？」

穂乃果「うん、大好き」


凛「うわぁ……」

凛「この流れで臆面もなく言い切るってなかなかできないにゃー」

凛「少しは思うところとかないの？　ねぇ」

凛「なんとか言ったら？　ねぇ、ねぇ？」


穂乃果「だって……好きなんだもん」

穂乃果「好きったら好き！」

穂乃果「凛ちゃん大好きぃいいいいいいい！」


凛「」

凛「」


凛「う、」

凛「うわぁ……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

凛「凛はﾄﾞﾝﾋﾞｷしたにゃ……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

凛「……さようなら」ｼｭｯ→


ｼｭﾀｯ→→


穂乃果「あっ……」ｼﾞﾜｯ

穂乃果「うわぁああああああん！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ



凛（くぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ；＠：「」）→↑↓←

ノンケかと思ったけどそんな訳なかった

ホノキチは負ける法則があったようななかったような

希「穂乃果ちゃん」

穂乃果「希ちゃぁん……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ


希「うちのこと、好き？」

穂乃果「好きって言ったら、穂乃果のこと嫌いになる……？」ｸﾞｽｸﾞｽ

希「うちはならんよ」

穂乃果「じゃあ好き……」


希「うわぁ……」

たまたま、ホノキチなだけでレズじゃないから

穂乃果「えっ……」ｸﾞｽｯ


希「じゃあ、って何？」

穂乃果「だって、好きって言っても嫌いにならないって……」ｸﾞｽｸﾞｽ

希「嫌いになるって言ったら、好きじゃなくなるん？」

穂乃果「……」ｸﾞｽ


希「うちのこと嫌いになる？」

穂乃果「…………」


穂乃果「無理だよぉ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

穂乃果「だって希ちゃんのこと大好きなんだもん」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

穂乃果「キライになんて…ｸﾞｽｯ…なれないよぉ…ﾋｯｸ…」ｸﾞｽｸﾞｽ


希「やっぱり穂乃果ちゃんはガチレズ、か。カードの告げる通りや」ﾍﾟﾗｯ

穂乃果「そうみたい……ごめんね……」

希「あとでわしわしさせて」

穂乃果「やさしくしてね……」ｸﾞｽｸﾞｽ


希（ああああ早くふたりきりにいいいいいいい）ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

絵里「穂乃果」

穂乃果「は、はひっ！」


絵里「私の質問に答えて」

穂乃果「うん……」


絵里「穂乃果はガチレズよね？」

穂乃果「そうみたいです……」


絵里「穂乃果は女の子が好きなの？」

穂乃果「みんな大好き……」


絵里「どんなふうに？」

穂乃果「みんなとおしゃべりしたり、笑いあったりすると……」

穂乃果「すごく、楽しい、です……」ｸﾞｽｯ


絵里「それはガチレズね」

穂乃果「ごめんなさい……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

絵里「穂乃果、私のこと好き？」

穂乃果「大好きです……」


絵里「今日のパンツ何色？」

穂乃果「白です……」


絵里「ちょっと見せて？」

穂乃果「こうかな……？」ｸｲｯ…


絵里「ふむ、あとで私の家に持ってきなさい」

穂乃果「あ、はい……」


絵里（やったあああああああああああああっ！）




穂乃果「…ｸﾞｽｯ…みんな大好き……」ｸﾞｽｸﾞｽ

絵里「うわぁ……」


おわり

もうやだこのスクールアイドル…
乙

平常運転だったな
乙

もっと続けろやぁぁ！

うわぁ…乙…

幼馴染ズより3年生の方が怖いです

このSS大好きだよ！

これが誰も損をしない幸せな世界か、おつ

うわぁ…
(続きはよ！)

うわぁ……
このSS最高だわ

レズであることよりも気が多いことの方が問題なんだよなぁ
1人に絞って、どうぞ

ノンケにしか見えない

>>33
読解力皆無ｗｗｗｗｗｗ

最高やわあああああ

ほのキチは穂乃果ちゃんが好きなのであって、女の子が好きな訳ではない

うわぁ、続きはよ

よし依頼してこよう

うわぁ……
（次も期待してる）

うわぁ…最高だわぁ

意思伝達の齟齬を取り扱った作品にて
読者への伝達に齟齬が生じた模様

草