澪「私は帰って勉強する」

律「そう？じゃ、四人でいこうぜー。皆ついてこーい」

唯「楽しみだねー」

ムギ「りっちゃんどこに連れてってくれるのかしらー」

梓「ちょ、澪先輩はおいてっていいんですかー？」

律「いーのいーの」

ワイワイガヤガヤ

澪「…」ぽつーん

澪「やっぱり私も行くー」グスグス

唯律「にやにや」

続けて

唯「りっちゃんどこ行くのー？」

律「ここだよここ」

ゲームセンター「ようこそ」

唯「わぁゲームセンター！憂とたまに来るよー」

梓「私はあまり来ませんね」

ムギ「私は前にりっちゃんと来たから二回目ね。澪ちゃんは？」

澪「わ、私は全然」うずうず

律「さ！入ろうぜー」

唯「わーufoキャッチャーだ！可愛いのいっぱいあるねー」

ムギ「うふふほんとねー」

梓「ちょっとうるさいですね」

澪「さ、まずはなにやるんだ！？」

律「お、澪やる気じゃーん」

澪「わ、私はべつに！」

律「そうだなーまずはって唯はどこ行った？」

梓「唯先輩ならあそこに」

唯「か、かわいいー」

律「お、なめこのめいぐるみか」

唯「よーしとるぞー」ふんすっ

ムギ「がんばって！唯ちゃん！」

ウイーンウイーン

唯「おっいいかんじかも」

ウイーン

梓「あ、つかみましたね」

スカッ

唯「えー！？掴んだのになんでー！？」

律「ちっちっちー、分かってないなあチミたちはー」

律「こーゆーのはここをこーしてー」

ウイーン

唯「そんな奥までいって大丈夫なの？」

律「まぁ見てなさいって！」

ウイーン

律「ここだ！」

ウイーンガシッ
コロンポテン

唯「わあーとれたー！」

律「こーゆーのは掴むんじゃなくてずらして落とすんだよ！」

ムギ「りっちゃんすごーい！」

梓「見事ですね…」

律「はっはっはっもっと褒めろー」ドヤァ

澪「ほんと律は昔からこういうことだけうまいよな」

律「だけっていうな！」

律「ほい、唯これあげる」

唯「いいの？ありがとりっちゃーん大好き！」ギュー

律「よせやい」

ムギ「ほぅ…」うっとり

梓「もうこんな所でみっともないですよ！」

律「お、梓が嫉妬か？」

唯「あずにゃんごめんねー！あずにゃんのことも大好きだよー！」んちゅー

梓「んな！？違います！唯先輩も離れてください！」

ムギ「…」うっとり

澪「！？ムギ！帰ってこーい！！」

唯「あ！プリクラ撮ろうよプリクラ！」

律「おっいいね」

ムギ「プリクラってなにかしら」

梓「写真を撮るとその場でシールにしてくれる機会のことですね」

ムギ「へぇ～楽しそう！」

澪「撮るなら早く行こう」

ムギ「へ～中は結構広いのね」ウキウキ

プリクラ「コインを入れてね♪」

ムギ「わ！しゃべったわ！梓ちゃん！」

梓（ムギ先輩可愛い…）

プリクラ「撮影モードを選んでね♪」

律「どれがいいかなー」

唯「私が選ぶ！」

ピッピッ

プリクラ「撮影するよ♪3…2…」

ムギ「え？もう撮るの？」

律「ほらもっとつめろよー」

澪「だぁーもう押すな律！」べし

律「痛いっ！」

唯「あずにゃーん！」ギュー

梓「もーやめてください！」

ムギ「うふふ」

プリクラ「…1…カシャッ☆」
　　　　・
　　　　・
澪「まともにとれてるの一枚しかないな」

ムギ「でもたのしかったわ～」

唯「そりゃー」カキカキ

ムギ「唯ちゃんはなにやってるの？」

唯「ここの画面で写真に落書きできるんだよー。ムギちゃんもやってみてー」

ムギ「こ、こうかしら」カキカキ

律「いいねー」

律「おっプリントできたみたいだぞ」

ムギ「ホントにあっという間なのね」

律「ほいっムギの分」

ムギ「また宝物が増えちゃった。うふふ」

澪「ムギはおおげさだなー」

唯「また撮りにこようねー」

ムギ「うん！」

律「そろそろ帰るかー」

唯「え～もっと遊びたーい」

梓「唯先輩はわがままですね」

唯「うー。あ、あれなんだろう？」

ムギ「太鼓の形してるわ」

唯「太鼓の達人？」

梓「どうやら音楽にあわせて太鼓を叩くゲームみたいですね」

唯「へー面白そう！」

律「じゃあこれやって帰るか」

コインを入れてねコインを

唯「ムギちゃんも一緒にやろー」チャリーン

ムギ「うん！」チャリーン

太鼓を叩いてスタート！

唯「ふんすっ」ドン
ムギ「とー」ドン

着せかえを選べるドン！

唯「わぁ！可愛い！」

梓「名前はドンちゃんっていうらしいです」

唯「へ～」

曲を選ぶドン！

唯「いっぱいあるね～」

ムギ「唯ちゃんが選んでいいよ」

唯「ありがとーあっこの曲知ってる！えっと難しさはかんたんでいいかな」

ムギ「私もかんたんでやろ～」

さあ始まるドン！

律「赤が来たら面、青が来たら縁をたたくんだぞ」

唯「よーし」ふんすっ

ムギ「…」どきどき

ドンッ　　ドンッ　　カッ　連打～！

唯「よっはっ！とー」

ムギ「えい！えい！」

クリア～！大成功だドーン！

唯「楽しかったねー」

ムギ「ね～！うふふ」

律「つぎは私のばんだな！」

律「よーし！お、この曲知ってるぞ」

律「難しさはそうだなー難しいでいいか」

唯「え！？りっちゃん大丈夫なのー？」

律「まーかせんしゃい」

律（いいとこ見せてやるぜ！）
　　　　・
　　　　・
しっぱーい。もう少しがんばるドン

律「」

唯「りっちゃん…」

澪「律…おまえ…」

梓「律先輩…」

ムギ「だ、大丈夫よ！上手だったよりっちゃん！」

律「うわぁーん！そんな目で見るなー！」

梓「次は私ですね」

唯「あずにゃんがんばれー！」

梓「曲は、そうですね…これで」

梓「難易度はむずかしいで」

唯「あ、あずにゃん！」

律「梓にできるのか～？」

梓「律先輩と一緒にしないでください！」

律「んまっ！この子ったらいつからこんな口をきくようになったのかしら！」

ドンドンカッ　ドンドンカッ　ドドドドンッ
　　　　　・
　　　　　・
くりあ～大成功だドン！

梓「ふふんっ」

律「」

ムギ「梓ちゃんすごいわ～！」

唯「あずにゃん天才！」

梓「次は澪先輩ですね」

律「さっきから黙ってどうしたんだー？」

澪「…」

スッ　ゴソゴソ

梓「？」

唯「澪ちゃんなにもってるのー？」

律「ま、マイバチ…だと…？」

スッ　パサァッ

ムギ「なんで布をかぶせてるのかしら」

澪「これはきょう体を傷つけないように保護する他、ダブルストロークなどの特殊連打の効率を上げるためにかぶせてるんだ」

唯「へ、へー」

澪「曲はこれかな…難易度は…」

律「お、澪もむずかしいか」

カカカカカカカカカカッ鬼！

律「」

ドドドドカカドドドッ　ドドドカドドカカドンッ　ドド…

唯律ムギ梓「！？」

澪「…」シュバババババッ

唯「…」

梓「み、澪先輩…？」

律「み、澪…」

ムギ（これは萌えないわ～）

澪「…」クイッ

律「何度も首を傾げてる…」

唯「な、なんか怖いよりっちゃん」

澪「…」チラッチラッ

律「所々で振り返ってくる」

クリアー！大成功だドーン！

梓「ふ、フルコンボ！？」

澪「ま、こんなもんかな」

澪「皆どうしたの？」

唯「み、澪ちゃん上手だね！」

ムギ「び、びっくりしちゃった！」

梓「み、澪先輩」

律「…」

澪「いやーこんなの普通だよ」ニヤニヤ

澪「ちょっとトイレ行ってくるね」タタタッ♪



律「もう澪とゲーセンにくるのはやめよう…」

唯ムギ梓「うん…」

完

ほぼ実体験をもとにして書きました

音ゲー廃は見てて痛々しいですね

ちなみに俺の好きな順は

ムギ＞梓＞律＝唯＞澪　です

澪かわいそう