友「ゲーセンいこー」男「ういおー」 (13)
友「鞭叩かなきゃいけないからな今日も」
男「まだ競馬のゲームにハマってんのかよ」
友「最近仕事が休みの日は馬叩いてるわ」
男「よくもまぁ飽きないな」
友「前なんて5万枚も勝ったからな!」
男「おー、じゃあ今日も俺はメダル買わなくていいなー」
友「お前もたまには当てろよ!いつも俺が出してるじゃねぇーか」
男「当たるけど無くなるんだって」
友「当て続けろ」
男「あほか」
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友「よし、今日も俺の可愛い馬を叩くか」
男「なんかお前それ変態みたいだな」
友「うっせーな!いいだろ!」
女「」バンバンバン
男(すげー、一人でシューティングゲーやってるよ)
男「なぁ、あの女の子凄くない?」
友「何が?」
男「いや、だって、一人でガンシューティングやってるし」
友「気になるなら声掛ければ」
男「絶対無理、ナンパとかしたことないし」
友「デブを見習えよ、あいつ前に駅でナンパさせたけど、めっちゃ面白かったぞ!」
男「あいつがナンパしたのかよ、どんな感じ?」
数時間後
友「くそっ、当たらん!」
おじさん「お前変な賭け方し過ぎなんだよ」
友「いや、あれは来ると思ったんすけどねー」
男「」ポチポチ
友「お前もはよ当てろよ!」
男「難しい」
おじさん「そういえば男と友は同僚か何かか?」
友「いや違いますよ、昔からの馴染みっすねー」
おじさん「ほー」
男「そうゆうおじさんこそ、仕事大丈夫なんですか?」
おじさん「俺は一応上の人間だからな、あとは若い奴らにやらせればいいわ」
友「めちゃくちゃっすね」
男「たばこ切れたから買ってくるわ」
友「あ、俺のも買ってきて」
男「お前の吸ってるやつないだろ」
友「マルメラでいいわ」チャリン
男「あいお」
男「あれ…」
男(もういなくなってる…まぁ流石に長時間やるわけねーよな)
男「すみません、タスポ借りてもいいですか」
店員「あ、はい、あのー、身分証か何かお持ちでしょうか?」
男「保険証でいいですか?」ゴソゴソ
店員「あ、大丈夫です!」
男「はい」
店員「…はい、ありがとうございます、ご購入されましたら、ご返却よろしくお願いします」
男「はーい」
男(マルメラと、赤マル…ソフト無いのが辛いな)
ガコンッ
男(あ、そーだ、アンパンマンのポップコーン買ってこよ)
男「あ…」
女「」グルグル
男(一生懸命にハンドル回してるけど、いや回されてる?)
女「くぅっ…」グルグルグルグル
男(あれって本当は回さなくてもいい筈だよなー)
モウスコシマッテネ、ウツワガアツクナッテルカラキヲツケテネ
女「」パァァァ
男(すげー、目光らせてるし)
女「あ、すみません…」
男「いえ」
男(結構可愛かった)
チャリン
アジヲエランデネ
男(こうゆうときにイケメンだったら、って本当に思うよ)
友「お前おせーよ!」
男「悪い」ポイッ
友「さんきゅー、またアンパンマンのポップコーン買ってんのかよ」
男「食う?」
友「いらん、ハンドル回した?」
男「思いっきり回してやった」
友「恥ずかしいやつ」
男「あれ、あのおじさんは?」
友「なんか仕事入ったみたい、ってゆーか見てみ!ほれ!」
男「うぉ!64000クレジットってなんだよ!」
友「当たった」
男「いいなぁー」ポチポチ
友「お前もはよ当てろよ」ポチポチ
男「ういおー」ポチポチ
男「疲れたー」のびーっ
友「結構増えてんじゃん」
男「ちょっと他で遊んでくるわ」じゃらじゃら
友「うい」
男(悪魔城ドラキュラ…これ前にあいつがやってたやつだよな)
ちゃりんちゃりん
男(コイン入れるの面倒くせー)
女「」きょろきょろ
男「」ぽちぽち
女「」じーっ
男(なんか、ゲームを凄い睨んでる、あ、座った)
女「ふんふーん」ちゃりん
男(あれは当たらんだろー、隣だから見やすいな)
じゃくぽーっと
男(まじかよ…やりやがったこのアマ)
女「やばっ!」
男(嘘だろ…メダル7枚で12500枚とか…)
女「」ぱしゃ
男(くそ、俺だって…)ちゃりん
友「で、負けたと」
男「まじくそ」
友「まぁそんな時もあるって、ってゆーか腹減った
飯いこ」
男「はいよ」
女「~~~」
金髪「~~~」
友「なんかやってるな」
男「どうせ痴話喧嘩だろ」
友「助けてやれよ」
男「嫌だよ、ただの痴話喧嘩だったら、俺バカみたいだし」
友「もうバカだからいいじゃん」
男「うっせー!」
女「いやーあのー、私一人で遊んでるからいいです」
金髪「いいじゃん!ちょっと一緒にプリクラ撮るくらいさー」
女「えー、いやー…」
友「ナンパだな」
男「ナンパだな」
友「取られたな」
男「別に取る気ないし、それに俺の彼女でもないのに…」
女「あ、あーっ、遅いよー」
男「は?」
女「ねぇ、どこ行ってたのー、お腹減ったから早く帰ろうよー」
金髪「誰それ?」
女「え?彼氏」
友「は?まじ?」
男「…」
男「あー、悪いちょっとこいつとUFOキャッチャー見てた」
女「早くいこ!」ぐいぐい
金髪「ちっ」
友「え?まじに彼女なの?」
男「違うよ、っていうか名前も知らないし」
女「ごめんなさい!」
男「いや、別にいいですよ」
女「あの、なんかあそこまで合わせてもくれましたし」
男「ゲーセンでしかもこんな夜に女の人が一人でいれば、ああゆう馬鹿も寄ってきますから、早めに帰った方がいいですよ」
女「あ、そうですよね…すみません」
男「いや、謝ることないですよ
じゃあ気を付けて」
友「ひゅーかっくいー男くんー」
男「うっせ!」
友「俺まじで彼女かと思ったわ」
男「そんなわけないだろ、そんな事より腹減った」
友「どこ行く?」
男「何か食べたいのないの?」
友「魚以外」
男「丸亀のかしわ天食いてー」
友「よし、行くか」
数日後
らいん
友【ゲーセンいこー】
男「暇人だなこいつ、俺も人の事言えないけど」
男【いいよ】
友「今日も馬叩くぞ」
男「飽きるわ」
友「勝ってから言えや」
男「十分に勝ってるだろ」
友「俺みたいに6万枚出してから言ってくれー」
男「うるさいなぁ、それよりあのメダルどうしたの」
友「あの日に使い切った」
男「あほだ」
友「うっせーな、勝ってない奴に言われたくないわ」
男「今日は絶対お前に勝つからな」
友「んでもー、やばかったからね」
男「ははは、あいつばかだなー」
女「」ばんばんばん
友「あの子前の子じゃね?」
男「ほんとだ」
友「声掛けてきたら?」
男「別にいいよ、お前が掛けてこいよ」
友「いいわ」
女「!ちょっと待っててください!」
友「声掛けてきたな」
男「俺より勇気があるやつだな」
友「お前それでも男かよー」
男「うるさいな」
女「ごめんなさい、声掛けて」
男「いや、いいですけど、あれいいんですか?」
女「そんな事より前のお礼してなかったので」
男「別に大丈夫ですから」
女「だめです!ジュースだけでも奢らせてください!」
男「じゃあ、それで終わりですよ」
女「はい!」にこ
男(かわいい…)
女「あ、何飲みます?」
男「じゃあ、コーヒーで」
女「そっちの方は?」
友「え、俺もいいんすか?」
女「大丈夫です!」
友「じゃあ同じやつで」
がこん
女「でも本当にこの間はすみませんでした、これからは早く帰るようにします」
男「まぁ俺は君の親じゃないから、決定権はないですけど、これからは気を付けてくださいね、あとコーヒーありがとうございます」
友「いただきます」
男「じゃあ…」
友「お前あの子結構可愛いじゃん!」
男「うん、可愛かった」
友「連絡先聴けばよかったのに」
男「別にいいよ、彼女がいたって金が減るし自分の時間が無くなるだけだし」
友「とか言いながらお前どんだけ彼女いたことあるんだよ」
男「普通くらい?」
友「よく言うわ」
期待
>>1
続きマダー
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