「さよならの話」(42)
「またね」
あの日から数ヶ月たった
数ヶ月しかたってない
アイツは何処いったんだろう
アイツは誰の隣に居るのかな
友「どうした?」
10人目の友人
また捨てなきゃな
「何でもないよ」
意味の無い言葉
「探らないこと」それが友人になるルール
アイツが転校してから数ヶ月
親友の態度が一変した
「どうした?」
またアイツのことを思い出してるんだろう
少しくらい頼ってくれ
男「なんでもないよ」
なんでもなくないだろう
俺はこいつの何なのだろう
友「今日はどうするんだ?」
恒例の言葉いい加減飽きたんだよ
「今日は一緒に帰れない」
「今日はどうするんだ?」
聞くのも馬鹿らしいな
男「今日は一緒に帰れない」
友「おはよう」
読書中の邪魔はするなと何度言えば気が済むんだ?
「」
少しばかり待たせるか
・
・
・
・
「おはよう」
「おはよう」
読書中だったか、しばらく返事は無いな
男「」
邪魔しちゃ悪いか
・
・
・
・
男「おはよう」
「zzzzz」
友「おい」
何だ・・・・五月蝿いな・・・・
「zzzzz」
友「おきろよ」
「・・・・なんだ」
友「飯食べようぜ」
いつも一緒に食べないだろう
「・・・・わかった」
男「zzzz」
「おい」
寝てるのかな?
「zzzzz」
「おきろよ」
男「・・・・・なんだ」
「飯食べようぜ」
断るんだろうな
男「・・・・わかった」
「どうした?」
予想外の反応だったのかな?
友「い、いや。なんでもない」
「何処で食べるんだ?」
友「机でも付けるか?」
「誰がするかそんなこと」
あーウザイな
友「ならこっちにおまえがこいよ」
「わかった」
早く食べて本でも読むかな
男「どうした?」
断ると思ったのに
「い、いや。なんでもない」
「何処で食べるんだ?」
何も考えてないっての
「机でも付けるか?」
男「誰がするかそんなこと」
ですよねー
「ならこっちにおまえがこいよ」
男「わかった」
この後どうするか?
「・・・・・・」
もしかして何も考えてないとか?
友「・・・・・・」
男「・・・・・」
やべーどうしよう
「・・・・・」
「ただいま」
ニャ~ン
「よしよし、大丈夫だよ」
コロコロ
「ただいま」
友妹「お帰り、どうかしたの?」
「何でもないよ」
友妹「男さんのこと?」
「なんでもない」
友妹「っそ、わかった。けどさ少しは話してよね」
「・・・・そうだな」
友「おはよう」
「おはよう」
また話しかけてきたよ
友「宿題やった?」
またやってないのかよ
「一応ね」
決まり文句は・・・・・・
友「なら答え合わせしないか?」
・・・・・・今日は違ったみたいだな
「いいよ」
「おはよう」
男「おはよう」
今日は機嫌がいいのかな?
「宿題やった?」
いつもやってきてるんだよな
男「一応ね」
よかった
「なら答え合わせしないか?」
今日はしてきたよ
友「今日一緒に
「無理だ」
ごめんよ、今日だけはだめだ
友「いつもじゃないか」
「ならいいじゃないか」
明日は帰るから
友「そうだけど」
「それとも何かあるのか?」
今日は頑固だな
友「無いけどだめか?」
「だめだ、じゃあな」
無いのかよ
「今日一緒に
今日こそ
男「無理だ」
「いつもじゃないか」
へこむな・・・・
「ならいいじゃないか」
友「そうだけど」
一緒に帰りたいなー
「それとも何かるのか?」
友「無いけどだめか?」
一緒に帰るだけなのに
「だめだ、じゃあな」
「っよ、友の奴がさ性懲りも無く―
それでな、っと・・・・またくるよ」
おまえが居てくれればよかったのに
「ただいま」
友妹「おかえり」
今日って何かあったけ
友妹「どうかしたの?」
「え?なんでもないよ」
友妹「お兄がその顔するときってたいてい何かあるときじゃない?」
「なんでもないって」
何でわかるんだ?
友妹「まぁいいけど、話してよ」
「きにするなよ」
はぁ・・・だめだな俺
「ん・・・・あ、・・・・・あさ・・・・・か」
予定は・・・・・あるわけないか
友妹「おきろー」
「何だよ・・・ってまだ7時じゃないか」
そうだ
友妹「出かけてくるからー」
「夕飯前にはもどれよー」
誘ってみようかな
ppp
「ん?」
re:暇?
あそぼうぜー
「・・・・・・」
re:暇?
あそぼうぜー
「これで大丈夫だよな?」
母「男おきてるの?」
「母さんどうしたの?」
母「前に話したことでね」
「・・・・・わかった」
re:暇だよ
1時位からなら大丈夫だよ
「やった!」
何で1時なんだ?
「何処にしようかな~」
「おはよ、父さん」
父「おはよ、早速だけど」
「うん、離婚だね」
母「ごめんねごめんね」
父「悪いな・・・・」
「気にしないで、それでこの家はどうなるの?」
父「・・・・そうだな、無くなるよ」
「そっか」
転校かまぁしょうがないか
友「おはよう」
「おはよう」
友「昨日はありがとうな」
「いいよ、別に」
やっぱり言わないとだめだよな
友「それでなんだけどさ」
「ちょっと言いたいことあるんだけどいい?」
友「え?いいよ?」
「お前ウザイから話しかけるなよ」
「おはよう」
男「おはよう」
「昨日はありがとうな」
男「いいよ、別に」
「それでなんだけどさ」
男「ちょっと言いたいことあるんだけどいい?」
「え?いいよ?」
どうしたんだろう?
男「お前ウザイから話しかけるなよ」
「先生ちょっといいですか?」
先「ん?どうした?」
「ここじゃアレなんで」
先「ん?わかった」
先「それでどうした?」
「親が離婚するんで転校します」
先「・・・え?」
「皆には自分から伝えるので、言わないでもらえますか?」
先「そ、それはかまわないが。転校するのは何時だ?」
「来週の頭には移動するみたいです」
先「そうか・・・・寂しくなるな」
「すいません」
あいつから言われた初めての拒絶の言葉
理由はいわないんだろうな
ルールは守ったけどだめだったみたいだな
「・・・・・悲しいな」
クラスメート1「どうした?」
「なんでもないよ」
1「そういえば男は?」
「知らないよそんなこと」
1「らしくないな~」
「そうだよな」
「・・・・これでいいんだよな」
1「なぁなぁ」
「何ですか?」
1「何かあったのお前ら?」
「何も無いですけど」
1「いつも友と居るのに?」
「・・・・五月蝿いですよ」
しつこいな
1「そんな怒るなよ」
「転校するだけですよ、それだけです」
1「おい!友!」
「何だよ五月蝿いな」
本当に五月蝿いな、殴ってやろうか
1「男転校するって本当なのか?!」
は?ナンノ冗談だ?
「は?」
「ただいま」
ニャーン
「よしよし」
ゴロゴロ
「最低だね」
妹「あら、電気もつけないでどうしたの?」
「あいつが転校するんだってさ」
妹「男さんのこと?」
「そうだよ」
何で相談してくれないんだよ
妹「そうですか寂しくなりますね」
「あぁ、そうだな」
寂しくなるか、そうだな
「お帰りなさい」
母「ただいま」
「どうかしたの?」
母「明日貴方の学校にいくわ」
「そう、一応先生には伝えといたよ」
母「そう、ありがとう」
友「おはよう」
話しかけるなって言ったのに
「おはよう」
友「転校するって本当なのか?」
誰に・・・・まぁいいか
「そうだけど」
友「何で教えてくれなかった」
なんでも何も
「教えて無くても知ってるならいいじゃないか」
友「少なくともお前から聞きたかったよ」
「そうかい、それはすまなかったな」
お前には言いたく無かったよ
友「っつ!何でお前はそんな事言うんだよ?!」
五月蝿いっての、黙れよ
「大声出すなよ五月蝿いな」
友「友達だろう?!」
話し相手の間違いだっつの
「いつから友達だったけ?」
「おはよう」
男「おはよう」
「転校するって本当なのか?」
これ位は聞いてもいいよな?
男「そうだけど」
「何で教えてくれなかった」
言う必要性がーとか言うんだろうな
男「教えて無くても知ってるじゃないか」
「少なくともお前から聞きたかったよ」
又聞きなんて嫌だよ
男「そうかいそれはすまなかったな」
「っつ!何でお前はこんな事言うんだよ?!」
友達のはずだろう?!言ってくれれば!
男「大声出すなよ五月蝿いな」
「友達だろう?!」
違ったのかな
男「いつから友達だったけ?」
「ただいま」
ニャーン、ゴロゴロ
「これで良いんだよね」
ゴロゴロ
「はぁ・・・・」
あーあれじゃ嫌われたな
「・・・・・・くそ」
「はぁ・・・・荷物はこれでいいか」
ニャーン
「ん?どうしたの?」
ゴロゴロ
「はぁ・・・・もう、仔のこともお別れか」
ニャ?
「さようなら」
「ん~、どうしよう」
妹「兄貴ーメシー」
「あいよー」
妹「どうしたの?」
「いや・・・・」
妹「そういえば、あの人明後日hr終わり次第行くらしいね」
「へー」
何で妹とメールしてるんだよ
母「何か食べたいのある?」
「・・・・最後に皆でご飯食べたい」
母「・・・・・ごめんなさい」
「いいよ、出かけてくるね」
「はぁ・・・・・逃げちゃだめなのにな」
はぁ・・・・明日でお別れか・・・・」
妹「ぐじぐじ悩むなら会ってくればいいじゃん」
「それがいいはずなんだろうな」
妹「はぁ、それじゃあいってきまーす」
「あいよー」
先生「席につけー出欠とるぞー」
先生「それともうみんな知ってると思うけど男が転校するからな」
先生「おい」
「はい、長い間皆さんお世話になりました」
「さようなら」
一応終わりです
粗末なもの落としてすいませんでした。。。。
モノローグは男視点と友視点があるのかな
まあ何にしろわかりにくい
最初のほうにでてきたアイツが伏線でもなかった
16で話してるのがアイツか?
電話かなんかで?
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