コナン「これじゃ予定してたキャンプは中止だな…」
元太「マジかよ」
歩美「そんなぁ~」
光彦「残念です…」
灰原「ま、仕方ないわ。ゲームでもやって過ごしましょ」
もう嫌な予感しかしない
光彦....
阿笠「…ちょっと待った!ワシにいい考えがあるぞい!」
コナン「何だ?」
阿笠「台風が来てる今こそ、外に出るんじゃ!」
歩美「え~!どうして!?」
阿笠「実際の台風をその身で味わって、危険性を学ぶんじゃよ」
光彦「なるほど!いい勉強になりそうです!」
元太「土砂降りの中を歩くなんて面白そうだな!」
コナン「ま、たまにはそういう経験も良いかもな」
まーた光彦狩りか
…
コナン「…というわけで、外に出たが…」
元太「すっげー雨だな…」
灰原「さっそく帰りたくなったわ…」
阿笠「まあまあ…そう言わずに、出発じゃ!」
歩美「どこに行くの?」
阿笠「川じゃよ」
なんでこういうスレくると光彦の死因予想しちゃうんだろ
歩美「どーして?」
阿笠「台風の怖さが良くわかる場所…それが川なんじゃよ!」
コナン「たしかに、水かさが増えて流れも速くなってるからな」
元太「ぐへへwwうなぎがこぼれ落ちてたりしねーかな…」
灰原「この位の雨じゃ、水が溢れるまではいかないわよ」クスクス
光彦「…」ニヤニヤ
光彦逃げろ!!!
光彦「(…フフフ…これはチャンスです!)」
光彦「(きっとそのうち大風が吹くはず…!)」
光彦「(灰原さんの後ろを歩いていれば、パンチラを拝めるかもしれません…!)」
十数分後…
歩美「うぅ…かなり風が強くなってきたね…」
灰原「傘が飛ばされそうね」
コナン「くっそ~…合羽を着てくれば良かったぜ」
光彦「(よぉし、良い調子ですよ~!)」
光彦「(もうすぐパンチラが拝めます…!)」
阿笠「…ふぅ、川沿いの道に到着じゃ!」
元太「すっげー!激流だぜ!」
歩美「ちょっと怖い…」
阿笠「さぁ!この川に沿って歩いていくぞい」
光彦「(あと少し…あと少し風が強まれば…!)」
ビュオオオオオオオオオォォォォォォォォォォ!!!!!!!
阿笠「おわっ!!!!突風じゃ!!!!」
コナン「みんな傘を手放せ!!!!!」パッ
阿笠「」パッ
歩美「」パッ
元太「」パッ
灰原「」パッ
光彦「(…!!灰原さんのパンツ…見えました!!)」
コナン「光彦…!!!傘を放せ!!!飛ばされるぞ!!!!」
光彦「…えっ…?」
ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!
コナン「光彦おおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
珍しくコナンが光彦に助言したキガスル
ドボォォン!!!
元太「や、やべぇ!!光彦が飛ばされて川に落ちちまったよ…!!!」
灰原「みんなで走って追いかけるわよ!!」
光彦「ゴボボボボボボボボボ」ジタバタ
コナン「待ってろよ光彦!必ず助けてやる!!」
光彦「は…はぃ゛!!」
やっぱりwwww
歩美「ど、どうするの!?」
阿笠「ワシの持ち物の中に役立つ物があるかもしれん!」
コナン「よし、使えそうな物を探すんだ!」
阿笠「了解じゃ!」ガサゴソ
灰原「早くしないと円谷君が危ないわ…!」
阿笠「ぬぅ…走りながら荷物を漁るのは難しいわい…」ガサゴソ
元太「急げよ博士!」
阿笠「…あった!ペットボトルじゃ!」
コナン「なるほど、ペットボトルの浮力を利用して体を浮かせるのか…」
阿笠「そうじゃ!中身も少し残っておるから、投げる時も風に飛ばされんわい!」
コナン「よーし元太!これを光彦の元へ投げるんだ!」
元太「まかせろ!」ブンッ!!
ちなみに灰原のパンツ何色だった?
ボチャンッ!
元太「よっしゃ!光彦の目の前に落ちたぜ!」
コナン「光彦!!そのボトルにつかまれ!!」
光彦「はい゛!!」ガシッ
光彦「……ぷはぁっ…はぁっ…」
コナン「とりあえず浮力は確保できた…博士、他に使えそうな物は!?」
>>20
純白でした!!
阿笠「…うぅむ…カメラにお菓子、タオルにハンカチにティッシュ…」
阿笠「どれも使えそうにないのう…」ガサゴソ
コナン「クソッ…どうすれば…」
歩美「ねえ!あそこ!釣竿が捨てられてるよ!」
灰原「本当だわ!あれで円谷君を引き上げれば…!」
コナン「よ~し!使わせてもらうぜ!」
事態が好転する予感が全くしない
阿笠「かなり錆びとるのぅ…」
コナン「だが幸い、糸もおもりも付いてる!」
コナン「針も付いてやがるけど、こいつを取る道具が無ぇな…」
灰原「円谷君に針が当たらないよう気を付けるしかないわね…」
コナン「あぁ…さっそく投げるぜ!」
コナン「光彦!こいつを掴め~~!!!」ヒュン!!
ビュオオオオオオオオオォォォォォォォ!!!!
コナン「しまった!!風が…!!」
…プスッ
光彦「…!痛い゛っ…!!!」
歩美「光彦君の腕に針が…!!」
Oh…
コナン「す、すまん!光彦!抜くぞ!!」グイッ
光彦「い゛っ…!」
元太「おいコナン!ちゃんと投げろよな!」
コナン「バーロ、今度こそ外さねぇよ!」ヒュン!!
コナン「しまった!針が光彦の服に引っかかった!」
コナン「しまった!おもりが頭に当たった!」
コナン「しまった!また服に!」
コナン「しまった!引っ張ったら服が破けた!」
コナン「しまった!今度はズボンに針が!」
コナン「しまった!ズボンも破けた!」
コナン「くっそ~!なんだかんだで光彦が全裸になっちまった!」
灰原「何してんのよ!?」
コナン「風のせいなんだから仕方ねぇだろ!!」
歩美「…あ!風が弱まった!!」
元太「今だ!!」
光彦おおおおお
いたいいたい
コナン「よし!!いくぜ!!」
灰原「今度こそ成功させなさいよね!」
コナン「オッケー!」ヒュン!!
ビュオオオオオオオオオオオォォォォ!!!!!!
コナン「しまった!針が光彦のキンタマに!!」
灰原「」
安価取らないコナンSSは糞
ワロタwwwwwww
光彦「い゛っ…!!?」
コナン「スマン、光彦!抜くぞ!」グイグイ
光彦「あ゛あ゛…あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛…!!」
…プツン
一同「あっ」
コナン「糸が切れたああああああああぁぁぁぁ!!!!!!!」
灰原「ちょっと!!どうすんのよ!!」
元太「もう使える物何もねーぞ!!」
コナン「…クソッ…また何か探すしかねぇ!!」
光彦「ぼ、僕のキンタマ…痛い゛…」
ぎゃああああああああああああああああああああああああ
ひえー
ここまで来るとコナンに悪意が見られる
光彦「……あっ…」
光彦「(だんだんペットボトルのフタが緩まって……ああっ!!)」
光彦「コナン君!!大変です!!ペットボトルのフタが流されました!!!」
コナン「何!?」
阿笠「そういえばワシ、いつもフタを緩めに閉めとるんじゃった…」
灰原「激流に揉まれてフタが開いたのね…!」
光彦「ゴボボボボボボボボ」
コナン「くそっ…何とかしてまた浮力を確保しねーと…」
おまえら光彦に何されたんだよ
阿笠「……ま、まずい!!ペットボトルの中身が少し残っとったじゃろ!?」
コナン「それがどうかしたのかよ?」
阿笠「あれは超強力な下剤なんじゃ!!」
灰原「ってことは今、川の水にはその下剤が混ざって…」
コナン「光彦!!水を吸い込むな!!」
光彦「もう遅い゛でず!!!」ゴボゴボ
阿笠「いかん…あの下剤は一滴でも飲んでしまったら…」
光彦「(…うぅ…急に便意が…!!)」
ブリュリュリュリュリュリュリュリュリュリュリュリュ!!!!!ブピピ!!ブバッ!!!!!!!!!
歩美「きゃああああ!!!」
元太「光彦の奴、流されながら脱糞してやがるぜ!!」
光彦「ん゛ああぁぁぁ…」ブリュブリュブリュブリュ
コナン「今はそんな事気にしてる場合か!早く使えそうな物を探すんだ!」
元太「お、おう!」
クラスメイトの前で全裸で川に流されながら脱糞とか
>>45
安心しろ
みんな平然と受け入れてる
光彦「ゴボボボボボボボボ」ブリュブリュブリュ
コナン「光彦!!とにかく泳げ!!沈んじまうぞ!!」
光彦「は…はい゛!!」バシャバシャ
灰原「…江戸川君!あそこにゴムボートが置いてあるわ!!」
コナン「!!」
阿笠「誰かが救助に使った物のようじゃのう!」
コナン「こんなラッキー2度とねえ!!使わせてもらうぜ!!」
灰原「どうするの?」
コナン「オレのキックで光彦の元に届けるんだ!」
コナンのキックだとゴムボートが。。
歩美「コナン君がんばれー!!」
元太「いっけー!!」
コナン「光彦!!このゴムボートに掴まれ!!」
コナン「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
ドゴォ!!!!!
バシャ-ン!!!
コナン「しまった!!!光彦がボートの下敷きに…!!!!!!」
光彦「!!?!?コボボボボボボボ!!!!」
コナン「やべぇ…あれじゃあゴムボートが蓋になって息が出来ねぇ!!!」
灰原「完全に状況が悪化してるじゃないの!!どうすんのよ!?」
コナン「……」
コナン「…もうオレたちに出来ることは1つしかねぇ…」
コナン「博士、119番通報してくれ…」
光彦「ゴボボボボボ…ゴボボ……ゴボ…」
ううう~う~…♪ううう~う~うう~♪(事件解決BGM)
救助隊の人達が駆け付けたとき、光彦は既に死んでいた…
もし最初から通報していれば、光彦は助かっていただろう。
オレ達は、少年探偵団に出来ないことは無いと錯覚していたのかもしれない…
おめぇらのせいだろwwww
また光彦が死んだ
-次の日-
歩美「きゃあああああああああああ!!!!」
灰原「博士ん家の屋根の上で人が死んでる…!!」
コナン「…」
…プルルルルルル プルルルルルル
コナン「もしもし、警察ですか?」
コナン「……米花町2丁目の……はい、……はい……」
元太「…あれ?いつもだったら通報は俺らに頼んで、自分は推理し始めるのによぉ…」
まぁ博士がクローン準備してるだろうし。
ピッ
コナン「……よし、通報完了だ。警察が来るのを待つか」
灰原「あら、推理しないの?」
コナン「ああ、これは警察の仕事だ。オレらが首を突っ込んじゃいけねぇ」
歩美「そっか…光彦君が、教えてくれたんだよね…」
コナン「あぁ…」
コナン「みんなも事件や事故があったら、まずは通報するんだぞ」
コナン「自分たちの力で何とか出来ると思っちゃいけねぇ」
コナン「光彦のような犠牲を、増やさないためにも…」
~END~
まさかのGOODエンド
乙
台風が来ていたので書いたぞい
またの~
乙だの~
光彦は犠牲になったのだ
面白かったわ
何良い話風に締めてやがるwww
通報は国民の義務だからな
だけどやたらに通報して迷惑をかけても駄目だ
皆も事を見極めて行おう!
光彦に捧ぐ
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