P「……こずえ」
こずえ「な゛あ゛ー……に゛い゛ー?」
P「危ないから扇風機から離れな。こっちおいで」
こずえ「う゛ん゛ー……わかったー」トテトテ
P「……で、何で俺の膝に座る?」
こずえ「ふわぁ…だめー?」
P「いや、ダメじゃないけど…暑くない?」
こずえ「だいじょうぶー…だよー」
P「そう?なら良いや」ナデナデ
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ガチャ
桃華「ただいまですわ」
若葉「戻りました~……」
P「おっ。お帰りー」
こずえ「ふわぁ…ももかと…わかばー」
若葉「ちょっとPさん!聞いてくださいよ~!」
桃華「もう、まだ言ってますの?」
若葉「だってひどいじゃないですか~」プクー
P「………で、何を買ってきたんだ?」
桃華「ええ。桃がお買い得でしたので。傷物ですが、内々で食べる分には問題ありませんわよね?」
P「うん。上等上等。買い物上手になってきたな、桃華」
桃華「うふふ」
こずえ「ふわぁ…ももー?」
桃華「ええ。一緒に食べましょうね」
若葉「ちょっと~!無視しないでください~!」
P「えー?だってどうせいつものだろ?」
桃華「ええ。いつものですわ…」
こずえ「いつものー?…なにー?」
P「若葉が子供扱いされてむくれてるんだよ」
こずえ「わかばー…こどもなのー?」
若葉「違うの~!私は大人のお姉さんなんですぅ!なのに、なのに~!」
桃華「お詫びにオマケして頂いたのですから、良かったではありませんの」
若葉「そうですけど~。でもやっぱり、桃華ちゃんより下に見られたのは傷付きます~」
P「ぶふぉっ!」
若葉「あっ!笑わないでくださいよ~!も~!」
さすがに桃華より年下は無理が・・・ないか
日下部さんがふりふり私服+会計時に櫻井さんが財布取出しなら後者が姉と迷うかもしれない
買い物しながらはしゃいだりちょっと走ったりして
それを窘められたりしてんじゃねww
ちゃまは母性に満ち溢れてるからね、ちかたないね
桃華の財布はエルメスで支払いはブラックカードだからね。仕方ないね。
つまり世間的に見てちゃまは合法…?
ひらめいた
通報した
逮捕した
収監した
まーた大佐が現れたのか
迅速な逮捕劇に草不可避
処刑した
判決した
埋葬した
処断してから判決…魔女裁判かな?
桃華「わたくしは桃とお茶の準備をしてまいりますわね」
P「ああ。悪いな」
こずえ「ももー…たべるー」
桃華「ええ。もう少々お待ち下さいましね」ナデナデ
P「…で、何があったんだ?」
若葉「さっき、桃華ちゃんと八百屋さんに行ったんですけれど~」
こずえ「やおやー?…なにそれー?」
P「野菜や果物売ってる店だよ」
若葉「そこのご店主さんに、『お嬢ちゃん、お姉ちゃんとお使いかな?偉いねー』って言われたんです~!私の方を見ながら~!」
P「それはそれは…」
若葉「私の方がお姉さんなのに~!3cmも高いのに~!」
P「で、誤解を解いたらオマケしてくれた、と」
若葉「免許を見せて納得してもらいました~」
P「ああ、いつもの流れだな」
若葉「いつもの、って言わないでくださいよ~!も~!」
こずえ「ふわぁ…わかば…おつかいー…えらいのー?」
P「そうだな。ちゃんとお使いが出来て偉いなー」ウンウン
若葉「お姉さんは大人なのでお使いくらい普通に出来ます~!」
こずえ「こずえもー…」
P「ん?」
こずえ「こずえもー…おつかい…するー」
P「っ!」
P「こずえが…おつかい?」
こずえ「するー」
P「そうか。そうかそうか!じゃあまずは『はじめてのおつかい』のスタッフににコンタクトをとって…」
「Pちゃま、いくらなんでもその扱いはどうですの?」
P「ん?」
桃華「さ。桃とお茶の準備が出来ましたわ」
こずえ「ももー…いいにおいー」
若葉「よく熟してましたから~、きっと甘くて美味しいですよ」
P「ほらこずえ、前掛けつけるぞ」
こずえ「んー…」
P「はい、若葉も」
若葉「ありがとうございます~。……って、私は大人なので、こんなのはいらないの~!」
桃華「果汁が沢山出ますから危ないですわよ?」
若葉「桃華ちゃんまで!?」
こずえは間延び口調と年齢の割に平仮名の多すぎ文体のせいでたまに幼稚園児かと錯覚する
P「うん。よく熟してて美味いな」
こずえ「えへー…もも、おいしー…ねー」
若葉「はい~。この紅茶も桃の香りで美味しいです~」
桃華「うふふ。いつものローズティーも良いですか、折角の桃ですもの。合わせてみましたの」
P「うん。淹れるのも上手くなってるし。昔に比べて随分しっかりしてきたよな」
桃華「うふふ。紅茶は最近雪乃さんに教わっておりますの。桃華はPちゃまの為、日々成長してますのよ」
P「はいはい。嬉しいよ」ポンポン
桃華「もう。またそうやって子供扱いを…」
P「こずえ、口拭くよ」
こずえ「んー…」
桃華「ねえPちゃま…」
P「どうした?」
桃華「さっきから気になっていたのですが、なぜこずえちゃんを膝にのせておりますの?」
若葉「じゃすとふぃっとしてますよね~」
P「さっきこずえ呼んだら座ってきた」
桃華「はい?」
P「扇風機の前から離れなかったから呼んだんだよ。そうしたら座った」
こずえ「せんぷーきー…あーってしたら、あーってなって…たのしーよ」
若葉「夏になると一度はやっちゃいますよね~」
桃華「若葉さん…」
金持ちの家って扇風機無さそうなイメージ
冷房か羽で扇がれてそう
>>27
きっとダイソンのアレがいっぱいあるんだよ。
P「こずえくらいなら軽いから気にならないしな」ナデナデ
こずえ「えへー…ぷろでゅーさーのひざ…あったかくって、きもちいーのー」
桃華「そうですの?」
こずえ「ももかと、わかばも…すわるー?」
桃華「えっ?」ピクッ
若葉「それは~…」ピクッ
P「ん?座る?」
若葉「わ、私は大人のお姉さんですから~…流石に~…でも、Pさんがどうしてもと言うんでしたら~」
桃華「わたくしは…でも…ぴ、Pちゃま」
P「ん?」
桃華「桃華は本日お買い物にお茶の準備にと、Pちゃまの為にとても頑張りましたの!ですので、少しくらいわがままを言っても良いですわよね?ね?」
P「はいはい。おいで」
P「桃華も軽いなー。ちゃんと食べてるかー?」
桃華「きちんと三食摂っておりますわよ?それよりもPちゃま手を、その…」
P「ああ。はいはい」ナデナデ
桃華「うふふふ。これは確かに癖になりそうですわね…。雪美ちゃんやこずえちゃんが座りたがる訳ですわね」
P「うーん。前から疑問なんだけど何がいいんだ?硬いし座りにくいだろう」ナデナデ
桃華「Pちゃまのお膝と言うだけで充分特別なのでしてよ?」
P「そんなもんかね」ナデナデ
桃華「ええ。わたくしもこれからたまにお願いしたいくらいですわ」
P「いや、いいけど。これ以上人数増えたらマジで順番待ちが出そうだな…」
桃華「うふふ。Pちゃま大人気ですわね」
桃華「はぁ…。堪能しましたわ」
P「若葉はどうするんだ?」
若葉「へっ?え~と、私は大人なのでそういうのは~」
桃華「その割にはずいぶん羨ましそうにしてましたわよ?」
若葉「そ、それは~」
P「ほら、ついでだしおいで」ポンポン
若葉「つ、ついでなら、仕方ないですよね~」ウキウキ
P「…分かりやすい」
こずえ「わかば…うれしそー」
若葉「確かに良い座り心地ですね~」
P「自分じゃわかんないけどなー」ナデナデ
若葉「うふふ。どうですか?Pさん?」
P「なにが?」ナデナデ
若葉「こんなに近くに成人の女性がいるんですよ~?お姉さんの大人の魅力にめろめろになりましたか~?」
P「ゴメンな若葉。俺、ロリコンじゃないからさ」ナデナデ
若葉「どういう意味ですか~?」プクー
P「若葉は可愛いなぁって意味」ナデナデ
若葉「わ、私は可愛いよりも綺麗の方が~。でも、Pさんになら~…」
こずえ「あ゛ーーー…」
桃華「こずえちゃん、それ好きですわよね」
こずえ「だの゛じー…よ゛ー?……も゛も゛がも゛…ずる゛ー?」
桃華「ちょっとしてみたいですわ…」
桃華「あ゛ーーー」
こずえ「あ゛ーーー…」
P「……何やってんだお前ら」ニヤニヤ
桃華「はっ!いえ、Pちゃま。これはですね?」
こずえ「ふわぁ…ももか、おかお…まっかー」
桃華「///」
若葉「ふふっ。何だかんが言っても桃華ちゃんもまだまだ子供ですね~」
桃華「……こほん。あれですわ。全て暑いのが悪いのですわ」
P「また無理やりだな」
こずえ「なつー…あつい、のー」
桃華「Pちゃま、何か妙案はありませんの?」
P「んー?そう言われてもなー…」
こずえ「ぷろでゅーさー…」
P「ん?」
こずえ「ぷーるー…」
P「プール?ああ。あるにはあるけど…」
桃華「あら?いつの間にそんなもの設置しましたの?」
P「ちょっとな…。うーん。プール入る?」
こずえ「はいるー…ふたりも、はいろー」
桃華「そうですわね。水浴びでもすれば少しは涼しくもなりますわね」
若葉「プールですか~?楽しそうですね~」
P「んじゃ、やるかー。しばらくしたら屋上に来な」
桃華「かしこまりましたわ」
若葉「それじゃあ、水着に着替えて来ようかしら~」
こずえ「おきがえー…するー」
P「2度ある事は三度あるー…っと。こんなもんか?うん。手慣れてきた自分がちょっと悲しい…」
ガチャ
P「おっ。来たか」
こずえ「ふわぁ…ぷーるー」ツルン
桃華「あら。本当にプールがありますのね」ペタン
若葉「うふふ。Pさん、どうですか~?」ストン
P「おっ。三人ともよく似合ってるな」
若葉「お姉さんのせくし~しょっとに見惚れちゃっても良いんですよ~?」
P「はいはい。あ、こずえ。入る前に一応柔軟しとくぞ」
こずえ「じゅうなんー…」
若葉「うう~」クスン
桃華「ああ、これは良いですわね」チャプチャプ
若葉「まさか屋上でプールに入れるとは思いませんでした~」チャプチャプ
こずえ「つめたくて…きもちいー、ねー」チャプチャプ
P「うーん。三人入っても余裕があるこの感じ…」
桃華「何かおっしゃいましたか?」
P「何でもない。ほーら、シャワーだぞー」シャワー
若葉「ひゃっ!」
桃華「あんっ!ちょっとPちゃま、いきなりは…」
こずえ「ふわぁ…しゃわー、だー…えへー」
P「ほーら、ほーら」シャワー
若葉「も~!お返しですよ~!」バシャッ
P「うわっぷ!」
こずえ「おみずのかけあい…たのしそー」パチャー
P「ちょっ!こずえ!?」
桃華「なら、わたくしも乗るべきですわね」バシャッ
P「ああもう!平和だと思ったらこれだよ!そりゃあ!」シャワー
こずえ「えへー」パチャ
若葉「楽しいです~」パシャパシャ
桃華「自業自得ですわね。どうせすぐに乾きましょう」
P「そうだけど…」シャワー
こずえ「ほわー…」
こずえ「ねーねー」
P「ん?」
こずえ「ぷろでゅーさーも…はいろー」
P「いや、流石にそれは無理かな」
桃華「わたくしは構いませんわよ?」
若葉「私も良いですよ~。お姉さんがのーさつしちゃいます~」
P「はいはい。俺は水着ないし、スーツで入る訳にはいかないだろ?俺はいいからお前らで楽しみな」
こずえ「ざんねんー…」
桃華「仕方ありませんわね」
若葉「じゃあ、私達で楽しみましょ~」
P「ほらほら」シャワー
こずえ「わーい…えへー」チャプチャプ
桃華「うふふ」チャプチャプ
若葉「きもちーです~」チャプチャプ
こずえ「ふわぁ…んむー」コシコシ
桃華「あら、こずえちゃん、おねむですの?」
こずえ「んー…だいじょうぶー…ふわぁ」
若葉「いっぱい遊びましたからね~。…ふわぁ…あっ」
P「うん。こずえと若葉も眠そうだし、そろそろ上がろうか」
桃華「そうですわね」
若葉「わ、私は大丈夫です~!大人なので、お昼寝はしないんです~!…ふわ」
P「うん。終わりにしような」
桃華「さ、こずえちゃん。戻りますわよ」
こずえ「んー…わかったー」
桃華「若葉さんも」
若葉「わ、分かってます~!」
P「じゃ、俺は片付けるかな…」
ガチャ
P「ただいまー」
桃華「あっ」シー
P「ん?」
こずえ「くぅくぅ」スヤー
若葉「すぅすぅ」スピー
P「ああ…」
桃華「うふふ。着替えて力尽きたのか、ソファに座った途端お二人共ぐっすりですわ」
P「桃華は良いのか?疲れただろ」
桃華「少し眠いですが、大丈夫ですわ」
P「そっか。ありがとな」ナデナデ
桃華「うふふ」
こずえ「ふわぁ…んー?」
P「?」
こずえ「あー…ぷろでゅーさー…だー」
P「ありゃ。起こしちゃった?」
こずえ「んー…おきたー…ふわぁ」
若葉「ふわ~」
P「こっちもかな?」
若葉「ふにゃ~。あ~。Pさんだ~」ニヘー
P「全開で寝ぼけてるな」
若葉「えへへへへ~」ギュー
P「うわっ」
桃華「ちょっと、若葉さん!?離れなさいまし!」
若葉「や~なの~」ギュー
こずえ「こずえもー…ぎゅー」ギュー
若葉「えへへ~」ギュー
こずえ「えへー」ギュー
桃華「………」ギュー
P「…桃華さん?」
桃華「お二人ばかりずるいんですの!」ギュー
P「ああもう。ほら、若葉。とりあえず起きろ」ペシペシ
若葉「ふにゃ?………あ、Pさん~?…ひゃっ!」パッ
P「はい。おはよう」
若葉「おはようございます~。うう~///」
こずえ「ふわぁ…ぎゅー、おわりー?」
桃華「し、仕方ありませんわね」
若葉「うう。お姉さんたら大人なのにはしたない真似を…」
こずえ「ふわぁ…わかば、おかおまっかー」
桃華「まったく。寝ぼけるにも程がありますわ」
P「寝ぼけてないのに抱きついてきたのもいるけどな」
桃華「Pちゃま!?」
こずえ「ももかも、まっかー…えへー」
P「そうだなー。恥ずかしいならやらなきゃいいのになー」
桃華「そ、それは…」
若葉「はう~」
P「あ、そうだ。こずえ、スイカ食べるか?」
こずえ「すいかー…たべるー」
P「うむ。実は今朝から冷やしてたんだよ。一緒に食べような」
こずえ「すいか…えへー」
P「ほら、二人も食べるだろ?」
若葉「いただきます~」
桃華「いただきますわ」
P「じゃあ、こずえ一緒に準備しような」
こずえ「おてつだい…できるー」
おわる
ちひろ「すいかー!ももー!………くすん」カタカタ
はい。間が開きましたがCu編終わりです
読んでくださった方ありがとうございました
皆さんも熱中症には気をつけましょう(戒め)
前々作 モバP「今日も暑いなー」十時愛梨「そうですね~」
前作 モバP「今日も暑いなー」鷺沢文香「そう…ですね…」
乙ー
2週目はあるのかな?
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