女「宿主も大変なんですよ?」(39)
ここはとある町の宿屋
女「ふあーぁ、おはようございます....」
メイド「....」
女「メイドさん、ちゃんと挨拶はしましょう?せっかく可愛いのに無愛想じゃ宝の持ち腐れです」
メイド「めんどくさ....」ボソッ
女「なんて?」
メイド「おはようございますって言ったんです」
女「そう、今度からハキハキ挨拶するようにしましょうね!」
ハンター「ういっす女」
女「おはようございます」
女「あれ、ハンターさんどうしたんですかその恰好?」
ハンター「いやーよ、昨日酒場で西の渓谷にバカでけえドラゴンがいるって聞いたもんでよ、狩りに行こうと思うんだ」
女「まあ、それは大変ですね....、ところで朝食はとらないんですか?すぐにでもしますけど」
ハンター「いや、待ってらんねえ、俺は一刻も早くそいつを狩りに行きたくてウズウズしてんだよ」
女「ダメですってば、朝食はちゃんと食べないと肝心な力が入りませんよ?」
ハンター「はは、ちげえねえな、じゃあささっと腹にいれるか」
メイド「ドラゴンの朝食にされちまえばいいのに....」ボソッ
ハンター「あん?どうしたメイド?」
メイド「朝食を作るので少々お待ち下さいと言ったのです」
ハンター「気が利くじゃねえか、なるべく早く頼むな」
女「さてと、着替えて今日も頑張って受付でもしますか」
ハンター「なんだ?まただっせー服着んのか?」
女「ださいとはなんですかださいとは、あれはお母さんが縫ってくれた大事な服なんですよ!」
ハンター「そんなものよりバニーガールの衣装でも着たらどうだ?お前結構めんこいし客も増えると思うぞ」ヘヘッ
女「キャバクラの行き過ぎですあなたは、ここは宿屋なんですからそんな低俗なサービスはしません」
ハンター「御堅いねえ」
女「メイドさん、ハンターさんは?」
メイド「朝食を食べてもうここをたちましたよ」
女「そう....、ってこれ酒瓶じゃない!!朝から何を考えてんですかあの人!!それに3本も飲んで!」
女「酒も高くないってのに....、今度からミネラルウォーターを酒瓶に入れておいてやろうかしら」
勇者「女、飯だぞー」
女「あ.....、勇者さんおはようございます」
女「泊まっていただいておいてなんですけど、ちょっといりびたりすぎじゃないですかここに」
勇者「なんか問題でも?」
女「いえ、魔王討伐の命を王様から受けているのに町から出ないでずっとここにいるのは....」
勇者「大丈夫大丈夫、魔王が世界滅ぼしてくれたらそんな細かいことも気にならねえよ」
女「いや!ダメでしょう!勇者たるものが魔王の肩もちあげてどうするんですか!?」
勇者「うるせえなー、いいじゃん飯はやくつくってくれよ」
女騎士「見つけたぞ勇者!」バンッ
酒も高くない……?
勇者「げえっ!女騎士何故ここに!」
女騎士「兵士から連絡を受けてな、なんでも勇者がこの宿屋に入り浸っているとか....」
勇者「昨日泊まりに来たあの兵士か....?なんか視線を感じると思ったらそういうことかよ!」
女騎士「あのな、貴様は自分という存在の重要さを知るべきだ」
勇者「へへん、俺だけなんだろ聖剣を使えるのは?」
女騎士「そうだ、お前しか使えない、だからニートみたいにここで引きこもってる場合じゃないんだお前は!!」
勇者「俺はまだ宿賃を払っていないからここを離れられないんだよ!残念だったな!!ひゃっはっはっはっは!!!」
女騎士「こいつのいってるのはいくらだ、宿主」
女「1週間分で1050gになりまーす」
女騎士「」チャリン
女「まいどありー、どうぞお引き取りください」
勇者「あ、てんめー!女この野郎!!裏切りやがってーーー!!!」
女「裏切るも何も私はあなたの味方じゃありません、さっさと自分の仕事を真っ当してください」
ぎゃああああああああああ!!しまった!!
酒の値段も安くない!!....サーセン
期待
女騎士「黙ってついてこいこのダメ勇者!1から戦士の何たるかを教育してやる!!」
勇者「くそーーーーーーーー!!俺の飯!!」バタン
女「...まったく、世界の運命があんな奴にたくされてるなんて世界も不名誉なものです....」
トトトトト
メイド「また厄介な奴が降りてきましたよ」
女「へ?」
博士「よっす!!女聞いて聞いて!」
女「おはようございます博士....どうしたんですかそんなに慌てて」
女「と、いいますかさっさと宿代を払ってください、何か月分たまってると思ってるんですか」
博士「ねえねえそんなことより!!私ね!新しいロボットを開発したの!」
博士「家事ロボットシリーズ!!なんでもこなすのよ!掃除、洗濯、料理、愛撫となんでもするの!!」
博士「見て!その机に散らかった食器も数秒で洗浄!食器棚に片づける!!」
ロボット「」ウィンウィン
女「あらすごい.....!、これ町長に報告すれば」
博士「何言ってるの....?」
これは期待
博士「これを町人に売りつけて儲けようなんて思ってない、女のためだけに作ったの」
女「え....?」
博士「ほら...日頃世話になってるじゃない...?私こんなものしか作れないけどさ、精一杯の感謝の気持ちなんだよ...」
女「は、博士.....」キュン
博士「いつも宿屋で働いてくれてご苦労様、これで少しでも楽になれたらって思ってるよ」
博士「これからもずっとよろしくね!!!」
女「....博士」
博士「なに?」
女「こんなことしても宿代は浮きませんよ?9か月前からたっぷり貯まってますからね?」
博士「ちィッ!!!しくったか!いけると思ったのになー」パチン
ロボット「」ウィンウィン
女「けど...このロボットはほんと優秀ね、もう片付けちゃった」
博士「ね?ね?すごいでしょ?」
メイド「」
博士「このロボット、人工知能もってるから勝手に掃除とかしてくれるよ」
博士「じゃあね、私は部屋に引きこもるから」
女「宿代は?」
博士「ソノウチー」バタン
女「まったく....」
ロボット「」ウイーン
女「にしても、すごく助かるわ床もピカピカだし食器も白く綺麗に....」
女「本当によくできてるのね、たまにはマトモなの作るじゃない博士ったら」
女「さてと、私は受付に回るとしますか」スタスタ
ロボット「」カチャカチャ
メイド「....」
メイド「なんですかこの不細工なロボットは....タイヤでころころ移動してうるさいんですよ」ボソッ
メイド「あのアマもなんですか...、今日まで私に掃除とかさせてたくせにこんなロボットに頼って....」イジイジ
メイド「あーーー!腹が立ちます!!私の仕事とってこのロボット!!」
メイド「(ん?待ってください、このロボットを壊せば欠陥があったとして見られて万事解決なのでは?)」
メイド「(このロボットが作動してる途中いきなり爆発したとでも言っておけばなんとでも....)」ニヤニヤ
メイド「(じゃあこのデッキブラシで....)」ブン
メイド「もらった!!」
ロボット「」カチャ
メイド「なっ....」
メイド「(食器を盾に....?ロボットってこんなに賢いものなの...?迂闊に手を出せない....)」
メイド「頭悪そうな外見とは裏腹にやりますね....」
ロボット「そんな卑屈な手しか使えないのかい...、それじゃワシにゃかてんな」
メイド「(しゃべった!?)」
ロボット「そんな手使って勝てると思っているのか?まあ俺を壊して勝ちというんなら勝ちなんだろう」
ロボット「お前ん中ではな!!」バンッ
メイド「?!何が言いたい....」
ロボット「仕事ができる優劣では今のところワシが勝っている、ワシを壊してもその優劣は変わらない」
ロボット「結果的にワシに負けてるんだ貴様は!」
メイド「へえ....、ロボットに煽られるなんて夢にも思いませんでしたよ....」グッ
メイド「つまり、やるんなら正統に、本業で勝負しろと」
ロボット「そういうことだ....」
メイド「いいでしょう」
ロボット「床が汚い....」
メイド「失敬な....、私が毎日掃除してますのに」
ロボット「ならこの床が貴様の未熟さを物語っているな....」
メイド「なっ.....」
ロボット「雑巾がけで勝負しようじゃないか!!ルールはこの床をワシと貴様で半分に分けて向こうの壁まで雑巾がけをします」
ロボット「一番早く綺麗にしたほうが勝ち、通路の往復は何回でもおーけー」
メイド「いいでしょう....」
ロボット「負けたら、あなたはここから出て行ってください」
メイド「は!!?」
ロボット「あー、もしかして自信がないと?ならすでにここで仕事する資格などありませんね」
メイド「いいでしょう!ならあなたが負けたら私と同じ条件で出ていきなさい!」
ロボット「おーけー、では始めましょうか?」
ロボット「では、3秒の合図でスタートします」
メイド「(大丈夫...こんな昨日今日で作られた凡骨ロボットなんかに負けはしないわ...やってきた年数なら私のほうが上)」
メイド「(いける!)」
ロボット「3210ォーーーーーーー!!!」ダッ
メイド「ちょっ、卑怯な!」
ロボット「私は3秒の合図で始めると言いました、嘘はついてませんよ!!」
メイド「くっ...、けどちょっと遅れたぐらいで差はないわ!!」
ロボット「はっはっはっは!!」ギュイイイイイイイン
メイド「くっ.....」
メイド「(タイヤと普通の脚じゃ速さが違う....)」
メイド「(なんて速いの....?速すぎてタイヤから火花が散っているわ....)」
ロボット「3往復目!!遅いですね!!!」
メイド「くっ....」
メイド「でも....でも....!」
ロボット「どうしました!?もう降参ですか!!」
女「ちゃんと掃除して....って!!なにこれ!!」
メイド「いえ、あの....」
ロボット「(驚いてる...、床が綺麗すぎて目を丸くしているんだな)」
女「タイヤの跡がひどいじゃない!!!」
ロボット「(はっ...しまったぁぁぁぁ!!!!)」
メイド「こいつです、このアホが全部やりました」
ロボット「(このアマ速攻チクりやがった!)」
女「ひどい....、ちょっと博士!!!」
博士「何?宿賃払わないからって怒らないでよ」
女「そうじゃなくて、この欠陥品をさっさと捨ててきてください!!!」
ロボット「(欠陥....品!?)」
博士「うわっ...タイヤの跡ひどいね、人工知能もたせたけど悪知恵働いていたずらしちゃうのかな?」
博士「うん、こりゃ失敗作だ」
ロボット「(失敗!?)」
女「まったく、やっぱりロクなもの作りませんね」
博士「次はもっと立派なの作るからさ、じゃあ粗大ごみに出してくるから」
ロボット「な....ちょっ!」
メイド「では、私が出してきますね、このゴ・ミをね!!!」
ロボット「(ぬあああああああああああああ!!!)」
博士「んじゃ、電池抜くからどうぞ」
ロボット「ちょっ...oh」シュウウウウン
メイド「では粗大ごみ出してきますね」
博士「ん、じゃあ私は反省点を活かして次の開発でも」
女「あのー、メイドさん?」
メイド「なんですか?」
女「帰ったら、この床掃除してくれる?このままじゃダメだし、お客さんも不快に思っちゃうだろうし」
女「やっぱり、ロボットなんかよりメイドさんのほうが頼りがいあるしねお願い」
メイド「.....」
メイド「わ、わかりましたでは行ってきます」バタン
女「うん、いってらっしゃい」
メイド「」
メイド「(.....頑張ろう、もっと)」グッ
メイド勝ったのか
ちょっとかわいそうだな、ロボット
頑張ってたのに目の前で欠陥品呼ばわりされたり
メイド「けど....、ちょっとかわいそうなことしましたかね.....」
メイド「(うざったかったけどこいつに煽られたおかげで久しく本気で仕事ができた気がしますし)」
メイド「(それと...久しぶりに誰かとよくしゃべりました、人じゃないけど)」
メイド「(こいつに感謝するのは不満だけど.....言い過ぎたのもたしかだし謝ろう)」
メイド「あの博士に電池を頼むのはイヤだし、買おう、そうすればこいつも動きますよね」
メイド「ここらへんに電池屋なかったかな....」
マイドアリー
メイド「よし....」
メイド「(素直にごめんなさいって言おう、そうしないと気が済まない....)」
メイド「えいっ!」カチャ
ロボット「こらーーーーーー!!おのれら散々ワシのことボロクソ言いやがって人間ごときがなめててんじゃねえぞこら!!」
ロボット「お前ゴミとかよーゆーたの?え?おいこらなんか言ってみーや!!」
メイド「」カチャン
ロボット「ちょ」シュウウウン
メイド「.....」
メイド「やっぱゴミに出そう!」
ワロ④
ワロ④
女「ふ~、日も落ちたわね」
女「メイドさん、お掃除ご苦労様」
メイド「はい」ボソッ
ハンター「ういーっす、ただいま」ガチャ
女「ハンターさん、おかえりなさい」
ハンター「ふ~、今日も疲れたわ」
女「お疲れ様です、今日も宿でゆっくり休んでくださいね」ニコッ
ハンター「ところでよ....、女ここってペット禁止か?」
女「ペット.....?」
女「(ハンターさんもしかして道端で子犬でも拾ってきたのかしら....)」
女「(この前だってペットじゃないけど迷子の子供連れてきたし....、おせっかいというか何事もほっとけない人なんですよね....)」
女「(職業柄によらず動物とか好きだし...)」
女「(けどそこがハンターさんの魅力でもありますよね)」
女「大丈夫ですよ、動物も立派なお客様です」
ハンター「そいつはよかった、客に飢えてるだけあって守備範囲が広いな女は!」ガハハハハ
女「一言余計ですよ!!!まったく....」
キャアアアアアア
女「さっきから思ってましたが街のほうが騒がしいですね.....」
ドラゴン「ギャオオオオオオオ!!!」
ハンター「今外にいるんだが朝言ってた例のドラゴンだ」
ハンター「闘ってる内に仲良くなっちまってよ、こいつの宿代は俺が払うから部屋たのーーー」
ドラゴン「ギャオス!ギャオオオオオオオオス!」ドンドン
女「今すぐ西の渓谷に帰ってもらってください!!!!お願いします!」
女「まったく...、帰ってもらいましたか?」
ハンター「帰ってもらったよ....、ったくいいっていったのにさ」
女「あんなでかいのは無理です!連れてくるのならもっとわんちゃんとかせめて小型のものにしてください!」
ハンター「へいへい....わかりましたよ」
女「町人の苦情をさばくのに苦労しましたよ...はあ」
勇者「ういー」
女「あらこんばんは、勇者さんどうしたんですか珍しく勇者みたいな格好して」
勇者「俺一応勇者だからね」
ハンター「なんだ、また魔王退治サボってきたのか?」
勇者「いや、街でドラゴンがでたーーって兵士が外まで飛んで来たもんだから旅を中断して助けにここまで戻ってきた」
女「あらあら、大変ですね」
女騎士「おい勇者!!」バンッ
勇者「わっ!女騎士!」
女騎士「野宿で寝るときはちゃんと火の後始末をしろといっただろう!危うく飛び火するとこだったぞ!」
勇者「いやいや、すまんって」
女騎士「まったく.....」
女騎士「で、お前がまた逃げたかと思ったのだが」
女騎士「話を耳にしたところドラゴンが町で暴れてたらしいな、それで兵士が勇者を呼んだと」
女騎士「だがしかし、勇者がいないと何もできないのかここの兵士共は」
ハンター「まったく、馬の骨ばっかだな」
女「あなたに反省の色が見えないんですがそれは」
女騎士「もう用は済んだ、グズグズしていられない早く魔王退治の旅に戻るぞ!!」
勇者「えー、せっかくだし休んでいこうぜここで」
女騎士「お前今日まで散々休んでいただろう!ほら、早くいくぞ!!」
勇者「へいへい」シブシブ
女「いってらっしゃーい」
カタ カタ カタ
女「あら、もう深夜?時がたつのは早いものねー」
女「メイドさん、もう私寝るから宿もう閉めちゃって」
メイド「」コクッ
女「ふあーぁ」
カサカサカサカサカサ
女「?」
カサカサカサカサカサ
女「メイドさん、なんか聞こえない?」
メイド「いえ」
女「(幻聴....、いやたしかに聞こえてる、耳元でなんか鮮明に)」
博士「おお、女」
女「あら博士、どうしたんです?」
博士「んにゃ、水飲みに降りてきただけだよ」
女「あ、そうですか」
カサカサカサカサカサ
女「」ブルッ
女「(なんか怖くなってきた...、深夜まで起きてるもんじゃないわね不気味だし..早めに寝よう)」
博士「」ゴクゴク
博士「ぷはー」
博士「ところでさ、なんでゴキブリ肩に乗せてるの?」
女「へ....?」
ゴキブリ「」カサカサカサカサカサ
女「いやあああああああああああああああああああ!!!!」
女「いやっ!きゃああああ!!これどけて!いや!いやぁ!」
博士「女!肩を壁にぶつけるとしとめるんだ!」
女「きゃあ!きゃあ!きゃああああ!」
ゴキブリ「」ヒョイ
女「きゃあああ!ゴキブリ死ね!!死ね!」ゴツッ
女「.....いっつぅ....」ブルブル
博士「あー、逃げられたか、ぶつかり損だったね」
女「って、仮に成功しても服が汚れちゃうじゃないですか!!」
女「ていうか!なんで早くこのことをいってくれなかったんですか!!」
博士「いや、接客してるのかなって思ってそっとしといた」
女「ゴキブリが客なわけないでしょう!!あんなの害虫以外のなにものでもないじゃないですか!」
メイド「主人、客がきましたよ」
勇者「ういっす」
博士「おお、勇者っち帰ってきたの?」
勇者「うん、やっぱ野宿ってのは慣れなくてさー、ここが一番落ち着くわー」
女「たたたたた、助けて勇者!ゴキブリが出たの!」
勇者「ゴキブリー?自分で退治しろよ」
女「あなた男じゃない!お願いー!」
勇者「ハンターに頼めばいいじゃん」
女「ハンターさんは今日もう寝ちゃったの!」
勇者「はー?ったく、仕方がねえなー」ポリポリ
メイド「また客がきましたよ」
女騎士「おい!貴様!やっぱりまたこの宿屋に逃げてきていたか!」
勇者「お、女騎士!!」
女騎士「懲りない奴だ次は縄で縛って逃げられないようにしてやろうか!え!?」
勇者「いや、へへへへへ、兵士が町の外からと、飛び出してきてゴキブリ退治を頼まれたからさ」
女騎士「嘘つけ!その言い訳は無理があるぞ!」
女「うぅ....、女騎士さん助けて!!」
女騎士「どうした、宿主だったか?」
女「ゴキブリが出たんです!お願いします退治してください!!」
女騎士「...まああながちこいつのいうことは当たってなくもなかったな」
女騎士「......」
女騎士「このボンクラが迷惑をかけたこともある、その恩に酬いるためにも是非協力させてもらおう」
女「ありがとう!!」
更新短いけど寝ますわ
宿主と聞いて寄生生物との共存かと思ったがこれは良い方向に予想が外れた
支援
期待
面白い
>>35
宿主ってホントはその意味以外に意味無いんだけどね
面白いから良し(≧∇≦)
あげ
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