海未「9月21日の夜」 (42)

海未「覚えていますか?9月21日の夜のこと」

穂乃果「は?海未ちゃんいきなりどうしたの?」

海未「愛は私の気持ちを変えてしまいました。9月の空を、追いかけてる間に」

穂乃果「えーと…まだ7月なんだけど」

ことり「穂乃果ちゃん何か困ったこと?」

穂乃果「うん。いつになく海未ちゃんが変なんだよ」

ことり「海未ちゃん?海未ちゃ~ん!」

海未「夜通し踊っているうちも、私達の魂は高らかに歌っていました」

穂乃果「海未ちゃん…徹夜でダンスの練習していたんだね。私も頑張らないと!」

ことり「でも海未ちゃん、徹夜はよくないよ?無理しないでね」

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九月二十一日?
バブル崩壊ぐらいしか記憶がない

海未「星々が闇を照らしていたあの夜を私は忘れません」

穂乃果「ええっ!?外で練習してたの!?」

ことり「それは流石に近所迷惑なんじゃ…」

海未「あのパーティを覚えているでしょう」

穂乃果「パーティ!?パーティなんて知らないよ!!」

ことり「海未ちゃんまさかことり達に内緒でパーティしてたの!?」

海未「踊り明かした、あの9月のパーティ」

穂乃果「だからパーティって何!?それにまだ7月だから!!」

海未「雲一つなく、晴れわたったあの夜」

穂乃果「うーん…去年の9月21日って晴れてたっけ?」

ことり「全然覚えてないよ…」

海未「私の心は貴女といつも一緒です」

穂乃果「えっ!?ここに来て突然の告白!?」

ことり「ぬけぬけと…!!」ギリッ

海未「貴女の心としっかり手を組んでいます」

穂乃果「そんな…私まだ心の準備がぁ////」カァァ

ことり「」チッ

海未「いつまでも忘れないでください」

穂乃果「う…うん。海未ちゃんのことは忘れないと思うよ」

ことり「…あれ?どこかで聞いたことあるようなフレーズ…」

海未「私達が見つけた真実の愛を」

穂乃果「うんうん…うん?」

ことり「海未ちゃ~ん?いつの間にそんなの見つけたのかなぁ?」

海未「見つけたあの夜を」

穂乃果「急にわけわかんなくなっちゃった!」

ことり「へぇ…処女ってこれくらいで売れるんだぁ」ピッピッ

海未「今は12月」

穂乃果「だから7月だよっ!」

ことり「そろそろボケてきたのかなぁ?」

海未「二人には愛がある」

穂乃果「えっ!?私達どこにも愛って漢字付いてないよ!?」

ことり「穂乃果ちゃん…微妙なボケは止めようよ」

穂乃果「あ、わかっちゃった?」

海未「9月までは虚勢を張って」

穂乃果「ことりちゃん、虚勢って何?」

ことり「動物のタマ切ることだよ♪」

穂乃果「へ~…ってそれ去勢でしょ!?流石の私でもそれはわかるよ!!」

ことり「ホントは威張ったりすることだよ♪」

穂乃果「ありがとことりちゃん」

ことり「いえいえ」

海未「自分を偽っていた私でも」

穂乃果「海未ちゃん…何を偽ってたんだろう?」

ことり「う~ん、納税とか?」

穂乃果「それは大変だね!」

海未「今は真実の愛を見つけました」

ことり「また愛か。たまげたなぁ…」

穂乃果「真実の愛ってなに!?なんなの!?」

海未「鐘は高らかに鳴り響き」

穂乃果「鐘?どこの鐘のことだろう…?」

ことり「お寺かなぁ…」

海未「鳥は楽しそうにさえずっていました」

穂乃果「だめだ…またわかんなくなっちゃった」

ことり「ちゅんちゅん♪」

穂乃果「ちゅんちゅんちゅんちゅん♪」

ことり「(穂乃果ちゃんカワイー!!)」ジョロロロロロロ

海未「あの夜のこと、今も覚えていますか?」

穂乃果「ことりちゃん…海未ちゃんと一体何を!?」

ことり「知らない知らない!海未ちゃんと二人で過ごした夜なんて知らないよぉ!」

海未「あのパーティのことを今も覚えているでしょう」

穂乃果「いやだからパーティって何なの!?」

ことり「もしかするとラブライブのことかも!」

穂乃果「なるほど!でもラブライブは9月じゃなかったよ!」

ことり「じゃあ一体何…?」

海未「踊りあかした、あの9月のパーティ」

穂乃果「あぁもう!踊りあかした9月のパーティって何!?」

海未「雲一つなく晴れわたったあの夜」

ことり「まさか…野外ライブ!?」

穂乃果「いやいやいや、去年の9月ってまず私達スクールアイドルですらなかったよ!!」

ことり「何だろう…この煮えくり返らない思いは」

海未「…ふぅ、って貴方達いたんですか!?」

穂乃果「海未ちゃんが変なこと呟き始めた時からずっといたけど…」

海未「////」カァァ

海未「まさか…聞かれていたなんて////」カァァ

穂乃果「私達が見えなくなるほど集中していたんだね」

ことり「もしかして新しい歌詞?」

海未「いえ…これは歌詞ではなくて」

穂乃果「あ、この曲知ってる」

ことり「あ~、これの和訳をやってたんだね♪」

海未「はい…今の実力でどこまで訳せるのか試してみたくて」

穂乃果「いや~それにしても、海未ちゃんがまさかこんなラブソングを聴いていたなんて」

海未「し、知らなかったんです!歌詞がこんなだったなんて…!!」

ことり「よかったぁ、まさか穂乃果ちゃんのことを言ってるのかと」

海未「はい?」

ことり「ううん、こっちの話」

>>2
心底気持ち悪い

海未「…と、言うわけなので二人にはかなりの誤解を受けましたが私はただ勉強していただけですからね」

穂乃果「は~い」

ことり「でもそれって、かなり英語力が付きそうだよね?穂乃果ちゃん、ことり達もやってやみようよぉ♪」

穂乃果「え…いや、私は」

海未「何事もチャレンジですよ」ニコッ

ことり「あ、この曲なんてどうかな?誰でも聴いたことがあるから簡単だと思うよ!」

穂乃果「へぇっ!?」

ズボッ

穂乃果「…」

穂乃果「…~♪」

穂乃果「~♪」スッスッ

海未「穂乃果…?どうしたんですか?」

穂乃果「~♪」バッバッ

ことり「まさか…穂乃果ちゃんこの曲踊れるの!?」

穂乃果「~♪」バッバッ

海未「何てキレのいい動き…これじゃあまるでキングオブポップじゃないですか」

穂乃果「ポウッ!」ジャーン

とりあえずおしまい。果たして海未ちゃんは何の曲を聴いていたでしょうか?

セプテンバーか

ew&fの?

しんのすけー!

>>14
>>15

正解です。この曲ホントに好きで毎日聴いてるんです

取り敢えず続きを書いていこうかなぁと思います

絵里「もすかう」

希「は?」

絵里「塩分、手生えるんすか」

希「いや…生えないやろ」

絵里「爪をそっとポイ」

希「えりち、生えない手に爪もないんよ…」

絵里「帰りなさい」

希「帰っていいの?それじゃまた明日」

にこ「…で、絵里がおかしくなったって?」

希「そうなんよ。なんか訳のわからん日本語喋ってるし…」

にこ「とにかく行ってみるわ」

希「気いつけるんやで」

にこ「アンタも行くに決まってるでしょ」

希「帰れると思ったのにぃ~」

絵里「もすかう」

にこ「これは…」

希「な?おかしなことなってるやろ?」

にこ「絵里…どしたのよ?」

絵里「ゴスペル許せへん」

にこ「は、はぁ?何でゴスペルが許せないのよ?」

希「にこっち…今のえりちに突っ込んだら負けや」

絵里「出川散歩。いや、変」

希「別に出川が散歩してても変じゃないやろ…」

にこ「希、言ったそばから突っ込んでるじゃない」

希「あ、ホンマや」

希「アカン、突っ込んだら負けや…突っ込んだら負けやと思ってても突っ込んでしまう」

にこ「その気持ちわからなくもないわよ」

絵里「いんげん崇拝」

にこ「へ、へぇ~…絵里っていんげん豆好きなんだ」

希「それも崇拝するほどのな」

ガタッ

のぞにこ「!?」

絵里「お酒!へっ!へっ!変な事件さ!」

希「ど、どないしたんや…」

にこ「絵里のスイッチが入ったみたいね」

絵里「わたしゃ、はっ!はっ!春です~!」

希「春?今は真夏やで」

にこ「確かに頭の中が春ってるわね…」

これは一周回ってかしこいのか・・・?

絵里「回りSTEP!STEP!A4100円な~」クルクルタンタン

希「わ、訳のわからないこと言いながら回ってステップしだしたで…」

にこ「本格的にやばいわね…」

絵里「おっさんボートでへーぷらほ~」

希「アカン、えりちどないしたんよ…?」グスッ

にこ「生徒会長の疲れが一気にきたのかしら」

懐かしいな

絵里「もすかう!もすかう!夢見るアンディさん!おっさんですかシャアですか。おっほほほほ!はいっ!」

希「!!!???」

にこ「あー…これ、もすかうね」

希「もすかう?」

にこ「原曲はめざせモスクワってタイトルなんだけど、それの空耳バージョンよ。絵里ったら、また古いモノ見つけたわねぇ…」

絵里「…」

絵里「ちょっと二人共、折角振ったのに何で返してくれないのよ!」

希「!?」

にこ「そもそも、絵里は何でもすかうなんて歌ってたのよ?」

絵里「…話せば長くなるんだけど」

亜里沙「もすかう♪もすかう♪」

絵里「亜里沙、それ何の歌?」

亜里沙「めざせモスクワって曲。ロシアの歌だよ」

絵里「祖国の歌…ハラショー!」

絵里「亜里沙!私にも歌詞教えてくれる!?」

亜里沙「うん、いいよ~」

ーーー
ーー


絵里「…と、言う訳なの」

にこ「はぁ…姉妹揃って賢いのかポンコツなのかわからないわ」

絵里「どういうことよそれ」

にこ「あのね、めざせモスクワはドイツの歌よ。歌詞もドイツ語なの」

絵里「な、なんですってー!」

にこ「あきれた。そんなことも知らなかったなんて」

絵里「…」

絵里「息子!息子!大事な一寸法師!」

希「あ、また始まった…」

にこ「もう知らない…」

絵里「なくしたりしたら大変よ!あっはっはっは!へい!!」

絵里「もすかー!」スッ

のぞにこ「!?」

絵里「おう!らーららーら!らーらーら!おっほっほっほ!へい!」バッバッ

希「もういやぁ…」

にこ「見てられないわ…」

絵里「(そう…これがハラショーなダンスよ!ダンスなのよ!)」バッバッ

3年生編終わりです。最後に1年生編

空耳懐かしいな

凛「もしいなくてはならないのなら」

花陽「凛ちゃん?」

凛「私は貴方のやり方に従うまでよ」

花陽「え…何のやり方?」

凛「私は行くわ」

花陽「どこに行くの?ラーメン屋さん?」

凛「だけどわかっているわ」

花陽「な、何をかな…?」

凛「どんな場合もあなたのことを思うだろうってことを」

花陽「えっ…////」カァァ

凛「そしていつもあなたを愛するでしょう」

花陽「凛ちゃん!?」

凛「いつもあなたを愛するでしょう」

花陽「は、はわわ////」アタフタ

凛「私の愛しい人」

花陽「り、凛ちゃあん////」ダキッ

凛「ほろ苦い思い出」

花陽「色々あったけど二人三脚で頑張ろうね!」

凛「それが私が持っているものの総て」

花陽「そ、そうなの?」

凛「だからさようなら」

花陽「えっ…?」ジワ

凛「どうか泣かないで」

花陽「さよならって何!?私聞いてないよ!?」グスッ

凛「どちらにもわかっているはず、私はあなたの必要ではないってことを」

花陽「必要だよっ!凛ちゃんは私にとってお米と同じくらい必要なの!!」

凛「そしていつもあなたを愛するでしょう」

花陽「凛ちゃん!ホントにさよならなの!?」

凛「いつもあなたを愛するでしょう」

花陽「それはわかったから答えてよぉ!!」

凛「人生があなたにとって」

花陽「グスッ…ヒグッ…凛ちゃん」ポロポロ

凛「幸いしますよう」

花陽「…」ポロポロ

凛「そしてあなたが」

凛「夢見たものが総て手に入るよう願うわ」

花陽「えっ…?」

凛「あなたに喜びと幸福を」ギュッ

花陽「ふぇ////」

凛「でもなりより」

凛「愛してくれと願うわ」ボソッ

花陽「!!!!!!」

ガラッ

凛「そしt「エンダァァァァァァァァァァァァァイヤァァァァァァァァ!!!!!!!」

凛「!?」

花陽「ま、真姫ちゃん!?」

真姫「アイオ-ルウェイズラァァァァァァァァァビュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!」

凛「…」

凛「真姫ちゃん!打ち合わせと違うよぉ!!」

真姫「うぇえ!?アンタの告白と共に出てきたじゃない!」

凛「凛が歌えてないじゃん!ハモるって言った筈なのにぃ!」

真姫「ご、ごめん…」

花陽「い、一体何なの…?」

凛「いやぁ、かよちん最近元気なかったからドッキリ的なものを仕掛けようと思って…」

真姫「凛の考えることは良くわかんないわ…」

花陽「は、ハハ…ドッキリ」ペタン

凛「かよちん!?」

花陽「じゃああの告白も…」

凛「それは違うにゃ」

花陽「えっ!?」

真姫「えっ!?」

凛「凛は…凛はホントにかよちんのことが大好きにゃ!」

花陽「それって…恋人として?」

凛「だからかよちん!凛と…結婚しよう!」スッ

花陽「これって…!?」

凛「魚沼産コシヒカリ5kgにゃ」

真姫「(凛のラーメン代3ヶ月分ね)」

花陽「…うれしい」

花陽「こちらこそよろしくね!凛ちゃん!!」

ガラッ

海未「エンダァァァァァァァァァァァァァ」

ことり「イヤァァァァァァァァ」

穂乃果「ポォウッ!」

絵里「もすかう!もすかう!」バッバッ

希「らーららーららーらーら」シクシク

にこ「らーららーららーらーら…おっほっほっほ…へい」シクシク

真姫「…イミワカンナイ!」

今度こそ終わりです


I Will Always Love Youか
エンダァァまでわからなかった

凛ちゃんイケメン 乙

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