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希「おっはよー！………ってあれ、にこっちだけ？」


にこ「今日、練習中止だってさ」


希「えっ、そうなん？聞いてないよ？」


にこ「にこだってさっき知ったのよ」


にこ「なんでも連絡ミスだとかで、さっき真姫ちゃんが来ててね」

希「真姫ちゃんは？」


にこ「知らない。帰ったんじゃないの？」


希「そうなんか。せっかくの休日なのに急に空いてしまったなぁ」


希「あ、そうや。にこっちこれからどっか遊びにいかん？」


にこ「悪いけど、妹たちの世話しなくちゃいけないから」


希「そうなん？」


にこ「また親が出張なのよ。しばらくこれないかもだから絵里に言っといて」

希「了解やー」


にこ「あ、あとこれあげる」


希「なにこれ、栄養ドリンク？」


にこ「さっき真姫ちゃんがくれたのよ。でも別に喉乾いてないし、希にあげるわ」


希「おお、ありがとなー」


にこ「それじゃ」ｶﾞﾁｬ


希「ここあちゃん達によろしく言っといてなー」

希「さて………ホント急に暇になったなぁ」


希「ウチも帰ろうかな」


希「でもその前に……」ｺﾞｸｺﾞｸ


希「ふぅ……さて、帰ろっかな」


希「帰りに本屋によって……あれ、体が……熱く……」

――――――――――――――――


真姫「そろそろにこちゃん飲んだかしら？」


ｶﾞﾁｬ


真姫「………」ｿﾛｰ


希(5歳)「うぃーん♪ぶーん♪」


真姫「」

希(以下略)「あー。まきちゃんやー」ﾀﾀﾀ


真姫「ヴぇっ！？」


希「まきちゃんあそぼー」ｸﾞｲｸﾞｲ


真姫「ちょ、ちょっと……！？」


真姫(ど、どうしてなのよ？にこちゃんが小さくなるって思ってたのに……)


真姫(どうして希が…！？)


真姫(ていうか、にこちゃんはどこなのよ…！)

真姫(にこちゃん……)ｷｮﾛｷｮﾛ


希「まきちゃんー？」


希「………」ｳﾙｳﾙ


希「まき……ちゃん…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ


真姫「って、どうしたの！？」


希「えっぐ……えっぐ……」

真姫「な、泣き止みなさいよ希」


希「ひっぐ……ま、き……ぐすっ……ちゃ…」


希「ウチの、こと…きら……えっぐ……い、に…なったん…？」


真姫「ああもう……どうすれば……」


真姫(そうだ。確かポケットに……)


真姫「はいキャンディ」


希「えっぐ………えっぐ……」

幼児化した希のおっぱい触りまくりたい

真姫「ああもう、あげるから泣き止みなさい。いらないの？」


希「た、たべっ、たべ……る……ぐすっ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ


真姫「じゃあ食べる。そして泣き止みなさい」


希「えっぐ……うん……うん」


ﾓｸﾞﾓｸﾞ


希「おいしい……」


真姫「そう、よかった」ﾎｯ

真姫(どうしたらいいのよ……)


真姫(今はキャンディでおとなしくなったけど)


真姫(いつまた騒がしくなるのか……)ﾁﾗｯ


希「もぐもぐ………おいしー」ﾆｺﾆｺ


希「まきちゃんおいしー」


真姫「………！」ﾄﾞｷｯ

真姫(って、なにときめいてるのよ…！)


真姫(にこちゃんの代わりに希が飲んでしまったようだけど…)


希「ぷはぁ～……おいしかったー」


真姫(置いて…帰れないわね)


希「まきおねえちゃんあそぼー」

真姫「お姉ちゃん！？」


希「だってウチよりおねえちゃんやん。まきおねえちゃん」


真姫「た、確かに今はそうだけど……」


希「じゃー、おにごっこしよー」


希「ウチがおになー！まきおねえちゃんにげてなー」

希「えーい」ﾀｯﾁ


希「わーにげろー」ﾀﾀﾀ


ｽﾃﾝ


希「むぅ……シャツがおおきくてうまくはしれへん」


真姫「確かに服が大きくて動き辛そうね」


真姫(このままだと風邪ひいちゃいそうだし。こうなったのは私の責任でもあるし……)

真姫「お洋服買ってくるわ」


真姫「いい？おとなしく待ってるのよ？」


希「えー、まきおねえちゃんウチとあそばんのー？」


真姫「あなたの服を買ってくるの」


希「ウチのー？」


真姫「ええ、そうよ」

希「だったらウチ、おるすばんがんばる！」


真姫「聞き分けよくて助かるわ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


希「えへへー」ﾆｺﾆｺ


真姫「………！」ｷｭﾝ


真姫(か、可愛い………！)

真姫「それじゃあなるべく早く帰るから」


真姫「そこのにこちゃんのおもちゃ(アイドルグッズ)で遊んでていいから、おとなしくしてるのよ？」


希「はーい」


ｶﾞﾁｬ

真姫「………」ﾃｸﾃｸ


真姫(なにあれ！？すっごく可愛いじゃないの！)


真姫(反則よ、反則！あの笑顔誰でも一撃ノックアウトじゃない！)


真姫「………よく似合う服買ってあげなきゃね」


真姫「って、あれ………」


真姫「お財布部室に忘れてるじゃない」

ｶﾞﾁｬ


真姫「希、鞄の中の――――」


希「えっぐ……ひっぐ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ


真姫「え、ちょ、ちょっとどうして泣いてるのよ…！？」


希「おねぇちゃーん……！」ｷﾞｭ


希「こわっ……かったよぉ…さみしかったよぉ……」


希「ひとりに……せんでよぉ……」

ロリコン真姫ちゃん

真姫(なんでいちいち可愛いのよ…！)


真姫「ごめんなさい」ｷﾞｭ


真姫「それじゃあ一緒に行きましょう」


希「うん………」


真姫「といっても服も靴もないから外に出られないのよね」


真姫「希を抱えて行こうかしら…？」


希「まきおねえちゃん」ｸﾞｲｸﾞｲ


真姫「ん……？」


希「ウチにいいかんがえあるん」

――――――――――――――――


希「たかーい」ｷｬｯｷｬ


真姫「まさかこの歳で肩車するなんて……」


真姫「シャツだけで冷えない？」


希「お、カラスさんやー」ﾉｼ


真姫「……幸せそうならいいけど」

希「ねこさんもおるん、おねえちゃんあっちー」


真姫「駄目よ。先にお洋服買わないと」


希「ねこさんおるんー！あっちー！」


真姫「はいはい……さっきまで聞き分けよかったのに……」


真姫「小さな子は何考えてるかわからないわね」ﾃｸﾃｸ

希「ねこさんー」


ﾀｯ


希「あっ……にげてしもうてん……」


真姫「気が済んだ？」


希「うん……」ｼｭﾝ


真姫「お洋服買った後、公園に行きましょう」


真姫「きっと、猫さんもいるわよ」


希「……うん」

希「おねえちゃんおねえちゃん」ﾍﾟｼﾍﾟｼ


真姫「いたた、頭を叩かないで」


希「ことりちゃんおるん。あいさつせんと」


真姫「はいはい、ことりちゃ……」


ことり「ふんふーん♪」


真姫「！？」

希「ことりおねえちゃーん」ﾉｼ


真姫「！？」ﾊﾞｯ


ことり「ん……？」ｸﾙｯ


ことり「いま……呼ばれたような…？」

真姫「はぁ…はぁ……」


希「おねえちゃんあいさつせんの？」


真姫「い、今は状況が……」


希「でも、おともだちにあったら、あいさつしなさいってママとパパが…」


真姫「今はいいのよ。今は…！」


希「なんでなん？」

真姫「希が小さいからよ」


希「なんでウチがちいさいとダメなん？」


真姫「そ、それは………」


希「なんでなん？」


真姫「な、なんででも！」

希「えー、なんでなんよー？」


真姫「ええと………そうだわ。キャンディあげるわ」


希「わーい、あめちゃんだいすきー」


希「もぐもぐ……」


真姫(な、なんとかなった……と思うわ)


真姫(まったく子供の「なんで？」責めはキツイわね)

真姫「ようやく、お店までたどり着けたわ」


希「おおー、おっきいおみせやなぁ」


真姫「希が小さいのよ」


「いらっしゃいませー」


真姫「まずは下着ね。このままだと風邪ひくだろうし」

真姫「さて、女児用は……ここね」


真姫「こんな歳で子供の下着を選ぶなんて思いもしなかったわ」


真姫「意識したことなかったけど、結構可愛いの多いわね」


真姫「希。このイチゴ柄なんてどうかしら？」


希「ウチはなんでもいいよー？」


真姫「それじゃ、このイチゴ柄にしま………いえ、こっちのクマさんのもいいわね」

真姫「この水玉のもいいわ…！」


真姫「迷ってしまうわ……！」


希「ふぁ……おねえちゃんまだなん……？」


真姫「え、ああ。ごめんなさい」


真姫(もう全部買っちゃえばいいわよね)

真姫「お洋服も悩むわね……」


希「………」ｺｯｸﾘｺｯｸﾘ


真姫「これにしましょう」


真姫「希、試着室でお着替えしましょ」


希「ん～………」


真姫「しょうがないわね。ほら、抱っこしてあげるから」

真姫「はい両手あげて」


希「ん………」


真姫「………」


真姫(可愛い……！)


希「おねぇちゃん……うでいたい…」


真姫「ご、ごめんなさい。お洋服通すわね」

真姫「可愛い。とってもいいわ」


希「んー………ふぁ…」


真姫「帰りにアイスクリーム買ってあげるから、頑張って」


希「ん………がんばる……」


真姫「それじゃあ、次はこっちを着て――――」

――――――――――――――――


「ありがとうございましたー」


真姫「………」ﾆｺﾆｺ


希「ふぁー………おねえちゃんながすぎやー」


真姫「希が可愛いからいけないのよ」


希「ん………ウチ褒められてるん？」


真姫「ええ、そうよ」


希「えへへー。うれしいなぁ」ﾆｺﾆｺ

希「あ、ちょうちょさんやー」ﾀｯ


真姫「ちょ、危ないわよ！」


希「あははー！」ﾀﾀﾀ


真姫「こらー。危ないから走らないの」


希「はーい！」


真姫「はーい、って言って公園に入っちゃったわ」

真姫「希ー？どこにいるのー？」


希「ふぁーい！」ﾀｯﾁ


希「はい、まきおねえちゃんおになー」


希「にげろー♪」


真姫「ちょ、まったく……大変だわ」

希「おねえちゃんこっちやでー」ｷｬｯｷｬｯ


真姫「本当……あんな小さな体のどこに元気があるのかしら」


真姫「こらー、待ちなさ……」


希「ん………」


「ねぇねぇ、いっしょにあそぼー」


真姫(希と同い年くらいの子。でもこれでゆっくりできるわ)


希「………」ﾀｯ

真姫「ちょ、ちょっと……」


希「………」ﾌﾙﾌﾙ


真姫「私の脚にしがみつかないでよ」


希「いや………いやなん…」ｳﾙｳﾙ


真姫「もう……」


真姫「ごめんなさい。恥ずかしがってるみたいなの」

「うん？それじゃまたこんどあそぼうねー」ﾀﾀﾀ


希「いった？」


真姫「行ったけど……一緒に遊べばいいのに」


希「ウチ、しらんひととはなすのにがてやし……」


希「まきおねえちゃんいればいいもん」ｷﾞｭ

真姫「まったくもう…」


希「…………」


真姫「アイス」


希「………？」


真姫「買ってあげるっていったわよね。一緒に食べましょう」


真姫「食べ終わったら、希の気が済むまで遊んであげるから」


希「…………うん！」

――――――――――――――――


ｶｧｰｶｧｰ


希「すぅ……すぅ……」ｽﾔｽﾔ


真姫「まったく」


真姫「遊び疲れて寝てるなんて本当、子供ね」


真姫「しかも私に膝枕要求してくるなんて、ね」

希「ふぃ……おねぇ……ちゃん」ﾑﾆｬﾑﾆｬ


真姫「………！」


真姫「なんだか薬を飲んだのが希でよかった気がしてくるわ」


真姫「とっても可愛いもの」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

真姫「そういえば、この薬ってどれくらい持続するんだったかしら？」


真姫「確か……1日？いえ、様子見で5時間くらいの物使ったかしら？」


真姫「って5時間のやつだったら、そろそろじゃない！？」


希「う、ん………」


ﾑｸﾑｸ

真姫「なんだか希が大きくなってきてるような…！？」


ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ


真姫「！？」


真姫「希の服が……！」


希(17歳)「ふぇ……あれ、ウチ……」

真姫「………」ｱｾﾀﾞﾗﾀﾞﾗ


希(以下略)「確か部室で……」


希「ここどこなん？……公園？」


希「へくしっ！ってどうしてウチ裸なん！？」


真姫「あ、そ……その……希？」

希「ま、真姫ちゃんこれどういうことなん！？」


真姫「えっと………の」


希「の……？」


真姫「希が可愛いから悪いのよっ！///」


希「えええーっ！？」

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希「なんてことがあってな」


絵里「楽しそうじゃない」


希「どこがなんよ……真姫ちゃんの上着借りて帰る時なんて、死んでしまいたいくらいやったんよ」


絵里「そんな素敵な事があるって知ってたら私も行ってたのになぁ」

ｶﾞﾁｬ


真姫「あ、希」


希「………」ﾑｯｽｰ


絵里「真姫、どうしたの？」


真姫「いえ、この前は希に悪い事したから……」


真姫「その、仲直りにプレゼントを」

希「プレゼント……？」


真姫「これよ」


絵里「ジュース？」


真姫「ええ、ジュースよ」


希「そんな怪しいのいらんもん！」ﾌﾟｲ

絵里「こらこら、真姫も反省してるみたいだし、仲直りしてあげなさい」


希「でも……」


絵里「ほら、そのジュース飲んで元気だして」


希「…………」


希「エリちがそこまで言うなら…」

ｺﾞｸｺﾞｸ


希「もう、あんなことせんといてよ…？」


真姫「それはできないわ」


のぞえり「え？」


真姫「だって希が今飲んだのは……」


希「あれ……体が熱く……」


真姫「1ヶ月効果の持続する強力な薬だから」




おしまい

最後まで読んでいただきありがとうございました。
真姫ちゃん書くといつもキャラ崩壊してるんじゃないかって思ってしまいます。

もしかしたら明日も別の書くかもです。

乙

おつおつ

乙
このあとえりまきに愛でられるロリのんたんが想像できた

かわいすぎィ！
ちょっと違うけど参考画像
http://imgur.com/iCxvUm4.jpg

のぞまき婚から希似の子供を作って愛でる真姫ちゃんはよ