みたいな、忍野が怪異譚の蒐集のため放浪して、行く先々で出会す洒落怖の化物(怪異)の事件を忍野が解決していくみたいな話を誰かお願いします!
俺「は?」
俺「え?」
忍野「それは『匂いイカ』って怪異だね」
聖徳太子「え?」
小野妹子「だから太子はいつもイカ臭いんですね」
ごめんなさい
>>4 は祟られよう
だれかはよう
ふんふん。
でも君さ。ダメだよほんとのこと言わないとさ。
この怪異は自分から何かをするものじゃない。基本的に無害なもんなのさ。
蛇は基本的に臆病ってのはよく言われてるだろ?
ただ、蛇ってのは執念の象徴でもあるわけ。
縄張りに入ってきた何かにはしっかりと報復するんだよ。
そう、二度と入ってこられないようにね。
さぁここで問題だ。
そのなにかは…なんで縄張りに入ってきたんだろうね?
こいつの縄張りってのは名前通り縄が張られてる場所なんだけどさ。
それでも君は本当に、迷いこんだって言うのかい?
つづかない
>>7
なんかおしい
忍野「これはこれは。たいそう類まれぬ怪異を口にしてしまった、いやはやまいったね」
忍野「少し昔話をしてみようかな。ちょっと長いから聞き流す程度でも大丈夫だよ、いやいやそんな顔をしなくたって本当に聞き流してもいいのさ」
忍野「今から一千年前。時は平安、巫女さんやら神サマやら怪異やらが、人目を憚らず悠々闊歩していた時代だ」
忍野「この時代はね少年君。実に不合理的なことが罷り通るのが常だったんだ。信じられるかい? 長期間雨が降らないだけで、人は簡単に生贄を差し出したんだ」
忍野「例えば一村の中で選ばれたか弱き少女が居たとしよう。その少女は両親にとって最愛なる愛娘だった、けれど何時の日か、村の掟やらなんやらで、少女が人柱として選ばれた」
忍野「両親はたいそう悲しんだだろう。けれど両親は、一人の娘で救われる村を選ぶんだ。いや、選んだという概念すら無かったに違いない。それが絶対だから、それが答えだからなんだよ」
忍野「生贄を差し出せば、村は救われる。それが村人全員の答えなんだ、何よりも信じられる救いの儀式なんだね。だから誰も疑わないし、誰も否定したりはしない」
忍野「彼らは生贄という儀式を美徳と捉えていたんだ。恵みの雨が降らないだけで死にゆく運命を辿る、そんな現実を知っているからこそ、彼らは尊い命を差し出すのさ」
忍野「──命とはそれほどまでの価値がある。道徳性などもはや彼らにとっては無意味だ、口にするだけ無駄ってことだね」
忍野「うん? その命を一体全体誰に捧げるんだって? ははっ──そりゃあ決まってるじゃあないか、勿論、神サマだよ少年君」
忍野「概念の外側。人の範疇を超えた存在に捧げるんだ、元より気候を操るものは神サマだと信じ切られていたからね。ほら、聞いたことがあるだろう?」
忍野「淤加美神。祈雨の際に代表的な神サマなのだけれども───そうやって彼らは自分たちではどうしようもない事を、神様に頼み込んだんだ。人の命を捧げてでもね」
忍野「さてここで本題だ。君が今回関わってしまっている『怪異』なのだけれど、勿論神様でもなくて立派な怪異のだけれども」
忍野「──今上げた全ての事実、そして当時の彼らが美徳として捉えていたことを、真っ向から否定したモノから生まれた『怪異』だ」
キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!!
はよ
ハリィーーー!!!!
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