パワプロクンポケット 喰種野球編 (42)
パワプロくんポケット×東京喰種です
序盤野球関係ありません
東京喰種の設定や人物は受け継ぎますが
主人公をなぞる話ではありません
更新遅いです
以上 よろしくお願いします
「はぁ・・・はぁ・・・」
「なんだよあれは・・・」
「あれが・・・喰種だっていうのか・・・」
「あんなの・・・人間にどうにかできるわけ・・・
」
・・・・・・・
「み~つけた」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405153930
~12時間前~
僕の名前はパワポケ。普通の人間である
中学では野球部のキャプテンをしていた
といっても弱小で大会で勝ち上がったことさえないんだけど
テレビ(・・・ですから喰種というものは・・・)
連日特集が組まれている
1か月前より集団で人がいなくなる事件が多発し始めた
様々な憶測の中、監視カメラが捉えていた映像で、
青年がカメラに向かって語りかけていた
青年「我ら喰種は、貴様ら人間に宣戦布告する。貴様らは我らの食料に過ぎん。
にも拘わらず我らは暗い地下での生活を強いられてきた。
もう我慢はできない・・・おなかいっぱい食べたいんだ・・・・」
青年「これより我らは狩りを始める。貴様ら人間が古来より行ってきた、生きるための術を。
我らも真似させていただこうではないか。そうだろう諸君。」
青年の後ろからは多くの歓声が飛んでいる。
青年「貴様らは・・・食料だ」
カメラの映像はそこで終わっていた
テレビ(喰種対策としてCCGでは・・・)
パワポケ「おっかないなぁー喰種・・・ 僕じゃすぐ食べられちゃいそうだ・・・」
そういいつつも現実感があまりないのは、直接目で見たことが無いこと。
あの映像以来喰種と思われる存在の映像が公開されることがなかったことから
仕方ないことだとも思える。
パワポケ「本当にいるのかな・・・ヒトを喰う怪物・・・」
序盤野球関係ない宣言とかパワポケを何だと思ってるんだ
よくわかってるじゃないか
パワポケは後半にも申し訳程度の野球要素しか入ってないんですがそれは
パワポケ「ひょっとするとこの喫茶店の店員や・・・
高校の友達の中にも喰種が・・・・」
パワポケ「んなわけないよな。あの映像だってただのいたずらの可能性も・・」
テレビ(CCGとツナミ社が協力し兵器を・・・・)
パワポケ「人の作る兵器のほうが危険だと思うけどなあ・・・」
パワポケ「それに人を襲うにしても喰種の連中自体が化け物って説も
一部の団体が話してるだけだろうに・・・」
パワポケ「っと そろそろ時間かな」
番組の話題に思想を巡らせつつ喫茶店を後にした
パワポケの世界観的に別に違和感がないと思ってしまった俺は感覚が麻痺しているのか
こんな作品でもパワポケならコラボが普通に出来るんだよなぁ
激しく期待
いつだって野球がメインだろ!
彼女さえ攻略しなけりゃ
まあパワポケなら普通に人喰いヒロインたような気もするし…
パワポケ「一時間早かった・・・・」
先輩からイベントの準備の手伝いを頼まれており、18時に集合との話だったが
現在は16時40分 約束した場所へも15分あれば行ける
パワポケ「もう一度喫茶店に入るのもなあ・・・・・ん?」
少女「はぁ・・はぁ・・・」
パワポケ「ちょっ!大丈夫ですか!!」
路地への道の壁にもたれかかる少女がいた
女性「はぁ・・・はぁ・・・」
パワポケ「どっどうしよう・・・救急車と・・・えっと・・・」
少女「はぁ・・・はぁ・・・・だ・・大丈夫です・・」
パワポケ「えっあっあぁ!よかった! あの、救急車とか・・・」
少女「大丈夫です!!」
パワポケ「!!? えっ・・大丈夫ならいい・・けど・・」
思いつきなので冒頭のとこまでは書き進めますがそこからは書き溜めになります
パワポケ側の世界観は14よりも先の未来ですが原作で亡くなっても
この話では生きているキャラクターもいますのでパラレル程度に思っていてください
野球絡められるか不安になってきました
少女「それで・・その・・行きたい場所があるんですけど・・」
パワポケ「えっ・・本当に大丈夫かい・・?」
少女「体は大丈夫ですよ・・でも少し不安なのでついてきてもらえませんか・・・」
パワポケ「(ドキッ)えっ!いいですけ・・ど・・」
パワポケ「(よく見るとすごいかわいくないかこの子・・・
もしここでいいとこ見せれば17年間彼女なしの僕にもこんなにかわ・・・)」
少女「あの・・?」
パワポケ「いいいいいやいやなんでもないよ!!うん!!どこに行きたいんだい?
僕が案内してあげるよ!!」
少女「??ありがとうございます 場所はわかるのでついてきてくれますか?」
パワポケ「もちろんさ!!」
数時間後に思うことになるのは 下心は確実に身を滅ぼすんだな って・・・
チハヤが許されている世界だしへーきへーき
少女の付き添いで歩くこと30分ほど
パワポケ「(なんだか見たことない場所に来てしまったけど・・・)」
少女「すいません私のわがままで・・・」
パワポケ「え?大丈夫だよ少女ちゃん?暇だったしね」
パワポケ「(名前や趣味の話で盛り上がって打ち解けたかとは思ったけど
初対面の相手だしまだ不安はあるだろうな・・・)」
少女「パワポケさんと一緒なので安心してますよ」
パワポケ「照れるなあ」ハハハ
少女「そろそろ目的地だと思いま・・・・!!?」
パワポケ「少女ちゃん!!!」
強烈な打撃音が響き崩れ落ちる少女
茫然とする間もなくパワポケにも凶器が襲い掛かる
パワポケ「くっ!」
???「っと・・・避けられたか」
パワポケ「あんた・・いきなり殴りかかってくるなんて・・・!!(少女ちゃんは!)」
少女「・・・・・」
パワポケ「(まずい・・・血は出てないみたいだけどあんなに強く殴られたんじゃ・・・)」
???「おいおい連れの心配をする前に・・自分の心配をしたらどうかな?」
パワポケ「(!!?)」
後ろからは同じように鈍器を持った不良が数人
???「聞いたことくらいあるだろ??俺たちは喰種っていうんだ」
パワポケ「なっ・・・!?」
パワポケ「(まずい・・喰種・・・人食べたりするのか・・・)」
パワポケ「(普通の人間だったらこれくらいの人数何とかできそうだけど・・・
喰種ってのは・・・まさか本当にいるなんて・・・)」
喰種ヤンキー「なに黙ってんだ?逃げられるとでも思ってんのか?
そうだな そこの女と、お前がもってる金全部置いていけば通してやってもいいぜ?」
パワポケ「なんだと?(金?人を喰うんじゃないのか?)」
喰種ヤンキー「ああ、お前もこの人数をどうにかできるとは思わないだろ?それで勘弁してやるぜ?」
パワポケ「(・・・こいつらは喰種ではない・・っぽい・・たぶん・・・きっと・・・なら・・)」
喰種?ヤンキー「おい黙ってんじゃねえって言ってんだろ!さっさと金出せよ!」
パワポケ「(やるか・・)少女ちゃんを置いて逃げられるわけないだろ!」
そう答えるや否やヤンキーの後ろに回り込むパワポケ
喰種?ヤンキー「!?てめぇ!」
パワポケ「悪いけど・・僕は弱くはないよ」バキィ!!
崩れ落ちるヤンキーを見て悟ったのか逃げ出す仲間たち
パワポケ「やっぱりただの不良じゃないか・・・喰種なんて・・っと!少女ちゃん!」
少女「うっ・・・ううん・・パワポケさん・・・」
パワポケ「よかった・・!」
少女「かっこよかったですよ・・・」
パワポケ「!?気づいてたの??」
少女「はい・・私を守ってくれたんですよね・・・」
パワポケ「ははっ無事で良かったよ・・(何かおかしい・・)」
少女「それで・・ちょっと一人じゃ立てそうにないので・・手を・・・」
パワポケ「ああ!無理しないで!はいっ」
少女「ありがとうございます」ガブッ
パワポケ「えっ?」
少女「感謝してますよ・・パワポケさん・・・」クチャクチャ
少女「私・・弱くて・・おなかすきっぱなしで・・・」クチャクチャ
パワポケ「な・・に・・が・・(痛い・・?)」
少女「仲間には邪魔されちゃうし・・・」クチャクチャ
パワポケ「少女・・ちゃん・・・??(右肩・・?痛っ・・)」
少女「おなかが空いて死にそうでした・・・」クチャクチャ
パワポケ「ま・・さか・・・(血・・抉れ・・・)」
少女「もっと・・食べさせて下さいパワポケさん・・・」
パワポケ「そんな・・・うっ・・・」
逃げ出すパワポケ
少女「どうして・・逃げるんですか・・・パワポケさん・・・助けてくれるんじゃ・・・」
少女「食べさせてくれるんじゃ・・・ないの? ねえ」
少女「ねえってば」
パワポケ「くっ・・はぁ・・はぁ・・・(なんだあれ・・・尻尾・・紅い・・何かが・・・)」
パワポケ「逃げないと・・・」
パワポケ「あんなの・・・人間が勝てる相手じゃない・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
少女「かっこいいけど・・・馬鹿な人・・・でも・・美味しかった・・・ちゃんと食べきってあげないと・・」
少女「あっ・・あんなとこに隠れて・・・」
少女「み~つけた」
冒頭まで回収しました 今日はここまで
おつ
最近パワポケssが増えてきて嬉しい
パワポケならもはや何でもありだよな
違和感のなさ
さげてなかった、すまぬ
とても期待
そもそも割と普通に人間喰うもんねチハとか
パワポケ「ははは・・・思えば最初からいかにも怪しい感じだったのに・・・ バカすぎるだろ僕・・・」
少女「ふふっ・・あなたのその優しさが一人の少女の空腹を満たせるのよ」
パワポケ「なんというか君・・・自己中だね・・」
少女「私たち・・みんなこんなもんよ 人間なんて 食糧に過ぎないもの」
パワポケ「なあ人間っておいしい?」
少女「何よりも美味しいわよ 共食いしない貴方たちが不思議でならないわ」
パワポケ「へえ・・」
少女「そろそろ食べちゃっていいわよね
助けてくれてありがとうパワポケさん いただきます」
パワポケ「はははっ・・・ただし君も道づれだよ!」
少女「!!?」
直後建物の屋上から堕ちてきた鉄柱によって潰される少女
少女「がっぁあ・・・な・・なんぇ・・」
パワポケ「落ちて・・・くること・・はわかってた・・・あとは時間稼ぎ・・・」
少女「道連れ・・・そ・・う・・いうこ・・・」
パワポケの胴体にも鉄柱が刺さっている
パワポケ「(人生の終わりなんて・・突然来るもんなんだろうな・・・きっと・・)」
そのままパワポケは意識を失った
(ダイジョーブデス・・・)
(ソウカンタンニハシネマセンヨ・・・)
(犠牲ハツキモノナノデース・・・)
(ゼンブワタシガ責任モチマース)
(彼女ノゾウキヲ彼ニ)
声だけが聞こえる 臓器? なんだ?
(アンテイシテマスネ)
(手術セイコウデース)
ピッ ピッ ピッ
目覚めたのは病院だった
パワポケ「知らない天井・・・」
あれから1週間経っていたようだ
まだあの時の出来事が
少女が喰種だったことが夢のようだ
だけど この胸の傷は本物だ・・・
準備の手伝いをサボったと先輩には怒られてしまったが
怪我の度合いを見てなのかずいぶんと心配してくれた
このままあのことは忘れて元の生活に戻りたかった
でも 戻れない理由がある
ナース「パワポケさん今日も食事食べないの?」
ナース「好き嫌いが多いのは感心しないわね」
ナース「それともまだ調子悪い?」
ナースの言葉は耳に入らない
好き嫌い?そんなはずはない・・・
僕の好きな焼き魚だ
なのに なんで
なんで こんな泥みたいな味がする・・・
ダイジョーブかよwwwww
この博士出ると一気にギャグっぽくなるなww
でも…終始シリアスです…
野球ゲーなのです…
野球ってなんだっけ?
野球ゲームじゃなくて野球バラエティだからへーきへーき
あれから数日
つまり僕が病院で寝てる間に
喰種による事件が頻発したようだ
喰種専門家なる存在も現れたそうで
その専門家や、より強化された喰種対策組織などが
毎日のように番組で警告してるらしい
パワポケ「(結局全然食べれてない・・・
おなかは空かないんだけども・・・)」
パワポケ「(僕を襲った少女ちゃんの影響なのか・・
死にかけた際におかしくなったのか・・・
これから一生この味覚ってのは嫌だなあ・・・)」
テレビ(喰種専門家の方にお話を伺いましょう・・)
パワポケ「(少し・・気になるな・・)」
テレビ(喰種というのは人以外から栄養を取れず・・・)
テレビ(人間と舌の作りが違うから、我々の食べ物は非常に不味く感じるでしょうな・・・)
パワポケ「なっ!!?」
テレビ(専門家さんまるで喰種みたいですね・・)
パワポケ「(いや・・まさか・・・でも・・
臓器移植・・あの時先生はそう言ってた・・・
あの場所にいたのは・・僕と少女ちゃん・・)」
パワポケ「(もしかしなくても僕・・・)喰種になった・・・・?」
原作設定を取り込むために結構端折っています
物分かりの良すぎる主人公ですいません
VS少女シーンをゲーム画面風に描きました
茜だこれ
違和感ゼロ
ダイジョーブ博士なのか、桧垣なのか
完全に茜
ダイジョーブ博士の実験に一発で成功するとかとんでもない運命力
ダイジョーブ博士なら喰種すら何人か犠牲にしてそう
本編じゃないのか(錯乱)
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません