〔真夜中のガソリンスタンド〕

凛「じゃあね、プロデューサー」

加蓮「また明日」

奈緒「お先ー」

モバＰ「おう、気をつけて帰れよー」

ちひろ「プロデューサーさんもそろそろ帰らないんですか？」

モバＰ「この書類が終わったら帰りますよ」

ちひろ「そうですか。ではお先に失礼しますねー」

モバＰ「わかりました」

〔数時間後〕

モバＰ「そろそろ帰るか」ｶﾞﾁｬ

モバＰ「あー……もうガソリンがないなー」

モバＰ「入れて帰るか……ん？」ﾌﾞﾛﾛ

モバＰ「こんなとこにガソリンスタンドなんかあったっけ？」

モバＰ「ちょうどいい、入れて帰ろう」

川島「…………」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

モバＰ(ん？なにか様子が変だな)

モバＰ「あの……どうしたんですか？」

川島「……なんでもないわ」

モバＰ「……そうですか。じゃあレギュラー満タンで」

川島「…………」ｶﾞﾁｬﾝ

モバＰ(なんだこの店員。綺麗だけど愛想ないな)

モバＰ(なにかに怯えてるみたいだし)

川島「…………」ﾁﾗﾁﾗ

モバＰ「終わりました？」

川島「あ……はい」

モバＰ「じゃあ支払いはクレジットカードで」

川島「ｯ！……はい」

モバＰ「あとそれと……」

川島「これ、偽造カードですね？」

モバＰ「は？」

川島「このクレジットカードは偽造カードですね？」

モバＰ「いやいやいや、なに言ってるんですか？ちゃんとここに千川GOLDって書いてるじゃないですか」

川島「いいから来なさい。わかるわね？」

モバＰ「……はい」

〔ガソリンスタンド店内〕

川島「…………」ｶﾁｬｯ

モバＰ「ちょっ!?なんで鍵まで閉めるんですか！」

川島「いいから、この監視カメラを見て」

モバＰ「監視カメラ？俺の車が映ってるだけじゃないですか」

川島「車内を見て」

モバＰ「車内……え？」

川島「後部座席にいる眼のイってるキノコを持った女の子は誰？今さっきあなたの頭に植えようとしてたけど……」

輝子『…………』ｸﾙ

モバＰ(こっちを見た!?)

輝子『…………』ﾊﾟｸﾊﾟｸ

モバＰ(親友)

輝子『…………』ﾊﾟｸﾊﾟｸ

モバＰ(…ご飯作って待ってるから)

輝子『…………』ﾌﾋ

モバＰ(またあとでね……か)

モバＰ「…………」ｶﾁｬｯ

川島「なんで鍵を開けるの！」

モバＰ「そこの君」

これは思わずスカウトするPの鑑