モバP「座薬の正しい挿れ方」 (23)

ある日のこと、モバPは風邪をひいてしまい自宅で寝込んでいた。


モバP「くそ、俺としたことが。まさか風邪になってしまうとは」

モバP「はぁ……最近忙しかったからな。でも大丈夫、ちゃんと内科に行って座薬をもらってきたから、これですぐに良くなるはずだ」

モバP「ではさっそく……」オケツプリン


座薬「やぁ!」

モバP「よし、座薬イントゥゥゥーーーー!!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1550320365

ズニュズニュズニュズ………ニュルンッ!!

モバP「おや?」

座薬「やぁ!(2回目)」

モバP「座薬が出てしまった。ちっ、もう一度だ」


ズニュズニュズニュズ………ニュルンッ!!

座薬「やぁ!(3回目)」

モバP「……もう一度!」イライラ


ズニュズニュズニュズ………ニュルンッ!!

座薬「やぁ!(4回目)」

モバP「ノォォォォーーーーーーーーンンン!!!」


それから数日後、


モバP「おはようございます」

ちひろ「あ、おはようございますプロデューサーさん。もう風邪は大丈夫ですか」

モバP「……ちひろさん!」

ちひろ「は、はい!?」

モバP「座薬の正しい挿れ方講座を開催します」

ちひろ「はい?」

モバP「風邪をひいたときのために、座薬の正しい挿れ方講座を開催します!」

ちひろ「いや、二回も言わなくて良いです。プロデューサーさん、風邪で頭をやられたんですか」

モバP「失礼な! ちひろさんはもし風邪をひいてしまったとき、一日も早く治したいとは思いませんか?」

ちひろ「え、まぁ……確かに、早く治った方が良いと思いますけど」

モバP「風邪と言ったらおかゆにおうどん、そして座薬です! 座薬をきちんと使えば治りは早くなります。でも座薬って挿れ方が上手くないと、お尻の穴からニュルンと出てしまうことがあるんですよ!」

ちひろ「そうなんですか?」

モバP「アイドルだって体調管理も仕事のうちですが、売れっ子になって忙しくなると体調管理も難しくなる。つまり風邪をひきやすく、一般人よりも座薬の消費量が多くなるはずです。一日でも早くファンの前に元気な姿を見せたいのに、座薬が上手く使えないせいで風邪の治りが遅くなれば、ファンもアイドル本人も悲しい思いをしてしまいます!」

ちひろ「そう……ですかね!?」

モバP「というわけでアイドルのために座薬の正しい挿れ方講座を早急に行います! 例のごとく会社の許可は得てますので!ちひろさんは座薬の挿れ方が下手そうなアイドルに声をかけてください!」

ちひろ「もう、この会社一体なんなの……」


次の日、


卯月「みんな、今日は何の集まりか聞いていますか?」

凛「いや、ただちひろさんにこの部屋で待っててって言われたけれど」

奏「あら、誰一人として目的を言われていないのかしら」

千枝「このメンバーで新しいお仕事でしょうか」

ガチャ

座薬マン「やぁ麗しきレディーたち、おまたせ!」

四人「「「「えっ!?」」」」

座薬マン「僕の名前は座薬マン! 座薬の正しい使い方を世の人々に伝えるために座薬の星からやってきたジェントルマンだよぉー!」

卯月「えっと……この声、プロデューサーさんですよね」

凛「プロデューサー、そんな変な格好して一体何してるの?」

奏「一体何事かしら……」

千枝「ざ、座薬……」ゴクリ


座薬マン「はっはっはっ……僕は君達が知っているプロデューサーではない! 座薬マンだ! 今日は座薬の正しい使い方をみんなに知ってもらいたくて、講座を開いたまでだよ!」

奏「……プロデューサー」

座薬マン「だから僕は座薬マンだよ! で、何か用かな」

奏「こんな乙女たちを前にして何回も座薬座薬って、立派なセクハラよ」ジトー

座薬マン「ギクリッ」

凛「ふーん……そのために私たちを集めたんだ」

座薬マン「そ、そんなことはない! 僕はセクハラのために君達四人を集めたのではない! 君たちは今をときめくアイドルだけど、風邪には注意してるかな?」

卯月「風邪ですか? はい! 風邪をひかないように体調管理には気を付けてますよ」

凛「そらゃアイドルだし、注意してるつもりだけど」

奏「そうね、私たちもプロよ。甘く見てもらっては困るわ」

千枝「千枝も風邪をひかないように手洗いとうがいをしっかりやってます」

座薬マン「うむうむ、感心だ。しかしそれだけでは風邪を予防できないこともある。最近の風邪は感染力が強くてね、だからこそ座薬が予防にも役立つのだよ!」

凛「座薬が予防? そんなの聞いたことないけど……」

座薬マン「実は最近の研究で座薬にはお尻の機能を強くする効果が期待できることがわかったのさ! だから風邪をひいててもひいていなくても、毎日寝る前に座薬を使うと健康になれるんだよ」

千枝「そうなんですか!?」

卯月「座薬、すごいです!」

奏「二人とも、簡単に信じちゃダメよ。そんな話聞いたことないわ」

座薬マン「最近わかったことだからね。それに座薬の効果はそれだけではない。座薬には実はサメの体液が使われていることがわかったから、たとえばサメ映画に興味のない人に座薬を使わせるとサメ映画が観たくなるという研究結果もあるんだよ!」

奏「……詳しく聞こうかしたら」

凛「奏まで!?」

卯月「座薬マンさんは座薬のことならなんでも知っているんですか?」

座薬マン「その通り。いいかい、座薬には美容効果もあってね、たとえばお尻が綺麗な人はより綺麗なお尻を手にできるんだよ!」

卯月「え、お尻ですか。実は私、お尻が大きいからちょっと気になるんですけど……」モジモジ

座薬マン「何を言う!? 君のお尻は至高品だ! あんなにも素晴らしいお尻を持っているのにそんなこと言っちゃいけません! めっ!」

卯月「えぇぇー!? えっと、褒められてるんですよね?」

座薬マン「君のお尻は素晴らしい。大きくて形も良くてわやらかくてプリンプリンだ! 色を綺麗で弾力も素晴らしい……君の魅力はその眩しい笑顔とすべての男を虜にするそのお尻にある!」

卯月「すべての男の人を……はっ」

卯月(それって、プロデューサーさんも私のお尻を……きゃっ///)

卯月「島村卯月、座薬の勉強頑張ります!」

凛「卯月! それなら奏や千枝も、こんな変な人の言うことを信じちゃダメだよ!」

座薬マン「おやおや、一人手強いのがいるな……。知ってるかい、座薬には犬の健康寿命を伸ばす効果も期待できるんだよ。」

凛「嘘だよね、絶対に」

座薬マン「そんなことはない。これは近年学会で熱く議論されているテーマの一つなのさ。君は犬を飼っているよね? 可愛い愛犬と一緒に過ごす時間、少しでも長くしたいとは思わないかい?」

凛「まあ、そうは思うけど……」

座薬マン「それに犬はね、座薬を挿れてあげると声を出して喜ぶんだ。元気のない時は座薬を入れてあげることだよ」

凛「さっきから何を…………あっ、ふーん……なるほどね」

座薬マン「お、ようやくわかってくれたかな?」

凛「まあ、悪くないかな……」

座薬マン「よし、それじゃさっそく座薬講座を始めるよー!」


四人「「「「はーーい!」」」」




こうして四人のアイドルたちは、座薬の正しい挿れ方を学び、さらに座薬に関する知識を得たのだった。

それから数日後、



卯月「あ、プロデューサーさん!」

モバP「お、卯月か? どうかしたか?」

卯月「えへへっ、プロデュー…じゃなかった、座薬マンさんのおかげで水着の撮影のときにカメラマンさんにお尻をいつも以上に褒めてもらいましたよ!」

モバP「おう、そうか。これで今後もグラビアのお仕事が増えそうだな!」

卯月「はい! あと座薬のことをママに話したら、ママとパパの寝室から最近声が聞こえるんですけど」

モバP「え、声?」

卯月「はい。気になって今朝ママに聞いたら『弟と妹、どっちが欲しい?』って言われて」

モバP「oh……」

卯月「私、千枝ちゃんみたいな可愛い妹が欲しいです!」キラキラ

奏「あらあら、嬉しいことがあったのは私もよ」

卯月「あ、奏ちゃん」

モバP「奏も随分と機嫌が良さそうだな」

奏「ええ、実はサメ映画を語り合える新しい仲間が一気に四人も増えたわ。これで退屈しないで済むわね」

卯月「わー、良かったですね!」

モバP「確かに、同じ趣味を持つ仲間がいると楽しいからな」

奏「あ、そうだわ。プロデューサー、私以外のLiPPSのメンバー、お尻の穴がヒリヒリして歩けないから今日はお休みよ」

モバP「oh……」


その日の夜、


モバP「はぁ……今日も仕事疲れたな。さて、そろそろ帰るか」

凛「プロデューサー、ちょっといいかな」

モバP「凛、まだいたのか。何が相談か?」

凛「うふふ……」


バチーーーン


モバP「きゃあっ!? ちょ、凛! いきなりムチで俺を殴って……て、あれ?」

凛「ふーん……似合うじゃん、プロデューサー」

モバP「い、いつも間にか全裸にされただけではなく、犬耳と首輪をつけられた上に手錠をされて四つん這いにさせられているだとぉぉぉぉーーーーーーーー!!?」

凛「座薬マン、いや、プロデューサー言ってたよね? 犬は座薬を入れられると喜ぶんでしょ?」

モバP「や、やめるんだ凛! こんなことがバレたら俺もお前もこの事務所にいられなくなるぞ!!」ジタバタ

凛「この部屋にはプロデューサーと私たちしかいないよ」

モバP「私たち……だと?」

千枝「千枝は悪い子だから、プロデューサーさんとこれからいけないことをしちゃいます……」

モバP「千枝! 一体何をするつもりだ!?」

凛「それじゃ千枝、準備しようか?」

千枝「はい」

ローションドバァァーーーー

モバP「こら凛! 千枝に大量のローションをぶっかけて一体ナニをするつもりだ!?」

凛「これは千枝が自ら望んでいることだよ」

千枝「千枝、この間の講座でわかったんです」

モバP「え?」

千枝「千枝はまだ子どもだから、いっぱい頑張らないとダメだって……。だから千枝、プロデューサーさんの座薬になります!」






モバP「…………」
















\ギャアァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーー/

















おしり

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom