山岡士郎「どうして欲しいんだ?言ってみろよ」
海原雄山「貴様ごとき青二才が、ワシを満足させようなどと片腹痛いわ。
良いか士郎。攻めの一突きという者は、田園風景を思わせるが如し。
田園風景とはただそこに在るだけで、誰に媚びる事も無く、見る者の心を穏やかにする事ができる。
しかしそれだけに留まらず、生命の息吹が脈々と伝わってくるからこそ、人の目に美しく映るのだ。
それ故に多くの芸術家が心を奪われ、田園風景を永遠に残そうとする。
だが士郎、貴様といえば何たる滑稽な有り様だ。
貴様は言葉攻めを気取っているつもりであろうが、そんなものは受けに媚びているだけの戯言でしかないわ。
貴様のテクニックはただ荒々しいだけで、生命の躍動とは程遠い。そして受けを想う穏やかさもない。
つまり、貴様のしている事はただの自己満足にしか過ぎぬのだ!!」
山岡士郎「「お、おう」
ワロタw
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