【ミリマスSS】P「乙女たちとの休日」 (30)
【ミリマスSS】春香「ユニット対抗戦!」千早「1stシーズン」【たまに安価】
【ミリマスSS】春香「ユニット対抗戦!」千早「1stシーズン」【たまに安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402575684/)
の乙女ストーム!の後日談となっています。
このスレだけでも読める内容になってると思います
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403178169
期待!
翼「プロデューサーさーん!」
P「ん、翼か。一体どうしたんだ?」
翼「あの、前にユニット対抗戦あったじゃないですか!その時の勝利祝いでみんなとデートしてくれるって約束覚えてますよね?」
P「ああ、確かにそんな約束したな」
翼「みんなで話し合って予定決めたんです!だからプロデューサーさん、明後日から五日間空けといて下さいね!」
P「いやいや、五日も空けるなんて無理だろ」
翼「え~…。でも律子さんも小鳥さんも社長さんも快くOKしてくれましたよ?」
P「……はい?社長が?」
翼「はい!『うむ、ここまでやってくれたのだ、彼にも少し休暇を与えなければな』って言ってました」
P「…ふむ、それなら話は別だな。約束は約束だし。明後日から五日な、了解」
翼「やった~!えへへ、楽しみ~!」
P「その前に、誰とどの日にデートすればいいのか教えてくれ。待ち合わせ場所とか決められないから」
翼「えっと、最初はですね~…」
●デート一日目
翼「あ、いたいた!プロデューサーさん、遅刻だよ~!」
P「あのな、五分前に来て遅刻っておかしいだろ?」
翼「え~、そうですか?美希先輩は『男の子は絶対女の子より先に来てなきゃだめなの!』って言ってましたよ?」
P「美希のやつ何を教え込んでんだか…でも待たせたのは事実だしな、悪かった」
翼「それじゃあ、お詫びとして本当のカップルっぽいことしたいな~!腕組んだり手繋いだり!」
P「それはダメだ。もしあの伊吹翼が男とガチデートなんてしてるの撮られたら大変なことになるし、バレなかったとしても周りから確実に援交に見られる」
翼「エンコー?なんですかそれ?」
P「…今のは聞かなかったことにしてくれ。じゃあそろそろ行くか。行きたいところとかあるか?」
翼「んーとねー…」
未来「私がデートするのは最後だけれど、どうしたらいいか分からないから、翼のデートを見て何か掴めないかなぁ…」
P「まさか計画立ててないとはな…」
翼「いいんですよこれで。ブラブラ歩いて気になったお店があったら入るみたいなゆるい感じがいいですよ~」
P「まあ気持ちは分からんでもない。目的もなく歩くのはなんか知らんが楽しいしな」
翼「あっ、クレープ!プロデューサーさん、クレープ買いましょうクレープ!」
P「…翼の場合、目的を探すのが目的か…はいはい、どのクレープがいいんだ?」
翼「えっとね~…このアイスチョコシャンテカスタードバナナがいいな~。ダメ~?」
P「アイスチョコ…すいません、これ二つください」
翼「プロデューサーさんも食べるの?」
P「男でも甘いのものが食べたい時はあるさ」
翼「じゃあ私たちも、もっーと甘々になる?」
P「くっ…俺がプロデューサーじゃなくて翼が18歳以上でアイドルじゃなければ…!」
未来「すいませーん!さっきあの二人が頼んだ…えーっと、アイスチョコシャンテアイスカスト…アイスチョコシャンテュエ…うわーん!言えないー!」
未来ちゃんェ・・
支援です
伊吹翼(14) Vi
http://i.imgur.com/et2mQB7.jpg
http://i.imgur.com/edJcKDl.jpg
春日未来(14) Vo
http://i.imgur.com/0pHAMT0.jpg
http://i.imgur.com/gCRi8tr.jpg
P「結局本当にブラブラしてるだけだったな」
翼「でも私は楽しかったよ!ちょっと疲れたしあそこのベンチ休憩しよ?」
P「ふぅー…これでよかったのか?ただ歩いて適当な店入ってまた歩いて」
翼「もう、それでいいって言ったじゃないですか~!そういうのが楽しいんですよ♪」
P「映画とかでもよかったし、買い物に付き合ったりしてもよかったぞ俺は」
翼「うーん、何て言うんですかね~…。確かにそれもいいと思いますけど、好きな人と一緒に過ごせるだけで楽しいっていうか、嬉しいっていうか…。まあつまりこれでよかったんですよ!」
P「俺にはよく分からないけど、翼が楽しめたならよかったよ」
翼「あっ、そうだ!プロデューサーさん、これあげる!」
P「ん、これって…アクセサリーショップで買ったペンダント?」
翼「今日デートしてくれたお礼!…ねぇプロデューサーさん、これからも少しだけでいいから私とデートしてくれる?」
P「はぁ…仕方ない、アイドルのモチベーション管理もプロデューサーの仕事だからな。その代わりあまり過ぎたことはするなよ?」
翼「やった~!プロデューサーさん大好き~!」ギュッ
P「だからこういうのがダメだって…まあ今くらいはいいか」
未来「クレープに夢中になりすぎて翼たち見失っちゃったー…そうだ!劇場のみんなに相談すればいいんだ!」
●デート二日目
瑞希「プロデューサー、お待たせしました」
P「おお瑞希か…って、あのなぁ…」
瑞希「??」
P「なんで制服なんだ…」
瑞希「どこか、変でしょうか…?」
P「ファンにばれないように変装してるのは分かるが、制服は…」
瑞希「でも、制服は落ち着くんです。…なんででしょう」
P「俺もなんででしょうって言いたいわ。…そうだ!瑞希、今日行く場所決めたぞ!」
瑞希「いったい、どこになるんでしょうか。…ドキドキ、ワクワク」
翼「えへへ、瑞希さんとプロデューサーさんのデートなんて面白そうだしちょっと尾けてみようっと♪」
瑞希「…洋服屋さん、ですか?」
P「俺がプロデュースしてる以上、制服だけなんて許さん、今日はとことんコーディネートしてやる」
瑞希「なるほど…。プロデューサー色に染まる、瑞希です。……いやん」
P「そういう意味じゃないから、意味深な方に捉えないでくれ」
瑞希「分かりました。それではプロデューサー、コーディネートお願いします」
P「そうだな、まずは瑞希が気に入ったと思う服選んでくれ。その服がよかったらそれを活かすコーデ考えるから」
瑞希「なぜ、私が気に入ったのがいいのでしょうか…」
P「俺が好きにやっても瑞希は楽しくないだろ?俺は女じゃないから分からないけど、自分で選ぶから楽しいんじゃないか?」
瑞希「楽しむ…。分かりました、瑞希、お洋服をたくさん楽しみます」
P「うん、それはいいんだけどいきなり着ぐるみっぽいのに手を伸ばさないでくれ」
瑞希「これはダメなのか。…オシャレって、難しい」
翼「瑞希さんのコーディネートか~。私も一緒にやりたい~…え、試着してみませんかって?はいはい!やらせてくださーい!」
P「どうだ着てみた感想は?個人的にかなり頑張った方だが」
瑞希「…私が、こんなにかわいくなれるなんて。…感激しました」
P「前々から瑞希はどんな服でも着こなせそうな気がしてたんだ。足りないものといえば…」
瑞希「胸、は禁句です。…言ったら落ち込みます」
P「いやそうじゃなくて…。笑顔だな」
瑞希「笑顔、ですか。…私には少し難しい…」
P「笑顔は作るものじゃないぞ、自然とできるものだ。ほら、鏡見てみろ」
瑞希「…本当に、これが私なんですね。…すごくかわいいです」
P「ほら、笑顔があった方がかわいいだろ。もっと他の服も着たくならないか?」
瑞希「はい。もっとプロデューサーにかわいいと言ってもらいたいです。…オシャレに目覚めた瑞希、プロデューサーをメロメロにしちゃうぞ」
P「メロメロにされたらされたでこっちは困るんだけどな…」
翼「試着した服たくさん買っちゃった~。…あれ、なんでここ来てるんだっけ?」
杏奈「プロデューサーさん…お待たせ…」
P「おはよう杏奈。…なあ、そんなフード被って暑くないか?」
杏奈「実は…ちょっと汗かいてる……」
P「まったく、もう少し変装には気を遣いなさい。ほら汗ふかせて」
杏奈「…ありがとう……」
P「それで、行きたいところとかあるか?杏奈ならゲームショップかゲームセンターって言いそうだが」
杏奈「杏奈も…流石にデートの時までは……ゲームのこと、考えないよ……?」
P「ほう、それじゃあどこに行きたいんだ?」
杏奈「あのね…杏奈、一度行ってみたかったところがあるの…。えっとね…」
瑞希「杏奈さんのデート……お姉さんとしてちょっと心配だから、見守るぞ」
いらっしゃいませ~
P「来たかったのって猫カフェか」
杏奈「うん…。風花さんが…前にプロデューサーさんと来たって…」
P「確かに来たな。猫かわいかったしまた来たかったんだが男一人だとちょっとな…」
ニャーニャー
杏奈「……かわいい…」
P「ここの猫は人懐っこいな。ほら、おいでー」
杏奈「杏奈…スイッチ、入っちゃいそう……」
P「落ち着け、ここでスイッチオンしたら大変なことになるぞ」
杏奈「小さい声でやるから…しても、いい…?」
P「どうしてもって言うなら…バレないようにしろよ?」
杏奈「ありがとうっ。こんなかわいい子見てビビっと来ないわけないよ!」コショコショ
瑞希「ね、猫がたくさん来ます。私はマタタビじゃないですよ。…伝わりません、猫語で話しましょう。にゃん、にゃん?……やはり伝わりません」
杏奈かわいいよ杏奈!
杏奈「ニャーニャー猫さん♪ほんとかっわいいー♪」
P「…やっぱり杏奈もかわいいものにはめがないんだな」
杏奈「いきなりどうしたんですか?」
P「いや、いつも静かにゲームしてるし」
杏奈「もう、杏奈だってちゃんとした乙女ですよっ。かわいいものは大好きだし好きな人とデートだってしたいですよ!」
P「ふぅーん…え、今好きな人って」
杏奈「ねこねこにゃんにゃねこにゃんにゃん…♪」
P「…まあ、いいか。猫ちゃんおいで~」
瑞希「こんなにたくさん…。あ、プロデューサーたちが外に…でも猫が…。ここは猫じゃらしで気を引かせて……。もっと集まってしまいました。…失敗しちゃったぞ」
デート四日目
百合子「もう、遅いですよプロデューサーさん!」
P「ごめんごめん…って俺時間通りに来たじゃないか」
百合子「一回言ってみたかったんですこれ!ああ…感激…。でも実際待ったんですからね?」
P「待ったって、どれくらい?」
百合子「えーっと、20分くらいでしょうか」
P「早すぎだろ、どれだけ楽しみにしてたんだ」
百合子「ものすごく楽しみですよ!だってプロデューサーさんと…デ、デートなんて…」
P「そんな期待されると重荷が…。さて、それじゃあどこに行くか…と言っても大体行きたいところは分かるんだけどな」
百合子「流石はプロデューサーさん♪勿論私が行きたいところは……」
杏奈「…少し気になるから…ちょっと、尾行…」
百合子「今日もどんな本に会えるか楽しみです…!プロデューサーも一緒に探しましょう!」
P「まあ本屋だよな。最近本を探す暇すらなかったし、俺も何か買ってくか」
百合子「プロデューサーはどんな本が好きなんですか?」
P「マンガと小説はもとより、ビジネス書とかマネジメント関連の本は勉強で読んでるよ」
百合子「ビジネス書とマネジメントのはまだ読んだことがないんです…是非今度貸してください!」
P「いいけどあまり面白くないと思うぞ…?」
百合子「いいんです!どんな本でも読めば知識として蓄えられますから!」
P「そうか、ならいいんだが。逆に百合子はどんな本が好きなんだ?」
百合子「小説にマンガに図鑑にライトノベル、なんでも読みます」
P「本のジャンルとしては?」
百合子「SF、恋愛、笑い、推理、ホラーあたりですかね?」
P「あたりですかねって、大抵の本はそのどれかのジャンルに当てはまるぞ」
杏奈「あ……これプロダクトコードついてるやつ…どうしよう…すごく欲しい…」
百合子「気になる本選んで来ました!」ドサッ
P「気になるの多すぎだろ。減らしてきなさい」
百合子「えー?こんなに読みたい本があるのに…」
P「しかし本当にジャンル広いな。これはSF、推理モノ、ホラー、猟奇…恋愛モノが一つもないじゃないか」
百合子「れ、恋愛モノはその、恥ずかしいですし…」
P「恥ずかしいって…」
百合子「だってプロデューサーさんに『なんだ百合子はこんな恋愛がしてみたいのかハハッ』みたいに思われるのが嫌ですもん!」
P「思わないって。というか百合子の恋愛モノ選ぶ基準ってしてみたい恋愛なんだな」
百合子「うぅ、そうですよ…変ですよねやっぱり…」
P「いいんじゃないか?かわいいと思うぞ俺は」
百合子「そうですか…?かわいいですか…?」
P「ああ、女の子っぽくていいと思う」
百合子「…ちょっと買ってきますね!」
P「え?いやここは俺がはら…って本放置して行っちゃったよ。仕方ない、元に戻してくるか…」
百合子「あった…アイドルとマネージャーの禁断の恋…」
杏奈「…結局5冊買っちゃった…でも…1つでスパドリ5本と飴5個はかなり安い…。あれ…何のために来たんだっけ…?」
デート最終日
未来「プロデューサーさん遅いですよー!」
P「なんで翼といい百合子といいお前といい予定より早く来てるんだよ」
未来「だって楽しみじゃないですか!プロデューサーさんとデートなんて!」
P「そう言ってもらえると男としても嬉しいな。さて、行きたいところとかあるか?」
未来「実は、劇場のみんなに色々聞いたんですけど…ほとんど行ってみたくて…でへへ」
P「流石にいくつも回れるほど時間ないぞ?」
未来「だからー…はい!どれか一本引いてください!」
P「割り箸?ああ、いくつかに絞って最後は運で決めるってことか。それじゃあ、これで」
未来「青色だからー…朋花ちゃんのオススメです!プロデューサーさんも、前に朋花ちゃんと一緒に行ったところですよ♪」
P「朋花と前に行ったと言えば…」
百合子(未来ちゃんとプロデューサーさんのデート現場に遭遇しちゃった…!これって運命?必然?気になるしちょっと尾行…はっ!何だか探偵みたい!ふふふっ、恋愛探偵七尾百合子、尾行を開始するわ!)
P「水族館だな」
未来「おっきい魚や綺麗な魚がたくさんいるの聞いて見てみたいなって思ったんです」
P「因みに他の候補は?」
未来「えっと、美也さんの遊園地、海美さんのサイクリングデート、千鶴さんのヨーロッパとか…」
P「俺ナイス、よく水族館引いた。遊園地は金かかるしサイクリングデートは疲れるしヨーロッパは無理だし」
未来「あー!見てくださいプロデューサーさん!イルカですよ!かわいいー!」
P「ちょ、静かにしろ、バレたらめんどくさいことになる。それにしてもお前も朋花と同じでイルカに興味持つか、そんなかわいいか?」
未来「朋花ちゃんと同じで思い出しました!私にもイルカのぬいぐるみ買ってください!」
P「朋花の名前を使って買わせるんじゃない。まあ買ってやるけど」
未来「やったー!ありがとうございます!」
百合子「うわぁ…図鑑で見た魚がいっぱい…あ、あれマンタ…で、デカい……あっちにはジンベエザメ…す、すごい…」
未来「色んな魚がいて楽しかったですねー!」
P「ああ、前行ったところと違うところだったから俺も楽しめたよ」
未来「実はどんなデートになってもプロデューサーさんが楽しんでくれるよう考えたんですよ~」
P「なんで俺?」
未来「折角のデートですし、私だけが楽しんでも意味がないじゃないですか。二人で一緒に楽しんでこそ、です!」
P「ちゃんとしてるんだな、そういうところは」
未来「結局色んな魚に興奮しちゃって予定崩れちゃいましたけど…」
P「未来らしいな。でも今日は俺も楽しかったよ、ありがとな」
未来「そ、そんな面と向かって言われると…うぅ、恥ずかしいですよ…」
P「またこういう機会があったら行ってもいいかな。翼ともそういう約束したし」
未来「本当ですか!それじゃあ今度はヨーロッパに」
P「それは無理」
百合子「おぉ!あれがかの有名なシャチ…!すごい、本よりも白黒がはっきりしてる!あんなかわいいのに肉食だなんて、ちょっと憧れ……ああ!未来とプロデューサーさんのデートのことすっかり忘れてた!まさかこんなに水族館が楽しいとは…不覚」
後日
翼「みんな~、プロデューサーさんとのデートどうだった?私はプロデューサーさんとクレープ買って、ペンダントプレゼントしたよ~!」
瑞希「私はプロデューサーにコーディネートをしてもらいました。……でも、やっぱり制服が一番落ち着きます」
杏奈「杏奈は…プロデューサーさんと…猫カフェ、行った…。すごく、かわいかったです……」
百合子「私は一緒に本屋に行ったよ!お互いにどんな本が好きだとか、どの作者が気になってるかとか話せて楽しかった~」
未来「水族館行きました!綺麗な魚がいっぱいいてすっごく楽しかったよ!あと、ぬいぐるみ買ってもらったし!」
・・・・・・
一同(みんな、羨ましい…)
P「うーん、今度の仕事は五人か…レジェンドデイズに任せるか、乙女ストーム!に任せるか…」
一同「「「「「プロデューサー(さん)!!今度またデートしてください!!!」」」」」
P「…は?」
おわり
ここまで読んでいただきありがとうございました
途中すごくgdった、杏奈は何日目か入れ忘れるし黒丸は入れ忘れるし
乙女ストーム!の曲が聞けてよかったので早く7/30になってください
おつおつ
乙っした
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