サイヤと範馬 ~流れる熱き魂達~ (16)
刃牙道が始まり、エタってしまっていた自身をクローン再生し、改訂版として再開します
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アナウンサー「凄い決勝戦ですッッ!!時代はここまで進化したッッッッ!!!!」
Aブロックから勝ち上がったのは天下一武道会2度目の出場にして優勝候補筆頭の天才少年ウーブ
Bブロックから勝ち上がったのは初出場ながら美しすぎる格闘センスで観客を虜にする高校生範馬刃牙
アナ「シンプル&ビューティフル!!上手い!速い!強い!」
バキ(幸せだ。ピクルを凌ぐ自然性・烈さんに負けない闘争心・超純粋な心とセンス。
‥‥背中の鬼が‥歓喜している‥
ウーブ(悟空さん。凄いですこの人。手を合わせる度強くなっていきます。
‥こんな人が世の中にいるなんて‥‥
アナ「ご覧くださいッッ!!かつてこの様な幸の表情で闘う戦士達がいたでしょうか!?」
観客「ゴクッ」「グスッ」「サイコー」「ワーー」「抱いてーー」「スゲー」「アリガトー」
地鳴りの様に歓喜する観客達の声と足踏みのリズムで2人の闘士は究極の技術を披露する
バキの放つシンプルな左ジャブのほんの僅か先をとるウーブの左
そのセンスを感知したバキの今度はほんの僅か後をとる右ストレート
独特の深く構えるポーズからの右ボディーストレート
そんなシンプルかつ超技術的な応酬を互いに急所を狙い合う残酷な攻防でも表現し
足払いや合気・組技寝技・関節技の応酬を地味なものから派手なものまで次々と織り交ぜ合いながら ・・・
最初のダメージはウーブが受ける
ウーブ(くっ、速さは僕の方が上なのに、バキさんの軌道が見えない‥)
バキ(マジかよ、気が遠くなるほど繰り返して身に付けた技術を、ウーブは吸収してしまう‥
このままではマズいな‥
2撃3撃4撃とウーブはもらっていくが少しずつバキの軌道に慣れていくかの様に直撃率が下がっていく
6撃目がウーブを掠った直後の7撃目
互いの顔面がはじける
アナ「アーーーーッと、この試合初めての相打ちーー」
ほんの短時間でバキの格闘基礎を吸収してしまったウーブは休まずその上をいく
バキ「ガッ‥」
ウーブの連撃が次々とそして確実に深くバキを捉えていく
ウーブ「りゃああああああああああ」
ピッ ピチャッ ビチャッッ
アナ「アアアーーーーっっっと、バキ選手流血ーー」
流血しながらも不敵に笑うバキの気配が一瞬消えた後‥
糞スレ
ウーブ「ぎゃぁぁぁぁああああああああああああああ」
アナ「なんだーー??!!!」「ウーブ選手、突然の苦悶の絶叫だーーーー」
バキ「クックックッ、ウーブちゃんよお、こんなの初めてだろー」
ウーブ「な、何ですか?!今の ぎゃあああああ
バキ「痛えだろウーブ、ほれ」
ウーブ「ぎゃああああああ」
ウーブ「くっ、た、ただのビンタ‥」
バキ「そう、鞭打だ」
会場内観客席
悟空「ほえー、あれゃあ痛てーわ」
ピッコロ「場馴れしてるなあの小僧」
ベジータ「ふんっ、下らんッッ」
ピクル「(黙って体育座り)」
ジャック「ジャクッジャクッッ(椰子の実噛み切ってる)」
郭海皇「ホッホッホッ」
会場外壁の上右サイド
???「(静かに闘いや空を見ている)」
会場外壁の上左サイド
???「(エフッエフッエフッ)」
バキ「(師匠、使わせてもらうよ)」
アナ「なんだ?バキ選手呆けた様な表情で身体をグニャーーとさせ始めた?」
トロトロトロトロトロトロツーーーー
.
.
.
.
ギャッッッ
ウーブ「はっ?!」
Z戦士勢「なっ!?」
観客「!!!!」
アナ「アアーーーー」「バキ選手突然の超高速タックルーーーーー」
不意をつかれたウーブはもろに腹部にタックルをもらいそのまま会場場外縁まで一気にもっていかれる
ウーブ「ぐうぅぅぅぁぁあああああああああああおりゃあああああああああああああああ」
アナ「堪える堪える堪えるぅぅううううウーブ選手ッッ!!必死に堪えるーーー」
猛烈なパワーでバキの胴体に腕を廻そうとし抱え上げようとするウーブ
バキ「甘いっ」
ウーブの返す力を利用し神速でウーブのはすに踏み込み内前足を場内縁にかけ右の手でウーブの右手首を逆小手返しで極め上げつつ合気で一気に場外へウーブを直下させるバキ
アナ・観客「アーーーーーーー」
バキ勢「終わったな」
Z勢「まだだ」
バキ「うそぉぉおおおおおおお」
ウーブ「ヘヘヘヘヘ、やばかった」
頭が場外地面に着かないギリギリのところで残った左手で地面へのエネルギー波の反動を利用しつつ舞空術で宙に静止しているウーブ
ウーブ「バキさん、応用させてもらいますっっ」
ヤバいとウーブの右手首を放そうとしたバキの右手首を小手で掴み返すやいなや
場内縁側面を足場に利用し逆返しでバキを場外に落とそうとするがそこはバキ
既に察知し重心体勢を場内方向低きへ
ウーブ「さすがですバキさん」
そこで空中へ駆け上がる様にしかも回転捻りを加えてバキの小手を極め上げ重心を浮かし一気の回転舞空小手返しで会場中心方向上空へバキを投げ飛ばす合気の発展系
バキ「スゲーーー」
斜め上空へ投げ飛ばされながら感嘆の声を浮かべるバキ
ウーブ「バキさん終わらせます」
かーめーはーめー
アナ「出たーーッッ!!!!亀仙流秘伝の18番ッッ!!!!ウーブ選手にも受け継がれていたーーーーー」
波ーーーーーーーーーーーーーー
糞スレ
懐かしいな
バキ「(ん?)(何か光が‥)(えっ?えっ?!えぇぇええええーーーーー!?」
バキ勢「ちょ」
???「(ニタァァァアアアアア)」
Z勢「終わったな、早かった」
???「‥」
チュドォォォオオオオンンンンン
アナ「直撃ーーーーー」
上空20メートル程から力なく落下するバキ受け身も取れずうつ伏せに倒れ動かない
観客「キャアアアアアアア」「ウワァアアアアア 」「おい、大丈夫かよ」「死んじまったんじゃねえか?」「あの子、素敵だったのにー」
火傷を負いプスプスと所々煙が細く立ち上がっているバキ
シーンと静まり返る場内
ウーブ「まだだ、バキさんは絶対立ってくる」
ドクン ドクン ドクン ドクン
観客「お、おい‥あの子の背中‥」
ドクン ドクン ドクン ドクン
観客「ザワザワザワザワザワザワザワザワ」
ドクン
バキ勢「出やがった」
Z勢「な、何だあれは!?」
???「(クックックッ)」
???「(ほう)」
アナ「バ、バキ選手のせ、背中に、、、」
一同「鬼ッッッ!!!!
ウーブ「(ゾクッゥゥウウウ)」
ガォォォオオオオオオオオオオ
巨大なライオンが大口を開けてウーブに噛みかかる
ウーブ「ぅわぁぁああああああああ」
頭を抱え眼を瞑ってしまいしゃがみ込むウーブ
一同「え?
アナ「ええええーー???
アナ「ウーブ選手どうしたーー????
突然怖がってしゃがみ込んでしまったあああああ」
Z勢「ツー(汗が滴る)」
バキ勢「ジトー(汗)」
「やれやれ、何て奴だ。身体中ボロボロだよ全く‥、ヨッ、痛てっ、よっこらしょ、痛てててて」
「コラッ、ウーブ、空飛んだりエネルギー波打ったりおまえはチートすぎだろ 」
「だが、味合わせてもらったからな」
「おまえを」
「喰ってやるッッ!!!!」
ウーブ「ヒッ」
ギャッッ スドッッ ゴブッッ チュドッ
アナ「一方的、一方的なバキ選手の強烈極まるバキラーシュッ!!!」
アナ「徐々に徐々にウーブ選手の身体から生気が抜けていくーーー」
観客「キャアアアアアアア」「死んじまう」「やめてー」「まだ子供よー」
クリリン「ご、悟空、やばくねえか?止めた方が‥」
悟空「もう少し待ってくれ、ウーブの可能性にかけたい、ダメならオラが止める」
バキ「(なあウーブ、おまえはこんなもんじゃないだろ?おまえの本気を見せてみろッッ!!!!」
ピカッッツツツツツツツツツツツ
ギャドッッツツツツツツツツツツツ
ビリビリ
ビリビリ
一同「わっ」
悟空「ニヤッ」
ビリビリ ビリビリ
ビリビリ ビリビリ
ブーン
ウーブ「バキさん、お待たせしました」
バキ「遅ぇぞウーブ、さあこっからは本気の魂比べだ」
ウーブ「はい、バキさん」
アナ「凄すぎるーーー、この試合一体どうなるんだーーーー、ウーブ選手突然電気を纏ったが如く漲る生気で復活ぁぁーーーつ」
クリリン「ちょ、ウーブは地球人だろ?悟空」
悟空「ああ、新境地だ。新生ウーブ誕生だ」
???「熱傷はバキ、完全骨折数はウーブ、後は双方共に少々の完全骨折・中数の不完全骨折と亀裂骨折、裂傷・擦過傷多数だが、臓器や脳には特に問題ない。これからといったところだな」
???「(笑み)」
ワー ワー ワー ワー ワー ワー ワー
ドン ドン ドン ドン ドン ドン ドン
イケー そこだー 素敵ー カッコいいー 抱いてー アリガトー スゲー オーーーー
アナ「少年2人の本気のど突き合いだーーー」
ガゴッ ズドッ バガッ ゴキッ メキョ チュドッ ズブッ ガギョ メチョ ドフッ ドンッ
ガンッ ガンッ ガンッ ガンッ ガンッ ガンッ ガンッ ガンッ ガンッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
???「そろそろだな」
???「(スクッ)」
??????「そこまでだッッ!!」
アナ「アァッッーーーっっと、突然の乱入者2名が試合を止めたぁぁーーーーー」
ザワザワザワザワザワザワザワザワ
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