ディオ（フフ・・・今日もジョジョから時計を借りるとしよう）ﾃｸﾃｸﾃｸ

ディオ「ジョジョォ！！！」ﾊﾞﾝｯ

ディオ「少しの間また時計を貸してくれよな・・・ん？」

ｼｨｲｰｰｰｰﾝ…

ディオ「・・・」

ディオ（・・・いないのか）

ディオ「チッ・・・」ﾂﾞｶﾂﾞｶﾂﾞｶ

ディオ「勝手に拝借するとしよう・・・」ｶﾞﾗﾗｯ

ディオ「・・・クッ。ないじゃあないかッ！！」ｺﾞｼｬｶﾞﾀﾞｶﾞﾀﾞ　ｶﾞﾗｶﾞﾗ

ディオ「・・・ん？」

ディオ「これは」ﾋﾟｬｯ

ﾋﾟﾗｯ

ディオ「何々・・・ブランド時計専売店 (N級品) 」

ディオ「他にも各種ブランドのスーパーコピー品多数、取り扱っております。弊社は「信用第一」をモットーにお客様にご満足・・・なるほど」

ディオ「時計店のチラシかァ！ジョォオオ～～ジョォォォオオ～～～！なるほどな・・・痺れを切らして自ら時計を買おうとしたかッ」

ディオ「ならば・・・先にこのディオが手に入れて見せようッ！！そうだな・・・クラスメイトのクズ共にくれてやる分も考えなくっちゃあいけないな！」

ディオ「さらに孤立は深くなるぞジョジョォッ！！ハハハハハハハハッ！！ハハハハハハハハハ・・・」

ﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊ…　ｱﾊﾊﾊﾊﾊ…

ﾊﾊ…　ﾊ…

…

DIO「」ﾑｸｯ…

DIO「ヌウウウウ・・・」ﾌｩｩｩｳｳ…

DIO「このDIOが夢を・・・見るとは・・・」

DIO「・・・」

DIO（ジョースターの者どもが近づいている予兆なのか・・・？）

DIO「ハァ・・・」ｻ…

ﾋﾟﾗﾘｯ

DIO「・・・ン？」

DIO「」ｶﾞﾊﾞ…

DIO「」ﾊﾞｼｨｯ!!!

DIO「」ﾋﾞｬｯ!



DIO「・・・このチラシは！」

DIO「あの時計店のチラシ・・・！まだ営業していたのか！」ｶﾞﾊﾞｯ

ヴァニラ「DIO様、どうかなされましたか」ｶﾞﾁｬ

DIO「ヴァニラ・・・このチラシだが」ﾋﾟｯ

ヴァニラ「ん・・・」

ヴァニラ「分かりませんね。風で舞い込んできたのでは？テレンスが窓を閉め忘れていたようですし」

DIO「危なっかしいな。カーテンは閉まっていたからよいが」

ヴァニラ「こんな偽物の時計でDIO様を釣ろうなどとは・・・この店の店長は何を考えているのか」ﾊﾊｯ

DIO「いや、待てヴァニラ」

DIO「買ってみたい」

ヴァニラ「えっ」

店

ｳｨｰﾝ

シュトロハイム「いらっしゃいませー」

DIO「」ｷｮﾛｷｮﾛ…

DIO「」ｷｮﾛｷｮﾛ…

DIO「おい、店員」

シュトロハイム「？はい」

DIO「このDIOに似合う腕時計はないのか？」

シュトロハイム「・・・」

シュトロハイム「ブランドで決めるのも良い方法だが・・・ブランドに拘らないのであれば、外見のみで決めるとよいだろう」ｻﾞｯ

シュトロハイム「まずは各部の名称だな・・・文字盤の周囲を覆うケース。 ムーブメントを内蔵し、外部からの衝撃や埃、水などから守る役割を持っている」

シュトロハイム「文字盤上の時刻を示すためのマークはインデックスと呼ぶ。ケース・針・インデックス・文字盤のデザインで印象はガラリと変わる」

シュトロハイム「文字盤や針を保護するガラスは風防。その隣に取り付けられた部品はベゼル。腕に装着する部分はバンドと呼ぶ」

シュトロハイム「バンドは金属製の場合はブレスまたはブレスレット・・・それ以外の素材の場合ベルトと呼ぶ」

DIO「・・・ほう」

シュトロハイム「まずはケースの形状だ・・・円形のラウンド、正方形のスクエア、楕円のオーバル、長方形のレクタンギュラー、樽型のトノーがある」

DIO「このDIOはオーバルがよいぞ」

シュトロハイム「ではオーバルだな・・・次はインデックスだが」

DIO「時刻を表すマークだったな」

シュトロハイム「うむ」ｺｸﾘ

シュトロハイム「目盛りで表すバーインデックス、アラビア数字のアラビアインデックス、ローマ数字のローマインデックスがあるが」

DIO「ローマで」

シュトロハイム「バックルはどうするつもりだ？4つの種類があるが」

DIO「・・・4つだと」

シュトロハイム「片開き式にひっかける金具をつけたタイプで、しっかりと止まり、簡単に腕から外れることがない2重ロック式」

シュトロハイム「開閉用のプッシュボタンがつくことが多く、バックルの接合部分が両側に開くのが特徴な両開き式」

シュトロハイム「バックル部分の片側を開いて装着、開閉用プッシュボタンがつくこともある片開き式」

シュトロハイム「そして普通の穴留め式」

DIO「・・・2重ロック」

シュトロハイム「・・・なるほど」

シュトロハイム「では貴様にはこれがいいだろう」ｽ

DIO「・・・フム！」ﾊﾟｼｨ

シュトロハイム「当店オリジナルの機能も備わっているぞ」

DIO「ほう・・・それはよいな」ｸﾙｸﾙｸﾙ　ﾊﾟｼｯ

シュトロハイム「では、また股のご来店を」

DIO「いいだろう」ｶﾞｰｰｯ

ﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸ…

シュトロハイム「・・・」



シュトロハイム「」ﾎﾟﾁｯ

スレタイ見た瞬間ディオ・ブランドーを連想していた
期待

DIO「フフ・・・100年遅くなってしまったが買えたな」

DIO「この時計・・・ジョジョの肉体を所有している証にもなるだろう・・・」

ｲｲ…ｲｲｲ…

DIO「・・・ン？」

時計「」ｷｭｨｨｨｨｨｨｲｲｲｲ…

DIO「・・・何？」

時計「」ｷｭｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲ

時計「」ﾋﾞｶｧｱｱｯ!!!!!!!!!!

DIO「ッ！！！」

DIO「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA！！！」ﾎﾞｫｼｨｨｨｨｲｲｲｲｲｲ