姉「気合ではかいこうせんを放てるようになったわ」弟「へぇ」 (19)

姉「今まで秘密にしてたけど…見ててね」

弟「………」ペラペラ

姉「はぁぁぁぁぁ!!!」ギュインギュイン

ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

姉「……ッ!」カッ!

バシュゥゥゥゥゥ!!
ドギャギャギャギャギャギャ!!!!

姉「はぁ…はぁ……どう?」

弟「………ふーん」ペラペラ

姉「…………………」







姉「ええええええええええええ!?!?」

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姉「ええええええ!!ちょ!えええ!!」

弟「…………」ペラペラ

姉「ふーんて!!!私の一世一代の大告白をふーんて!!!!はぁ!!?」

弟「……ちょっと…うるさいよ」

姉「あっごめん…、じゃねぇーよ!!!はかいこうせんだぞ!!はかいこうせん!!家の半分吹き飛ばしてんたぞ!!もっと驚こうよ!!」

弟「…なんでだよ…別に普通じゃん」

姉「普通じゃねーよ!!!異常だよ!!」

弟「…俺たち家族みんなできるし」



姉「えええええええええ!!!!」ガビーン

姉「ええええ!!ウソ!?えええ!!」

弟「……はかいこうせんごときでドヤ顔とか……しょっぺぇな」

姉「ごときじゃねーよ!!!大層なもんだよ!!!…ってえぇ!…マジで!?」

弟「…マジだよ…知らないの姉ちゃんだけだよ…」

姉「なんでだよ!!なんで私だけ蚊帳の外なのよ!!!なんであんたは知ってんのよ!!」

弟「…姉ちゃんには力を知らずに平穏に生きて欲しかったんだよ」

姉「えっ…」

弟「…でも…やはり血は隠せない…いつの間にか覚醒していたんだな」

姉「……………」





弟「……俺たちは古の文明を滅ぼした罪深き種族……チャイチャイポエミーの末裔だ」

姉「…チャイ…チャイ…ポエミー…?」








姉「ダッセェェェェェェェ!!!」

弟「!?」

弟「…ダサいとは言ってくれるぜ…誇り高きチャイチャイポエミーの一族だぜ?」

姉「いやぁぁぁ!チャイチャイポエミーって何よ!!この上なくダサいよ!!どうせなら『月影』とか『漆黒の闇に紛れし一族』とかが良かった!!」

弟「…えっ」

姉「なんだよその顔!!チャイチャイポエミーよりマシだろうが!!」

弟「……全然」


姉「マジだよ!!!」

弟「まぁ落ち着けよ…こうなったら以上仕方がない…俺の力を教えてやろう」

姉「!」

弟「……俺は指パッチンで半径3キロメートルを消し炭にできる」

姉「えええええええええ!!?」

弟「……ちなみに母ちゃんは指パッチンで日本の半分を吹き飛ばせる」

姉「えええええええええ!!!!」

弟「…ついでに親父は指パッチンで日本全土をクレーターに変える」

姉「なんでみんな指パッチンなんだよ!!その指パッチンに対するこだわりは何なんだよ!!」

弟「…かっこいいじゃん」

姉「それはわかる」

弟「…だろ?姉ちゃんもやってみろよ指パッチン」

姉「えっ」

弟「もしかしたら…何か起こるかもしれないぜ…な?」

姉「…………」ドキドキ



パッチン!





シーン





弟「…ぷっ」





姉「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!このやろおおおおおおお!!!!」

ふむ

姉「なによそれ!!私も指パッチン出来たっていいじゃない!!!!なんで出来ないのよ!!」

弟「…訓練すればできるようになるさ」

姉「えっ!マジで!?」

弟「…姉ちゃんは俺たちの中で一番素質があるんだ…極めれば指パッチンで北半球を原子レベルまで分解する事が可能さ」

姉「えええええええええ!!!!!」

弟「チャイチャイポエミーの血を一番濃く受け継いでるのが姉ちゃんだからな…あの伝説のチャイチャイポエミー…ウヌッペの生まれ変わりと言われている…」

姉「ウヌッペって誰だよ!!!全然嬉しくねぇよ!!!」

弟「ウヌッペはチャイチャイポエミーで初のウギョノロパウパウを成し遂げた伝説のアギョロアチョイチョイなのさ」

姉「アギョロアチョイチョイって何だよ!!ダセぇよ!!なんでいちいちそんなにダサいだよ!!!」

弟「かっこいいじゃん」

姉「えええええええええ!!!」

エルマ族のケムチャ思い出した

弟「…と言うわけだ…分かったか?」

姉「いや…もうなんかいいよ…頭痛い」

弟「…ふふ…まぁいいさ…、近々我々チャイチャイポエミーによる革命が起こる」

姉「ええ!?」

弟「…俺たちの力は圧倒的だ…古より力は衰えたものの…宿敵であったペロペロサンダギーの一族が滅んだ今…我々を止められる者は居ない!!!」

弟「フハハハハハハハハハハ!!!!」

姉「……そ、そんな」


「そうはさせるか!!!」ガラガラ!!

「おじゃまします!!!」


姉「!!?」

弟「な、何者だ!!?」




兄「……俺たちは」

妹「…ペロペロサンダギーの末裔よ!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!


弟「ば……バカな…!爺さんの絵日記には確かに滅んだと記述されていた!!」

姉(絵日記…?)

兄「今の話を聞いてちゃ黙っておけないぜ……」

妹「目ん玉ほじくり回してタマタマモギモギしやるから覚悟せぇや」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ!

弟「フ、フハハハハハ!!たとえ滅亡していなかったとしても…この私が滅ばせばいいだけの事だ!!![ピーーー]ぇ!!」ピョルルルルルル

兄「甘い!ベンジョカバー!!」ボボボ!!

ガキン!!

弟「な、なにぃっ!!?」

妹「エンシェントタナカクラッシュ!!」タナカタナカ!!

ゴシャァァァァァァァ!!!!

弟「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!!!」






姉(………)

弟「…ぐっ…、なかなかやるではないかペロペロサンダギーの末裔どもよ…だがしかし…」ピョインピョインピョィン!!

兄「…!!?」(このオーラ力は…!?)

兄「ふせろっ!!!!」

妹「…えっ」

弟「フハハハハ!!遅い!!!」

弟「指パッチン!!!!!!」


パッチン!





カッーーーーー








ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーー

ガラガラ…

妹「…うっ…うぅぅ」

兄「…………」

妹「い…一体なにが…お兄ちゃん?」

兄「…………」

妹「お兄ちゃん…?お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!!」ユサユサ

兄「…………」

妹「しっかりしてよ!!!お兄ちゃん!!!ねぇ!!おい!!起きろ!!」バンバン!!

兄「…………」

妹「……そんな…うそ……でしょ…?」

兄「…………」

妹「…あ…あぁ…ああああああっ!あああああああ!!!!」

妹「だめ!!だめぇ!!目を開けて!!!お願いだから!!ねぇってば!!!お兄ちゃん!!!お兄ちゃぁん!!!」


ザァァァァァァァァァァァァァ……



兄「……」

妹「……………」

爺「ほほほほ…まだお前たちには荷が重かったようじゃな」

妹「…爺ちゃん…?お、お兄ちゃんが…」

爺「大丈夫じゃ…ちょっとどきなさい」

妹「えっ……」

爺「せいっ!」ズボン!

兄「ごべらっ!!!」ビクンビクン!

妹「っ!!お兄ちゃん!!!」

爺「ほほほほ」


弟「フハハハハハハハ!!これで奴らは真に滅びた!!さぁ!!革命のとーーー

爺「待ちなさい」

弟「!!?誰だ!!」

爺「ほほほほ…ただのクソジジイじゃよ」

弟「なんだと…?」(この気迫…只者では無いな)

爺「さっそくですまんが…討たせてもろおうかの」

弟「!!?ただの老いぼれに…なにができる!!」


爺「ほほほほーーーー








ーーーーークーゲルシュライバー






カッーーーー







悪は滅びた

世界は救われた

なるほどさっぱりわからん

クーゲルシュライバーで分かった

技名がダサイのを書いてましたね

はかいこうせんでワタルが思い付いた

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