優希「ローン！ 12000だじぇ！！」

京太郎「げっ……またトビか～」ｶﾞｸｯ

まこ「四連続放銃…………」

久「いくら何でも弱すぎね…………」

優希「今すぐ名前を犬銀行に改名してこーい！！」

京太郎「嫌だよ！」

咲「世界中どこでも繋がりそうだね」

久「ソフトバンクの話じゃ無いわ、でも今の須賀君は正直……」

まこ「犬以下じゃの」

京太郎「ぐはっ」

和「銀行というより開けっぱなしの金庫ですね」

京太郎「ぶげっ」

咲「原作で全然出番無いよね」

京太郎「う゛ぼォ゛ロ゛ロ゛ロ゛！！！」ﾋﾞｯﾁｬｰ

一同「キャー！？」



ハギヨシ「で、相談に来られたと？」

京太郎「はい…………」

純「ああ、それで泣きながら口元にきんぴら引っ付けてここに」

京太郎「俺、部員の皆に認められるくらい、強くなりたいんです！！」

京太郎「女々しいですよね……でも、こんな相談、同性のハギヨシさんにしか相談出来なくて……」

ハギヨシ「ふむ……力になりたいのは山々なんですが……
私には執事としての仕事が……」

京太郎「そう……ですよね、すいません押し掛けちゃっ……」

透華「いいえなりませんわ！！！」ｶﾞﾀｯ

京太郎「！？」ﾋﾞｸｯ

パニキではなさそうだが

透華「今から数週間、ハギヨシを執事の任から解きます。
この向上心のある男をミッチリ育て上げなさい！！！」

ハギヨシ「透華お嬢様……！！」






ハギヨシ「という訳で、ただ今からマンツーマンの麻雀教室を始めます」

京太郎「よろしくお願いします！！」

ハギヨシ「その前に、半荘だけ皆様と打ってみてください。私は後ろから見てますので」




一「ロン！」

純「お、ロン！」

智樹「ロン」

京太郎「トビです…………」


ハギヨシ「これは……」

一「予想以上だね……」

純「おいおい、半荘所か東風の内に飛んじまったぞ」

智樹「もはやこれ……いや、もしかして……？」

京太郎「くっ…………こんなんじゃ……無能力以下の俺じゃ能力者だらけの麻雀部を見返す事なんて……」

ハギヨシ「……いえ、京太郎君は恐らく能力をお持ちだと見えます」

智樹(やっぱり……)

京太郎「え！？ 本当ですか！？ そ、それって？」

ハギヨシ「今は言えません、しかし、基礎基本を叩き込めば絶大な能力となりましょう」

京太郎「は、はい！ お願いします！！」

一達「じゃあ頑張ってね」ｶﾞﾁｬ



ハギヨシ「さて、京太郎君、先程切った牌、何故それを切ったか聞かせて貰えますか？」

京太郎「えーと……何となく、というか、それが気になって無意識の内に……」

ハギヨシ(やはり……京太郎君の能力は……『振り込む』能力！)

ハギヨシ(先程の麻雀、相手がテンパイすると同時に余剰牌でもないのに当たり牌をノータイムで出した……)

ハギヨシ(それも全て、わざわざ高目を切ってます)

ハギヨシ(危機察知能力がかなり間違った形で開花したのでしょうか？)

ハギヨシ(ここで 「切りたくなった牌は当たり牌ですよ」 と言うのは簡単です。
しかし、基本の成ってない今の彼にそれは逆効果……)

ハギヨシ(強力な能力ですが、ここは一つ、心を鬼にして彼を鍛えましょう！！)

lesson1
～麻雀の役～

ハギヨシ「まずは京太郎君、麻雀の役は全て覚えてますか？」

京太郎「はい、公式の役は覚えました」

ハギヨシ「では、役の重要度、優先度等は？」

京太郎「う～ん、それがサッパリ、とりあえずリーチ掛ける程度しか……」

ハギヨシ「それでは勝てる勝負も勝てません、麻雀の役には高い手、安い手はもちろん。
速い手、遅い手、狙うべき状況に合わせた役を考えるべきなのです」

ハギヨシ(それに、何よりも能力が勿体無いです)

見切り発車なもので書き溜めはこれだけです

ぼちぼちと思い浮かんだ端から書き込みますので、
ペースは超遅いかもです
間違った事も書くかもしれないです

一日一テーマ書ければと思います

パニキの事すっかり忘れてた…………
劣化スレになるかも……いやなる

でも書く

マズイ、やることなすこと全てパニキの劣化になる…………
過程すっ飛ばして京太郎のガチ闘牌メインにするか事故で張られた※残虐描写を利用するしか……
劣化でいいや書こう

麻雀教室なのに残酷な描写ありって…
パニキの二番煎じにならないことを祈る

ハギヨシ「まずは『速い手』、言い換えれば作りやすい手を考えましょう」

京太郎「速い手……ですか、パッと思い付くのは役牌ですかね、特急券とか聞きますし」

ハギヨシ「速攻手の代名詞ですね、どんなときに狙いますか？」

京太郎「配牌とかで役牌が重なってるとき……ぐらいですかね」

ハギヨシ「大抵それで良いでしょう、役牌が対子でも無いときに狙うのは得策ではありません」

※無能力前提で話を進めます

ハギヨシ「役牌もそうですが、麻雀の役には出現率の高い基本役と呼ばれる役がございます。それが、」

ハギヨシ「『ピンフ』『タンヤオ』『リーチ』『役牌』『面前ツモ』『ドラ』です」

ハギヨシ「正確にはドラは手役では無いのでこれだけでは上がれません、あしからず
この役達は出現率で言うと全体の上位50%弱を占めます、これ等を中心に麻雀を進めて行きましょう」

京太郎「はい！」

PC『ﾂﾓ!』

京太郎「成る程、二盃口狙ってた時期より断然に上がりやすいです！！」

ハギヨシ「(二盃口を主軸にしようとしてた初心者なんて初めて見ました……)」

よく考えりゃ咲初心者麻雀SSなんて溢れかえってるや、京太郎の能力者設定で何とかしよう

それからのハギヨシさんによる特訓は正直とても厳しかった

ハギヨシ「そこは北ではなく南を切りなさい！貴方は起親ですよ！！」

京太郎「は、はい！！」


ハギヨシ「何故そこでリーチを掛けますか！ 手変わり枚数とテンパイ枚数、アガリ枚数の天秤を忘れない！！」

京太郎「ご、ごめんなさぁい！！」


京太郎「ツモ！ えっと500.1000です！」

ハギヨシ「その待ちはカンチャン待ちにも取れるので40符2翻で700.1300です！ピンフの付かない手は待ちのテンパネを探りなさい！！」

京太郎「アイアイサー！！」

ハギヨシ「東２局親番三本場、何を切りますか？」

ドラ:① ツモ:⑦

一ニ三四 ①③④⑤⑥ 1113

※↑萬子 ↑筒子 ↑索子

京太郎「リードしている親の三本場、場に９百点ある事も考え、更なる連荘を目指し、打点よりも速度を重視
第一打、ドラ切り。親でなければ鳴きも考慮に入れつつ四萬切り」


ハギヨシ「南１局親番７巡目、何を切りますか？」

ドラ:3 ツモ:7

三三四五五五 ①③ 33468

京太郎「ドラヘッド固定で打、四索。
萬子の2、3、4、５と二筒三索と受けも広く打点もある、即リー狙いで。
序盤なら一筒切りもあるかもしれないが、四索の見切りは速い方がいいだろう」

ハギヨシ「上出来です」

※当初の予定を大幅変更して京太郎を死地に向かわせます
一週間以内にガチ闘牌を考えてきます

んな無理せんでも…

>>21
何故かやる気が出てるんです 何故か

ならもう頑張れ楽しみにしてるとしか言えねぇなぁ

ハギヨシ「今の京太郎君であらばかなり良い勝負が出来るでしょう」

京太郎「そうですかね？ でもいざそう言われると緊張が……」

ハギヨシ「そうですか？では
>>25
の麻雀部に練習試合を申し込んでみては」

京太郎「>>25……良いですね」

ハギヨシ「では早速手配を、幸いお嬢様から貰った教育期間は残ってますので送ります」

白糸台

きっつｗｗｗｗｗｗ

京太郎「ありがとうございます、いざ、白糸……」

京太郎「え、白糸台！？」

ハギヨシ「ええ、白糸台」

京太郎「…………白糸台？」

ハギヨシ「何度確認しても白糸台です」

京太郎「いやいやそれ当初の目標より超ハードモードじゃ！？
だいたい、そんな名門高が簡単に練習試合を取り付けられ……」

ハギヨシ「ええ、はい、ありがとうございます、では今からそちらに向かいますので」ｶﾞﾁｬ

京太郎「あらやだなんてイージー」

シュンッ！

ハギヨシ「着きました」ｽﾀｯ

京太郎「しつじのちからってすげー！」

コンコン

ガチャ

淡「あ、来たよスミレ！」

菫「ああ、今回は練習試合を申し…………ん？」

京太郎「……？」

菫「ええと、今回練習試合をしたいという選手は？」

ハギヨシ「この須賀京太郎君です」ﾆｺ

菫「…………誰だ」

京太郎「これまさか……」

菫「あの龍門渕から練習試合の取り合わせが来たから二つ返事で承諾したんだが」

菫「誰だ」

京太郎「ですよね……ちょっとこれどういう事っすかハギヨシさん！？」

ハギヨシ「おやおや、私としたことが」ﾆｺ

京太郎(道理でこんな簡単に練習試合を……)

ハギヨシ「来てしまった事はしょうがありません、ささ、自己紹介を」

京太郎「えと、清澄高校麻雀部１年、須賀京太郎と申します！」

菫「帰れ」

京太郎「ですよね……」

照「清澄……」

照「ちょっと待って、やろう。麻雀」

菫「照……良いのか？」

照「半荘だけでも、やってみたい」

菫「……ハァ、良しわかった、席に着いてくれ」

京太郎(おいおいマジかよ……最強校のチャンプと部長だぞ……吐くぞ)

闘牌期待

あっかん書き溜めきえてもーた
なんもかんも政治が悪い

なんもかんも政治って男の仕業なんだ

ていうネタあったなどこかで

意外と思いつかないネタだって思ったから印象に残ってるんだ、すまない

カラカラカラ

東:菫
南:京太郎
西:照
北:ハギヨシ

京太郎(清澄がインハイ出場校で良かった、資料のまとめ作業で大方の情報は掴んでる)

菫「」ﾀﾝ

京太郎(部長の菫さん、確かこの人は周りを見て打つタイプ
大きく動く事は少ないけど、デバサイがかなり多くシャープシューターなんて呼ばれてる……
浮いたときには注意だな)ﾀﾝ

照「」ﾀﾝ

京太郎(インハイチャンプの照さん、序盤は一歩身を引いて相手を観察する……
一度アガれば打点を上げつつの連続和了、親を蹴る事を第一に考えないと
ていうかああの角絶対咲の姉さんだよな……)

ハギヨシ(二人とも何を切っても表情に動きがありませんね、流石最強校、落ち着いてらっしゃる)ﾀﾝ

菫「」ﾀﾝ

菫(龍門渕と聞いてあの天江衣を想像してたら……)

照(大男二人組が乗り込んで来て超恐かった……)

※京太郎182㎝ハギヨシ187㎝

片方金髪だしなぁw

12巡目

京太郎(お、手が入った)ｶﾁ

ドラ:⑦ ツモ:③

一ニ三四五六七八 ②④⑥ 88

京太郎(高目3900……出やすいとはいえ、六萬だと千点しかない
ここは安目引いても裏ドラ期待でリーチだ！)

京太郎「リーチ！」打:⑥

照(後半でドラそば⑥切リーチ……打点があるのかな？)打:西

ハギヨシ(萬子が場に高いです、回りましょう)打:⑥

菫「チー」ｶﾁｬ

菫(終盤でのリーチ、ツモれる可能性が高いのだろう
一発消しだ)打:一

京太郎「ツモ、リーヅモピンフの1000.2000です」
※裏ドラ九

照(安目、助かった)ﾁｬﾗ

ハギヨシ(九萬で跳満でしたか、⑥切リーチの価値はありましたね)ﾁｬﾗ

菫:23000
京:29000
照:24000
萩:24000

東２局親京太郎ドラ南

京太郎(親番だ、ここで稼げるかどうかでこの後の戦いが変わってくるだろう)

配牌
ニ五五八九 ②⑥⑥⑦ 348 東南

京太郎(悪くない手、ドラ表示牌だからダブ東は難しいな……見切るか)打:東

数巡後

京太郎(良い感じに育ってきたぜ！ 親だし食いタン赤2900で充分だろ)

四五五五 ⑤⑥⑥⑦ 3345 南
赤

菫「」打:④

京太郎「チー！」打:3


京太郎、良形一向聴
しかしその一方であの男が既に張っていた



ハギヨシ(役無しですがね)

ツモ:南

七七 ①①①②③④⑧⑧⑧ 56

ハギヨシ(生牌の4ー8索待ち……そのままツモれば1300……)

ハギヨシ(生牌のドラを切れば警戒されるでしょう、ならいっそ……)

ハギヨシ「リーチ」打:南

京太郎(ハギヨシさんから掛かったか、幸いお陰で南を切りやすくなったけど、凌げる牌はそれだけ……)

京太郎(一向聴でも押すべきか……！？)

菫「」打:三

京太郎(早速来た！ 鳴いて⑤ー⑧を作るべき……かな？)

メンピンツモは700・1300だよニワカめ

京太郎「チ…「カン」

照「ツモ、嶺上開花のみ、千点」ﾊﾟﾀ

京太郎(…………絶対咲の姉さんだ)


淡「照がこんな早く様子見止めるなんて珍しいねー」

誠子「もう目がマジになってるな……」

尭深(まだ小場だというのに……これは……何かあった？)

菫:22000
京:29000
照:26000
萩:23000

東３局親照ドラ三

京太郎(これはマズイ……チャンプ仕込みの初手安和了と同時に親を渡してしまった……！
まだトップだけど、この親を蹴られる手……来い！！)ｼﾞｬﾗ

>>37のハギヨシはツモのみだと400・700だよ

待ちも何か間違ってるし

>>38
やってしまった20符だった
あれで、脳内補完でお願いします

上記の間違い申し訳ありません
突貫で焦りすぎました
書き溜めて来ます

乙
頑張って

点数計算は慣れればすぐだよ

>>38 点数を訂正

ドラ:⑦ ツモ:③

一ニ三四五六七八 ②④⑥ 88

京太郎(高目3900……出やすいとはいえ、六萬だと千点しかない
ここは安目引いても裏ドラ期待でリーチだ！)

京太郎「リーチ！」打:⑥

照(後半でドラそば⑥切リーチ……打点があるのかな？)打:西

ハギヨシ(萬子が場に高いです、回りましょう)打:⑥

菫「チー」ｶﾁｬ

菫(終盤でのリーチ、ツモれる可能性が高いのだろう
一発消しだ)打:一

京太郎「ツモ、リーヅモピンフの700.1300です」
※裏ドラ九

照(安目、助かった)ﾁｬﾗ

ハギヨシ(九萬で跳満でしたか、⑥切リーチの価値はありましたね)ﾁｬﾗ

>>37の持ち点、ミスを訂正

菫:23700
京:27600
照:24300
萩:24300

東２局親京太郎ドラ南

京太郎(親番だ、ここで稼げるかどうかでこの後の戦いが変わってくるだろう)

配牌
ニ五五八九 ②⑥⑥⑦ 348 東南

京太郎(悪くない手、ドラ表示牌だからダブ東は難しいな……見切るか)打:東

数巡後

京太郎(良い感じに育ってきたぜ！ 親だし食いタン赤2900で充分だろ)

四五五五 ⑤⑥⑥⑦ 3345 南
赤

菫「」打:④

京太郎「チー！」打:3


京太郎、良形一向聴
しかしその一方であの男が既に張っていた



ハギヨシ(役無しですがね)

ツモ:南

七七 ①①①②③④⑧⑧⑧ 56

ハギヨシ(生牌の4ー7索待ち……そのままツモれば1300……)

ハギヨシ(生牌のドラを切れば警戒されるでしょう、ならいっそ……)

ハギヨシ「リーチ」打:南

京太郎(ハギヨシさんから掛かったか、幸いお陰で南を切りやすくなったけど、凌げる牌はそれだけ……)

京太郎(一向聴でも押すべきか……！？)

菫「」打:三

京太郎(早速来た！ 鳴いて⑤ー⑧を作るべき……かな？)

>>39の持ち点を訂正

京太郎「チ…「カン」

照「ツモ、嶺上開花のみ、千点」ﾊﾟﾀ

京太郎(…………絶対咲の姉さんだ)


淡「照がこんな早く様子見止めるなんて珍しいねー」

誠子「もう目がマジになってるな……」

尭深(まだ小場だというのに……これは……何かあった？)

菫:22700
京:27600
照:25300
萩:24300

東３局親照ドラ三

京太郎(これはマズイ……チャンプ仕込みの初手安和了と同時に親を渡してしまった……！
まだトップだけど、この親を蹴られる手……来い！！)ｼﾞｬﾗ

ミスの御指摘ありがとうございます
多少ペースを落としてでも良く目を通して投下するようにします

後、いまさらながらスレタイ、序盤から180°違う内容になってしまい申し訳ありません

ゆっくりでもいいんだよ
骨太な麻雀描写楽しみだし
あとリンシャンツモは咲の責任払いルール？

>>48
一応ルールは判明されてる限り原作に準ずるつもりです

時は遡って東２局

照(あの二人…………おかしい……)

京太郎「うーん……」ﾀﾝ

ハギヨシ「ふむ」ﾁｬ

照(何の能力も感じないのに、なんだろう…………ただただ、空恐ろしい……)

照(使って見よう)

ﾕﾗｯ……

照魔境 「」ｽｩ


照(あの執事さんを、“見せて”)


照魔境「…………ｻﾞｻﾞｯ…………ｱｧ……ｻﾞ……」

照(……？)

照魔境「…ｻﾞ………ア゛！！」
パリーンッ！！

照(！？)

照(照魔境が割れた…………)

ハギヨシ「♪」ﾆｺ

照(…………清澄の方も見たかったけど、暫くはしょうがない……)

ハギヨシ(私の中なんて、覗いても後悔するだけですよ……)

カラカラカラ

東３局現在

照「もう手加減とか、様子見とか言ってられない……か」ﾎﾞｿｯ
……ｷﾞｭﾙﾙ！

菫(もう全力でいくのか、この半荘長くなりそうだ)

京太郎(こんな半端なトップじゃ蜂の巣にされちまう……)ｶﾞﾀｶﾞﾀ

ハギヨシ(弱りましたね、宮永様が本気を出すようです……そして何より……)



ハギヨシ(京太郎君に『振り込む』能力について言い忘れてました)


京太郎(クソ配牌！！！)

一四九 ③⑦ 1169 白中北東

京太郎(所謂十三不塔ーってやつじゃないのかこれ！？
ああもう国士無双でも何でもしてやるよ！！)

照「」打:北

ハギヨシ「」打:北

菫「ポン」ｶｼｬ北北北 打:南

京太郎「」

北5枚あるんだけど……

>>52
やっちまいました
照が切ったの發です

>>52
４枚じゃね？

あ、京太郎も持ってたのか

9巡後

京太郎(俺神様信じる)

ドラ:三 ツモ:三

一一ニ九九 ⑦⑦ 1166 中中

京太郎(まさかのチートイテンパイ、ドラ表示牌の二萬を切…………)

三萬「…………」ｵｰﾗ

京太郎(……なんだろう、物凄く三萬が気になる……切りたい……)

ハギヨシ(京太郎君！？ だめです！！)

京太郎「っと」打:三萬

三萬「…………」ﾆﾔ

これは重症ですね•••

何故か三萬が笑ったように見える……

三萬「…………」

三萬「…………？」

照(…………)ﾁｬ

ツモ:ニ萬

三四四五五 ③④⑤ 345 南南

照(私が刻みたいのはピンフドラ……
三色一盃口ドラ２は今は足枷になってしまう……
…………私が、こんな牌を通されるなんて……)

打:ニ萬

京太郎「ロ、ロン！ チートイのみ1600です！」

菫「！？」

ハギヨシ(今の京太郎君は能力を使うときの顔をしてました……
弘世様は腑に落ちない顔をしてますし、つまり宮永様は……当たらなかった……？)

照(クッ……)ﾁｬﾗ

やべえ良くみたら百点棒一本消えてる

初っぱなから京太郎の百点棒が消えてました申し訳ありません

東４局親ハギヨシ

菫:22700
京:29300
照:23700
萩:24300

菫(どうした？ 照、４局で原点を割ってるなんて…………)

京太郎(奇跡だ……ちょっと前まで銀行……いや、空きっぱなしの金庫だった俺が……
チャンプから直撃取ってトップに……！！)

ハギヨシ(全員二万点台の平場ですけどね)


照「………………」

照(私が……この私が…………)

京太郎「」ﾆｯｺﾆｺ

照「目にものを見せてくれる……」ﾎﾞｿｯ

京太郎「！？」ｿﾞｸｯ


誠子「小場とはいえ、先輩が二人とも下位に……」

尭深「珍しすぎる……というより、初めて見た」ｽﾞｽﾞ

淡「テルのオーラがスゴいよ……」

淡(まさか……『ギギギーってやつ』を……)

京太郎(何だか急に寒気が……)

ハギヨシ(宮永様は、まだ力をお持ちのようで)ﾀﾝ

菫(照のやつ、公式戦でも無いのにアレを使う気か……)ﾀﾝ

京太郎(なんか嫌な予感が……安くても流してーな)

ツモ:發

ニ七六 ①②③⑤ 388 白發南
赤
打:南


照(後……４つ……)ﾁｬ

京太郎(お、發が重なった)

ツモ:發

ニ七六 ①②③⑤ 388 白發發
赤⑤

打:白

照(開いた……)ﾁｬ

照(使いどころの難しい技……やっと条件がクリアできた)

打:中

照「中ビーム、リーチ！！」ﾀﾝ！

京太郎「ぶっ！？」

ハギヨシ「おや」

菫「本気か……」

京太郎(あ、あの最強の高校生チャンプが中ビーム！？)

ハギヨシ(以外ですね、彼女が京太郎君に中ビーム……いや、もしや……？) ﾀﾝ

菫(リーチしてまで……照のやつ、相当キレてるな……)ﾀﾝ

京太郎(チャンプの中ビームでびっくりしたけど、速いリーチにかわりない……)ﾁｬ

ツモ:發

ニ七六 ①②③⑤ 388 發發發

京太郎(こんなの發切り一択なんだけど……まただ、發が凄く気になる……)

京太郎(今度は猛烈にカンしたい！！)

發發發發「「「「…………」」」」

京太郎(…………)

ハギヨシ(京太郎君のあの様子……)

京太郎「…………カン！！」

發發發發「「「「…………」」」」ﾆﾔﾆﾔﾆﾔﾆﾔ

ハギヨシ(そして發をカン……と言うことは…………！？)

照「ロン」

京太郎(は？ 發の暗槓だぞ？ 暗槓……って…………)

ギギギ…………

照「岩戸開き、光り来る……」

照「国士無双！！」ﾗｰｲｼﾞｰﾝｸﾞｻｰﾝ♪

東 東 南 西 北 白 中 一 九 ① ⑨ 1 9

京太郎「」



淡「テルのギギギーってやつ久し振りに見た……」

誠子「えっぐいなぁ……」

尭深「相手の山牌が無くし『岩戸を開き』、中ビームで『光りを撃ち込む』事で発動する能力……」

淡「『岩戸開舞！！』」

誠子「無理のある考察だったな……」


京太郎「う、嘘だろ…………」ｶﾞﾀｶﾞﾀ



京太郎……飛び終了…………！！



照「楽しかった。また打とう」

照(そんなんじゃ咲は任せられないな……でも伸びしろはある、潰すのはまたにしよう)

京太郎「また……飛びかぁ……」ｶﾞｸｯ

菫「落ち込む事は無い、君はこの面子で二回もアガったんだ
それも一回はあの照から……誇るべきだ」

京太郎「は、はい！ ありがとうございました！！」ペコ

ハギヨシ(伝え忘れてた『振り込む能力』……国士無双まで搶槓を付けるとは……
あの發は能力無しでも出てたでしょう、私は悪くありません。悪くありません。)

こんなルールあるの知らなかったわ
ありがとう

ハギヨシ「ありがとうございました。失礼します」

照「執事さんも、また打とう 。 今度は本気で」

ハギヨシ「こちらこそ、機会があれば」

ガチャン シュッ

誠子「なんの音だよ」


菫「さて、照」

照「おもしろい人達だった」

菫「そうだな、お前がブチギレる位だからな、でも」

照「？」

菫「私を焼き鳥にしたまま東場で終わらせやがった事について良くお話しをしよう」

照「え」

ハギヨシ「さて、本番です。京太郎君は充分な実力を着けました、今こそ部に認めさせましょう」

京太郎「リアルで打ち始めて、全部飛ばされてるのに……ですか？」

ハギヨシ「チャンプに本気を出させたのです、大丈夫ですよ」

京太郎「…………はい！ありがとうございます！ 俺、打ってきます！！」ダッ

ハギヨシ「出来ますよ…………君なら……」







ハギヨシ「あ」

京太郎「たのもー！！」ﾊﾞﾝｯ

優希「ロン」

和「ロン」

まこ「ロン」

久「ロン」

京太郎「」



ハギヨシ「『振り込む能力』の事…………忘れてました♪」



咲「カンッ！！」

乙！
面白かった

おわります


開始数時間でクソスレにしてしまい申し訳ありません
内容のボロボロ加減が修正不可能なレベルでした

お陰様でこんな下らないモノ書いてる内にスランプとかどうでも良くなりました
ミスの御指摘をしてくださいました皆様ありがとうございます

乙