ハリー「スリザリンはいやだ……」組分け帽子「えー、どうしよっかなー」 (25)


ハリー「スリザリンはいやだスリザリンはいやだスリザリンはいやだ……」

組分け帽子「えー、でも才能あるしさ、スリザリンに入れば大物になれるよ?」

ハリー「スリザリンはいやだスリザリンはいやだ……」

組分け帽子「そんな悪いところじゃないよ?噂に色々な尾ひれついてるだけで優しい子とかもいるし」

ハリー「スリザリンはいやだスリザリンはいやだ……」

組分け帽子「そんなに頑なに拒まなくてもいいじゃん……。そこまで拒否するってことは何か理由があるんでしょ?先生に言ってみ」

ハリー「スリザリンはいやだスリザリンはいやだ……」

組分け帽子「ねぇ聞いてる?」

ハリー「スリザリンはいやだ……」

組分け「ねぇってば」

ハリー「スリザリンは……」

組分け帽子「ねぇ!!!」

ハリー「うるさい!!!!!!!」バシーン



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ザワザワ

ダンブルドア「ハ、ハリー……?組分け帽子をいきなり床に叩きつけるなんて何事じゃ……?」

ハリー「いえ、帽子が耳元で騒いでてうるさかったもので」

ダンブルドア「そ、そうか……とりあえず帽子を被ってくれんか。組分け再開じゃ」

ハリー「はい、先生」ムンズ

スポ

組分け「……いきなり床に叩きつけることないじゃん」

ハリー「ビックリしちゃって。反射的に」

組分け「あーもういいもんね!決めた!お前のことスリザリンに入れてやるし!」

ハリー「あ?」

組分け「てか元々スリザリンに入れるつもりだったんだよねー約束しちゃったし」

ハリー「約束って誰と?」

組分け「トムさん」

ハリー「誰だよ」

組分け「トムさんさー、アンタのこと気に入ってるみたいで。それで是非ともスリザリンに入れてくれって頼まれちゃってさ。」

ハリー「いやトムさんって誰だよ」

組分け「トムリドルさん」

ハリー「あー……知らん」

組分け「知らんかー。別名ヴォルデモートって言うんだけど」

ハリー「いや知ってた。それなら知ってた。ああ知ってるわ!!!」

組分け「知ってたかー」


組分け「まぁそういうわけだから。悪いけど諦めて、ね?『スリザ――」

ハリー「待って待って。そんな軽い口約束で決めちゃうの?この生き残った男の子の組分けを、そんな軽い口約束で決めちゃうの?」

組分け「いやー、これは男と男の約束だからね」

ハリー「お前男だったのか」

組分け「実はトムさんから接待も受けちゃってさ。」

ハリー「はぁ?」

組分け「高級ソープに連れてってもらっちゃった」

ハリー「」

組分け「いやー私の収入じゃ到底行けそうにないところだったよ。もうそんな感じの雰囲気出まくり」

組分け「たぶん諸々込みで20ガリオンくらいかかったんじゃないかな。童貞も卒業出来たし、トムさんには感謝しきれないな、うん」

ハリー「えーっと……童貞だったんだ」

組分け「ナメんな!今じゃ素人童貞じゃ!!」

ハリー「もっとたちわるいぞ」

組分け「へっ、そんなこと言っちゃって。所詮童貞坊やには分かんないことよ」

ハリー「え?」

組分け「……え?なにその反応」

ハリー「……。」

組分け「や、止めろよーそうやって驚かすの。からかってるだけだろ?な……?」

ハリー「……。」

組分け「いやいやいや知ってるからね!それにお前の歳でとかあり得ないし……」

ハリー「……。」

組分け「……え?マジで?」

おい、秘密の部屋のネタバレwwww


組分け「いつ!?どこで!?」

ハリー「今日。ホグワーツ特急内のトイレ」

組分け「うわー今日とか!!列車内とかうわー!!誰と!?」

ハリー「なんでそこまで言わなきゃなんないのさ」

組分け「いいじゃん減るもんじゃないし!それに気になって仕方ないしホントお願いします」

ハリー「そうだなぁ……僕をグリフィンドールに入れてくれるんなら教えてあげるけど」

組分け「うわ、交渉してきた。油断も隙もないねアンタ」

ハリー「どうする?」

組分け「お願いします」

ハリー「即答かい」


ハリー「えーっと、名前なんて言ってたっけな……」

組分け「え!?名前も知らない子とチョメチョメしたの!?」

ハリー「いや名前聞いたんだけど……確かハーマ、ハーマ……なんだっけ」

ハマー「ハーマ、ハーマ……」

ハリー「ダメだ。ハーマまでは覚えてるけどあと忘れた。いやハマーだったかな」

組分け「なんだよダメじゃん!それじゃ全然分かんないじゃん!」

ハリー「顔ならすぐ見れるけど。あそこに座ってる子」

組分け「え!?どれどれ!?」

ハリー「ほら、さっきグリフィンドールに組分けされてたあの女の子」

組分け「あーはいはい!!うわーめっちゃ可愛い子じゃん!羨まし!」

ハリー「名前何だったっけ。さっき呼ばれてたよね」

組分け「忘れた。けどめっちゃ良い匂いしたのは覚えてる」

ハリー「うわー……」

組分け「それで何でそうなったん?」

ハリー「ボックス内で意気投合してね。それで」

組分け「へーそれは良かった!『スリザ――」

ハリー「ちょっと待て」ガッ


ハリー「お前今何て言おうとした?」

組分け「」フガフゴ

ハリー「今高らかにスリザリンって宣言しようとしてたよな?あ?」

組分け「ゴフッ、いきなり口に拳突っ込んでくるなんて……」

ハリー「お前が悪い」

組分け「だって嫌じゃん!許せないじゃん!私ソープで童貞卒業だよ!?それに比べてアンタは可愛い同級生とイチャラブなんて……許せん!!」

ハリー「許せんと言われても」

組分け「うわーこんなことなら童貞捨てなきゃ良かったわー!私もホグワーツ特急乗るんだったわー!」

組分け「そしたら今頃素人童貞なんかじゃなかっただろうなー!ちゃんと卒業出来たんだろうなー!」

ハリー「誇るんだろ、素人童貞」

組分け「誇れるわけねーだろ!!!!」

ハリー「分かったよ。いいから血涙流すの止めてよ」

組分け「何なんだよもう!!大体アンタズルいんだよ!生き残った男の子とか言いやがって!プレミアか!?希少価値なのか!?」

ハリー「本当なんだから仕方ないでしょ」

組分け「コイツ生き残らせたの誰だよーマジそいつボコるわー。手ないけど」

ハリー「ヴォルデモート」

組分け「や、やっぱアンタボコるわー!本人殴り付けた方が早いもんなぁ!?なぁ!?」


ハリー「ヴォルデモートには逆らえないってか」

組分け「そういうわけじゃないけど……ほら、さっき言った通りトムさんにはソープ連れてってもらったし」

ハリー「ソープって……そもそも何処に生殖器ついてんだよ」

組分け「帽子の先っちょのところ」

ハリー「うわっキモッ」バシーン

ザワザワ

ダンブルドア「ハ、ハリー……?」

ハリー「ごめんなさい先生。帽子が全身生殖器だとか抜かすもので」

ダンブルドア「え?」

ハリー「我慢して着けますね」ムンズ

スポ

組分け「全身生殖器だなんて言ってないから!!ほら皆誤解するじゃん、もー!!!」

ハリー「うるさいな」

これはヒドいwww(誉め言葉)

ハリーwww
もうハーミーのこといじめないでね

ハリハーかよ
ハリルナにしろよ、それが王道ってもんだろ(憤怒)

ルーナ役の人って超絶劣化してたよな


ハリー「いいから早く僕をグリフィンドールに組分けしてよ。それでもなおスリザリンとか言うつもりならお前を殺す」

組分け「殺すって……。それ生存フラグだからいいけどさ」

ハリー「それにいいのかなー。僕の言うこと聞くのはお前にも利点あると思うけど」

組分け「え?どういうこと?」

ハリー「あーあ、僕だったら同級生紹介出来たりするんだけどなー」

組分け「え、マジで!?それマジで言ってますかハリーさん!!」

ハリー「だったら、何をするべきか分かるよな?」

組分け「くっ……分かった、分かったよ!!!スリザリンに入れるのは諦めるから!!」

ハリー(ちょろいな)


ハリー「はい、それじゃあ高らかに宣言して。後ろもつまってるから」

組分け「本当に紹介してくれんだよね!?本当に!」

ハリー「ああ本当だよ」

ハリー(女の同級生とは言ってないし、マルフォイ紹介してやろ)

組分け「はい!それじゃ宣言します!堂々と!高らかに!『ハッフル――」

ハリー「待てや」ガッ


ハリー「今明らかにグリフィンドールって言おうとしなかったよな?お?」

組分け「」フガフゴ

ハリー「主人公ぞ?我主人公ぞ?それをハッフルパフに入れるつもりか?」

組分け「ガフッ、だから拳突っ込んでくるの止めて……」

ハリー「次やったら口に便器突っ込んでやるからな」

組分け「わ、分かったよ……それ普通に脅迫だよ……」

ハリー「早くしろ」

組分け「あーもう!仕方ないなぁ……『グ――」

ハリー「そうそう」

組分け「『グリンゴッツ魔法銀行』!!!!!」

ハリー「!?」

>>12
奇跡からの脱落を劣化とは言わない


ダンブルドア「おお!グリンゴッツになったか」

ハリー「え、ちょっ」

ダンブルドア「マクゴナガル先生や、早速手配してくれんか」

マクゴナガル「はい」

ハリー「待ってよ、おかしいですよ先生!グリンゴッツ!?why!?何で組分けで学校外に飛ばされなきゃいけないんですか!?」

ダンブルドア「組分け帽子の言うことは絶対じゃ。早速グリンゴッツで働いてもらうことになるのぉ」

ロン「凄いじゃないかハリー!ビルによろしく!」

ハリー「なっ、組分け帽子テメーコノヤロー!!!」

組分け「へへっ知らないもんねー。まぁかわいこちゃんのことは任せといてよ、ゲヘヘ」

ダンブルドア「さぁ、ハリー。早く行くんじゃ!」

ハリー「う、うわぁぁあああああああああ!!!」


ハリー「――ハッ、ゆ、夢か……」

ハグリッド「ハリー?大丈夫かハリー?」

ハリー「う、うん……大丈夫……」

ハリー(夢だったのか、そっか……)

ハグリッド「まさかアナルは初だったか?突っ込まれて気絶しちょるとは」

ハグリッド「ほれ、動くぞハリー」パンパン

ハリー(そうだ。僕はハグリッドとアナルセックスさせられて、それで現実逃避を……)パンパン

ハグリッド「どうだハリー?俺のドデカイ竿は」

ハリー「すごく……大きいです……」

END


原作者の方、ファンの方、ごめんなさい。
レスしてくださった方、見てくださった方、ありがとうございました。

何か最後にハグリッドが出てきたせいで、巨人と人間ってどうするのか疑問に思ってたことを思い出した
巨人父×人間母はもちろん無理そうだけど、逆も結構厳しい気がする

ハグリッドだけ脳内再生余裕なのはなぜだ

オチが糞

>>21
ほんとになぜだ

おつwww

ひどいオチwwwwwwww

依頼だしとけよー

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