豊音「突撃!となりの晩ご飯」 (26)
・咲-Saki- SS
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豊音「こんばんはー。姉帯トヨネスケだよー」
豊音「今回の突撃!となりの晩ご飯は大阪府の大阪市にやってきました!」
豊音「せっかく来たからUSJに行きたかったけど、お仕事だからね!頑張ります!」
豊音「ちなみにロケの前に商店街に寄ったら、珍しがられてアメいっぱいもらっちゃった!ちょーうれしかったよー」エヘヘ
豊音「早速行きましょう!ちなみにアトランダムじゃなくて、私がもう行きたいところは決めてしまっているので、よろしくお願いします」ペコリ
豊音「目的地周辺まで移動してきました!この近くにおうちがあるはず…」
豊音「……あ!あれですね!『末原』って表札が出ていますっ!」
豊音「じゃー早速だけどー、ピンポン鳴らしちゃうよー」ピンポーン
恭子「はい、今行きます」ガチャ
豊音「こんばんはー!」
恭子「…は?」
豊音「突撃!となりの晩ご飯です!」ビッグシャモジー
恭子「な、なんやなんや!?ちょう待ってえな!なんでアンタが大阪におんねん!?」
豊音「末原さん、ご飯ください!」
恭子「い、いやいや、急に来られても困るって!確かにご飯食べてるとこやけど…」
母「恭子~?セールスなら断りや~?」
恭子「ちゃうねんお母さん。テレビが来とんねん」
母「テレビ!?」ガタッ
ダダッ
母「ホンマや!これ映っとるんか?」ピースピース
豊音「こんばんはー!元気なお母さんですねー」
恭子「ちょっと!恥ずかしいからやめてえな!///」
豊音「末原さんのお母さん!突撃!となりの晩ご飯ってご存知ですか?」
母「ん?あれやろ?アポなしで人ん家のご飯頂戴するっちゅう…」
豊音「その番組なんです!」
母「そうなんか!!!はよあがりいな!ちょうどご飯食べてるから、トヨネスケちゃんも一緒に食べようや!」
豊音「やったー!ありがとうございます!交渉成立したよー!!」
恭子「もう嫌や…。ていうかトヨネスケって何やねん。宮守の姉帯豊音やろ?」ハア
豊音「トヨネスケだよー。末原さんと仲良くなりたくて来ちゃったんだ」エヘヘ
恭子「超展開すぎて混乱してくる…」
豊音「…というわけで、姫松の大将・末原恭子さんのおうちにお邪魔しています」
豊音「お母さん、今日のメニューは何ですか?」
母「ハンバーグとオニオンスープ、温泉卵とレタスのサラダです!テレビ映えしないメニューでごめんな?」
豊音「とんでもない!十分豪華だと思いますよ!」
母「実は今日このメニューになったんは理由があるんよ」
豊音「ふむ」
恭子「お、お母さん!それ言わんで!」アセ
母「恭子がな、こないだの模試阪大も狙えるくらいの成績だったんよ。それでなんかお祝いせなと思って、明日食べたいもの作ったるって恭子に言うたら」
母「『じゃあハンバーグがええなあ』って言うもんやから。恭子は昔からハンバーグが好きで…」
恭子「」
豊音「小学生みたいでかわいいよー」
恭子「地獄や…」
豊音「では、そんなハンバーグを1口いただいてもいいですか?」
母「私は構わんけど、恭子はええか?ハンバーグトヨネスケちゃんにあげても」
恭子「…もう好きなだけ食べてってや」ハイライトキエ
豊音「ありがとうございますっ!じゃあいただきまーす!」モグモグ
豊音「おいしいですね!末原家は中までしっかり焼く派なんですね?」
母「ありがとうな。そうなんよ、恭子がしっかり焼けてる方が好きやって言うもんやから」
豊音「全国の末原さんファンの皆さん、末原さんはハンバーグはウェルダン派らしいですよ!」
恭子「そんなもんおるかいな…。まあお腹壊したくないし、いつもしっかり焼いてもらってますわ」
豊音「…末原さんってなんかよそよそしいから、きょーこちゃんでいいかなー?」
恭子「きょーこちゃんて…下の名前で呼ぶ人少ないから恥ずかしいな…。別にええけど」
豊音「やった!ちょっと仲良くなれた気がするね!私の事も豊音でいいよー」
恭子「キャラはええんか…」
豊音「ごちそうさまでした!すごい良くしてもらっちゃったよー」
母「トヨネスケちゃん大きいからいっぱい食べるんやな!感心してもうたわ」
豊音「今日はお父さんはいらっしゃらないんですか?」
恭子「出張で長野に行っとっておらんねん」
豊音「じゃあこの放送向こうで見てくれるといいね!じゃあ長野にいるお父さんに向けてメッセージを!」
恭子「メ、メッセージって言われてもなあ…」
恭子「お、お父さん。元気でやってますか?ちゃんと栄養あるもん食べてくださいね」
恭子「…ホンマハズい///」
豊音「親思いのいいお子さんですね?」
母「せやろー?ワシが育てたんやで」ドヤァ
~恭子自室~
豊音「さて、きょーこちゃんの部屋に来たよー。だいぶ広いね?」
恭子「だから友だちとかよくうちに遊びに来るんや。麻雀部の子らも何度か来てるで」
豊音「あ、勉強机のとなりに写真が…。これは?」
恭子「ああ、3年生の麻雀部引退のお祝いで、みんなでUSJ行ったとき撮ったやつやな」
豊音「きょーこちゃん、いつもの感じとなんか違うね?おっきいリボンつけてるし、すごいニコニコしてるよー」
恭子「みんながいつもの服装で来たら中に入れんって言うから…。柄にもなくおしゃれしてみてん」
恭子「写真うつりは、なんや、前々から『誰やこいつ?』ってよう言われるな」
豊音「このスヌーピーのTシャツ着てる写真ちょーかわいいよー。私も欲しいなー」
恭子(豊音サイズのはないやろな…)
豊音「普段は何をしているんですか?」
恭子「学生は勉強やろ。まあたまにゲームするけども」
豊音「ゲーム!…ホントだ、WiiとWiiFitがありますね!」ピッ
恭子「あ、こら!」
豊音「体重は何キロかなー」
恭子「それはマジでアカン!ホンマにやめて!!」
豊音「冗談だよー。ごめんね?」
恭子「…あんまいじくらんで欲しいわ…。せっかく2人おるんやからWii Sportsやろうや」ディスクイレカエ
豊音「いいねー!私運動はダメだけどゲームの運動は得意だよー!」
恭子「種目テニスでええ?」
豊音「うんっ」
恭子「じゃあ始まるから、ストラップちゃんと腕に付けて」
豊音「はーい」
恭子「」シュッ
豊音「追っかけるけどー」ブォン!
恭子「」シュッ
豊音「追っかけるけどー」グォン!
恭子「タイム」
豊音「あれ、どうしたの?疲れちゃった?」
恭子「あんな、2点ほどツッコませてもらうけども」
恭子「腕のリーチが長いからあんまおお振りせんで。何回か顔かすめてて怖いわ…」
恭子「あと画面内のキャラがボール自動で追ってくれるから、アンタは動かんでええねん」
恭子「OK?」
豊音「ご、ごめんなさい…」シュン
恭子「う…」
恭子「そこまで落ち込まんでも…。確かに危なっかしいけど、その…」
恭子「と、豊音とやれて私は楽しいから…。再開しよう、な?」
豊音「」パアッ
豊音「うんっ!ちょーうれしいよー!」
豊音「さて、今日はこのあたりで失礼しようかなー?」
恭子「途中からもう完全に遊びに来てる感じやったけど、こんなんで放送できるんか…?」
豊音「とっても楽しかったし、私たち友だちになれたよね?」
恭子「そ、そういう恥ずかしいことをキラキラした目で言うなや…」
恭子「まあ、そういうことでええんちゃうか?///」
豊音「やったー!今度一緒にUSJ行こうねっ!」
恭子「ん。受験終わったらな。……ていうかアンタ勉強は?3年やろ?」
豊音「…」
豊音「ではまた来週!どこかで会いましょー!」ブンブンッ
恭子「おい」
~おわり~
短編でしたが、お読みいただきありがとうございました。
2人ともかわええ
乙です
乙!
和んだ
トヨネスケの発想に脱帽っすわ
乙
ここの咲ちゃんが恭子好きなら間違いなく録画して長野にいるお父さん探しだして挨拶してそう
短編集とな?
乙
二人供可愛い
乙
二人供可愛い
sageってこれでいいのかなあ
>>18
次は茨城県土浦市(すこやん)をブラブラしようかなと思います。
おつおつ
再びアラフォーのだらしないジャージ姿が晒されてしまうのか……
こーこちゃんと一緒に乗り込んだらすこやんの私生活崩壊やな
アラフォー「訴訟も辞さない」
>>25
頑張ってて偉いぞ
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