【ss】ピット「まほーしょーじょ?」 (254)

ピット「なんですか、それ?」

パルテナ「最近現れた『魔女』っていますよね」

ピット「あーあの冥府軍みたいな…」

パルテナ「あれを魔法でバッタバッタ倒していく少女達のことですよ」

ピット「表現に遠慮がありませんね。魔女を倒すなら、僕らの味方じゃないんですか?」

パルテナ「断定するにはまだ早いでしょう。その出生、力の源、敵である魔女のことさえもよく分からないですからね。用心に越したことはないでしょう」

 ̄ヽ、   _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    `'ー '´
      ○
       O  と思うすけろうであった 
      /)─―ヘ
   _/      \
  /    ●   ●丶
 |       ▼   |   
 |       亠   ノ
  U ̄U ̄ ̄ ̄ ̄U ̄

ピット「なーんて言ってたらこれだよ!!」

      ~人気のない空間~

ピット「パルテナ様!パルテナさま~!」シーン…

ピット「あぁ、孤独を感じる…。前の戦いでもこんなことあったなぁ……」

ピット「まあ、今回は指輪じゃないだけマシだけど」

ピット「ここはどこだ?建物とかすごい進化してるけど」

  ガラガラドッシャーン

ピット「そして聞こえる争いの音…。助けにいかなきゃ!」



ほむら「そいつから離れて」

まどか「だって……この子ケガしてる……」

QB 「ハァヘァ」

まどか「だ、だめだよ!ひどいことしないで!」

ほむら「あなたには関係のないこ…」
ピット「ケンカは良くないよ!」

ほむら「!?(何こいつ!?)」

まどか「あ、あなたは?」
ピット「よくぞ聞いてくれました!」

ピット「音にも聞け!刮目せよ!!光の女神パルテナが使い、ピット!!ここに見☆参!!!」

ほむら(落ち着くのよ…。見た目からしてヤバい奴だわ。まどかが一緒にいる以上、早急に対処しなければ)カチッ

ピット「落ち着いて話せばきっと……ん?」BOOoooOOM!!!!!

まどか「きゃあ!!」
ほむら「やったか!?」

ピット「――――――っ、危ないじゃないか!!」

ほむら「そんな!?どうやって……」

ピット(回避付いてなかったらヤラレチャッてた……)
・最初の撃剣 価値320 射撃★★☆☆☆☆ 打撃★★☆☆☆☆
 全防御+4
立ち射撃+4    補足:原点にして頂点

コンボ打撃+4      どんな場面でも対応可能
 回避+4         現在ピットの持つ神器は
 走行速度+3       コレ1つ

ほむら「あなた、何者なの?」

ピット「あれ、さっき説明しなかったっけ……まぁいいや。僕はパルテナ軍パルテナ親衛隊長ピット!要は天使さ!」

ほむら(頭痛くなってきた……)

  消火器ブッシャーーーーー
さやか「まどか!こっち!」
まどか「さやかちゃん!」

ピット「あぁ、ちょっと待っ…」
  ホワアァァァァ

ほむら「!こんな時に……ッ」
ピット「うわ!なんだこれ!?」

          (略)

まどか「変だよここ……。どんどん道が変わっていく!」
さやか「あぁんもー!どうなってんのさ!」

          (略)

 マミ「でも、その前に」キラックルッ ポヨンポヨン 
   「ちょっと一仕事片付けちゃってからでいいかしら!」キャピーン!

          (略)

まどか「す、すごい…」
  ホワアァァァァ
さやか「も、戻った!」

ほむら「……」

 マミ「魔女は逃げたわ。仕留めたいならすぐに追いかけなさい」

ほむら「私が用があるのは……」

 マミ「飲み込みが悪いのね。見逃してあげ…」
ピット「待てってハァハァ、言ってるハァハァ、ちょ……」ピヨピヨ ピヨピヨ

 マミ「?あなたは一体……」

ほむら「……(一旦立て直す必要がありそうね)」ヒュンッ

 マミ「ええっと、まずはあなたの名前を教えてもらえるかしら、天使さん?」

ピット「またそこからか……。もういいよ、全部説明するよ」

   ~大天使ピット君の輝かしき経歴 説明中~

まどか「エンジェランド…」
さやか「冥府軍…」
 マミ「ピット君はつまり、女神さまを守る騎士(ナイト)ってことね!」

ピット「そういうこと!」

まどさや(もう状況を飲み込んでる…さすがマミさん!)

まどか「えっと、じゃあなんでこんなところにいるの?」

ピット「分からないんだ……」

さやか「分からない?」

ピット「全然記憶がないんだ。タイムスリップでもしたみたいに。前の神々の戦いが終わってのんびり暮らしてたと思うんだけど…」

 マミ「キュウべえ、何か分からないかしら?」

 QB 「残念だけど目ぼしい情報は無いよ。そもそも、エンジェランドに行くことの出来る生物そのものが少ないからね」

 QB 「まどか達に願ってもらえれば、すぐにでも分かることなんだけど」

ピット「ね、願ってもらう?」

 マミ「そうね、ソレについても話しておきましょう」

   ~マミさんの分かりやすぅい 説明中~

ピット「なるほど。そんな風にして魔法少女に…」

 QB 「そう。だから僕と契約して魔法少女になっ…」
  グギュゥルルルルル
ピット「あ」

 マミ「ふふっ、そうね。続きは私の家で、ケーキでも食べながらにしましょう」クスッ

まどか「えぇ!いいんですか?」

さやか「いやぁ、さすがマミさん!太っ腹!」

 マミ(っ!太くない、太くない!…よね?)

         ~マミ宅~
          (略)
 マミ「魔法少女体験コースで、じっくりと考えて欲しいの」

さやか「うわぁ、迷うなー」

 マミ「ところでピットくん」

ピット「なんでしょうか?」

 マミ「住む所のアテはあるのかしら?」

ピット「うーん、やっぱり必要かなぁ」

さやか「いや、住むトコないって相当だよ!?」

まどか「ピット君って羽が目立つし、隠れ家がないとちょっと……(不審者だよね……)」

 マミ「その、もしアレだったら……うちに来ない?」

さやか「!? うわ、マミさん大胆~!」

 マミ「ち、違うのよ!?ただ、魔女退治を手伝ってくれるならお礼しないとって…」

ピット「いやいや、むしろこっちがお礼を言いたいくらいだよ。パルテナ様が危惧していた『魔女』の手掛かりが見つかったんだしね」

ピット「本当に住んでいいの?」

 マミ「ええ。多い方が楽しいわ、きっと」

ピット「おかわり3回しちゃうよ?」

 マミ「ふふ、たくさん召し上がれ♪」

ピット「よーし!俄然やる気が湧いてきた!パルテナ様探し、頑張るぞ!」

さやか「ピットって単純だよね…」
まどか「ていうか、ホントに住んじゃうんだ…」


         ~ほむら宅~ 

ほむら(イレギュラー…。しかも、かなり強力な)

ほむら(ファーストコンタクトは既に失敗……戦力は期待できないどころか敵になる可能性)

ほむら(更に本性ではまどかを利用しようと画策している可能性すらある)

ほむら(…いや、彼が何者であろうと関係ない。何をしてでも。一人で戦うことになろうとも)

1章end

次回!

ピット(あ、そうだ奇跡は何付けてるんだろう) 
まどか「うう~。なんか頭パンクしちゃいそうだよ~」
ピット「あれ、こんなところに神器が…」
 マミ「私は二人の護衛しておくから、頑張ってね!」
ほむら「なにがわかるっていうの!!」
さやか v(・∀・*)つDawd Ostrakh
 マミ「ティロ・フィナーレ!」ゴウン!
 マミ「でも……やっぱり寂しいじゃない……」ボソッ
ほむら「彼女だけは契約させる訳にはいかない」

       2章『変わらない運命』

ピット(まずい。全然ガールズトークに参加できない)

        ~マミ宅(夜)~
ピット(あ、そうだ奇跡は何付けてるんだろ)

・奇跡一覧
  爆炎の奇跡 Lv4 回数:3
透明の奇跡 Lv2 回数:3
おドール化の奇跡 Lv1 回数:10
  ホーミング強化の奇跡 Lv1 回数:2
  クイックチャージの奇跡 Lv1 回数:2

ピット(攻撃的すぎるかな…。いや、まあなんとかなる!おドール化あるし)

       ~学校屋上~
まどか「うぅ~。なんか頭パンクしちゃいそうだよ~」

さやか「夢みたいだよねー、昨日の」

 QB 「天使と魔法少女、その両方の存在を知るのは君達くらいだろうね。信じられなくても当然さ」

さやか「今目の前にいるぬいぐるみが喋らなきゃ、現在進行形で信じてないんだけどね」

 QB 「そんなことより、願い事は決まったかい?」

        (略)

さやか「幸せバカなんだよ、あたし達」グッ

    コツッコツッ
まどか ハッ!!(ほむらちゃん!)

 マミ(大丈夫よ。安心して)
ピット(ついでに僕もいるよ!)

        (略)

まどか「あ、あなたはどんな願い事をして、魔法少女になったの?」

ほむら「……」タタッ

さやか「昨日って何か言われたの?」

まどか「うん…。『もし大切な人がいるなら、今とは違う自分にはならないことね。全てを失うことになるわよ』って……」

ピット「大切な人…ねぇ」

        ~結界内部~

ピット「あれ?こんなところに神器が…」

・巨塔百鬼の棍 価値293 射撃☆☆☆☆☆☆ 打撃★★★★☆☆
  射撃防御+4     補足:打撃の神
  コンボ打撃+4     ぶんぶん振り回しながら
  歩行速度+4      敵に迫る様はまさしく鬼
  効果時間+4      通称オニブンブン

ピット「これ……僕のじゃないか!」

まどか「ここにあっちゃダメなの?」

ピット「エンジェランドの神器倉庫にしまっておいたはずなんだけど…。管理がなってないなあ。セコムしなきゃ」

 マミ「本当にピットくんのものなの?」

ピット「自慢じゃないけど、こんな良い神器そうそう自然発生しないよ。魑魅魍魎が跋扈する中、必死で集めて融合した神器だからね!」

さやか「ちみ……なんだって?」

ピット「ちみもうりょうがばっこ」

 マミ「難しい言葉を知っているのね。意外だわ」

ピット「失礼な!パルテナ様仕込みの知識は伊達じゃないぞ!」

さやか「パルテナ様どこでもでてくるわね…」
まどか「すごい人だねえ」

ピット「人じゃなくて神様だけどね」

        ~結界奥部~
 マミ「さて、ピットくん」
ピット「はい!マミさん!」

 マミ「あなたの実力を疑ってるわけじゃないんだけど、ちょっと一人で戦ってみてもらえないかしら」
ピット「はい!よろこんで!」

さやか(一晩でもう手なずけられてる…)
まどか(さすがマミさんだね!)

 マミ「私は二人の護衛をしておくから、頑張ってね!」

【ピット・最初の撃剣 vs 薔薇園の魔女・ゲルトルート】

 魔女「ウアァァァァァァ!!」

ピット「いいなあ、あいつも空翔べるんだ…」

まどか「ピットくん翔べなかったの!?」

ピット「羨ましくなんかない!!!」パジュウン!

 魔女「アアアァァァ!!」

 マミ「!?一撃でこんなに……」
   シュルルルル…
ピット「え?何これ触手?」
   グワシッ! ブーンブーン
ピット「うわああぁぁぁ!!!」ドゴェ!

 マミ「ピットくん!」

ピット「いってて…。この!」つ爆炎の奇跡
   ボワァ
 魔女「ギァァァァァァァァ!!」

ピット「これで終わりだ!」ザッザッパンッ

 魔女「ヴアアアアァァァ……」
   ホワアァァァァ
さやか「か、勝った!」
まどか「すごい……」
 マミ「想像以上ね…」

ピット「あーあ、もう奇跡使っちゃったよ」

 マミ「奇跡…さっきの炎のことね」

まどか「すごい大きい炎だったよね!ピットくんの力なの?」

ピット「いや、あれはパルテナ様のお力なんだ。回数が決まってるから、できれば使いたくはなかったんだけどね」

 マミ(あれで失敗とはね…。恐れ入るわ)

待ってた

         (略)
 マミ「あと一度ぐらいは使えるはずよ」

ほむら「……」

 マミ「それとも、人と分け合うのじゃ不服かしら?」

ほむら「あなたの獲物よ。あなただけのものにすればいい」ヒュオ
   パシッ
 マミ「…そう。それがあなたの答えね」
   カツ コツ
ピット「待ってくれ!」

ほむら「…何かしら」

ピット「僕らは協力したりはできないのか?」

ほむら「!……私はあなたを爆撃したのよ。何故今更そんなこと…」

ピット「いや、何かちょっと引っ掛かって…」
ほむら「何が言いたいのかしら」
ピット「君が完全な悪には見えないんだ」

ほむら「……」
ピット「契約を邪魔するのも、何か理由があるんじゃないかなって」
ほむら「裏なんか無いわ。ただ、増えると鬱陶しいだけよ」
ピット「なんとなく分かるんだ。君が必死なこと」
ほむら「何が分かるっていうの!!」

まどさや「!」ビクッ
 マミ「……」

ほむら「――――っ!あなた達にできることは、私の邪魔をしないことだけよ」ヒュンッ

さやか「……嫌なやつ~って思ってたけど、何か事情があるのかな」
まどか「ほむらちゃん…」

 マミ「ピットくん、なんで急にあんなことを?」
ピット「分からない……。でも何か放っておけないんだ」

          ~病院~
 上条「!やあ」

さやか v(・∀・*)つDawd Ostrakh

 上条「いつも本当にありがとう」
 上条「さやかはレアなCDを見つける天才だね」
さやか「い、いやぁ運が良いだけだよ」

 上条「この人の演奏は本当にすごいんだ。さやかも聞いてみる?」つイアホン

さやか (//∇//)「うぁ、い、良いのかな…」
 上条「本当はスピーカーで聞かせたいんだけど…。病院だしね」

さやか (///∇///)
チャラリラリ~♪
さやか「!」

 上条「――っくっ…ふ……」ポロポロ

さやか(´・ω・`)

          ~広場~
 マミ「ティロ・フィナーレ!」ゴウン!
ピット「ダッシュ斬り!」
   ホワアァァァァ
さやか「いやー、やっぱ二人ともカッコいいですねぇ」

 マミ「もう、見せ物じゃないのよ」
ピット(前の戦いでは、ほとんど見せ物状態だったなぁ)

         ~帰り道~

 マミ「二人とも何か願い事は見つかった?」

まどさや「うーん…」

 マミ「まぁ、そういうものよね。いざ『考えろ』って言われたら」

まどか「マミさんは一体どんな願い事にしたんですか?」

 マミ「……私の場合は……考えてる余裕すらなかっただけ。だから選択の余地がある子には、ちゃんと考えて欲しいの。私に出来なかったことだからこそ…ね」

さやか「願い事って自分のための事柄じゃなきゃダメなのかな」

 マミ「え?」

さやか「例えばの話なんだけど……」

ピット(まずい。全然ガールズトークに参加できない。乙女心ってむずかしいんだよなぁ)

QB 「……としては、早く契約してくれればありがたいんだけど…」

 マミ「だ~め。女の子を急かす男子はきらわれちゃうぞ♪」

          ~マミ宅~
ピット「……ほむらを探しに行くの?」

 マミ「!……ええ、そうよ」

ピット「まどか達の契約を納得させるため?」

 マミ「……それもあるわね」

ピット「僕じゃ不満?」

 マミ「不満って訳じゃないけど…」

ピット「ほむらはまどか達が契約しなければいいみたいだし、僕とマミとほむらで手を組んじゃだめなのかな」

 マミ「……確かに、ピットくんと一緒にご飯を食べたり、背中を預けたり、買い物をしたりするのは楽しいわ」

ピット「じゃあ!」

 マミ「でも、あなたいなくなっちゃうじゃない。パルテナ様が見つかれば」

ピット「そ、それは……」

 マミ「いいの。わかってる。人は出会うといつかは別れていく」
 マミ「でも……やっぱり寂しいじゃない……」ボソッ

ピット「マミ……」

 マミ「なーんてね!戦力増強は戦いの基本じゃない!スカウトよ、スカウト」ガチャ

ピット「マミ!…………いってらっしゃい」

 マミ「いってきます!」ニコッ

          ~広場~
 マミ「!」

ほむら「分かっているの。あなたは関係のない一般人を危険に巻き込んでいる」

 マミ「彼女達はキュウベエに選ばれたのよ。もう無関係じゃないわ」

ほむら「あなたは二人を魔法少女に誘導している。……特に鹿目まどか」

 マミ「……そう、あなたも気づいていたのね。あの子の素質に」

ほむら「彼女だけは契約させる訳にはいかない」

 マミ「……魔法少女が増えることに何の問題があるの?」

ほむら「……言っても無駄のようね。あなたとは戦いたく無いのだけれど」

 マミ「待って!ちゃんと理由を…」

ほむら「あなたは孤独に打ちひしがれている」

 マミ「っ!?」

ほむら「あなたにとってまどか達は、孤独を埋める道具」

 マミ「ち、違う!そんなんじゃ…」

ほむら「わかるのよ……。もう何度も見てきた」

 マミ「それってどういう…」(!? 後ろ!?)

ほむら「私はまたあなたに会う。そのときはもう、話し合いでは済まないでしょうね」ヒュンッ

 マミ「……もう、どうしようも……」

2章end

次回!!

ピット「うーん……使うときがくるのかなぁ」
さやか「まずいよ!こんなところで孵化したら…」
ほむら「茶化さないで!!」
まどか「でも、それでも頑張ってるマミさんに憧れてるんです!」
     こんな幸せな気持ちで戦うの初めて
 マミ「えっ……」
           パンっ

        3章『乱立するフラグ』

ピット「…え、本当に喋るの!?」

ピット「ステージをクリアー!…じゃなくて、結界を探索するとたまに神器がある…もうこんなに集まっちゃった」

・爆筒ドゥーム
・見えない射爪
・キューピッドの神弓

ピット「うーん……使うときがくるのかなぁ」

         ~病院前~
まどか「あれ?あそこ何か…」

 QB 「あれは…グリーフシード!?」

さやか「まずいよ!こんなところで孵化したら…」

さやか「まどか!マミさん達を呼んできて!」

まどか「う、うん!わかった!」タタッ…

         ~結界内部~
 QB 「怖いかい?さやか」

さやか「そりゃあ、まあ…当然でしょ」

 QB 「願い事さえ決めてくれれば、今この場で君を魔法少女にしてあげられるんだけど…」

さやか「うん。いざとなったら頼むかも。でも今はやめとく。出来る事なら、いい加減な気持ちで決めたくない」

          ~病院前~
 マミ「ここね」ヴン

 マミ「キュウベエ、状況は?」

 QB 「まだ大丈夫そうだ。すぐに孵化する様子もないよ」

ピット「でも急いだ方が良いよね」

 QB 「いや、下手に急いで刺激するより、魔力を使わずにゆっくり来た方がいいだろうね」

ピット「そ、そっか……」

 マミ「何落ち込んでるのよ。その心意気は良いことじゃない♪」

ピット「そっか…そうだよね!」

まどか(もう何かツボを押さえてるよね…マミさん

         ~結界内部~
まどか「間に合って良かったぁ…」

ピット「ホントだよ」

 マミ「ムチャし過ぎ……って怒りたいところだけど、今回の一手は冴えた手だわ。これなら魔女を取り逃がす心配も……!」
まどか「!」

ほむら「今回の獲物は私が狩る。あなた達は手を……」
   シュルルルル!
ほむら「なっ!」

 マミ「話し合いで解決しないと言ったのはあなたよ」

ほむら「待って!今回は本当に……」
ピット「マミ、ほむらは僕が見張っておく。先にさやかの元へ!」

 マミ「ピットくん…。彼女を、頼んだわよ」
ピット「!……了解!」

 マミ(うまく説得してくれるかしら…)タタッ
まどか「い、いってきます!」タタッ

ほむら「この……!離しなさい!」

ピット「いいや駄目だね。ほむらにはここでキチーンと目的を喋ってもらわないと!」

ほむら(くっ、このままではまた……!)

ほむら「……あなたは、これから話すことを誰にもバラさないと約束出来る?」

ピット「…え、本当に喋るの!?」

ほむら「茶化さないで!!」

ピット「あ、あぁ、約束する!するとも!」

ほむら「……魔法少女というのは……」

まどか「あの……マミさん」

 マミ「何?」

まどか「願い事…私なりに色々考えてみたんですけど」

 マミ「決まりそうなの?」

まどか「はい。でも、あの…もしかしたら マミさんには考えが甘いって怒られそうで……」

 マミ「どんな夢を叶えるつもり?」

まどか「私って昔から得意な学科とか人に自慢できる才能とか何もなくて、きっとこれから先ずっと誰の役にも立たないまま迷惑ばかりかけていくのかなって」

まどか「それが嫌でしょうがなかったんです。でもマミさんと会って、誰かを助けるために戦ってるのを見せてもらって」

まどか「同じことが私にもできるかもしれないって言われて何よりもうれしかったのはそのことで」

 マミ (* ̄ー ̄)

まどか「だから私、魔法少女になれたらそれで願い事は叶うちゃんです。こんな自分でも誰かの役に立ってるんだって胸をはって生きていけたら、それが一番の夢だから……」

 マミ「大変だよ。怪我するし、恋したり遊んだりする暇も無くなっちゃうよ」

まどか「でも、それでも頑張ってるマミさんに憧れてるんです!」

 マミ「憧れるほどのものじゃないわよ、私…」
まどか「えっ?」

 マミ「無理してカッコつけてるだけで、怖くてもつらくても誰にも相談できないし、ひとりぼっちで泣いてばかり…。いいものじゃないわよ。魔法少女になるだなんて」

まどか「マミさんはもう、ひとりぼっちなんかじゃないです!」

マミ「……そうね、そうなんだよね?ホントーにこれから私といっしょに戦ってくれるの?そばにいてくれるの?」

まどか「ハイ!私なんかでよかったら!」

 マミ(つд;*)「…困ったな。まだまだちゃんと先輩ぶってきゃいけないのになぁ。やっぱり私、駄目な子だ」

まどか「マミさん…」

 マミ「でも、せっかくなんだから何か願い事は考えて……」
 QB 「マミ!グリーフシードが動き始めた!孵化が始まる、急いで!」

 マミ「OK!分かったわ。今日という今日は ソ ッ コ ー で 片 付 け る わ よ !」

使い魔s「キシャアアアァァ」

  ガンッ       体が軽い       ズシャァ
     こんな幸せな気持ちで戦うなんて初めて
 ドンッドンッ    もう何も怖くない   ヌルポ 
       私、ひとりぼっちじゃ……      ガッ

     ズキッ 「孤独を埋める道具」

 マミ(……これじゃあ、彼女の言う通りね。)
   (慕ってくれる後輩を利用して)
   (騙して)(誘導して)(惑わして)

 マミ(……気持ちだけで十分だわ。こんな茨の道、あんな良い子にまで歩ませたくない)

 マミ(この魔女を倒したら言いましょう。『ありがとう、でもごめんなさい』って)

【マミ vs お菓子の魔女・シャルロッテ】

 マミ「せっかくのところだけど」ガシャコン

 マミ「一気に決めさせてもらうわ、よ!」
   ドドドドドド グサッ!
さやか「いっけぇ!」

 マミ「 テ ィ ロ ・ フ ィ ナ ー レ !!」

        ~結界入り口付近~

ピット「そんな…!マミ達が魔女に!?」

ほむら「いずれはそうなるわ」

ピット「酷い…酷すぎる……!!」

ほむら「酷いのはこれからよ。急いでマミを助けなければ……!」

         ~結界最奥部~

まどさや「やったあ!」

 魔女「」ググッ…  シュパーン!
 
しゃるろって ( ^ Q ^ ) あ ー ん

 マミ「えっ……」

           パンッ
3章end

次回!!!
???「騙し討ちなんぞ小賢しい真似を……」
まどか「す、すごい……戦争映画みたい……」
さやか「全然わからん…」
ピット「なんか、いつにも増して機嫌が悪い…」
ほむら「…統計よ」
まどか「マミさん…」
ピット「ごめんほむら…」
 杏子「ルーキーぶっ飛ばすのもアリだしな♪」

        4章『黒と赤と青』

ピット「それとも食器壊したのを君のせいにした事かな…」

   パンっパンっパンっパンっ
 マミ「!?」

異様な光景である。一寸でも間違えれば、いや本来なら死んでいるであろう私は、目の前にそびえ立つ玉虫色の巨大な壁に対し茫然と立ちすくんでいた。しかし、その奥に透かして見える醜悪なピエロの魔女に気づき、否応なく状況整理に入らされる。そしてついに、その巨大な壁の正体に気づく。

 マミ「盾……?」

更に、視界に入る黒い影に照準を合わせる。見馴れた『彼』そのもののように思うが、どう思考しても『黒』である。本来『白』であるはずの彼のその異様な装束は、私を当惑させるには十分すぎた。

???「騙し討ちなんぞ小賢しい真似を……」

声を聞き、更に混乱を深める。間違いなく『彼』。異なるのは色と雰囲気だけ。しかし、その二点において私は核心を突く違和感を得たのだ。そして次の言葉で、違和感は確信へと変わった。

???「所詮は結界という檻に引きこもる雑魚か…」

 マミ「カッコいい……」

しゃるろって (` □ ´) キシャーーー!!!

???「『盾』の錆になるなんざとんだ皮肉だなあ!」

・衛星ガーディアンズ 価値298 射撃★★☆☆☆☆ 打撃☆☆☆☆☆☆
  射程+2       補足:晴れて
  ダッシュ連射+4     『大乱闘なんちゃら
  回避+4          ブラザーズ』に参戦
  奇跡攻撃+4        攻撃音『パンっパンっ』

???「喰らえ!」つ流星の奇跡
   ドッドッドッドッドッドッドォン!

???「さらにもう一発!」つ波動ビームの奇跡
   ドドドドドドドドドドパァン!

???「終わりだぁ!!」つ地雷の奇跡
   キュインキュインキュインキュインキュキュキュキュドゴェ!!

しゃるろって ( °Д °) サラサラサラ…

まどか「す、すごい……戦争映画みたい……」
さやか「あれってホントにピット…?」

   スタッ
ピット?「おい、大丈夫か。立てるか?」スッ
 マミ「は、はい」パシッ

ピット?「ちっ、あの役立たずが…」

ピット?「遅いぞピット!」

ピット「ブ、ブラピ!?」

ブラピ「だからブラピじゃねえ!」

さやか「ピ、ピットが二人!?」

ブラピ「このノロマが。俺が来なかったらソイツが死んでたんだぞ」

ピット「そうだ!マミ、大丈夫!?」

 マミ「え、えぇ。問題ないわ」

ほむら「よかった…。」ホッ
ピット「ありがとうブラピ!」

ブラピ「俺は自由に行動したまでだ。礼なら、お前の愚行を許したソイツにするんだな」

 マミ「舐めてかかった私の責任よ。気にすることないわ」

まどか「ぶ、ブラピさん?」

ブラピ「ブラピじゃねえ!ブラックピットだ!!」

まどか「ご、ごめんなさい…」

ブラピ「で、何だ」

まどか「え、ええと、ピットくんとはどういったご関係で……」

ブラピ「俺は真実の魔鏡から生まれた奴の本心だ」

まどか「ええ…」
さやか「全然わからん…」
 マミ「カッコいい…」

ブラピ「こんなポンコツから生まれたなんて、信じたくはないがな」

ピット「なんか、いつにも増して機嫌が悪い…」

ブラピ「当然だ。あんなことやらかしておいて」

ピット「……あんなこと?」

ブラピ「何だ。今更現実逃避か?」

ピット「……………………?」

ブラピ「…おいまさか、覚えていないのか?」

ピット「ええっと、君の隠してたおやつ食べたこと?」

ブラピ「おい知らないぞそれは」

ピット「それとも食器壊したのを君のせいにした事かな…」

ブラピ「何やってるんだお前!?」

ピット「それとも…」
ブラピ「ああもういい!要件だけ話す!」

まどさや(仲いいなあ…)
マミほむ(仲いいわね…)

ブラピ「グリーフシードを出来るだけ溜めておけ。近々、ヤバいのが来る」

ほむら「……!あなた、何故それを…」

その他「…?」

ブラピ「お前の方こそな。天使や神にすら困難な予測を、一介の魔法少女がなぜできる?」

ほむら「…統計よ」

さやか「ちょ、ちょっと待ってよ。さっきから何の話を…」
 マミ「もしかして、『ワルプルギスの夜』のことかしら」

ブラピ「……?あぁ、お前らはそう呼ぶらしいな」

まどか「マミさん、ワルプルギスの夜って…」

 マミ「史上最悪の魔女よ。噂にしか聞いたことはないけれど、少なくとも魔法少女1人では太刀打ちできない強さらしいわね」

ほむら「実際はもっと酷いわ。通常の魔女は形のない悪意を振り撒くだけでまだマシ。あれは爪痕を残す」

ブラピ「見滝原に降り立てば、この町どころか日本の半分は削れるだろうな」

ほむら(そんなに酷くはないけれど…)「とにかく危険な魔女よ」

まどか「それなら私も魔法少女に…」

ほむら「!契約はやめ…」
 マミ「…もういいの」

まどか「えっ?」

 マミ「さっき見たでしょう。ブラピくんが助けに来てくれなきゃ、私死んでた。鹿目さんまでこんな茨の道を通る必要はないわ」

まどか「でも私、マミさんの力に!」
 マミ「あなたに尊敬してもらってる。それだけで十分よ。可愛い後輩に、怪我してほしくないの…」ナデナデ

まどか「マミさん…」

ほむら「……マミ、あなたに頼みがある」

 マミ「?何かしら?」 

ほむら「ワルプルギスの夜の討伐を手伝ってほしい。もちろんほ…」
 マミ「むしろ私からお願いしたいくらいだわ。よろしくね!」右手スッ

ほむら「……あなたって本当……。ありがとう」ニギ

 マミ「ピットくんも手伝ってくれるわよね?」

ピット「もちろん!というか、ブラピは僕にそれを伝えにきたんじゃ…」

ブラピ「ああ。当然、俺も討伐に参加するがな」

ほむら(…まさかこれ程戦力が集まるとは……。もしかすると、今回は…)

ブラピ「用は終わった。じゃあな」

ピット「え、待ってくれよ!一緒に戦ってはくれないのか?」

ブラピ「俺にはまだやるべきことがある」

ブラピ「それに、パルテナ様をあんな目に合わせたお前など……」

ピット「どういう意味だ?」

ブラピ「忘れろ。失言だ」ファサ

 マミ「ま、待って」

ブラピ「なんだもう!」

 マミ「あの、お礼を……」

ブラピ「好きで助けたわけじゃない。俺は風の吹くまま自由に行くだけだ」

ブラピ「……今度会ったときには、期待しているぞ」つ飛翔の奇跡 ファサ!

ピット「いっちゃった……」

 マミ「////」

さやか「マミさん?おーいマミさーん」

ピット(飛翔の奇跡……?)

         ~ほむら宅(夜)~

ほむら「……で、何かしら」

 マミ「協力するんだから、洗いざらい吐いてもらおうかなーって」

ほむら「何のことかしら」

 マミ「あなたの鹿目さんへの執着は異様だわ。ほぼ初対面なのに。まだ隠してることがあるでしょ?」
 マミ「それに、ピットくんも怪しかったから」

ピット「ごめんほむら…」

ほむら「……仕方ないわ。全てを話しましょう」

          ~説明中~

 マミ「……そう。なるほどね」

ほむら「意外と冷静ね」

 マミ「私は既に2回死んでいるわ。契約した時と、今日と。今更魔女になるからといって、あまり恐怖は感じられないの。キュウべえのことは少し残念だけど…」

ピット「このことはまどか達には言わないの?」

ほむら「ええ」

 マミ「どうして?契約の危険性を考えたなら、言った方が安全だと思うんだけど…」

ほむら「……まどかは優しすぎるのよ。私たちに責任を押し付けていると考えてしまう。自分を責めた先には、契約しか残っていないわ」

ピット「何回かあったんだね、そんなことが」

ほむら「ええ。何度目の世界かは覚えていないけれど」

ほむら「ピットというイレギュラーはあったけれど、今回は完璧といっても過言ではない。二人の契約を阻止して、今回こそ成功させる。絶対に」

ピット「なーんて言ってたらこれだよ!!」

さやか「いやーなに?心境の変化っていうのかなー」

         ~廃工場~

まどか「さやかちゃん……」

さやか「だいじょーぶだって!初めてにしてはよくやったでしょ、あたし!」

ほむら「結局、止められなかった……」

さやか「なーによ、契約するしないはあたしの勝手でしょ」

ほむら「いい、さやか。これから先は私とマミと行動を共にして」

ピット「あれ、僕は?」

さやか「はいはい、わかりましたよ。あんたと居るのはちょっと癪だけど、マミさんは頼りになるからなー」
さやか「ワルプルギスだかプルタブだか知らないけど、5人でパパーっと片付けちゃいましょーや!」

          ~鉄塔の上~

 QB 「まさか君が興味を持つとはね」

 杏子「あたしんトコ不況だからね~。こんな絶好の狩場、マミとルーキーにゃ勿体ないさ」

 杏子「ルーキーぶっ飛ばすのもアリだしな♪」

4章end

次回!!!!

ピット「ほむら、さやかに真実は…」
さやか「舞い上がっちゃってますかね、あたし!」
 上条「さやかが言った通り、奇跡だよね」
 杏子「……天使ってあそこで泣いてるやつか?」
さやか「!この感じ……魔女だ!」
使い魔「UHYAHYAHYAHYAKYAAAAAAAA!!??」
 杏子「ふん、ちったあ頭冷やせっての」
ピット「やめろ!さやかに手を出すな!」

         5章『すれ違い』

ピット(まあ、本当は違うんだけどね)つ透明の奇跡

           ~学校~

 仁美「家のものがますます心配してしまいますもの」

さやか「さっすが優等生!」

ほむら「…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 マミ「そんな!?美樹さんが…」

ほむら「マミ、ピット、信用されていない私の代わりにさやかを…」

 マミ「もちろんよ」

ピット「ごめん、マミ……」

 マミ「謝らないで、私がちゃんと説得すれば…」

 マミ「いえ、起きてしまったものはしょうがないわ。ワルプルギスの夜との戦いへの戦力、それにグリーフシードの回収効率も上がるし、+思考に考えましょう」

ピット「ほむら、さやかに真実は…」

ほむら「教えない。上条恭介のことでただでさえ不安定なんだもの。……これまでもそれで何度か魔女化しているわ」

 マミ「心苦しいものね、騙しているようで…」

ほむら「彼女にとっては、これが一番の幸せよ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

           ~土手~

まどか「さやかちゃんはさ、怖くはないの?」

さやか「うーん。そりゃあちょっとは怖いけど」

さやか「昨日のやつにはあっさり勝てたし、もしかしたらまどかと仁美、友達2人も同時になくしたかもしれないって、そっちの方がよっぽど怖いよね。」

さやか「だーかーらっ!」

さやか「なんつーかな。自信?安心感?ちょっと自分を褒めちゃいたい気分っつーかね」

さやか「舞い上がっちゃってますかね、あたし!」

まどか(さやかちゃんも魔法少女になった…。みんなワルプルギスの夜に備えて準備してるのに……)

さやか「さーてーは!何かヘンなこと考えてんなー?」

まどか「わたし……私だって!」

さやか「なっちゃった後だから言えるの!こーゆーことは。あたしは何としても叶えたい願いがあったからこうなっただけだし」

さやか「だから、自分だけ戦えないーなんて引け目感じなくていいんだよ。まどかは魔法少女にならずに済んだ、って。ただそれだけのことなんだから」

まどか「……うん。」

いまはりなおしてるのかよ!

>>41新しいところまでもうちょっと待ってね

           ~病院~
           (略)

 上条「さやかが言った通り、奇跡だよね」

 上条「……」

さやか「どうしたの?」

 上条「さやかにはひどいこと言っちゃったよね…。いくら気が滅入ってたからって……」

さやか「ヘンなこと思い出さなくていーの!今の恭介は大喜びして当然なんだから!…そんな顔しちゃだめだよ?」

 上条「…うん。なんだか実感がなくてさ」

さやか「まー無理もないよね」

さやか「……そろそろかな?」

 上条「ん?」

さやか「恭介、ちょっと外の空気吸いにいこ!」

         ~エレベーター~

 上条「屋上なんかに何の用?」

さやか「いーからいーから♪」

          ~屋上~
    パチパチパチパチパチパチ…
 上条「うわっみんな!」

さやか「本当のお祝いは退院してからなんだけど、足より先に手が治っちゃったしね!」
   カチャ
 上条「!それは…」

上条父「お前からは処分してくれと言われていたが、どうしても捨てられなかったんだ。私は……」

 上条「……」スチャッ

上条父「さあ、試してごらん。怖がらなくていい…」

 …ラーラララララララーラーラー♪ ララーラララララララーラーラー♪…

さやか(後悔なんてあるわけない。あたし最高に幸せだよ!)

           ~鉄塔~

 杏子「ふーん、あれがこの町の新しい魔法少女ねー」

 QB 「本当に彼女と事を構える気かい?」

 杏子「あいつがいなくなれば、人数的にこっちの方が稼げるしな。それともなに、文句あるってんの?」

 QB 「全て君の思い通りに行くとは限らないよ。この町にはマミ、正体不明の魔法少女に天使がいるからね」

 杏子「…ツッコミたいやつが二人ほどいるけど、なんだよ天使って」

 QB 「天界からの使者であり、失われた神の僕、極め付けのイレギュラーさ。ワルプルギスの夜の件といい、もうわけがわからないよ」

 杏子「なに、ワルプルギスの夜もくるのか!?」

 QB 「天使ももう1人のイレギュラーもそう言っていたからね。間違いないとは思う」

 杏子「こりゃしばらく退屈しなさそうだね。……ん?」
   ザワザワ…
ピット「さやがあぁぁええ子"やあぁぁ!」グスッ ビー!

 杏子「……天使って、あそこで泣いてるやつか?」

          ~下校~

まどか「二人だけで一緒に帰るのって久しぶりだね」

さやか「そーねぇ。最初の戦闘からホントにずーっとマミさんかピットかほむらが一緒にいるし…。そんな護衛なんか必要ないのになあ!」

まどか「今日はみんなワルプルギスの夜の作戦会議だっけ」

さやか「そ。あたしはまだ基礎が全然だからってハブられちゃった。なあんか、ちょっと寂しいな」

ピット(まあ、本当は違うんだけどね)つ透明の奇跡

・見えない射爪 価値290 射撃☆☆☆☆☆☆ 打撃☆☆☆☆☆☆
  全防御+8
  前ダッシュ射撃+4   補足:射出する弾(爪?)が
  走行速度+4        本当に見えない
  効果時間+4        スニーキングにどうぞ

ピット(二人は協力してくれるであろう魔法少女に会いに別の町まで行ってる。さやかとは相性が悪いそうで、僕がさやかのお目付け役なんだけど…)

ピット(透明の奇跡がなかったら、完全に不審者だ…)

さやか「!この感じ……魔女だ!」
まどか「えっ!?」

ピット(えっ!?)

まどか「さやかちゃん、私もついていっちゃだめかな…?」

さやか「ちょっと無理してない?」

まどか「…やっぱり迷惑だったかな」

さやか「ううん、すっごくうれしい!」

ピット(まずいな…。戦闘に参加したら今日のこと疑われるし、参加しなかったら…。いやでも、使い魔くらいならさやかでも…)ウーン

ピット(ああっ!入ってっちゃった!)ドウシヨウ!

          ~結界内部~

使い魔「AHAHAHAHAHAHAHAHAHAUHYAA!」

さやか「あれが…」

まどか「逃げるよ!」

さやか「任せて!」キューン ピン! スッ シャキーン!!
   ばさっ… シャラララ!
さやか「へっ!はっ!てっ!やあっ!」ヒュンッ!
   ザクザクザクザク
使い魔「UHYAHYAHYAHYAKYAAAAAAAA!!??」
   キン!キン!ガッ!
まどさや「!?」

 杏子「ちょーっとちょっと、なにやってんのさあんた達」

まどか「に、逃げちゃう!」
さやか「っ!」ダッ
   シャキーン…
さやか「うっ!」

 杏子「見てわかんないの?あれ魔女じゃなくて使い魔だよ、グリーフシード持ってる訳ないじゃん」

さやか「だってあれほっといたら誰かが殺されるのよ!」

 杏子「だからさあ、四、五人ばかり喰って魔女になるまで待てっての。そうすりゃあちゃんとグリーフシードが取れるようになるんだからさ」タイヤキハムハム

杏子「あんた卵産む前のニワトリ締めてどうすんのさ?」

さやか「魔女に襲われる人たちを見殺しにするっていうの!?」

 杏子「あんたさあ、大元から勘違いしてるんじゃない?食物連鎖って知ってる?学校で習ったよねえ」

 杏子「弱い人間を魔女が喰う。その魔女をあたしらが喰う。それが当たり前のルールでしょ?そーゆー強さの順番なんだから」

まどか「そんな…」

 杏子「あんたは…。まさかとは思うけど、やれ人助けだの正義だの、その手のおチャラけた冗談かますためにアイツと契約したわけじゃないよねぇ?」

さやか「だったら何だっていうのよ!」

   ガキィィィン…

 杏子「ちょっとさ……止めてくれない?遊び半分で首突っ込まれるのってさあ、ほんとムカつくんだわ!」グイッ

さやか「うわぁ!」バン! ドサ…

まどか「さやかちゃん!」

 杏子「ふん、ちったあ頭冷やせっての」

さやか「……くっ、ふっ…」フラフラ

 杏子「…おっかしーな、全治3ヶ月ってぐらいにはかましてやったハズなんだけど……」

まどか「さやかちゃん平気なの!?」

 QB 「彼女は癒しの祈りを契約にして魔法少女になったからね。ダメージの回復力は人一倍さ」

さやか「誰があんたなんかに……!!」

 杏子「うぜぇ……チョーうぜぇ!」
   ガイィィィン!
 杏子「つーか何!?そもそも口のききかたがなってないよねぇ!?先輩に向かってさあ!!」

さやか「だまれえぇえ!!!!」
    ギイン!ギイン!ガッ!ギチッ!
 杏子「ちゃらちゃら振りかざしてんじゃねーよウスノロ!」ドッ!

さやか「あがぁっ!」

 杏子「言って聞かせてわからねえ、なぶってもわからねえバカにゃあ……」

 杏子「後は殺すしかないよね!」

ピット(偶然通りかかった風を装おう!それしかない!)
   「や、やあさやか!偶然だ……ね?」

さやか「ピット……」

 杏子「おおっと、おあつらえ向きに天使様の登場だねぇ」

ピット「えぇっと……さ、さやかには手を出すな!」

 杏子「そうしてほしけりゃ、実力で奪いな!」

5章end

次回!!!!!

 マミ「会えて嬉しいわ、佐倉さん」
 杏子「何にせよ、あたしにメリットがないじゃないか」
まどか「ペア?」
さやか「…まどかはまだあんなやつら信用してんの?」
ほむら「……」←まどか一筋
 上条「えっ…今日なら空いてるけど……」
???「やっと出番デスよ…」

         6章『歪な協力』

ピット「……どうやって二人をくっつけるのさ」

前スレからの人、お待たせしました。
こっから新しい章です。

 杏子「うらあ!」キイン!

ピット「ぐぅ……!(接近戦は辛い…)」つ透明の奇跡

 杏子「な……!消えただと!?」

ピット(いよっ)

 杏子「がっ!(真正面から!?しかも見えねえ!?!!)」

ピット(ホレホレ)

 杏子「い"っ!」

さやか「あいつが…膝を……」

 杏子「くそっ、出てこい!」

ピット(そう言われて出ていく人、いるのかなあ)

   「そこまでよ!」

 杏子「!……チッマミか」

 マミ「会えて嬉しいわ、佐倉さん」

ほむら「向こうに居ないと思えばこんなところで……。さやかは返してもらうわ」

 杏子「多勢に無勢かよ、落ちぶれたもんだなマミ」

 マミ「ピットくんに膝をつかされたあなたに言われたくはないわね」(まあ、実力でいうと私もそうなるだろうけど)

 マミ「さて、あなたにはワルプルギスの夜の討伐を手伝ってもらいます」

 杏子「はぁ?なんでテリトリーの外の奴等に手を貸さなきゃいけねーんだよ」

ほむら「そのテリトリーの外の美樹さやかに手を出したのは、どこのどいつかしら」

 杏子「それはこいつが、使い魔を殺そうとするから……!」

 マミ「これから使い魔を見逃すのも禁止します」

 杏子「なんだと!?」

ほむら「嫌ならここで戦ってもいいのよ。3対1で」

 杏子「ワルプルギスの夜が相手なら、それ相応のグリーフシードは必要になってくるだろう?」

ほむら「あれがくるのは2週間後…。今使い魔を見逃したところで、成長して魔女になるのは数体だけ。それに、当日までに倒しきれていない魔女がいる方が問題よ」

 杏子「何にせよ、あたしにメリットがないじゃないか」

ほむら「ワルプルギスの夜のグリーフシードはあなたにあげるわ。一生魔力には困らないでしょうね」

 杏子「……」

 マミ「さあ、全て論破してあげたわ。大人しく協力しなさい」ニコッ

さやか「ちょっと待ちなさいよ!」

さやか「こいつが約束を守る保証なんてどこにあるのよ!人を簡単に見殺すようなやつなのよ!?」

ほむら「今は戦力を重視すべきよ。特に、使い魔を逃がす選択を行えばね」

 マミ「それに、佐倉さんだって悪い子じゃ……」

さやか「信用できない。いつ寝首を刈られるかわかったもんじゃ…」
ほむら「なら、ペアを組みましょう」

まどか「ペア?」

ほむら「私とピット、さやかと杏子とマミで二組セットよ」

 杏子「おい、さっきからこいつ初対面の癖に馴れ馴れしいぞ」

 マミ「…彼女にとっては初対面じゃないのよ」

 杏子「どういう意味だ?それ」

ほむら「とにかく!!」

 全員 ビクッ

ほむら「…1週間。1週間経ってからできるかできないか判断してちょうだい。それでいいわね」

 杏子「ハア、割りに合わねー仕事だ……」

さやか「くっ……」

          ~翌日~

まどか「ねぇさやかちゃん、ピットくん達と一緒に居なくていいの…?」

さやか「…まどかはまだあんなやつら信用してんの?」

まどか「えっ?」

さやか「昨日のあれは正真正銘、殺し合いだったのよ。お互いなめてかかっていたのは最初だけ。途中からはあいつも私も本気で相手を終わらせようとしてた」

まどか「それなら、余計に話し合わなきゃ…」 

さやか「バカ言わないで!相手はグリーフシードのために相手をエサにしようってやつなんだよ?」

まどか「それはマミさんが…」

さやか「あんなの口約束よ!いざとなれば不意打で二人ともやられておかしくない…」

まどか「あの子も同じ魔法少女なんだよ!?探せばきっと、仲良くする方法だってあるはずだと思うの!魔女を倒したいのはみんな一緒でしょ?佐倉さんも、マミさんも、ピットくん…は魔法少女じゃないけど、手伝って…!」

さやか「……何も分かってないんだね。みんな自分のことしか考えてないんだよ!ピットだってパルテナを探すことしか考えてない、マミさんだってあんなやつと組んで…」

まどか「そんなこと…」

さやか「昨日の使い魔か襲うのはもしかしたら、まどかのパパやママかもしれない!たっくんかもしれないんだよ!?」バン!

まどか「ひっ…」

さやか「…あたしは相手が悪い人間なら戦うよ。例えそれが魔法少女であっても……」

 杏子「初っぱなから来ないなんて、無理なんじゃねーの?」

ほむら「…………」

 マミ「仕方ないわ…。作戦を変えましょう」

ピット「どうするの?」

ほむら「…彼女の機嫌が悪いのは、(大半が杏子のせいだけれど)上条恭介との関係も原因よ」

 マミ「好きな人と両思いになって、機嫌がいいところで交渉の話をつける!名付けて『ラ・モーレ・プリフィカンテ』よ!」

ピット「……どうやって二人をくっつけるのさ」

 マミ「うっ」←恋なんてする暇がない(笑)
ほむら「……」←まどか一筋
 杏子「ケンカ売ってんのか」←お菓子一筋

 マミ「と、とにかく本人に突撃よ!」

 杏子「馬鹿馬鹿しい、付き合ってらんねー」ヒュッ

 マミ「ああっ!」

ほむら「……ピットはさやかと杏子をお願いね」

ピット「はぁい!」

          ~放課後~

ほむら(…さやかは帰ったわね)

ほむら「……上条君、ちょっといいかしら?」

 上条「えっ?」
   ドヨッ
  a「滅多に人と話さない暁美さんが…」ヒソヒソ
  b「やっぱり美男美女よねー」ヒソヒソ
  s「くっ、先を越されましたわ」

ほむら(時間停止を使ってでもジャンケンには勝つべきだったわ…)

ほむら「今から、空いているかしら」

 上条「えっ…今日なら空いてるけど……」

ほむら「私の家に来てほしいの」
   ザワザワザワザワ…
 上条「わ、わかった」

ほむら「行きましょ」スタスタ

          ~結界内部~

魔女「アッハハハハハハハ!」ビヨーン

さやか「くっそ、こんな敵……!!」

【美樹さやか vs 影の魔女】

 QB 「今度はまごうことなく魔女だ。マミ達を連れてきた方がいいんじゃないかな?

まどか「あ、あたし呼んでく…」
さやか「あたし一人でもやれる!もう、誰にも頼らない……!」

さやか「う"あぁっ!」ドシャ

まどか「さやかちゃん!」

 QB 「まどか!近づいちゃダメだ!」

キィン! キィン! シュシュザシュッ!

 杏子「よっと」トスッ

まどか「杏子ちゃん!助けに来てくれたの?」

 杏子「手間取りやがって、見ててイライラするんだよ。大人しくそこで見てろ」

さやか「あたし一人でもやれ……」

          グシャッ

まどか「えっ…」

 魔女「キャアアアアアアアアアアアアァァァァ!」

           ドズッ
   ホワアァァァァ
???「やっと出番デスよ…。待ちくたびれて寝ちゃうとこデシタよ」

6章end

次回!!!!!!

ブラピ「バカ!よせ逃げろ!」
 QB 「まどか!早く契約を!」
さやか「そんな!ほむらが……?」
ピット「……いい加減にしろ」
ピット「パルテナ様!僕に力を!!」
ブラピ「……仲が悪かったんじゃなかったのか」
ほむら(意外とやるじゃない、マミ)
マミほむ「!!?!?!?」
 上条「でも……どんな顔をして彼女に会えば…」

      7章『道化の魔神・恋の障害』

ピット「それでもさやかは僕らの仲間だ!!」

みんな書き込んでくれたっていいのよ?

みんな書き込んでくれたっていいのよ?

 QB 「君は……!」
   ブァサ
ブラピ「待てよバケモン。お前の相手は俺だ」スタッ

・衛星ホーミングアイ 価値297 射撃★★★★★☆ 打撃☆☆☆☆☆☆
  射程+3       補足:神の誘導性能を持つ
  誘導+3         ストーカー神器 
  前ダッシュ射撃+4    オンライン対戦では
  相殺+1         忌み嫌われる
  移動速度-4       別名ホミーン

 杏子「ピッ……トなのか?」

まどか「ええと、ブラピくんっていって私たちの仲間だよ」

ブラピ「だからブラピじゃ…」
???「よそ見してていいんデスかぁ?」ビイィィー!

ブラピ「ぐっ…」

 杏子「じゃあ、あの変なのは!?」

???「変なのとは失礼デスね」

ブラピ「魔神タナトス…。あんな軽そうなやつだが、現冥府軍No.1だ。気をつけろ!」

 杏子「敵ってことか?退屈しなさそうだな!」ジャラ…
さやか「悪いやつなら倒す!」シャキンッ

ブラピ「バカ!よせ逃げろ!」

 タナトス「ふーむ。3対1はキビシーデスねぇ。最初からクライマックスデスよ!」ヘンシン!!

まどか「ド、ドラゴン!?」

 タナトス「そおいっ!」ブンッ

 杏子「ぐあっ!」
さやか「うあっ!」
ブラピ「くっそ!」カイヒッ

 タナトス「遅いデスよ?」ヘンシン!
ブラピ「!剣…」
   バシッ
ブラピ「おがっ!!」ドサ…
   ドシン!
ブラピ「うぐあぁ!」

 タナトス「お客さん肩こってるんデスねぇ」
   メキメキメキ…
ブラピ「うあ"あ"あ"あ"あああ!!!!」

まどか「も、もうやめて!」

 QB 「まどか!早く契約を!」

 タナトス「それは大丈夫デスよ?今日はお話しに来ただけデスから。魔女も倒してあげたデショ?」

ブラピ「武力行使しておいて今更なにを喋るつもりだ!?」

 タナトス「魔法少女の真実、デスよ」

さやか「何よ、それ…」

 タナトス「魔法少女はホントは石っころだって話デスよ」ニタァ

           (略)

さやか「そ、そんな……」

 杏子「ホントなのか、キュウべえ!?」

 QB 「そうだよ。ただの人間と同じ、壊れやすい体のままで魔女と戦ってくれだなんてとてもお願いできないからね」

 QB 「君達の本体としての魂には、魔力を効率よく運用できるよう、コンパクトで安全な姿を与えられているんだ」

 杏子「てめえ…なんてこと……。ふざけんじゃねえ!それじゃああたし達ゾンビにされたようなモンじゃないか!」

 QB 「むしろ便利だろう?心臓が破れても、ありったけの血を抜かれても、その体は魔力で修理すればすぐに動くようになる」

まどか「そんなのあんまりだよ……」

 QB 「弱点だらけの体よりは戦闘では有利じゃないか」

さやか「こんな体で、恭介にどんな顔して会えば…」

 タナトス「おっとそういえば、上条恭介とかいう少年が黒髪の魔法少女にお呼ばれしてたデスよ?ぶん盗られちゃうんじゃないデスか?」

さやか「そんな!ほむらが……?」タタッ…

ブラピ「おい待て!……くそっ!」ポウン

ピット「あ、みんな~やっと見つけたよ~」

さやか「どいてっ!」バン!

ピット「うわあ!?」ドサッ

ブラピ「ピット、さやかを追え!」

 タナトス「させないデスよぉ?」

ピット「た、タナトスぅ!?さやかに何をしたんだ!」

 タナトス「ちょこーっと魔法少女のヒミツを教えてあげたんデスよ」

ピット「なっ!ふざけるな!!なんでそんなことを!?」

 タナトス「ワタシはピットくんのお手伝いをしているだけデスよ」

ピット「何!?」

 タナトス「美樹さやかはワルプルギスの夜と戦うには戦力不足ゥ、足を引っ張るだけデスよ。それなら、魔女化させてグリーフシードにしたほうが役に立つんじゃないデスか?」

 タナトス「それに、今魔法少女たちの仲を裂いているのは他ならない彼女デスよ?サクッと殺しちゃった方がスッと…」
ピット「……いい加減にしろ」

 タナトス「?」

ピット「さやかは確かに、思い込みが激しくて意地っ張りで結構人とすぐケンカする」

ピット「でもさやかは!」

ピット「優しくて勇気があって、誰かのためと思ったら頑張り過ぎる、人のことを思いやって行動できる良い子なんだ!!」

 タナトス「度を越した優しさは甘さに、蛮勇は油断に繋がるんデスよ。献身なんか見返りは1つもない……魔法少女としては致命的デスねぇ」

ピット「それでもさやかは僕らの仲間だ!!」

ピット「タナトス!!! お前なんかの策略でさやかを失わせない!!!! さやかは僕が助ける!!!!!」

ピット「うおおおおおおおおおおぉぉぉぉ!!!!」つ爆炎の奇跡
   ボワア!
 タナトス「うぐう!」

ピット「パルテナ様!僕に力を!!」つクイックチャージ&ホーミング強化

・キューピッドの神弓 価値299 射撃★★★★★★ 打撃☆☆☆☆☆☆
  射程+3        補足:本物は恋を叶えるという
  誘導+3          がこの神弓に
  後ろダッシュ射撃+4    そんな効果はない

ピット「喰らえぇ!!!」ポワワワン

   ピチュウン!

 タナトス「効くゥ!!!」

 杏子(あんま効いてなさそうに思うのはあたしだけか…?)

 タナトス「あぁ、弓に縛られるゥ!!」

ブラピ「後は俺たちで何とかする!ピットはさやかを!」

ピット「わかった!」

ブラピ「ホーミングアイの誘導からすると、向かったのはほむらの家だ!」

 杏子「魔女との戦闘でもうあいつのソウルジェムは色褪せてた!急ぎな!」

ピット「ありがとう!」タタタッ……

ブラピ「……仲が悪かったんじゃなかったのか」

 杏子「へっ!残念なことに、アイツが叫んでるのを聞いて良いと思っちまったんだよ。……仲間ってやつがなあ!!」ザンッ!

 タナトス「ああ、ピットくんにも話があったのに……まあいいデスよ」

 タナトス「お前たちをサクッとやっちゃえばいい話デスからね!!」

          ~ほむら宅~

ほむら「…いらっしゃい」

 上条「お、おじゃまします…」

 マミ「あら、いらっしゃい!」

 上条「え、ええっと…あなたは?」

 マミ「ほむらの姉のマミです。よろしくね」ニコッ

 上条「は、はい……」

           (略)

 マミ「そう、それでねー、美樹さんってば……」

 上条「ははっ、さやからしいですね」

ほむら(意外とやるじゃない、マミ)

 マミ(棚にある全ての本が対人関係の私を舐めないでちょうだい?)

ほむら「……そろそろ本題に入りましょう」

 上条「本題っていうと?」

ほむら「あなたと美樹さやかの関係よ」

 上条「関係って……ただの幼馴染みだよ」

 マミ「本当にそれだけかしら?」

 上条「えっと…」

ほむら「私たちが聞きたいのは恋愛感情の有無よ」

 マミ(ちょ、ちょっと暁美さん!?直接的すぎ!)

ほむら(彼は鈍感よ。これくらい言わなければ)

 上条「僕は……自分の気持ちはわかってるんです。彼女を愛しています」

マミほむ「!!?!?」

 上条「でもこの気持ちを彼女に伝えて、彼女にどんな反応をされるか……」

 マミ「そ、それとなーく探ってみるとか…」

 上条「さやかは変なところで勘が鋭いんです。感づかれて、拒否されて、もしそれで関係が崩れてしまったら…」

 マミ「し、失恋も経験の内っていうじゃない!音楽の才能も余計に……」
 上条「音楽なんかどうでもいいんです!」バン!

マミほむ「!!?!?!?」

 上条「一度は、ヴァイオリンが弾けなくなって彼女を傷付けてしまうこともあった…。でも今は後悔の念でいっぱいです」

 上条「彼女に謝りました。でも、彼女は笑って『いいよ』って……。本当は傷ついたままなんです。僕にはわかるんです」

 上条「もう一度謝りたい、でも重い男だとか、しつこい男だとか思われそうで……今もまだ音楽を理由に逃げてるんです。……弱い人間なんです、僕は」

 マミ(もう付き合っちゃえよ)
ほむら(それを今から取り持つんでしょ、しっかりして)

ほむら「……美樹さやかは今、あなたと会えなくて寂しいと言っていたわ(嘘)」

 マミ「とりあえず、謝るのは後にして彼女に会ってあげなさい」

 上条「でも……どんな顔をして彼女に会えば…」

 マミ「女っていうのは、案外そんなことすぐに忘れちゃうのよ。自信もってドーンと行きなさい!」

 上条「そう…ですね。会わなければ始まりませんしね…」

ほむら(今日はこんなところね)

 マミ(案外、楽にいけそうね)

ほむら(焦りは禁物よ。着実に、ゆっくりと洗脳していくのよ)

           ~お外~

 上条「やあ、こんにちは!…違うな、うーん」ブツブツ…

さやか「あ…恭介……」

 仁美「か、上条さん!」

さやか「!?」ササッ

7章end

次回!!!!!!!

 仁美(なりふり構っていられませんわ!)
ピット「さやか、さやかー!」
 マミ「やってくれるわね、魔神タナトス!」
さやか「どうせなら、綺麗な思い出と一緒に…」
 上条「そんな名前だったんだ?」
 タナトス「ちょーっといたぶってあげたんデスよ?」

 8章『恋愛パートなので苦手な方は飛ばしましょう』

ピット「え"え"はなじやあ~~~」グスッ ビー!

 仁美(なりふり構っていられませんわ!)

 仁美「上条くん!」

 上条「なんだい?」

 仁美「今日は上条くんにお話したいことがありますの!」

 上条「……?」

          ~広場~

さやか(あれ、なんであたしつけてるんだろう)

 仁美「~~~」
 上条「~~~」

さやか(やめて…そんな楽しそうに話さないで)

 仁美「~~~…」
 上条「~~~?」

さやか(やめて…そんな雰囲気ださないで)

 仁美「~~~…」
 上条「…………」

さやか(やめて…やめてもうやめてやめて)

 仁美「~~お慕いしておりますの」

さやか(…………!)タタタッ…

 仁美「明後日にお返事をください!」

 仁美(さあ、さやかさんを探してフェアにしなくては!)

           ~帰り道~

 上条(いきなりこんなことに…。明後日か…)

 上条(明後日…親友が振られたことにさやかはどう思うのだろう)

 上条(また悩み事が増えてしまった…。ん?)

ピット「さやか、さやかー!」キョロキョロ

 上条(て、てて天使!? どういうことだ!?)

 上条(まさか恋に悩める僕に助言しに来てくれたのか!なんかそれっぽい弓矢もってるし!)

ピット「!君は上条くんじゃないか!」

 上条(話しかけてきた!やっぱりそうだ!)

ピット「さやかを見なかった!?」

 上条「い、いや今日はまだ…」

ピット「くそっ、ほむらの家にもいないし……」

 上条「!? さやかが暁美さんの家に!?」

 上条(まずい!女の子の家にやすやすと上がり込む軽い男だと思われてしまう!)

 上条(はっ!?それどころか志筑さんに告白されたのを見られた可能性がある!?)

恋のキューピットだと思うなら隠さず話せよwwww

まぁ、そんなことできる人ばかりじゃないから人間なわけだが

ピット「このままじゃ大変なことに……」
 上条「探しましょう!命に代えてでも!」

ピット「本当かい!助かるよ!」

 上条「さやかの行きそうな場所は…」タタッ…

ピット「ああ待って!」ヒュンッ

 上条「これは……!?」パシッ

ピット「さやかに会ったらそれを渡してあげて!じゃあ!」タタタッ…

 上条(プレゼントの宝石まで…ありがとう!天使さん!)

          ~別の場所~

ほむら「くっ、魔女化が予想外に早いわ…!」

 マミ「やってくれるわね、魔神タナトス!」

 マミ「場合によれば、拘束して無理やりにでもソウルジェムを浄化しなくちゃ……」

ほむら「……もし、彼女が手遅れだったそのときは…」

 マミ「やめてちょうだい!彼女は仲間よ!? 絶対に助けるっ!」

ほむら(私はまどかのために……でも、やっぱり……)

ほむら(さやか!生きて!)

         ~病院屋上~

さやか「あたし……もうどうしようもないね…」

さやか「どうせなら、綺麗な思い出と一緒に…」

 上条「……見つけた」

さやか「!」

 上条「さやか、今日は」

さやか「やめて!来ないで!」

 上条「どうして…」

さやか「あたしはもう化け物なの!恭介とは会えない…」

 上条「そんなことないよ!今日もさやかは元気で可愛い……」

さやか「違うの!もうあたしは恭介を愛しちゃいけない体なの!恭介を傷つけたくないの!」

 上条「どんなことがあっても、僕はさやかと一緒だよ!」

さやか「そんなこと言ってほむらや仁美の方にいくのよ!」

 上条「それは誤か…」

さやか「恭介やマミさんたちと一緒にいれない!こんな世界守る価値なかった!あたしは何のために戦ってたの!」

さやか「ねぇ……教えてよ、きょーすけ……」グスッ

 上条「…………」カツコツカツコツ…

さやか「やめて…」

 上条「………」カツコツカツコツ…

さやか「来ないで…」

 上条「……」カツコツタタタッ…

さやか「来ないでって言って!」

           ぎゅう

さやか「……!」

 上条「さやか……。何があったかはよくわからない。でも何があろうとも僕はさやかと一緒だ。もう絶対にさやかを傷つけない。離さない」

 上条「ずっと好きだったよ、さやか」

さやか「きょーすけ……きょーすけぇ……」ウワーン


 上条「はいこれ、プレゼントだよ」つ

さやか「これ……グリーフシード!」

 上条「そんな名前だったんだ?」

さやか「恭介は…いつでも私の王子さまだね」

 上条「て、照れるなぁ」

           ~鉄塔~

ピット「え"え"はなじやあ~~~」グスッ ビー!

ほむら「良かった……」

 マミ「これで一安心ね」ホッ

 タナトス「一安心デスかね?」

ピット「タナトス!」

ほむら「こいつが……」

ピット「ブラピたちはどうした!?」

 タナトス「ちょーっといたぶってあげたんデスよ?」

 マミ「なっ!」

 タナトス「殺したりはしてないデスからそんな怖い顔しないで。最終決戦には参加してもらわなきゃデスから」

ピット「さやかは渡さないぞ!」

 タナトス「もーいーデスよ。殺した方が戦力下がる気がしてきましたしぃ」

ピット「じゃあここに来た目的は?」

 タナトス「あーそうそう、ピットくんにも真実を教えてあげなきゃデスね」ニタア

8章end

ブラピ「ぐっ……無理をした……」

 杏子「誰か……助けろよ……」

次回!!!!!!!!

 タナトス「300年前の真実、教えてあげちゃうデスよ」
 QB 「300年前から現在まで、彼女はずっと魔法少女さ」
ほむら(まさかあれが誇張でないなんて……)
ブラピ「俺は世界と、自身の自由のために戦う!」
 QB 「……いったい君は何を考えているんだい?」
 マミ「望むところよ!」
 杏子「しかしまあ、ブラピのやつ今日も遅刻かよ」

         9章『真相』

ピット「そんな…そんな……」

 タナトス「300年前の真実、教えてあげちゃうデスよ」

 QB 「さすがは冥府軍の最高幹部、全部知っているんだね」

 マミ「!キュウべえあなたまさか……」

 QB 「嘘はついていないよ。所詮は経過と状況証拠を繋ぎ合わせた推論でしかないからね。めぼしい情報とは言えないよ」

 タナトス「もう説明疲れちゃいましたしぃ、キュウべえさんお任せできるんデスか?」

 QB 「やれやれ。別に自分から話したい訳じゃないけどね」

 QB 「300年前、僕らインキュベーターは極上の素質を持つ女性に出会った。その女性を少女と呼ぶことには少し疑問を抱くけど、まあ彼女たちにとって年齢はあってないようなものなんだろうね」

 QB 「その女性は、天使と女神を殺したがっていた」

 QB 「そう願えばその二人は一瞬のうちに消えてなくなっていただろう。それほどの感情エネルギー、つまり憎しみや怒りを抱えていたんだ」

 QB 「しかし、彼女の願いは『自らの手で二人を葬り去りたい』というものだった」

 QB 「この場合、彼女自身が最強の魔法少女となることで願いは叶えられる」

 QB 「でも、驚くことに彼女は既に死んでいて、思念体だけが存在する状態だった。願いを叶えるためには体が必要になる」

 QB 「生前の肉体より更に強力な肉体を望んだ彼女には、論理上最強の魔女の肉体が与えられた」

 QB 「それが『ワルプルギスの夜』さ」

まじめにやれば強いタナトス
実際強かっこよかった(ただしその状態とは戦えない)

ほむら「待って、ワルプルギスの夜は魔女の名前よ。魔法少女の名前じゃ……」

 QB 「君たちはそこが既に間違っているんだよ。300年前から現在まで、彼女はずっと魔法少女さ」

 QB 「ただ、願いそのものが呪いであり、肉体そのものが魔女である彼女は、下手な魔女より魔女っぽいかもしれないね」

 QB 「話を続けるよ。最強の魔法少女となった彼女は、二人がいるエンジェランドへおそらく特攻をかけた」

 マミ「おそらく?」

 QB 「僕らインキュベーターもエンジェランドに行けないモノの1つだからね。ただの推論さ」

 QB 「でも、天界最強の防御と言われたフォースフィールドが破れたことを考えると、まず彼女の仕業に違いない。中にいた天使や女神はただではすまないだろうね」

ピット「……その天使と女神はどうなったんだ」

 QB 「天使は助かったみたいだね。女神の方は……正直わからない。ただ、それ以来女神を見たものは誰もいないというし……もうこの世に存在しない可能性が高いだろう」

 QB 「さて、ここまで言えば、女性と女神と天使の正体はわかるね?」

ピット「……メデューサと、パルテナ様と、僕」

ブラピ「確かにお前は一人で逃げる結果になった。だが、俺達には戦う理由がある!」

ほむら「私は、相手が誰であろうと戦う。この連鎖を断ち切る必要があるから」

 マミ「私は、この見滝原の魔法少女として戦う義務がある。……友達も守りたいしね」

ブラピ「俺は世界と、自身の自由のために戦う!」

ブラピ「お前はどうなんだ?」

ピット「僕は……」

ピット「僕は戦う。パルテナ様の仇、そして人類のために!」

 タナトス「さすがピットくん!話した甲斐があったってもんデスよ」

 タナトス「そんなピットくんにプレゼントデスよ」

・豪腕ダッシュアッパー
・射爪オレパンチ
・オーラムの巨塔

ピット「これは……」

 タナトス「冥府に落ちてきた神器デスよ。うちじゃあ使えないデスしね」

こっちが先だった。申し訳ない。
 タナトス「ワタシはピットくんにメデューサを倒して欲しいんデスよ」

ピット「なぜ?」

 QB 「彼女は天使を探して地上をさ迷い、他の魔女を従えて更に強くなっている。ブラックピットが言ったように、現在ですら日本の半分を消滅させる力があるんだ。今倒しておかないと、世界が滅びてしまう」

ほむら(まさかあれが誇張でないなんて……)

 タナトス「世界が滅びてしまえば、冥府軍の運営もうまくいかないんデスよ」

 タナトス「あ、補足すると、メデューサがエンジェランドに襲撃を掛けたときにピットくんの神器コレクションも世界中に飛び散ってしまったみたいデスよ?」

ピット「タナトス、パルテナ様は本当に……」

 タナトス「もう彼女は地上にいない……お星さまに行っちゃったんデスよ……」

ピット「そんな…そんな……」

ピット「パルテナ様がいないなんて……僕はもう……」

ブラピ「甘ったれてんじゃねえ!」フラフラ

ピット「ぶ、ブラピ……」

ブラピ「女神パルテナは、誰よりも人を知り誰よりも人を愛した!パルテナ様がいなければ、誰が人類を守るんだ!」

 タナトス「早くもう一人を助けた方がいいんじゃないデスか?」

ピット「ああっ杏子!」

 マミ「ブラピ、あなた杏子と一緒じゃなかったの?」

ブラピ「一人で大丈夫だといっ…」
ほむら「まさかその言葉を鵜呑みにした訳じゃないでしょうね」

ブラピ「と、とにかく行くぞ!あっちだ」



 QB 「……いったい君は何を考えているんだい?」

 タナトス「何のことデスか?」

 QB 「世界の滅亡を阻止したいのなら、丸腰のピットを放り投げればいいだけだ。そうすれば『ワルプルギスの夜』の望みは満たされ、活動も大人しくなる。なのに君はわざわざピットに神器を与えている。勝利させようとしているかどうかは置いておいてね。最初、魔女の結界内に神器を置いたのも実は君なんだろう?」

 タナトス「ワタシはピットくんが勝つと確信してるんデスよ。恩を売っといてソンはノンノーンデスよ」

 QB 「なぜそれほど彼に期待するんだい。強いとはいえ一介の天使、それも過去の大戦とは違って女神の加護すらないのに」

 タナトス「彼は奇跡を起こす男(?)デスよ。ワタシもヤラレチャいましたしね」

ピット「メデューサ襲来まであと一週間か…」

さやか「いよいよだね」

 マミ「一時はどうなるかと思ったけど…」

 杏子「全くだよ。誰かさんのせいで」

さやか「わ、悪かったって言ってんじゃん!」

ほむら「会議に集中しなさい」

ブラピ「全く…いつまでも騒々しいやつらだ」

 マミ「あら、ブラピくん来てたのね!」

ブラピ「今日もみっちりしごいてやる。覚悟しろよ?」

 マミ「望むところよ!」

ブラピ「今日はAIMについて……」

 杏子「なにさマミのやつ、イチャイチャしやがって」

さやか「おやおや~嫉妬ですかな?」

 杏子「うるせぇ。お前は彼氏とでも遊んでろよ」

さやか「え~私だけあんな良い男と遊んできて良いんですか~?なんか申しわけな~い」

 杏子「いっぺん黙れ」

ほむら「はあ…こんな調子で勝てるのかしら……」

           ~当日~

            ⑩
さやか「ついにか…」
            ⑨
ほむら「まどか……無事でいて……」
            ⑧
            ⑦
 マミ「できることは全てやったわ。自信を持ちましょう」
            ⑥
            ⑤
 杏子「しかしまあ、ブラピのやつ今日も遅刻かよ」
            ④
            ③
ピット「はは、自由奔放だからね」
            ②
            ①
ピット「いくぞ!勝負だ!」

ワルプルギス「あっはっはっはっはっは!」

ワルプルギス「ピットぉ、ピットおおぉぉぉぉ!」

9章end

次回!!!!!!!!!

ピット「メデューサ……パルテナ様の仇!」
 杏子「ほんとに戦争レベルだな……」
 マミ「暁美さん!グリーフシードの残りは!?」
 杏子「おい!グリーフシードの残りは!?」
 マミ「まだやれる!まだグリーフシードは残ってる!」
ワルプルギス「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ!」グググ…
 QB 「さあまどか。今こそ君の願いを叶える時だ!」

          10章『絶望の淵』

ピット(助けて……助けてパルテナ様!)

大変そうだから悪魔の釜にハート入れといてやろう(難易度9)

ほむら(っ!これまでのワルプルギスとはわけが違う……なんて醜悪さ!)

ピット「メデューサ……パルテナ様の仇!」

・射爪オレパンチ 価値290 射撃★★★★★☆ 打撃☆☆☆☆☆☆
  射程+3
  相殺+1      補足:北斗百烈拳
  立ち連射+4      その凄まじい弾幕には
  歩行速度+4      何人たりとも引き寄せない
  無傷時強化+6     別名ホミーン殺し
  全防御-4

ピット「うおりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!!!!!!」
    ズガガガガガガガ
 杏子「ナイスピット!使い魔の道が開けた!」

ほむら「打ち込むわ!一旦退避して!」カチッ

    カチッ

ドオン!ドオン!ガガガガ ズシャーン テテテテテテテ ガッ ドゴエ

ピット「ちょ、やりすぎ、こっちが動けないよ!」

ほむら「まだぬるいわ。第二陣に備えてる間、耐えてちょうだい」

 マミ「OK、全力で援護するわ」

ピット「うおりゃりゃりゃりゃあ!」

ほむら「第三陣……」

ピット「まだあるの!?」ズガガガガガガガ…

ほむら「第五陣までは仕入れてきたわ」

 杏子「ほんとに戦争レベルだな……」

           (略)

ほむら「第五陣……」

ピット「ねぇ、メデューサに変化が見られないんだけど……」ズガガガガガガガ

 杏子「言ってるヒマがあるんだったら、ふっ!攻撃しな!」ズバッ

さやか「くそっ!使い魔も全然減らない!」

 マミ「大丈夫!ワルプルギスの夜の肩が傾き始めた……ような気がするわ」

ほむら「もしそうであるなら、第二形態に移行している可能性が高い」

 杏子「まだあんのか!?」

ほむら「あれは未知数よ。柔軟な対応を取れるようにしておきなさい」

 ピット「ぐあっ!喰らった!」ガッ

 マミ「ピットくん!動きが鈍ってるわよ!」

ピット「無傷時強化の効果が切れたんだ……。装備をかえるしかない!」

・オーラムの巨塔 価値299 射撃★★★★★★ 打撃☆☆☆☆☆☆
  立ち射撃+4
  回避+4      補足:巨塔の中では手数がある
  移動速度+4      ちなみに今回オーラムは…

ピット「ふんっ!」ルーーーーーーーーーパン!パパパン!

さやか「使い魔を同時に…」

ほむら「良い貫通性能ね」

ピット「もうこれも使っちゃおう」つクイックチャージ

ピット「ほりゃ!ぬあぁ!どりゃあ!」パン!パパパパン!

 マミ「暁美さん!グリーフシードの残りは!?」

ほむら「3/4てところかしら」

さやか「まだまだ余裕ね!」

ほむら「…そうかしら」

 杏子「おい!グリーフシードの残りは!?」

ほむら「半分よ」

 マミ「もうそんなに……」

さやか「何弱音はいてんのさ!ツラいのはピットだよ!」

ほむら「確かに、いくら強いとはいえグリーフシードによる回復が無いから直に限界が来る……。むしろここまで耐えたのが奇跡よ」

ピット「うりゃ!そいや!」ハアハア

ワルプルギス「ピットぉ!ピットおおぉぉぉぉ!」

ほむら「まずい!」カチッ

   カチッ

ピット「はっ!?ありがとうほむら……」

ほむら「もう少しよ。頑張ってちょうだい」

ピット(残りのおドール化は2回…)

 杏子「くっそぉ!まだなのかよブラピはぁ!?」

さやか「信じて待つしかないよ…」

 マミ「まだやれる!まだグリーフシードは残ってる!」

ほむら(残りは1/4……だというのにやつの傾きは精々45度程度……。くっ、ここにきて、ここまできて…!)

ピット「こうなったら一気に本体を叩く!」

・豪腕ダッシュアッパー 射撃☆☆☆☆☆☆ 打撃★★★★★☆
  射撃防御+4    補足:こちらも
  回避+4        『大乱闘(ry』に
  走行速度+4      出演予定
  ダッシュ打撃+4    ダッシュ打撃はボスをも一撃

使い魔s「ピットォ!」「ピット!」「ピット」「ピットォォ!!」

ピット「どけえ!!!」つ爆炎の奇跡
   ボワッ
使い魔s「「「「「ギャアアアア!」」」」」

 マミ「ピットくん!一人で突っ込んじゃ駄目!」

さやか「援護するよ!杏子!!」

 杏子「ああ!」

ピット「おらああぁぁぁ!!!!」ゴッ!!

ワルプルギス「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ!」グググ…

さやか「いよっしゃあぁ!」

ほむら(20度は回ったわね…)

 マミ「!美樹さん危ない!」

さやか「えっ」ドヒュッ

さやか「がっ!」

 杏子「さ、さやか!」

ほむら「よそ見しないで!」カチッ

   カチッ
   ずんっ
 杏子「あ、危ねえ…!」

ほむら「みんな集中力がなくなっているわ!常に相手を見なさい!」

ほむら(もう限界に近い……まだアイツは第二形態にすらなっていないのに……)ギリ…

ピット「もうちょっとだ!みんな諦めないで!」

ほむら(残りのグリーフシード……0……)

さやか「うっ……」

 杏子「は……あ、」

 マミ「まだ…まだよ……」

ピット「みんなは下がって!」

ほむら(もう無理だわ…。ピット一人で勝てるわけない……)

まどか「ほむらちゃん!みんな!」

ピット「なっ!」

 マミ「きちゃ……だめよ……」

 QB 「さあまどか。今こそ君の願いを叶える時だ!」

ほむら(もう…限界だわ)

ピット「みんな!諦めちゃ駄目だ!」

ピット(どうしよう、もうなにもできない!)

ピット(どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう!)

ピット(助けて……助けてパルテナ様!)

ピット(助けて!)

10章end

次回

        最終章『終わり』

残りは明日で。そしてJj8lMFcOmに感謝。

難易度9に感謝とかマジなの?マゾなの?
感謝のハートで返してもらえるのはうれしいけどさ///

面白い話だからレスしただけよ
明日も楽しみにしてる。おやすみなさい

支援

       パルテナ「みんな!おまたせ!」





         全員「!??!?!?」

ピット「え!?!?!!?パルテナ様!??!?!」

パルテナ「どうです?今の。似てたでしょう(ドヤッ)」

ほむら「なぜ、あなたが生きて……」

まどさや「きれいな人…」

 杏子「どういうことだ、オイ……」

 マミ「女神様…?」

 QB 「まさか生きているとは……」

パルテナ「うーん、話したいところなんですが…」

メデューサ「パあ"あ"あ"あ"あ"あ"ルテナあ"あ"あ"あ"


パルテナ「騒々しいですし、ちょっと移動しましょうか」

パルテナ「テレポートの奇跡!」

   シュンッ

パルテナ「ここなら安全でしょう」

ピット「パルテナ様、亡くなられたんじゃなかったんですか!」

パルテナ「本人に聞く台詞ですか?それ」
パルテナ「というか誰がそんなホラ話をしたんですか?」

ピット「え、ブラピとかタナトスとか…」

ブラピ「人聞きの悪いこと言うな」

 マミ「ブラピくん…来てくれると信じてたわ!」

 杏子「おいコラブラピ、遅いぞ」

ブラピ「こいつらの準備に忙しかったんだよ」

ポックリ×25 ビリビリーナ×10 ブレイダー×15 トツコツ×3 ソイヤッサ×4 マーヴァ×3 カーカー×10

ブラピ「人間に見られると厄介だからな。メデューサが騒ぎを起こしてから連れてくる必要があった」

さやか「うわっ気持ち悪……」

???「気持ち悪いとはなんじゃ!気持ち悪いとは!」

ピット「ナチュレ!こんな大部隊を派遣してくれたのか!」

 ナチュレ「まあ、我が軍所属のブラピがどうしてもというからのう」

ピット「ブラピが自然軍に所属!?」

 ナチュレ「そうじゃ。おぬしが引き起こした騒動以来な」

ピット「騒動?もうなにがなんだか…」

 ナチュレ「なんじゃ、覚えておらんのか。話してやろうぞ」

 QB 「是非聞きたいものだね」

          ~300年前~

ピット「な、なんとか追い返せましたね…」ハアハア

ピット「ひどい……なんて有り様だ……」

パルテナ「メデューサ……」

    ブチィ!

ピット「?」

パルテナ「ふふふふふ…あっはははは!」

ピット「ど、どうしましたパルテナ様!?」

パルテナ「そうですかそうですか、不細工にして殺して冥府の王に殴られてもまだ足りないと言いますか」

ピット「パルテナ様?おーい?」 

パルテナ「ピット。私はしばらく修行をしてきます」

ピット「え"っ?ちょ、そんないきなり!?」

パルテナ「いーえ待てません。彼女をギッタンギタンのメチョンメチョンにするまで、平和は訪れないのですよ!」

ピット(それ、ただの私怨だと思います…)

パルテナ「ディントスさまのところで修行しましょうかね」

ピット「そんな!?あんな遠いところで…」

パルテナ「?何か問題でもありますか?」

ピット「いや、今の地球を放っておいて出掛けるのはちょっと…」

パルテナ「大丈夫ですよ。いざというときのため、自然軍に協力を依頼しておきました。それにあなたがいれば百人力じゃないですか」

ピット「えっ」

パルテナ「魔女退治、頑張ってくださいね!」

ピット「一人で行く気ですか!?」

パルテナ「イカロスマッチョくらいは連れて行きますよ」

ピット「ぼ、僕にはパルテナ様親衛隊長としての責務があります!パルテナ様の行く先には僕も護衛として…」

パルテナ「 お 任 せ で き ま す ね ? 」

ピット「こればっかりは僕も引けません!パルテナ様が首を縦に振るまで!」

パルテナ「ピット…私の代わりに人類を守るのです」

ピット「僕が真に守るべきはパルテナ様……」

   ブチィ

パルテナ「指輪の奇跡!!!!」

ピット「あ」コロン

ブラピ「…えげつねえな」

パルテナ「こうするしかなかったんですよ……。まさかあなたも、ついてくるなんて言わないですよね?」

ブラピ「め、滅相もない!」

パルテナ「そう、よかった。うーん!久々の一人ですね!」

ブラピ「しかしピットが起きればまた、護衛護衛うるさいぞ」

パルテナ「ぬかりなしですよ。起きたら記憶がないようにしましたから」

ブラピ「……えげつねえな」

パルテナ「一応、メデューサの出現が近くなると目覚めるようにもしておきました……まあそれまでには帰るでしょうけどね」

パルテナ「ピットにバラしたらどうなるか……おわかりですね?」

ブラピ「絶対に言わねえよ。言えねえよ…」

パルテナ「ブラピは自然軍に所属して協力しておいてください。それじゃ、いってきます!」

           ~現在~

ピット「…これって僕のせいですか?」

ブラピ「お前が駄々をこねたからこうなった。自業自得だ」

 マミ「しつこい男は嫌われるのよ」

ピット「うっ。ていうかブラピ、やっぱり嘘ついてたじゃないか!」

ブラピ「嘘は言っていない。よく思い出してみろ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 タナトス「もう彼女は地上(地球)にいない……(ディントスの)お星さまに行っちゃったんデスよ……」

ブラピ「パルテナ様が(地球に)いなければ、誰が人類を守るんだ!(護衛とか言い出すんじゃないぞ!)」

ブラピ「確かにお前は(指輪になって)一人で(魔女退治から)逃げる結果になった。だが、俺達には戦う理由がある!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

まどか「ホントだ、言ってない…」

ブラピ「なんにせよ、パルテナ様が戻って来たんだ。素直に喜べ」

ピット「本当に…本当に良かった…パルテナ様……」

パルテナ「不安にさせちゃいましたね、ごめんなさい」

パルテナ「うちからも部隊を出しておきますよ」

イカロス×20 イカロスマッチョ×10 イカロスナイト×10 パルテノート×3

パルテナ「襲撃のせいでこれくらいしか出せなくて……すみませんねナチュレ」

 ナチュレ「何をゆうておる。メデューサは自然も人工も関係なく破壊する。我が軍が出ずに誰が出るというのじゃ!」

ブラピ「準備は整ったな。出るぞ!」

さやか「よし!あたしたちも……」
ピット「さやかたちはいいよ!もうグリーフシードも限界だろう?」

ピット「もともと、僕とパルテナ様が引き起こした事態なんだ。僕らで解決……」
 杏子「なにみずくさい事言ってんのさ。『それでも僕はさやかの仲間だー』とか言ってたじゃねーか」

 マミ「仲間なんだからもっと頼ってもいいのよ?」

さやか「あたしの魔女化を止めてくれたのもピットのおかげみたいなもんだしさ、お礼させてよ!」

ほむら「最後まで付き合うわ。…あくまで、この目でワルプルギスの夜の最後を見届けたいだけよ」

まさか「わ、私は何もできないけど、応援だけなら…」

ピット「みんな……ありがとう……」

パルテナ「それじゃあ行きますよ!テレポートの奇跡!」

メデューサ「あ"あ"あ"あ"パルテナぁぁぁぁ!!!」

ピット「みんな!あれやるよ!」


 マミ「地平を覆う悪の手先よ!」

さやか「音にも聞けえ!」

 杏子「目にも見よっ!」

ピット「光の女神パルテナが使い、ピット!」

ブラピ「自由の翼、ブラックピット!」

 マミ「砲撃の乱舞、巴マミ!」

さやか「正義の味方、美樹さやか!」

 杏子「惑わす槍の神秘、佐倉杏子!」

ピブマさ杏「「「「「ここに見参!!」」」」」

ブラピ「死にたいやつは前に出ろ!」

ピット「神の祝福をイヤというほど浴びせてやる!」

   「「「「「うおおおおおおお!!」」」」」

メデューサ「ごろ"じでや"る"う"う"う"う"う"う"う"!!!」

 QB 「奇跡……ね。こういうことかい、タナトス」

ブラピ「マミ、これを渡しておく」

・ブラピの狙杖 価値297 射撃★★★★★★ 打撃☆☆☆☆☆☆
  耐久力+1      補足:ブラピのトレードマーク
  前ダッシュ射撃+4    遠距離からの狙撃も
  歩行速度+4       さることながら
  回避+4         連射も強いスグレモノ

ブラピ「そんじょそこらの武器とは違う。扱いには注意しろ」

 マミ「ブラピくん……」

さやか「いーなーマミさんだけ」

 杏子「あたしらには無しかよ」

パルテナ「そんな二人には、これをプレゼントです」

・撃剣影丸 価値298 射撃☆☆☆☆☆☆ 打撃☆☆☆☆☆☆
  全防御+8
  耐久力+6    補足:これぞ廃人、耐久力の極み
  コンボ打撃+4    コンボ打撃で切り刻むと
  回避+3       キモチイイ

・破掌ラッシュニードル 射撃★★★★★☆ 打撃☆☆☆☆☆☆
  射程+3
  ダッシュ連射+4  補足:射出する弾で敵を針山にする
  回避+3        麻痺属性により
  麻痺属性+3      味方のサポートも可能

パルテナ「ディントス様に頂いたものです。あと1つありますが」

パルテナ「奇跡も修行のおかげで大量に使えます。一気に攻めてやりましょう」

ほむら「くっ、あちらの使い魔もかなり多い……」

ブラピ「ならこっちが数を削ればいいだけだ!」

・爆筒たまや 価値297 射撃★★★★★★ 打撃☆☆☆☆☆☆
  射程+3       補足:おふざけ装備
  誘導+3         の割に強い
  横ダッシュ射撃+4    た~まや~

ピット「その通り!」

・爆筒ドゥーム 価値297 射撃★★★★★★ 打撃☆☆☆☆☆☆
  射程+3       補足:破滅を呼ぶ神器
  誘導+3         広い攻撃範囲で
  横ダッシュ射撃+4    雑魚は全滅

パルテナ「支援します!クイックチャージの奇跡!」シュピウン

ピット&ブラピ「うおりゃあ!!」

   パーン!ゴゴゴゴパーン!パーン!ゴゴゴゴ

さやか「すごい、なんて勢い!」

 杏子「こりゃあ負けてらんねーな!」

パルテナ「二人にも奇跡を付けます!」

パルテナ「空蝉の奇跡!麻痺つけの奇跡!スーパーアーマーの奇跡!逆襲リーブラの奇跡!」

 杏子「敵の動きが……」

パルテナ「さあ、麻痺しているうちに早く!」

さやか「杏子危ない!」

 杏子「うわ!……てあれ?喰らってない?」

パルテナ「空蝉の奇跡ですよ。当たってもあと一回はダメージを受けません!」

 杏子「ってさやかも危ねえ!」

さやか「きゃあ!……てあれ?痛くない?」

パルテナ「スーパーアーマーで痛覚を遮断しています!更にダメージを受ける毎にリーブラで攻撃力アップ!」

 杏子「喰らうこと前提かよ……」

パルテナ「まあ、さやかは初心者ですからね」

さやか「痛覚を遮断……?くっ、頭が……」

パルテナ「マミには重大な任務があります」

 マミ「えっ?」

パルテナ「まあとりあえずこれを」つ気合いだめの奇跡

 マミ「力が溢れてくる……」

パルテナ「ダメージを受けなければ攻撃力が大幅に上昇します。喰らわないことを意識して狙撃してください」

ピット「そろそろ減ってきたかな!?」

パルテナ「使い魔はイカロスたちに任せましょう!」

ブラピ「一気に攻めるぞ!」

ピット&ブラピ「兵装チェンジ!」

・巨塔百鬼の棍 2章参照

・マグナの巨塔 価値298 射撃★★★☆☆☆ 打撃★★★☆☆☆
  歩行速度+4   補足:その圧倒的火力
  立ち射撃+4     圧倒的殲滅性能には
  コンボ打撃+4    誰もが憧れる
  回避+4       今回は両刀使い

パルテナ「飛翔の奇跡!前線でやっちゃいなさい!」

さやか「パルテナ様、あたしたちにも!」

パルテナ「では。超速ダッシュの奇跡!人間ミサイルの奇跡!」

 杏子「うお!?足が勝手に……」ダダダダダダダダ

さやか「うぎゃあああああぁぁぁぁ…………」ピュー

ほむら「……説明してから使った方がいいのでは?」

パルテナ「あら、すっかり忘れていましたわ」

パルテナ「ところでほむらは、神器いらないんですか?」

ほむら「私にはまだ武器があるわ(あの二人のようにはなりたくない……)」

まどか「みんな……頑張って!」

ピット「オニ!ブン!ブン!」ブォンブォン
ブラピ「うおおおおおお!!」ザシュッ!ザシュッ!
さやか「はっ!やっ!とお!」ザッザッザン!
 杏子「オラオラオラあ!!」パパパパパ

ほむら「ワルプルギスの夜が……回る!」

メデューサ「あ"はははははははは!!!!」ブン!

ピット「ビル……!」

   ずおおおおおぉぉぉぉん…

さやか「ピット!」

パルテナ「問題ありません!」

ピット「まだまだあ!」←一瞬無敵の奇跡

パルテナ「今、近距離は危険です!中距離神器に替えましょう!」

ピット「了解!」

ピット&ブラピ「兵装チェンジ!」

・バベルの巨塔 射撃★★★★★★ 打撃☆☆☆☆☆☆
  射撃防御+3
  立ち射撃+4   補足:巨大な砂嵐が敵に連続ヒット
  回避+4       大きな敵に有効

・衛星ガーディアンズ マミを助けた神器

ブラピ「流星の奇跡!波動ビームの奇跡!」
ピット「立ち射撃!立ち射撃!」

   ズガガガドン!ドン!ドン!ズズズズズパンッ!

さやか「見て!やつの甲装が……」
 杏子「あれが……やつのコア!」

メデューサ「や"め"ろ"お"お"お"おおおおお!!!」

   キュイーーーーイン………………ドン!

さやか「きゃ!」
ピット「ぐっ!衝撃波なんて卑怯だぞ!」

ほむら「これじゃ近寄れない……」

パルテナ「見えましたか?あれがコアです!」

 マミ「は、はい」

パルテナ「あれを撃ち抜いてください」

 マミ「ええっ!あんな小さいのを!?」 

ブラピ「マミ!自分を信じろ!特訓の成果がある!」

 マミ「……うん!やってみる!」

パルテナ「チャージの奇跡!」パアアア…

パルテナ「ピット!もう一度です!」

ピット「そんな軽々と……」

パルテナ「つべこべ言わない!」つ人間ミサイルの奇跡

ピット「ちょ、それ……うわあああぁぁぁ!!!!」ドン!

 杏子「慈悲もくそもねーな……」

パルテナ「回復くらいはしてあげますよ」つ回復の奇跡

ピット「うわあああぁぁぁ!!!!うおりゃああああああ!!!」ズガガガガガガガ

ほむら「もうやけくそね……。私も残り全弾を使うわ」カチッ

ほむら「マミ、頼んだわよ」

   カチッ

  ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

パルテナ「見えた!今です!」



 マミ「 テ ィ ロ ・ フ ィ ナ ー レ !!!」

 全員「「「「「いっけえええぇぇぇ!!!!」」」」」


メデューサ「あ"あ"あ"あ"あ"ピット"お"お"お"お"パルテナ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!…………」

ピット「うっ……なんで僕まで一緒に撃つのさ……」

ほむら「やった……!ついにやった!!!!!」

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「まどか……!私やっと…………!まどかあああぁぁ!!」ウエーン!

まどか「長かったよね…辛かったよね……。ホントにありがとう。ほむらちゃんは一番の友達だよ……」ナデナデ

さやか「やっぱ最後は正義の勝利!」

 QB 「まさか本当にワルプルギスの夜を倒してしまうとはね…。僕らの『論理上最強』も、見直しの必要があるみたいだ」

 杏子「おいおい、勘弁してくれよ。あれより強いとかムリじゃん」

 ナチュレ「やれやれ、これにて一件落着じゃな!」

パルテナ「いいえ、まだですよ?」

 ナチュレ「ん?」

パルテナ「じゃあ、今回のMVPのマミ!ちょっとこちらへ」

 マミ「なにかしら?」

パルテナ「チチンプイプイの~プイッ!」

           パァンっ!

 マミ「えっ」←全裸 

ブラピ「なっ!//////」

 全員「!?!!?!?!」

 マミ「きゃああぁぁ!!!!」バッ

パルテナ「あら、そうなるんですね」

 マミ「な、なにがそうなるよ!!」

ブラピ「は、早く服を……/////」

パルテナ「嬉しくないんですか?魔法少女じゃなくなって」

 マミ「え?」

 QB 「………………!!!!!そんな!契約が!!!!!」

 ナチュレ「ソウルジェムから魂を身体に戻したのか!」

パルテナ「ええ。身体から魂を抜き取ってソウルジェムに入れる、その逆をしただけですよ」

パルテナ「……魔法が使えなくなって、服の修復ができなかったみたいですけど」

ほむら「そんなことが本当に!!?!?」

パルテナ「宇宙人にできて、女神に出来ないことなんかありませんことよ(ドヤッ)」

パルテナ「本当に魔法少女のままでいいんですか?」

 マミ「ええ。私たちより先に、他の魔法少女達を解放してあげてください」←布装備

さやか「ピットたちも、エンジェランド復興とか魔法少女の解放とかで忙しいんでしょ?」

 杏子「ここいらの町はあたしらで守るさ。それくらい協力させてくれよな!」

ほむら「あなたたちには本当に感謝している。いくら礼をしても足りないくらいだわ」

ピット「みんな……」

パルテナ「それじゃあ行きましょう、やるべきことはまだまだありますから!」

ナチュレ「ブラピも、もう帰って良いぞ」

ブラピ「……世話になったな、ナチュレ」

 マミ「あ、待ってブラピくん!この神器……」

ブラピ「ソイツはお前に預ける!」

 マミ「!」

ブラピ「……次に会った時にも、期待しているぞ」ブァサ

 マミ「……ありがとう、ブラピくん」チュッ

ブラピ「!?!!?!?!!?!」

さやか「!? うわ~、マミさん大胆!!」

 マミ「ふふっ、そうね」

まどか「……行っちゃったね」

さやか「ホント、夢みたいな時間だったよ」

 杏子「あれ?キュウべえのやつがいないぞ?」

ほむら「ワルプルギスの夜を倒したんだもの、事後処理に追われているはずだわ」

 マミ「いい気味よ!魔法少女もいなくなるし、一体どうするのかしらね」

ほむら「やつらにとって地球は、エネルギー搾取の一部でしかない。他の星でまだまだ活動を続けるでしょうね」

さやか「そっか……あいつらはずっとあのままなんだよね」

 杏子「あー、暗いこと考えるのはナシナシ!」

 マミ「そうよ!記念にパーティーを開きましょう!ケーキをいっぱい用意して!」

まどか「わ、私も参加していい……かな?」

ほむら「もちろんよ!今回は全てまどかのおかげよ!」

さやか「そ、それは言い過ぎじゃ……」

 杏子「でも町がこの有り様じゃ、当分先だな」

ほむら「でも、人は生きている。復興なんてすぐよ」

 マミ「私たちも、精一杯協力しましょう!」

     「「「「「おーーー!!!!」」」」」

CREDIT
執筆>>1
原作>>1
潰した勉強時間 priceless

元ネタ 『魔法少女まどか☆まぎか』
    『新・光神話 パルテナの鏡』

参考文献 http://shinparu.wiki.fc2.com/m/menu/
     http://yhr2372.info/kachi.html
     http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%94%E6%B3%95%E5%B0%91%E5%A5%B3%E3%81%BE%E3%81%A9%E3%81%8B%E2%98%86%E3%83%9E%E3%82%AE%E3%82%AB

          AND YO……

???「ちょーっと待ったあ!」

???「もうちょこっとだけ、あるのよ?」

 QB 「やれやれ、まどかが契約しないどころか、魔法少女の解約までされてしまうとはね」

 QB 「ん、あった」

  「ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"」テラテラ

 QB 「最強の肉体は砕け散ったというのに、ソウルジェムが残るだなんてね」

 QB 「その感情エネルギーは尊敬に値するよ」きゅっぷい

 QB 「さて、回収も終わったし、そろそろ僕も行かなきゃ」

 QB 「女神パルテナたちに解約されてしまう前に、魔法少女たちを絶望させて魔女化……」

 タナトス「キュウべえさーん、ちょっとお時間ありますぅ?」

 QB 「何の用だい、タナトス」

 タナトス「役者が揃わないと始まらないイベントがあるんデスよ」

 QB 「…………」

          きゅっぷい

 QB 「しょうがない、ちょっとだけだよ?」

 タナトス「では……」

        ギュアアアアアアア…

 QB 「……ここは、冥府?」

???「いやーよく来たねえ!」

 QB 「君は……そんな!!!」

???「おやぁ?知ってくれているだなんて光栄だね」

 QB 「ハデス!」

ハデス「そう!冥府のカリスマ大人の魅力、渋ーい声に女子校生も大興奮!あのハデスだっ!」

 QB 「君は過去の大戦でピットに敗れて、消滅したんじゃ…」

ハデス「どれもこれも君達のお・か・げ・さ♪」

 QB 「どういうことだ?」

ハデス「君達が魔女化による絶望エネルギーなんてすんばらしいものを提供してくれるおかげでぇ、ハデスさんちょームキムキな身体を手に入れちゃったわけ!」

 QB 「! まさか昨今のエントロピーの増大は……」

ハデス「まあ?エネルギーはみーんなこのハデスさんのものとして冥府にきちゃうから?エントロピーが増大しているように思っても仕方ないねぇ」

 QB 「……過ぎたことは仕方ない。見たところ君はもうほとんど復活を遂げている。これ以上エネルギーを回収さえしなければ、僕らも何も言わないさ」

ハデス「ところがどっこい!このハデスさんはこーんなちっぽけな力じゃ満足できないんだなー」

 QB 「もし、君が態度を変えるつもりがないなら、少し強引な手段を取らなければならないよ」

ハデス「あー!言っちゃった、言っちゃったねコレ!」

ハデス「もしもーし!パンドーラちゃん、もういいよー」

         \ハーイ、ハデスサマー/

 QB 「何を……」

(全インキュベーターに告ぐ!本星に謎の生命体接近!)
(繰り返す!本星に謎の生命体接近!ただちに帰投せよ!)


 QB 「っ!君の仕業かい、ハデス!」

ハデス「ごめんね~、パンドーラちゃんが 間 違 え て オーラムを引き連れて君の星に行っちゃったみたいで~」

 QB 「わかった。魔女化のエネルギーは君に渡そう。僕らには他のエネルギー源もあるからね」

おねぇさん系パンドーラはいいものだ

ハデス「ごめんね、一回連れて行っちゃったらもう引き返せないの」

 QB 「そんな……何故君はこんなことをするんだい。君には何のメリットもないじゃないか!むしろ絶望のエネルギーを回収できなくなるデメリットしか……」

ハデス「1つ目に、単に君達が鬱陶しいから」

ハデス「だぁって、この世で一番栄えているのがインキュベーターだなんてロマンがないよね」

ハデス「2つ目に、ピットくん達へのお礼さ♪」

ハデス「ハッピーエンドに持ってくラスボス、優しいでしょ?」

 QB 「…何に対するお礼だい?」

ハデス「メデューサちゃんを倒してくれた事にさ。インキュベーターなんかに力を借りる冥界の面汚し、とっとと消えてほしかったんだよね」

ハデス「それに、おかげで極上のエネルギーが手に入った」

 QB 「!」

ハデス「君の中にあるんだろう?メデューサちゃんのソウルジェム……」

 QB 「や、やめ……」

         「いただきます♪」
            グチャッ

ハデス「うーん、デリシャス!」

 タナトス「ついにハデス様も復活デスね」ヨヨヨ…

ハデス「ああ、長く辛い道のりだった」ヨヨヨ…

ハデス「そんなわけでぇ!画面の前の諸君!」

ハデス「冥府の王、ハデスさんがついに完全復活しちゃいました!」

ハデス「あとちょーっと待ってもらえたら、ドドーンと26章がお披露目になるから」

ハデス「心して待っててね!」

ハデス「それじゃあ」



ハデス「ごきげんよう!」

             END

終わりです。
できれば今度は読む側になりたいです。

え?終わり?26章って自分でかいてるのに!!
面白いから期待してる!頑張って!

って言っても人少ないから辛くなるよな
お疲れ様でした!
面白かったよ

パルテナのゲーム自体が25章で終わりだった筈

>>130>>131そういう事です。でも、少なくとも二人に見て頂けたなら満足です。

すっごく面白かった!ブラピもマミも大・大・大・大好きだからすごく嬉しいです!

書きたい
書いてみたい
けどわからない

あの・・・文章書くの苦手ですが、お話の続き(的なもの)書いてもいいですか?
ブラピとマミが好きなのでかたよりが出てしまうかもですが・・・

>>135
ええと思うで

い、いいですか?では書こうと思います。
よろしくお願いします。

~エンジェランド~

ピット「ただいま~!さて、ご飯食べるぞ~!」

パルテナ「お疲れ様です、ピット!今日は特別におかわり4回していいですよ!」

ピット「ほ、ほんとですか!?やったあ!頑張ったかいがありました!
じゃあ明日も頑張ったらおかわり4回しても・・・」

パルテナ「 今 日 は おかわり4回しても大丈夫です。」

ピット「えぇ~・・・」

パルテナ「文句があるんですか?おかわり無しにしてもいいんですよ?」

ピット「おかわりがいつもの2倍だなんて!さすがパルテナ様、お優しいです!(≧▽≦)」

パルテナ「うふふ、遠慮なく食べてください(*´ω`*)」

~~~~~~

ピット「皆、今何やってるんだろう・・・」モグモグ

パルテナ「復興を頑張ってますよ、皆さん」モグモグ

ピット「皆頑張ってるし、僕たちも頑張らないと!
ですよねパルテナ様!」

パルテナ「そうですね・・・余裕ができたら復興のお手伝いをしにいきましょう」

ピット「ハイ!」

~人間界~

マミ「皆、お疲れ様!飲み物あるわよ!」

さやか「さすがマミさん! ゴクッ
ーっおいし~!」

マミ「うふふっ(*´ω`*)」

ほむら「・・・ねぇマミ。ブラピから預かった神器なんだけど・・・」

マミ「?(・ω・)」

ほむら「ブラピのトレードマークの武器らしいわ(ピットから聞いたけど)」

杏子「ふ~ん・・・じゃあ「虫除け」みたいなもんか」

まどか「え?虫除け?ブラピくんの狙杖が?」
ほむら「まどかは知らなくていい事よ」

さやか「マミさん愛されてる~♪」ヒューヒュー

マミ「も、もう、やめてよ(///▽///)」←満更でもない


顔文字使うSS始めて見たわ

~冥府界~

ブラピ「・・・ウソだろ」

ブラピ「(ハデスが・・・復活した)」

ブラピ「(キュウべえについていったら、まさかこんな情報が得られるなんてな)」

ブラピ「(見つかったら厄介だ。早くナチュレの所に・・・)」



パンドーラ「何してるのかしら、ブラピくん?」
ブラピ「!!!」

え、顔文字無しにしますか?(´・ω・`)

~人間界~

パルテナ「・・・ちちんぷいぷい、ぷーいぷい!」

少女「あ・・・」

ピット「これでもう君は自由だよ。友達と遊んでもいいし、恋愛だってしていい」

少女「あ、ありがとうございます・・・!」



ピット「さっきの子で30人突破ですね!」

パルテナ「そうですね・・・私、少し疲れちゃいました」

ピット「だ、大丈夫ですか!?∑(゚Д゚;)神のドリンクをどうぞ!」

パルテナ「ありがとう、ピット(*´ω`*)」


ピット「それにしても、キュウべえってすごいんですね。願いの種は願い事聞いてくれなかったけど、
キュウべえは使命を与える代わりに何でも願い事聞いてくれますし」

ピット「僕、「空を飛べる様にしてくれ!」って言ってみたかったなあ(´・ω・`)」

パルテナ「やめておいた方がいいですよ。マミさんたちのような格好になりたいなら構いませんが」

ピット「うっ・・・!でも空を飛べるなら・・・ああでも女装かあ・・・(>_<)」

>>143
当たり前だろ
SS読んだことないの?

ご、ごめんなさい・・・では無しにしますね・・・

顔文字で感情表現するとか有り得ない
小説でも文字で表すだろ

すみませんでした・・・

~~~~~~

ピット「パルテナ様の代わりに魔法少女の解放、頑張るぞ~!」

ピット「・・・というか、ナチュレやブラピも手伝ってくれたらいいのに・・・」

ピット「まあいいや、僕の仕事だし。」

ピット「・・・ん?あれは・・・」



さやか「まどかー!ちょっとそこにあるダンボール、こっちに運んでくれないー?」

まどか「うん、分かった!よいしょっ・・・あれ、持ち上がらない・・・」

ほむら「まどかは休んでていいわ。これは私がやるから」ヒョイ

まどか「あ・・・ほむらちゃん、ごめんね」

ほむら「気にしなくていいわ。まどかは自分のやれる事をすればいい。」

まどか「・・・うん!ありがとう、ほむらちゃん!」

マミ「皆で協力すればあっと言う間に終わるわ!頑張りましょう!
・・・佐倉さん、サボっちゃダメよ?」

杏子「はいはい・・・」



ピット「皆・・・頑張ってるなあ」

ピット「何かしばらく会えないみたいな別れ方したし会いづらい・・・」

ピット「あ、そうだ仕事仕事!」

え?顔文字なし!?
任天堂ってそんなものにこだわらないだろ?面白いかつまらないかだけ。
今のある程度だったら、俺には普通に面白い程度だぞ。真面目な話の部分でやられたらアレだが

そして毎度のことながら、任天堂キャラクロスって時点で完結するかはわからないけどハッピーエンド+変にクオリティが高いのに見る人少ないのな
ただの視聴者なのに悲しくなっちゃうわ

~数時間後~

ピット「つ、つかれたー・・・もう動けない・・・」

パルテナ「よく頑張りましたね、ピット」

ピット「パルテナ様!?も、もう大丈夫なんですか!?」

パルテナ「もうとっくの間に回復してますよ。」

ピット「・・・え?」

パルテナ「私の分まで頑張ってくれてありがとう。では、回収しますね」

ピット「え、あの、パルテナ様?」

パルテナ「 何 も 言 っ て な い のにここまでしてくれるなんて・・・嬉しく思います」

ピット「・・・え、えっとパルテナ様、おかわりの件ですが・・・
僕、頑張りましたし一回ぐらい増やしてくださっても・・・」

パルテナ「私を置いて行ったのでおかわりは 無 し です」

ピット「くそぉぉおおお!!!!」

パルテナ「近所迷惑ですよ、ピット」

~冥府界~

ブラピ「ハァ、ハァ・・・」

ブラピ「・・・撒いたか」

ブラピ「(マズい・・・まさか見つかるとは・・・)」

ブラピ「(逃げるのは癪に障るが、以前よりパワーアップしたハデスとバンドーラを相手にするのは危険すぎる・・・)」

ブラピ「(逃げるのが得策か・・・)」

パンドーラ「ブラピくん、鬼ごっこしてほしいの~?」

ブラピ「(っ!くそっ、見つかった!)」

―ウソ次回予告―

パルテナ「次回予告!」

パルテナ「ピットが女装したら結構似合ってた!」

ピット「どこ情報!?」

パルテナ「キュウべえって実は生きてた!」

ピット「食べられましたから!」

パルテナ「キュウベえは魔法少女だった!」

ピット「メチャクチャだよ~!というか、少女!?」

パルテナ「次回、27章!「パルテナは星になった」!」

ピット「縁起でもない事言わないでください、パルテナ様ー!」

~人間界~

ピット「みんなー!」

マミ「ピットくん!?」

さやか「どうしたの、ピット!?魔法少女の解放は!?」

ピット「だいぶ片付いてきたから休憩もらったんだ!まだ全員じゃないけど・・・」

杏子「そっちも頑張ってんじゃん」

マミ「・・・と、ところでブラピくんは?」

ピット「さあ?知らないけど・・・ナチュレの所に居ると思う」

マミ「そ、そっか・・・」

ピット「・・・ねぇ、マミ。あのムッツリのどこがいいの?素直じゃないし、扱いづらいよ?」

ほむら「確かに、ピットと正反対の性格で、ちょっと扱いに困るわ」

ほむら「まどかの方が優しいし気が利くし素直だし信用できるし・・・」
ピット「ちょっと落ち着こう」

まどか「?」

マミ「ブラピくんは・・・素直じゃないけど、優しいしカッコイイから・・・」

全員「・・・」

マミ「ちょ、ちょっと!恥ずかしいから黙らないで!」

ピット「ブラピに言っちゃお」

マミ「だ、だめー!!」

さやか「今更何恥ずかしがってるんですか、マミさん!キスだってしたじゃないですか♪」

マミ「も、もう、皆して!」


まどか「・・・?あれ・・・」



まどか「っ・・・!ブラックピットさん!!」

羨ましいからマミさんのハートは悪魔の釜に入るよう仕組んどこう

ブラピ「ハァ、ハァ・・・」

全員「!!?!??!」

ピット「ブ・・・」
マミ「ブラピくん!!」

ピット「・・・」

杏子「出血が酷い・・・何があったんだよ、ブラピ!」

ブラピ「・・・マズい事になった・・・メデューサのソウルジェムを・・・
ハデスが、キュウベえごと・・・」

ピット「ハデスだって!?ブラピ、詳しく話を・・・!」

ほむら「待って、ピット。まずは治療できる場所に連れていくべきだわ」

まどか「安静にしないと・・・ブラックピットくん、死んじゃうよ・・・」

ピット「う、うん・・・そうだよね・・・ごめん」

マミさんのハートを悪魔の釜に入れたらホンキ度9になる

~マミさんの家~

さやか「マミさん、ブラピの様子は?」

マミ「・・・凄く辛そうだった。出血、ケガも酷いし・・・」

ほむら「病院に連れて行った方がいいわ。血が足りなくなる可能性がある」

まどか「こんなの酷いよ・・・ハデスっていう人があんな事したの・・・?」

杏子「・・・ピット、さっき言ってたハデスって誰なんだ?」

ピット「えっと、ちょっと長くなるけど・・・」

~説明中~

杏子「冥府神ハデス・・・」

ピット「一度は僕が倒したはずなんだけど・・・」

ほむら「でも、ワルプルギスの夜、メデューサが復活したように冥府神も復活したと考えてもおかしくないわ」

ブラピ「その通りだ」

ピット「ブ・・・」
マミ「ブラピくん!起きちゃだめよ!」

ピット「・・・」←本日二度目

まどか「ブラックピットくん・・・!良かった・・・!」

ブラピ「ふん、オレがそう簡単にくたばるとでも思っていたのか?もう平気・・・」
ほむら「・・・」ドゴォ(腹パン)

ブラピ「~~~っ!!てめえ、いきなり何しやがる・・・!」

ほむら「平気ならちゃんと立ちなさい。辛いならカッコつけてないで椅子に座りなさい」

ブラピ「(鬼みたいな女だな・・・)」ストンッ(座る)

漸く追いついた!

どうも~(^-^;

ピット「ね、ねぇブラピ・・・「その通り」って…」

ブラピ「・・・冥府神ハデスは・・・復活した」

全員「!!!!」

ピット「そんな・・・!」

さやか「せっかく平和になったのに・・・!」

ブラピ「真・三種の神器の威力は絶大だ。ハデスへのダメージはデカかった」

ブラピ「だが・・・魔女化による絶望エネルギーとメデューサのソウルジェムを吸収してハデスはパワーアップして復活した・・・」

ピット「前より強いなんて・・・真・三種の神器も壊れてるし、どう戦えば・・・」

ほむら「相手の目的も分からないし、絶望的ね・・・」

全員「・・・」

パルテナ「そんなに暗くならないでください」

ナチュレ「全くじゃ。しっかりせんか」

ピット「パルテナ様!」
ブラピ「ナチュレ!」

マミ「どうして2人がここに?」

パルテナ「特に何か案を持ってきたわけではありませんが・・・
一緒に考えたら、ハデスを倒す方法だって出るかもしれないじゃないですか」

ナチュレ「倒せないと思ってたメデューサも倒せた。今回も上手くいくじゃろ」

ピット「そっか・・・そうだよね!きっと倒せる!いや、絶対に倒す!」

パルテナ「とは言っても気合だけで勝てる相手ではありません。
・・・協力をお願いできますか?マミさん、杏子さん、ほむらさん、まどかさん、さやかさん」

マミ「え?」

杏子「あたしらも?」

パルテナ「ブラピとピットだけじゃあすぐヤラレてしまいます。だから、あなた方魔法少女の力を借りたいのです。
・・・お願いします」

マミ「勿論よ。私たちはもう仲間だもの」

杏子「でも、代わりにお菓子一緒に食べてもらうからな」

ほむら「あなたたちのお陰でまどかは助かった。力惜しまず全力を尽くすわ」

さやか「あったり前!断る理由なんてないし!」

パルテナ「皆さん・・・」

まどか「あの・・・パルテナ様。私、何かできるんでしょうか?」

パルテナ「・・・あなたが居るだけで元気がでる人が居るんですよ」チラッ

ほむら「・・・」←まどか大好きっ子

ナチュレ「話はまとまったかの?よし、では・・・打倒冥府神ハデス!」

「「「「「「「「打倒冥府神ハデス!!!!!!」」」」」」」」

パルテナ「みんなの力を合わせましょう!」

「「「「「「「「おおぉぉぉーーー!!!!!!」」」」」」」」

―ウソ次回予告―

パルテナ「次回予告!」

パルテナ「クラーケンがたこ焼きになる!」ジュル・・・

ピット「なりません!って、パルテナ様?よだれ垂れてます!」

パルテナ「ピットが脳トレに挑戦!」

ピット「あの話の流れで何でゲームするんですか!」

パルテナ「結果はブラピ23歳、ピット135歳!」

ピット「パルテナ様、僕の事バカにしすぎです!!」

パルテナ「次回、28章!「頭の良いブラピはモテ男」!」

ピット「モテ男の座は僕のものだ!」



パルテナ「あの、ピット」

ピット「何でしょう?」

パルテナ「このウソ次回予告なんですけど、このまま私たちがしちゃってもいいのかしら?」

ピット「たまには他の人に代わります?」

パルテナ「そうですね。適当にくじを2回引いて当たった人同士でやってもらいましょう」

ピット「誰が当たるかな?」

ウソ次回予告の前に皆叫んでるけど、よくよく考えたら皆、マミさんの家に居るんですよね・・・

マミさんの家なら騒いでも大丈夫だと思ってる

話としては進んでないな。これからは一気に動くだろうから期待してる。
パンドーラが無くて飛べないブラピが逃げてこれたのは、ナチュレのおかげかね

>>158
マミさんの本気度は6ぐらいじゃね?

ピット「ところで、パルテナ様」

パルテナ「なんでしょうかピット?」

ピット「パルテナ様って僕がヤラレちゃってもすぐ復活させてくれますよね?」

パルテナ「そうですが…?」

ピット「死者を生き返らせるのって可能なんですか?」

パルテナ「いえ…ピットの場合は『死亡』と言うより『気絶』に近いですね」

ピット「なるほどー…」

パルテナ(マミさんの両親を生き返らせて下さい!と言われなくてホッとしたようなしてないような…)

パルテナ(人間の復活は神々の掟を破ることになりますし…)



適当に書いてみた、迷惑だったらごめんなさい。
本編待機です

さやか「あのさ、パルテナ様。あたしたちグリーフシードがなかったら戦う時辛くなってくるんだけど・・・」

杏子「魔女も居ないし、グリーフシードが手に入らないんだよ」

ピット「確かに・・・メデューサの時もキツかったし、なかったら最終的に僕とブラピだけになるよね」

パルテナ「大丈夫です!手伝ってもらうと言っても大半はブラピとピットに任せますから!
あなたたちは二人の支援をしてくれればいいんです」

ピット「ええ!?むむむ、ムリですよ!」

パルテナ「大丈夫ですよ
・・・最初だけですから♪」ボソッ

マミ「え?今なんて・・・」

パルテナ「「ピットなら大丈夫」って言ったんですよ」



ナチュレ「・・・パルテナ、言わなくていいのか?」

パルテナ「あとからちゃんと教えますよ」

ほむら「戻ったわ」

まどか「ただいま~」

ピット「おかえり~って、二人共どこ行ってたの?」

まどか「ブラックピットくんをほむらちゃんの家に連れていってたの」

マミ「あ、そっか。ブラピくんの翼、目立つから病院に連れていけなかったのね」

ほむら「ええ。でも血が入ったパックは入手できたわ」

杏子「それってドロボ・・・」
ほむら「静かにしてちょうだい」

ピット「でも、ブラピ自由人だから逃げちゃうよ?」

ほむら「鎖で縛ったからおそらく大丈夫よ」

さやか「・・・ご愁傷様」

~~~~~~~~~~~

ナチュレ「パルテナ。もう直ったらしいぞ」

パルテナ「本当ですか?」

ピット「パルテナ様、何のお話ですか?」

パルテナ「ふふっ、まあ少し待ってください」

ナチュレ「見てからのお楽しみじゃ」

~~~~~~~~~~~~~

パルテナ「じゃーん!」

ピット「これは・・・真・三種の神器!?直ったんですか!?」

パルテナ「ええ。かなりボロボロだったので直すのに苦労しましたが・・・」

杏子「真・三種の神器って・・・ブラピの話で出てた武器の事か?」

ピット「うん!一度ハデスを倒した武器だよ!これがあれば・・・!」

まどか「でも・・・ハデスさんはパワーアップしたから・・・」

ほむら「強化か何かしていないと倒せないわ」

パルテナ「その通りです。だからあなたたちに協力を要請したんです」

さやか「え?でもあたしたちは支援だけだからパワーアップした分は埋めれないと思うけど・・・」

パルテナ「そこでブラピの出番です」

マミ「ブラピくんの?」

パルテナ「はい。ブラピに考えがあるそうです」

ピット「ブラピは一体何をするつもりなんですか?」

パルテナ「さあ?」

さやか「さあ?って・・・そんなんで大丈夫なの?」

ナチュレ「ブラピは頭が良い。適切な作戦を考えてくれてるじゃろ」

~ほむらの家~

ブラピ「くそっ・・・あいつ、余計な事を・・・」ガシャガシャ・・・
バキッ!
ブラピ「!ナチュレ・・・?」

ブラピ「・・・ふん、礼は言わないぞ」

ナチュレ「可愛くないのぅ」

ナチュレ「・・・ブラピ、お主の作戦とは一体どんなものなのじゃ?」

ブラピ「当日の楽しみにとっとけ。言ったらつまらないからな」

ナチュレ「・・・まあいい。あまり危険な事はするでないぞ」



ブラピ「オレの作戦が成功すればハデスは倒せる。もしも失敗したら・・・



(オレが死ぬ事になる)」

―次回予告―

まどか「次回予告です!」

ピット「ちょっと早め(?)の次回予告!」

まどか「次回はピットくんとブラックピットくんが出かけるんだよね」

ピット「うん、そうだよ!皆の武器を作るんだ!」

まどか「どんな武器を作るの?」

ピット「うーんとねぇ・・・」

ピット「次回、29章!「最強の神器」!」

まどか「わくわくするね!」

ブラピ「おい、ピット、行くぞ!」

ほむら「ブラピ!何で・・・」

ナチュレ「わらわが助けてやったのじゃ」

ブラピ「早くしろ!」

ピット「う、うん!って、どこに何をしに行くの?」

ブラピ「チンタラしてんじゃねぇ!行くぞ!」

ピット「痛い痛い!羽根がちぎれる~!」

~天界~

ピット「乱暴な事するな!」

ブラピ「神器を融合するぞ」

ピット「へ?」

ブラピ「最強の神器をあいつらに渡してやろうぜ」

ピット「ブラピ・・・うん、そうだね!」



ピット「ところでブラピ」

ブラピ「何だよ?」

ピット「ブラピの考えた作戦ってどんなの?」

ブラピ「言わない」

ピット「何で?皆に言っておいた方が良くない?」

ブラピ「オレ一人だけの作戦なんだよ。言う必要はねぇ」

ピット「何だよ~・・・教えてくれたって良いじゃないか・・・」

ブラピ「・・・言えるわけないだろ」ボソッ

ピット「え?何?」

ブラピ「何でもない」

~~~~~~~~~~~~

ピット「で、パルテナ様がね!」

ブラピ「・・・」

ピット「ーーでさ~!」

ブラピ「・・・」

ピット「・・・ブラピ、聞いてる?」

ブラピ「え?あ、ああ・・・」

ピット「ずっと手止まってるけど・・・大丈夫?」

ブラピ「も、問題ない・・・平気だ・・・」

ピット「・・・そう?」



ピット「よし!出来たー!ねえねぇブラピ!これどう!?」

王者の撃剣
射撃 ★★ 耐久力+4 移動速度+2
打撃 ★★★★★ 無傷時強化+2 ピンチ時攻撃力+4

ブラピ「ビミョー。やり直し」

ピット「ええ!?そんなあっさり!?」

てす

え?(´・ω・`)

おう、早く最強の仁義見せろや

ブラピ「ん・・・何か足りないな」

ピット「あ、この神器融合してみたら?」

ブラピ「・・・やってみる」

~~~~~~~~~~~

ピット×ブラピ「・・・」

撃剣景丸
射撃 ☆☆☆☆☆☆ 全防御+8 ダッシュ打撃+4
打撃 ★★★★★★ 回避+4 コンボ打撃+3

ピット「ねぇ、これ結構いいんじゃない!?」

ブラピ「そうだな・・・さやかに合いそうな神器だな」

ピット「よーし!この調子で作っていくぞー!」

強いかどうかビミョーな神器出してすみませんm(_ _)m
僕が持っている神器の中の一つを出したものなので、皆様から見てどうなのか分かりません

~冥府界~

ハデス「あらら、逃げちゃった」

パンドーラ「ハデス様、ごめんなさい・・・」

ハデス「いいよいいよ、気にしないで!」

ハデス「 み ん な 食 べ ち ゃ え ば いいだけだしね!」

パンドーラ「ハデス様、私も微力ながらお手伝いします!」

~~~~~~~~~~~~~~

ブラピ「

すいません、ミスしました

~人間界~

ブラピ「というわけで、今考えられる最強の神器ができた」

杏子「ふーん、これが・・・」

まどか「強そうだね・・・」

ピット「もうすっごい頑張ったもん・・・」

パルテナ「これは・・・中々のものですね」

ブラピ「これで中々・・・・・・」

ピット「ブラピまさか、これ以上のもの作ろうとか考えてないよね?」

ブラピ「そ、そんなわけないだろ!(変な所で鋭いな、こいつ・・・)」

ほむら「あなたにこれ以上ムチャされたら困るわ」ジャラ・・・

ブラピ「な・・・お前また縛る気か!?」

ほむら「当然よ」

ピット「ほむら、ちょっとやりすぎじゃない・・・?」

さやか「変態みたい・・・」
ほむら「・・・」ギロッ

さやか「な、何も言ってナイヨ」

~~~~~~~~~~~~~~

ブラピ「またかよ・・・いやオレも悪いんだけど・・・」ガシャガシャ


シーン・・・


ブラピ「・・・静かだな」

マミ「そうね」

ブラピ「お、お前いつからそこに!?」

マミ「ついさっきよ。・・・今回は逃げないの?」

ブラピ「もう理由がないからな。また逃げたら縛る+ほむらの説教が追加されそうだ・・・」

マミ「(二人っきり・・・今なら!)」

マミ「あ、あのねブラピくん・・・!」

杏子「おーい、マミー!さやかが呼んでるぞー!」

マミ「~~~っ!今行くわよ!!(ああもう、失敗だわ!)」

杏子「な、何で怒ってんだよ・・・?」

~~~~~~~~~~~~~~

ブラピ「・・・マミはさっき、何を言おうとしてたんだ?」

ブラピ「ま、いいか」


ドア((コンコン

まどか「・・・入るよ?」ガチャ

まどか「ブラックピットくん、ケガは大丈夫?」

ブラピ「まどかか・・・血は止まったし、平気だ」

まどか「そっか・・・でもー応治療はするね。私にできる事はそのくらいだから」ガシャガシャ


まどか「さやかちゃんたちは作戦会議中だよ」

ブラピ「ふーん・・・じゃあマミもそれで呼ばれたのか?」

まどか「ううん、違うよ。マミさんはさやかちゃんの個人的な用事で呼ばれたの。
話が終わったら会議に参加するけど・・・」

ブラピ「まどかは参加しないのか?」

まどか「参加はしないけど、後でパルテナ様の所に行くよ。話したい事があるらしくて」

ブラピ「パルテナ様が?まさか、まどかに戦わせるつもりじゃないだろうな・・・」

まどか「うーん、どうなんだろう?戦えるなら皆と一緒に戦いたいけど・・・」


まどか「これでよしっ・・・と!」

ブラピ「わざわざありがとな」

まどか「・・・」

ブラピ「何だよ、こっちじっと見て?」

まどか「ブラックピットくんもお礼言うんだ・・・」

ブラピ「失礼なヤツだな・・・」

まどか「あ、ごめんね!そういうつもりで言ったわけじゃないの!」あわあわ!

~~~~~~~~~~~~~~~

パルテナ「ーーーここでピットが一気に攻めます。周りの冥府軍がピットに近づかないように全員で支援をしてください」

ピット「真・三種の神器を壊されたら戦力が大きく落ちるからね」

杏子「了解~。要するにザコを片づければいいんだろ?楽勝じゃん!」

パルテナ「まあ簡単に言えばそうですね」

ピット「で、次だけど・・・」



ほむら「この作戦、ブラピの作戦が失敗したら水の泡よ。本当に信じていいの?」

パルテナ「ブラピを信じるしかないですね」

さやか「グリーフシードを手に入れる作戦なんて・・・成功するの?」

―次回予告―

ブラピ「・・・次回予告だ」

パンドーラ「次回は急展開!ハデス様と私が登場するわよ~!」

ブラピ「・・・おい、作者!何でパンドーラの紙が入ってんだよ!オレと一緒に引くな!」

作者「ごめん・・・引き直そうと思ったんだけど、それじゃくじの意味無いし・・・」

ブラピ「・・・今回だけだからな」

パンドーラ「ハデス様がパワーアップなされて人間界に降臨よ~?」

ブラピ「?をつけるな、気色悪い」

パンドーラ「次回、30章?「ハデス様降臨」!」

ブラピ「「ハデス降臨」だ。勝手に様を入れるな」

新パルテナやった俺が今北産業

メーデー!メーデー!!我操作不能!!死ぬ前にお腹いっぱい食べたかったぁぁ~

おお!続き出てた!

書いてる人は前とちがいますがよろしくお願いします!

ハデス「やあパルテナちゃん、ピットくん!」

パンドーラ「久しぶりね?」

ピット「ハデス!?」
パルテナ「パンドーラ!?」

マミ「ハデスって・・・冥府神ハデス!?」

杏子「何でこんな所に居るんだよ!?」

ハデス「だって、戦力増えちゃったし、作戦とか立ててるし~・・・
待つのはボクにメリットはないからね」

パンドーラ「まあ要するにあなた達を 潰 し に き た って事よ?」

ピット「!皆には手を出すなっ!!」

ハデス「見た所グリーフシードは持ってないみたいだし・・・食べちゃうなら今だね♪」

パルテナ「皆さん、逃げて!!」

~~~~~~~~~~~~~~

ブラピ「もうハデスが来たのか!?まずい、まだアレも用意していないのに・・・!」

まどか「み、みんな・・・!」タッタッタッ

ブラピ「待てまどか!行くな!」ガシッ!

まどか「で、でも皆が・・・!」

ブラピ「あいつらはそう簡単にやられない!見つからない内にこっちへ来い!」

まどか「・・・っ」

~~~~~~~~~~~~~~~

まどか「ね、ねぇどこ行くの?」

ブラピ「・・・ナチュレ!飛翔の奇跡を!」

まどか「え?って、わああ!?」ギュ!

ブラピ「しっかり掴まってろ!」ブァサァ

まどか「う、うんっ・・・!」←言われなくても掴まってる

~天界~

ブラピ「あった!うん、元気そうだな」

まどか「ブラックピットくん、それは・・・?」

ブラピ「光の戦車だ。普段は使わせてもらえないが、今は緊急事態だし仕方ないよな・・・」

まどか「それを使った作戦なの?」

ブラピ「ああ。じゃあ行ってくるから、まどかはここに待っててくれ」

まどか「わ、私も行く!」

ブラピ「駄目だ、危険すぎる。ここならエレカやアロン、ロッカが居る。ここの方が安全だ」

まどか「・・・足手まといになったら置いていっていいから!お願い、連れていって!」

まどか「お願い・・・!」

ブラピ「・・・分かった。そこまで言うなら連れていく。ただこれだけは守れ」

ブラピ「絶対にオレから離れるな」

まどか「・・・うん!」

ブラピ「よし、乗れ!」

ナチュレが吸い込みすればハデスにもオーラムにも勝てそうな気はするが

中の人ネタ?

ほむら「くっ・・・強い・・・!」

ピット「ケタ違いの強さだ・・・」

パルテナ「皆さん、私の後ろへ・・・ピットもですよ」

マミ「真・三種の神器もダメなんて・・・」

さやか「せめて、あたしたちが戦えたら・・・」

杏子「ブラピはどこに行ったんだよ・・・!」

パンドーラ「ハデス様が怖くて逃げたのかしら? あ な た 達 を 置 い て 」

マミ「っ!ブラピくんはそんな事しないわ!私達を裏切るなんて・・・!」

ハデス「じゃあ何で来ないんだろうね?別に冥府軍も送ってないんだけどな~」

マミ「そ、それは・・・」

パルテナ「・・・イカロス!行きなさい!」

さやか「うわっ、マッチョが来た!」

ピット「イカロス!」

さやか「え?このマッチョ味方?」

ピット「マッチョって・・・いや、確かにそうだけどさ」

パルテナ「彼らはイカロス。こんな見た目してますがー応天使です」

さやか「ええ!?これが!?」

イカロス「・・・」ぐすん

ピット「どんまい(笑)」

~逃走中~

パルテナ「危ない所でした・・・」

ピット「え?」

パルテナ「あの二人、マミさんを絶望させようとしてました」

杏子「マミを絶望・・・っていう事は、まさか!?」

パルテナ「はい。二人の目的は魔法少女を絶望させる事。つまり魔女化が目的です」

パルテナ「あなた達がもし魔女化しても、私達には何のメリットもないです。仮に私達があなた達を倒してグリーフシードを手に入れても
私達は回復する事ができません。私達の仲間を倒させ、疲労を溜めさせるのが目的でしょう」

ほむら「なるほど、頭を使ったわね・・・」

パルテナ「マミさんには大切な友達のまどかさんも、大好きで大好きでたまらないブラピも居ません。一番精神が不安定のはずです」

ピット「だからマミを狙ったのか・・・」

パルテナ「だから・・・さやかさん。あなたが彼女を支えてあげてください」

さやか「あたし?」

パルテナ「今マミさんを支える事ができるのはあなただけです。・・・頼みましたよ」

さやか「・・・分かった!任せといて!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ピット「そういえば、ほむほむもまどか居ないけど大丈夫?ムリしてない?」

ほむほむ「ほむほむって何よ?・・・私は全然平気だから。心配しないでいいわ」

ほむほむ「・・・まどか大丈夫かしら?危険な目にあってないといいけれど。ケガとかしてないかしら?
また一人で抱え込んでないわよね?ああ、心配だわ・・・」

ピット「(心の中で言ってるつもりなのかな?全部聞こえてるんですけど・・・」

ピットの最後のセリフ、)付け忘れた(´・ω・`)

ブラピ「突っ込めぇぇぇーーー!!」
まどか「キャアアアアアアアア!!」

全員「!!?!??!?」

ピット「ブラピ、何で・・・!?」

ほむら「まどか!?」

パンドーラ「ハデス様、真っすぐこっちに向かってきます!」

ハデス「うーん、血迷ったのかな?」



まどか「ブラックピットくん!さっきの本気なの!?」

ブラピ「もちろんだ!だからしっかり掴まってろ!」



ハデス「ま、いいや。食べちゃおーっと!」

ハデス「いただきまーす♪」

グチャリ

全員「・・・え」

マミ「・・・ウソ・・・?」

ほむら「いやっ・・・いやああああああああああああああああああっ!!!」

―次回予告?―

ピット「次回予告・・・」

ブラピ「・・・何で落ちこんでんだよ」

ピット「だって・・・ブラピ食べられて・・・グチャリって・・・」

ブラピ「ああ・・・そうだな(オレはここに居るんだが・・・)」

ピット「せっかく仲良くなれたのに・・・死んじゃうなんてイヤだよぉ・・・」

ブラピ「ピット・・・」

ブラピ「・・・次回、31章。「最悪な決断」」

ピット「ブラピぃ・・・僕、こんなのヤダよ・・・」

今日はここまでです。ブラピとまどか、キュウべえみたいにグチャってなりましたが・・・
無事なわけないですよね、これ・・・ 。゚(ノД`)゚。

次回少し長くなりますが、よろしくお願いします!

え?ぐちゃりってそういう描写だったの?貫いた音だと思ったのに

地球が崩壊するレベルですごいはずなんだがな。任天堂チートキャラだし

貫いた音ではなく、潰された音です。だからほむほむは悲鳴を上げ、マミさんは絶句してるのです

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

マミ「そんな・・・二人が居ないなんて・・・私、もう・・・」

ほむら「まどか・・・まどか・・・」

パルテナ「っ!ダメです、二人共!正気を保って!」

杏子「二人共、しっかりしろ!」

さやか「二人が居なくなって、辛いのは皆一緒!だから・・・!」
ほむら「うるさい!!私はずっと、ずっとずっとあの子を守ってきた!!大切な人を目の前であんな・・・!
一番辛いのは私よ!あなた達と一緒にしないで!!」

杏子「さやかも親友を失って、辛いに決まってるだろ!自分だけが不幸みたいな顔すんじゃねぇ!!」

ほむら「っ!」

ピット「マミもだよ」

マミ「・・・」

ピット「二人が居なくなって、哀しいのはキミだけじゃない。僕も、皆も同じ」

ピット「・・・あの二人、マミとほむらが魔女化してほしい、なんて事願ってないと思うな」

ピット「二人の分まで僕たちが明るく元気に生きる!それが僕らにできる事じゃないかな?」

マミ「・・・そうよね・・・!落ちこんでるところなんて見せたら、格好がつかないわ!」

ほむら「まどかの仇はとる・・・!絶対に!」

ハデス「話まとまったみたいだね。よし、ハデスさんもちょこっと本気出しますか!」

ピット「よし、行くよ皆!」

パルテナ「(ピット・・・辛いなら、泣いていいんですよ・・・?)」

~ハデスのお腹の中~

まどか「ブラックピットくん!お願い、死なないで!」

ブラピ「大丈夫だ・・・」

まどか「全然大丈夫じゃないよ!手が・・・ないもん!」

ブラピ「・・・利き手がなくなったか・・・戦車も少し破損・・・」

ブラピ「・・・まどか、手伝ってほしい事がある」

まどか「な、何?私にできる事なら何でもするよ!」

ブラピ「グリーフシードを集めてほしい」

まどか「・・・え?」

ブラピ「キュウべえが腹に溜めていたグリーフシードがハデスの腹の中に散乱しているはずだ。
それを全部集め、光の戦車に乗せて脱出する」

まどか「なんでキュウべえが食べたグリーフシードがお腹の中にあるって思ったの?」

ブラピ「それは・・・まどかには言えない(グロかったし)」

ブラピ「とにかく、オレはこれじゃあまり多く運べないし・・・頼むぞ」

まどか「う、うん!頑張ってみるね!」

まどか「・・・!ブラックピットくん、後ろ!!」

ブラピ「なっ・・・!?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さやか「やあああああああああ!!」

撃剣景丸 射撃 ☆ 打撃 ★★★★★★
ピンチ時攻撃力+6 ピンチ時自動回避+3 ダッシュ打撃+4
走行スタミナ+4 コンボ打撃+4

パンドーラ「くっ・・・もう!邪魔よ!」

ピット「その調子だよ、さやか!皆もさやかに続いて!」

パルテナ「絶対にムリをしないでくださいね!ソウルジェムに変化が出たら戦わないように!」

マミ「分かったわ!」

ハデス「ちょこまかと・・・鬱陶しいなあ、もう!虫みたいだよ!」

杏子「そっちがデカい図体してるからだろ!」

ほむら「足がなくなったら少しは身長縮むわよ。私達が見えやすいように斬ってあげるわ!」

杏子「恐っ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ブラピ「魔女!?」

まどか「な、何で!?」

ブラピ「まさか、グリーフシードが孵化した・・・!?」

まどか「ウソ・・・!」

ブラピ「・・・少し予定が狂ったが、倒せばグリーフシードが手に入る!結果的には同じだ!」

まどか「そんな!一人でなんてムチャだよ!」

ブラピ「やるしかない!まどかはグリーフシードの回収を!」ダッ!

まどか「ブラックピットくん!」

何かすっごいお腹痛いから文章変かもしれません・・・(´・ω・`)

飲み込まれたらぐちゃりって音はしないし、潰されたと言ってる割には生きてる?
手が無いというか腕がないのか?腕がなくてもまどかは「手がない」っていうタイプの人だと思うけどな

文章が変かわからないけど、どうなってるかイマイチわからない
特に、>>211はなかったことにしてみたほうがいい?

>>218
グチャリってのは腕or手が潰れた音だと思うぞ

>>218
ごめんなさい、分かりづらかったですか?気をつけますね・・・

>>219
それで合ってます(^-^)

>>220
俺には分からなかったわ
頭の中で、ハデスの口に光の洗車で入ってくイメージだったから、手だけ潰され戦車の破損は少しだけってのが上手くイメージできなかった
音もぐちゃりっていう肉が潰される音オンリーだったし。

無駄に腕振っちゃったのかなブラピ。狭いところに入るときは、身を縮こませるのが鉄板なのに

うーん(T_T)
そう言われてみれば確かに・・・
本編で説明的なものを出しますね
>>218 >>220
すみませんでした

間違えました<<220ではなく<<221でした

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さやか「ソウルジェムの色が・・・!」

パルテナ「さやかさん、あとはピットたちに任せて下がってください」

さやか「・・・見てるだけっていうのはイヤだから、あたしにできる事をやるよ!」

ピット「うん、よろしくね!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ブラピ「くそっ、狙いが上手く定まらない・・・!」

まどか「ブラックピットくん!二体近づいてきたよ!」

ブラピ「っ!波動ビーム、爆炎!」



まどか「(ブラックピットくん・・・やっぱりムチャだよ)」

まどか「(今は奇跡のおかげでなんとか戦えてるけど、このままじゃ死んじゃうよ・・・)」

まどか「(元はと言えば私が・・・)」

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

まどか「(ほ、本当に入っちゃう・・・!)」

ブラピ「(よし、予定通りだ!このまま入って・・・!)」

ハデス「いただきまーす♪」

ブラピ「っ!?(マズい!タイミングが合ってない!このままだと食い千切られる!こうなったらスピードを上げて・・・!)」

まどか「キャア!?」フワッ

ブラピ「!(しまった・・・!)」

ブラピ「まどか!!」

ブラピは光の戦車から下り、ハデスの歯を掴んで支えにした

まどかの手をとり、そのままハデスの中へと放り投げた

ブラピ「よし、オレも・・・」

歯から手を離そうとした瞬間、ハデスのロは閉じられた

すみません、ムリやり感が尋常じゃないですね
でも、中学生の僕の頭じゃこれが限界です。ごめんなさい(>_<)

無理矢理でも、想像しやすくしてくれたのはありがたい
言っておいてなんだけど、変に細かいことは気にしなくていいのよ

なんにしても、腕を外に出したからヤられたってのだけでもだいぶ想像しやすくなった

そう言っていただけると嬉しいです!
あれ、目から水が・・・。゚(ノД`)゚。

まどか「(私のせいだ・・・)」

まどか「(ブラックピットくんは優しいから私を責めたりしない。でも・・・)」

ブラピ「まどか!ボケッとするな!」

考え事をしていたまどかに襲いかかる魔女を一掃するブラピ

まどか「キャっ・・・!」

ブラピ「無事か!?」

まどか「う、うん・・・ありがとう、ブラックピットくん・・・」

ブラピ「何でボーッと突っ立ってたんだ?」

周りの魔女を倒してからまどかを正座させるブラピ

ブラピ「オレが気付かなかったらお前、ヤラれてたぞ」

まどか「ごめんなさい・・・」

ブラピ「・・・まさか、まだ手の事気にしてるのか?」

まどか「っ・・・」

ブラピ「この事はもういいって言っただろ。それに、何も言わずにスピードを上げたオレも悪いしな・・・」

まどか「で、でも・・・!私がちゃんと掴まっていれば・・・!」

ブラピ「いや、まどかはちゃんと掴まっていた。スピードを上げた時の光の戦車は人間には耐えられないから飛ばされるのが普通だ」

ブラピはまどかに近づき、頭に手を乗せた

まどか「!」

ブラピ「だからおあいこだ。あんまり謝られるとこっちまで謝らないといけないように感じて話しづらいし・・・
頼むから気にするな」

まどか「・・・うん。ごめっ・・・あ、ありがとう!」

まどか「ブラピくんって優しいんだね!」←天使の笑顔

ブラピ「ブラピって言っ・・・いや、まどかならいいか」

まどか「・・・え?いいの?」

ブラピ「ああ。だが条件がある。・・・フルネームは忘れるなよ」

まどか「うん、もちろん!ありがとう、ブラピくん!」

どちらかと言うとブラピが悪いのかなぁこれって・・・(´・ω・`)

sage

へ?(´・ω・`)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

マミ「ティロ・フィっ・・・!」
ピット「駄目だよ、マミ!」

パルテナ「皆さんのソウルジェムは限界です!これ以上戦わないでください!」

ほむら「私達は戦えない、良い作戦もなし・・・勝ち目はないわ」

さやか「ピット一人じゃなく、せめてブラピが居れば・・・」

杏子「あの白黒コンビの連携は誰にも真似できないからな・・・」

ピット「どうすれば・・・どうすればいいんだ・・・?」

ハデス「・・・そーだ!パルテナちゃん、提案!」

パルテナ「何ですか・・・?」

ハデス「僕のお腹の中の二人はしぶとく生きてるんだけど~・・・」

全員「!!?!??!」

マミ「生きて、る・・・?」

さやか「よ、良かった・・・」

ハデス「そこで体制を立て直したい君たちが居る」

パルテナ「はい・・・時間をくれるとでも言うんですか?」

ハデス「その通り!



一人を犠牲にしてね♪」

パルテナ「一人を・・・犠牲に?」

ハデス「そうそう!ブラピくんかピンクの髪の・・・まどかちゃん?かどっちを犠牲にするか決めたら
時間と犠牲にしない方を渡すよ」

ピット「ふざけるな!誰がそんな提案を受け入れっ・・・!」
ハデス「このまま戦うのも別にいいけど、そうなったらどっちも解放しないし、時間もあげないよ~
あと、選ぶのはパルテナちゃんだから」

ナチュレ「こんな提案、受け入れるべきではない。パルテナもそう思うじゃろ?」

パルテナ「・・・・・・」

ナチュレ「・・・パルテナ?」

パルテナ「まどかさんを解放してください」

全員「!?!??!!?」

ハデス「おっけー、まどかちゃんだね。パンドーラちゃん、連れてきて~」

パンドーラ「は一い、分かりました~♪」



パルテナ「・・・」

ナチュレ「パルテナ!!どういうつもりじゃ!!」

パルテナ「どうもこうもないですよ。女神として、当然の事をしたまでです」

パルテナ「人間の命を見捨てる事はできません」

ナチュレ「ブラピも一つの命じゃろ!!なぜ見捨てた!?」

パルテナ「・・・ブラピは所詮ピットのニセモノ、元々存在するはずのなかったモノです。
戦力としては優秀ですが・・・状況が状況です。まどかさんを優先するべきでした」

マミ「ニセモノって・・・そんな言い方・・・っ!」

パルテナ「勝つために必要な犠牲です。今更とやかく言わないでください」

全員「・・・・・・」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

パンドーラ「はぁい、ブラピくん、まどかちゃん?」

まどか「え・・・パンドーラ、さん?」

ブラピ「何しにきた」

パンドーラ「そうねぇ・・・とりあえず説明するわ」

~パンドーラお姉さんの分かりやす~い説明~

ブラピ「オレを・・・犠牲に?」

パンドーラ「そうよ。パルテナが決めた事?あなたを見捨てるって?」

ブラピ「パルテナ様が・・・」

まどか「そんな・・・!ブラピくんを見捨てるなんて・・・!」

パンドーラ「というわけで、まどかちゃんもらっていくわね♪」

まどか「や、やめて!離してっ!」



ブラピ「・・・・・・」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

パンドーラ「はい、まどかちゃんよ」

ほむら「まどか・・・!まどかあああ!!」

まどか「ほむらちゃん!」

ハデス「時間は2時間。ちょうどブラピくんがヤラれるぐらいだと思うし」

パルテナ「分かりました。・・・え?まどかさん?


なぜ泣いているんですか?」

まどか「・・・パルテナ様・・・何でブラピくんを見捨てたんですか?」

まどか「私・・・こんなので助かっても嬉しくない・・・」

パルテナ「そうですか。でも、死にたいとも思ってないですよね?」

まどか「そう・・・ですけど・・・」

パルテナ「なら良いじゃないですか。せっかくの時間を削らないでください」

ピット「パルテナ様・・・冷たすぎませんか?」

パルテナ「そうですか?・・・そうかもしれませんね」

パルテナ「別に、ブラピがキライなわけではないですよ?ですが、一番良い選択はこれしかないと思ったのです」

パルテナ「・・・私がもっと強ければ、こんな事には・・・っ」

ピット「パルテナ様・・・」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ブラピ「そろそろ・・・キツくなってきたか・・・」

ブラピ「・・・ニセモノ、か」

ブラピ「どれだけ周りと言葉を交わしても・・・所詮オレは・・・



ピットのニセモノ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ブラピ「そろそろ・・・キツくなってきたか・・・」

ブラピ「・・・ニセモノ、か」

ブラピ「どれだけ周りと言葉を交わしても・・・所詮オレは・・・



ピットのニセモノ」

間違えて二つ上げてしまいました・・・

書いてくれてる人にこんなこと言うのもなんだが

この状況に意味ってあるんだよな?
無駄に待ってくれるハデスさん、変に判断を迫られ辛い決断をしてしまうパルテナ、絶望するブラピ
ハデスさんに何かしらの考えがなかったら、この流れ丸々無駄じゃねぇか

この流れに意味があったら面白いから期待してるよ!

ありがとうございます!(^-^)

―次回予告―

パルテナ「次回予告です!」

ほむら「まどかが戻ってきたのはいいけど、作戦はどうするの?」

パルテナ「どんなに良い作戦でも、真・三種の神器が通用しないとなれば負けてしまいます。
あなたたちの力ももう借りれませんし、絶対絶命ですね・・・」

ほむら「ハデスに弱点とかないのかしら・・・?」

パルテナ「・・・次回、32章。「ブラックピット」」

パルテナ「弱点・・・?でも、そんな都合良くあるわけ・・・」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

パンドーラ「ねぇ、ハデス様?何故時間を与えたんですか?それにまどかちゃんを解放するなんて・・・
一体どんな考えを?」

ハデス「簡単な事だよ、パンドーラちゃん。僕は確かに強くなった。けど、ピットくんとブラピくんが組むと非常に厄介なんだ」

ハデス「二人のコンビネーションは伊達じゃない。僕とピットくんかブラピくんどっちかと戦えば僕が勝つ。
でも、あの二人と僕だと勝ち目がないんだよ」

ハデス「だから、提案したんだ。パルテナちゃんだったらブラピくんを犠牲にするだろうなって思って」

パンドーラ「・・・ハデス様は強いです。あの二人にも勝てます」

パンドーラ「私とハデス様なら、負けるなんて事ありません!」

ハデス「あ、何かウ○コしたくなってきた」

パンドーラ「ハデス様、聞いてましたか?」

書き手の霊圧が消えた・・・?

すみません、遅れました(´・ω・`)
ちゃんと書きますね
というか、霊圧が消えたって僕死んだって事ですかwww

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ピット「まさか、こんな事になるなんて・・・」

ほむら「落ち込んでいるヒマがあるならピットも案を出しなさい」

ピット「でも・・・ブラっ・・・」
マミ「やめてっ!!!」

マミ「もう・・・ブラピくんの話はやめて・・・」

まどさや「マミさん・・・」

ピット「(・・・ブラピ、君は本当に・・・)」

ピット「僕、こんなのヤダ・・・嫌だよ・・・」


ーーーット・・・ーーー


ピット「・・・え?」

杏子「ピット?どうしっ・・・」
ピット「行かないと・・・」タッタッタ

杏子「お、おい!?」

ほむら「放っておきましょう。すぐ戻ってくるわ」

まどか「・・・わ、私も!」タッタッタ

ほむら「まどか!?危ないわっ・・・!」
さやか「ほら、作戦立てるよ。あの二人なら大丈夫だって!」

ほむら「まどか・・・」

パルテナ「居場所は分かりますし、少し自由にさせてあげましょう」

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ピット「ブラピ、ブラピ、ブラピ、ブラピ・・・!」

ピット「(間違いなく、あれはブラピの声だ・・・!僕の事を呼んでいた!
ハデスの中のどこに居て、何をしているのかは分からないけど・・・僕がやらなきゃいけない事は分かる!








ーーー寂しくなんかないし、助けを求めてなんかもない。だから来るな。皆、ピット・・・







ピット「・・・素直じゃないなあ、ツンデレブラピは。今行くから待っててね!
絶対助けるから・・・!」

10日もたったのか

補習

いつのスレ上げてんだよ
>>1か?見苦しいぞ

sage

(´・A・`)

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