伊織「直にわかるわよ」 (21)
美希「ねぇねぇハニー!今度この店一緒に行こう?」
P「ハニーはやめろ。行きたいなら勝手に行ってこい」
響「あ、プロデューサー!さっきの話の続きなんだけど……」
P「良いから早く用意しろ。話は車の中で、だ」
千早「プロデューサー、この曲なんですが……」
P「今時間がないんだ後にしろ。てかお前はなんでもかんでも人に聞きすぎだ。少しは自分で考えろ」
春香「プロデューサーさん!クッキーですよ!私の手作りです!」
P「あとで食うよ。あ~……雪歩。悪いがお茶は後でまた出してくれ。ほら、行くぞ響。時間押してんだから春香のクッキー食べてんじゃねえ」
うちの新しいプロデューサーは有能だ。
でも、まるで機械のような仕事人間だ。
P「お、水瀬。前のドラマ割とよかったぞ。その調子で頑張れ」
伊織「……ええ。ありがとう」
アイドルたちとは必要最小限のことしか話したりしない基本無口なプロデューサーだ。
去年の秋に新しく入ってきた彼は最初はだれとも話したりしない男だった。
口を開いても仕事のこと以外は全くしゃべらない、意思疎通のしにくいプロデューサーだった。
しかし、今じゃこれだ。
彼自身の言動は以前となんら変わりはない。変わったのはアイドルたちだ。
最初は話しかけづらいあの男にみんな心を許していなかった。
にもかかわらずいつの間にか事務所の半分以上が彼にフレンドリーに話すようになった。
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真「……なーんであの人こんなに人気あるんだろ」
真は慌ただしい様子であの男の後を追いかけていく響の背中を眺めながら私に話しかけてきた。
真「あの人、仕事以外のことになると全然話を続けてくれないからボクは苦手なんだけどなぁ……」
律子「こーら、そんなこと言わないの」
真「でもさ、律子だってそう思わない?なんかあの人、ボクたちに対して冷たいと思うんだけど」
律子「……そりゃあまぁ、そう思わないこともないけど」
伊織「……まぁ、公私混同をしないように心掛けてるってのは良いことだと思うわ。確かにちょっと癪に障るけど社会人としては100点満点よ」
そう、本来ならこれがプロデューサーのあるべき姿。
ちょっと無愛想だからって彼を悪く言うのは良くないと思う。
……そうは思ってはいるけど、私もあの人はちょっと苦手なんだけどね。
真「大体なんでボクたちのことだけ苗字呼びなのさ!雪歩たちは名前で呼んでるのに」
それは私も思っていることだ。
これのせいで余計彼との間に壁を感じてしまう。
伊織「なんにせよ、私には関係ないわ。あいつは私のプロデューサーじゃないし」
真「良いよなぁ伊織は。あの人と一緒だとボク、なんだか疎外感感じちゃうよ。雪歩や春香に聞いても『直に仲良くなれる』としか言ってくれないし」
春香はつい最近まで私たちと同じ側だった。つい数日前までは。
それが今や彼用のクッキーを個別にわざわざ作ってくるほどだ。
催眠術にでもかけられてしまったのだろうか。
律子「さーて、伊織。そろそろ行くわよ。途中であずささんと亜美真美を拾っていくから少し早めに出るわ。用意しなさい」
伊織「分かったわ」
再び思う。私には関係のないことだ。
私のプロデューサーは律子だし、あいつとは必要最小限度のコミュニケーションが取れればそれでいいわ。
あいつもそう思ってるみたいだしね。
一度貴音に尋ねたことがある。
どうして急にあいつと仲良くなったのか、と。
でも貴音は、
『とっぷしぃくれっとです』
といつもの通り返してきた。ご丁寧にウィンクまでつけて。
『伊織もいずれわかりますよ。五月ごろには、ね』
五月って何なのよ。ずいぶんピンポイントね。
考えたところで貴音の頭の中なんて誰にもわからない。
だから私も考えるのをやめてとりあえず五月までのんびり待っていることにした。
ガチャ
伊織「ただいま」
P「ん。お帰り水瀬」カタカタ
伊織「……小鳥は?」
P「さっきトイレットペーパーが切れたからって買いに行った」カタカタ
伊織「そう」
会話終了。
相変わらずの口数の少なさ。
この伊織ちゃんが帰ってきたってのに顔を向けようともしないのには腹が立ったけれど、これはいつものこと。
逆にこっちに微笑みかけてきたりしたらそれはきっと、近い将来に何かとんでもなく不幸な事件が起こる予兆に違いない。
P「あーそうだ。昨日のドラマのことだが……」
ようやくこっちを向いた。
P「キャラ作りはもうほぼ完璧だな。うろたえるシーンとか視線で表現してたよなお前。あれは良いぞ。秋月の教えか?」
この前あんたが美希に言ってたのを勝手に拝借させてもらっただけよ。
P「まあ気になる点はいくつかあったけどな。まず一つ目だが……」
やっぱり仕事のことしかこいつは話さない。
距離を感じるからちょっと嫌な気分にもなるけれど、これが本来のアイドルとプロデューサーの距離感よね。
居心地が悪いって感じるのは私がまだまだ未熟だからかしら。
P「……ってところだ。俺が昨日見て感じたのはこれくらいかな。これらの点を気を付ければもっと良い演技になると思うぞ」
伊織「そう。わかったわ。ありがとう」
P「お前、明日休みだろ?明後日以降も仕事はたくさんあるんだ。しっかり体休めておけよ」
伊織「……そのセリフ、あんたにそっくりそのまま返すわ」
P「ん?あぁ、そういや俺も明日休みだっけか」
言わなかったら明日も来てたわねこいつ。
伊織「じゃあ私、帰るから。あんたもしっかり休みなさいよ」
P「分かってるって。おやすみ、水瀬」
仕事以外のこともちょっとは話せるからロボットではないみたいね、こいつ。
疲れから少し寝ぼけている私はそんなくだらないことを考えながら新堂の運転するリムジンにするりと乗り込んだ。
チュンチュン
伊織「朝、ね」
いつもとほぼ同じ時間に起きた私は寝ぼけた頭を冷水洗顔によって覚醒させたのち、いつもよりゆっくりと朝ご飯を食べた。
伊織「……久しぶりに買い物でもしてみようかしら」
あいつにしっかり休めと言われたが、今日は一人で買い物に行きたい気分だ。
伊織「ごちそうさま」
サンドイッチの最後の一口を飲みこんだ私は出かけるための用意を始めた。
新堂「では三時間後に迎えに来ますので」
そう言って新堂は車とともに交差点へ消えた。
今の私にはボディガードもついていないが大丈夫。
新堂は誰もが認めるスーパー執事。
私に何かあった時にはすぐに駆けつけてくれるだろう。
さて、なにを見ようかしら。
特にこれといった目的もなく私はぶらぶらと若者の多いこのファッショナブルな街を一人歩き始めた。
伊織「……」
P「……」
これはどういう星の巡り会わせだろうか。
六軒目に入ったジュエリーショップで私と同じくオフの仕事人間が女物のアクセサリーとにらめっこをしていた。
伊織「何してんのあいつ……?」
スーツじゃないあいつは新鮮ではあったが、普段を知ってる者としてはこれ以上ないくらいに珍妙な光景だった。
話しかけようかかけまいか少し考えることにした私だが今日はついていないようだ。
P「……ん?」
伊織「……」
私の視線を感じたのだろうか、あいつは急にこっちへ振り向いた。
そして私と目が合う。
さっさと無視して通り過ぎればよかった。面倒なことになりそうな予感がした。
P「水瀬じゃないか。休めって言っただろ。なんでこんなところにいるんだ」
伊織「……そのセリフ、そっくりそのまま返すわ」
P「昨日も聞いたなそれ」
伊織「こんなところで何してんの?」
P「え?あぁ、えっと……まぁいろいろあるんだよ」
こいつにしては珍しくはっきりしない受け答え。
そもそもここは女性用のアクセサリーを多く取り扱うお店。
わざわざ休暇を消費してこんなところに来るってことは……、
伊織「あんたって、彼女がいたのね」
P「は?」
伊織「なるほど?普段仕事ばっかりでかまってあげられないから物で釣ろうってところかしら」
こんな仕事にしか興味がなさそうな奴を恋人にするなんてずいぶんと物好きなのね、その彼女さんは。
P「……あ、あぁ。そうなんだよ。それで何あげたら喜ぶかなって」
伊織「何でもいいんじゃない?贈り物を喜ばない女なんていないわ」
P「そうか?……じゃあ、一緒に選んでくれよ」
伊織「私が?」
P「ああ。女性の意見があったほうが良いだろ?」
伊織「まぁ、いいけど……」
伊織「その彼女さん、どんなのが好きなの?」
P「そうだなぁ……水瀬に似てるよ。感性とか性格とか趣味とか」
伊織「ふ、ふ~ん。そうなんだ」
私に似てるって、それって……!
ってなんで私が緊張してるのよ。
彼女持ちでしかも全然愛想がないこいつなんかに……。
P「水瀬はこの中ならどれが欲しい?」
伊織「そうねぇ……このネックレスとか良いと思うわよ。派手すぎじゃないし」
P「ふ~ん。なるほどね……ってもうこんな時間か!」
伊織「何?なんか用事でもあるの?」
P「いや、実はそいつと待ち合わせしてて早く着きすぎたから下見をしてたんだよ。悪いな水瀬、引き止めちゃって。俺、もう行かなきゃ」
伊織「……そう。なら早く行きなさい。男が女を待たせるもんじゃないわよ」
P「ああ。じゃあな、水瀬。また明日。気を付けて帰るんだぞ」
そう言って彼は小走りで人ごみの中へ消えていった。
伊織「何よ……彼女と会う前に女と喋ってんじゃないわよ……」
まぁでもいつもとは違うあいつを見ることができたから許してやろう。
特に、あいつが言葉に詰まるところなんて超レアだ。それが見られたから良しとするわ。
伊織「疲れた……」
あいつの言うとおり、もう休もう。
ちょっと早いけど新堂に来てもらうことにしましょう。
バッグから携帯を取り出しながら私はあいつの走って行った方向とは別の方向に歩き出した。
支援
楽しみにしてる
「……ああ、何度もすみません。これ、プレゼント用に包んでくれませんか?」
伊織「どうしたの?」
やよい「わわわっ!えっと、その、なんでもないですー!」
明日は私の誕生日。どうやら明日はみんなお休みらしい。
っていうか誰かしらの誕生日の時はいつもみんな休みのような気がする。
社長が手をまわしてくれているのだろうか。
それにしてもやよいったら。たぶん明日、みんなで私にサプライズパーティをしてくれるのね。
やよいは正直だから私と話してサプライズパーティがばれないようにしてるのかしら。
そういえば響もやよいに似た反応だったわね。
あの娘も普段は本当に完璧なのに詰めが甘いのよね。
貴音あたりに下手なことを言わないように釘を押されたのかしらね。
でももうその心配はないわ。今から私は珍しくソロであいつと仕事だもの。
あいつがとってきた仕事だから今日は律子が担当じゃなくて、あいつが担当。
『秋月も忙しいからたまには休息を与えてあげなくちゃな』とはあいつの弁。
ここの所確かに律子は常に動きっぱなしだったからあいつの言うこともわかるけど、あんただって同じじゃない。
むしろ竜宮以外全員の面倒見てるんだからあんたのほうが疲れてるんじゃないの、って言ってやろうかと思ったけどやめたわ。
あいつ、疲れはアイドルに絶対に見せないもの。
アイドルである私がそれを指摘したらあいつ、今まで以上に感情や言葉が少なくなるわ。
これ以上機械に近づけさせちゃダメ。
そんなことを思っているとふと気づく。最近私、よくあいつのことを考えてる。
まさかとは思う。一種の気の迷いだろう。これが×××××だなんて。
私はアイドル。今、こんなところでこんなものにうつつを抜かしているわけにはいかない。
いつも歌っているじゃない。声援をくれるファンを裏切ることはできないって。
そもそもあいつには彼女がいる。私はステージに立ってすらいなかったのだ。
だから私はこの×××××を封印した。もっと私が大きくなって、その時機会があれば伝えよう。
その時までに今の彼女さんと別れていてくれたら嬉しいな、と思ってしまう私はずるい女だ。
××は盲目だなんて、よく言ったものね。
P「水瀬、行くぞ」
伊織「ええ」
車に乗る。このまま二人でどこかに逃げてしまいたい。
いつか見た映画のように、二人で駆け落ちだ。
当然そんなことはありえない。私のバカな妄想だ。
面倒なものね、×××××ってものは。
そんなとき、ふと思った。
なんでこいつのことこんなに××なのだろうか。
そんなに接点があったわけじゃない。むしろ少なかったほうだ。
なぜか昔小鳥が言っていた言葉が脳裏によぎった。
『ギャップ萌えっていいですよね』
なるほど。機械だと思っていた相手の人間臭さを見てしまったからコロッといってしまったのね私。
単純だわ。
当然他にもいろいろ理由はある(と思う)のだが、私はこれが理由でいいやと思った。
結局、答えなんてないのだ。××という気持ちに理由なんていらない。
そんな哲学めいたことを考えていると、
P「着いたぞ」
大きなホテルに着いていた。
伊織「ちょっと、本当にこんなところで仕事があるの?」
P「良いから黙って付いてこい」
何も答えてくれない。
少し不安になりつつもあいつの後をトテトテとついていく私。
エレベーターで結構な高さまであがり、彼は一つのお店へ入る。
伊織「……レストラン?」
P「ああ。ほら、向こうの席だ」
お父様とこういうところには何度か来たことがある。いわゆる展望レストランだ。
それの窓際の、おそらくこの店で一番眺めがよいであろう席を彼は引き、私を座らせた。
正直、わけがわからない。
P「ここのオーナー、知り合いがやっててさ。ほかの客より優先で席の予約とかできるんだ」
伊織「どうでもいいわよ、そんなの。仕事は?」
P「悪いな。あれは嘘だ」
伊織「嘘ぉ?」
P「水瀬と一緒に食事がしたくてな」
伊織「……っ!」
な、なんなのこいつ……?とうとう仕事のしすぎで壊れちゃったのかしら。
こんなく、口説き文句みたいなこと言うなんて……!
P「水瀬」
伊織「は、はいぃっ!」
緊張と動揺で声が裏返ってしまった。
P「ど、どうした?お前、こういうところ初めてじゃないと思ったんだが……」
伊織「コホン……そんなことはないわ。……で?なんでこんなところに連れてきたわけ?彼女さんに見られでもしたら大変なんじゃないの?」
P「彼女……?……まぁいいやえっと……」
そんなことを言うと彼はいつも使ってるカバンの中に手を突っ込んでそして、
ズイッと箱を私に渡してきた。
伊織「……なにこれ」
P「まぁ開けてみろって」
伊織「……」ゴソゴソ
明らかにプレゼント用の装飾をされたその箱の中身はあのオフの日に私が良いと言ったあのネックレスだった。
伊織「これ……」
P「誕生日おめでとう、水瀬」
伊織「意味、分かんない……」
P「え?」
伊織「あんたこれ、彼女さんにあげるんじゃなかったの?」
P「だからさっきから彼女っていったい何を……」
伊織「だってあんた言ってたじゃない。彼女に送るって。それなのにこんなの渡されたら……」
勘違いしちゃうじゃない。
P「……そういやそうだったな。すっかり忘れてた」
伊織「忘れてたって……あんたねぇ」
仕事のことは絶対に忘れたりしないのに。
P「まぁ、嘘だ。たまたまお前と会っちまったからついでたらめを……」
伊織「じゃああれは私のために……?」
P「まぁ、そうなるな」
伊織「そっか……」
P「勘違いするなよ。誕生日だからやるんだ。別に他意はない」
伊織「あら、他意はないの?」
P「え?」
伊織「あってほしかったわ」
P「……」
伊織「私、あんたのこと好きみたい」
言っちゃった。
P「……周りに俺のほかに男がいないからそう思ってるだけだよ」
伊織「勝手に私の心を決めつけないでよ。私の心は私以外、誰もわからないのよ?」
P「……」
伊織「……ごめんね。急にこんなこと言っちゃって。あんたを困らせちゃうのは分かってた。でも、我慢できなかった」
P「……俺たちはアイドルとプロデューサーだ。付き合うことはできない」
伊織「……そうね」
わかってたことだわ。
こいつに彼女がいようがいなかろうが私たちはアイドルとプロデューサー。
これは叶わない恋だってわかってた。
P「だから、時間を設けよう」
伊織「……え?」
P「お前がもっと大きくなって、アイドルを引退するとき、お前がまだ俺のことを好きでいてくれたのなら、俺はその時にはプロデューサーとしてじゃない、一人の男として答えを出すよ」
伊織「……なるほどね。今は振るけどキープしとくってことね」
P「人聞きの悪いことを言うな。最低でもその時までは俺も恋人は作らないようにするよ」
伊織「……わざわざそんなことを言うってことは、脈ありって考えてもいいのかしら?意外だわ。あんたとは接点がそんなにないから負け戦だと思ってたのだけれど」
P「……ノーコメントだ」
伊織「……ふふっ。あんたって面白いわ、ホントに」
P「……」
伊織「仕事にしか興味がない人間だと思ってたけどそんなことはなかったし、誕生日を祝ってくれたし。わざわざ嘘までついて。今仲が良い娘たちはみんな誕生日が過ぎた娘たちってわけね」
P「……告白されたのはお前が初めてだよ」
伊織「そ。まぁ良いわ。このスーパーアイドル水瀬伊織ちゃんが男一人振り向かせられないなんてありえないもの!覚悟してなさい!!」
P「はは……そうだな。水瀬なら……」
伊織「伊織」
P「ん?」
伊織「伊織って呼んで。ほかのみんなもそう言ったんでしょ?」
P「……わかったよ、伊織。そんじゃ、飲み物もちょうど来たみたいだし……」
横からウェイターがオレンジジュースを出してくる。あいつのはノンアルコールのカクテルらしい。
P「我らがアイドル、水瀬伊織の誕生を記念して、乾杯」
伊織「一日早いけどね。乾杯」
あいつと一緒のディナーは楽しくて、綺麗で、幸せだった。
「「「「たんじょうびおめでと~う!!」」」」
伊織「ありがと、みんな」
真美「んっふっふ→。いおりんいおりん、今日はいおりんの誕生日だよ~」
伊織「知ってるわよ」
亜美「じゃじゃ~ん亜美はこれをいおりんにあげるよ~!!」
伊織「あら、ありがと」
亜美「んんん~?いつものツンデレがみられませんな→。いつもなら『ま、まあありがたく受け取っておくわ。ふんっ』って感じのはずなのに~」
伊織「誰がツンデレよ」
P「お、伊織。付けてきてくれたんだな」
伊織「当たり前じゃない」
美希「あ~!!デコちゃんもハニーからプレゼントもらったんだー」
伊織「デコちゃんいうなっ!」
真「ね、ねえ伊織?」
伊織「何?」
真美「さっき兄ちゃん、いおりんのこと『伊織』って言ったよね?」
伊織「あぁ、そうね」
亜美「なんでなんで→?前まで名字で呼ばれてたのに!!」
伊織「……ま、直にわかるわよ。にひひっ」
==END==
な~にが「一日早いけどね」だよ俺
思いっきりオーバーだよもう五月六日だよ
20時くらいから急いで書き始めたけどやっぱり無理だったよごめんねいおりん
何はともあれ誕生日おめでとういおりん!!
おつー
20時からとな
乙
素晴らしい。
乙
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