【ミリオンライブ!】第6話 いつかのために (68)

(1)
(765プロ事務所、社長室)

社長「おおーそうか、ついに仕事を決めてくれたか!」

p「はい。」

社長「やるじゃないか、それでこそ我が765プロのホープだ。」

律子「しかし初めて取ってきた仕事が歌番組だなんて凄いですね・・・。」

P「いやー、本当に昔のおれなんて小さな村での野外ライブだったのにな。」

p「いえ、これも先輩や先輩アイドル達の存在あってこそです。私の力ではありません。」

社長「何を言うんだね!事務所の名前ではない、君の力だよ!」

P「そうだぞ!もっと自信を持っていいんだぞ。」

p「いや、そんな・・・。」

律子「担当アイドルには自信を持て、というのに自分は自信がないんですか?」

p「ははは、言われてみればそうですね・・・。面目ないです。」

P「メンバーは決まっているのか?」

p「はい、今回はちゃんと自分で選びました。」

律子「まぁ、今までも確認だけで私たちは何もしてないですけどね。」

社長「とにかく頑張ってくれたまえ。」

p「はい!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1494250343

・・・
(劇場事務室)
p「…そういうわけで今度の歌番組のメンバーとして僕は君たちを選んだ。いいかな?」

翼「やったー!」

ジュリア「もちろんだよ、あたしを選ぶなんて、プロデューサーいいセンスしてるな!」

瑞希「すごい仕事だぞ。………ドキドキ。」

翼「この前は未来や静香ちゃんたちが出ていたから私もテレビ出たかったんです。頑張りまーす。」

p「そう言ってもらえてよかったよ。よろしくな、3人とも。」

ガチャ

茜「ねぇねぇ3人が音楽番組出るって本当?」

瑞希「野々原さん。高山さんたちも。」

茜「茜ちゃんは?茜ちゃんの魅力を引き出すにはもっとアイドルらしい番組が必要なんだよ?」

p「いや、茜の魅力を引き出すのはバラエティー番組かな。」

茜「ちょっと!茜ちゃんはもっとアイドルらしい仕事がしたいんだよ!」

p「まぁ、冗談は抜きで茜よりもこの三人の方が今回は向いているかな、と思っただけだよ。決して茜を選ぶべきでないと思っているわけではない。」

茜「プロちゃん・・・(感動)。」

未来「プロデューサーさん、私は私は!」ピョンピョン

p「未来は今回はお留守番だぞ、次は頑張ろうな。」ナデナデ

未来「はーい!」

茜「おかしい…、いつもより扱いはいいはずなのに…。茜ちゃん、格差を感じるぞ…。」

紗代子「あの、プロデューサー!」

p「うん?どうしたんだい紗代子?」

紗代子「私ももっと色々なことに挑戦してみたいです。デビュー間もないとは言え、シアター中心の活動ばかりだと、活動の幅が狭まってしまいます。」

朋花「紗代子さんの意見も一理ありますね~♪シアターでの経験も貴重ではありますが、どうしても私たちのことを知ってもらえる子豚ちゃんたちは限られてしまいますからね~♪」

エミリー「実は私も理想の大和撫子になるために、もっと様々な試練に挑みたいと考えております。仕掛け人様、いかがでしょうか?」
ワイワイ

p「・・・じゃあ君たちは汚い手を使ってでも仕事をしたいのかい?」

紗代子「そ、そんな!そういうわけではないです。」

p「みんなに一つ言っておきたいんだが、今回選ばれなかったことばかりに囚われないでほしい。今はまだ実力がある、ないで選んでいるわけじゃないんだ。」

全員「・・・。」

p「今後はもっとみんなが色々なことにチャレンジ出来るように、僕も頑張っていく。だからそれまでにみんなもレベルアップしておいてくれないか。」

全員「・・・。」

琴葉「・・・さぁ、みんな今日は劇場の掃除の日よ。切り替えて次回の公演に来てくれるお客さんたちのためにも、ここを使う自分たちのためにも隅々までキレイにしましょう!」

全員「はーい…。」

ワイワイ…、バタン

p「琴葉、ありがとう。」

琴葉「・・・私たちはいつも私たちのために色々と支えて下さるプロデューサーには感謝しています。ただプロデューサーが仕事を取ってきても出れる人は限られてしまいます。」

p「…。」

琴葉「芸能界が実力で勝ち取っていくものです。実力にそぐわない仕事ならば振り落とされるだけ。このことは理解していても焦りと感じている子は一定数います。」

p「わかっているよ。実力があってもそれをアピールする場がないとアイドルとして活躍できないからな。焦らないはずがない」

琴葉「よかった。やっぱりわかっていらしたんですね。今後も常にこのことを念頭に置いて頂けないでしょうか?」

p「もちろんだ。」

琴葉「お願いします、それでは。」テクテク

p「実力、か。自分で言ったはいいものの、当の僕はどうなんだ、って話なんだけどな。」(苦笑)

オープニング
Dreaming! (~1:35)
https://www.youtube.com/watch?v=mv1UDSZI6kM

本作品はアニメ版『THE IDOLM@STER』の世界を想定しています。
時系列では、劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』へ以降となっております。
よければご覧下さい。

本日、立てる際にタイトルをミスしたため、30分ほど延長してしまいました。
見てくださる方とともに、管理人に対して深くお詫び申しあげます。
本当に失礼しました。

ずっと前に言われていたのに、いつも忘れていました…。

<前回まで>
【ミリオンライブ!】第1話 Welcome!!
【ミリオンライブ!】第1話 Welcome!! - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491055230/)

【ミリオンライブ!】第2話 自然体の笑顔
【ミリオンライブ!】第2話 自然体の笑顔 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491742966/)

【ミリオンライブ!】第3話 目指せガーリー!
【ミリオンライブ!】第3話 目指せガーリー! - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492261284/)

【ミリオンライブ!】第4話 全力パフォーマンス!
【ミリオンライブ!】第4話 全力パフォーマンス! - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492866038/)

【ミリオンライブ!】第5話 通じ合う心
【ミリオンライブ!】第5話 通じ合う心 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1493805656/)

(2)
(当日朝、事務所前)
p「よし3人とも揃ったな!・・・と言いたいんだが・・・」

ジュリア「おい翼!今どこだ!」

電話(翼「今電車から降りるところですよ。」)

ジュリア「なんで今日に限って遅刻してるんだよ!」

電話(翼「もーう、ジュリアーノうるさい・・・。一回切りますね。」)ブチ

ジュリア「おい、翼!」

瑞希「ジュリアさん落ち着いて下さい。」

ジュリア「でも今日に限っては絶対ダメだろう!一回ガツンと言わないと」

p「まぁまぁ、翼も悪気はないんだ。」

瑞希「失敗しない人はいません。誰しもが必ずどこかで失敗してしまいます。それが伊吹さんは偶然今日だったんです。」

ジュリア「まぁ確かにそうかもしれないけどさ・・・。」

瑞希「かくいう私も今日に限って衣裳を家に忘れてしまいました。」

ジュリア「えっ、今日って衣裳は向こうが用意してくれるんじゃなかったのか!あたしも持ってき忘れた!」

瑞希「………すいません、嘘です。」

ジュリア「び、びっくりした、焦らせるなよ・・・。」

瑞希「というのは冗談です。」

ジュリア「どっちなんだー!」

翼「おはようございまーす!」

ジュリア「遅いぞ翼!また遅刻しやがって。」

p「ははは、まぁ集合時間はそれを見越して早めに設定したものだから大丈夫だよ。」

翼「ええー、そうだったんですか!」

瑞希「プロデューサー、流石ですね。」

p「よしっ、やっと揃ったことだし行くか。」

3人「ハーイ!」



?「すいませーん、ちょっと待って下さいー!」

ジュリア「うん?」

瑞希「あれは秋月さん・・・、おはようございます。」

律子「よ、よかったー。もう出発時間過ぎているからいないかもしれないと思っていたんですよ。」

p「いや、時間を早目に設定していたからな。少しゆっくりしていたんだ。」

翼「そ、そうです、そうです!」

律子「・・・本当ですか?」

ジュリア「翼のやつが寝坊したんだ。」

翼「げっ!」

律子「つ・ば・さー・・・。」

翼「す、すいませんでした!」

瑞希「これが噂の鬼軍曹ですね。………ブルブルブル。」

律子「全く。ちゃんと注意したいですけど時間がないので今日はこれぐらいにしておいてあげる。」

翼「ふー、命拾いした・・・。」

p「一体どうしたんだい、そんなに慌てて。」

律子「実は・・・。」

伊織「あずさが撮影現場にまだついていないから律子が探しに行かなくちゃいけなくなったのよ。全く。」

ジュリア「い、伊織!」

翼「デコリーナ先輩!」

伊織「デコリーナ言うな!」

瑞希「水瀬さん、今日も輝いてますね。………何がとは言いませんが。」

伊織「アンタもやめなさい!」

ジュリア「あれ?今日伊織って・・・。」

伊織「そう、あんたたちと同じテレビ局で仕事よ。」

律子「本当は私が伊織の送迎をするはずだったんですが、あずささんのことが入ってしまいまして・・・。なので代わりに伊織の送迎をお願いできませんか?」

p「それぐらいだったらいいよ、やりましょう。」

律子「すいません、よろしくお願いします!じゃあ私は!」

タタタ…

p「じゃあ改めて行くとするか。」

瑞希「その前に一ついいでしょうか?」

p「うん?」

瑞希「あそこの横断歩道に三浦さんらしき方がいました」

伊織「何ですって!早く律子に電話をしなさいよ!」

瑞希「………すいません、嘘です。」

伊織「ちょっと!朝からボケすぎじゃない!」

ジュリア「落ち着けよイオリ、朝からそんなに騒ぐと血圧上がるぜ。」

伊織「あんたは味方だと思っていたのに!」

(車内)
翼「ジュリアーノ、もっと向こう行って下さいよ。」

ジュリア「もうこれ以上は無理だ!」

瑞希「私も限界です。」

伊織「悪いわね、突然乗せてもらうことになって。」

p「同じ事務所なんだから気にしないでいいよ。」

伊織「考えてみたら、アンタやシアターの子たちと一緒に車に乗るなんて初めてね。」

p「言われてみたらそうね。」

伊織「ねぇ、この前のシアター公演はどうだったの?」

瑞希「大きなトラブルもなく無事に終了しました。」

翼「ジュリアーノも可愛い服を着て踊っていたんですよ。」

ジュリアーノ「やめてくれ!今からまたそういう服を着るってことを何とか忘れていたのに、思い出させるな。」

翼「えー、すごく似合っているのに。」

瑞希「はい、私もとてもお似合いだと思いました。」

ジュリア「やめろ~!」

伊織「…ふふふ、羨ましいわ。初めから輝くことができるステージに立つことが出来るなんてね。」

瑞希「水瀬さんたちは初めの頃はどうだったんですか?」

伊織「ほんっと、大変だったわよ。オーディションなんて全然通らないし、よくわかんない仕事ばかりやらされるし。」

ジュリア「今のイオリたちじゃとても考えられないな。」

伊織「初めてのステージなんて山奥よ!おまけにそこでは玉ねぎを切らされたり焼きそば焼かされたりして・・・」

翼「わぁーデコリーナ先輩の焼きそば食べたかったな。」

伊織「もうこりごりよ、あんなの。・・・まぁ、今となってはいい思い出ね。」

p「その仕事がPさんの初めて取った仕事なんだって?」

伊織「そうよ、当時のあいつにしては頑張った方ね。」

p「・・・なぁ伊織から見て僕の仕事ぶりはどうだい?」

伊織「何よ突然?」

p「ちょっと気になってね。」

伊織「あまりアンタの仕事を見ているわけじゃないけど・・・、

まぁアイツに比べたら足元にも及ばないかもね。」

p「手痛いな・・・。」

瑞希「私たちはどうでしょうか?」

伊織「さぁーどうかしらね。」

ジュリア「ハッキリしないな。」

伊織「まぁ一つ言えることは私たちに比べたら、全然ってことね!にひひっ♪」

翼「そんなの当たり前じゃないですか~。どうしたらいいんですか~。」

伊織「いつかわかるわよ。」

翼「えー、教えて下さいよ!」

瑞希「私も気になります。………どうしたらそんなに輝けるのか。」

伊織「ど・う・い・う・意・味?」

ジュリア「瑞希ってこんなにボケるキャラだっけ?」

p「おーい、そろそろ着くぞ!」

(3)
(テレビ局、駐車場)
伊織「ありがと、もうここでいいわよ。」

p「まだ時間があるから現場まで送っていくよ。」

伊織「別にいいわよ。もともと律子もここまで送ってもらうだけの予定だったの。」

p「じゃあ今後のためにディレクターさんたちに挨拶したいから、ついて行きたいんだがいいかな?」

伊織「まぁ、そういうことなら仕方ないわね。いいわよ。」

翼「私たちもついていってもいいですか?」

伊織「好きにしなさい。」

(スタジオ)
伊織「みなさーん!おっはようございます!今日もよろしくお願いしまーす!」

カメラマン「水瀬さん、お願いします!」

監督「この前の表情とてもよかったよ。今日もあれをよろしく!」

伊織「本当ですか?伊織すーごっく嬉しい!」

3人「・・・」

ジュリア「あれがプロなのか・・・。」

瑞希「普段の水瀬さんでは全く見られない雰囲気ですね。」

p「お待たせ、そろそろ行こうか。」

(別スタジオ)
翼「わ~、広いステージ♪」

ジュリア「おいっ、あまりはしゃぎすぎるなよ。」

翼「だってテレビ局で歌を歌えるんですよ!嬉しいじゃないですか!」

ジュリア「ったく、ちょっとは瑞希を見習ったらどうだ。」バッ

瑞希「ジュリアさん、いつもテレビでしか見たことがない風景が目の前に広がっています。………ワクワク。」(セットちょんちょん)

ジュリア「・・・、まぁちょっとくらいはいいか。」

p「ジュリアの言う通りだ。もっと落ち着いていなきゃだめだぞ。」

翼「むー、いつもより厳しくないですか?」

p「色々な人の目があるからな。ここは劇場ではない、いろんな人たちがお前たちを見ているんだから。」

翼「わかりました・・・。」

p「じゃあ着替えてこい。」

3人「はーい。」

(着替え後)
ジュリア「はぁー、やっぱりこんなひらひらな衣裳慣れないな。」

瑞希「そうなんですか?私はジュリアさんとても似合っていると思います。」

翼「そうそう、ジュリアーノ可愛いですよ!」

ジュリア「あ、あんまり見んな!」

AD「765プロさん、一回通します!準備して下さい!」

3人「よろしくお願いします!」

(曲中)
♪~
ジュリア「♪~(くっダンスはやっぱり苦手だ、体が全然動かない・・・。)」

瑞希「♪~(シアター公演とは空気が違います。緊張が取れません。)」

翼「♪~(・・・。)」 

~♪ジャーン

AD「OK!お疲れ様でした!30分後本番です!」

・・・
D「いやー三人とも新人にしては上手だね。流石765プロさんだよ。」

p「ありがとうございます。」ペコッ

D「本番もあんな感じでよろしくね。」スタスタ

p「・・・」

(4)
(スタジオ脇)
ジュリア「はぁー、思う通りにいかないな。」

瑞希「はい、緊張して顔が強張ってしまいました。………シュン。」

ジュリア「あたしもやっぱりダンスはダメだったよ。」

瑞希「私たちまだまだですね。」

ジュリア「翼はすごかったな、歌もダンスも完璧だし、表情も豊かだったよ。」

瑞希「ところで、伊吹さんはどこに行ったんでしょう?」

ジュリア「そういえば見かけないな・・・。探しに行くか。」

(休憩室)
翼「・・・。」

p「翼!やっと見つけたよ!」

翼「あっプロデューサーさん・・・。」

p「とてもよかったよ!初めてのテレビなのに堂々としてい・・・。」

翼「本当にそう思っていますか?」

p「・・・。」

翼「私練習してきたのに全く思った通りに出来ていませんでした。私はみんなを代表している出演するのに、あんなの・・・。」

p「・・・そうかもしれないな。劇場で見た翼の方がいきいきとしていたな。」

翼「…この前の劇場公演では奈緒さんや琴葉さんとか色々な人が支えてくれました。」

p「聞いたよ、1回奈緒と揉めたんだってな。でもその後は翼はとても真剣だったって奈緒も言っていたよ。」

翼「…今日みたいに私一人だと何も出来ないんですね…。」

p「いやいやそれは違うよ、絶対に。」

翼「?」

p「翼たち一人ひとりに力がないわけではないんだ。でもまだまだ発展途上なだけだ。いつか必ず翼も翼個人としてスゴイパフォーマンス出来るようになるさ。」

翼「そうなんですか?」

p「あー、翼は必ずすごいアイドルになるよ。」

ガチャ
ジュリア「でも今が1人ではできないことばかりだろう?」

瑞希「まだまだ私たちは実力は足りないかもしれません。だからこそ3人で力を合わせて乗り越えましょう。」

翼「ジュリアーノ、みずきちゃん・・・。」

瑞希「それに、私たちから見た伊吹さんの演技は素晴らしいものでした。もっと自信を持って下さい。」

翼「そう?」

瑞希「はい。」

ジュリア「なぁプロデューサー、あたしたちもいつかはスゴいアイドルになれるか?」

p「もちろんだ!ジュリアも瑞希も、劇場のみんなも誰もが注目するアイドルになれる!」

ジュリア「サンキュー、今の話を聞いてあたしも力が湧いてきたよ。」

瑞希「私もです。ありがとうございます。」

翼「そっか、そうだよね!」

p「うん、本番で成功すればいいんだよ。さっきの失敗を踏まえて、頑張れよ!」

3人「ハイッ!」

?「フンッ、これだから7流アイドルどもは。あんな仲良しクラブのお遊戯なんて吐き気しかしないわ!」

p「そ、その声は・・・」




p「黒井社長!」



(前半終了)

後半は水曜日10:00頃投稿予定

(後半開始)

(5)
黒井「アン?何で貴様はこの私の声を知っているんだ?」

p「あ、いや、先輩たちに聞いていたので・・・。」

黒井「ホー、ということは貴様か、新しい765プロのプロデューサーというのは。」

p「ええ、そうですが。」

黒井「ハァッ!こんなやつを雇うなんて、やはり高木は見る目がないようだな。」

p「何ですか!会ってそうそういきなり失礼すぎませんか?」

ジュリア「そうだ!お前が誰か、ちゃんとは知らないけど、それが大人のとる行動なのかよ?」

瑞希「私もそう思います。」

翼「言葉が汚い。なんか雰囲気が嫌な感じ・・・。」

黒井「貴様らのような三下がこの私と会話が出来るだけありがたく思え。」

黒井「せっかく前回の収録で出番が減るようにしてやったのにまた出てくるとはな。」

p「ま、まさかこの前のクイズ大会、あなたが仕組んだんですか!」

翼「そんな!せっかく未来や静香ちゃんが出れた番組だったのに!」

黒井「おっと、何のことか私にはまーったくわからんね。」

p「・・・、それで何か私たちに用があるんですか?」

黒井「別にな。ただ貴様らのような何の魅力もない虫がテレビ局内を飛び回っているので追い払いにきたまでだ。」

翼「虫なんて言い方、あんまりです!」

p「『貴様ら』って、この子たちのことを言っているんですか、あなたは?私のことならばまだしも彼女たちはアイドルとして今飛び立とうとして・・・。」

黒井「ホォー?お前は私が気付いていないと思っているのか?」

p「何ですって?!」

黒井「さっきの撮影、あのテレビ局の人間の目は騙せてもこの私は騙されんぞ。」

翼「さっきの・・・見ていたの?」

黒井「そこのロッカー被れは歌はそこそこ上手いようだがそれ以外、特にダンスは全くダメだ。」

ジュリア「クッ、否定できない・・・。」

黒井「流石はロッカー被れ、いやロッカー落ちだな。」

ジュリア「て、てめぇ・・・」




黒井「こいつは能面女だな、表情がまーたっく変わらない。どのパートでも全てが無表情だ。」

瑞希「言い方が酷いですが…。」

黒井「こんなやつに惹かれるやつなどいないだろうな。どうせなら何かのお面をかぶった方がまともかもしれんな。」

瑞希「・・・。」

黒井「そしてセンターの女、お前はほんの少しだが他の2人に比べたら華はある。だがとてもトップアイドルなどなれるはずがない。」

翼「え・・・?」

p「何を言うんです!」

翼「そ、そうですよ!難しいかもしれけないけど、ちゃんと頑張っていけば・・・。」

黒井「わからないなら教えてやろう。お前は全てが中途半端なのだ!」

翼「ちゅ、中途半端?」

黒井「歌も上手くも下手でもない、ダンスもキレがあるわけでもないわけでもない、オーラもありそうでない。こんなのばかりだ。ある意味こっちの2人以上に何もないな。」

翼「わ、私だってちゃんと頑張れば歌でもダンスでも上手くなるもん。そしたら・・・」

黒井「どうせ努力することが嫌いなんだろう?そういう先輩がお前のところにもいるが、あいつは天才だからな。どうせそれをネコ真似しているんだろう。」

翼「あ・・・。」

黒井「何もない人間がいくら真似などしても、所詮は子供のおままごとにすぎないのだ。」

p「もうやめて下さい!あなたはそれでもアイドルたちの社長なんですか!」

黒井「あんなパフォーマンスしかできないような虫けらどもに存在価値などないわ。」

p「ふ、ふざけないで下さい!そんな言い方・・・。」

黒井「貴様も含めてだ。今回の仕事もお前たちの実力ではなく、事務所の名前だろう?」

p「それは・・・。」

黒井「765プロと言えば、向こうがお前を見る目が変わってくる。追い返されることなくちゃんと対応してもらえる。違うのか?え?」

p「ンッ・・・。」

黒井「ハーハッハッ、図星のようだな。お前たちのようなやつらしかいない765プロなど、やはり大したことないな!」



?「あんた、何を言っているの?あんたこそ見る目がないわね。」

黒井「ウン?お前は・・・」





黒井「水瀬伊織!」

(6)
ジュリア「イオリ!」

翼「デコリーナ先輩!」

伊織「デコリーナ言うな!・・・って言いたいけどそんなこと後ね。」

瑞希「撮影はどうしたんですか?」

伊織「今休憩時間中なの。そしたら偶然アンタたちの声がしてね、来てみたのよ。」

黒井「水瀬伊織、一体なんだ?この私がこいつらに忙しい時間を割いてまで忠告してやっているのだぞ?ありがたく思ってもらいたいほどだ。」

伊織「残念だけど的外れなことばかりよ。」

黒井「なーにが的外れなのだ!こいつらはまだデビューしてニか月も経ってないのにアイドルとしてテレビに出ているんだぞ。身の程知らずも甚だしい!」

伊織「・・・」

黒井「それにコイツだ!」ビシッ

p「!」ビクッ!

黒井「コイツなんてまだ 一流プロデューサー気取りをしている。何の力もないくせにな。」

p「そんなつもりなんてないです!」

黒井「フン!今回の仕事もどうせ765プロの名を使って取った仕事だ。」

p「ウッ…。」

黒井「自覚はしているようだ。だったらさっさと芸能界から出て・・・。」

伊織「あんた本当に何もわかってないのね?ここまで来ると逆に哀れだわ。」

黒井「何だと!」

伊織「プロデューサーが事務所の名を使っている?とんでもないわ。」

伊織「こいつはね、とにかく色々な人に会いに行って自分のアイドル達を必死にアピールしているのよ。休みの日でもそうだし。」

ジュリア「そうなのか!」

瑞希「全く知りませんでした・・・。」

黒井「ハッ、だからどうした?そんなことわからんだろう。」

伊織「嘘だと思うなら聞いてみればいいわよ、この局にいるスタッフたちにね。ていうか、アンタの話って誰かが本当に言っていたの?」

黒井「そ、それはだな・・・。」

伊織「じゃあ私が撮影しているところのスタッフにでも聞いてみたら。彼らの間でもプロデューサーのことはとても有名なのよ?まだ駆け出しなのに37人も抱えながら、自分たちに会いに来る男がいるってね。」

p「そ、そうなのか?」

伊織「努力に意味があるかどうかは人が、そしてファンが判断するのよ。アンタみたいなひねくれた人間にはわからないでしょうけどね?」

黒井「ムムム…。」

p「伊織ありがとう。でもでもやっぱり僕がやっていることは・・・。」

伊織「アンタがしていることは、まだ私たちが売れていないときのあいつと同じよ。とにかく色々な人に会いに行き、売り込んでいた。何度断られても何度もお願いしてね。」

p「Pさんも・・・。」

伊織「ただあいつと違うことはプレゼン力ね。もっと早く来てほしかったぐらいだわ。」

p「伊織・・・。」

伊織「それに黒井社長?この3人に対して言った言葉なんて筋違いだわ。」

黒井「何だと?」

伊織「ジュリアは確かにダンスは苦手だし、そもそもアイドルとは遠い場所にいたと思うからまだまだなところが多いわ。でも音楽に対する思いは誰よりも強いわ。そんなジュリアをロッカー落ちするのは大バカよ。」

伊織「瑞希は表情は一見同じに見えるけど、よく見ると様々な表情を私たちに見せてくれるわ。今回は緊張して顔が引きつっていたかもしれないけど、段々と瑞希らしさが出せるようになるわ。そうなればファンが増えるのは当然よ。」

ジュリア「イオリ・・・。」

瑞希「水瀬さん・・・。」

伊織「そして翼よ。」

翼「」ビクッ

伊織「確かに最初は美希の真似ばかりしていたわ。練習に対して真面目さが足りなかったわ。でもシアターでの公演から翼は大きく変わったわ。練習に対する思い入れが変わっているわ。今回の収録にも個人レッスンを遅くまでやっていたのよ。」

黒井「しかし努力などしてもそれが発揮できなければ・・・。」

伊織「あら?本番で成功すればいいってあなたなら言いそうだけど?」

黒井「うぬぬぬ…。」

伊織「新人っということで少し甘く評価されているかもしれないわ。でも3人とも765プロという看板を背負っていることを常に意識して活動しているのよ。十分プロと言えるわ。」

黒井「なにがプロだ水瀬伊織!何の魅力もないお前らの後輩などいつでも・・・。」

伊織「黒井社長?あんたあの時ほど力はないのよ?」

黒井「な、何だと!」

伊織「ジュピターやめてからね。あんた自身わかっているでしょう?」

黒井「うぬぬ・・・。」

伊織「あんまり大口叩いていると、今度はアタシがあんたを潰すわよ、あんたが私たちにしていたのと同じやり方で」キッ

黒井「ク、クソ!今日はこれくらいにしておいてやる!」タタタタ

伊織「はぁー、やれやれ。馬鹿の相手をするのわ疲れるわ。」

瑞希「水瀬さんがあんなすごむなんて。………怖かったぞ、ブルブル」

ジュリア「あたしもびっくりしたぜ、イオにあんな顔が出来るなんて。」」

伊織「ふん、あんな奴にはあれぐらいしてやんないとダメよ。」

p「大丈夫なのか、あんなに言ってしまって。」

伊織「問題ないわ。昔だったらそうも行かないでしょうけど今そんな力、向こうにはないんだから。」

ジュリア「イオリがあたしのことをあんな風に思っていたくれなんてな。」

瑞希「私もです。とても嬉しくなりました。………本当です。」

翼「・・・。」

伊織「翼?いつも最高の状態になるわけじゃないんだから、次がよくなればいいのよ。アイツの言葉なんて気にしちゃだめ。」

翼「・・・本当ですか?」

伊織「あなたには才能があるのよ。これからそれをどんどん磨いていって黒井社長を見返してやりなさいよ!」

翼「伊織先輩・・・。」

伊織「何番煎じがわからないけどね、努力は裏切らないわ。いつかは必ず報われる時が来る。今バカにされていてもそれを見返してやる、という気持ちが必要よ。わかった?」

翼「はい!ありがとうございます!」

伊織「あっ、あと言っとくけど、水瀬を使う気は一切ないから。あなたたちが実力で倒しなさい。」

ジュリア「そ、そうなのか?伊織が言うから本当にやるかと思っていたよ。」

伊織「まぁ昔の私だったらそうしていたかもしれないわ。でも、相手と同じことをしたって意味がないよ。」

伊織「私はアイドルとして正々堂々と勝負していくわ。あいつが手出しできないくらい負けない仕事をしてね!」

翼「・・・かっこいい・・・。」

伊織「さぁ、もうすぐ本番なんでしょ?行ってきなさい!」

3人「ハイッ!!!」

(7)
(セット内)
AD「じゃあもうすぐ本番入ります。5・4・3・(2・1。)」

司会「皆さんこんばんは!今晩は早速今話題の765プロの新人アイドルの方に歌って頂きます。今日来て頂いているのは・・・。」

(セット内ステージ)
翼「・・・」

翼「(私はまだまだ・・・。今日黒いおじさんに言われたことも否定できない・・・。)」

翼「(今のまま進んでもいいのか怖いとも思う・・・。)」

翼「(でも!もう弱音なんて吐かない!強くなるために!夢を叶えるために!)」

挿入歌:Believe my change!
https://www.youtube.com/watch?v=3ZviKGyXWfA

貼り間違い
https://www.youtube.com/watch?v=PjT37P4HfyM#t=95

(スタジオ脇)
p「ありがとう伊織。」

伊織「あの3人がアイツのせいでつぶれるなんて許せなかったのよ。当然だわ。」

p「イヤ、それもあるけど僕のこともだよ。」

伊織「別に?私は思ったことを言っただけだから。」

p「ならなおさら嬉しいな。」

伊織「あんたも大変ね、37人の面倒を一斉に見ることになるなんて。」

伊織「あいつも12人くらい見て無謀だったけど、全員を把握することは大変でしょう。」

p「まぁ・・・。でもやりがいがあるよ。」

伊織「そっ。なら安心ね。でも体には気をつけなさいよ。」

p「もちろんだ!」

(曲,中盤)
伊織「順調ね。聞いていると力が湧いてくるだけじゃなくて、3人に引き付けられるわ。」

p「伊織のおかげだよ。」

伊織「それぞれが頑張っていた。それだけよ。私はちょっとアドバイスしただけ。」

p「・・・。」

伊織「楽しみね、特に翼は。」

p「そうかい?」

伊織「さっきも言ったけど、前に会った時と雰囲気が違うわ。公演が何か翼を変えたのかもね。」

p「伊織も感じていたんだね。」

伊織「伊達に765プロでアイドルやってないわ。じゃあ、私は行くわね。」

p「撮影は大丈夫なのか?」

伊織「問題ないわ、じゃっ!」タタタタ

p「・・・あれが765プロのアイドルなのか・・・。追いつくことも大変そうだな・・・。」

~♪ジャーン、「…・・・アッ、シッシツレイイタシマシタ、スゴイパフォーマンスデシタネ。デハサッソクオハナシヲ・・・」

p「・・・でも僕たちも負けないよ!」

(8)
(劇場、会議室)

(テレビ)司会『今週のゲストは765プロの新人の伊吹翼さん、ジュリアさん、真壁瑞希さん、・・・・・・でしたが!では、また来週もお会いしましょう!さよなら~!』


亜利沙「はぁー!!最高でした!」

可憐「み、皆さん、とても輝いていましたね。」

亜利沙「特にジュリアちゃんが司会の人に振られてやっていたかわいいポーズ、最高です!」

ジュリア「や、やめろ!」

昴「やるなジュリア、オレも勉強になったぜ。」

のり子「えー、あたしは今の昴がすっごい好きなんだけどな。」

昴「へー、のり子もそんなこと言うんだな。サンキュー。」

ジュリア「次は他のメンバーだろうな。プロデューサー色々と試しているっぽいから。」

瑞希「この中の皆さんかもしれませんね。」

可憐「そ、そんな・・・、私テレビに出たら緊張して倒れちゃいます・・・。」

歩「大丈夫だって、可憐はこの前の公演のユニット曲でも堂々とセンターを務めていたじゃん!あの感じでやれば問題ないって!」

可憐「歩さん・・・!」

亜利沙「堂々としている可憐ちゃんもいいですが、亜利沙的にはポロリする可憐ちゃんの姿も見てみた・・・」

( *°ω°⊂彡☆))Д´) パーン

亜利沙「」キュー

可憐「す、すいません、つい手が・・・!」

歩「あれ結構痛いんだよな・・・。亜利沙お大事に。」

昴「どころで翼はどうした?」

のり子「プロデューサーもいないね。」

瑞希「プロデューサーは今日は事務所によってから来るそうです。翼さんは・・・わかりません。」

ジュリア「どうせ、気が向くままにこっちに向かっているんだろう。」

(事務所)
美希「ハニー・・・、もっと美希とデートしてほしいの・・・。」

小鳥「ふふふ、美希ちゃんいつも気持ちよさそうに寝ますよね。」

律子「寝る子は育つとはいいますけど、これじゃあ本当に眠り姫ですよね。」

伊織「全く!今日は2人でのCM撮影の話合いをするために集まったていうのに、これじゃあ何も出来ないじゃない!」

律子「まぁーこの頃は撮影が立て込んでいたから今日ぐらいはちょっとだけ寝かしてあげましょ・・・」ドタドタ…

バン!
翼「美希せんぱーい!」ガシッ!

美希「うっ、く、苦しいの・・・。」

小鳥「眠り姫のお目覚めですね。」

伊織「映画通りだと事務所が吹っ飛ぶわね。」

ガチャ
p「こんにちはー!おやっ、翼?」

翼「プロデューサーさん、おはようございます!どうしたですか?」

p「この前の仕事の報告書を提出しに来たんだよ。翼は?」

翼「え~と・・・、何となくです。」

ガチャ
社長「おー、君!今テレビで見ていたよ!3人とも素晴らしかったね!」

p「ハイッ!とても素晴らしいものを僕も見させてもらいました。」

翼「2人とも本当?」

社長「うんうん、伊吹君の視線には私も痺れてしまったよ!」

翼「やったー!でもでも、あれは私だけの力じゃないです。」

律子「そうなの?」

翼「ジュリアーノ、瑞樹ちゃん、プロデューサー、そしてデコリーナ先輩、みーんなのお陰です。」

社長「そうかそうか!それはよかったな!」

翼「はいっ!」

p「じゃあ書類はここに置いておきます。よろしくお願いします、小鳥さん。」

小鳥「お任せください。」

p「じゃあ劇場に行くか。翼はどうする?」

翼「じゃあ私も行きます。みんなバイバイ!」

p「失礼しました。」

ガチャ、バタン

律子「翼があんなことを言うなんてね・・・。一番初めに会ってまだ1か月くらいしか経っていないのに・・・。」

社長「アイドル諸君は常に成長しているということだね。」

伊織「もちろん私たちもね。」

律子「・・・、そうね。」

律子「そう言えば伊織?あなたこの前の撮影中にトイレに行きたいと言って抜け出してから帰ってくるのが遅かったって聞いたわよ。体調でも悪いの?」

伊織「まぁーね、ちょっと嫌な話を聞いてイライラしたの。」

美希「嫌な話を聞いてイライラするの?でこちゃんって変なこと言うね?」

伊織「色々あったのよ。ってでこちゃん言うな!」

(劇場への道)
翼「今日はどうするんですか?」

p「翼はボーカルレッスンだな。」

翼「またテレビとか出れないんですか?」

p「しばらくは翼はないかな、ごめんな。」

翼「わかりました・・・」

2人「「・・・・・・」」

翼「これからあの・・・、黒井社長はどうするんですか?」

p「・・・社長やPさん曰く今の961プロは昔ほどの嫌がらせはないだろうということだ。だから無視していていいだろう。」

翼「ならいいけど・・・。」

p「・・・。」

(回想)

P「黒井社長はしつこい。汚い手も使ってくる。そのことはお前もよく知っているだろう?十分に気を付けるんだぞ。特にお前はな。」

(回想終了)

p「・・・。」

翼「プロデューサーさん?」

p「あ、すまない。少し考え事をしていた。」

翼「黒井社長のことですか、もう忘れましょうよ!」

p「そうだな…。黒井社長に言われた言葉、もう気にしてないのかい?」

翼「うーん、忘れたわけじゃないですけど、ずっと気にしていても何もいいことないじゃないですか?」

p「まぁな。」

翼「もーっと楽しくやりましょうよ。」

p「ははは、そうだな!」

翼「・・・私たち大丈夫だと思いますか?これからもやっていけると思いますか?」

p「なんだ、やっぱり少し気にしているのか。」

翼「むー、いいじゃないですか?」

p「・・・正直勝算はない、でも僕たちには辿り着きたい場所がある。そうだろ?」

翼「そうですね!今はただの虫でもいつかはチョウチョになればいいんですよね!」

p「ああ!さっ劇場はもうすぐだ!今日もよろしくな!」

翼「よろしくお願いします!」

エンディング:アイル
https://www.youtube.com/watch?v=5dnXcPjq_I8

小鳥「そう言えば今日はあずささんも撮影ですよね?まだ来ないですね・・・。」

律子「だ、大丈夫ですよ!この前なぜか北海道にはいましたけど流石に今日は・・・。」

プルルル・・・
律子「あっ、あずささん‼今どこですか?今日取材日ですよ?」

電話(あずさ「律子さ~ん、今そちらに行こうと思って電車に乗っていたのに全く着かないんです~。」)

律子「え?い、今何が見えますか?」

電話(AZUSA「え~っと~、あっ今インディアンの方がいましたので話を聞いてきますね~。」)

律子「何でインディアンがいるんですかー!」

美希「765プロは今日も平和なの。」

伊織「そんなわけないでしょうが!」

(本編は終了しましたが、予告は明日になります。ご了承ください。)

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