凛「実はね……凛って>>3なんだにゃ」 (34)

ことり「え、えぇぇ!?」

凛「ごめんね、今まで秘密にしてて……」

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次の誕生日で齢97になる

犬派

ことり「そんな…語尾に『にゃ』ってつけてるのに?」

凛「しかも実は猫アレルギーなんだにゃ」

ことり「えぇ~、ちょっとびっくり…」

凛「そんなわけで語尾を変えようと思ってるんだ」

ことり「ど、どんなわけで?」

凛「犬派の凛がにゃーにゃー言うのは猫さんに失礼かと思って…」

ことり(変なところで律儀だなぁ…)

凛「それでことりちゃんにどんな語尾がいいか相談に来たの。やっぱり『わん』がいいのかな?」

ことり「うーん…>>6とかどうかな?」

前のやつはほのりんになりかけてて期待してたんだが…完結しなかったのか

ッス

鳰ッス

凛「えー……」

ことり「凛ちゃんのボーイッシュな雰囲気にマッチする語尾だと思うよ」

凛「そうかなぁ…」

ことり「物は試しだって、ほらほら」

凛「うーん……分かった。やってみるね」

ことり「じゃあ私が適当に話しかけるから語尾を意識して受け答えしてみてね」

凛「うん。分かったにゃ。……あ、わ、分かったッス」





ことり「凛ちゃんこんにちわ」

凛「あ、ことりちゃん。こんにちわッス」

ことり「今日もいい天気だね~」

凛「そうっすね。超いい天気ッス」

ことり「こんなに天気がいいとお昼寝したくなっちゃうね~」

凛「はは、そうっすね」

ことり「外で運動するのもいいかもね、凛ちゃんはそっちの方が好き?」

凛「ッスね。凛は外で体動かしてる方が性に合ってるッス」

ことり「やっぱりそうか~、凛ちゃんだもんね」

凛「ふふ、なんすかそれ。…………ていうか」





凛「こんなの凛じゃないにゃーーーーーーー!!!!」ドガラガシャー!


ことり「ひゃあぁぁぁ!?」




想像すると悪くないな

ハハ、そうっすね

陸上部の凛ちゃんとすると悪くない

凛「これじゃ誰だかわからないにゃ! 自分で言ってて違和感が物凄いし!」

ことり「けっこう良かったと思うけどなぁ…」

凛「ことりちゃんは良くても凛は良くないにゃ!」

ことり「えー…でも私他に語尾なんて思いつかないよ」

凛「じゃあ凛の変えるべきところを言って欲しいにゃ!」

ことり「変えるべき? 何で?」

凛「イメチェン! 凛はイメチェンしたいの!」

ことり「ご、語尾変えたかったんじゃないの?」

凛「それはもういいの! ことりちゃんからみて凛の変えるべき所を教えて欲しいにゃ」

ことり「凛ちゃんはそのままでいいと思うんだけど…」

凛「だめなのー!」

ことり「えぇぇ…じ、じゃあ>>15とか?」

お鼻に絆創膏つけよう

kskst

ことりのコーディネートでお姫様にしてあげる

ことり「ことりのコーディネートでお姫様にしてあげるね」

凛「…え?」

ことり「じゃあさっそく部室でメイクアップを…」

凛「ま、待ってよ! お姫様って…」

ことり「凛ちゃんはイメチェンしたいんでしょ? それなら任せて。とびっきり可愛くしてあげるから♪」

凛「……は、恥ずかしいッスー…」

ことり「れっつごー!」

凛「うにゃあああぁぁぁぁあぁぁぁ///」ジタバタ




―部室―



真姫「いきなり部室に呼び出して何の用よ?」

ことり「ふふふ、二人にぜひ見て欲しくって」

花陽「? 何を?」

ことり「生まれ変わった凛ちゃんの姿をだよ!…本当はみんな呼ぼうと思ったんだけど、凛ちゃんが大勢いると恥ずかしいって言ってね。真姫ちゃんとかよちゃんだけなら何とか…って」

真姫「なんか話が見えないんだけど…ていうか何よこの仕切り…」

花陽「生まれ変わったって…どんなふうに?」

ことり「こんな感じだよ!…それではプリンセス凛ちゃんの登場です!」



シャー


凛「う、うぅ…///」モジモジ



真姫・花陽「!?」

ことり(ふふ…普段は元気いっぱいな凛ちゃんが見せるこのしおらしい態度、表情! さらに服装はふりっふりのドレス! 極力布地を薄くし、素肌を強調するこのコーディネート! 我ながら完璧!)




凛「……ど、どう…かな…?///」ウワメヅカイ



真姫「>>18


花陽「>>20










お嫁さんみたい…

し、知ってたわよ!凛の可愛さなんて!でもこれは反則・・・(鼻血ブシャー)

凛ちゃん似合ってるよ!可愛いしお姫様みたい!

真姫「し、知ってたわよ!凛の可愛さなんて!でもこれは反則・・・///」ブシャー

ことり「うわぁ! 真姫ちゃん!?」



花陽「凛ちゃん似合ってるよ!可愛いしお姫様みたい!」

凛「え、えへへ…/// ありがと、かよちん…」

花陽「私たちだけに見せるんじゃもったいないよ! みんなに見せに行こう?」

凛「え、ええぇ!? む、むりむりむりむり!」

花陽「凛ちゃんこんなに可愛いんだよ? 恥ずかしがることないよ!」

凛「な、なんか微妙に聞き覚えのあるセリフ…」

花陽「さ、行こう?」

凛「……///」コクッ





ことり「かよちゃんて意外と積極的なところあるんだなぁ…」

ことり「私もついて行きたいけど…」チラッ

真姫「……」ドクドクドク…

ことり「……どうしよう?」



>>23

ついていく

にこちゃんに真姫ちゃんを押し付けて凛ちゃん見にいこっと

ことり「……」ピッピッ

ことり「あ、にこちゃん? 部室に来れば真姫ちゃんと二人きりになれ…」プツッ

ことり「…もう切れちゃった」

ことり「さて…」

真姫「……」ドクドクドク…

ことり「凛ちゃん見にいこっと」



――


ザワザワザワ…



凛「か、かよちん…/// この格好でうろつくの恥ずかしいにゃ…すごく見られてる気がするし…」

花陽「大丈夫大丈夫! とってもかわいいんだから自信持って!」

凛「で、でも~……///」

ことり「お~い」

花陽「あ、ことりちゃん。…真姫ちゃんは?」

ことり「にこちゃんに任せておいたよ。それより最初は誰に見せに行くの?」

花陽「>>26に行こうと思うんだ。誰かしらいると思うから」

私たち1年の教室

陸上部

下校中の生徒が沢山居るハズの校門

ことり「陸上部かぁ~、元々凛ちゃんが入ろうとしてたんだっけ?」

凛「な、なんでよりにもよって!?」

花陽「凛ちゃん体験入部してたから顔見知りの人もいるでしょ? スクールアイドルを始めてどれだけ変わったか見てもらういい機会だと思うよ」

凛「そんなの別に見てもらわなくてもいいにゃー!」

ことり・花陽「さぁ、いこー!」

凛「もう嫌にゃあぁぁぁあぁぁぁあぁ!」



――グラウンド


ザワザワ


「ねぇねぇ、あれって星空さんじゃない?」

「え? あ、ホントだ。前に会った時と全然違うから気づかなかった」

「ボーイッシュな感じの子だと思ってたけど…」

「すっごく可愛くない?」

「うんうん。お姫様みたい」

「何だか憧れちゃうかも…」

「ちょっと話してみようよ」

「うん。星空さーん」

凛「な、なに…?///」


ワイワイガヤガヤ…




花陽「…これで凛ちゃんも少し自信が持てたかなぁ」

ことり「かよちゃん…やたら強引だったのは凛ちゃんに自信を持たせるためだったの?」

花陽「うん。凛ちゃん、自分が女の子らしくないって思ってるみたいだから、そんなことないんだって思わせてあげたくて…」

ことり「荒療治だねぇ…」

花陽「あ、あはは。私も自分に自信が持てないって気持ちはよく分かるから…そういう時どうすればいいのかも」

ことり「無理やりでも一歩踏み出す、かな?」

花陽「うん。一人だと大変だけど誰かに背中を押してもらえればへっちゃらだよ」

ことり「…かよちゃんも変わったよね、強くなったというか」

花陽「そ、そうかな?」





凛「うぅ……それでも恥ずかしいのは変わらないにゃーーーー!///」



終わり








GJ


いい話だった

安価が良かったね

おつ

凛ちゃんまじえんじぇー

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