先輩「祝・エア将棋部発足!」後輩「は?」 (9)

ーファミレスにてー

先輩「俺達とエア将棋部に……」

先輩「カンパーイ!」

後輩「……」

先輩「おいおい、そう沈んだ顔をするな。折角可愛い顔をしてるのに、台無しだろう」

先輩「ほら、烏龍ソーダで乾杯しようじゃないか」

後輩「イケメンに釣られた私が馬鹿でした……」

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先輩「ん? 俺が何だって?」

後輩「素敵な先輩がこんな意味不明な部活の部長だなんて……」

先輩「じゃあ何故君は部員になったのかな?」

後輩「だって先輩が『俺と二人で新部活やろう』って言うもんだから……」

先輩「なに、セックス部とか期待してたの?」

後輩「ばっ馬鹿! 公共の場でそんなHな話題……///」

先輩「まぁいい」

先輩「どちらにせよ、君にはエア将棋のプロ棋士になってもらう」

後輩「あの~……」

後輩「そもそもエア将棋部って何ですか?」

先輩「決まってるだろ」

先輩「名の通り、駒と将棋盤の無い将棋をする部活だよ!」

後輩「それって、ただ二人寂しく正座して向き合ってるだけじゃないですか……」

後輩「それと部室は取れたんですか? 顧問は? 5人以上じゃないと部活として認められないのでは?」

先輩「質問は一つだけに絞れ!」

後輩「んーっと、じゃあ」

後輩「部室、教えて下さいよ」

先輩「部室は……茶道部がいつも使ってる和室の一角な」

先輩「心配するな、茶道部は了承済みだ」

後輩「いや、そーゆー問題で無くてですね……」

後輩「それ部屋じゃなくてスペースでしょうが!!」

先輩「スペースではない、茶道部と共同で和室を使うだけだ!」

後輩「もうそのまま茶道部に入っちゃえよ!」

先輩「部員に関してはこれからゆっくり増やしていく」

先輩「ノルマとしてはあと一ヶ月で五人達成」

後輩「どう考えてもムリでしょ!」

先輩「為せば成る! ポスターでも作って新入生の廊下に貼りまくれ!」

後輩「いやムリですって!」

先輩「そういやお前、時間大丈夫か? もう22時だぞ」

後輩「あぁっ! もうこんな時間!? 早く帰らないとお母さんに」

先輩「あのさ」

先輩「俺ん家寄る? 今親もいないし泊まってけば?」

後輩「え……?///」

先輩「別に無理にとは言わない。家こっから遠いんだろ?」

後輩「ちょっとお母さんに連絡入れときますね///」

目隠し将棋というものがあってだな
(7六歩、3四歩、とかをお互いにいうだけで将棋板や駒を使わないで指す)

あらら(-。-;
ちょっとこのSSナシで
HTML化出しときます

何だ、てっきり

先輩「エア将棋部に入らないか!?」
新入生「目隠し将棋専門ですか?なかなか凄いですねぇ」
先輩「え?」
後輩「え?」
新入生「え?」

かと思ったのに

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