モバP「フツウの日々」 (24)
P「?」
柚「?」
http://i.imgur.com/6dXEk5s.jpg
柚「Pサンどうかしたー?」モグモグ
P「ああいや、財布を出そうとしたら…よっ。ポケットに百円玉が入ってた。あれ、財布に穴…ってわけでもないよな」
柚「おー。ラッキーだ」
柚「へへっじゃあこのデザートとかどうカナー。いまなら他の料理とセットでひゃくえんだって!」
P「なんで使う前提なんだ」
比奈「お、いいでスねー。私この味がいいな…」つん
http://i.imgur.com/fvDlI4H.jpg
楓「おー。おいしそう…」
http://i.imgur.com/Xo3boBq.jpg
仁奈「仁奈はですねー、えっとですねー」
http://i.imgur.com/vnDATcB.jpg
P「……百円か?」
柚「ひゃくえん!」
柚「仲良くみんなで分けるといいよー!」にぱー
P「…。なるほど」
柚「うんっ」
柚「というわけでこれーっ。すいませーん」
比奈「む、ちょっと柚。私はこれだと思うっスよ…」
楓「ううん、きっとこっちの方が…」
仁奈「おねーさん方は分かってねーですね。こっちでやがります」
P「……仲良くしろよ」
・シリーズ
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柚「むふー♪」ウマー
柚「…ン?Pサン食べてるー?」
P「いや俺はいいよ。俺まで食べると、すぐなくなっちゃうだろ」
柚「んっだめだよ!これPサンが買ってくれたんだし、一緒に食べよー!はい、あー」
P「う…。あ、あーん」
柚「あーん♪えいっぱくー」ガスー
P「むぐ…ん、おいしい」モグ
柚「でしょー」フフー
P「……なんで柚が誇らしげに」モグモグ
柚「へへっ」
柚「柚が食べさせてあげたからトクベツな味がしたんだよっ。…な、なんて!えへへっ」にぱっ
P「…ん、そっか…そうかもな」
P「ありがとう」
柚「う、うん。へへー…」
比奈「甘いス」
楓「甘いですねー…」ウン
仁奈「ぱくぱく」
P(…甘いな…これ)モグモグ
柚「…えへへー…」テヘテヘ
比奈「もぐ」
P「比奈もちゃんと食べてるか?」
比奈「もぐぐ」コクコク
比奈「食べてまふよー。このとーりでふ」モグモグ
P「食べながら喋らないの。…いや、それデザートだろ。ご飯は食べたか?」
比奈「ぎくっス」
P(分かりやす…)
比奈「いや、これは小休止で…もごもご」
比奈「あ、そういえば、そろそろ梅雨でスかねー。いいでスねー。ジメジメした季節ってほっとしまスよねー」
P「いやまだ先だろ。話の逸らし方が下手すぎだ、お前」
P「…」
P「ほら、あーん」
比奈「…ふ?」モゴ…
P「これ食べ切るまで比奈はデザート禁止。ほらーはやくーこれ食べないとデザート食べられないぞー」
比奈「もごご(い、いやそれ以前にそれが恥ずかし…)」モググ
比奈「ごくんっ。わ、分かったっス!た、食べまスからー…あ、あむっ」//パク
P「よしよし」
比奈「うむぅ…」//モグモグ
柚「比奈サン可愛いですナー」ニヨニヨー
楓「ほんとにね」フフ
仁奈「P!仁奈にも食べさせてくだせー!」
P「はいはい」
比奈「……」モグモグ
比奈「……//」エヘヘ…
仁奈「あーん」
P「あーん」
比奈「そういえば仁奈ちゃんのキグルミって…ふえる一方ですけど、ロッカールームは大丈夫でスかね?」
P「……そろそろキグルミルームが必要かな…」
仁奈「ぱく」
仁奈「えへへ。仁奈のモフモフな日々は絶賛しんこうちゅーでごぜーます。なにとぞ応援くだせー」モキュモキュ
P「応援はするけど…」
柚「今度は仁奈チャンのきぐるみ対策でお引っ越しかなー」ヘヘー
P(すごい理由だな)
仁奈「仁奈とっぷあいどるめざすです!」
P「この流れでいわないで」
楓「……」クスクス
楓「……」モグ、モグ
柚「帰るまえにお手洗い行ってくるー」
仁奈「あ、おねーさん。仁奈もおともするです」
柚「おっ行くかい。よーしいこいこー」モフン
比奈「私も行ってきまスね」ガタ
P「うん」
楓「……」モグ、モグ
P「楓さんゆっくりで大丈夫ですよ」
楓「…あ、…ふふ。はい。ありがとうございます…」ニコ
楓「……あの、サイゴに一つ…注文しても、いいですか?」
P「え?」
楓「はい。これ…もってください」
P「??」
楓「あーん」
P「…、あーん」
楓「あむ。…ふふ、ありがとうございます」ニコニコ
P「いえ。もう十分ですか?」
楓「はい。おなかいっぱいになりました」
P「そうですか。よかった」
<アリガトウゴザイマシター
柚「おなかいっぱいー」トコトコ
柚「おっ。ちょうどいいところに公園が!」
P「公園くらいどこにでもあるだろ」
柚「そしてちょうどいいことに柚はラケットのよーいが!」ペカー
P「いつも持ち歩いてるだけだろ」
柚「仁奈チャンバドミントンしよー」
仁奈「はーい。もーおねーさんはしょうがねーですねー」モフモフ
楓「プロデューサーはしないんですか?」
P「…まあ誘われれば」
比奈「……」トコトコ
比奈「?あう」…ペチ
P「?どうした比奈」
楓「?」
比奈「あ、いえ…その、まえからなにか飛んで…」ヒョイ
輝子「あ、あ…フヒ…う、うちの子が、ども…し、失礼しま、した……フヒ」ペコペコ
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P「うちの子って茸かよ」
輝子「フヒ?」
ひゅーん
仁奈「??」
柚「わ、なにか飛んで来たかも。えいっ」パコー
小梅「わわ…」パコ
http://i.imgur.com/fKTAnyP.jpg
柚「おー小梅チャンだっ。おはよー。バドミントンのれんしゅうかなー?」パコン
小梅「は、はい。…えへ、おはよ…あの子と、特訓ちゅう…です…えい」パコ
仁奈(??どうしてなにもないところから羽根が返ってくるです…?)
幸子「プロデューサーさんじゃないですか。こんにちは」
http://i.imgur.com/flGxB2Z.jpg
P「こんにちは」
輝子「ご、ごめんね…比奈さん。そうか、みょうにキノコたちのテンションがあがってたのは…比奈さんが近くにいたからか…フヒ…」ポコポコポコ…
比奈「おお。それは嬉しいでスねー。いえいえでスよ」ナデナデ
楓「二人もお昼ごはんかなにかだったのかしら…」
幸子「はい。今日はボクがカワイイということで、お弁当をもって公園にお出かけに来たんです」フフーン
P「へー」
ぽん
仁奈「?もぷ」
美玲「おはよ」
http://i.imgur.com/sOwUIBI.jpg
仁奈「わー。美玲おねーさんでやがります。おはよーごぜーます」にぱ
美玲「うん」
美玲「暇ならウチと遊ぶか」
仁奈「はい!えへへーいいですねー」
仁奈「それにしても美玲おねーさんが素直に遊ぶかーってさそってくれるなんてめずらし――いてーですいてーです」
美玲「なにか言ったかーこのー」プニプニ
仁奈「いってねーれふ。なにか言おうなんて飛んで行っちまいやがりまふた」アウー
柚「柚すまーっしゅ」ペチッ
小梅「…あ、あの子ろぶー」モサァ
楓「…」
比奈「そ、それにしても元気いいっスね。梅雨になるとどうなるのかな…」ポポポコ
輝子「い、いまから楽しみ…フヒヒ」
P「…いま引っ越すような余裕はないからな」
楓「…」
美玲「借りてもいいか?」
柚「どぞどぞ!というか一緒にしよーよ!」
美玲「あ…お、オウ。ありがと…」
小梅「う、うん。これで…ごにん…?あ、あの子は……審判するって…」
柚「おおっアリガトー」ペカー
仁奈「??だからどの子でやがります?」
楓「…」
楓「…」
幸子「楓さん!」ポフ
楓「幸子ちゃん?」
幸子「今日はいいお天気ですね。なのでボクもカワイイです!」
P「なに言ってんだ」
楓「…うん。そうね…幸子ちゃんは、可愛いね。…ありがとう…ふふっ」ナデナデ
幸子「いえいえ!ボクはカワイイですので!」フフーン♪
幸子「そういえば」
幸子「次回の放送で楓さんたちのラジオが大台に乗ると、ちひろさんに聞きました。おめでとうございます」ペコ
柚「あーそぉだっけー」
比奈「そういえば…」
楓「そうだったような?」
仁奈「わーい。たぶんそうでやがります」パチパチ
P「執着ないな」
幸子「そ、その辺りが長く続くポイントでしょうか」
柚「あっそれそれ。そんな感じ?」
P「適当だな」ペチ < フニッ
柚「またタイトルコールしに来るー?」ペカー
P「それまでにタイトルをちゃんと決めておいてくれ」
輝子「……た、楽しそう…だよね…」フヒ
小梅「そ、そうだね…」
P(仕事だけどな)ハハ…
・・・・・
柚「楓サンもたまにはいっしょにしよー」ブンブン
楓「あ、うれしいな。じゃあ」フフ
幸子「輝子さんはどうです?」
輝子「…あ、じ、じゃあ…フヒ…キノコントンで……」
幸子「き、きのこんとんですか」
比奈(こんとんとか輝子ちゃんにぴったりでスね…)
仁奈「くりきんとんみてーですね」モフ
楓「ぷふ」
美玲「あっ」ペチ
小梅「か、楓さん……あぶな…」
楓「にゃんっ」スコーン
美玲「ご、ごめ…当てるつもりじゃ」ワタワタ
P(なにやってんだ)
ワイワイ
P「……」
サアアァァ…
P「…」
P「…よっと」ポスン
柚「やー」パコ
楓「とー」ポコ
小梅「は、はー…」ペン
輝子「キノコントンは……こうやって、飛んで来るキノコと戯れるんだよー……」ポココ
幸子「な、なるほど?…あ、楽しいですね…案外…」…ポコ
輝子「だ、だろ」フヒィハハ
仁奈「あわわわわ」ポコモフ
美玲「……なにやってんだ…。あう」ポコン
輝子「よ、よそ見はだめだよー」フヒ…
比奈(仁奈ちゃんが襲いかかる茸を処理し切れず埋まりそうっス)ナニコレ
比奈「?」
P(コーヒー飲みたいな)ボー…
比奈「…」
比奈「プロデューサー」
P「ん?」
比奈「…よと」ポス
比奈「どうしたんでス?ぼーっとして」
P「…ん、べつに」
P「…まあフツウに…平和だなぁって」
比奈「…」
比奈「そうでスね。平和でス」ニコ
P「うん」
楓「そろそろひっさつわざを…行きます」ヒュ…
小梅「?」
柚「??」
楓「…さー、ぶいに向けて、サーブ。えいっ」パコ
柚「楓サンそれちょっとサブいカモ」スパンッ
楓「にゃうっ」スコーン
小梅(…ひ、ひどい…)
P「…」ヒドイナ…
比奈「あはは」
P「…なんか、いいよな」
比奈「?」
P「大きな舞台にだって立てたし、事務所もそこそこ大きくなった」
P「こうやって…べつに、なんとなく日々を生きているだけでも」
P「いつもと変わらないフツウの日常だけど、ちゃんと前に進んだり、積み重なって、なにかにはなってるんだよな」
比奈「……そうでスね」
比奈「ふふ。なんでも、そうかもしれないっスね」
P「うん」
仁奈「き、きのこ……きのこの気持ちでやがりますか…」ブツブツ…
仁奈「み、みれーおねーさん!になほーしを受け取ってくだせー!」グルグル
美玲「はッ!?ち、ちょっと待て、それはなんかうれし…くない!」プニッ
幸子「…これはなにをどうすれば終わりなんです?」ポコポコ
輝子「…フヒ……友情に終わりはない…ないよー。だからずっと続ける……フヒ」ポコポコ…
幸子(ボクの友達がなにを言っているのか分かりません)
比奈「わりとフツウでもないでスけどね」
P「それもそうだな」
比奈「…」
P「……」
比奈「…ぷ」
比奈「ふふ、ふふ…あはは」
P「ぷ、はは」
・・・ぽと
柚「あー。Pサーンそれとって欲しいナー」パタパタ
柚「??どうしたの二人ともっ。なんだかすっごく楽しそう!」
P「…ん」
比奈「…」…ニコ
P「…」
P「うん。すごく楽しいよ」
P「柚もたのしい?」
柚「おおっ。よく分かったねー。柚もとってもたのしいよー」にぱー
P「うん。そっか」
柚「うんっそぉだー」
柚「でもほらっ柚と体動かすともっと楽しいんじゃないかなー」ヘヘー
柚「だから、二人もおいでよ!はやくはやくっ♪」
比奈「はーい。柚が言うなら、たまにはちゃんと体動かすっスかねー、私も」
柚「そぉだよー比奈サン!からだ動かすと、あたまもすっきりぴりりーってするよ!」
比奈「なにそれ」クスクス
P「…」クス
楓「ほらほらプロデューサー。早くいっしょにやりましょう?」
仁奈「になほーしでやがります!かまってくだせー!」
P「ちょっと待てになほーしってなんだ」
柚「ねぇPサン♪」
比奈「プロデューサー」
楓「プロデューサー」
仁奈「ねーP」
P「はいはい。いま行くよ」
・・・・おしまい
おわりん。柚祝いが短いものだったのでもう一つ
いつも通りの感じでした。ありがとうございました
おつー
相変わらず柚は可愛いなぁ!
比奈さんの正妻力…おつでした
もうずいぶん長いこと続いてるんだな
幸せな気分になった
乙です
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